イザベラ

ページ名:イザベラ

イザベラ【災いを呼ぶ呪いの娘】

概要

呼称 災いを呼ぶ呪いの娘
陣営 グレイヴボーン
外見年齢 12歳
身長 145㎝
性格

・天真爛漫

・すぐに他人を信じる

趣味 ぬいぐるみ集め
長所

・無邪気な性格

・表面上はすごく付き合いやすいタイプ

短所

姉の過保護のせいで、回りからいい目で見られないが、それでも子供らしい無邪気さを保ち続けている。

しかし時にはその無邪気さ故に平気で残酷な行動に出ることもある

直らない癖 いつでもぬいぐるみを抱きかかえ、幼い頃姉が自分に歌ってくれた歌をぬいぐるみに聞かせる
好きなもの

【生前】

・母が作ってくれたラズベリーパイ

・ぬいぐるみ

【死後】

・ぬいぐるみ集め

嫌いなもの

・大人

・自分と姉の生活に影響を与える人と出来事

故郷 ブライト王国西にある貧しくて閉鎖的な村
現在地 バンティス廃都
関連人物

【姉】

シルヴィナ

【養父】

ベーダン

ストーリー

心を失った少女、イザベラーー

生まれつき特殊な霊能力を持っていた、

ただそれだけで天真爛漫な可愛らしい少女を

地獄の底に突き落としたのだった……。

 

イザベラは姉と両親と共に、

ブライト王国の辺境にある村に暮らし、

毎日姉のシルヴィナと一緒に

畑や野山を駆けずり回るようにして遊んでいた。

 

イザベラが9歳になる頃ーー

特殊な能力を持っているということに気づく。

だけど、このことは姉シルヴィナとの

二人だけの秘密……。

そうすれば平和に暮らしていける、

彼女たちはそう信じていたのだ。

 

しかし、その安穏とした生活は

長くは続かなかった……。

 

ある日ーー

脱走兵や犯罪者が集まってできた強盗集団に

村が襲われたのだ。

村人たちは鍬や鋤で必死に抵抗したが、

まったく敵わなかった。

物資は奪われ、建物は全て焼き尽くされ、

抵抗する者は一人残らず殺された。

そんな残虐な殺戮が行われ、

イザベラたちはただ家の中で震えて

助けを待つことしかできなかった。

しかし……。

強盗たちは姉妹の目の前で

彼女たちの両親を殺し、

村の入り口に串刺しにしたのだ。

その瞬間、

イザベラの中で不思議な力が突然覚醒して……。

気づけば、彼女の目の前には

殺されたはずの村人たちが立っていた。

しかし、彼らは生きた人間ではなく、

亡霊だったのだ。

いわゆる怨念とでも

言うべきものであったはずだが、

イザベラは不思議と怖くはなかった。

亡霊たちの声を聞き入れると、

怨念の力が彼女の身に次々と宿っていき……。

イザベラは復讐の力を手に入れたのだ。

彼女の目が美しく妖しい碧緑に輝くと、

視界にとらえた強盗の生命力を全部吸い尽くし、

みるみるうちに萎え、干からびていった。

強盗たちは非道な行いの代償として

魂を支払うこととなったのだった……。

 

だが、村を救ったイザベラに

さらに過酷なものが突きつけられるーー

 

彼女の能力を目の当たりにした

生き残りの村人たちは、イザベラの力に怯え、

悪魔に呪われた子だと思い込んだのである。

そして強盗に襲われたことすらも、

彼女の呪いのせいだと決めつけたのだった。

誰かが声を上げたその瞬間、

イザベラに石が投げられる。

それをきっかけに、

次々と石や鋭利な物が投げられ、

イザベラは傷ついていく。

姉のシルヴィナが必死に止めるも、

村人たちはエスカレートしていき、

焼き殺そうとまでしたのだ。

シルヴィナは村人たちの隙をつき、

命からがら村から逃げ出すことに成功する。

 

二人は孤児の身となり、

ベーダン男爵によって居場所を与えられるまで、

厳しくつらい放浪の生活を

送ることとなるのだった……。

その惨劇と人の理不尽さに

彼女は感情を失い、

人のことを完全に信用できなくなってしまった。

 

それからーー

死霊魔術を研究していたベーダン男爵の導きで、

イザベラの力は徐々に覚醒し、

その小さな身体にそぐわぬ、

恐ろしい死の力を宿していったのである。

 

「ねえ、あなたにも聴こえる? 

亡霊さんたちの泣き声が……」

 

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