オーデン【星墓の守り人】
概要
呼称 | 星墓の守り人 |
陣営 | グレイヴボーン |
ストーリー
地下牢に幽閉されている男、オーデンーー
彼は、とある禁忌の魔法に手を出してしまい、
魔法研究機構霊魂院の最下層に
封じ込められている。
かつてはブライト王国の
主席魔道士だったオーデンに
いったい何があったというのか……。
オーデンは、魔法に対して貪欲すぎたあまり、
禁じられた黒魔法に手を出してしまったのだ。
そして、伝説とされている『星々の墓場」である
暗黒星界の研究に没頭するようになっていった。
オーデンの行為は度を超えていて、
暗黒星界の秘密がこの魔道士に
力と知識の妄想を膨らませていく……。
強力な呪術により
自分の命を落としそうになってもなお、
彼は研究にのめり込んでいき……。
ついに暗黒星界へと続く亜空間の門を召喚し
逃げようとしたが、
『異端裁判所』に見つかってしまったのだ。
オーデンは問答無用で打首にされ、
首のない体は門の召喚に使われた法器とともに
地下深く埋葬されたのだった……。
一方、オーデンと同じく黒魔法に魅了されている
霊魂院の上級研究者たちは、
オーデンのもとに導かれるようになり……。
彼らはオーデンの墓を掘り起こし、
死体と法器を見つけ出したのだ。
そして、
オーデンの頭に被せた法器に
死霊魔術と黒魔法を融合させた魔術を注ぎ、
長きにわたる降霊儀式を行うと……。
彼の魂が呼び戻されたのだった。
恐ろしい化物が息を吹き返したのである。
法器に3つの邪神の目が浮かび上がるが、
研究者たちは特に気にしなかった。
これが悪夢の予兆だということも知らずにーー
甦ったオーデンは人間でも亡霊でもなかった。
暗黒星界の魅力に取り憑かれた彼は、
人としての心を蝕まれている。
この化物が唯一従うのは
『星々の墓場』のとある存在だった。
暗黒星界の扉を開く儀式の完成が
破滅の始まりだったのだ……。
死霊魔術により、オーデンは甦った時に、
新たに強大な力を得ていたのだ。
3つの邪神の目が完全に開くと、
オーデンは生前召喚しそこねた亜空間の門を
召喚したのだ。
その直後、雷鳴が大地を直撃すると……。
霊魂院の上級研究者たちは
恐怖で身動きもできなかった。
これは殺戮などという生易しいものではなく、
完全壊滅の魔法だったのだ。
亜空間の門の中で回る渦は、
研究者たちを未知の空間に連れ去り、
二度と戻ってくることはなかったという……。
オーデンは喜びに満ち溢れていた。
念願の魔法がついに完成したのだと。
だが、その喜びは長くは続かなかった。
その日ーー
魔法研究機構霊魂院がある、
バンティスの荒野では……。
オーデンが召喚した
亜空間の門の力があまりにも強大で、
上空にこの波動が伝わってきたのである。
気づいた『トゥームガード』はこれに驚き、
最も優れた暗殺部隊をオーデンのもとに
送ったのだった。
そうして……。
なんとかオーデンを霊魂院最下層の地下牢に
封じ込めることができたのだ。
それからというもの、
誰もオーデンの姿を見たものはいないという。
生きている人間は決して近づかない
死者の地であるバンティス。
この地からは、死んだ者でも出ることが
できないと言われている。
魔法研究機構霊魂院の最下層にある地下牢は
入ると決して逃げ出すことはできない。
時折、
地下から不気味な声が聞こえてくるという……。
それは、オーデンが一日中独り言を
つぶやいているという噂だ。
だが、真実は誰も知らないーー
「暗黒星界で眠っている王は
まだ目覚めていない。
私は王の目覚めの時を待っているのだ」
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧