ルカ

ページ名:ルカ

ルカ【屈強なボクサー】

概要

呼称

・屈強なボクサー

・ブラッディ・マリーの副官

・闇闘技場でのチャンピオン・ボクサー

勢力 ブライト王国
身長 185㎝
備考

・圧倒的な拳

・寡黙

・絶対忠実

・勇猛

関連人物

【ボス】

・ソニア

【面倒くさい少女】

ナーラ

伝聞

ルカは両親のことをほとんど覚えていない。

子どもの頃はスラム街で生活し、他の子どもたちからは「オバケ」と呼ばれていた。

生まれつき怪力で、食事は人の十倍も食べるからだ。

ルカは自分がいつ喧嘩を始めたのかは覚えていないが、周りの目が軽蔑から恐怖へと変わっていったことは覚えている。

呼び名も徐々に「オバケ」から「怪物」へと変わっていった。

スラム街の闇闘技場で育ったルカは、常に周りを警戒している。

そのため尾行と待ち伏せにいち早く気付き、次にどうすべきかを正確に判断できる。

ルカが医者にかかることは滅多にない。

受けたケガはほとんど自分で手当をする。

そのためブラッディ・マリーの仲間たちもちょっとした病気やケガなら、彼のところにやってくる。

ルカは恩と仇は必ず返すことを信条としている。

卑劣な小者と気取った紳士を軽蔑しており、そういう連中と付き合うのを嫌っている。

ルカは未来の可能性を夢見たりせず、運命によって与えられたもののみ受け入れてきた。

それが困難であれば、打ち砕くのみ。

ルカの全員の傷は、そのほとんどが闘技場でできたものである。

ただ顔にある深い傷は、ソニアについて地上に出ると決めた時に自分で付けたものだ。

そうすることで、過去を断ち切ったのである。

ルカの優れた格闘技術は、天賦の才だけによるものではなく、厳しい鍛錬の賜物でもある。

ルカは戦場で後悔することがないよう、日々己の肉体を限界まで鍛えているのだ。

誰も予想だにしないだろう。

ブラッディ・マリーの若頭であり、地下の拳王と呼ばれていたルカが、実は大の甘党だなんて。

甘い物を食べ過ぎて虫歯になり、ソニアから歯医者に行くよう命じられたこともあるくらいだ。

ルカのことを「ソニアの犬」だと揶揄する者もいるが、ルカはまったく気にしてない。

ただ自分を助けてくれたソニアに絶対的な忠誠を尽くすのみ。

 

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