オーギー【心優しきタイタン】
概要
呼称 | 心優しきタイタン |
陣営 | ヴェルディア連盟 |
ストーリー
心優しい巨人族、オーギーーー
人間とは異なる姿を持ちながら、
森の中で暮らすヴェルディア連盟の中でも、
オーギーは特に目立つ姿だった。
巨人の血を引くオーギーは、
とにかく身体が大きく強壮で、
見る者を怖じけさせるほどだった。
しかし、そんな粗野で猛々しい姿とは裏腹に、
オーギーは純粋でおとなしく友好的で、
森の動物たちと仲が良かった。
彼が怒ることは滅多にない。
しかし、
仲間や友達を傷つけなどすれば……
一度怒られたら最後。
並外れた豪腕と固い岩のような肌が、
容赦なく襲うだろう……。
オーギーは不器用な性格の持ち主で、
自己表現がとても苦手としている。
そのため、ヴェルディア連盟の仲間と
交流することもほとんどなく、
ユグドラシル辺境の緑地帯にある丸太小屋に
一人で住んでいた。
誰かと会話することがないオーギーは、
言語能力が退化し、
ごく簡単な言葉しか使えなかった。
だからといって、
オーギーがそれに困ることもない。
なぜなら、
彼はヴェルディア連盟の誰かと
言葉を交わすより、
森の動物達と静かに語り合うことが
何よりの安らぎだったからである。
オーギーは毎日ユグドラシルを散歩し、
キノコやドングリを採取しては
動物に分け与えていた。
森で動物達と過ごす平和な日々を
心から愛していたのだった……。
だがーー
そんな穏やかな日々は終わりを告げる。
破滅の深淵の封印が解かれ、
悪魔たちが一斉に
ユグドラシルへ向かってきたのだ。
多くの動物の住処は蹂躙され、
殺されていった……。
オーギーはかつてないほどの怒りを、
固い胸に感じた。
オーギーが大切にしてきたもの全てを
カタストロフが破壊していくのを
黙ってみていることなどできず……。
「森、守る……」
彼は決意した。
森を守るため、戦うことをーー
己の力のみでは森をなに一つ守れないと
気づいたオーギーは、
自分と同じように森を守る
ヴェルディア連盟の仲間たちと
共に戦うようになった。
これまで一人で過ごすことに
満足していた彼は、もうどこにもいない。
今では、仲間を傷つけようとする者から
守れる強さがほしいと、
心から願うようになったのだった。
「オーギー……おごっだぁ!」
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