このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。 各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。 著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。 |
プロファイル
基礎情報
【コードネーム】バイソン
【性別】男
【戦闘経験】一年
【出身地】龍門
【誕生日】10月15日
【種族】フォルテ
【身長】163cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
能力測定
【物理強度】標準
【戦場機動】標準
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】標準
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】標準
個人履歴
フェンツ運輸の役員。ペンギン急便と密接な連携を取った経験があり、契約期間中にロドスに様々な行動支援を提供する。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.15u/L
仕事柄稀に源石と接触、もしくは軽度な源石環境に出入りするが、万全な防護措置を取っているため、現時点では感染の兆候は見られない。
第一資料
若き御曹司、フェンツ運輸の役員、トランスポーター。現在はフェンツ運輸とペンギン急便の間の交渉役を担っている。
年齢のわりに非常に頼もしく見える。実際の実務経験も豊富で、物流に関してもかなり博識。
しかし部外者にとって、「ペンギン急便の変人達の尻拭いをする可哀想な子」という印象が強い。
色んな意味で個性が強いペンギン急便のメンバーたちに比べ、バイソンは教科書に書いたようなトランスポーターで、常に冷静かつ穏便に荷物と情報を目的地に送り届ける。
本人によれば、ペンギン急便との連携で、彼は自身の不足を深く感じたと同時に、トランスポーターという職業への理解も変わったという。
第二資料
フェンツ運輸は龍門ほぼ全ての民間物流業務に手にかけ、その事業範囲は大陸全体に広がっている。この巨大企業の創始者は、まさにバイソンの父親である。
特殊な出身のため、バイソンは幼い頃からエリート教育を受けきた。同年代の子が自由自在な生活を楽しんでいる間、彼は既に仕事に身を投じた。想像を絶する努力と苦労はまだ若い彼を頼れる男に仕上げた。バイソンの加入は、フェンツ運輸とロドスの協力関係の決定打となった。彼のペンギン急便での経歴は三者間の良好な協力関係にも大きく貢献した。
実際、バイソンのような信頼できる交渉役がいなければ、一部のオペレーターは未だに「ペンギン急便式」のやり方で任務を遂行しているのだろう。 結果から言えば、我々はバイソンの努力に感謝しなければならないのは事実だ。
第三資料
トランスポーターとして、バイソンは同年代より遥かに落ち着いているのみならず、世渡りの経験が深い大人にすら引きを取らない。外勤の業務といい、書類仕事や条例の協議といい、バイソンの思慮深さはロドスに大きな利益をもたらし、同僚の若いオペレーター達もかなりの影響を受けている。
しかしバイソンと親交を深めれば、彼の少年としての一面も見えてくる。北の地域の風景、ラテラーノの教会、シラクーザの広々した砂漠などの話題に触れると、彼の顔にはめったに見せない憧れの色が浮かぶ。
フェンツ運輸が創立される前から、幼いバイソンは既に父親とともに大地を旅していた。その頃から、トランスポーターへの憧れが彼の心に芽生えた。しかし、フェンツ運輸の創立後、増える一方の業務に追われるバイソンは、学業と仕事の両立に息苦しさを感じていた――ペンギン急便に出会うまでには。
「良い転機に聞こえますが、一度彼らと協同で仕事をしてみたら、あまりの落差に複雑な気分になりましたよ。」
第四資料
「エンペラーさんって本当にすごいんです。謎も多いですし……正直、ペンギン急便のああいうスタイルを保ちながら倒産させないこと自体はもうすごいと思いませんか?」
「エク姉?そうですね……色々ツッコミたいところはありますが、どうせ聞く耳を持たないですから。」
「テキ姉は彼女達の隊長ですよね?おやつを食べる癖について言いたいことがありますが、もう少し他のオペレーターに気を使った方がいいと思います。特にエク姉と一緒にいる時とか。皆が皆彼女達みたいに息ピッタリというわけではありませんから。ええ、ぼくにはわかりますよ、大変な目に遭いましたから。」
「クロ姉……もっと考えてお金を使ってください、頼みますよ!」
「はい、みんなソラ姉の曲が好きです。長い旅の中、音楽はトランスポーターにとって最高のお供ですから……しかし、何故その中にいつもエンペラーさんのリミックスが入っていますかね?」
「ドクターは本当にすごいですよ。ロドスに個性豊かな人がこんなにたくさんいるのに、あなたはよく……あれ、今サンクタの人が通りませんでした?エク姉かな?エンペラーさんから彼女への伝言が――もういない?嘘!?すみません、先に失礼します!」
――ある日メタルバンドパティの会場を片付ける時、バイソンとドクターの会話より
昇進記録
機会に恵まれ、ロドスは短い間、フェンツ運輸の現CEO兼代表取締役オエル・ピーターズと対面したことがある。
ピーターズは紛れもなく親バカだった。 彼の妻、すなわちバイソンの母親が療養のためにレム・ビリトンに行ってまもなく、彼はバイソンの入職手続きに着手した。 わずか10分間の会話でも、彼の話題はほぼバイソンに関する内容だった。
ところが、ピーターズはロドスにいるバイソンの現状に非常に満足しているようで、理由は不明だが彼をフェンツ運輸に呼び戻す気が全くない様子だ。自分のそばに戻ることすらまだ早いと思っているようだ。
一度だけ例外があった。ピーターズがバイソンに、治療のために龍門に戻った母親へのお見舞いに誘う時のことだった。綴られた手紙の謹厳な言葉遣いが、普段彼が見せる親バカのイメージからかけ離れすぎたため、親から子への手紙とは想像し難かった。しかし謹んで返事を書くバイソンの様子を見ると、周りはようやく「この父にしてこの子あり」の意味を理解した。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
ドクター、何か運搬が必要なものはありませんか? |
会話1 |
この騒がしいロックサウンドは……エク姉、また一人でパーティーをやってるようです。注意してきましょうか、ドクター? |
会話2 |
肉体労働はわりと得意ですよ。経営についてもある程度は理解しています。ということで、何かお手伝いできることはありませんか? |
会話3 |
ぼくの一家は、父の代で龍門に落ち着きましたので、ぼくは正真正銘の龍門人ですよ……。龍門について何か知りたいことがあれば、なんでも聞いてください。 |
昇進後会話1 |
ドクター、「普通」の物流会社の運営について何か知りたいなら、他のペンギン急便の社員じゃなくて、直接ぼくに聞いてくださいね。ぼくが言うのもなんですが、ペンギン急便はちょっと特殊ですから、参考になるとは思えません……。 |
昇進後会話2 |
任務外の時間の過ごし方?そうですね……部屋で休憩する以外だと、よくクロ姉の買い物に付き合わされます。荷物を持たされたり、衝動買いを止める役を任されたり……ドクターも興味があれば一緒に来ませんか? |
信頼上昇後会話1 |
これまでぼくは、ルール化されたフローと効率の良い運用が、会社を長く運営していく鍵だと思っていました。だから、ペンギン急便みたいな会社が長くやってこられていることが、初めは全く理解できませんでした。 |
信頼上昇後会話2 |
ペンギン急便に来て、テキ姉たちといろいろな経験をして、自分の知っている世界が、どれほど狭いものだったかに気づかされました。ルールや戒律を取り決めるのは正しいことですが、全ての人に、それが適しているというわけではないんです |
信頼上昇後会話3 |
ドクター、自分では気づいていないかもしれませんが、あんな個性豊かな面々をまとめ上げるのは、誰にでもできることではありません。……ぼくもいつかドクターのようになれたらいいですね。 |
放置 |
ドクター……お休み中でしたか。仕方ない、掃除でもしときましょうか。 |
入職会話 |
初めまして、ドクター。ぼくはバイソンと申します。契約に則り、これからロドスの一員として働きますので、よろしくお願いします。 |
経験値上昇 |
ありがとうございます。しっかり勉強させていただきます。 |
昇進Ⅰ |
ありがとうございます、ドクター。一歩ずつ着実に歩んでいけば、きっと結果はついてくる。ぼくの信条です。 |
昇進Ⅱ |
ペンギン急便にもロドスにも、ぼくが見たことのない世界が広がっていました……いつかこの世界で、自分の居場所を見つけられるように、これからも精進します。 |
編成 |
任務ですか?わかりました。 |
隊長任命 |
現場の指揮なら、少しは経験があります。 |
作戦準備 |
はい、目的地と標的は把握しています。 |
戦闘開始 |
ふぅ……みなさんの足を引っ張ったりはしません。 |
選択時1 |
ぼくはどうすればいいですか? |
選択時2 |
ぼくの番ですね。 |
配置1 |
頑張ります。 |
配置2 |
了解です。 |
作戦中1 |
まだいけます。 |
作戦中2 |
もう少し耐えろですか?わかりました。 |
作戦中3 |
こう見えてぼくの盾は固いですよ。 |
高難度作戦クリア |
さすがドクター……転職の場では引っ張りだこになるタイプですね。 |
★3で戦闘終了 |
やはりドクターは……すごいです。 |
★2以下戦闘終了 |
ひとまず第一目標は達成しました。これでいいですね? |
作戦失敗 |
落ち込まないで、ドクター、まだ次のチャンスがありますから。 |
基地配属 |
これがロドスの中……広いですね。 |
タッチ1 |
どこに行けばいいですか? |
信頼タッチ |
ソラ姉の新しいアルバム、いいですね。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
おはようございます、ドクター。 |
逆理演算
親友戦線 / 龍門・屋上
バイソンとペンギン急便の仲間たちが築き上げる戦線は圧倒的な堅牢さを誇る。彼らがそれぞれの得意技に卓越した戦闘能力を持っていることは確かだ。だがこの戦線を真の鉄壁にさせているのはそんなものではない。彼らが共に過ごしてきた歳月……常識外れで、スリリングで、涙あり笑いありちょぴっとだけ温もりありの日々こそが、彼らの強さの理由なのだ。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
モジュール
ORIGINAL / バイソンの記章
バイソンは戦線を維持しつつ敵を食い止めることに秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、重盾衛士の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
PRO-X / 「これまでの旅路」
カジミエーシュ。かつての彼ならば通りを埋め尽くすネオンに少し委縮してしまっていたかもしれない。しかし今の彼は自身が背負う責任をはっきりと理解していた。その日、交渉を成功裏に終えてからガラスの門を出ると、消えることのないビルの灯りが彼の影を長く伸ばした。バイソンはそれを見てようやく、もう深夜なのだと知った。
ラテラーノ。街角の建物が彼の頭上でいきなり倒壊した。バイソンは驚愕の中で、頭に直撃する寸前のスイーツをキャッチした。荘厳な教会が日差しの下で放つ輝きにしばし心を奪われ、それから扉を開ければ中では多くのトランスポーターが集まっていた。
クルビア。休むことを知らない開拓都市は彼に人間の生命力への深い敬意を抱かせ、数々の最先端技術は彼により慎重な契約条項の検討と言葉選びを行わせた。向かい側に何名もの上層部の人間が並ぶ中、バイソンはそのテーブルの前に一人で座った。
サーミ。彼は少しの間だけ氷原に踏み入れてみたが、残念ながら少年の気概は自然の力に打ち勝つことはできなかった。バイソンが小屋の中で毛布にくるまりながら白湯をすすっていると、外からゆったりとした歌声が響いてきた。彼は窓にもたれかかり、その歌詞のおおまかな意味を胸に刻み込んでいった。
シラクーザ。砂漠の風砂に地図を引きちぎられ、バイソンは色とりどりの灯りだけを頼りに目的地のバーへとたどり着いた。戸を開けると、中にいた三人のループスは静まり返った。彼は布で隠された銃器が放つ冷たい光を無視し、冷静に荷物と情報を受け渡した。
炎国。慣れ親しんだ場所まで帰ってきた。ドアを開けて中に入れば、変わらぬお祭り騒ぎがそこにあった。バイソンは以前、おびただしい数のキャンディーが空から降ってきた時の驚きを思い出した。今、彼は目の前に広がる混沌を眺めながら、赤髪の先輩が差し出してきた盾を受け取ろうとしていた。変わり果てた姿のその盾は、かろうじて彼の父がデザインした時の面影を残していた。
これまでの旅路で培った精神力で彼はどうにか平静さを保っていたが、その脳裏にはこの大地で見てきた様々な情景が一瞬でよぎっていった。「配達中にアクシデントがあって、咄嗟にその盾で防いだ。改造はそのお礼だよ」といった説明が音楽の隙間を縫って行われた。
バイソンは元は父からの贈り物だったそれを受け取ると、音楽とアップルパイの香りに包まれながらバーの裏手に回り、手紙をしたため始めた。
宛名、時候の挨拶に続いて本文では父と母の体の具合を尋ね、直近の仕事の状況を記した。ふと顔を上げれば、入り口にいたマフィアの用心棒へシャンパンがぶちまけられるのが見えた。バイソンは素早く手紙を懐にしまい、盾を持ち上げた。
もしもいつか一人前になったら……改造された盾のゴテゴテとしたモジュールの使い道で悩みながら、バイソンは同時にこう思わずにはいられなかった――ここをまともな企業として一か月間は平和に運営してみせるんだ!と。
……いや、もう少し大きく出よう。一年間だ!
印
バイソンの潜在能力強化に用いられる。
幾つもの山河を越えた記録が残されている古い地図。そこには古い印に混じって新しい計画も。これぞトランスポーター。
指名券採用
本人は懐疑的だ。なぜ、これほど多くの戦闘技術がトランスポーターに必要とされるのか?
トランスポーター・バイソン。その落ち着いた様子は年齢不相応なほどだ。
紹介文
省略
登場ストーリー
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