モーラル【星々の支配者】
概要
呼称 | 星々の支配者 |
陣営 | セレスチアル |
関連人物 |
【妹】 |
ストーリー
その昔ーーソラ星雲は大災厄に見舞われた。
滅亡の危機に瀕していた時、
星雲自体の生き延びようとする意志により、
とある姉妹神が誕生したのである。
姉がモーラル、妹がオードリーという
名前だった。
ソラ星雲が謎の力で暗黒の淵に
引きずり込まれることを
防ぐことはできなかったが、
幸いソラ星雲の『エッセンス』は残っていた。
そして、姉モーラルの掌で『ソラの心』となり、
宇宙を観測することができるようになった。
星の力は目に見えないが、どこにでも存在する。
輝く星々は、モーラルに星の力を構築できる
能力を授けた。
そのおかげで、星の引力の大きさや
方向を自由に変えることができたのだった。
だが、モーラルは生まれた時から冷たく、
高貴な女王のような存在で、
支配欲に満ち溢れていた。
彼女は、万物の定められた運命のように
すべての星は少しも狂うことなく、
静かに自身の軌道を辿るべきだと
強く思っている。
そのため、自分の思ったとおりに動かないと、
秩序を保つという信念のもと、
粛清を下すのだ。
モーラルの支配下では、
こういった粛清が繰り返されていた。
一方、、同じ星雲で生まれた妹のオードリーは、
ロマンチストで自由奔放だった。
あてもなくスターフィールドを駆け回ったり、
たびたび何をしようとしたのか忘れたり、
突発的な行動が多かったのだ。
「宇宙とは常に変化をする『変数』よ。
モーラル、もしかすると無秩序こそが
この宇宙の本質なのかもね」
モーラルは妹の言葉には答えず、
自分の掌で周り続けている『ソラの心』を
見下ろしていた。
彼女はオードリーが
次に何をしようとしているのか、
まったく予測がつかなかった。
モーラルにとって宇宙とは、
自分の力でコントロールできるもの。
だが、オードリーだけはそれができなかった。
つまり、いわゆる変数である妹を除けば、
すべてはモーラルによって制御できるのだ。
それゆえ、モーラルは妹の言っていることが
わからなかった。
妹以外の制御できない
第二の変数が出現するまではーー
いつものように宇宙を観測していると、
突然、暗黒物質の塊が現れ、
そして次の瞬間には忽然と姿を消したのだ。
なんとも言えない、不可解な出来事に
モーラルは疑問を抱く。
注意深く見てみると、その暗黒物質は、
巨大な引力によって星を粉々に砕き、
さらには星をまるごと飲み込んだのだ。
「あの時と同じだ……」
ソラ星雲にあるほとんどの星が、
この不気味な暗黒物質に飲み込まれ、
砕けていく……。
そして、死にゆく星々の叫びが、
宇宙に響き渡った。
かの昔、ソラ星雲が大厄災に見舞われ、
自分が誕生した時のことを思い出した。
あれは悪夢だった……。
モーラルは、この正体不明な
暗黒物質との戦いを決意する。
だが、この不気味な意識体は
彼女の制御できる範囲を遥かに超えていた。
モーラルは戦いの最中、
エネルギーの衝撃によって大きなダメージを
受けたのだった。
ーーそれから長い間、
モーラルの意識は宇宙空間を漂った。
その中で、オードリーの考える無秩序もまた、
世界の真実の一部なのかもしれないと
考え始めた。
女神デューラが果てしない宇宙の中で
彼女を見つけたのは偶然と言えるだろう。
デューラは自分の力を使って、
重傷の彼女を治癒した。
そうして辿り着いた場所は、
デューラが主神のエスペリア大陸だった。
モーラルはエスペリアの神となる。
彼女は大きな時計を背負った神から
それぞれの宿命について聞いた。
デューラからは、あの暗黒物質について恐らく
『暗黒星界』から
やって来たものかもしれないと教えられる。
『暗黒星界』……つまり、『星々の墓場』は、
星が終焉を迎える時にたどりつく場所である。
ーーカタストロフとの戦いの後、
モーラルは『暗黒星界』の力が
大きくなり始めていることに気がついた。
彼女は星雲間の監視を始めるため、
エスペリアを離れたのだった。
あの得体の知れない暗黒の力が侵入しないよう、
彼女は『暗黒星界』の動きを
常に監視し続けている。
「晴れた真夏の夜、
ユグドラシルの巨木天文台で
星空を観測していると、
星を辿ったモーラルの長い髪を
見ることができるかもしれない」
ーー星の観測者
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