サフィア

ページ名:サフィア

サフィア【呪縛の女王】

概要

呼称 呪縛の女王
陣営 ババリア部族
関連人物

【同盟】

アンキーラ

ストーリー

女王になるためなら手段は選ばないーー

黒翼族の女王サフィアは、

全ての権力を我が手中に入れるため、

常に画策している……。

 

その昔ーー

母系制である黒翼族の先代の女王は、

愚昧でうぬぼれ屋だった。

サフィアはずっと不信感を抱いていて、

必ず自分が女王になってやろうと考えていた。

狡猾な野心家である彼女は、

無邪気な笑顔で近づき、相手を油断させ、

堕としてく……。

彼女がどれほど計算高いかは、

誰にもわからなかった。

 

サフィアは女王になるため、

密かに力を蓄積していたのだ。

権力欲と支配欲に取りつかれた彼女は、

未知の異次元パワーに手を出したのだった。

 

「禁忌の魔法を披露しようかのう」

 

宇宙の闇から禁忌とされていた魔力を吸い取り、

その力を利用して自身の支持者を丸め込むと、

サフィアの周りには支持者が増え続けたのだ。

そして……ついに彼女らは反乱を起こして

王位を簒奪したのだったーー

 

弱肉強食のババリア部族において

簒奪は批判の対象ではないが、

王位はなかなか安定しなかったのだ……。

若いサフィアは悪だくみは得意なものの、

将来のことを見通す力は、からきしだった。

女王になるためには必要な力であったが、

目先の利益しか見えていないサフィアには

なかなか理解できないことだった……。

 

そんなある日ーー

反乱で命を落とした先代の女王に忠実な者は

常にサフィアに不満を抱いていて、

復讐の計画を始めたのだ。

そうして……予想通りに

反乱が再び起こってしまった。

即位したばかりで体制が整っていないサフィアは、

この攻撃をもろに食らう。

勢力を大きく削られ、

彼女自身も亡命を余儀なくされた。

自分を殺そうと

連日追いかけてくる反乱軍から逃れるため、

彼女は最後の手段で、

土蜘蛛族の巣に身を隠したのだった。

 

土蜘蛛族とは自分の領土を固く守り、

侵入者を決して許さない。

巣に入ってしまった者は糸で捕まるか、

猛毒によって骨まで溶かされてしまうのだ。

 

しかしサフィアは傷つくどころか、

大勢の土蜘蛛族部隊を率いて反乱軍を討伐し、

再び黒翼族の王座へと戻ったのだった。

土蜘蛛の巣の中で、

何が起こったのか誰にもわからない……。

きっとサフィアがアンキーラに

うまい話を持ちかけ、

盟約を結んだことは間違いないだろう。

 

それから……。

サフィアは前回の失敗を教訓にして、

慎重に事を成すようになった。

しかし野心家である彼女は今回のことで、

支配欲と権力欲がより一層強まっている。

ただの黒翼族の女王ではもの足りなくなり、

ババリア部族の中心に立ちたいと考えている

彼女は新たな計画を企てるのだったーー

 

「信仰なんてものより、

権力の方がずっと魅力的だ」

 

スキン【風の珠玉】

 

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