トーラン

トーラン【フォールンキング】

概要

呼称	フォールンキング
勢力	グレイヴボーン
称号	【前半：帰ってきた】 果てなき憎しみを背負いし者が、ついに目を覚ました。 【後半：君主】 消えゆく帝国、消えゆく領地、消えゆく民、そしてただ一人の君主。

伝聞

生前のトーランは、すぐに他人を信用する君主だった。 そして、それが帝国を滅亡へと導くことになった。

トーランがよく口にする二つの言葉はーー『裏切り』と『復讐』である。

よみがえったトーランは、自分の王冠の宝石が一つ足りないことに気がついた。 その後、その宝石は皿に盛られ、切断された両腕で捧げるようにしてトーランに返された。 その両腕は宝石を盗んだ盗人のものであったということだ。

トーランはバンティス帝国を再興し、誰もが知るかつての帝国の輝きを取り戻すことを己の責任としている。

盗まれたバンティス帝国の象徴ーーグレイヴボーンの法具は、今もまだ見つかっていない。 トーランはそれを探し続けている。

トーランがよみがえった時、生前の部下の多くが共にこの世によみがえった。 だが中には変わってしまった君主についていけず、追放された者もいる。

一部の考古学者の話によると、どういうわけかラスティーアンカーの周辺に、かつてのバンティス帝国艦隊の様相が残っているということだ。

トーランとある生命力を追い求めるグレイヴボーン組織の間にはただならぬつながりがありそうだ。 だが真相を探ろうとするグレイヴボーン狩人は、トーランに近付くことすらできない。

トーランはグレイヴボーンになっても、生前の優しさや思い入れを捨て切れない者たちに反感を覚えている。

トーランの部下が明かした話によると、どういうわけかトーランは神を軽んじているらしい。