グリーズル

ページ名:グリーズル

グリーズル【ドゥームガード】

概要

呼称

・バンティス帝国ロイヤル・ガード最高指揮官

・ドゥームガード

陣営 グレイヴボーン
外見年齢 28歳
身長 193㎝
趣味

・訓練

・国王に仕える事

好きなもの 国王陛下
嫌いなもの 国王陛下と敵対する全て
故郷 バンティス帝国
現在地 バンティス
現在の身分 フォールンキングの衛兵
関連人物

【君主・永遠に追い求める信念】

トーラン

ストーリー

とある帝国の皇帝に仕える、

近衛兵団の最高指揮官であるグリーズル。

かつてはそう言われていたのだったーー

 

その昔……。

皇帝への忠誠心を養うために、

グリーズルの家族は

幼い頃から彼を宮廷に預けていた。

皇帝はとても寛大で、

彼を息子のように可愛がり、

皇子たちと一緒に遊び、

成長することを許していたのだ。

 

やがて時は過ぎ……。

成人になったグリーズルは近衛兵団に入り、

神聖なるブライト教会にて王家への忠誠を誓い、

自らの命を引き換えにしてでも、

絶対に皇帝を守ると誓ったのだった。

グリーズルの忠誠心はとても高く、

自分の身を盾にして

毒矢から皇帝を守ることもあるほどだ。

 

そして、月日は流れーー

とある晩餐会で大事件が起きてしまう。

長い間帝位を狙っていた、皇帝の弟

エドウィンがついにその野心を表し、

反乱を起こしたのだった。

グリーズルは命がけで皇帝を護ろうとしたが、

仲間の近衛兵から攻撃を受ける。

突然のことで、何が起きているのか

理解が追いつかなかった。

生暖かい血が背をつたい、

床に滴り落ちた時ーー

初めて気づいたのである。

近衛兵のほとんどが、

エドウィンに買収されているということを。

それでもグリーズルは諦めなかった。

皇帝を守るため、国を守るため、

必死に剣を振るうも多勢に無勢……。

剣を握る力もなくなり、

その場に倒れ込んだその瞬間ーー

1人の近衛兵がグリーズルの背中に

ナイフを突き刺したのだった。

 

だんだんと意識が遠のいていく中……。

皇帝が反乱軍によって

目の前で殺されたのを見てしまう。

生死の境をさまよっている時、

彼の心の奥からとある声が聞こえてきたのだ。

その声は魂の取引を提案してくる……。

グリーズルはその取引の代償を

よく理解していた。

だが、他に選択肢は彼にはなかったのだ。

 

そうして、

復讐心によって、取引を受け入れると……。

 

グリーズルは音もなく立ち上がった。

しかし、これまでの彼ではない。

この世のものでない姿に変わり果て、

死の気配が漂っていたのだ。

復讐の鬼となったグリーズルは、

武器を振り回し、再び敵陣へ攻め込んでいった。

不死となったグリーズルに敵うものはおらず、

反乱軍は次々に殺されていく。

だが、恐ろしいのは彼だけではなかった。

グリーズルに殺された反乱軍の死体が、

血肉をまき散らし始めるのだ。

骨だけとなったそれは、

ゆらゆらと動き出し、

スケルトンソルジャーとなって

グリーズル指揮のもと

反乱軍を1人残らず虐殺したのだった。

こうして反乱の首謀者であるエドウィンと、

反乱軍全員が死の制裁を受けた。

 

復讐を果たしたグリーズルは、

皇帝の死体を抱いて、

宮廷から立ち去ったという……。

そして、行方もわからなくなっていた。

 

時は流れーー

帝国で起こった大虐殺が

過去の話となった頃……。

グリーズルの目撃情報があったのだ。

彼は荒れ果てた誰も近づかない巨大な墓地で、

冠をかぶっている骸骨のそばに立ち、

いつまでも忠誠を捧げ続けているという……。

 

「死は終わりではない。新たな始まりだ」

 

スキン【忠実たる親衛】

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