フーキン【奇怪な鍛冶職人】
概要
呼称 | 奇怪な鍛冶職人 |
勢力 | ブライト王国 |
身長 | 150㎝ |
称号 |
【前半:饒舌な】 フーキンには、作り物に宿る魂が見える。 【後半:鍛冶屋】 不思議な才能を持っている。 |
伝聞
フーキンは友だちが多い。 ハンマー、鍛冶台、溶鉱炉...... 彼の生み出したすべてのものが、自慢の作品であり、最も親しい友人なのだ。 |
フーキンは、平凡で粗雑な製作を嫌う。 それは時間を無駄にするだけでなく、輝く魂を生み出す機会を逃すことにもなるからだ。 |
アイディアが湧かない時、フーキンは作品たちと酒を酌み交わす。 物言わぬ友人たちに向かって、飲みながら独り言をつぶやくうちにアイディアが浮かんでくることもあるのだ。 |
フーキンの鍛造技術は、ある謎の女性に教わったものだ。 「心が共鳴してこそ、創造物に魂は宿る」という彼女の教えを、彼は一度も忘れたことはない。 |
フーキンは、自分が脚を失った事故を話題にすることに抵抗はない。 むしろその事故が起きたことで、鍛造時に火硝石をどの程度まで燃やせば精鉄が柔らかくなり、かつ脆くならないかという課題を解決できたことに喜んでいる。 |
フーキンはまるで人間に接するように、自分の作品に日光浴させたり、保護油を塗って外見を褒めたりする。 たまに起こる不具合でさえ、拗ねるようで可愛らしいと思っているようだ。 |
フーキンの義足は彼と息が合わず、数歩進んでは立ち止まらなければならない。 フーキンはトントンと名付けたかったが、本人はヒートトングが気に入っているようだ。 |
より優れた作品を生み出すため、フーキンは毎日ハンマー素振りを五百回こなして腕力を鍛えている。 |
どんなに滅入ることがあっても、フーキンは常に前向きだ。 ただ、唯一の悩みは作品たちが時々へそを曲げて動かなくなること。 その時は、小動物をあやすようになだめる必要があると信じている。 |
フーキンは雨の日が嫌いだ。 なぜなら金属は湿った環境に長くいると錆びてしまい、そのせいで作品たちの機嫌が悪くなるからだ。 |
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