シャルティア・ブラッドフォールン【鮮血の戦乙女】
概要
呼称 | 鮮血の戦乙女 |
陣営 | ボイドビジター |
ストーリー
アインズ様、わたしの唯一の支配者であり、敬愛なるご主人様...
第一階層から第三階層の守護者として、ナザリック地下大墳墓の安全を守る重責を担っているでありんす。
ありんすが、わたしはあなたのことの方が心配でありんすえ...
わたしの創造主であるぺロロンチーノ様は、わたしに忠誠心と愛を与えてくださいんした。
あなたを前にすると、この気持ちがいっそう強くなりんす...
アインズ様が今まで連絡してくださらなかったのは、まだ怒っているからでありんすか?
あの時、あんなことがありんしたものね...
今思い返しても、ひどく恥ずかしくなりんす。
あの時は、あなたがこの無能で厄介事を起こした部下を捨てるのではないかと不安になりんした...
あなたがどれだけ優しくわたしを罰してくださり、そのおかげで落ち着きを取り戻そうと...
不実を働いたわたしはもう、あなたの信頼を得られないのではないかと怖くなりんす。
アインズ様、信じておくんなまし。
あなたの完全無欠なお姿は美しい結晶のようでありんす!
わたしにとって、あなたはこの世で最も美しく尊い存在でありんすえ!
でありんすのに、なぜあなたは黙って一人きりでナザリック地下大墳墓を去ってしまわれたんかえ...
これ以上待っていられません。
わたしが探しに参りんすえ。
部下たちもあなたを心配していらしてよ。
セバスがあなたの寝室に残る魔法の波動を見つけてくれたおかげで、あなたの魔法日誌から位置情報を手に入れたでありんす...
ですが、なぜアルベドだけに情報を発信したでありんすか?
アインズ様、わたしは鼓動が早くなり、湧き上がる嫉妬と果てのない不安がないまぜになってしまいんした!
まさか最近姿を消したアルベドも、あなたと共に転送魔法を使ったんかえ?
ぐぎぎ...
あなたが遠出の目的地を彼女だけに教えるなんて!
わたしの出来が悪いせいで、彼女に先を越されたでありんすね...
あなたとアルベドがどこかで二人きりの時間を過ごしているのかと思うと、抑えがたい嫉妬と怒りが燃えてくるのでありんす...
でも、あなたを崇拝する気持ちと愛情は変わりんせん!
構いませんことよ、すぐに追いついてみせますから。
未知の世界だろうとためらったりしませんでありんすえ。
アインズ様、わたしは時間を一切無駄にしませんでありんした。
あなたの位置を突き止めると、転送魔法の光に包まれて...
あぁ、実に強烈な感覚でありんした。
それはもう、全身が震えてしまうほどに!
そうしてわたしは、まったく未知の世界へと、瞬時に転送されんした...
この世界はナザリックとは別物でありんすね。
景色は美しいでありんすが、得体の知れない恐怖を感じんす...
ありんすが、この世界であなたに会えればこそ、努力の甲斐があるというものでありんすえ!
わたしの無鉄砲さを笑わないでおくんなましね。
あなたの安否こそが大事でありんすから...
それに、どんな困難に出くわそうと、これ以上アルベドとかいうババァとあなたを二人きりにしておくわけにはいきんせん!
アインズ様がきっと、この異世界のどこかでわたしを待ってくださっているんでありんしょう?
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