aklib_operator_ムリナール

ページ名:aklib_operator_ムリナール

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プロファイル

基礎情報

【コードネーム】ムリナール

【性別】男

【戦闘経験】十七年

【出身地】カジミエーシュ

【誕生日】12月3日

【種族】クランタ

【身長】191cm

【鉱石病感染状況】

メディカルチェックの結果、非感染者に認定。

能力測定

【物理強度】優秀

【戦場機動】卓越

【生理的耐性】優秀

【戦術立案】標準

【戦闘技術】卓越

【アーツ適性】優秀

個人履歴

ムリナール・ニアール、ニアール家の元家主であり、オペレーターのニアールとブレミシャインの叔父である。これまでにいかなる形式の騎士称号も得ていない。

メジャーの約二ヶ月後、ロドスの協力要請に応え、カジミエーシュ地域における各種事務の処理を支援している。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

 

【源石融合率】0%

鉱石病の兆候は見られない。

 

【血液中源石密度】0.14u/L

ムリナールはかつて野外における長期間活動を行っていた経歴があるため、検査数値は大騎士領における一般会社員の平均値よりやや高めである。

彼には不要なものかもしれないが、医療部は慣例に従って野外活動における防護措置についてアドバイスを行った。

第一資料

本艦でムリナールに会する機会は多くない。だがもし幸運にも彼に遭遇し、彼もまたちょうど時間があるならば、訓練場で多少の助言をもらえるかと頼んでも断りはしないだろう。

経歴上では、ムリナールは一度も正式に征戦騎士に加わっていないようだが、彼の戦闘技術は、明らかに典型的なカジミエーシュ騎士のそれである。ニアール家の伝統的な訓練は、騎士が多く用いる武器の扱いを身に着けるに十分なものであると推測される。そして、父キリル・ニアールに付き従い、征戦騎士の部隊と共に遠くへと赴いた少年時代の経験は、数多くの優れた騎士から戦闘経験を得る機会をムリナールに与えた。

彼が訓練用の盾を手放し、片手剣のみを手にした時、それこそが彼本来の武器であると、誰もが一目で分かるだろう。他の歴史ある騎士一族と同じく、ニアール家にも成年間際の子息が一人で旅立ち、試練を経て剣術と精神を鍛える習わしがある。彼らのほとんどはその後騎士団に入り、カジミエーシュのために尽力する。だが、ムリナールは遊侠としての旅路の中で剣術を鍛え上げ、また自らの進むべき道を見定めたのだ。

……ではアーツの方はといえば、騎士の間では信念をかけた場合でない限り、通常の手合わせや決闘ではアーツを使わないのが一般的だと聞いている。ムリナールの場合は、我々のテストを受ける際に一度だけ見せてくれたことがある。

ニアールやブレミシャインのアーツを、我々はすでに見てきた。二人の光は何よりも眩いものであり、灼熱を帯びていたり、純粋であったりした。しかし意外にも、ムリナールのアーツが与える最初の印象は「優しい」だった……だがその水の流れのような金色の光が、どれほどの怒りを孕んでいるかを理解した時、我々は彼が剣を抜く動作を制止するほかなかった。後の修復作業に割く労力を極力減らすためである。

第二資料

耀騎士とは異なり、ムリナールの行動範囲は大部分が大騎士領以外の地域にある。ロドス本艦に搭乗し協定にサインしてすぐ、彼はカジミエーシュに戻ったのだが、ロドス駐カヴァレリエルキ事務所に顔を出すこともなく、大騎士領で勤めていた会社にも郵便で辞表を出した。

大騎士領内部では、多くの者が彼を脅威と見なしているのは明らかである。またムリナール本人によれば、近頃彼が関わったいくつかの事件は、間違いなく一部の人間の実益に影響を及ぼすものだったという。しかし、たった一件の冤罪の再審や、ほんのいくつかの会社の倒産、そして数名の貴族の失脚など、かの大都市の人混みに小石を投げる程度の出来事でしかない。今の彼は、ニアール家に向けられる表裏両方の敵意を警戒しているというよりも、十年もの間この都市に留まったことで、このような場所に残って深い水底を暴こうと潜ったとしても、何も変えられはしないのだと認識を改めたという方が正確だろう。

「幸いなことに、オレはある任務の中で彼の助力を得る機会があったんです。共同戦線を張るのは思ったほど難しくありませんでした。というのも、それまでは、彼のことを貴族らしくお高く止まっていたり、傲慢であったり、伝統的な騎士の信条にこだわったりする人だと思っていたのですが……実際に彼がとった行動は、オレの話を聞いて、了承し、こちらが大きなミスをしてしまう前に引き留めてくれるっていう、それだけだったんです。ただ、一つだけ慣れておかなければいけないのは、会話する時に絶対コードネームで呼んでくれないことです。カジミエーシュ関係のオペレーターの中には、騎士競技での称号をコードネームにする人たちも多いですからね。そういうのに不快感を覚えてしまっても仕方がないと思います。」

「……だけど、彼と任務をこなす最中にミスをした時には、みんな自責に駆られるんですよ。一度、オレのせいで任務そのものを台無しにしそうになったことがありまして。それ以来おとなしく決定権を彼に委ねるようにしています。」

「彼は、いつもスパっと計画を立ててくれるんですよ。こちらがその計画通りに行動できるかどうかについては、あまり関心がないようですけど。共闘していた時、オレたちに数名の商業騎士の追跡を阻止してほしいと言われたんですけどね、その相手をどうやって見つけるのか、どうやって阻止するのか、気絶させるのか、あるいは道路を爆破するのか、その辺りの打ち合わせは全くありませんでした。」

「きっと単独行動の方が慣れていたんでしょうね。みながそれぞれ動いて各自の目標を達成して、ろくなコミュニケーションがなくても、自然にすべてが終わる、そんな感じの……一体どんな人ならこういう流儀に適応できるのか、あるいはどんな人と一緒にやってきたらこんな流儀が出来上がるのか、正直かなり興味ありますよ。」

第三資料

【権限記録】

現存の公開資料を見る限り、ニアール夫婦が戦場で活躍した時期は極めて短い。二十五年前、征戦騎士のウルサスへの強襲の際に、同じ騎士団の旗のもとで、二人は共に頭角を現した。特にスニッツは重要な戦闘において、重傷を負った騎士団長から指揮権を一時預かり、交戦していた両陣営に深い印象を植え付けた。しかしそれ以来、二人は目立った記録を残していない。十数年前の二人の失踪は、この代のニアール家の運命の転換点となったようだ。ニアール夫婦捜索において、ロドスが事情を理解し、協力を惜しまない態度を示しているため、ムリナールはロドスとの情報交換に同意してくれた。

情報交換の中で、ヨランタ・ニアールもまたカジミエーシュの歴史ある騎士一族の出身で、幼い頃からニアール家と親交があったことを我々は知った。征戦騎士に名を連ねてからのヨランタは銀槍のペガサス騎士団の一員になる予定だったが、スニッツは弓矢による射撃の方が、銀槍を手にした突撃よりも彼女に合っていると強く主張した。

「彼女が初めて弓を引いた瞬間に判断した。」と、ムリナールはそれ以上の説明や陳述を行わなかった。後の戦闘において、ヨランタがあげた戦功もその判断の正しさを物語っていた。そして彼女が持つ天才的なアーツの才能とアーツの本質に対する洞察力も、戦場の全貌を見渡す位置に立つことに適していた。

一方、兄のスニッツ・ニアールに関して、ムリナールが口にしたのはたったの一言――「私の兄弟だ。」

二人に対する理解ゆえか、長い時間が経った今でも、ムリナールは一人で彼らの行方を探っている。たとえ実の娘であるマーガレットとマリアを含むほぼすべての者が、ニアール夫婦はすでに亡くなっているという可能性を受け入れているとしても、彼の意志は変わらなかった。何か新しい手がかりを見つけたかを我々が尋ねた時、彼は首を横に振るだけだった。しかし、この件に関する彼の疑念は、昔よりもずっと深まっているようだった。

第四資料

ロドスに入る前、ムリナールは主に建築材料を取り扱う中規模企業に勤めていた。その企業はミェシュコ工業を親会社としており、比較的安定した業績を保っている。重大な罪を告発されたこともなければ、目立った貴族の後ろ盾もなく、カジミエーシュにおける無数の一般企業の一つに過ぎない。当時巷で広まっていた、ニアール家の次男は監査会または騎士協会に入り、後々休養中のキリルからニアール家首席騎士の称号を受け継ぐだろうという推測と見比べてみると、ムリナールが実際に選んだ道は、彼が外部から何らかの影響を受けたが故の選択であるか、あるいは彼自身のカジミエーシュへの失望を体現したものであるかのように見えた。

しかし、失望を経験した人間を、我々は多く見てきた。我々がより具体的に関心を持つのは、彼はどうやって立ち直ったのか、そして、ロドスは彼の力をどこまで借りられるのかということだ。

ズウォネク近隣地域における感染者暴動事件後、ムリナールはロドスに加入した。この一件に関して、監査会はどの勢力もそれをネタに介入できないよう、徹底的に情報を抹消した。またムリナール本人も、彼自身の視点からの情報をほとんど提供しなかった。だがしばらくして、人事部が資料整理の最中に再びこの話題をムリナールに振った時、彼は突然こう答えた――「カジミエーシュにはまだ進むことのできる道があるのだと、証明しなければと思っているだけだ。」

また、ロドスと協定を結んでからも、ムリナールはブレミシャインやウィスラッシュ、プラチナといったオペレーターのことを、進んで話題にあげることはなかった。カジミエーシュ滞在中でも、フレイムテイルたちと関わりを持つことはなかった。ただ一度だけ、ウィスラッシュから面会の申し出がされた時だけ、ムリナールはウィスラッシュやブレミシャインらと十分程度、言葉を交わした。具体的な会話内容は不明だが、エンジニア部の者たちによれば、その後ブレミシャインはまるで心のわだかまりが解消したかのように、急にやる気に満ちたのだという。それでも、ムリナールはカジミエーシュと関わりが深い他のオペレーターに多くの注意を払うことはなかった――たとえ多くの者が、彼に対して耀騎士並みの好奇心を向けているとしてもだ。

彼がロドスに答えを求めているわけではないことは、我々も理解している。あるいは、彼自身でさえ、答えがあることを信じていないのかもしれない。それでも、ロドスが感染者にまつわる一連の問題を解決する際に、それに協力するムリナールが見せた責任感が、単純な職業への敬意から生まれたものではないことは明らかであった。騎士の国にはもう騎士という幻想の物語の居場所がなく、果てなき波はやがて必ず都市を飲み込むと信じる者もいるだろう。それでも、次の物語がどのように綴られるか、次の都市がどこに築き上げられるか、それらが完成するまで、知る者は誰もいない。

昇進記録

【一通の古い手紙】

……気にしておりません、父上。騎士に勝利をもって自らを証明する必要があるのでしょうか?競技場に立つ者はどれほどの相手を下そうと、栄光を手にすることはありません。

騎士は、困難に陥った者や、持たざる者の傍に立つべき存在です。それだけは私が唯一信じて疑わないことです。そして、弱者の傍に立ち続けるのであれば、敗北は日常茶飯事のはずです。勝利を享受するより、敗北を耐え忍ぶことこそ、騎士精神に含まれるべき事柄だと信じたいのです。

我らが家訓、「苦難と闇を畏れるべからず」、その言葉の通りに。

 

ボイス

ボイス(デフォルト)
秘書任命

……熟慮の上でのご判断ならば、従いましょう。この書類の提出期限をご教示ください。

会話1

……どうぞ続けてください。大騎士領にいた頃の無意味な習慣の延長で、目を通しているに過ぎませんからお気になさらず。そもそも、移動都市の外で得られる見聞は、百部の新聞にも勝ります……ああ、ニアールの名を紙面で目にすることも多くはありますが、そちらも気にするほどのことではありません。

会話2

申し訳ないのですが、カジミエーシュにおけるロドスの業務に関して、私から助言できることはありません。あのビルには十年ほど籍を置いていましたが、所詮は平凡な一社員でしたので、商業連合会に物申す権利などありませんでしたしね。――剣、ですか?……ええ、扱えますよ。ずっとこの剣を使い続けてきましたから。

会話3

マリアを呼んでくる必要はない。彼女ももう大人なのだから、自分の意志で物事を決められないようでは、両親に恥をかかせることになるだろうしな。騎士たる者、遠方へ赴いて修行を積み、経験を重ねるべきだ。彼女がロドスで何を為そうとするにせよ、自らの行動に責任を持たねばならない。

昇進後会話1

リターニアの陰謀か……あれは遠い昔に起きた些細な出来事にすぎない。あの程度のことでは、何かを変えることなどできん。私が平凡な一市民であるという事実すらもな。カジミエーシュ人にとって、スターや英雄はいくらでも現れるものであり、彼らの目に映し得るのは「許された」成功のみだ。

昇進後会話2

マーガレットは、未だにあの茶番で得た称号を用いているようだな。ふっ、今でも自らの行いを勝利と見なしているのだろう。ニアール家の栄光は、あいつの手によってくだらん見世物の一部にされてしまったというのに……私のアーツ?残念だが、私に何かを照らすことなどできはしない。

信頼上昇後会話1

私に感染者への接し方を教える必要はない……既に誰かから聞いているだろう?感染者や、消えぬ傷を負った者、そして貧困や飢えに苦しむ者たちに大差はない。死期を悟った時に、雑魚寝のテントから離れることだけが、彼らが選択できる己の尊厳を保つ行いだ。

信頼上昇後会話2

あなたは、人々をそそのかし、結果など得られようもない事業へと身を投じさせている。暗闇に火明かりをもたらそうとする者は、往々にしてその火に焼かれてしまうというのに……だが、私の忠告など、届くはずもなかろう。あなたは、己の信じるままに進み続ける人なのだから。

信頼上昇後会話3

二人が大騎士領を離れて最初の二年間、征戦騎士が手紙を届けてくれていたんだ。最後の一通が届いた時には、マリアもその内容を概ね理解できる年頃になっていたな……あの手紙が前もって書かれていたものかどうかはどうでもいい。ただ、彼らの命の重さを考えれば、何の連絡もないというのはおかしいことだ。

放置

灯火(ともしび)なき荒野、か……

入職会話

契約に基づき、カジミエーシュ領内での業務の補佐を務めます、ムリナール・ニアールと申します。……私の名前など、あなたはすでにご存知でしたね。私は騎士ではなく、騎士号もありません。

経験値上昇

今更こんなもの……

昇進Ⅰ

私の平凡な働きぶりが、昇進に値すると本当にお思いであれば――重用していただき、ありがとうございます。

昇進Ⅱ

役職や肩書きは、所詮空名でしかない。ニアール家の騎士たる者、他者の評価によって己の道を揺るがすことなどないのだから……たとえ、今のカジミエーシュでは、あらゆる道が闇に包まれているのだとしてもな。

編成

人々はすでに、本当の戦いというものを……そして、それ以外に生きる手立てのない人のことを、忘れ去ってしまった。

隊長任命

……私についてこい。

作戦準備

黄砂、煙塵、鮮血。多くの人間には、想像もつかないことだろう。

戦闘開始

奴らは自らの行いを恥じてすらいない。

選択時1

準備はできている。

選択時2

ああ。

配置1

こんなもの……剣を抜くまでもない。

配置2

懐かしい?……いいや。

作戦中1

目に眩しくは映るまい。

作戦中2

嫌気が差してくる。

作戦中3

……雨だ。

作戦中4

今でも……あの嘆きが聞こえてくる。

高難度作戦クリア

あなたはまだ信じているのだろう……みなの命運をその手に握る時、必ず良い結末に至れると。

★3で戦闘終了

ほかに仕事がないのなら、これで失礼する。

★2以下戦闘終了

逃げた、か……奴らが身を潜められる場所はなくなりはしないだろう。多くの同類たちがそこで待っているのだから。

作戦失敗

あなた方の戦いも、いずれ敗北に終わる時が来る……あなたは、一つ一つの失敗がもたらす結果を考えたことがあるか?

基地配属

あなた方は……多くの人々を受け入れているようだな。

タッチ1

……この手のことに関しては、私からも意見をお出ししたと思いますが。

信頼タッチ

カジミエーシュの騎士小説か……ふん。大騎士領には、もはやそうした幻想を受け入れる余地などないんだがな。

タイトルコール

アークナイツ。

挨拶

ご機嫌よう、……「ドクター」。

 

逆理演算

未実装

 

コーデ

デフォルト(昇進0)

オペレーターの普段着。

実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。

デフォルト(昇進2)

昇進後調整された服装。

オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。

 

モジュール

未実装

 

ムリナールの潜在能力強化に用いられる。

古風な造形のペーパーナイフ。かつて様々な喜びや悲しみ、別れと出会いを切り開いた。長い間、これは彼が持っている最も鋭利な物であった。

 

指名券採用

彼は全ての者にカジミエーシュを離れるよう勧めるが、自身は一度も離れたことがない。

カジミエーシュ騎士一家出身の放浪者・ムリナール、肌身離さず剣を携えている。

 

紹介文

省略

 

登場ストーリー

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