ベリル【嘲笑う影】
概要
伝聞
ベリルは決して独断的でなく、相手に『悪い』か『もっと悪い』か、という選択肢を与える。 |
ベリルがその気になれば、完全に気配を消すことができる。 だが彼は、『事態をもっと面白くする』ために賑やかに登場することを貫いている。 |
深夜に路地を一人で歩いていると、遠くから次第に鈴の音が近づいてくることがある。 そういう時は、くれぐれも振り返ってはいけない......ベリルの嬉しそうな笑みを見ることになる。 |
かつて、ブライトでは恐ろしい伝説が流行した。 影が立ち上がり、主人の真似をして、主人になり替わると......ベリルが、その伝説がデマでないことを示している。 |
過去に、とある村で飢饉が起こった。 ベリルは人々が奪い合う様子を楽しむために、その村人たちに大きなパンを二つ与えた。 |
ベリルは自由自在に様々なものを真似るのが好きだが、神の像など、形が固定されたものを嫌う。 |
尻尾と同様、ベリルの翼は純粋な装飾品であり、翼がなくとも飛ぶことができる。 |
ベリルは時々、お辞儀をする時に頭と帽子を一緒に取って驚きとユーモアをかもし出そうとするのだが、大半の人々ははただ驚くだけのようだ。 |
「カタストロフの影ベリルは月光のもとに姿を現わし、まるで腐敗した地獄のように揺れ動く......」 このような噂を、ベリルは純然たる侮辱だと考えている。 彼は昼間にも姿を現せるからだ。 |
ベリルは本当の影がなくとも姿を現せる。 魂の影も本物の影と同じように、カタストロフが好む土壌なのだ。 |
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