キャット【キラーファントム】
概要
呼称 | キラーファントム |
陣営 | ヴェルディア連盟 |
ストーリー
ヴェルディア連盟の多くは
温厚で大人しい性格の持ち主で、
外の世界とつながりたいと望んでいる者は
ほとんどいない……。
しかし、おてんば娘のキャットは違う。
その名の通り彼女は猫のように好奇心が強く、
ユグドラシル以外の世界にいつも興味津々。
森から出てはいけないという
ヴェルディア連盟の掟をいとも簡単に破り、
『ヴィジランツ』のパトロールの目を盗んで
こっそり森を抜け出していたのだ。
外の世界は、キャットにとって
とても刺激的で面白い場所だった。
それと同時に、危険な場所でもある。
しかし、キャットは機敏で勘がよく働くため、
危険をすぐに察知し、
するりとかわしてきたのだった。
傷一つなく外の世界からキャットが帰還すると、
その知らせを受けた友達が
こぞって彼女の周りに集まる。
なぜなら、
ユグドラシルでは見たことのないような
変わった道具を
外の世界から持ち帰ってくるからだ。
キャットは、その道具を友達と分け合いながら、
外の世界について心から楽しそうに話すのだった。
しかしーー
『ヴィジランツ』も彼女に
やられっぱなしのままではなかった。
ある日のこと……。
いつも通りパトロールの目を盗んで
森の外に出ようとしたその時ーー
キャットは『ヴィジランツ』の指揮官である
ライカに捕まってしまったのだ。
だが意外なことに、
ライカは彼女に処罰を与えるどころか、
これからも自由に森の外に出てよいと
許しを与えたのだった。
大喜びのキャットだったが……。
「ただし、条件があります!」
ライカに言い渡された条件とは、
キャットが『ヴィジランツ』に入隊すること、
諜報員として外の世界の情報を収集して
持ち帰ることの2つだった。
ライカの考えはこうだった。
キャットをユグドラシルの世界に
閉じ込めておくより、
その比類なき才能をヴェルディア連盟のために
発揮させたほうが有益だと思ったからだ。
ましてや、破滅の深淵の封印が解け、
カタストロフの勢力が再び盛り返して
きているこの時期は、
いかなる情報も見過ごすことはできない。
森を、ユグドラシルを守るため、
ライカはキャットと手を組むことを
決意したのだった……。
そうして、
キャットは『ヴィジランツ』に
入隊することになったのだった。
『ヴィジランツ』の訓練は
決して優しいものではなかったが、
キャットはその厳しさを乗り越えたのだ。
その訓練の中で、
ライカはキャットに新たな力を見出し、
多くの能力を引き出したのだった。
そうして……
キャットは立派なアサシンとなったのだ。
ネコ科の動物特有の素早さと平衡感覚を武器に、
音を立てず敵に接近し、
相手がキャットを認識する前に殺す。
そのため、
カタストロフの中では、
正体不明の何かに仲間が殺された、
何かはわからない……という噂が広まった。
キャットは一度狙いを定めた獲物は、
決して逃さない……。
彼女の優れた暗殺手腕のおかげで、
ヴェルディア連盟は
カタストロフとの戦いにおいて
多くの勝利を収めたのだった。
「猫だからってニャめてると、
痛い目見るニャよ!」
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