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プロファイル
基礎情報
【コードネーム】ウユウ
【性別】男
【戦闘経験】七年
【出身地】炎国
【誕生日】1月13日
【種族】リーベリ
【身長】187cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
能力測定
【物理強度】標準
【戦場機動】標準
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】普通
【戦闘技術】優秀
【アーツ適性】標準
個人履歴
ウユウは炎国勾呉城の出身である。幼い頃から武学を学び、かなりの腕前となったが、現地の権力者の不興を買ってしまい、故郷を出て流浪することになった。その途中で偶然にもロドスのオペレーターであるラヴァに出会い、協議によって双方の条件を明確にした後、ロドスに加入した。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.12u/L
源石との接触は極めて少ない。
第一資料
つかみどころのない炎国の男性。趣味は釣りで、副業として各オペレーターに向けて炎国特有の様々なアクティビティを紹介している。その一部を例に挙げると「手相占い(あくまで参考)」、「宿舎風水学」、「オリジムシでも痩せられるカンフーフィットネス初級編」や「本家リーベリ流マッサージ」などがある。彼が手ずから製作し題字をした炎国風折り扇子も、一部の炎国文化愛好者の間で流行りの品となった。
そういった行動によって、ウユウはクロージャから三時間にわたる説教を受け……その後彼女の艦内営業活動における頼れる助手の一人となった。
「おかしいなー、この人なんでこんな物知りなの?勾呉城で一体どんな暮らしをしてたんだろう?」
第二資料
ウユウは炎国のごく普通の街の生まれであり、両親は共に農民である。数奇な縁に恵まれ、ウユウは勾呉城の廉家の女性に見込まれ、武学を学び身を立てるために勾呉城へと連れて行かれた。
炎国一部の都市では、武館を設立する風習があった。古くからの習わしなのだが、移動都市の規模拡大につれ、都市間や国家間の交流も盛んになり、このような「民間武道」の習わしも大きく変わっていった。現在では武道を学ぶ若者のほとんどは、健康の維持や自衛を目的としている。また各地の武館が開催する武闘大会や、演武台での勝ち抜き戦も、ビジネス目的のものがほとんどとなっている。それでも、一部ごく少ない者は「武を以て戈を止む」という心構えを貫き、実戦的な武術の極意を承け継ぎ続けている。ウユウの門派はまさにその一例である。
「ただ一つ問題があるとすれば、それを学んだとしても儲け話には繋がらないってところかな。世はまさに太平の盛世ってやつだからね。」――ウユウ
第三資料
ウユウは感染者ではない。彼はあくまでも「仇の目と耳を欺くのに都合の良い仕事を求めて」ラヴァの推薦でロドスにやってきたに過ぎない。彼自身も、自分に「仇」と見なす相手がいることを隠したりしていない。
我々の簡単な調査と、ウユウ本人への質問の結果、廉家道場に起こった例の事件は陰謀であることが判明した――「連中」は身分不明の「拳士」を用意して、その拳士が試合中にウユウの手によって死ぬように仕向けた。この事件によって勾呉城の各勢力に廉家の道場を非難する口実が与えられた結果、ウユウの師が放血を強いられて命を落とし、ウユウ自身も名と身分を隠し異郷への放浪を余儀なくされた。
だがウユウによれば、師匠は既にかなり年配で、弟子も数えるほどしかいなかったらしい。さらに、弟子たちは権力のある身分ということもなく、突出して目立つほどの活躍をしていたわけでもなかったという。勾呉城での廉家道場の人気といえば、隣にあるフィットネスクラブにも劣るくらいだった。そのため、色々ないわゆる筋の者たちがなぜ寄ってたかってこんな小さな道場を目の敵にするのか、また既に地元を離れて何らの脅威にもなりえないウユウを、未だに亡き者にしようと追い続けているのかは大いに疑問だ。
「江湖中のことは、江湖中で完結させるのが筋というものですよ。」我々の疑問に対して、ウユウはただ苦笑して、全く関係がないような答えを返した。
その後、ウユウは田植えの知識へと話題転換させて、話の続きを避けた。
第四資料
ウユウ本人の作戦方針は「逃げられる限り逃げる」である。事実、ラヴァとクルース以外のほぼ全オペレーターにとって、ウユウの印象は面の皮が分厚い優男だった。まともな仕事はしないが、それ以外はなんでもできる、といった感じである。しかしなぜか、ラヴァとクルースはある程度ウユウの能力を信頼している節が見られる。
聞くところによると、ラヴァはニェンより依頼された個人的な任務を遂行する時に、偶然ウユウに出会ったのだという。その時の任務記録も記載が曖昧なのだが、我々はラヴァとクルースを信頼しているため、ウユウについても……観察持続で、随時記録を補足する、というスタンスをとることにした。
【補足報告】
補足報告。えっと、ウユウが扇子一本であの酔っ払いのサルカズを転がしたのをこの目で見たのだが、あれはどういう術だろうか?
【補足報告その二】
補足報告。あくまで一個人としての疑念であるが、ウユウ氏は自身のアーツ能力を隠蔽しているのではないか。彼は囮役を買って出て、賊に捕まって本拠地に閉じ込められたというのに、自力で脱出したのだ!しかも軽傷で済んでいるとは!
【補足報告その三】
補足報告……例の賞金稼ぎたちは一網打尽にされた。我々が到着した頃は、前後不覚な奴らがあちこち倒れているだけで……こ、これはウユウが一人でやったというのか?奴ら全員武器を持っていたのに?術師まで一人いたのに?
【補足報告その四】
ウユウが言うには、捕まった後に偶然賊の首領に隙ができたのを見つけて、また偶然にも自分を縛ってた縄が緩んでたから、偶然全員をぶちのめせたらしい……更に扇子も傘も、一般的には武器だと思われないから機が生じた、とも。「箸だって人を殺せるとも知らずに」だと。なにそれ、怖っ。
【補足報告その五】
ウユウの能力はもしかしたら本物かもしれない。だが今日彼に教えを乞う時、しわくちゃな『フィットネスと飲食指南』だけ渡された上に、入会するかどうかまで聞かれた。別にダイエットがしたいというわけではないのだ!
昇進記録
ウユウ、烏有、子虚烏有。一瞬の閃きでつけた仮の名前にしては、かなり気に入ったようね。ほら、コードネームまで「ウユウ」をそのまま使っているわけだし。
彼の経歴は知ってるわ。悲惨といえば悲惨だけど、さして珍しくもない。彼が選んだ道自体が騙し騙されの道だから。むしろ今となっては、彼の言う兄弟子や姉弟子とやらの中でも、彼を狙っている奴がいるかもしれないわね。
それでも屈しないというのは、まぁ権力に頭を下げないという点は評価できるかも。掟を破ったといっても……その掟とやら自体が果たして守る価値があるかどうかも疑問だけどね。
彼がそんな評価に値する人間に見えないって?まぁ、自分で理解してみなさいな。
――匿名の炎国オペレーター
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
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秘書任命 |
ふむ、ここがドクターの執務室かい?よきかな、よきかな。どれどれ、『今すぐ身につく風水学指南』によれば、と…… |
会話1 |
自慢じゃないけどね、喧嘩の腕の他にも、料理や鍼、マッサージに風水占い、なんなら大工仕事や畑仕事に釣りまで、何でもござれなんだよ!ドクター、何でも言ってくれよ、全てお任せあれ。 |
会話2 |
ド、ドクターよ、先ほど暇を持て余して人事部に手伝いに行ったら、うっかり何人かのオペレーターのプロファイルを見てしまったのだが…。あ、あのエフイーターってもしかして『萌えよ危機一髪の生存遊戯』の主演の?まことに?サインをもらいに行っても大丈夫かな? |
会話3 |
師と仰ぐのは何者か?ふむ、この問題は炎国の料理体系を紐解くように複雑でな、普段は軽々と口にしないものだ。間違えると殴られるし。だがまぁ……ドクターには、私が廉家最後の継承者とだけ覚えてもらえれば。ああ、だが私の苗字は廉ではないぞ。楚姓だ。 |
昇進後会話1 |
シ、シー嬢が……本当にあのお方もロドスに来たのかい。ああ、なんというか、もう記憶も曖昧なのだが、彼女が描いた夢絵巻の中で、自分の運命の欠片を垣間見たような……ああ恐ろしや、やめようやめよう、ドクターもくれぐれも気を付けてくれ。 |
昇進後会話2 |
まあまあドクター、私のことは心配せずとも、感染者諸君とはちゃんとやっているよ。昔は私の実家近くでも天災が起こったのだがね、もう空が真っ黒で恐ろしいのなんの。その時に師匠が、天災は天が人の世にかけた冤罪だと言っていたよ。はぁ、困ったものだ。 |
信頼上昇後会話1 |
恩人様のラヴァ嬢?ええ、恩人様とお呼びしているのは、かつて私を救ってくださったからだよ。呼んでいるうちに慣れてしまってね。私のこれまでの人生で人に救ってもらったのは三度なのだが、その一つ一つを心に深く刻み込んでいるんだ。鉗獣のことかって?いえいえ、恩人様から受けた最大の恩義は、私に道を示してくださったことだよ。 |
信頼上昇後会話2 |
なぁドクター、人が生きていくにあたって、過去を完全に放り出すなんてできるのか?無理だろう?気にせずにいられないのなら、過去に残した結び目が解けなくなった時は、どうしたらいいと思う?貴殿にもわからないと?おやまあ、お互い大変だよなぁ。ほら、ひまわりの種でもどうだ? |
信頼上昇後会話3 |
勾呉城には、老いた梧桐が多くあったな。いや、ふと思い出しただけだよ。秋に地を敷き詰める落ち葉とか、その頃両親が田舎から様子を見に来てくれたこととか。そういう時に限って普段は厳しい師匠が褒めてくださったり、兄弟子や姉弟子もいじめてこなくなった。いやあ、ただ思い出しただけだよ。 |
放置 |
ううん、貴殿にも扇子を誂えようと思うのだが、題字は何がいいかな? |
入職会話 |
コードネームかい?「ウユウ」にしよう、「子虚烏有」の「烏有」だ。貴殿がドクターかい?つまり私の新しいご主人?どうだい、肩を叩こうか?それとも足を揉んでほしい? |
経験値上昇 |
なんと素晴らしき百般の武芸、お手並み拝見させてもらったよ。 |
昇進Ⅰ |
昇進に昇給?!よよよ、これはこれは感謝感激雨あられでございまする。貴殿のためなら私め、必ずや火の中水の中だろうと……それはそれとして、給料はいくら上がるんだい? |
昇進Ⅱ |
勾呉城の借りは、いずれきっちり返すつもりなのだが、唯一心苦しく思うのは自らが招くだろう災いが周りにも降りかかってしまうかもしれないことだ。ドクター、貴殿も存じておられるだろうに。それでもこの私にこれほど目をかけられるのか?……知遇の恩義、永世に渡りて忘るべからず。 |
編成 |
よしきた。ドクター、大船に乗ったつもりで任せたまえ。 |
隊長任命 |
私に指揮を?しばし待て。えーと兵法の秘伝書は確かここに…… |
作戦準備 |
曰く、兵来たれば将擋し、水来たれば土掩す、だ。まあなんとかなるさ。 |
戦闘開始 |
これはこれはとんでもない、おっかない人たちだねぇ。 |
選択時1 |
ご所要かな? |
選択時2 |
こっち、ほらこっちだぞー! |
配置1 |
よしきた、任せてくれ。 |
配置2 |
さすがドクター、賢明な決断だね。 |
作戦中1 |
気を定め、神を閑かにす。 |
作戦中2 |
武の極致に至らば進退意の如くならん。 |
作戦中3 |
月に満ち欠けあり、扇に開閉あり。 |
作戦中4 |
さっさとかかってきなさいってば。 |
高難度作戦クリア |
力を合わせれば成せぬことなしというが、皆で頑張れば、なるほど空が真っ赤に燃えたねぇ。よきかなよきかな。 |
★3で戦闘終了 |
曰く、道を得る者は助け多く、道を失う者は助け寡なし。であれば、我々の勝利は必然といえよう。 |
★2以下戦闘終了 |
窮寇には追ること勿かれ。なに、仮に面倒でも起こったら、我らが共に責を担えば良いだけさ。 |
作戦失敗 |
皆先に行け。大丈夫、逃げ足は一級品だからな、なんてことないさ。 |
基地配属 |
ほほう、ロドスはまことに良いところだ。見所が多すぎて、目まいがしそうだよ。 |
タッチ1 |
うおっ、何の真似だい、ドクター? |
信頼タッチ |
ドクター、技の一つや二つ、手ほどきしてあげようか? |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
おや、ドクターじゃないか。奇遇だね! |
逆理演算
処世術 / カジミエーシュ・洞窟
「臨機応変、逃げるが吉」、ウユウは自身の戦闘技術をこう評している。「逃げるが吉」とは、貴殿が十種類もの戦術プランを用意して、彼に戦術の良し悪しを占わせたとしても、常に逃げることこそが最高の戦術と答えるという意味である。
しかしそれは、傘と扇子を武器に単身で面倒事を片付け、その後五体満足で撤退するほどの力量がある、という意味でもあるのだ。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
0011/VI - 冷山月
ウユウの私服。
0011ニューモデル/冷山月。ウユウが人目を忍ぶ際の衣装を参考にデザインされている。月が姿を変えるように、不体裁な者も見かけを取り繕う時がある。
笠を深く被ると、故郷の風景は彼の後ろで影絵となった。
モジュール
ORIGINAL / ウユウの記章
ウユウは繰り返し戦場に切り込む戦術に秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては特殊オペレーターとして区分し、行商人の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
MER-X / 「檐下聴雨」
廉(レン)家の道場を離れる時、勾呉はもう何日も雨に降られていた。落ちたアオギリの葉が地面にびっちりと張り付き、土の生臭さに蓋をしていた。彼は道場の門に内側から鍵をかけ、誰もが寝静まった深夜を狙い、修行用の武器棚から銅棍を拝借すると、壁を越えて道場を後にした。
それからしばらくして、勾呉近くの街に、サングラスを掛けた占い師が出没するようになった。晴れの日は十字路のそばで占いを、人通りの少ない雨の日は、一人傘をさして町外れの川で釣りをする姿が目撃された。彼をすっぽりと覆う傘は、骨組みがしっかりしていて重量もあり、ちょっとのことでは風にさらわれることはなかった。彼の自由気ままな暮らしを羨ましがり、「天命を知るからこそ、俗世の波に踊らされることがないのですね。」と声を掛ける者がいれば、「エセ占い師ごときが、本当に未来を占えるのなら、自分の運命も知っているのだろうな?」と批判的に問い詰める者もいた。
「それはもう、当然でございましょう。」彼はすべての問いに、笑ってそう答えた。
傘は雨こそ凌げど、吹き矢や飛び道具の類いの暗器は防げない。彼は傘が破られる度に、荷物をまとめては別の街へ向かい、傘を修理してはまたすぐに破られる日々を繰り返した。雨風に打たれ彷徨う時間が増えるに従い、彼は自分にはもう行き場などないのだと強く自覚するようになっていった。自らの命運の終着点はあの道場にあり、そこに到達してしまえばもうそれ以上歩む必要はないと確信する一方で、ではそれまでの間はどこに向かって歩めば良いのかがわからなかった。この傘に守られたわずかな地面は、辛うじて彼一人が足を休めることのできる広さしかなく、到底頑丈な家とは呼べないのだから。
そんな折、彼は風変わりな者たちと出会い、ほどなくして彼らから一つの言葉を学んだ。炎国の言葉で言い換えるなら、「天命は人に在り」と表すべきだろう。
――以上が、オペレーターとなったウユウがあなたに語った内容だ。現在、ロドスは発達中の小型天災から全速力で避難している最中であるが、ウユウは悠々と椅子に寝転ぶようにもたれかかり、例の傘は閉じた状態でそばに立てかけられている。艦船の窓からは、源石雨の奥に燦々と輝く太陽が見えた。
「雨上がりに太陽、お天道様が下界を見渡しているわけだね。おっと、ドクター、サングラスはご入り用かな?」
印
ウユウの潜在能力強化に用いられる。
一枚の扇。骨には特殊な材料を使用しており、扇には「子虚烏有」と書かれている。
指名券採用
武器は一張りの傘、一本の扇、そして口八丁。他にもあるかもしれない。
炎国の武人ウユウ。とんずらしたい気持ちを抑えて戦場にとどまっている。
紹介文
省略
登場ストーリー
メイン | |
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