プルースト【邪の霧に潜むサソリ】
概要
呼称 | 邪の霧に潜むサソリ |
勢力 | カタストロフ |
身長 | 205㎝ |
称号 |
【前半:嘘で誠な】 真偽を疑う必要などない。 もとより取るに足りない物なのだから。 【後半:サソリ】 邪悪と猛毒、痛みと刺突。 |
伝聞
プルーストは詩や思弁を好むらしいが、封印されていた間は羊皮紙に触れる機会すらなかったため、最大の楽しみを奪われてしまったと言っても過言ではない。 |
「真っ暗な洞窟の奥に霧が立ちこめたとき、邪悪なるものが姿を現すだろう」 かつてババリアの年配者が子どもたちに説いた人生経験だ。 |
『実体がない』、『霧が本体だ』などといったプルーストにまつわる噂はたくさんあるが、本人は気にしないどころか、むしろ噂されることに喜んでいる節さえある。 |
幻影と現実を混合させてきたプルーストだが、実のところ、本人は嘘や偽りが大嫌いである。 |
プルーストは暗くて静かな環境が好きだ。 適度に湿っていればなお心地いい。 |
「癖になるというのも、一種の中毒ですよ」 プルーストは昔、パイプから立ちのぼる毒の霧をそう形容したことがある。 |
プルーストの信徒と部下の中には、彼の立ち振る舞いを『落ち着きがあって大らか』だと言う者もいるが、ベリル曰く『あいつは動くのが面倒くさいだけ』らしい。 |
大勢の予想と反して、プルーストとエニエは互いに敬遠している。 前者は後者の完璧な対称を求める均衡主義に反感を感じており、後者は前者の持つ明確な対立思想に嫌悪を抱いている。 |
「目の前には全く同じ見た目をした二本の道と、どこから見てもそっくりな二人のマリーがいる......目を閉じて片方を選ぶと、霧の中から笑い声が聞こえ、『正解ですよ』と言う声がした」 ーーとある冒険家の手記 |
「俺は嘘が得意だ......俺の嘘を見破れる奴なんていない、アイツ以外はーーあの毒を持った、深紅のカタストロフ以外はな!!」 ーーとある有名な詐欺師の死に際の言葉。 |
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