aklib_operator_フォリニック

ページ名:aklib_operator_フォリニック

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プロファイル

基礎情報

【コードネーム】フォリニック

【性別】女

【戦闘経験】模擬訓練半年

【出身地】ウルサス

【誕生日】8月18日

【種族】フェリーン

【身長】164cm

【鉱石病感染状況】

メディカルチェックの結果、感染者に認定。

能力測定

【物理強度】普通

【戦場機動】標準

【生理的耐性】標準

【戦術立案】標準

【戦闘技術】標準

【アーツ適性】優秀

個人履歴

ケルシー医師の若い弟子にして、ロドスの優秀な医療オペレーター。半年の模擬訓練を経て、正式に戦地医療任務に就いた。

医療任務と言えど、フォリニックはいつも積極的に攻撃の機会を探っている。彼女が普通の医療オペレーターではないことは、常時携帯している特製の薬剤が証明しているだろう。

彼女は本物の戦場医師なのである。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

 

【源石融合率】4%

体表に数箇所、源石感染の痕跡が見られる。

 

【血液中源石密度】0.22u/L

感染しやすい体質であるが、規則正しい生活と科学的な病状管理によって進行は抑えられている。

 

「まだです。私はもっとうまくできるはずです。」——フォリニック

第一資料

フォリニックはケルシーの弟子である。医療任務と医療実験に携わった全てのオペレーターは多かれ少なかれケルシーの指導を受けているため、そういった意味ではほとんどの医療オペレーターは彼女の弟子にあたるとも言えるが、フォリニックはその中でも特別だ。それは、ケルシーが彼女の医療オペレーター就任を認可した際に、人事部門にわざわざ卒業証書のようなものを作らせたことからよくわかる。ちなみにそれを受け取ったフォリニックは、寝室の一番目立つところに飾りつけたという。彼女が勉学に励んだ二年間、ケルシーは毎日のように彼女の学習状況と成果をチェックし、テストの度に今後の課題を提示していた。ロドスの最高責任者の一人にここまで注目されるのはなかなかの重圧だっただろう、想像しただけでも恐ろしい。しかしフォリニックはその二年間を耐え切った。几帳面で努力家な彼女は、どんなに小さなことにも完璧を求める生粋の優等生気質だ。とはいえそんな長所は、周りの人を困惑させることもある。それを彼女はまだ知らない。

第二資料

フォリニックを訪ねるオペレーターたちの多くは、大きな病気を抱えているわけではなく、ただ健康状態を良くしたいと考えている者たちである。その相談に対して、フォリニックはいつも規則正しい生活を提案する。しかしフォリニックにとっての「規則正しさ」は全てのオペレーターが真似できるものではない。作戦時以外、彼女は毎日朝六時に起き、夜九時に就寝する。起床後最初にするのは、甲板での一時間のジョギングだ。その後シャワーを浴びて朝食を摂り、仕事に取り掛かる。当然タバコや酒は嗜まず、必要な人付き合いを除いて、歌やダンスといった娯楽に興じることもない。仕事外の時間は全て研究室や診察室、または図書館で過ごしている。そして週末だけは一日予定を空けて趣味の狩りを行うのだ。大半のオペレーターにとって、このような生活スタイルは厳しすぎるものである。

彼女がこうも過度な「規則正しい」生活を重視するのはなぜか?かつて彼女と共に行動をした一部のオペレーターによると、充実していない時間を過ごすと、悲惨な過去を思い返す余裕ができてしまい、不眠をまねいてしまうからだという。

第三資料

フォリニックは最初、研究員として勉強をしていた。狩りを趣味とする彼女は単独で野外狩猟を行うだけの能力を持っていたが、戦闘オペレーターになるにはまだ学ぶことが多かったのだ。しかしチェルノボーグ事変の後、彼女は、戦場医師または予備医師として作戦に参加したいとケルシーに申し出た。身体能力計測後、ケルシーはそれを認めた。フォリニックは予備オペレーターキャンプに入り、他の同志たちと共に訓練を受けた。そして半年後、訓練を終えた彼女は正式にロドスのオペレーターになったのである。 

フォリニックは狙撃、前衛、医療など、自身の役割について様々な形を考えた。その中、彼女が最終的に選んだのは、当初の望み通り、味方の救助を最優先とする医療オペレーターになることだった。しかし半年間の訓練で、彼女は戦友に守られなければ満足に戦えないという医療オペレーターの弱点に気付いていた。これを克服するため、彼女は薬学知識を活かし、特製の薬剤を作り出したのである。これらの薬剤は普段は外傷の処理などに使うが、少し手を加え、過剰投与や調合を行えばすぐに、敵の行動力を奪う毒物ともなる。それを用いて彼女は多くの戦場で、多くの敵を無力化してきた。医療オペレーターとして彼女がその戦い方をどう考えているかは定かではないが、敵と対峙した彼女からは、誰もがその怒りを感じ取れるのである。

第四資料

フォリニックはウルサス出身である。しかし彼女は「ウルサス」と称されたあの広大な国に怒りと憎悪を抱いている。かの地に住んでいた当時、フェリーンであるフォリニックは、一日に一食まともに食べられるだけで満足という生活をしていた。その後母親の転勤により移動都市チェルノボーグに移住した彼女は、夢見ていた幸せな生活通りに、親切に接してくれる友や、導いてくれる人たちと出会った。しかしある日、彼女が「いってらっしゃい」と母親を送り出した後、全てが跡形なく消えたのだ。そこで彼女を救い出したのは、彼女の師であり、今の彼女が唯一の家族と考えているケルシーであった。その後チェルノボーグの一般家庭に預けられた彼女は、わずかな情報をたどり、母親の死がウルサスと関係があるということを知った。彼女はウルサスという国について勉強し理解しようと努めたが、知れば知るほど、かの国に対する憤怒が増していった。レユニオンが活動を始めるよりも少し前に、フォリニックはついにケルシーと再会し、彼女についていきたいと願った。養父母への感謝がなかったわけではないが、このままチェルノボーグにいてもウルサスへの復讐は叶わないとわかった以上、彼女は一秒たりとも、その場所に留まりたくなかったのだ。今の彼女に「家」と言える場所はどこかと聞けば、彼女はきっとこう答えるだろう——

「ケルシー先生がいる場所が、私の家です。」

昇進記録

「手続きは済んだ。明日から君は正式にオペレーターになる。」

「ありがとうございます、先生。」

「あとひとつ。」

「君のコードネームだ。」

「コードネーム?」

「君という人を示す言葉を考える必要がある。」

「本名をそのまま使う者もいれば、なにか物事の名称を使う者もいる。」

「とにかく、制限はない。」

「わかりました、少し考えさせてください……」

「えっと……」

「では、フォリニックにします。」

「わかった。」

「理由は聞かないのですか?」

「医学辞書の中で、君が初めて暗記できなかった単語だ。暗記ものが多くて疲れていたのだろうが、君にとっては確かに初めてのミスだったと言えよう。」

「君と同じようなミスを犯し、同じようにそれをコードネームにした者もいるから、おおよそ想像はついた。」

「それはアントですか?」

「正解だ。」

「何かあれば、いつも通りに私の執務室に来るといい。」

「はい、先生。」

「では改めて、正式なオペレーターになった君を歓迎しよう。フォリニック。」

 

ボイス

ボイス(デフォルト)
秘書任命

机、60点。床、63点。空気……56点。要改善ですよ、ドクター。

会話1

最近体調の優れないところはありますか。はい、肌の乾燥、ええ、肩のこり、目の乾燥、抜け毛、脱力感……なるほど。いつもの症状ですから特に問題はありません。あなたが運動をするようになれば、すぐにでも改善しますよ。

会話2

医療部の生活は、定例会議、艦内往診、オペレーターのヘルスデータの把握、新薬の研究開発といったことの繰り返しです。何も目新しいことはありませんよ。

会話3

母さん、どこにいても見守っていてね。

昇進後会話1

私たち医療スタッフが皆さんにご協力いただいているおかげで、仕事中の不安も減り、楽しく働けています。とは言え、もちろんまだまだ頭を抱える問題も残っています。例えばブレイズ氏がいつも血まみれで帰ってくることとか、ええ、毎回ですよ。体液の清掃がどれだけ面倒なのか、あの人は知らないんでしょうか?

昇進後会話2

夜更しも暴飲暴食もダメだと何度も言ったでしょう、聞く耳を持たないということですか?じゃ何のための健康管理なのよ、一生椅子に寝てればいいじゃない!!……すみません、ちょっと頭を冷やしてきます。

信頼上昇後会話1

ケルシー先生が何を考えてらっしゃるのか、私にはよく理解できません。ずっとああいう風な……変わった方なんですか?ほんの少しだけでも、先生のペースについていけたらなと思っています。

信頼上昇後会話2

悪に報いを受けさせるためなら、非難されても構いません。これらの毒薬を敵に向けて散布することも厭いませんよ。彼らが当然受けるべき罰なんですから。

信頼上昇後会話3

「ウルサス」という言葉は、苦しみをもたらすだけですから聴きたくありません。ええ、一生涯聴きたくない言葉です。ですが、あれは巨人です、耳をふさいでいてもこの鼓膜を震わせるんです。狂わされるのは、私だけです。

放置

環境衛生評価の点数が良くなかったことはご自身でも分かっていますよね。このままだとドクターがロドスで最下位になってしまいますよ。ふぅ、ひとまずこの辺のものは片付けておきました。残りはお手すきの際にきれいにしてくださいね。

入職会話

医療部のフォリニックです。今後は戦場医療任務にも参加します。また、ケルシー先生の要請により、あなたの健康管理も担当します。よろしくお願いします。

経験値上昇

当時の薬剤投与量は足りていなかったようですね。次はあと三倍追加投与すれば想定通りの効果が期待できそう。

昇進Ⅰ

認めていただきありがとうございます。私がやるべき仕事ですから。

昇進Ⅱ

いつか必ず、ケルシー先生のような医師になってみせます。期待していてください。

編成

職責を全うし、皆さんの命を守ります。

隊長任命

医療支援は全隊員に行き渡りました。あとはドクター次第です。

作戦準備

大丈夫です、プレッシャーなどありません。

戦闘開始

敵に接触、反撃と治療の準備を。

選択時1

まだ考えているんですか?

選択時2

時間は待ってくれませんよ。

配置1

医療支援が入ります。

配置2

攻撃の許可が下りました。

作戦中1

投薬開始。

作戦中2

心配しないでください、すぐに薬効があらわれます。

作戦中3

三、二、一!

作戦中4

多量の薬剤を装填しました、使用開始します!

高難度作戦クリア

私も、少しは役に立ちましたよね?

★3で戦闘終了

医療資源の節約は良いことですが、戦場ではその必要はありませんよ。

★2以下戦闘終了

心配しないで、ただのかすり傷です。消毒して絆創膏を貼っておけば治ります。

作戦失敗

負傷者を搬送、緊急手術を!骨髄輸液の準備もお願いします!

基地配属

検査完了、入居できそうです。

タッチ1

えっ?

信頼タッチ

時々あなたへの言葉が少し……厳しくなることもあります。ですがご自身でも足りないところをしっかり理解してください、いいですか。

タイトルコール

アークナイツ。

挨拶

お疲れさまです。

 

逆理演算

未実装

 

コーデ

デフォルト(昇進0)

オペレーターの普段着。

実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。

デフォルト(昇進2)

昇進後調整された服装。

オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。

VitaField/IV - 残葛

フォリニックの私服。

ヴィータフィールド[Rewilder]クラシックモデル/残葛。特別な素材で製作されており、豊富な機能性によりどんな環境の変化にも対応できる万能型。

荒野を歩き、心に巣くう闇を狩る。

 

モジュール

ORIGINAL / フォリニックの記章

フォリニックは戦場でオペレーターを治療することに秀でている。

外勤部門の決定に基づき

外勤任務においては医療オペレーターとして区分し、医師の責務を担う。

特別に本記章を授与し、

その証明とする。

 

PHY-Y / 母のネッカチーフ

学業を修め、正式に職務に就いたその日、フォリニックは水色のネッカチーフを手に取った。医療用手袋に近い色合いのそれを選ぶ時、ためらいはなかった。服装を丁寧にコーディネートし、鏡の前で三度身だしなみを確認すると、資料と道具を持って、彼女はロドス医療部内の自分の持ち場へと向かった。

その日は特に何事もない一日だった。自分の席につき、アントや他の同僚たちと顔を合わせ、今後のスケジュールを立て、会議に参加し、昼食を取った。それから様々な手続きを済ませ、これから使うことになる実験室を確認し、夕食を取り、ケルシー先生と言葉を交わし、図書室で読書をした。このようにして一日は過ぎていった。

しかしケルシー先生の些細な仕草が、フォリニックの心に引っかかった。自分の方を見るたびに、先生がネッカチーフをちらりと気にしているように思えたのだ。その日一日で先生には何度か会ったが、彼女はほとんど毎回そうした素振りを見せていた。自分の着方が変なために、先生は迂遠なやり方でその事実を伝えようとしているのではとフォリニックが思ってしまったほどだ。しかし宿舎に戻って鏡の前に立ってみても、ネッカチーフは変わらずきちんと胸の前で結ばれていた。

そもそも何か問題があったなら、ケルシー先生はその場で指摘してくれるはず。フォリニックはそう思い、ネッカチーフを外し、もう一度結び直した。

なら、先生は一体何が気になったのだろうか?

フォリニックは悩みながら再びネッカチーフを外す。母が教えてくれた結び方を思い出す。その記憶を辿るように、ゆっくりとした仕草でもう一度結び――

不意に、口を押えようとする暇もなく、激しい嗚咽がこみ上げてきた。フォリニックは自制的な人物だったが、今はとても自分を抑えられそうになかった。

声を押し殺そうと歯を食いしばっても、激情が喉を詰まらせるばかりで、結局より激しく涙を流す他なかった。

まっすぐに立っていることすらできず、机の角に縋る手も長くは持たなかった。ほどなくして彼女は床に倒れこみ、どうすることもできずただ身体を丸めた。

思考が、理性が、何の役に立つというのだろう?

痛みと涙、彼女に残されているのはそれだけだ。

その苦しみは一晩で取り除けるようなものではなかった。

忘れ去りたいと願ったとしても、肉親を失ったこの永遠にも思える悲しみを消し去るのに、一体どれほどの時間が必要なのだろう?

……

次の日の朝、フォリニックは冷たい床の上で目覚めた。彼女は目をこすってから、浴室で冷たいシャワーを浴びた。冷水が背中を打っている間に考えていたのは、自分の仕事をもっと増やせないだろうかということだった。

出かける時、彼女が選んだのは真っ黒なネッカチーフだった。

 

フォリニックの潜在能力強化に用いられる。

一枚の科学普及用ポスター。様々な健康状況や治療方法が詳細に書かれている。何故か裏面にはかなり過激な実例が大量に記されている。

 

指名券採用

全ての携帯薬剤はみな用量を守れば二種類以上の効果を発揮する。

医療チームオペレーター・フォリニック。戦地医療任務に正式参加する。

 

紹介文

省略

 

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