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プロファイル
基礎情報
【コードネーム】サイレンス
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】クルビア
【誕生日】5月18日
【種族】リーべリ
【身長】154cm
【鉱石病感染状況】
体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
能力測定
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】優秀
個人履歴
ライン生命医科学研究所源石関連項目の研究員。かつては未知の応用研究を数項目管理しており、いくつかの鉱石病臨床実験の担当者でもあった。
現在はロドスの様々な活動において、戦地医療や救護支援を提供している。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。
【源石融合率】6%
左足関節上部に鉱石病巣あり。
【血液中源石密度】0.24u/L
循環器系の顆粒密度は低く、現在症状は安定している。
【源石合併症】
サイレンスの種族は一定の嗜眠傾向があり、他種族と異なる睡眠周期を有するが、鉱石病の影響でその睡眠周期のリズムが乱されている。
第一資料
優秀な科学研究者であるサイレンスは、鋭い観察力と高い行動力を持った真面目な性格である。実験に取り組む彼女は、精密機械のように決してミスをしない。その徹底した仕事ぶりが相応な成果をもたらしているほか、彼女の率いる研究チームメンバーも影響を受け、チーム全体が忙しく緊張感のある雰囲気に包まれている。
サイレンスは人が多い場での対応が苦手で、パーティーなどでは無口になってしまう。しかしこの性格は決して内向的というわけではない。彼女の持つ集中力は日常を支える原動力となっている。これは人混みの中でも、ひとりでいる状態を保ちながら、周囲を冷静に観察することに慣れているからだ。これは彼女の強みである。
実際に彼女はほかの研究員と交流する時、相手の話をとても辛抱強く聞く。研究に関する疑問には議論を展開し、悩みの相談であれば適切なアドバイスを提供する。ただいつも忙しなく働く彼女のこのような一面を知っているのは、部下と極少ない親しい人間のみだ。
第二資料
サイレンスに関して利用価値のある情報は、全て医学分野や生命科学分野における貢献から得たものである。そのため彼女の情報を提示するたびに、彼女が所属する会社、ライン生命医科学研究所に言及しなければいけない。
サイレンスがライン生命医科学研究所に入った具体的な日付や研究所での経歴は非公開となっている。現在有効なデータは、過去の経験及び、他の分野の情報に関する、彼女の自己報告に基づいている。
彼女の過去の経験によると、ライン生命や源石との関係性は、学生時代に先生に連れられライン生命の見学に行ったことから始まった。
当時、ライン生命はクルビア各地で巡回して科学展示を実施しており、最新の研究成果を披露していた。その展示とは、最先端の医療設備や生命に対する最新の解析結果、そして源石伝達効率を更に向上させた新しい医療用アーツユニットといった目まぐるしい製品リストなどだ。中でもサイレンスの目を奪ったのは、無限の可能性を持つライン生命の源石科学技術展示だった。
無事に卒業した後、サイレンスは念願であったライン生命に就職。アーツ研究に関して高い技術を持つ彼女はそれが認められ、アーツと臨床医学に関する重要な実験項目に早い時期から参加することになった。
しかし、キャリアにおいて全てが順調に進むなか、会社の上層部から評価された時も「源石の科学技術の生命科学応用という領域に触れたい」という初心を忘れなかった。
彼女は自身のキャリアに関して「全く予想外だったよ、チャンスがこんなに早く来るとは。」と振り返っている。
第三資料
医者としてのサイレンスの哲学を完全に反映しているものが、彼女がコンセプトを提供し、最終的にロドスの建設部によって生産された医療用ドローンである。
これはデザインがかなりシンプル(かつ価格も非常にリーズナブル)な医療用ドローンで、武装は何もついておらず、唯一の機能は戦場でオペレーターたちをすぐに治療するというものだ。
ロドス医療部の製薬チームが実験を重ねた医療製剤は、様々な輸送ルートを通してドローンの薬箱に配置される。ドローンは霧状化、噴射、投薬及び擬似医療用アーツユニット化の四種の異なるモードを搭載しており、地形や環境、治療対象など、必要に応じて臨機応変にモードを変更できる。
ただ、この医療用ドローンはまだ実験段階にあるため、使いこなせなければ価値のない製品になってしまう。さらに、信号干渉が強く地形も複雑なエリアでは、ドローンの作業効率が低下してしまう可能性がある。
しかしこの医療用ドローンの投入が、ロドスのオペレーターたちに素晴らしい治療体験をもたらしたのは事実である。だがこの素晴らしいドローンは、サイレンス医師によるロドスへの最初の贈り物に過ぎない。
第四資料
【権限記録】
「前回の話題を続けようか。前回は、ライン生命の科学展について話をしたね」
「そうですね。あの科学展で、とても大きな衝撃を受けたとおっしゃっていました」
「そう。あの科学展で、私は生命について新たな……」
「認識、ですか?」
「疑問だよ。」
「……すみません。よくわかりません……」
「知りたいと思ったんだ。我々の命はどのように誕生したのか?どうしてこの大地に……誕生したのか」
「確かに、今までまとまった理論を出せた学者は一人もいませんね。でも……それは源石と何か関係が?」
「なぜ源石は、この大地で暮らしている人間に感染するのか分かる?」
「……分かりません。」
「私もさっぱり。だからあの時、私はすぐさまライン生命に入ったの。」
「続けてください。」
「後で考えてみたら、私を驚かせたあの科学展は、ただ営利目的のものだった。ライン生命に入った後で分かったのは、最高傑作、あるいは最も革新的な製品は、未だに実験室にしまい込まれた研究項目申請リストにひっそりと載っているだけ。
それを表舞台に出すのはまだできない。今の人類にとっても、国家にとっても。そして……この大地にとっても。
早すぎるのかな。まだ早いのかもしれない。
でも、もしこのプロジェクトが相応しい人に出会い、そしてその人が夢を、あるいは野望を抱えているとしたら……」
「もしかして、それは……?」
「……ふふっ。ここまでよ。」
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
ドクター、これが今日の仕事――そう、山のようにあるから、一緒に頑張ろう。 |
会話1 |
イフリータがまた暴れてる?ごめん、あとで叱っておくから。 |
会話2 |
Zzzzz……ん?す、少し眠たかっただけ……。やっぱり昼間の仕事には慣れない。 |
会話3 |
ライン生命を離れた理由?いろいろあったから、何から話せば……。 |
昇進後会話1 |
サリアって名前、聞いたことある?彼女は、私と同じ元ライン生命の科学者で――そして、私と一緒に、イフリータを生み出した人物……。 |
昇進後会話2 |
ライン生命で行っていた生命に関する研究は……源石の断片を人体に移植することすら……ごめん、この話はやめよう。 |
信頼上昇後会話1 |
サリア?彼女がロドスに?イフリータに会いに来たのかな……あの時は振り返りもせず出て行ったのに、どうして……。 |
信頼上昇後会話2 |
イフリータは、サリアに会わせない。それがイフリータのためだから。私を信じて……! |
信頼上昇後会話3 |
私と同じように、あなたも鉱石病をなくそうとしているのでしょう?ロドスの治療技術もあなたが発展させたと聞いた。ふふ、私たち研究者にとって、あなたは憧れの存在かもしれないね。 |
放置 |
……ドクター、寝てるの?まぁいい。残った仕事、片付けといてあげようか。 |
入職会話 |
オリヴィア・サイレンス。元ライン生命医科学研究所の源石研究者。この世から全ての鉱石病を根絶するのが、私の望み。たとえ命の危険にさらされようと、その考えは変わらない……。 |
経験値上昇 |
新しい力、ちゃんと使いこなすから。 |
昇進Ⅰ |
私の開発した薬がよく効いてる?よかった……昇進なんかより、この知らせのほうが嬉しい。 |
昇進Ⅱ |
ドクター、私が望んでいる未来……それは、この世から鉱石病をなくすその日まで、あなたと一緒に戦い、研究を続けていくこと……。そんな未来に、もしかしたら本当に手が届くかもしれない……。 |
編成 |
わかった。しっかり援護するから。 |
隊長任命 |
チーム全員に、全力で戦わせる。 |
作戦準備 |
この戦いも、源石のせいなの……。 |
戦闘開始 |
彼らを観察して感染タイプを特定しよう。きっと実験の役に立つから。 |
選択時1 |
ドクター、私が行くから。 |
選択時2 |
状況、異常なし。 |
配置1 |
集中。 |
配置2 |
冷静に。 |
作戦中1 |
ちゃんと治すから。 |
作戦中2 |
慌てないで。 |
作戦中3 |
行って。 |
作戦中4 |
みんなを助ける。 |
高難度作戦クリア |
今回以上の強敵を倒すには、源石をもっと利用する必要が……ある? |
★3で戦闘終了 |
医療班は現地にて感染者の組織採取を行い、当エリアの感染サンプルとしてください。 |
★2以下戦闘終了 |
負傷者は落ち着いて。すぐ医療班が治療に向かうから。 |
作戦失敗 |
……落ち込んでる場合じゃない。早く撤退しなきゃ。 |
基地配属 |
この部屋……まずい、人を眠りに誘うデザインだ! |
タッチ1 |
ん? |
信頼タッチ |
ドクター、最近もっと優しくなった気がする……。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
おはよう、ドクター。 |
逆理演算
全域への救援 / シエスタ・火山洞窟
サイレンス医師と任務に出たいオペレーターは多くいる。険しい地形の戦場であればなおさらだ。彼女は優れた医療技術を持っているだけではなく、普通の医療オペレーターでは手の届かない場所にいる仲間のことも、ドローンを駆使して治療してくれるからだ。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
Cambrian/II - 白い息
サイレンスの普段着。
カンブリアン1097ウィンターモデル/白い息。多重式の防寒装備。好みによって自由に組み合わせることが可能である。本コーデ はクライアントのオーダーに基づき、個別に手作業で左の袖口の修正と、肩ガードの追加などの調整を施している。
いかに寒さが過酷でも、知識への渇望の妨げることはかなわない。
Pioneer - 漆匠
レイジアン工業が開発した特別作業着。
パイオニアシリーズ/漆匠。レイジアン工業から発売された。フルカバー式、特殊素材を採用し、粉塵等の劣悪な環境への耐久性が極めて高い。危険地区に出入りする研究員の需要に目を向けた。
普段着よりも作業着の方が着ている時間が長い。
モジュール
ORIGINAL / サイレンスの記章
サイレンスは戦場でオペレーターを治療することに秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては医療オペレーターとして区分し、医師の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
PHY-Y / 緊急防衛プログラム
「医療ドローンに防衛モジュールを実装したいって?」
ラボ・ルトラの扉の外で、マゼランがサイレンスを見つめた。果てしない氷原で元気に飛び跳ねるシーボーンを目撃したかのように、その目はまん丸に見開かれている。
「うん……おかしいかな?」
「よく考えたら別におかしな話ではないか。そんな要望をされるなんて考えたこともなかったってだけで。ドローンの強化って聞いて、あたしはてっきり治療効率か耐久性を上げたいのかと思ってたよ。」
「以前の私だったらそう考えていたと思う。」
マゼランは何も言わなかった。彼女は多くの時間を氷原と向き合って過ごしてきたが、ライン生命の内部で起きたことを何も知らないわけではない。
「私は最初、ただ研究者になりたかった。源石と生命の関係性を完全に解明して、自分の手で知識の新しい地平を開きたかっただけだった。」
「でも色々なことを経験して、私はついに一つの事実を無視できなくなった。つまり、研究の方針を変えない限り、私の理念から『人』を排除することは永遠にできないんだ。」
「新しい仕事を始めるよりも前に、私は一人の医師としての立場から自分の夢と野心を見つめ直さなくちゃならない。私にとって、それが人に対する最も基本的な敬意の表し方だから。」
「あのドローンたちは昔の私のアイデアの結晶なんだ。」
二人は図らずも同時にラボの方を見た。中ではメイヤーが必死に知恵を絞っており、迂闊に入っていったら噛みつかれかねない。
「あたしは医療については門外漢だけど、あのドローンたちは医者の両手の延長としてはもう完璧だと思うけどね。」
「そうかもしれないけど、段々こう思うようになってきたんだ。一人の医者……それだけじゃまだ足りないんじゃないかって。」
サイレンスは難しい顔をし、自分の髪をいじる。
「人は源石よりもずっと複雑だよね。」
「私たちは源石の活性化の状況を外見からある程度判断できるし、自然現象から天災の発生を予想することも、有効性が証明されている防護手段で感染を防ぐこともできる。」
「でも一人の人間の見た目から、その人物の内面を判断することはできる?一つの指標が下降傾向を示したとして、それが意味しているのが好転なのか悪化なのかもわからない。クロスボウを構える人を見ても、誰かを守るためなのか、誰かを殺すためなのかもわからない。」
「いつだって雪原は穏やかそうに見えるもんね。」マゼランはそっと呟いた。
「そう、いつも雪原は穏やかそうに見えるから。」
「だからこそその雪原が私たちに牙を剥いた時、守るべき人たちを守るために、もっと強硬な手段が必要だと思ったんだ。」
印
サイレンスの潜在能力強化に用いられる。
縞模様の羽根の飾り。口下手なリーベリの研究員が、自らの羽根をプレゼントして気持ちを伝えてくれた。
指名券採用
実験はリスクを伴うが、実験結果は安全だ。なぜなら「副産物」なのだから。
ライン生命医療専門家・サイレンス、戦場に最先端の研究成果をもたらす。
紹介文
省略
登場ストーリー
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