ナーラ

ページ名:ナーラJ

ナーラ【狂気の殺戮者】

概要

呼称

・狂気の殺戮者

・海のギャングのボス

・ラスティーアンカーの孤児

勢力 グレイヴボーン
身長 165㎝
備考

・衝動的

・敵を弄ぶ

・憎しみを抱いたまま死んだ

・偏執的

関連人物

【ボス】

・ホジキン

【同僚】

・ボニー

【お姉さん】

・ソニア

伝聞

小さい頃のナーラはソニアにベッタリの子供だった。

あまりにつきまとわれるので、ソニアは彼女に手芸を教えることにした。

それ以降、ソニアの服はすべてナーラが作り、家計を補うために小遣い稼ぎまでするようになった。

ナーラは自分でぬいぐるみとかも作ったりして、グレイヴボーンになってもそれを覚えていたから、自分の傷口を縫うときも、ぬいぐるみを作るみたいに縫い合わせている。

ナーラには誕生日にもらった大切なリボンがあった。

しかしグレイヴボーンとなり、どこに置いたかわからず、布と骨を使って再び作った。

死海の艦隊における鉄の掟——ナーラのリボンには決して触れてはいけない。

ナーラとボニーは互いにいがみ合っているが、その原因はおそらく二人が初めて会ったとき、ボニーがナーラに自分のことを『お姉ちゃん』と呼ばせようとしたからだろう。

ナーラの楽しみ、それは誰かに究極の選択肢を与えることだった。

自分が生き残るためには仲間を裏切るしかない。

他人の裏切りは、いくら見ていても飽きないらしい。

ナーラの究極の選択から逃れられる者は誰もいない。

しかし一度だけ、二人で無事に生き延びた姉妹がいた。

その姉はどんな選択肢を与えられても頑なに妹を守り続け、ナーラを不快な気分にさせた。

漆黒の闇の中、しばしば燐蝶がナーラのもとに飛んできた。

夜にしか現れないこの生物は、不思議とグレイヴボーンのそばにいることを好んだ。

夜に光をもたらす一切のものを嫌悪するナーラだが、このか弱い燐蝶だけは、なぜか追い払おうとしなかった。

ナーラが海のギャングのボスになってからは、媚びを売りたい部下たちがさまざまな物を貢いできた。

どれもグレイヴボーンが好みそうな恐ろしい物ばかりだったが、ナーラはそれらを鼻であしらった。

年頃の人間の女性と同じように、可愛い小物などが好きなことはほとんど知られていない。

天気が良い日は、ジメジメした暗い船室に、潮風が花の香りを運んでくる。

日光を好むグレイヴボーンなどいない。

しかしナーラは窓辺に鏡を置き、退屈なときなど、海で煌めく日光の欠片を眺めていた。

グレイヴボーンになった後、ボロボロであるはずの自分の身体が、異常に頑強であることにナーラは気がついた。

どんな傷を負ってもすぐに回復する。

もはや、傷つくことを恐れる必要もなくなったのだ。

 

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧