サテラ

ページ名:サテラ

サテラ【紅蓮の踊り子】

概要

呼称 紅蓮の踊り子
陣営 ババリア部族
種族 キツネ族
年齢 15歳(アンダンドラに出会った時は7歳)
身長 168㎝
趣味 魔法の焔で魚を焼くこと
好きなもの オートケーキ(ブードゥー神殿で配られる主食で、初めてアンダンドラからもらった食べ物)
嫌いなもの サンドクロー
故郷 棘の崖に近いところで、緑豊かなオアシスの隅にある軍属安置所
現在地 ブードゥー神殿
現在の身分 ブードゥー神殿の火の魔道士
関連人物

【憧れの人】

アンダンドラ

【師匠】

ヌミス

ストーリー

強く凛々しいババリア部族の女戦士に

救われた少女、サテラーー

今度は自分がその人を救いたいと、

日々修行に奮闘しているという……。

彼女の傷を癒す方法は、きっとただ一つ……。

 

ヴ―ドゥーの秘術を扱うウィッチドクターである

ヌミスは、こう語る……。

 

「サテラの陽気な表情の下には

勇敢で強靭な内心が隠されている」

 

ヴ―ドゥーの神殿で

火の祈り子をしているサテラは

陽気で明るく見えるが、

それは悲惨な過去を表に出さないように

取り繕っているにすぎなかった。

だが、そんな彼女を救い出した者が

いたのだった……。

 

その昔ーー

サテラの父親が脱走兵だったせいで、

幼い頃から奴隷としてある軍人宅で

働かされていた。

その軍人は、女の子だろうが幼かろうが構わず、

過酷な労働を強いていたのだ。

それでも少女は耐えるしかなかった。

なぜなら、働かなければ軍官から

激しい虐待をされるからである。

こんなつらい日々は、

幼い彼女の心をひどく傷つけ、

やがて言語能力を失ってしまったのだった。

ババリア部族の間で、

奴隷は合法的な私有財産であるが、

軍官の残虐性は目に余るものがあった。

その不満は奴隷たちの中で大きく膨れ上がり、

とある画策を企てていたのだった。

 

そして、その時が来たーー

奴隷によって反乱が起こされたのだった。

この混乱の隙にサテラは逃げ出したが、

タスタン砂漠をさまよってしまい……。

だがやがて体力も尽き、

水辺のそばで気を失ってしまった。

 

ふと、気がつけば、

見知らぬ天井が見える……。

視線をずらせば、そこには鋭い目つきをした

若い女戦士がいたのだった。

その人の名はアンダンドラというらしい。

 

はじめは、知らない土地で

知らない人たちに囲まれ、

怯えていたサテラだったが、

自分に危害を加えないということがわかり、

徐々にこの場所の環境にも慣れ始めてきた。

 

どうやらここは、滅多に入ることのできない

ババリア部族の聖地でもある

ヴ―ドゥーの神殿だった。

そして、アンダンドラという女戦士は、

神殿武士となるため、

この場所で育てられ訓練を受けているという。

なによりサテラが驚いたのは、

気を失った自分を救ってくれたのは

そのアンダンドラで、

長老の反対を押し切って神殿に連れてきた

ということだった。

なんとかお礼を言いたい……だけど、

彼女はまだ話すことができなかったのだった。

 

アンダンドラは日常の訓練以外の時間、

ずっとサテラの世話をしていた。

過酷な訓練をしてお腹が空いているだろうに、

自分の食事の半分を分け与えてくれるのだ。

断ろうとしても、

疲れすぎて食べられないと言って……。

そして、薬も毎回持ってきてくれた。

サテラが悪夢にうなされていると、

アンダンドラはすぐに駆けつけ、

そばで見守っていてくれたのだった。

そんなアンダンドラを見ているうちに、

サテラの警戒心は徐々に解け始めていき……。

失われた言語能力が戻りつつあったのだった。

アンダンドラの過酷な訓練で鍛え上げた

強靭な意志と気質がサテラにも染まっていき、

彼女はだんだんと明るく陽気になっていった。

 

しかし平和な日々も長く続かなかったーー

 

あの残虐な軍官がサテラの居場所を突き止め、

連れ戻しにきたのである。

アンダンドラはサテラの自由を守るため、

神殿の誓いを背き、軍官に決闘を申し込んだ。

ババリア部族は決闘を申し込まれたら、

必ず戦う種族だ。

接戦を繰り広げ、勝利こそしたものの、

誓いに背いたアンダンドラは

流刑地へ追放されてしまうのだった……。

 

アンダンドラが追放される前、

サテラを最も信頼していた長老に託し、

神殿を去って行った……。

 

それからサテラは長老の学徒となり、

アンダンドラのように

強い意思の持ち主になることを決心した。

サテラは長老から巫女の踊り、

祈りの術などを会得していき……。

アンダンドラの影響もあってか、

情熱あふれる性格になり、

言語能力も完全に回復した。

だが、心の奥深くに潜んでいたトラウマは、

完全になくなっていない……。

きっとサテラが本当にトラウマを

克服することができるのは、少し先のことーー

 

サテラはもっと自分を鍛え、

流刑地に行って母親のように世話をしてくれた

アンダンドラを連れて帰ろうと決意する。

 

運命を大きく変えてくれた人を

救うために……。

 

ドリーのコーナー

【過去】

幼少期の悲惨な遭遇によりサテラは信頼と安全感が欠けており、性格が非常にセンシティブだった。

【現在】

楽観的で明るく、ブードゥー神殿の厳粛な雰囲気に活気を吹き込んでいる。

勇敢で強い心を持ち、目的のためにはどんな困難にも耐えられる。

【ある出来事】

子供の頃、悪夢にうなされていた時にアンダンドラに看病され、よくアンダンドラの毛皮のような尻尾を枕代わりに眠っていた。

大人になってもアンダンドラの尻尾の気持ちよさが忘れられず、会うたびにこっそり触ろうとしている(成功したことはない)。

 

スキン【冬の子サテラ】

 

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧