aklib_operator_サリア

ページ名:aklib_operator_サリア

このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。

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プロファイル

基礎情報

【コードネーム】サリア

【性別】女

【戦闘経験】五年

【出身地】クルビア

【誕生日】4月23日

【種族】ヴイーヴル

【身長】174cm

【鉱石病感染状況】

メディカルチェックの結果、非感染者に認定。

能力測定

【物理強度】優秀

【戦場機動】普通

【生理的耐性】優秀

【戦術立案】優秀

【戦闘技術】優秀

【アーツ適性】卓越

個人履歴

ライン生命警備課の元主任。生命科学、微生物学、アーツの分野において多数の実績を残しており、殲滅戦や要人警護、そして緊急任務対応などで実力を発揮する。

現在ロドスとは科学研究など多くの分野で協力関係にあり、今後さらに深く提携を結ぶことも協議中。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

 

【源石融合率】0%

鉱石病の症状は見られない。

 

【血液中源石密度】0.11u/L

彼女は仕事中頻繁に源石と接触するにも関わらず、関連項目の数値はどれも低く保たれていることから、恐らく特殊な方法で感染から身を守っていると推測される。

 

サリアさんはライン生命の元同僚です。医療分野で権威のある方でしたが、医療オペレーターにならなかったのは、彼女があまりにも硬すぎるからだと推測されます。

冗談です。

——医療オペレーター フィリオプシス

第一資料

【アーツ評定】

某日、サリアは術師と医療オペレーターたちに自身のアーツの原理について詳しく語った。具体的な理論はあまりにも専門的で難解なものであったが、簡単にまとめると、彼女は一般的なアーツ以外に、特別なアーツを使い一定距離内のカルシウム元素とその化合物を自由に操作することができるという。豊富な医学知識とそれらの能力を融合させることで、アーツで敵の進攻を妨害し戦力を削ぐ、自身を強化し前線で仲間と戦うなど、こちらの戦術的要求に応えることは彼女にとっては非常に容易い。

彼女が言うには、アーツはどう使うかではなく、何のために使うかがその強さを決定づけるのだという。

第二資料

サリアは元々ライン生命警備課のトップの一人だった。

彼女の盾はアーツロッドとしての運用も可能であるが、彼女が相手にする敵はほとんどがアーツを使うに値しない者たちであるという。

一部のオペレーターが語る通り、サリアはロドスでも稀に見るほど深く戦術を心得たオペレーターの一人である。

戦場での彼女は自分の医学知識を活かし、身につけている医療機器で仲間の治療を行う。

一方で格闘術にも長けており、自身の盾で敵を打ち伏せ、相手の身体を破壊し抵抗する力を奪ったり、ひいては直接相手の武器を破壊してしまうこともある。

それよりも注目すべき点は、彼女は指揮官としても造詣が深いところである。彼女の指揮方針は防御を主体としたもので多少保守的ではあるが、彼女が参加した任務における死傷者は極めて少ない。

「サリアが盾を掲げたとき、彼女が守るのは後ろのオペレーターではなく、後ろにいる全ての仲間なのだ」

もちろん、多くのオペレーターが考えるように、彼女が盾と注射器を放棄し、両拳を武器に戦えばその戦闘力はより高いものになるだろう。少なくとも破壊力においてはまず間違いない。

格闘術の訓練で見本を見せる彼女の姿は、思い出すだけで震えがくる。

第三資料

サリアとライン生命との関係はとても複雑だ。

ロドスと提携しているライン生命のオペレーターたちは、程度の差こそあれ皆彼女に対して敬意を表すが、サイレンスだけは彼女に敵意をあらわにする。

サリア自身もそれを意外であるとは感じていない様子だ。

また、サリアがイフリータと接触しようとすると、サイレンスは必ず止めに入る。

資料によると、ライン生命時代にサイレンスが実施したとある実験で二人は衝突したらしい。

実験は無念にも失敗し、サリアは制御不能に陥った実験品を独断で停止させたという。その実験が原因となり、彼女はライン生命を離れる決意をしたとされている。

ライン生命を離れたサリアが、なぜロドスに協力することを決めたのか。その理由を知るものはいない。

第四資料

【権限記録】

彼女がロドスに協力することを希望した理由は、既に彼女から聞いている。彼女は包み隠さず、率直に語った。そう、まるでこちらを牽制するかのように。

サリアが心配しているのは、イフリータの成長と力の解放だそうだ。制御してやらなければ、災難が次々にロドスを襲うだけではなく、それ以上の危機を招く可能性も十分にある。そして何より、ライン生命の上層部が真相を隠していることを、サイレンスは知らないらしい。

我々はイフリータの容態には十分注意して観察を続けるし、サリアが我々ロドスとより深い協力関係を結ぶことを歓迎する。だが前提条件として、他の政治団体とのつながりを断ち切るように、と伝えておいた。

我々ロドスは依然としてサリアの力が必要だ。ライン生命のオペレーターたちが抱える問題の対処にも当たってもらいたい。そして、裏で糸を引いている人物に対して、それ相応の準備をしなければならない。その点では、サリアと私の見解は一致している。

ライン生命に関わる問題の対処を行う際は十分に注意し、アーミヤも一部オペレーターが関わる政治的な力には警戒しておくこと。

 

——ケルシー

昇進記録

サリアはロドスでも認められるだけの実力を備えていながら、自身の力を見誤ることはない。戦場ではその役目を理解して立ち回り、盾とアーツで仲間を守り抜く。

恐ろしいほどの実力を備えているにも関わらず、力まかせに暴れるのではなく、あくまで盾とサポート型のアーツで仲間を守ることに尽力する様子を見て、どうしてそのような戦い方をするのかと疑問に思うオペレーターも多いようだ。

そんな疑問にサリアが直接答えることはないが、彼女はその言葉や行動で、力は戦闘の本質ではなく、好き放題暴れることが実力ではないということを他のオペレーターに示している。

嵐の中では、守りを固める者だけが最後まで立っていられるのだ。

 

ボイス

ボイス(デフォルト)
秘書任命

お前のスケジュールはチェックしてある。今は休憩時間だろ、邪魔したな。

会話1

万物の進化は絶対の摂理。そうだというのにライン生命はそれを改変し、支配することまで目論んでいる。愚かな…。

会話2

お前も研究者として、禁忌に触れる実験に手を出したことは……いや、していなければそれでいいんだ。

会話3

ロドスはいささか騒がしすぎると思わないか?仕事は静かに集中して行うべきだ。そして、お前は部下に甘すぎる。

昇進後会話1

私の能力は元は救急とは無関係だったが、お前の作戦に合わせて、少し力の使い方を調整した。

昇進後会話2

カルシウム化のアーツは頼りないなんて思ってないか?最大まで精練しエナメル化した防壁は、誰も打ち破れないさ。

信頼上昇後会話1

サイレンスと口論しているところを見た?ふん、いつものことだ……。いや、すまない。ロドスにもお前にも、迷惑をかけたな。

信頼上昇後会話2

イフリータに伝えてくれ……「これから何が起きようと、私が守る」と。……会いに?いや、まだ心の準備が……。

信頼上昇後会話3

いかなる窮地に立たされようと、大切な者には誇りある姿しか見せない。私はそう決めている。お前もそうだろう?

放置

……用がないなら、部屋に戻るぞ。

入職会話

私はサリア、元ライン生命医科学研究所の実験チームメンバーだ。今は……摂理を踏み外したものを正すため、ロドスの協力が必要だ。

経験値上昇

何をしているんだ?

昇進Ⅰ

いいか、部下への影響力を維持したいなら、お前の考えで彼らを動かし続けろ。

昇進Ⅱ

昇進?ひいきされるのは不本意だが、あの子のために、お前の協力が必要だ。全ての歪みを修正するために……!

編成

お前の采配に対しては、私にも意見する権利がある。

隊長任命

早速、作戦のブリーフィングに入ろう。

作戦準備

全員、規律はしっかり守ってもらう。

戦闘開始

奴らが災いを生み出し、戦争を引き起こした元凶なのか?

選択時1

私が行こう。

選択時2

奴らを抑える。

配置1

前に進むぞ。

配置2

……害虫が。

作戦中1

この程度で止まると思うな。

作戦中2

すぐに終わる。

作戦中3

凝固しろ。

作戦中4

諦めるな。

高難度作戦クリア

お前の作戦、戦術は現代らしいものだが、根底にある思想は古くさいな。一体いつの時代の人間だ?

★3で戦闘終了

全ては秩序に則るべきだ。摂理に反することなど、誰にも許されない。

★2以下戦闘終了

離脱者が援軍を呼ぶ可能性がある。索敵を怠るな。

作戦失敗

どこで道を間違えた…?

基地配属

この部屋、面白いデザインだな。個人的にはフューチャリズムを反映したデザインのほうが好みではあるが。

タッチ1

ん?なんだ?

信頼タッチ

ドクター、時間があればの話だが、過去の知識を学んでみるのも面白いぞ。

タイトルコール

アークナイツ。

挨拶

ドクター、元気か。

 

逆理演算

未実装

 

コーデ

デフォルト(昇進0)

オペレーターの普段着。

実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。

デフォルト(昇進2)

昇進後調整された服装。

オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。

TestCollection/III - 鉄の掟

サリアの特別作業着。

テストコレクション/鉄の掟。サリアがマンスフィールド監獄に潜入した際に使用していた衣装。一般的な女性看守の制服と大きな違いはない。

服従は秩序を成し、秩序は正義を成す。

闘争の血脈/I - 堅城

サリアが重要な局面で着用する服。

闘争の血脈シリーズ/堅城。サリアがコンポーネント統括課と対峙した時の服装。周囲はアーツの衝突での相殺の余波により混乱の渦に陥っていた。だが、彼女の意志だけは大地のように決して揺るぐことはなかった。

「どうした、統括?腕が鈍ったんじゃないか。私を殺し損ねた以上、反撃を食らう覚悟はいいな。まばたきするなよ。」

 

モジュール

ORIGINAL / サリアの記章

サリアは戦線を維持すると同時に、友軍への医療支援も行う。

外勤部門の決定に基づき

外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、庇護衛士の責務を担う。

特別に本記章を授与し、

その証明とする。

 

GUA-X / 仕舞い込まれたグローブ

サリアは目の前に置かれた古いメカニカルグローブを見やった。

これは元々、ライン生命本部警備課の主任オフィスにある棚に仕舞われていたものだ。

あまりにも急に飛び出してきたため、私物はほとんど持ち出せず、このグローブも本来例外ではなかった。

あのオフィス自体彼らの手でとうに片付けられているはずだが、なぜこれが残っていたのだろう?

そしてなぜ今になってロドスに届けられたのだろうか?

 

数日前、マイレンダー基金の介入で、数十にも及ぶ違法実験拠点の建造が中止された。

彼らは都市計画部門の役員を買収して審査を回避し、虚偽の計画書を出して倫理委員会の目を誤魔化していた。

もはや使い古された手ではあったが、その違法なやりとりの証拠を掴むべく、サリアは数ヶ月間奔走し続けたのだ。

アンソニー・サイモンが調査に加わったことで、より多くの情報源にあたることができたことは幸いだった。

そうして閉鎖となった拠点の過半数において、その背後にライン生命の影がちらついていたのだが――

このボクシンググローブが今ここに現れた理由も、まさにそこにあるのかもしれない。

恐らくは警告、あるいは何かしらのメッセージなのだろう。

 

これは、サリアにとって最初のグローブというわけではない。

彼女が初めて手に入れたグローブは父から与えられたもので、それは子供の手には合わず、使うたびに手が血まみれになるような代物だった。

サリアは父の言いつけ通り、そのグローブで何度もサンドバッグを打ち据えることで、軟弱さも、意味のない感情も、己の中からすべて追い出してきた。

――人の感情とは、揺らぎに満ちたものである。

彼女は対峙した相手のそれが最も乱れる瞬間を見極めるだけで、容易く防御を打ち崩すことができるようになっていった。

ほかのスポーツマンのようにボクシングを心から楽しんだことは一度もなかったが、その技術に支えられて、今日まで歩みを進めることができたのだ。

その指は無意識に、グローブの裏側に刻まれた文字をなぞる。

「トリマウンツ工科大学」と書かれたそれは、サリアがかつて大学間の大会に出場した際使っていたものだった。

当時の彼女は、いつも深夜までトレーニングに打ち込んでおり、そのそばには常にもう一人の姿があった。

その人物はボクシングが好きというわけでも、試合に興味があるわけでもなく、ただ「様々な環境に身を置くことで、多角的な思考の一助とするため」という理由でそこにいると言っていた。

それは決して冗談ではなく、現にその人物はサリアの動きに着想を得て、腕用の外骨格操作システムを構想するに至ったのだ。

そしてそのシステムは、今でもライン生命の統括オフィスで活用されている。

 

――長年使われていなかったにも関わらず、グローブは以前の通り手に馴染みそうに見えた。

サリアはそれをつけようとしたが、肩甲骨の後ろから走る痛みに手を止める。

……もっと強力な鎮痛剤を調合しなければなるまい。

前回の調査中に襲撃してきた傭兵の数は、その前からまる一個小隊分増えていた。

つまり、真相は目の前だということだ。

数分後、サリアはグローブを置くと、それを臨時デスクの一番下の引き出しに仕舞って、一つの書類を――イフリータの身体検査報告書、その最新版を手に取った。

 

GUA-Y / 研究界の新星

「本文の全論証は膨大な実験データを基にしており、そこで触れた人造細菌や人造細胞株の培養数については、国家的研究プロジェクトに匹敵する規模を誇る。……『バイオマテリアルによる生物の部分的機能の置き換え、或いは再生誘導による方向性改変を用いて、長期的なサイクルで超遠縁の性質を備えた新生物種を創造する』という構想は、技術的な課題が山積しているものの、間違いなく今後の研究に値するものだ。」

……

「学術的な価値は言うまでもなく、その文章からは鋭い観察眼、客観的かつ厳格で慎重な態度、そして首尾一貫した科学倫理に対する思考といった科学者には重要な資質を垣間見ることができる。しかも、筆者は最後に丸々一章を使って、バイオテクノロジーが自身の予想通りに発展した場合、テラの既存の生命科学、生物学、病理学、臨床医学に及ぼされるであろう影響や、必要に応じてその発展の手綱を締める制御手段についてまで論じているな。」

「『科学の先見性は、未知と破壊を意味する。科学は我々の視野を広げ、足を伸ばし、我々の在り方を豊かにしてくれるが、それはすべてを崩壊させる力になってはならない。』とあるが……これほど若い学生の身で、科学者としてここまでの自省の念を備えた者がいようとは、まったくもって得難く喜ばしいことだ。」

「憂いを帯びたまなざしに、眼鏡をかけた痩身の若者の姿が目に浮かぶようだな。明日のフォーラムでは、このサリアという若者に会ってみてもいいかもしれん。」

「このまま彼女が専門分野の研究に取り組んでくれるよう願おう。ラボはこの上ない成長の場となるはず……サリアは優秀な科学者になるぞ。」

......

「そういえば、こちらの論文はどう思うかね?サリアのものとはまるで正反対だが……」

「論文の書き出しに、『本論の観点はすべて、我々を取り巻くあらゆる疑問から生まれたものである』などと記す人間を見たことがあるか?」

......

 

――マイレンダー基金学術フォーラムにおける公開審査段階での発言記録より

 

サリアの潜在能力強化に用いられる。

安全保障共同防衛約定書。何枚かにはすでに灰色の封蝋が捺されている。

 

指名券採用

ダイヤモンドより融通が利かない。

元ライン生命研究員・サリア、防御と治療を重んじ戦場の中核となす。

 

紹介文

省略

 

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