アルマス【深森の老木】
概要
呼称 |
・深森の老木 ・ドリームウィーバー |
勢力 | ヴェルディア連盟 |
身長 | 200㎝ |
備考 |
・器用 ・自由と冒険に憧れている ・柔軟な思考 ・優しい先輩 ・ユーモア |
関連人物 |
【旧友】 ・タシー |
伝聞
アルマスはしょっちゅう自分の年齢を忘れてしまうので、彼の木陰に隠れて木の実を拾うリスたちがその度に教えてくれる。 松ぼっくりを一個拾ったリスは百歳と言い、二個拾ったリスは二百歳と言う。 |
多くのことを経験してきたアルマスのまわりには、若いヴェルディア人、森の小動物たち、それに先ほど花開いたスズランまでもが、彼の語る物語に耳を傾ける。 |
アルマスは、木の枝やツタを使って友人たちの悩みを解決するのが好きだ。 巣を失ってしまった小鳥や、誤って狩りの罠にはまってしまった子鹿など、たくさんの動物たちが彼に助けられてきた。 |
雷や火災など、森では常に多くの試練が待ち受けている。 そんなとき、アルマスは曲がった背中を真っ直ぐに伸ばし、森の生き物たちに安息の場所を作ってやるのだ。 |
ある日、落雷で火災が起き、森が焼け野原になってしまった。 至るところからすすり泣きが聞こえるなか、アルマスが両腕を広げ、緑の枝を伸ばし始め......それらの届く場所から、新たな森が生まれる。 |
森がどこから来たのか、それを知る者はいないが、この世のどの命よりも先に大地に根付いたのが森であることを否定する者はいない。 だから皆、アルマスのことを『アルマスじいさん』と親しみを込めて呼ぶのだ。 |
多くの命が代々森に守られて成長していくなか、アルマスの顔に刻まれる歳月の印も日に日に深まっていく。 過ぎ去る月日が記す年輪は、人々が敬意を捧ぐ形なき勲章でもあるのだ。 |
アルマスは、小さな生き物たちのどんな願いにだって応えてくれる。 背中に飛び乗られ、髪の毛の中でかくれんぼをし始めたってかまわない。 彼は生き物たちと戯れるのが心から好きなのだ......たとえ髭が何本かむしり取られることになったとしても。 |
穏やかで優しいアルマスが怒るのを見たことがある者はほとんどいない。 だが唯一、斧を持った人たちが森に立ち入ったあの日だけは例外だった。 アルマスは森を破壊しようとする彼らに向かって、問答無用で巨大な岩を投げつけたのだ。 |
いつだってアルマスは、幼いヴェルディア人や小動物たちの質問攻めに根気よく時にユーモアを交えて答えてくれる。 だから子どもたちは口をそろえて言う、『分からないことはアルマスじいさんに聞けばいいよ!』。 |
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