ディアグレス

ディアグレス【闇を喰らう影】

概要

呼称	闇を喰らう影
勢力	ブライト王国

伝聞

レヒラムで学んでいた頃、ディアグレスはどれだけ努力しても、一度も首席にはなれなかった。 なぜなら、同じ学年に当代のマーリンがいたからだ。

貴族の家に生まれたディアグレスには騎士の兄がいたが、魔物との戦いで命を落とし、現在は彼の甥が領主を務めている。

あるメイジの話によれば、若い頃のディアグレスは甘い物に目がなかったそうだ。 しかし、年齢のせいか、ここ数年で好みが変わったらしい。

ディアグレスが最も好む生き物は蛇だ。 彼のローブには、闇に潜む蛇を模した模様があしらわれているらしい。

学院を卒業し、宮廷魔術師として引く手あまたの存在となった今も、ディアグレスは密かに当代のマーリンが使う魔法術式を研究している。

健康にとても気を使っているディアグレスは、実年齢よりもかなり若く見えている。

ディアグレスには独自の情報網があり、当代のマーリンが目覚めた後、相手が記憶を失っていることをいち早く知ることができた。

第二次神魔大戦では、多くの宮廷魔術師が命を落とした。 その後、ディアグレスは最も高い地位と豊富な経験を持つ首席宮廷魔術師となった。

一説では、ディアグレスは宮廷魔術師の選抜で当代のマーリンを超えたと言われているが、マーリン自身が宮廷入りを望まなかったという話もある。

長年の宮廷生活で贅沢を好むようになったディアグレスは、書斎に魔法宝石のアクセサリーを数多く収集しているそうだ。