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プロファイル
基礎情報
【コードネーム】アッシュロック
【性別】女
【戦闘経験】四年
【出身地】カジミエーシュ
【誕生日】3月20日
【種族】ザラック
【身長】164cm
【鉱石病感染状況】
体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
能力測定
【物理強度】優秀
【戦場機動】標準
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】標準
個人履歴
レッドパイン騎士団メンバーの一人、灰毫騎士グレイナティ。カジミエーシュメジャー後にロドスに加入。
キャノンランスと盾を用いて戦う。遠距離から敵を狙い撃つほか、戦線を維持し、他者を護ることもできる。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果に異常があり、鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。
【源石融合率】7%
面部にはっきりした源石結晶の分布が見られる。
【血液中源石密度】0.19u/L
感染状況は安定しつつある。
第一資料
カジミエーシュのメジャー終了後、グレイナティはレッドパイン騎士団の仲間とともに、ロドスに加入した。カジミエーシュの感染者への扱いを十二分に体験してきた彼女たちは、大地にロドスのような組織が存在していることに、この上ない驚きと喜びを表した。今後、彼女らはロドスで新たな生活を始めるとともに、引き続き感染者のために戦っていくことになる。
しかし今のグレイナティは、迷いの中にいる。
彼女には目標が必要だ。
かつての彼女は、一族のために自身を磨くことを目標としていた。感染者になってからは、耀騎士や血騎士のように、自らの力でメジャーチャンピオンの座に就くことを目標としていた。そして今、彼女はソーナや騎士団のほかのメンバーとともにロドスにやってきて、製薬会社の一員となった。カジミエーシュを離れた彼女は、もう騎士のような、カジミエーシュ人のような戦い方を手放さねばならない。
今まで親しんできた掟やルールも、通用しなくなる。
だから、今の彼女はまだ迷っている。まだ悩んでいる。
しかし、心配はいらない。もし望まれれば、グレイナティはきっと身を挺してみなの前に立つだろう。
カジミエーシュ古来の、誇り高き騎士貴族たちのように。
第二資料
レッドパイン騎士団の最初のメンバーは、焔尾騎士ソーナと灰毫騎士グレイナティの二人。同じくザラックであり、出身地も近かったのだが、面識をもったのは全くの偶然によるものだった。二人が初めて出会ったのは、大騎士領の地下騎士競技場だった。感染者騎士法案が可決されてまもなく、グレイナティは一族に追放され、大騎士領にやってきた。地下騎士競技の参加者となった彼女だが、とある団体混戦の前に、ある選手から、臨時同盟を申し込まれたのだ。それがソーナだった。砲手と剣士は互いの弱点を補い合い、力を合わせて団体戦を戦った。そして、壇上に残っているのが二人だけとなった時、ソーナは剣をグレイナティに向け、彼女の所有するポイントを奪い取った。
騎士として、グレイナティは怒りを覚えるはずだったのだが、彼女はソーナから久々に安らぎと信頼を感じていた。そして更には、ソーナへの疚しさも自覚していた――ソーナはかつてカリスカ家の領地の民だったが、故郷が天災に見舞われた際、カリスカの一族は騎士貴族の責任を果たさなかった。その結果、故郷は廃墟と成り果て、彼女も感染者になってしまった。
その後、グレイナティはソーナとともにレッドパイン騎士団を立ち上げた。試合に参加して資金を稼ぎながら、大騎士領の感染者を救助してきた。様々な方法を模索してた彼女たちは、自助も、監査会との取引も試みてきた。そして今、打って付けの協力相手をようやく見つけたのだった。
第三資料
グレイナティは、競技騎士として珍しいタイプである。競技場に立つ彼女は、いつも言葉数が少なく、観客の歓声も野次も聞き流し、ただ静かに目の前の相手と対峙する。営業イベントに参加することは滅多にないが、ファンからの手紙は一通ずつきちんと読み、返信している。時々通りすがりのファンに気づかれて、興奮気味にサインをねだられるが、その時彼女はいつも驚いて、慌てて声を抑えるようにお願いしたりする。そしてファンを連れて人混みから遠さがり、言葉につっかえながらも相手の希望を尋ね、差し出された物品にサインをしてあげる。このような行動が、かえってグレイナティの評判を高め、根強い支持者が生まれた。ソーナは時々冗談交じりに、アイドル騎士になった方が競技騎士よりも未来が明るいのでは、と進路転換を勧めてくるが、もちろんグレイナティは毎度きっぱり断っている。
グレイナティの戦闘能力は決して低くない。むしろ、レッドパイン騎士団の中でも優れた方に数えられる。彼女の砲火による猛攻の前では、多くの対戦相手がなすすべもなく破れるのだ。しかし、そんなグレイナティにも弱点がある――装甲と火砲の重さに起因する体力不足と、近接戦中の機動力の低さ、そして弾薬詰め替えの際に生じる致命的な隙である。これらの弱点を克服し、メジャーチャンピオンレベルの全能さまで己を鍛え上げない限り、弱点を突いて彼女を倒す騎士は必ず現れるだろうし、彼女も望む地位を得ることはできないだろう。
第四資料
グレイナティをよく知る者はみな、彼女が騎士貴族に対して強い恨みと嫌悪を抱いていることを知っている。しかし、グレイナティ本人も、かつては騎士貴族の一人だった。
グレイナティの一族は、かつては名家として知られていた。しかし祖母が亡くなったあと、家業の経営を担当する一族の年長者が形勢の判断を誤った。これによって、一族企業全体が巨額の損害を被り、一族は衰退の一途をたどることとなった。そしてちょうどその頃、グレイナティは不慮の事故により鉱石病に感染してしまった。
彼女に対する一族の者の態度は、一変した。
幼い頃からともに遊んだ兄弟姉妹は接触してこなくなり、交流があった数人の叔父からの連絡も徐々に途絶えた。一族の年長者たちは、グレイナティという存在を忘れたようだった。
カリスカの者たちは、みな心の中で同じことを考えていた。「カリスカに感染者はいらない。グレイナティがいる限り、我らの名誉が穢される。」
一族が転落するにつれ、グレイナティへの態度も無視から怒りへと変わっていった。彼女はかつて、一族の年長者が領地の感染者を侮辱していたのをその目で見た。しかし、自分自身も一族の一員であるにも関わらず、感染を理由にそのような扱いをされるとは、思いもしなかった。
さらに信じがたいことに、どうやら首席騎士が、自分をカリスカ家から放逐したいと考えているようだと彼女は気付いた。
自分からカリスカの名を奪い、天災に故郷を潰され、帰る場所がなくなり、鉱石病に感染した名もなき民衆の一人としたいようにみえたのだ。
そんな彼女の疑念はすぐに払われた。しかし、現実はそんな彼女の想像よりずっと冷徹なものだった――名を奪われるだけではなく、故郷に留まるという自由さえも失う可能性が出てきたのだ。
ある日、首席騎士は厄介事の相談を名目として、グレイナティを呼び出した。使者は遠回しに要件を伝えたが、彼女はその「厄介事」が自分だとすぐさま理解した。
グレイナティが会見室の扉を叩いた時、そこで待ち受けていたのはカリスカの首席騎士と、もう一人の貴族首席騎士だった。
彼らは会談をしていたようだが、和やかな雰囲気には見えなかった。相手は一歩も譲らず、あらゆる利益を巻き上げようとしていた一方、カリスカの首席騎士は、自家の会見室にいながら、なすがまますべての手札を相手に晒しているようだった。
その貴族首席騎士はグレイナティの姿を目にした途端、大いに激怒した。カリスカの者が感染者を匿い、あまつさえ自分の目の前に連れて来ると責め立てた。そしてその場で契約を破り捨て、今後一切カリスカと協力関係を結ばないと宣言した。
相手が自分の存在にかこつけて、契約破棄の責任を免れようとしていたのは、グレイナティにははっきり分かっていた。しかし一族の長である首席騎士は、そのことにまったく気づかなかった上、怒りをそのままグレイナティにぶつけることにした。
そしてついに、その時がやってきた。月のないある夜、首席騎士は一族会議を召集した。グレイナティという感染者が去るべきか否かを、投票で決めるためだった。
――全会一致賛成で決まった。
その場にいた誰も反対票を投じなかった。棄権者すらいなかった。グレイナティの両親でさえ、賛成に手を挙げた。
彼らには彼らの事情があることは、グレイナティにも理解していた。しかしその瞬間、涙が頬を伝うのは止められなかった。
同情を抱く者は一言も発さず、彼女を嫌う者は大声で喝采した。上方に座る首席騎士は、これ見よがしにさも公正であるように振る舞っていた。
これがカリスカ家――カジミエーシュ騎士貴族の縮図だ。
それから、グレイナティは故郷を離れ、一人で大騎士領に向かった。地下競技場から一歩一歩堅実に、己の力量で上へと登った。彼女は騎士競技に参加することで、もう一度名誉を取り戻そうとした。勝ち取った栄誉をあの腐りきった一族に見せつけることで、彼らに過ちを認めさせ、被せられた汚名をすすごうとしたのだ。
では、その後は何をするべきか?
ソーナはすでに考えている。グレイナティは、まだだった。
昇進記録
火砲は高い威力を誇る伝統的な攻城用武器である。元は大型であったが、技術の進歩により、一人で所持かつ使用が可能な火砲が生まれた。威力は若干落ちるものの、人型標的には十分な殺傷力を持つ。グレイナティの先祖は、この武器を用いて一族の未来を勝ち取った。しかし、今の世代で、火砲の扱いに精通する者の数はごくわずかになっている。
幼い頃に、訓練の一部として、祖母はグレイナティに火砲の扱い方とメンテナンスを教えていた。祖母は、この訓練が彼女にとって武器に親しむ練習になればと考えており、同時に一族代々伝わってきた技術を彼女につないでほしいという願いも込められていた。しかし残念なことに、グレイナティが修業を終える前に祖母は病に倒れそれっきりとなり、修業に出資してくれるとのたまっていた一族の年長者たちが約束を履行することもなかった。そのせいで、グレイナティは己の勤勉さだけを頼りに、独学で残りの修業をこなしていくしかなかった。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
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秘書任命 |
あなたも大企業の職員のようにデスクワークをするんですね。なかなかの量ですし、手伝いましょうか。 |
会話1 |
まさか耀騎士まで雇用関係を受け入れているとは。ロドスはとても不思議な会社ですね。 |
会話2 |
騎士は倒れても這い上がれるかもしれませんが、感染者にそんな情け深い道は残されていません。 |
会話3 |
ゴホゴホッ、武器に何かトラブルが起きたみたいで……ゴホゴホッ、工房はどちらですか?あちらですね、ありがとうございます。ゴホッ、ゴホゴホッ。 |
昇進後会話1 |
もし騎士貴族がその誓いと責務を果たしていたら、感染者の境遇はここまでひどいものにはなっていなかったはずです。ただ、貴族なんて……カジミエーシュ人は皆、騎士貴族が市民を悪から守ることを信じるよりも、大手のセキュリティー会社と契約する方が良いと考えていますよ。 |
昇進後会話2 |
「お前が感染者になったから一族が落ちぶれた、全部お前が悪い。」そんなことを言われ続けてきました。フンッ、騎士貴族とはそういうものです。取り柄なんて何一つなくて、弱い者いじめしかできないんですから。 |
信頼上昇後会話1 |
ユスティナは私に話しかける時、いつも騎士称号を呼ぶんです……どうしてでしょうか。「灰毫(かいごう)」という言葉は、彼女にとって何か特別なんでしょうか? |
信頼上昇後会話2 |
ソーナとは団体混戦の試合中に知り合いました。あれは厳しい一戦でしたが、初対面ですぐに手を組んで、他の選手と戦うことにしたんです。結局、彼女は剣で私のポイントまで奪って、でもその場ですぐに謝ってくれた……それでコンビとして一緒に行動しているんです。 |
信頼上昇後会話3 |
故郷にはもう帰れません。私にできるのは、ソーナたちと明るい道を探すことだけです。フッ……感染者騎士になってしまったのはろくなことではありませんが、まだ抗うチャンスは残っています。未来がどれほど苦しいものであっても、今よりはきっと明るいはずですから。 |
放置 |
適度に休憩してくださいね。試合後のインターバルは、普段のトレーニングと同じくらい大切ですよ。 |
入職会話 |
レッドパイン騎士団、“アッシュロック”こと、グレイナティです。ロドスに受け入れていただき、ありがとうございます。 |
経験値上昇 |
突撃連携?うん、いいコンビネーションだ。 |
昇進Ⅰ |
これは資格認定のメダルですか?ああ……すみません、まだロドスの規則がよくわかっていなくて。ありがとうございます。 |
昇進Ⅱ |
「砲音が轟き、勝利は目前に。」 |
編成 |
あなたの指令に従います。 |
隊長任命 |
私が指揮を?わかりました。 |
作戦準備 |
皆の凱旋を祈る。 |
戦闘開始 |
構えろ、敵は目前だ! |
選択時1 |
はい。 |
選択時2 |
命令を。 |
配置1 |
この戦いに「それまで」なんてない。 |
配置2 |
試合が始まる。 |
作戦中1 |
装弾! |
作戦中2 |
砲撃は一つ目の布石に過ぎない。 |
作戦中3 |
守りを固めて、進め! |
作戦中4 |
この試合は絶対に勝つ! |
高難度作戦クリア |
素晴らしい。これが指揮の芸術というものですね、勉強になりました。 |
★3で戦闘終了 |
団体戦の指揮が本当に得意なんですね。 |
★2以下戦闘終了 |
試合でポイントを取られれば、その分の勝機が失われます。 |
作戦失敗 |
ゴホゴホッ……私の……せいなのか…… |
基地配属 |
そんなに場所を取らない装備でよかった。 |
タッチ1 |
ん? |
信頼タッチ |
ファンからのプレゼント?ドクターのところに届いた?申し訳ありません、ご迷惑をおかけしました。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
今日はどんな任務がありますか? |
逆理演算
未実装
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
モジュール
未実装
印
アッシュロックの潜在能力強化に用いられる。
発射後に残された薬莢。アッシュロックのサインが入っている。この一発の砲弾はかつて彼女に勝利をもたらした。今は貴殿のものだ。
指名券採用
盾との正面衝突か火砲との砲撃戦、負け方くらい自分で選べ。
灰毫騎士・“アッシュロック”グレイナティ、完全武装で戦いを待つ。
紹介文
省略
登場ストーリー
メイン | |
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その他 |
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