ミレイル

ミレイル【ブレイズウィッチ】

概要

呼称	ブレイズウィッチ
勢力	ブライト王国

伝聞

この辺りに広く伝わる歌がある。 夜になっても寝ない子どもがいると、ブレイズウィッチが炎で眉毛を燃やしてしまうという歌だ。

花火が大好きなミレイルは、こっそり自分の魔法を花火のショーの中に紛れ込ませることがある。

ミレイルが子どもの頃、家の裏庭にはたくさんの小さなお墓があった。 彼女がうっかり燃やしてしまったおもちゃたちのお墓である。

ブレイズウィッチの異名を持つミレイルは、意外にも農民から好かれている。 なぜなら彼女は侵入してくる魔物を追い払うだけでなく、荒地を豊かな田畑に変えることができるからだ。

ミレイルのレヒラム魔法学院への入学に関しては、周囲に非難の声もあった。 だがそれを鎮めたのが担当教諭であるマーリンだった。

先日、魔法薬学の安全規約が完成した。 これはミレイルが起案したものであり、彼女はこのことで学院から異例の褒賞を受けた。

レヒラムを卒業したという学歴についてはほとんど口にしないミレイルだが、胸につけた優秀卒業生の勲章は外したことがない。

レヒラム魔法学院の校史館には、今でもミレイルが辞退した皇室メイジ就任要請状が飾られている。

ミレイルが持ち歩いている爆薬はとても不安定である。 彼女は爆発直前のエネルギーを吸収し続けることで、爆発を抑えている。 しかし周りからは、危険物を持ち歩く危険分子のように見られている。

王都の近くに一角に廃墟がある。 これはミレイルが大きな魔物を撃退したときの名残だ。 灼熱の息吹が今なお焦げた塀にまとわりついているため、誰も手が付けられないのだ。

とある農家で火事が起きた。 偶然そこを通りかかったミレイルは、燃える炎を引き寄せ、空中でひとまとめにして家屋の火を消し去ってやった。 だがそれを見た村人たちは、彼女が放火犯だと誤解してしまう。 恐怖の眼差しにさらされる中、彼女は笑みを浮かべてその場を後にしたのだった。

 

スキン【烈炎のダイヤ】