ホジキン

ページ名:ホジキンJ

ホジキン【死海の艦長】

概要

呼称

・死海の艦長

・かつてのバンティス帝国艦隊のキャプテン

勢力 グレイヴボーン
身長 183㎝
備考

・権力欲が強い

・自信満々

・人を操るのが上手

関連人物

【好敵手】

・ソニア

【不従順な部下】

ナーラ

【優れた部下】

・ボニー

【忠実でない部下】

ヴェパリアン

伝聞

海上に角笛が響き渡ると、霧の中にぼんやりとまがまがしい船首が現れる......

誰が来るかはこの海域の者なら誰もが知っている。

人々は身を隠し、ただひたすら祈る。

この海の略奪者ーー

ホジキンの目に留まらぬようにと。

悲しむべきは虫けらとして生まれたことではなく、虫けらが持つ互いに殺し合う習性である。

踏みにじられる側の虫けらにならないため、ホジキンは強くなる方法をどこまでも追い求める。

血の通った生身の手を強靭な金属のフックに変えたホジキンは、生まれて初めて「置き換え」も悪くないと実感した。

ーー「置き換え」は力をもたらす。

彼はそう確信したのだ。

ボニーはホジキンがバンティス法具で最初に作り出したグレイヴボーンである。

決して弱くないが、ホジキンは不満がある。

ボニーの心がさほど冷酷ではない点だ。

これは致命的な弱点といえる。

ホジキンはかつて鷹を飼っていた。

その鷹はホジキンと同じように片目が見えなかったが、ホジキンと心が通い合っており、海上で獲物の方角を示す役割を果たしていた。

だがその鷹が年を取ると、ホジキンはあっさりと海獣のエサにしてしまった。

ホジキンはそばに仕える者に対してある哲学を持っているーー

忠誠を誓う必要はない。

だが役に立たなくなれば、あの鷹と同じ運命をたどる。

負けても死なない。

これはホジキンのかねてよりの願いだった。

そんなある時、略奪の中で捕まえたグレイヴボーンから、バンティス帝国に永遠の命を得ることができる「バンティス法具」という宝があると聞きだした。

ホジキンはグレイヴボーンになった自分に大満足だった。

食事の必要もない。

疲れも痛みも感じない。

永遠に死ぬこともない。

なんと素晴らしい!

敵に倒されても再び舞い戻ってくることができるのだ。

海を照らす朝陽も、長年にわたってイモータル号に染み込んだ血生臭さを消すことはできない。

ホジキンはこの血生臭さをとても気に入っている。

これこそが自分の力の証明だと思っているのだ。

危険があふれる海では、弱肉強食が常である。

ホジキンは決して弱者をかわいそうだとは思わない。

彼の言葉を借りれば、生き残るためには、弱いこと自体が罪だという。

 

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