カザード【フローズンテラー】
概要
呼称 | フローズンテラー |
陣営 | カタストロフ |
ストーリー
カタストロフとは、
もともと悪魔であった者もいれば、
そうでない者もいる……。
かつてカザードは、
優秀なエレメントガーディアンだったーー
シリウスが誕生するよりも前に、
カザードも同じように荒波から生まれていた。
そして、神々から高潮のガーディアン
という使命を与えられる。
カザードは他の4名の
エレメントガーディアンとともに
自然の生態を調和させ、
自然界の元素の均衡を維持していた。
彼らはそれぞれ自然界五大元素パワーである、
高潮、烈火、岩盤、狂風、蒼翠を代表した。
エレメントガーディアンは大自然の中で生まれ、
寿命が来ると、元素と化して自然へ還る。
そしてまた新たに、
エレメントガーディアンが生まれ、
その使命を引き継ぐのである。
カザードは先任であったサリストから
使命を受け継ぎ、海の生態を守る責務についた。
神々から与えられる神聖な使命は、
彼らにとっては誇りであり、
生涯かけてまっとうするものである。
だが……。
カザードは意図しない運命へと
引きずり込まれることになるーー
カザードが海の中を巡遊していた時、
深海の奥から不思議な声がしたのだ。
低く唸るような声で、
どこか苦しそうだった。
よく、耳を澄ましてみれば、
この世界が誕生した真相と
その背後にある未知の領域のことを語っていた。
「未知の領域に踏み入ってはいけない」
エレメントガーディアンに任命される時、
神々からそう教えられていたため、
知ろうとも思っていなかったし、
知るすべも持っていなかった。
思いも寄らないところから真実を知った
カザードはひどく落ち込んでしまう。
これまで自分は、
神に選ばれし者だと思っていたが、
深海から語りかける『真実』によれば、
いかに自分が儚い存在であるかを知る。
それまで聞かされてきた事実は全てが偽りで、
自分を創造した神々でさえも
偽りであるかのように感じてしまい……。
「もっと知りたい、真実を」
カザードの心は変わり始めたーー
彼はもう、正常な理性を持って
この世界を見ることができない。
そして……。
声に導かれて深海の奥へと潜っていった。
そこには巨大な柱が連なる海底遺跡があった。
遺跡の中で、
カザードは半分昏睡状態に陥っている
本当の神と出会ったのだ。
神の髭は氷の蛇へと変身し、
カザードの周りをゆるゆると回り出した。
不思議と恐怖心はなく、
それを受け入れていると、
自分の体に変化が表れ始める。
カザードの液状の体はだんだんと凍りつき、
永遠に溶けない氷へと生まれ変わったのだ。
カザードは悪に堕ちたーー
神々の使命を放棄し堕落した存在へと変身し、
声の指示通りカタストロフの陣営に
身を投じた……。
そして氷の蛇は、
カザードの相棒兼監視役として付き添い、
彼とともに行動するのだった。
カザードは、
悪魔の力を利用して崇拝する偉大な神を
呼び覚まそうと力を注いでいる。
なぜなら、彼は『真実』を知りたいからだ。
どんな犠牲を払ってもいい。
未知の領域の『真実』にだどり着くためならーー
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