ソリス【花木の使者】
概要
呼称 |
・花語り ・優れた植物学者 ・花木の使者 |
陣営 | ヴェルディア連盟 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 168㎝ |
趣味 |
・自宅にある薬草小屋で植物研究 ・薬草の配合 |
好きなもの | 植物に関する全て |
嫌いなもの | 森を穢す存在 |
故郷 | ユグドラシル |
現在地 | ユグドラシル |
現在の身分 | ユグドラシルの自然を守る花語り |
関連人物 |
【森の友達】 ・アルマス 【親友】 ・タシー |
ストーリー
「ソリス以上にこの森の花木を愛するものは
他にいないだろう」
樹木の精霊であるアルマスがこう言うほど、
ソリスは花や木を愛しているーー
大多数のヴェルディア連盟の民は、
万物には皆、魂が宿っていると信じている。
他の種族が聞けば、
おかしく思われるかもしれない。
だが、ユグドラシルのもとで暮らす民は、
デューラの祝福を受けているため、
生まれつき自然の万物と親和性を持ち、
強い絆で結ばれている。
鳥や獣、花木、石、水、風……。
種族により若干の違いはあるものの、
すべての自然と共鳴することができるのだ。
風と繋がりがある者は、
ヴェルディア連盟のために様々な情報を集め、
野獣と繋がりがある者は、
獣を率いて森の平和を守り、
花や木と繋がりがある者は、
ユグドラシルの生態維持を任されている。
そして、彼らはそれらを体現するかのように、
独特な見た目をしていることが多かった。
ソリスは中でも特に花や木との繋がりが強く、
植物と言葉を交わすだけでなく、
それらの霊体を召喚することもできたのだ。
彼女の最大な特徴といえば、
長い9本の尻尾である。
色んな動物の命の素が少しずつ合わさって
できていると言われている。
そのため、
尻尾にはそれぞれ異なる感覚器官があり、
花びら一枚や種からも敏感に声を
感じ取ることができるのだ。
ユグドラシルで、
マントを着用し、花や木に話しかけながら
はしゃいでいる少女を見かけたなら、
きっとソリスだろう……。
だが、それ以外の大部分の時間は、
自分の薬草小屋で過ごしていたという。
彼女は植物の研究や薬草の配合も
得意としている。
もし植物と語り合う能力がなかったら、
植物学者になっていたかもしれない。
ソリスは多くの植物の生態や
薬草の知識に精通していて、
植物の薬理作用も熟知している。
そのため、彼女の作り出す薬草は、
傷を癒すためのものもあれば、
人の神経を麻痺させ、
幻覚を見せたりする危険な物もあるのだ。
ある日ーー
ソリスは強い苦痛を感じ取ったのだった。
(イヤダ、イタイ、ヤメテーー)
慌てて小屋の外に出てみると、
草花が悲痛な叫び声を上げながら、
どんどん枯れていくのだ。
そう……この時、
まさに邪悪な力がユグドラシルを
侵食しようとしていたのだった。
友達である植物たちが
苦痛の中で枯れていくのを
黙って見ていることなんてできない。
ソリスは、すぐさまヴェルディア連盟の
仲間たちのもとへ急ぐ。
そして……。
森の平和のために、
今もなお戦い続けているのだったーー
ドリーのコーナー
ソリスは生まれながらの花語りで植物と親和性を持っており、そのため、生き生きとした植物のようなエネルギー、勇気、優しさ、愛を持ち合わせている。
外見とは裏腹に、ソリスは研究熱心で、部屋に引きこもって本の世界に没頭する熱心な研究者である。
ソリスの植物に対する研究と愛は人一倍強い。
しかし人間関係はとてもシンプルで、あまり社交的ではない。
人と話すよりも花や植物に語りかけるのが好きで、少なくとも植物はソリスにこの上ない安心感を与えている。
ユグドラシルで生まれた樹霊であるアルマスは、そんな楽天的で陽気に見えて、実は内気なソリスには特に寛容で暖かく見守っており、ソリスの数少ない友人となっていた。
ソリスはなにか新しい研究成果や発見をすると、真っ先にアルマスの所に駆けつけた。
またアルマスとの出会いによって、ソリスは段々と勇気と決断力を身につけるようになった。
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