ヴィラ

ヴィラ【ケイリン城の影】

概要

呼称	ケイリン城の影
勢力	ブライト王国
称号	【前半：二つの顔の】 誰だってもう一つの顔を持っている。 【後半：貴婦人】 高貴な貴婦人に心からの敬意を。

伝聞

多くのオークション組織は、大金を出してヴィラ夫人のような目利きを自分のオークションに招待する。 そうすることで自らの信頼性を示そうとしているのだ。

本物か偽物かで論争が止まないお宝も、ヴィラ夫人が本物だと判定するやいなや、何者かによって盗まれてしまう。

ヴィラ夫人はたびたび旅行に出かけるが、その旅先には必ずプライベートの別荘がある。 かつてそこに忍び込もうとした者がいたが、黒い服の女に滅多打ちにされた挙句、放り出されたという。

「その鳥なら確かに見たが、逃げられちまった。それにしても、貴族夫人の鳥がどうして闇市なんかに？」 ーー鳥を捕まえようとして騎士団に逮捕された闇市の露店店主。

ヴィラ夫人が鳥を連れていろいろなイベントに出席することから、貴族の間では鳥を飼うことが流行り始めた。

ケイリン城で一番有名な傘屋のショーウインドには、いつも『ヴィラ夫人の御用達』のタグを付けられた新商品が置かれている。

ブライト王国全土の闇市には、長い間、高額懸賞がかかったままの人物がいる。 銃剣を使う女盗賊であること以外、すべて謎である。

ヴィラ夫人の出品の裏の売り手を調べようとする記者が後を絶たない。 だが世にも珍しいお宝の出元が明らかになったことはない。

ヴィラ夫人の慈善基金会が最近交付した寄付金送付明細を見ると、ヴィラ夫人がブライト王国全土を支援していることがよく分かる。

ヴィラ夫人の慈善基金会のスタッフが明かした話によると、夫人はものの数分で品の真偽を鑑定できるらしい。

 

スキン【真紅の薔薇】