ゲームに関する都市伝説

ページ名:ゲームに関する都市伝説

登録日:2018/03/12 Mon 10:43:14
更新日:2024/02/19 Mon 13:15:03NEW!
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この項目では都市伝説の中でも、ゲームに関わる都市伝説を紹介する。
ほとんどはただのヨタ話やジョークの類であるが、一部真偽不明のものや、噂を意識したのかリメイクや続編に際して本当に導入されたものや巡り巡って真実だったことが判明したものもある。



目次


関連項目



ポケットモンスターシリーズ

  • 海外で『Pocket Monster』ではなく『Pokémon』のタイトルで売られているのは、『Pocket Monster』という言葉が男性のアレを指すスラングだから

当たり前のように流布している説だが、実際のところそんなスラングは無い。
「Pocket」に関しては、日本で「バット」を「股間のバット」などと書くとそういう比喩表現になるように、文脈によっては婉曲的に男性のアレを指すことも全く無くはないようではある。
とは言えメジャーな表現とは全く言えず、敢えて無理矢理探すならそういったものもある程度で、「Monster」との繋がりに関してはそういったこじつけすら皆無である。
商品名として気を遣う程のものだとは言い難い。


そもそも当のアメリカでは、このような説は影も形もない。
ポケモンはアメリカでも爆発的ヒットを起こした作品であり、そんな話が存在するなら英語圏で飽きるほど擦られ続けていて然るべきである。
むしろアメリカのYoutuberであるNostalgia Criticでのポケモン映画レビューでは、「なんで『Pokémon』ってタイトルなんだ?ポケットに入るモンスターなんだから(日本と同じ)『Pocket Monster』でいいだろ!」とか言われている。


本当の理由は諸説あるが、

  • 「Monster」と言うとあちらのイメージではリアルな「怪物」になってしまうため、いくら「Pocket」と付けたところで相応しくない
  • 既に『Monster in My Pocket』という比較的名の知られた玩具メディアミックスがあり、そちらと被るのを嫌った

辺りが有力視されている。
特に『Monster in My Pocket』は2000年に販売元のモリソン・エンターテインメント社から「うちのパクリだ」と実際に訴訟を起こされる(敗訴したが)ところまで発展しており、それなりに真実味はある。
そもそも、もし「Pocket」と「Monster」(の組み合わせ)がダメなら、『Monster in My Pocket』はこの世に存在しないはずである。


このような説が出てきたのは、アニメ『サウスパーク』の「チンポコモン」回が原因と思われる。
ポケモンと男性のアレを露骨に掛けたタイトルだが、これは作中に「日本人のモノの大きさコンプレックス」の話が出てくるからこうなっているだけであって、ポケモンというタイトルには全く関係ない。
海外のサウスパーク論評を見てみても、『Pokémon』というタイトル名がどうだなんて話は全く出てこない。
また、お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーランと
爆笑問題の共著である「爆笑問題・パックンの英語原論」(文庫版のタイトルは「爆笑問題・パックンの読むだけで英語がわかる本)
にもこのような記述があり*1、一層デマの普及に一役買ってしまったものと思われる。
穴久保版ポケモン漫画ではキ◯タマをモンスターボールやきんのたまと間違えるというアレな下ネタがあり、これが日本でますますこの都市伝説が広まる要因になった可能性もあり得る。


ちなみに「アイシールド21」ではあろうことかこの都市伝説を真に受け、ヒル魔とNASAエイリアンズの監督アポロが英語のスラングで罵り合うシーンでさらっと「Pocket Monster」が使われている。伏せ字付きだが意味が分からないセナが「ポケモン?」と反応していたので間違いあるまい。よく怒られなかったものである……。



当時の子どもたちの間で大流行した都市伝説。「きんのはっぱ」と「ぎんのはっぱ」とは「赤・緑・青・ピカチュウ」バージョンのポケモンを「金・銀」バージョンに連れていくと所持していることがある道具でインターネットも普及してないのに多くの子どもたちがこの都市伝説を信じていた。
ホウオウルギアに持たせるというパターンもある。
実際には「きんのはっぱ」や「ぎんのはっぱ」もデータ的には「赤・緑・青・ピカチュウ」で使われていたが、「金・銀」では使われていないデータ領域を利用して作られたアイテムでしかなく、使用用途も換金用であり上記を行っても何も起きない。


じゃあなぜこんな意味深な祠やアイテムがあるのかというと、任天堂公式ガイドブック【ポケットモンスター金銀ポケモンずかん】のスタッフインタビューによれば、「ここには何もない、ただ思わせぶりのために作った(意訳)」そうである。
噂話好きなスタッフが初代に関する都市伝説(後述)を気に入り、金銀でも同じようなものが生まれてほしいとからとこのようないかにもな代物を作ったのだそうだ。
そしてそのうちでも知名度の高かったセレビィの入手は、後の『クリスタル』においてモバイルアダプタGBとの連携により実際に祠で会う事が出来るようになっている。
また、リメイク版の『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではこの噂を元にセレビィのイベントを作ったという。
似たような都市伝説として『ルビー・サファイア』時代にトクサネシティの白い岩を100回調べるとジラーチが出現するというものもあった。


余談だが、解析によりこの祠は「建物の屋根部分の四隅」と「看板の足」の組み合わせで出来ている事が判明している。おそらくROM容量節約のためだと思われる。



  • 超能力者のユリ・ゲラーは任天堂相手に「ユンゲラーは自分のパクリだ」と裁判を起こしたが、任天堂側の弁護士に「じゃあ今ここで超能力を使ってスプーンを曲げてください」と言われて応じることができず、敗訴した

前半の「ユリ・ゲラーが任天堂を訴えた」という箇所は本当だが、後半の「超能力云々」はガセ
実際には「ユンゲラーという名称は日本でのみ扱われているので、連邦最高裁判所の管轄ではない」という理由で訴えを退けられた
ユンゲラーの英語名は「Kadabra」であり、ケーシィの英語名「Abra」と併せてアブラカダブラが由来。
ざっくり言うと「いやそのキャラクターはうちの国じゃ「Kadabra」って名前で「ユンゲラー」という名前は日本で使ってるだけなんでしょう?うちの裁判所に言われても困るよ」ということ。
つまり却下に近い扱いで、現実に裁判が行われてゲラーが敗訴したという訳では無い
ちなみにそのユンゲラーの名称を使っている当事国である日本では裁判は起こさなかった様子。


ちなみに、同じエスパータイプのポケモンであるケーシィとフーディンにも元ネタと思われる人物がいる*2


ただ、この訴訟の件は任天堂としては結構大きな出来事だったようで、ADVシリーズ以降のポケモンカードゲームからユンゲラーの存在が消えた。ちなみに、同族のケーシィ・フーディンも同じくカード化されることがなくなったが、この二種はポケモンカードゲームDPで復帰。それでも、ケーシィはフーディンに直接進化できる「ちょうしんか」を使えるなど、ユンゲラーはポケモンカード界のタブーの如き扱いを長らく受けていた。
また、サワムラーエビワラーの同族ポケモンが「カポエラー」になるなど、以降実在の人物モチーフのポケモンはほとんど出なくなっている(ダゲキは見る人が見れば大山倍達がモデルなのは一目瞭然だが、公言していないのでセーフなのだろう…実在の大山倍達じゃなくて「空手バカ一代」の方だし)。


なお、2020年にはユリ・ゲラーがユンゲラーについて認めるツイートをした事で事実上の和解を果たした。
そして2023年には彼自身がツイッターで「ポケカにユンゲラーが復活する」と言う情報を初公開し、実際に6月発売の「ポケモンカード151」で21年振りに収録されている。



ゲーム内画像の特徴から初代の開発段階で入れ替わってしまっているのではないかと噂されている。
特にコンパンとバタフリーは触覚、眼、手足、口とほぼすべてのパーツがそっくりであり、コンパンに胴体と羽根を付け足せばそのままバタフリーになると言っていいレベル。
現実世界にはモルフォチョウという種類の蝶が実在しており、当然モルフォンはそのモルフォチョウがモチーフになっている……かと思いきやそんなことはなく、主に羽根の形状からアゲハチョウがモチーフであると考えられ*3、ポケモン名とモチーフになった蝶が一致していないという現象も見られる*4
もう一つ不自然な点として進化過程での体重変化があり、トランセル(9.9kg)→バタフリー(32kg)と激増しているのに対して、コンパン(30kg)→モルフォン(12.5kg)とこちらは激ヤセしており、バタフリーとモルフォンが逆であればしっくりくる変化となる。
ちなみに、金銀以降の作品のドット絵や画像を理由に否定する意見もあるが、初代の開発段階ですでに入れ替わっているのではという疑惑なのであくまでも初代のドット絵で比較を行わなければ意味がなく、この意見については少々的外れと言わざるをえない。
特にモルフォンのドット絵については赤緑青版→ピカチュウ版の段階でなぜか大幅に差し替えられているのでなおさらである。
反論としては、解析により内部コードでは*5キャタピー・トランセル・バタフリーのナンバーは綺麗に三匹並んでいるため、それだけ見るとキャタピー・トランセル・バタフリーの三匹は最初から3段進化のポケモンとして作られたという事がわかる。
後から進化後や進化前を継ぎ足し継ぎ足しするようにナンバーが並んでいるパターンも多いので、キャタピー~バタフリーも偶然並んでいただけという可能性も完全に0とまでは言えないのだが*6
コンパンにせよモルフォンにせよ、キャタピー系列3匹より大分ナンバーが若く、特にコンパンは前後の並びを見るとそもそも進化のシステムができる前に作られた可能性が高い。
つまりモルフォンもコンパンもキャタピー~バタフリーの進化系列が成り立つ前にポケモンとして完成しているのである。
仮にバタフリーとモルフォンのデザインが何らかの拍子に入れ違っていたとしても、この内部データの状況で「バグか何かでバタフリーとモルフォンのグラフィックが入れ替わってしまったのを修正できず、そのままお出ししてしまった」と言うのはかなり苦しいため、少なくともマスターアップの段階ではこの進化系列は正しいものとしてスタッフの間で認識されていたのだろう。
要するに製作段階でのミスとは思えないのだが……それにしたって似すぎているため「逆に何故スタッフはここまで似ている二匹を何ら関係のないポケモンにしてしまったのか」という疑問が残る。
どう見ても全く関係がないとは思えないデザインの二匹だが、公式側からは何のコメントもなく現時点ではやはり都市伝説の域は出ていない。
また、初代ポケモンの開発から2023年現在で実に30年近い時が経過しており、当時の開発状況を正確に記した資料、記憶している関係者等が果たして残っているのかどうかというレベルの話になるため、公式側としてももはや真相は闇の中でコメントのしようがない、というのが実際のところかもしれない。



パラセクトは冬虫夏草をモデルとしたポケモンであり、その生態は言わずもがな虫に寄生したキノコ。
ならポケモンのパラセクトもそうなのではないか…という説。少なくとも図鑑説明では初期の頃から「キノコが体を操っている」としており、
ポケモン超不思議のダンジョン』では思いっきりキノコが自己紹介をしていた。


なお『クリスタル』の図鑑では「ムシから エキスが すえなくなると せなかのキノコは ムシの タマゴを みつけて ほうしを うえつける。」とあるため、
エキスを吸える=キノコが寄生しているパラセクトは生きてはいることの証左になっていた。
しかしその後『ウルトラサン』の図鑑で「ムシの部分はほぼ死んでいる」と紹介されている。
死んで”は”いないというだけでほぼ死んでいるようなものであった。寄生獣みたいなものか。



  • 『金・銀』に登場するレッドは亡霊

出てくる場所が場所であることや、セリフが「・・・・・・」のみであること、実家に全く帰っていないことなどから噂された。
その後『BW2』や『サン・ムーン』においてしれっと登場。セリフが無かったのは「無口な性格だから」という理由付けがされた*7グリーンが同行していなければどうなったことか。
何気にそれ以前から、HGSSのグリーンのセリフを聞けば生きていることは自明だったりするのだが。
また、「服装がグリーンと比べてダサい」(=世俗とは距離を置いている?)という形で「なんでそんなところに一人で…」というのにもフォローが入っている、だろうか。
さらに『ポケモンマスターズ』において登場した際には周囲からも寡黙っぷりを不思議がられた際、遂にその理由を自らの口で説明した。……曰く「言葉は 不要!
なおその後はメインストーリーにも登場し、そちらでは相変わらず寡黙ながらもそれなりに喋っている。


あまりにも有名になってしまったため、現在でも信じる人は一定数いる。
中にはヒガナの提唱したパラレルワールドを持ち出してメガシンカのない世界のレッドは死んでると言い張ることも。
先述の通りHGSSやBW2の時点で否定されてる*8
とはいえ金・銀・クリスタルの時点でレッドの家にあったゲーム機がロクヨンに更新されているため、少なくとも全く帰ってないとは考えにくいわけだが。



初代のミュウツーが「最新の遺伝子研究で生み出されたポケモン」、金銀の三犬が「歴史上記録されている火災で死んだあと蘇ったポケモン」、ルビー・サファイアのグラードンカイオーガが「陸とを作ったポケモン」とだんだん歴史的に原初の方向へと向かっている、という都市伝説。
後発の学説ほど先発の学説より古い時代に起源を求めるという「加上説」が実際の神話にもあり、
一応、『ダイヤモンド・パール』ぐらいまではそれなりに信ぴょう性のあるものだったのが、そのダイパで「ポケモン世界のすべてを作った」創造神にも等しいアルセウスが出ちゃったため、もう極まったところまで行ってしまった感があり、以降はあまりそういったイメージが絡んで語られることはなくなっている。
その次のBWのゼクロムレシラムは人間が文明を築いて以後の伝承がルーツとされ、その後もRSEやDPtのような神話クラスの原初を出自とする伝説のポケモンはパッケージを飾るポケモンとしては出ていない。



  • 不気味な文章が書かれた中古の『ポケットモンスター ピカチュウ』が存在した

ある人物が中古で入手した初代ポケモン(ピカチュウ版)のパッケージ裏に、赤字で恐ろしい文章が書かれていたというもの。
都市伝説というよりは怪談の類である。


内容は、不登校と思われる「ぼく」が、ピカチュウに「旅は終わりだ」「友達を倒せばいい」などと告げるもの。
2chで流行り初めたものらしく、ログの検証によれば、創作されたこの文章に「中古のピカチュウ版のパッケージ裏に書いてあった」と”別人が尾ヒレを付け足した”可能性が高い模様。


元の文章は150字を越える長いもので、よくよく考えればさほど大きくもないGBのパッケージに書ききれるはずがない。それも子供の字で、画像や文章が敷き詰められたパッケージ裏では読めたものではないだろう。
そもそもそんな状態のパッケージを中古屋が扱うかという問題もある*9


ただし「何者かがピカチュウに向けた怪文書」というものは実在していたとも取れる。発信した媒体がパッケージ裏ではなく2chだったというだけの話。
文章そのものは微妙に韻を踏もうとしてたり、何故か「ぴかちゅう」と名前をひらがなにしてたりと不自然なので、単に怖がらせるための創作とも取れる。
もしかしたら本当に当時の子供が何らかの恨み節をピカチュウに投げかけていたのかもしれない。今となってはその真相が明らかになる事はないだろう。



  • 御三家には裏モチーフが存在する

最初に貰える3種類のポケモン、通称「御三家」はタイプごとに特定のモチーフに沿ったデザインがなされているとの説。
そこそこ知られているが、あまりにも荒唐無稽なため懐疑的に見られることが多い
身も蓋もないことを言うなら、「そもそも子供にもわかりやすくそれでいてカッコいいモチーフなんてそう種類もないから、こじつければいくらでも共通点ぐらい見出せてしまう」というのが一番実情に近いと思われる。


  • くさタイプ - 古代生物モチーフ:元々は恐竜モチーフとされていたが、そもそも初代のフシギバナの時点で恐竜かどうか怪しく*10、さらに恐竜ではなくの大蛇のジャローダの登場以降は古代生物説に切り替えられている。しかし、その後は古代生物としては無理があるモチーフも度々登場しており、いずれにしても荒唐無稽な説であることを物語る経緯である。
  • ほのおタイプ - 干支モチーフ:干支ではないものが含まれているヤマアラシ)。にもかかわらず、「表向きは狐だが実は……」といった強引な紐付けがなされる。
    一応狐はイヌ科だしヤマアラシ(齧歯類)→鼠、豚→猪、猫→と無理矢理言えなくもないが……*11。だが、そんな風に言い出したらほぼ無法になる*12
  • みずタイプ - 武器モチーフ:どう見ても武器ではない。明確にそれらしい見た目なのはカメックス大砲ぐらいで、ダイケンキインテレオン→銃、ゲッコウガ→手裏剣は強弁できなくもないが、この辺はどちらかというと「武器モチーフ」というよりも「侍やスパイ忍者などの特定の職業をモチーフにした結果副次的にそういった要素も含まれた」と考えた方が妥当だろう。オーダイル→メリケンサックに至ってはあまりにもこじつけが過ぎる*13ため嘲笑の対象となっている。最終的に全く武器要素のないウェーニバルが登場したことで完全に破綻した。尾羽根などを「鉄扇」にたとえようにも先にラグラージで主張してしまったので……

特にオーダイル→メリケンサックはこの都市伝説の象徴的存在となっていて、某大百科では「メリケンサック説」という項目名でこの説が語られており、さらにポケモン界隈の一部では「荒唐無稽な俗説」を指すスラングとして「メリケンサック」が通用することもあるようだ。



主に以下のように言われる。

  • レッド:目が赤色で後髪が横にツンツンしてなかったが、目が黒・左右にツンツンした後髪に変更。
  • ピカチュウ:尻尾の先端部に黒もしくは茶色の縞があったが、黄色一色に変更。

変更時期は「ピカチュウ版」「金・銀」「FRLGでリメイクして」といろいろ言われるが、赤・緑の取説イラスト(ピカチュウは本編中の図鑑の画像でも確認可能)の時点でこれである。
レッドの誤解はおそらくポケスペのレッドとの混同。
ポケスペの第1巻表紙絵を見ると分かるが、こちらのレッドは後髪があまり跳ねておらず(前髪はツンツンしているが)赤茶色の目をしている。
(初期作品の穴久保漫画版やアニメ版はいずれもゲーム版準拠のデザインで後髪がツンツンしている。またリメイク版のレッドは「黒髪→茶髪」という変更はある。)
ピカチュウについては不明だが、尻尾の付け根付近は暗っぽい色になっている。


  • ラッキーの色違いの配色は『ポケットモンスター4コママンガ劇場』の藤凪かおるが描いたラッキーを逆輸入したもの

ピカチュウをつねっていじめるコイルで一部有名な4コママンガ劇場だが、
その中に藤凪かおるが描いた「釣りをすればコイキングばかり釣りまくるレッドと彼を支える相棒のラッキー」をという漫画シリーズがあった。
藤凪は一部カラーページも担当していたのだが、その中で描かれたラッキーは「黄色い胴体に緑色の耳」という本来のラッキーとはまるで異なる体色をしていたのである。
これ自体は単純に資料不足が原因だったようで、次の巻からは本来のピンク色で描かれている。
ポケモンのメディアミックスの初期も初期の頃の話であり、当時のポケモンの漫画作品とゲームのイメージの食い違いは決して珍しくないので特にツッコまれもしなかったのだが、
後に全てのポケモンに色違いが実装された続編『金・銀』における色違いのラッキーは「黄色の胴体と緑色の耳」という上記の4コマそっくりの姿だったのである。
余りにも似すぎているため「ゲームフリークのスタッフの中に4コママンガ劇場ファンがいて逆輸入したんじゃないか」と長年言われ続けていたのだが、
藤凪かおるが自身のTwitterで「未だに『その後にできた色違いラッキーは藤凪さんの黄色いラッキーからですか』とか聞かれるんですが私にそんな力ないよ!100%偶然だよ!!」と否定している。
これだけだと「作者に伝えずこっそりスタッフが4コマを参考にしたのでは?」という疑惑も残るが、そもそも当時のポケモンの色違いはカラーパレットを一律でズラすというシンプルな手法で作っていたため、狙って4コマの配色にするのは難しかったと思われる。


資料不足からか媒体によって作画を勘違いされたポケモンはこのラッキー以外にも初期にちらほらおり、マリルのような白塗りのお腹になったピカチュウが有名*14
他にも一本ヅノのリザードン三つ目のペルシアン、顔を出す穴をクラゲのような足と解釈されスクラビングバブルと化したディグダ、ナタモーンなどなど。



  • ポケモンコロシアムに登場するダキムのエンテイは高い確率でこっちが何もしなくても味方の「じしん」に巻き込まれて同士討ちで倒されてしまう

エンテイが唯一神としてネタにされるようになったきっかけとして流布されている都市伝説。
シャドーの幹部であるダキムは手持ちを「じしん」と「まもる」を覚えさせたポケモンを多く採用しており、双方のポケモンが交互に「じしん」と「まもる」を放つことで、効率よく範囲攻撃を繰り返してくる強敵なのだが、切り札がダーク化したエンテイ。
貴重な伝説のダークポケモンなのでぜひともスナッチしたいのだが、よりによってこのエンテイは「まもる」を覚えていないため、何も知らないでプレイしているとそのまま相方の「じしん」で戦闘不能となってスナッチできなくなる、というもの。
初期のエンテイのネタ要素として欠かせないエピソードであり、今現在でも多くの攻略サイト等や「スナッチする際にはエンテイが相方の「じしん」で倒されないように注意しよう」等と書かれている。
実際どうなのかというと、エンテイが味方の「じしん」に巻き込まれて大ダメージを負うこと自体は本当なのだが、基本的にダキムに限らずNPCポケモンのAIは味方が「じしん」ダメージを受ける場合は「じしん」は使わず別の技で攻撃するよう調整されている。
一応、切り札として出てきたエンテイにこちらから1ターン目で集中砲火してHPをごっそり削る等すれば後手に回った相方の「じしん」に巻き込まれてダウンすることもあるし、相方の「じしん」がエンテイの急所に当たってそのまま倒れてしまう等、可能性としてはゼロではない。
しかし、前者にしては「貴重な伝説のダークポケモンだけどスナッチせずにとっとと倒してしまおう」などと狙ってやらない限り起こりうることではないため「何もせずとも勝手に倒れた」とは言い難い上に*15
後者に至ってはそれこそ第三世代の急所確率6.25%を引いてしまった運の悪いプレイヤーに限った話である。
つまり可能性としては0ではないが、巷でよく言われる「ダキムのエンテイが相方の「じしん」に巻き込まれて戦闘不能になる」といった現象に遭遇するのはむしろ稀なパターンである。
では「こっちが何もしていなくても勝手に倒れるエンテイ」というのが嘘なのかというとそうでもない。
というのもこのエンテイは主力技が反動ダメージ付きの「ダークラッシュ」なので「相方の「じしん」で大ダメージを負う→ただでさえHPが少ないのにダークラッシュを連発して反動ダメージがどんどん蓄積する」という非常に厄介なことをやらかしてしまうのである。
「じしん」だけで倒れることはほぼないとはいえ、こちらが攻撃する前に倒れかねないのは変わらず、どっちみちスナッチ難度が高いのは同じだったりする。
要するに相方の同士討ちではなくエンテイ自身の自滅になることが殆どなのだが、恐らくネット上で「エンテイはこちらから攻撃しなくても勝手に倒れることがある」という事実を伝える際に「ダークラッシュを連発して反動ダメージで~」の部分が簡略化されて「相方の「じしん」で倒される」という誤った認識で話が広がってしまったものだと思われる。そもそもダークポケモン全般がその気になれば「反動ダメージでスナッチされる前に自滅」もできてしまう。


なおポケモンシリーズには他にも、
レジ系は被爆者をモチーフにしている」だの、
ゲンガーの正体はピクシー」だの、
グリーンの手持ちのラッタは死亡している」だの*16、「ダークライは急死した少年の悪夢に出てきた化け物がモデル」だの*17
ロトムの声をゆっくり再生するとタスケテ」だの、
もりのようかん関連だの、
到底ここには書ききれないほどの都市伝説が存在する。
そもそもポケモン自体がゲームボーイの通信機能を活かしたコミュニケーションツールとして製作された側面を持つゲーム。
そのこともあって通常のゲームよりも遥かに都市伝説が発生しやすい環境にあった。
そして生みの親である田尻を始めとした開発スタッフも「『ゼビウス』に前身となったベトナム戦争を題材としたゲームのヘリコプターが登場する」などといった、
80年代のゲームセンターなどで囁かれていたゲームに纏わる様々な都市伝説を意識し、ポケモンにも都市伝説的な要素を組み込んでいたことを後のインタビューで語っている。


そして、それらの都市伝説の元祖にしてある意味元凶、最大の騒ぎを巻き起こしたのがこれ↓



ご存知ミュウの存在である。
そもそも初代ポケモン開発時にはポケモンは150種類で全てであり、ミュウはゲーム中のテキストに設定のみが存在するポケモンになる予定だった。
しかし、開発終了時にデバッグプログラムが削除されたことで空いた僅かな容量を利用して、「いつか何かの形で使えたらいいね」とゲームフリークの森本茂樹が、
当時の開発リーダーである田尻智にのみ話を通してミュウのデータを仕込んでいた。
そして、これが発売後にバグで発見されたことを機に全国的に都市伝説として当時の子ども達の間で広まっていったのはご存知の通り。
ミュウの存在は森本と田尻、一部のゲーフリ社員を除いて把握しておらず、発売元である任天堂にすら一切知らされていなかった
やがてミュウの登場するバグが修正されたバージョンが発売されると、市場にはミュウの出るソフトと出ないソフトが混在するようになり、噂は更にヒートアップ
最終的にはミュウを公式に151匹目のポケモンとして認定した上で、コロコロコミックなどで正式に発表。懸賞やイベントでの特典として配布が開始された。


そう、初めて“配布”されたポケモンはミュウなのだ。
その熱狂は凄まじく、コロコロコミックで最初に行われた懸賞では20名の当選枠に対し、78,000通もの葉書が全国から寄せられたという。



スーパーロボット大戦シリーズ

スパロボプレイ時は自分が乗った機体を最優先で改造するグリリバならやりかねないという理由でかなり長い間ファンの間では信じられていた。
本人曰く「一声優にそんな力ないから!」とのこと。
実際にはα外伝の際にノルス・レイの戦闘アニメを見た緑川が「自分の乗る機体もこれくらい戦闘アニメが派手になれば」と言ったら、
その後ゼロカスタムの戦闘アニメが派手になったというエピソードが「戦闘アニメに口を出す」という都市伝説になったものと思われる。あれ?やっぱり真実じゃ…


なお、緑川は他にも「たとえ自分が乗ったロボットが参戦しなくてもスパロボのテストプレイに参加する」という都市伝説がある。スパロボ製作室に出入りしているのは事実であるらしい*18ためこちらはある程度信憑性があるか。
また『30』の時には緑川の方から「SSSS.GRIDMANはスパロボに出れますか?」という質問があったとか(稲田徹からも同じような事を言われたとのこと)。


他にも第2次Zウイングゼロが強いという評価に「ウイングはいつだって最強なんだよ!」とキレるなど色々エピソードを持っている人である
とあるアニラジ番組では緑川が声を担当している某キャラが、「この世で一番戦いたくないロボは?」の質問に、「ウィングゼロカスタム……」と答える一幕も。



  • 作品関係者が出演拒否をしているため、特定のロボット作品はスーパーロボット大戦に出すことが出来ない

覇王大系リューナイト』・『機動警察パトレイバー』・『サクラ大戦シリーズ』・『地球防衛企業 ダイ・ガード』・『魔神英雄伝ワタル』などが話題に挙がっていたが、列挙した作品についてはそれぞれNEOOE・X-Ω・第2次ZXで参戦が決定したことにより出せなかった訳ではないと判明した。
『リューナイト』に関してはNEOの予約特典の小冊子にて、漫画版作者の伊藤岳彦自らネットの噂を否定しただけでなく、機会があればマジンカイザーのようなスパロボオリジナルのリューを描かせてほしいとまで言った。
『地球防衛企業ダイ・ガード』は戦う為の機械じゃないから監督がスパロボ参戦を断固拒否しているとまで言われていたが完全なデマである。
そもそも水島監督が自身のTwitterでスパロボに出して欲しいとまで言っている他、原作を完全再現しているとも言える装甲値の低さにも大爆笑で絶賛している。
ただし、ダイ・ガードは災害防止&人命救助の為に用いられる機体であって戦う機械じゃないというのは間違っていないし、監督自身も前述のデマに関して「若い頃の自分だったら言いそう」と認めてはいる。
また、バンダイのライバル企業であるタカラトミーやコナミが版権を握っている勇者シリーズ*19装甲騎兵ボトムズ天元突破グレンラガンエルドランシリーズゾイドシリーズなども参戦を絶望視されており、
実際に勇者王ガオガイガーは『α』から参戦予定だったが駄目だったこと、ゾイドやグレンラガンは権利問題から参戦がほぼ不可能であったことが過去に語られている。
しかし、それぞれ第2次α・第2次Z・GC・Kで参戦を果たし、いずれもその後も参戦を繰り返してシリーズ常連となりつつある。


ただ作風的に『NEO』で参戦を希望されていた『魔神英雄伝ワタル』が未参戦のことについては、2009年8月のキャラホビ2009にて「そのことを分かっていない訳ではない」という趣旨の話を寺田貴信Pも言っており、
作品によっては(どうしても参戦できない)何らかの問題が存在するor存在していたようではある。
異世界が舞台な点や、戦争に参加させづらい点*20が出しづらい原因ではないかとも言われている。
例えば『銀河漂流バイファム』は「自軍に合流した時点で原作終了でいいなら」という話が出ているらしい。


ほか、一部で参戦が望まれる『ファイブスター物語』が参戦しない(できない)理由として、「永野護が『自分が設定から作った愛着のあるロボットが、他作品のロボットに負けるのは見たくない』と言っているので出せない」などの噂や、後述するブラッドテンプルの件で永野が激怒した等の噂がある。
もっとも戦闘アニメーションの制作や声優の起用などの参戦にあたり重要な鍵となる映像化については、1989年にコミック第1巻を題材に劇場版アニメが制作されたが、その後のストーリーは映像化されていない。
原作漫画も未だ完結しておらず*21、2013年には大幅なデザイン・設定変更が行われたため、前述の劇場版をベースにした参戦が可能かどうかも怪しい。



『OVAジャイアントロボ』は横山光輝のさまざまな作品のキャラクターがスターシステム的に登場するロボットアニメである。
スパロボでは過去に 『64』とPS版『α』にて参戦していたが、PS版『α』と同時に参戦許可をとったと思われるDC版『α』を最後に一度も再参戦しておらず、多くの作品が参戦した『X-Ω(クロスオメガ)』にすら参戦しなかった。
この理由として、「2004年の横山光輝の死後は遺族の意向で『スターシステムの元ネタの全作品の版権』を取得することを求められるようになったため、コストの問題から参戦が困難になった」と語られることがある。『第2次α』の発売は2003年で参戦の許可取りは更にそれ以前であることから、詳細な事情は不明である。
ビッグ・ファイアがαシリーズにおいてサイコドライバー関連で重要な役割を果たすはずだったが上述の理由で参戦できなくなったため、『第2次α』ではオリジナルキャラであるイルイ・ガンエデンルアフ・ガンエデンが代役として登場したとも言われているが、あくまで噂であり確定はしていない
『α』の前日談的な漫画である『竜が滅ぶ日』の時点でジャイアントロボと大作がシルエットになっている、『OVAジャイアントロボ』が単体でゲームになった際もマスク・ザ・レッドが名前を伏せられシルエットになっている事案についても何かしらの事情はあるのだろうが、やはりこちらも詳細は不明である。
なお同じく横山光輝作品である『六神合体ゴッドマーズ』や『太陽の使者 鉄人28号』は以後のスパロボに参戦しており、『OVAジャイアントロボ』単体の事情であることが推測される。



同作発売直後に流れた有名なデマ。
経験値泥棒として恐れられている飛影がついに「2回行動」と「連続行動」のコンボで4回行動出来るようになってしまった、という物なのだが、
実際には「連続行動」の仕様上3回行動が限界なうえ、そもそもUXの飛影は「連続行動」を習得していない
そのためプレイして確認すればすぐにデマだと言う事が確認できるはずなのだが、
同時期に流れた「撃墜したらゲームオーバーになる敵も容赦なく攻撃する」の方が事実だったという事もあって妙に真実味があったらしい…というのもあるが
何よりもIMPACTでの暴れっぷりを知るユーザー達は飛影ならそれくらいやりかねない、むしろやると納得してしまったのもあり、
真相が報告された後もかなり長い間関連wikiの項目に残り続けていた。



2006年あたりからオリジナルロボットのヒュッケバインの露出が不自然に激減し、同系列の新機体もそこまではガンダムに似ていないものなどになり、リアルバニシングトルーパーと呼ばれるようになった。
その理由が、ガンダムシリーズの版権元が当初は内心はともあれ黙認していたが*22、その後プラモ化やアニメ登場など露出が増えたため、とうとう怒って出禁となったのではないか?というもの。
人気且つ重要機体なのにアニメでほぼ未登場、該当PV総差し替えやプラモが発売後すぐ絶版される、頭部を別機体のものにするなど、状況的に何かしらの事態は確実に発生していたので全てが都市伝説やデマとは言い難いが、公式サイドの説明がないのでいかなる事態が起こったのか正しくは不明。
これまた何かしらあったのか、2016年以降は『スーパーロボット大戦V』へのゲスト参戦を皮切りにMETAL ROBOT魂での立体化など露出が増え、2021年発売の『30』においてはヒュッケバイン30として主役機に抜擢された。
見た目のそっくり具合で一番ヤバいと言われていた「ヒュッケバインMk-Ⅱ」も2022年に『DD』において3号機がPVまで作られて参戦した為、現在はこの問題は完全に解決したと言われている。
一時期は「ガンダムの版権管理を行っている創通がバンナムに買収されたので、版権問題が自社内でのやり取りになったので問題なくなった」という意見があるが、創通の買収は2019年、『V』は2017年発売なのでこれは明確に間違いである。



  • 第2次にて初登場したサイバスターは参戦が叶わなかった『聖戦士ダンバイン』の代理として作られた。

今やスパロボオリジナルの代名詞的な立ち位置と言えるサイバスター
インタビューで原作者である阪田雅彦から「『第2次スーパーロボット大戦』でダンバインが諸事情で参戦できなかったため、イメージが近いものとしてサイバスターを登場させた」と語られた。
この事から「参戦が諸事情で叶わなかったダンバインの代理として作られた」というという噂が長年流布されていたが、2020年8月21日配信の「生スパロボチャンネル」にて寺田貴信Pの口から「代理として作られたのは根拠のない噂である」と直々に否定された。
実際のところは『第2次』になんらかのオリジナルロボを登場させる予定が最初からあり、その候補としてサイバスターを含めたいくつかのロボットがデザインされたが、ダンバインの穴埋めのこともあって、剣士をモチーフにした空飛ぶロボットであるサイバスターが採用された、というだけのようである。*23
なお、サイバスター周辺の世界観やらメカニックやらの設定が本格的に肉付けされたのは、『第3次』並びに『EX』以降であるという証言も他のインタビューで確認でき、『第2次』の頃はほとんど固まっていなかったようだ。



  • 版権の関係で削除された機体がいる

第4次』が『F』としてリメイクされるにあたり、追加要素と共に削除された要素もあるのだが、そのうちブラッド・テンプルガンダムセンチネル出典の要素がその後のスパロボ作品に再登場していないため様々な推察を呼んでいる。『第4次』の移植作『第4次S』は両要素共に削除されることなく現在でも配信されており、同じく削除されたサーバインズワウスは再登場する際に「聖戦士ダンバインOVA」や「New Story of Aura Battler DUNBINE」と別に参戦作品欄に記載されていることから、両要素も同じく別に版権料がかかるため削除された可能性がある。
ブラッド・テンプルは「重戦機エルガイム」の設定中にのみ存在する機体。『F』の後に発売された『全スーパーロボット大戦電視大百科』にも収録されているため「たまたま登場していない」という見方も存在するが、一方で『30』においてエルガイムMk-IIの頭部の話題になった際は「古代のすごいヘビーメタル」と言葉を濁されたため、何かしらの事情を抱えている可能性もある。
ガンダムセンチネル出典の要素は『電視大百科』にも収録されず、『第4次』発売後にセンチネルを展開したモデルグラフィックスとバンダイの間で権利関係のトラブルが発生していたことが影響しているとの見方がある。その後『第2次スーパーロボット大戦α』にて「バーザムのデザインがセンチネル版」なことやアラド編序盤に「ティターンズ残党がガンダムを奪取する」・また中盤の分岐ルートに「月面の施設を巡って連邦軍内部の敵対派閥と戦闘する」というセンチネルを思わせる展開があったこと、「参戦予定であったが版権問題が解決できず没になった」という噂があり、ゼータプラスなどの没データなども見つかっている*24


スーパーロボット大戦GC』から『スーパーロボット大戦XO』への移植の際にも、巨大からくり雷神王が削除されており、テレビ版の版権取得のみでOVA版に登場する巨大からくり雷神王を登場させてしまったことからの版権問題と言われているが、やはり明言はなく詳細不明。なお後年イベントで配布されたスパロボ20周年ブックレットでは、GCの参戦作品欄に発売当時は言及がなかった「陽昇城カラクリ夢日記」が別で記載されていたりする。



  • アストラナガンがOGに出られなかったのはゲームボーイアドバンスで機体の色の黒が表現できなかったから

これは明確に間違いと思われる。アドバンス版OGの時点でヒュッケバインマーク2トロンベやグルンガスト零式など黒い機体は普通にいた。
「アストラナガンは全並行世界で一機しか存在できないから」という出どころ不明の噂もあるが、これもまた寺田Pによって否定されているし、そもそもアニメ『ディバイン・ウォーズ』ではアストラナガンとディス・アストラナガン(=アストラナガンの残骸)が同時に登場するシーンがある。
今のところは「OG自体がドラマCD『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』を元に生まれており、そちらの方でイングラムの使用した機体がアストラナガンではなく、R-GUNの改造機だった*25からそれを踏襲した」という説が有力。「OG世界がα世界と比べるとアストラナガンができるほど技術が発達してない」という説もある。
前述の『ディバイン・ウォーズ』や漫画『Record of ATX』など、アスラナガンが出てないということを逆手にとった作品もある。




ドラゴンクエストシリーズ

  • ドラクエ2にはスタッフが仕込んだ最強の復活の呪文が存在する

「ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじ……」と続く復活の呪文を使用すると、レベル48のローレシアの王子もょもとでスタートできる、と言う裏技。
これ自体は都市伝説でもなんでもない非常に有名な事実であり、実際に使用してみたプレイヤーも多いだろう。


では何が都市伝説なのかと言えば、これが「スタッフの仕込みによって用意された」と言う噂。
ドラクエ2のスタッフの名前が多く登場する出来すぎたパスワードである事もあり、意図的な物だと信じていた、あるいは今も信じているプレイヤーも少なくない。
だがこれは、ただの偶然であり、堀井雄二も中村光一も、このパスワードが仕込みである事を否定している。
そもそも本当に仕込みであれば、「ゆうてい」と「ほりいゆうじ」で堀井雄二が2回も登場し、すぎやまこういちや中村光一が登場しないと言う不自然さに説明がつかない。
実の所、ドラクエ2の復活の呪文は最大52文字にギュッとデータを詰め込んでいるため、こうした意味のある文章が登場する事は不自然ではないのだ。
現在ではこうした「意味のある文章の復活の呪文」を作成するツールも存在しており。すぎやまこういちや中村光一の名前も入った「全く同じもょもと」のパスワードも発見されていたりする。


似たようなもので、ドラクエ1や2の「意味のある文章」の復活の呪文が「予言」として出回ることもあるが、これらも後年に生成ツール等で意図的に制作されたものであることが多い。
実際にこのような復活の呪文を入力すると、勇者の名前が不自然であったり、手持ちアイテムが異常な組み合わせであったりなど不自然なデータだったりする。
文章の具体例などは復活の呪文(DQ)も参照。


なお、こうした「仕込みと思われたが実は偶然のパスワード」はドラクエ1・2に限った話ではない。
中には、「極めて卑猥なパスワードを仕込んだ」と濡れ衣を着せられたゲームもある……これについては後述。



  • ロトの兜の正体は、ドラクエ3の不幸の兜

ドラクエ3には後の世界でロトの装備と伝えられる装備品が登場するのだが、兜だけそれらしい装備が登場しないことから囁かれた都市伝説。
順当に攻略していった場合、クリア時点での勇者の装備=後のロト装備は、剣=王者の剣、鎧=光の鎧、盾=勇者の盾とそれぞれに謂れのある伝説級の装備が揃うのに、兜だけが鉄仮面という勇者専用でもなんでもない単なる汎用市販品である上、ロトの兜と似ても似つかない代物になってしまうのである。
そのため、FC版では兜の中で唯一売却不可かつデザインがロトの兜に似てなくもない(少なくとも鉄仮面よりは遥かに近い)不幸の兜が後のロトの兜なのでは?と言われるようになった。
一応呪いの装備なのだが、不幸の兜のマイナス効果は「運の良さが0になって補助魔法に弱くなる」だけであり、ラスボス戦(正確にはその前座含めて)補助魔法を使ってくる敵がいないことから、最終戦に不幸の兜装備が実際有効なこともこの都市伝説に拍車をかけた。
しかし、これに関してはリメイク版で勇者の父オルテガが特別にあつらえた勇者専用の兜、オルテガの兜というよりロトの兜に相応しいアイテムが登場したことから下火になっている。現在の公式設定としては、「オルテガの兜=ロトの兜」でほぼ確定と見て良いようである。
ただし、デザインはロトの兜にあんまり似ていないのだが…。



ネットがなく検証の方法が限られていた時代に広まった都市伝説の代表であり典型例。
このような説が広まったのは、初のモンスター仲間システムを採用した作品であることと、エスターク撃破時に「この私がたった○ターンでやられてしまうとは…」と深読みできないでもないセリフを言ったことが理由と思われる。


オリジナルでは特に何も起きないのだが、「規定ターン撃破のご褒美」はリメイク版ドラクエ3しんりゅうで、「裏ボス仲間化」はドラクエ6のダークドレアムとリメイク版ドラクエ5のタークでそれぞれ叶うことになった*26


この都市伝説の面白いところは、ネットで広まる可能性が極めて低い*27にも関わらず、「仲間にするためのターン数」が日本各地でほぼ同じということである。
追記者は日本全国で聞いたわけではないので断言はできないが、学生時代に東北と東京と中部の出身者8人にこの噂を尋ねた所、全員から「10ターン」という答えが返ってきた。
この「10ターンでエスタークが仲間になる」というのは、後にドラゴンクエストモンスターズジョーカー2*28で実現している*29
エスタークの強さに対して10ターンはかなり早い方であり、またキリのいい数字なので広まっているのかもしれない。
なお、やり込めばバグ技なしでも2ターンでの撃破も可能で、やいばのよろいの反射バグなどを使えば最短1ターンで撃破出来たりする。
でもやっぱり仲間にはなってくれない。



ややマイナーだが、これもたまに語られる説。
本編終了後、
①実父の仇にして故郷を見殺しにした張本人でもあるマスタードラゴンに単身戦いを挑むも返り討ちに遭う。
②神に魔界に追いやられ封印されてもなお復讐心は消えず、いずれマスタードラゴンを倒すべく進化の秘法を自らに施す。
③しかしやはり副作用で記憶が混濁してしまい、目的が世界征服にすり替わってしまった。
…というもの。
アルカパの主人の語る伝承での勇者の末路が実際のEDと食い違う事*30、リメイク版では元人間と言う出自から憶測が生まれた。
また、ミルドラースがミルなんとかさんになってしまったのも途中で「前主人公がラスボスはまずくないか」となり、関連テキストやイベントを削った結果だという声も。


しかしこの説は基本的に無理がある。というか伝承の差異以外根拠が何もない
リメイク版において『進化の秘法で神になろうとしていたが、心の邪悪さから逆に魔族にされた人間』という説明がある*31
そもそもミルなんとかさんは2chのネタである。更に言えば人型形態の時点ですでにナメック星人のような風貌であり、ピサロ及びデスピサロとは全く違う。
リメイク以前から天空城で暮らさないかと提案された上で、「仲間と共に地上に帰る」という意思を示したのは勇者自身であり、その後は天空城に行ける手段がない。


同時にこの説は勇者に失うものがあっては厳しくなる都合上、そもそもシンシアの存在について明言していない公式と矛盾する。
更にこの説の場合、作中で勇者の末裔とされているの出自も矛盾していく。
ノベライズ版設定だと説明がついてしまう*32が、幸いノベライズ版のミルドラースの出自はIV勇者ではないのが確定している。
シンシアが生きていたら反対するであろうことは明白な上、我が子を放置して私怨を果たしに行くのならそれこそ勇者が外道になってしまう。
そうでなくとも、そもそも勇者が進化の秘法を使えるのかさえ怪しい。なぜなら進化の秘法は「黄金の腕輪」と「若き乙女の魂」が必要である。
私情の敵討ちのために若い乙女の魂を捧げるだろうか?実父やシンシアの敵討ちが理由ならそれこそダブスタである。
更に黄金の腕輪があれば意識の混濁などしないのも知っているのに、何故そっちは用意してないのか?とツッコミどころ満載。
要するにかなり荒唐無稽で無茶苦茶な与太話ということ。



  • ドラクエ5のミルドラースはドラクエ6のブースカが進化した姿。

またしてもミルドラースの正体に纏わる都市伝説。
ブースカはドラクエ6の雑魚モンスターで、終盤のダンジョン「ムーアの城」に登場する魔王ムドーの色違い。
中盤の山場であった魔王ムドーの色違いという外見に違わず、強力な呪文や特技、ベホマスライムを呼ぶといった搦手を使いこなす強敵だが、それ以外には特にこれと言った設定はない。
しかしこのブースカ及び色違いの元となる魔王ムドー、手足の短いずんぐりとした体型、角や耳の位置や伸びている方向等、角の本数や翼の有無などと言った違いはあるものの、シンプルになっただけで大本のデザインがミルドラース第二形態にやたらと似ているのである。
ドラクエ6はドラクエ5より時系列的には前にあたる作品のため、これを元にして、ドラクエ6で主君デスタムーアを失ったブースカの生き残りの一匹が魔界で力を蓄え、ドラクエ6→4→5と長い年月を経て進化した結果魔界の王ミルドラースと化したのではないか…という都市伝説。
当然「見た目が似ている」という以外の根拠がない上に、同ダンジョンにはキラーデーモンやサタンジェネラルと言った同じ魔王の色違いモンスターがわらわら出てくる。その中でもブースカにだけそんな御大層な設定を一匹だけ付ける意味もない。
そして上述した通りリメイク5で「ミルドラースは進化の秘法を使った元人間」という設定が公開されたため、あえなく否定されることになった……
……のだがドラクエ6発売から大分後になって発売された「鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ」という書籍にて「ブースカは元々ミルドラース第1形態の没デザインだった」「ブースカの方が先に決まっており、色変えでムドーが作られた」という裏話が公開された。
元々第一形態として作られていたのならデザインが似ているというのは当然の話で、最終的に没になってしまったもののメタ的には「ブースカからミルドラースになる」という一点においては一致していたという稀有な回答が得られた都市伝説である。



  • 5以降に登場するエスタークは、記憶を失ったデスピサロ

4のエスタークの体色(青色)が以降のシリーズにほとんど採用されず、5以降のエスタークが概ね4のデスピサロの体色で登場することから、「本物のエスタークは4時点で完全に滅んでおり、以降のシリーズにゲスト出演しているのはデスピサロでは?」と推察されることがある。
実際ゲスト出演版エスタークは大抵記憶を失った設定で出てくるのもこの説を補強する。
ただ、リメイク版4の6章と明確に矛盾する(これが正史なのかどうかは不明だが)のと、リメイク前の時点でもデスピサロは「人間体に戻って力尽きる」という描写だったので、やや無理がある推察である。
単純に、「未覚醒エスタークが青色で、完全に覚醒したエスタークが茶色」という考察がされることも多く、モンスターズスーパーライトではSランクの「エスターク」が青色、SSランクの「地獄の帝王エスターク」が茶色という風にされている。モンパレやライバルズでは逆で、青色が肩書含めてモンスター名となっている。



ドラクエで有名な都市伝説、別パターンとして「エスタークの正体はテリー」というものがある。
何故これらの都市伝説が発生したのかというと、ドラクエ6の物語そのものが夢の世界と現実の世界に分かれており、
同一人物であったとしても世界によっては設定が違う同じ人物が登場してもおかしくないという土壌がある。
更に、テリーは有名作「ドラゴンクエストモンスターズ」で主役を務めており、魔物を率いる姿は正しく魔王の姿
更に自ら力を求めて人でありながら魔王の配下、しかもダークドレアムの色違いであるデュランの配下であったことからこの説が生まれたのだろう。
「エスターク」説の場合は、彼が使用したとされる「進化の秘法」は作中のキングレオの様に人を強大な魔物に変貌させる効果があり、
更にエスターク自身が記憶喪失であり、常に眠っており夢の世界と結び付けられやすいというように説明がなされている。


では実際にはどうかというと全くの出鱈目である。
そもそも設定から考察したものばかりで、では本人達がそれを示唆する台詞を言った事は一切存在しない。
そもそも製作者の堀井雄二本人がその説を否定している。ダークドレアムに至っては直接本人たちが対峙してるし。
ちなみにこの都市伝説の派生に近いものとして「ダークドレアムとエスターク」には関係性がある、という都市伝説もあるが、
こっちも示唆する設定や台詞も無いので今の所確実性は薄いだろう。


ちなみに似た様な都市伝説として「デスタムーアはチャモロ」等があるが、時系列がおかしかったりそもそも両者が対面してたりしてるので信憑性は相当疑わしい。
類似で「4のエビルプリーストはチャモロ」等というものもあるが、こちらも結びつける要素が少なすぎてほぼこじつけに近い。
いずれもチャモロの影の薄さも交えた便乗ネタだろう。



これもまたドラクエで有名な都市伝説。
この黄金の竜と言うのはドラクエ6にてムドーの城へ行くときに乗り物になってくれるドラゴンの事で、初代ゲームのパッケージにもその姿が描かれている。
しかしこのドラゴンは謎が多く、その為このような都市伝説が生まれたのであろう。
根拠としては、カルベローナ住民が「大魔女バーバレラの血を引くバーバラ様ならドラゴンにも変身できる」というセリフがある。
バーバラがムドーと闘う時何故かパーティから離脱する、他のパーティメンバーと同じくバーバラの肉体も存在するはずなのだが何故かそれが作中言及されない。
そしてリメイク版にてバーバラと黄金の竜が同時に存在する事は無いように修正されている、等々である。
が、カルベローナは現実の土地が丸々消し飛んで跡形もないのも事実である。


でもこれも上の都市伝説と同じく信憑性ないんでしょ?と思われるだろうが、この説に関しては話が違う
製作者の堀井雄二がインタビューにて「バーバラ=黄金の竜」の設定でストーリーを作る予定だったが没になった、と語っているので
これに関しては「正解ではないが限りなく正解に近い説」という表現の方が正しいのかもしれない。
久美沙織によるノベライズ版では、完全にバーバラ=竜として描かれている上、ゲームの内容とも矛盾しないため、これが公式設定だと思い込みがち。


ちなみに派生として「バーバラはゼニス城=後の天空城に残ったため、天空城の主であるマスタードラゴンと関係している」というものも存在する。
後に「バトルロード」シリーズのミレーユの技において黄金の竜を「マスタードラゴン」とする表記がなされている。
しかし、モンスターズシリーズでもマスタードラゴンは登場するが、黄金の竜とは別の白いドラゴンとして描かれている。*33
あくまでナンバリングシリーズでもないバトルロードシリーズでの表記なのでどちらが正解なのかは公式でも不明である。
しかし上の没設定を見てみると、正確とは言いづらいが否定も出来ない、という感じの不思議な立場の都市伝説となっている。



  • ぶちスライムは、現実世界のスライムが「自分より弱いモンスターがいたらいいのに」と願った夢

歴代シリーズでも唯一の「スライムより弱い雑魚モンスター」であるぶちスライムの正体を、6の世界観と合わせて考察した有名な都市伝説。
ぶちスライムは夢の世界にのみ、スライムは現実世界のみに存在しており、さらにそれぞれの生息域も被っていることから、ぶちスライムは「スライムの見ている夢」とする考察。
「ドラクエといえばやっぱり最初の雑魚敵はスライム」という伝統に反したこの配置を説明でき、
またぶちスライムが後のシリーズでは異様に影が薄いこともこの特異な出自を考えれば納得できる部分はある。
とはいえ、公式での解答は一切ないので、あくまで「一考察」に過ぎない。


なお、ぶちスライムの亜種であるぶちスライムベス、ぶちベホマラーは夢世界と現実世界の両方に登場する上に本家より強いので矛盾するように思えるが、
こちらについては「現実にてぶちスライムベスらにいじめられたスライムが『あいつらなんか自分より弱くなればいいんだ』と夢見た」、
つまり「むしろ現実世界でぶちスライムベスがいたからこそ、それをモデルにスライムの妄想で夢世界に最弱のぶちスライムが生まれた」と、逆にこれを根拠としてぶちスライム誕生のきっかけとしてしまう考察が存在する。
実際、現実世界でぶちスライムベスが生息するロンガデセオ周辺には、場違いに弱いスライムも出現するため、後者の説の裏付けであると主張されることもある。
ただし、これに関しても実際のところはデータの綾で、ロンガデセオの北部が本来はスライムの出現区域であるダーマ神殿跡~サンマリーノ周辺という区域に含まれているためで、
ぶちスライムベスとスライムの出現地域がごく近いというだけであり、この2種が同時に一緒の集団で出現するというわけではない。



とある考察サイトから広まったドラクエの有名な都市伝説の一つで、作中で離脱したキーファが後にオルゴ・デミーラになったという物。
元々はドラクエ7の物語を聖書に見立てた場合、キーファの立ち位置が「人間が楽園から追放されるきっかけになった存在=蛇=サタン=黒幕」になるという考察から来た物なのだが、
実はこれは「グノーシス派」と呼ばれる聖書の解釈をモチーフにした物語を、無理矢理オリジナルの聖書に当てはめた事で産まれた勘違いの産物だったりする。
オルゴ・デミーラのモチーフは明らかにグノーシス派における偽りの神「デミウルゴス」であり、そちらの蛇はむしろ「偽りの楽園から人々を解放した本物の神の使い」とされていて「蛇=黒幕」という解釈とはかすりもしない。
更に言うなら、そもそも「デミウルゴス」という名称自体が「(偽りの楽園を作った)造物主」という意味の肩書き*34に近く、楽園を壊す側である蛇は同一人物どころか絶対に相容れない相手である。
とはいえ、オルゴ・デミーラにオリジナルの聖書における蛇との類似点が多い事も事実であり、「2つの解釈を繋げる事で、それぞれの蛇を対比させる意図があったのではないか」という説も存在する。
ただし、その場合でも2つの蛇の行動は「過去におけるオルゴ・デミーラの介入」と「現代でキーファが作った旅のきっかけ」という様に完全に独立した事象として扱われており、やはり2つの蛇を同一の存在とする「キーファ=オルゴ・デミーラ」説の入るら余地はない。


また、それ以外の根拠の一つとして「キーファとオルゴ・デミーラのデザインが似ている」という物もあったが、
そもそもオルゴ・デミーラの公式イラストは長い間伏せられており*35、ドラクエ7発売当時はPSやGBのドット絵でしかオルゴ・デミーラのデザインを確認できなかったという点は留意しておくべきだろう。
事実、後に公表されたオルゴ・デミーラの公式イラストはキーファのそれとはまったく似ていない。


裏設定の類ではなく「初期のシナリオでは『生き別れた親友が魔王となって世界を征服し、勇者となった主人公と対峙する』というストーリーだったが、あまりに鬱すぎるので没になり設定の根幹から変更された」という推測が語られることもある。まぁこれが無くなったところで鬱ゲーなことに一切変わりはないのだが。
確かにあまりに中途半端な時期に永久離脱し、そしてその後に一切触れられない不自然さを考えると、こういう経緯があっても不思議ではなさそうだが、真相は不明である。エスタード島だけ残ったのもタイムパラドックスを回避する為、と理由付けされることもある。
もっとも前述の通りキーファとオルゴ・デミーラを結び付ける考察自体が出発点からして相当怪しい代物であるため、
それが前提になっているこちらの話もおそらくはもっともらしく聞こえるだけの仮説の域を出る物ではないだろうが。


ちなみに、魔空間の神殿でオルゴデミーラが「お前たちの命はどこまでいってもお前たちの物、神のために使うべきではない」という発言等から、キーファが魔王になったのはユバールの民を守れなかったからとかライラを守れなかったからという説もあるが矛盾がありまくりなのでこれは間違い。
リメイク版の配信石版やDQ11の冒険の書の世界での登場時はライラやユバールの民が危機に陥っていたのは間違いないのだが。



  • ドラクエ7のマリベルは開発段階では永久離脱する予定だった。

ドラクエ7のパーティメンバーの人の流れに関する都市伝説。
マリベルは冒険中盤で病で倒れた父親の看病のために冒険を離脱し、入れ替わるようにしてアイラが加入。
そして終盤で再びパーティに加入できるようになるのだが、実は開発当初はマリベルが再加入する予定はなかったのではないか、と言うもの。
というのもマリベルが加入可能になると主人公以外の4人のメンバーのうち、誰か一人を選んでアミット邸に留守番させなくてはならないのだ。
メタ的にはドラクエの4人パーティの戦闘システムの都合上、誰か一人をパーティから外す必要があるというのはわかる。
しかしそれにしたって5人の中から4人を選んでパーティを組むというのは編成の自由度があまりにも低すぎるし、シナリオ的に見ても、馬車の定員という設定があった前作はともかく、世界の危機が迫る中でただ一人お留守番という不自然な構図に対するフォローはあまりない*36
また、長期離脱していたマリベルの成長の差に対するフォローも殆どなく、レベルや熟練度は引き離されたまま。
マリベル自身のスペックは決して悪くないため、鍛えなおせば十分戦力になり他のパーティメンバーと役割が被ることもないのだが、最初から終盤で再加入させることを考えているのなら、4のライアンのように中盤で仲間になることへの経験値的なフォローが入っていてもおかしくないはず。
要するにマリベルを抜きにした主人公・ガボ・メルビン・アイラの中盤以降の4人で固定パーティとなる方がシナリオの進行としては自然な形となるのである。
よって「当初はマリベルが永久離脱する前提で製作を進めていたが『キーファだけでなくマリベルまで永久離脱というのはマズいんじゃないか』ということになり、開発途中でマリベルが復帰できるようにした。パーティ選択等で不自然な点があるのはその名残」という都市伝説がまことしやかに語られるようになった。
同じく永久離脱するキーファに関しては公式インタビューで「本当はもう少し後で離脱する予定だったが色々育成をやってから抜けられると困るだろうから当初の予定より早く離脱することになった」と述べており、
まさにマリベルこそ「呪文要員として育成してたのに急に離脱されて回復役がいなくなって困る」といった事態を引き起こしがちなキャラであるため、
「とってつけたような再加入」といった印象を抱きやすいのも拍車をかける。そもそもキーファの永久離脱自体がアレなイベントだというのは置いといて
これと言った否定材料はないものの*37、具体的なソースらしいものは見つかっていない。
堀井雄二がインタビューでそう言っていた、という趣旨とセットで語られることもあるがそれに関しては
「当初はキーファと二人旅をする予定だったがせっかく『話す』システムがあるのに男二人で旅してもつまらないだろうという事で、話してて楽しくなりそうなマリベルというキャラを作った」
というものであって、確かに当初の予定ではマリベルというキャラそのものがいなかったのは事実だが「だからマリベルは途中でいなくなる予定だった」というものではない。



DQ9の発売当初に一時期広まった都市伝説の一つで、「ギャル妖精サンディは堀井雄二のお気に入りのキャバ嬢がモデルになった」という物。
しかし公式のインタビューによると、サンディのキャラは「最初にギャルという設定があり、そこから鳥山明が描いたデザインを元に現在のサンディが作られた」という変遷を辿ったと語られており、 
件の都市伝説を当てはめると時系列に矛盾が生じる。
サンディはドラクエの世界観から浮きかねないキャラということで批判的な目で見るファンも多かったため、揶揄として冗談半分で言っていたものに後付けが加わったものだろう。


またこの都市伝説の根拠として、発売前に広まったDQ9の開発状況のリークとされるコピペ内の「堀井(と思われる人物)がキャバクラに嵌っていた」という記述を挙げる者もいるが、
件のコピペは確かに当たっている点もあるものの、同時にDQ9を知る者なら一目で「おかしい」とわかる矛盾点*38も存在するため、鵜呑みにするのは危険である。



FINAL FANTASYシリーズ

  • FINAL FANTASYという名称は、当時営業成績が芳しくなかったスクウェアが「これが最後の作品になるだろう」という意味を込めて名付けた

あるいは、これが売れなかったらこの会社はもう終わる、という背水の陣に挑む覚悟で名付けられたと噂される場合もある。
作曲の植松伸夫も「当時の財務状況が良くないから最後の作品としてファイナルと付けられた」と思っていたほど営業成績が芳しくなかったというのは事実らしい。
だが、坂口博信は「まず『FF』というアルファベットで表記できて、かつ4音で発音できる略称で呼ぶことを前提とした」「当初はファイティングファンタジーというタイトルにするつもりだったが同名のボードゲームとの被りを避けるためにボツ」「Fで始まる単語なら何でも良かった」と語っており、実質的にこの都市伝説を否定している。
とはいえ、それ以前には「何をやっても売れなかったから、これを最後の夢だとしてファイナルファンタジーを世に送り出した」とも発言しており、ファイティング以外のFで始まる単語の中でも『FINAL』を選んだのは背水の陣に挑む覚悟という意識もあったのかもしれない。



  • FF4の月にある人面岩は裏ボス

月面にある謎の人面に見える岩についての割と有名なFFにおける都市伝説。元ネタは当時発見され話題だった火星の人面石。
開発当時は何か仕込む予定だったが結局使わなかったという噂も存在する。
実際はこの時期のスクウェアゲーによく見られたスタッフのお遊びで、続編や聖剣伝説2の海上にもある。LIVE A LIVEに至っては、人面石を100回調べることで、あるアイテムが入手できる洞窟が出現するという隠し要素が仕込まれていた。
ちなみに製作側もこの噂を承知していたのか、GBA版では追加ダンジョンの入り口になった。
更にDS版リメイクでは周回プレイでゼロムスから盗んだ『ダークマター』を使うことで、本当に隠し裏ボスと戦えるようになった。
…ちなみにゼロムスから盗めるこの『ダークマター』も、長きにわたって「ゼロムスの必殺技ビッグバーンのダメージが軽減できる」といわれていた。
が、後に実際は何の効果もなかった事が明らかになった*39。こちらもある種の都市伝説といえる。



  • FF5の海の中にあるモアイ像は隠しダンジョンへの入り口

これも割と有名なFFにおける都市伝説。
地域によって亜種が複数あり

  • 「隠しショップへの入り口で、ここでしか買えないアイテムが売っている」
  • 「オメガ、神龍、ギルガメを倒して勲章を入手したらダンジョンへ入ることができて、中にいるボスを倒すと隠しジョブが入手できる」

…等がある。
実際には単なるオブジェなのだが、バグか仕様か不明だがモアイ像の上では浮上できなくなる現象が発生する。
上記同様、開発当時は何か仕込む予定だったが結局使わなかった、という噂も存在する。当時からよくあることではあったが。
ちなみに、こちらも製作側もこの噂を承知していたのか、GBA版では実際に追加ダンジョンの入り口になった。



  • FF7でエアリスが生き返る

FF7の都市伝説で、プレイステーションソフトの中では最もメジャーなものと思われる。
ヒロインのエアリス・ゲインズブールは中盤で死亡してしまうのだが、それを生き返らせる隠し要素がどこかにある、というもの。
エアリスは発売前から盛んにメディアで紹介されていたメインヒロインであったため、「ヒロインがこんなところであっさり死んでしまうのはおかしい…生き返らせる手段があるはずだ…」というプレイヤーの願望から囁かれるようになった噂である。
また、エアリスのレベル4リミット技「大いなる福音」を死亡以降に入手しやすいのも噂を後押しする要因になった。*40
FF7自体がプレイステーションのキラータイトルであり後世に多大な影響を及ぼしたヒット作であることから、プレイヤーもかなりの数であり、それに比例して噂も広まっていった。
さらに当時はWindows95の発売でインターネットが普及しはじめた時期でもあったため、有名な「水中呼吸マテリア」*41などのデマ情報がそれまでの口コミを超える速度と確度で急速に拡散したのである。
本作発売前のゲーム雑誌や設定資料集に没マテリア「すいちゅうこきゅう」なるものが写った画面写真が掲載され、実際には入手不可ながら後にゲーム内のデータに存在することがチートで確認されたこと、
またエアリス死亡関連のイベントが「水」を深く印象付けるものであったことなども、両者を結びつける噂の拡大に拍車を掛けたものと思われる。


結論から言えば、ストーリー上でエアリスを生き返らせる手段はない。彼女を生き返らせるイベントも、存命のままのエンディングもありはしない。
ただ、バグを利用した裏技強制離脱イベントをスキップし、強引にエアリスを連れ回してその先の展開へ連れて行く事は可能。
こちらは『サガフロンティア』のディスクと強引に入れ替えて地形データを崩壊させて進む、通称「サガフロワープ」というもので、発売から1年足らずで発見されたものである。
しかし、これはあくまでも想定された仕様ではないため、場合によってはイベントフラグがおかしくなり、セーブデータが進行不能になる危険がある。
連れ回したエアリスは当然その場にいないはずの存在なので、あくまで戦闘キャラクターとして使えるだけであり、ストーリー上は完全に彼女が死んだものとして進行する。
ただし、没要素として数は少ないもののイベントで彼女が会話に参加するシーンもあるため、これらのイベント製作の時点では彼女が存命であることを想定していたのではないかとも言われることもある。
しかしこれに関しても「該当イベント(ミニゲーム)はストーリーと関係なく作成していて、挿入場所も決まっていなかった」とされる開発側の発言が存在し、生存ルートの構想を裏付けるには微妙である。


そして大きく世間を騒がせた「すいちゅうこきゅう」のマテリアの噂については、9ヶ月後に発売された改良版『FINAL FANTASY Ⅶ INTERNATIONAL』にて、よく似た「せんすい」という追加マテリアが実装された。
ただし、ゲーム中では「せんすい」入手時に「【水中呼吸マテリア】と交換せぬか?」というセリフがあるため、名前こそ変わったものの没要素を再利用したものと思われる。
実際の効果はエアリスとは全く関係なく、海の中に登場する追加ボスのエメラルドウェポン戦の制限時間を無くすだけというものだが、ゲーム内で明確に別の役割を持たせて登場させたことで、長らく蔓延っていた水中呼吸とエアリス復活を結びつける噂も終息していくことになる。


一方で、2020年発売のリメイク版では「星の運命の番人」フィーラー*42と対立・撃破し、果てにフィーラーがセフィロスに取り込まれ消滅してしまったせいでオリジナル版とは違う結末を迎える可能性が非常に高く*43、エアリスが生存する可能性も出てきている。
本来なら見えない筈のフィーラーが見える人間は即ち「星の運命」を変えうるとフィーラーに判断された人間…その中にはエアリス自身も含まれているのだ。



FF8の都市伝説で、こちらも考察サイトから広まった類。
現在もなお支持者が少なくない噂であるが、大本とされるサイトで示された根拠には些細な演出を理由としたこじ付けも多く、また矛盾点の指摘も少なくない。特に致命的かつ頻繁に指摘される矛盾点として、作中において「アルティミシアは何世代も後の遠い未来の魔女」であることがイデアによって明言されている点が挙げられる。作中でリノアはイデアより魔力を継承して既に魔女になっているため、数世代後どころか本編の時点で当代の魔女なのである。


EDAMAME Arcade Channelのインタビューで、ディレクターとして関わった北瀬佳範が否定した。
が、否定からしばらく後に北瀬はこの回答を撤回している。シナリオは複数人で作っていたため他の担当メンバーが意識していた可能性は否定できないとの理由に加え、説を否定した際は矢継ぎ早のインタビューであり咄嗟に答えてしまった物が世界に広まってしまったらしい。


なお、外伝作品であるディシディアではこの説を意識したお遊び要素が取り入れられているが外伝をソースに持ってくるのなら一例を挙げればいたストの性悪フローラが公式ということになってしまいかねないため、ここをソースにするのは厳しいだろう。*44



  • FF10のラスボスはエストシーモア

FFX発売当時にネット上で盛んに出回ったガセネタ。
コピペの内容はいくつかのパターンがあり、ラスボス戦のイベントの内容や攻略法*45
一部のプレイアブルキャラの死亡による永久離脱についても言及されているが、当然ながらこれらも全部嘘。
しかし、このデマに何より信憑性を与えていたのはアルティマニアでも散々ネタにされるほどのシーモアのゾンビっぷりではないだろうか。
詳しくは嘘バレの記事を参照。



  • FFTのラムザ達は死んだ

これも長年信じられてたネタ。最終戦の舞台が侵入したら後戻りが出来ない連戦、そこで爆発が起こったら…まあ生きてないよねという物。
FFTのEDはものすごく後味が悪い事で有名であるし、最終戦でNPCとして参戦しているラムザの妹アルマの葬式が行われているという点でもこの節を助長している。
株主総会の質疑応答でも「ラムザたちは生き残ったんですか?」という質問が出た程。
2014年、LoV3にFFTがコラボ出演する際に、松野Dが「死んでません」と否定し、LoVの方で生還後のラムザ達の動向に触れられている。
制作陣としては生きていることを示唆するつもりでエンディングでラムザ達を少し出したらしいが、「実際は死んでおり、あれは幻や見間違いの類」と思っているプレイヤーが想像以上に多く驚いたそうだ。


その後、FF14で「リターン・トゥ・イヴァリース」というコラボのアライアンスレイドを実装する際に、ラムザ達は生き残って別の場所で冒険しているということを公言しているにも関わらずいまだに全滅したと思っているプレイヤーがインターネット上で多く見受けられた為「せっかく『FFXIV』で新しくやるんだったら、“全滅を前提とした場合の物語を作ってみよう”」という都市伝説をベースにしたパラレルシナリオが書き下ろされる事となった。



アイドルマスターシリーズ

後に何等かの事情でPSP版にデータのみ入っていたのが発見された事で裏付けが取れ、真実であることが判明した。
詳細はZエンド項を参照。
第二回ロケテ以降は(少なくともプレイヤーがたどり着けるエンディングとしては)実装されていなかったため、
第一回ロケテスト参加者のみが見ることができ、証言をしていた幻の、そしておそらく幻であるべきエンディングである。



  • 最初期のシンデレラガールズではカードイラストでトレス行為や著作権・版権無視が行われており、一部アイドルはその結果新カードの排出が差し止めになった

公式からの発表がないため詳しくは不明だが、神谷奈緒*46、伊集院惠*47南条光*48の3名が指摘されている。現在は全員がイラスト差し替え済。
このうち惠、光は長らく新カードが出なかった為、「トレスの責任を取る形で新カードが差し止められているのではないか」とする噂が一時期語られていた。現在は光はボイス実装済みであり、惠も他のボイス未実装アイドルと同じくらいの頻度で新カードが排出されている。
尚、南条光に関しては特撮ヒーローファンという設定な事や、差し替え前に描かれていたヒーローが当時の最新作ネット上で滅茶苦茶ネタにされていた方々だった事や、アイマス含めてスポンサーが同じなので、わかる人にはわかる系のネタのつもりだったのでは?(つまりわざとだった)とする説も。
因みにいずれの差し替え前のイラストもアーカイブが残っているので検索すれば普通に出てくる。


デレマスではないが、シャイニーカラーズで実在する水着をそのままのデザインで出してしまい、販売元の方がお気持ち表明したというのは本当の話。
こちらは本当にトレースだったらしく、謝罪と共に後からデザイン変更が行われた。



  • アイマスの世界観ではバブル崩壊の時期が現実とは異なる

アイマス世界のバブルは現実よりも長く続いていたというもので、元々は片桐早苗のバブル絡みの設定が明らかに現実の年代と合わない事から来たネタ。
後にアイマス全体の時系列を整理すると丁度作中における伝説の超大物アイドルの全盛期がバブル崩壊の時期と重なる事が判明、一気に信憑性を帯びる事となった。
ただしアイマスはいわゆるサザエさん時空を導入しており、どの年を基準にするかによって時系列も大幅に変動するという点には注意。


なお、発端である片桐早苗については後に「少女時代にバブル期のあれこれに憧れていた」という設定が追加明かされている。
でもやっぱり年をとらないので現実時間とのズレは大きくなっている。



  • ミリオンライブ!の一部キャラはアイマス2の没キャラの流用

まず、時系列としてアイドルマスター2は5名の新キャラが登場すると事前情報では宣伝されており、一部キャラクターはビジュアルが公開され*49、その担当声優とされる人物の情報もリークされていた*50
だが、いざ箱版が発売されてみると実際に登場した新キャラはjupiterのメンバーのみで、5名も登場する事はなかった。
その後、PS3版のセーブデータのサムネイルにゲーム中に一切登場しない「謎のキャラクター2名」が表示されることが確認されていたのだが、実装予定だったが没になったキャラでは?と推測されていた。
その後、ミリオンライブ!が発表されていたのだが、公開された新規アイドルの周防桃子と北上麗花の2名が上記の謎セーブデータに表示されるキャラとデザインが酷似していた事が話題になり、ミリオンライブ!のキャラクターは春日未来、最上静香、伊吹翼の3人が最後に作られたというスタッフインタビューから、キャラクターに割り振られたナンバーは実際に作られた順番の逆順につけられたのでは?と推測され、末尾であった周防桃子、北上麗花、ジュリアの3人はアイマス初期の命名規則に則っている事もあり*51、アイマス2の没キャラの流用ではないかと半ば確定的に囁かれていたが決定的な証拠がなく、結論は出なかった。


……だったのだが、2021年に流出したTGS試遊ロムの内部データが解析され、ついに真実が明らかに。
結論から言うと、周防桃子、北上麗花、ジュリアの3名はアイマス2新たにプロデュース可能なアイドルの予定だった没キャラの流用というのは事実だった。
りんこ(現周防桃子)の歌唱データ*52やジュリアのボイス*53、さらにはアイドル名「北上麗花」などグラフィック含め多数のデータが発掘され*54、ガチの没キャラが何かの間違いで特定画面の画像に登場してしまっていたという真実が明らかに。
桃ちゃん先輩は本当に松田の先輩だったのだ!


先述のように、箱2でいったん没になった後に『ミリオンライブ!』にてりんこ→周防桃子、れいか→北上麗花、ジュリア→(そのまま)ジュリアとしてリメイク。実に2年をかけて765プロに迎えられることになった。
尚、没になった理由は相変わらず不明。
今後明かされる事もないだろうが、アイマス2発売後のスタッフインタビューで開発遅延や容量の問題で没になった要素が多数あると語られているため、それが原因と見られている。
因みに、声優リークがあったのが箱版アイマス2の発売一ヶ月前だったので、DLCでの実装をギリギリまで考えられていたのでは?とする説も。



  • シャニマスの呪い

「アイドルマスターシャイニーカラーズ」とコラボした企業や、宣伝に出演した有名人などは、後に不幸な目に遭うというもの。
2022年ごろから言われ始めた。具体例としては以下のようなものがある。

  • 香川照之→不祥事で番組降板、芸能活動自粛
  • 食事宅配サービス「ナッシュ」→パワハラが報道される
  • カラオケまねきねこ→アルバイトが不祥事を起こす
  • 森永製菓→不正アクセスで個人情報漏洩
  • 渋谷109→コラボ開催期間中に火事で営業停止

実際のところどうかというと、シャニマスはアイマスタイトルの中でも特に他企業とのコラボなどに積極的なタイトルであり、コラボの件数自体が多いため、コラボ相手が後に不祥事を起こす確率も上がってしまうというのが理由だろう。
もちろん上記の例でも、シャニマス側には何の責任もないケースばかりなので勘違いしないように。



マリオシリーズ

  • SFCソフト『スーパーマリオコレクション』には特別仕様のものが少数ある

政財界の大物の息子のために任天堂が特別に製造したものの、データが誤って流通ソフトに紛れ込んでしまい、2500本に1本の確率で見つかるという噂。
変身アイテムを取らなくてもセレクトボタンで他の変身マリオになれるとか。
政財界の大物の息子用に特注した割には結構地味な仕様であるが、ネット上で実際にできたという報告も僅かながらあり、特別仕様版の実在が噂された。
上記のバリエーションとして開発中のテストバージョンが流出して製品版に混入した説なども並行して流れていた。


だがその後、実は電源投入時の本体初期RAMに依存してマリオ3限定でセレクトボタンでマリオが変身するデバッグモードが発動することが解析で判明。
この初期値はある程度SFC本体の個体差に依存しており、なんの変哲もないごく普通のマリコレのカセットでも発動可能なので、つまり噂の「特別版」を引き当てたとされる人はソフトではなくスーパーファミコン本体が偶然当たりだったのである。


とは言えこの値はランダム性が強いものであり、任天堂が意図したものであるとは言い難く、RAMの初期化を忘れただけの見落としバグである可能性が高い*55
また、SFCの本体は電源を切った直後はRAMの内容がある程度失われない事を利用し、他のソフトでRAMの値を意図的に調整した直後にマリコレへ差し替えることで、
前述の特別なSFC等を用意せずとも、どの本体でも意図的にこのデバッグモードを発動できる再現可能な手段も発見されている。
有名な発動手順は『ロマンシング サ・ガ3』でユリアン等のシノン開始メンバーの主人公で始め、OPイベント中にハリードの「1オーラムのもうけにもならん。」のセリフが表示されたらすぐにSFCの電源を切り、素早くマリコレに入れ替えて電源を入れてマリオ3を始める、というもの。
上記と似たようなものに『ロマンシング サ・ガ2』の「電源地裂撃」があり、『マリオのスーパーピクロス』を一瞬起動してからすぐロマサガ2に入れ替えて地裂撃を繰り出すと最高ダメージを叩き出せる「ピクロス地裂撃」という技がある。
もちろん、上述のケースはマリオシリーズとロマサガシリーズの組み合わせがたまたま相性が良かったというだけであり、当然メーカーが仕込んだ訳ではない。



  • 『スーパーマリオコレクション』のタイトル前のガヤの場面で『ビールおかわり』という声が紛れていたが、表現の問題で規制された

実際には英語の音声(One more beer please!)であり、サンプル版をチェックした海外スタッフからそのように聞こえるとの指摘を受けて、
海外版のみ音声を変えた、というのが真相。日本版はそのまま変更されていないため、日本版と海外版では音声が微妙に異なる。
日本よりこの手の規制が厳しい海外では、たとえ成年キャラであっても飲酒表現そのものが規制の対象になり、レーティングが上がってしまうのだ。


なお、上記の当たりロムの噂とミックスされて「OPでビールおかわりって声が聞こえたら当たりロム」等と囁かれていたこともあるが、
前述の通り日本語でこのセリフを喋るバージョンは実在しないためガセ。



  • ルイージはマリオに「類似」しているからルイージ

本当は「イタリア人っぽい名前だから」という理由。
どちらかというとネタの類か。



「無理矢理解釈すればそう取れないこともない」レベルのヨタ話。もちろん開発陣はそんなことは考えていない。
キノコや花は魔法でブロックに変えられていたキノコ王国の住人で、開放されたお礼にマリオを強化してくれているというのが開発陣の構想。
さよならを教えて』という鬱ゲーで語られたことで有名になった都市伝説。
その後、漫画『Dr.STONE』の主人公が「科学的に解釈するなら」という前提でこの説を語ったりしている。



  • 『スーパーマリオブラザーズ』のステージ中に存在するレンガブロックは元キノピオで、マリオがそれを無慈悲に破壊し殺戮している

初代の説明書に記載されたストーリーで「キノコ王国を侵略したクッパ魔法で住人達を岩やレンガ、つくし等に変えてしまった」とされていた事からの派生。
マリオが何気なく壊しているレンガブロックの正体はキノピオであり、つまりブロックを壊す=キノピオ達を殺戮しているのではないかというもの。
しかし同説明書には「レンガに変えられたり、消されたりしたキノコを見つけて助けると、彼等からパワーをもらって、次々に変身します」という記載もあり、
パワーアップアイテムと呼ばれるブロックから出てきてマリオを助けてくれる存在こそがキノピオはじめキノコ王国の住人という解釈もある。
なおクッパの魔法に関するこれらの設定は初代のみで語られたものであり、後続シリーズのブロックやアイテムにも適用されるのかは不明。



  • キノピオはピーチ姫の侍女で初期設定では女だった

「キノピオが侍女」という話は徳間書店の攻略本『スーパーマリオブラザーズ完全攻略本』のキノピオの紹介文が初出と思われ、
この本が大ヒットしたことで多くの人の目に触れて侍女設定が広まったものと思われる。
…が、実は初代の公式設定では「ピーチ姫に仕えているキノコ」程度しかなく、本家では特に性別は決まっていなかった。
つまりキノピオが侍女というのは任天堂非公式の設定である。


その後、アニメ映画『ピーチ姫救出大作戦!』やゲームブック『スーパーマリオブラザーズ外伝』等の派生作品で侍女設定が採用されたが、
ゲーム本編で侍女と言われることは一切なく、やがて通常のキノピオが男性っぽく描かれるようになり、
さらには明確に女性版のキノピオである「キノピコ」等も登場している。



  • マリオとルイージのファミリーネームは「マリオ」

要はマリオの本名はマリオ・マリオということ。確かに「マリオブラザーズ(マリオ兄弟)」というネーミングからすると妥当ではあるが。
元々はあの有名なカルト実写映画、『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』でだけ採用されたマイナーな設定であり、「知る人ぞ知る」的な扱いだった。
ちなみにこの映画ではルイージのフルネームは「ルイージ・マリオ」であった。


しかし、2015年にマリオの生みの親である任天堂の宮本茂がこのフルネームを肯定するとも取れる発言をしたため、話がややこしくなる。
渋谷で開催された『スーパーマリオ30周年祭』にて、ゲストとして登場した占い師のゲッターズ飯田がマリオの将来を占う際に「スーパー・マリオ」として占ったのだが、
それに対して宮本が軽い雰囲気で「本当のマリオの名前はマリオ・マリオなんです」と発言する。
この宮本の発言だけが切り取られ、国内外のメディアが「ついに任天堂公式でマリオの本名が判明」「生みの親が本名を明かした」とこぞって取り上げたことで大きく拡散された。


しかし、後にネットニュースサイト「withnews」が上記の件を本当なのかと任天堂に改めて直接インタビューしたところ、
任天堂側は当の宮本にも確認した上で、「映画ではその本名だったことは把握しているが、実際には『マリオ』が正式名称で、マリオ・マリオではありません」と完全否定。
そもそも宮本の元の発言についてもその場での冗談のようなニュアンスだったようなのだが、生みの親直々の発言だっただけにかなりの余波を招いてしまったようである。あのおじさん、キャラクターや世界観の設定に無頓着すぎる…
上記の一件で「生みの親から公式認定された」という部分だけが知れ渡ってしまったが、結局「マリオ・マリオ」は実写映画限定のパラレル設定に留まっており、
本編における公式設定でのマリオとルイージのファミリーネームは「不明」(加えて言えば、そもそもファミリーネームという概念が作中世界にない可能性も十分存在する)とするのが正しい。


なお、マリオの年齢については宮本茂は「24~25歳程度のイメージ」、『スマブラDX』のフィギュア名鑑では「26歳前後」*56と記載されており、いずれにしても20代半ばであるようだ。
「あの髭面で20代はありえないだろ」とよく言われるが、髭を外すとマリオは意外と童顔である。


また、上記の魔界帝国の女神やザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーで描写される”兄弟はもともとニューヨークのブルックリン在住”という設定は『マリオブラザーズ』及び『スーパーマリオブラザーズ』の一連の流れに関して宮本茂の中では元からあった裏設定といえるものであり、映画化のライセンス貸出の際に度々使われている。



  • ヨッシーの本名は「T. ヨシザウルス・ムンチャクッパス」

本名ネタその2。ネット上では「1993年に発売された任天堂キャラクターガイドに記載されている」と言われることが多いが、これは正確ではない。


この名前はゲームライターであるブレイク・J・ハリス*57が2014年にTwitter上で公開した「ニンテンドー・オブ・アメリカの内部資料」である「ニンテンドーキャラクターガイド」に記載されていたものであり、一般発売された事実はない
さらに、この資料はもちろん英語であるため英字で「T. Yoshisaur Munchakoopas」と記載されており、上述の読み仮名はそれをカタカナ表記に直しただけである。
この資料には他にも「キノピオにはファンガス連邦に家族がいる」「クッパは友達がいなかったので幸せなキノコ王国を襲った」などと言う設定も載っているが、実際の所はただの内部資料に過ぎず、この設定がゲームを含めた関連書籍で取り入れられた事実は確認されていない。ボツ設定、もしくはスタッフのお遊びと考えるのが妥当であろう。
少なくとも「過去に発売されたキャラクターガイドに載っている」と言う情報については明確にデマ


ちょっと調べればすぐに真相が出て来るにも関わらず、「電ファミニコゲーマー」や「雑学.com」、「ダヴィンチweb」と言った大手メディアサイトが取り上げてしまったため、今なお信じてしまっている人も多い。



構想段階で、スクウェア側スタッフの発案で「マリオに武器や盾を持たせる」という発案をしたところ、
マリオの世界観を壊すという理由で宮本が激怒した、という都市伝説があるがガセ。
スクウェア側が初期案として提示したイメージイラストは『マントを着て剣を持ち馬に乗ったマリオ』であったが、
別に宮本は激怒などしておらず、「マリオが武器を持つなら、剣ではなくハンマー」といった進言をした程度*58
スーパーマリオRPGに限らず、コラボという繊細な企画が立つと何かと裏でいざこざが起きたという噂が流れるが、
当たり前だがゲーム会社は同人ではなく企業なので、そんなことでいちいち怒っていたら仕事が成り立たない。


なお、スクウェアが任天堂を激怒させた話は本当だが、それはFF7でプレステ本格参戦する際のあれこれのせいである。その後和解まで20年近くの年月を費やしたのだった*59



  • クッパがピーチを拐うのは7人の息子の母親代わりになってもらうため

おそらく現在のコクッパ改めクッパ7人衆の初期設定と、クッパJr.のデビュー作スーパーマリオサンシャインが混在しているのだろう。
2010年代になってバラエティ番組で事実であるかのように語られ、一部のファンがキレたという話もあったりする。
実際は上述のように当時の設定では魔法使いだったクッパがキノコ王国の住人をブロックとかに変え、その呪いを解けるのがピーチだけだったから、というのが真相。
尤も現在ではほぼマリオと戦うためのキッカケにピーチをさらったり、ケーキを作ってもらう為だったりと、理由はあまり安定していない。
ちなみに魔法使い設定は側近のカメック登場あたりからほぼないものになりつつあり、スーパーマリオRPGでも魔法関連のステータスは低い。
2020年現在確認できるもので、最後にクッパが魔法を使ったのはスーパーマリオギャラクシー2である。
クッパ7人衆のデビュー作スーパーマリオブラザーズ3では既に魔法などの設定はなく、クッパ支配下の各地を回るマリオに助言やアイテムを送って援助するピーチを攫うと同時にマリオを自分の城に呼び寄せる人質にするのが目的。
似たような話として「クッパがピーチを拐うのは自分の花嫁にするため」というのもある。
こちらは数多くある漫画版マリオでそのように描かれているため、それが公式設定であると認識されてしまったものと思われる。
あるいは、同じく魔王で姫を拐ったドラゴンクエストの竜王と、動機が混同されてしまったのかもしれない。
なお、実際に公式設定でクッパがピーチを自分の花嫁にするために拐ったのは、2017年発売のスーパーマリオオデッセイが初である。
あとザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーも求婚目的。



  • 海外版の『マリオパーティDS』で恐ろしい割れ対策をしている。

具体的には、「ミニゲーム中にフリーズして、マリオたちが監に入れられた警告画像が出る」「アイテムショップのチョロプーに「犯罪者に売るものは何もない」と言われて、プレイヤーが操作不能のミニゲームに突入、その後に先ほどと同じ警告画面が出る」「クッパに「このパーティにお前のような犯罪者に居場所はない」と言われて警告画面に移る」「パーティゲーム中にCOMがいなくなり「みんないなくなっちゃった。犯罪者とはパーティしたくないって」というシステムメッセージの後に、警告画面に移る」といったものであり、これらの動画が公開されている。
結論からいうとガセであり、動画公開者がガセと明記している。


これらは「Anti Piracy Screen」と呼ばれる、海外のネット民たちによって創作されたコピープロテクトを模したインターネットミーム。
ホラー演出を際立たせる為にマリオに限らずカービィ、どうぶつの森といったほのぼの可愛らしいゲームを題材にしている。
ちなみにジョークサイト『虚構新聞』ではこのネタをそのまま『ラブプラス』に置き換えたような記事を発表しており、恐らくはこれが元ネタと推察される。



  • スーパーマリオ64空白の2時間20分

どんなゲームにも没データというものは存在している。
スーパーマリオ64も例外ではないのだが、その中に開発者もなぜ入っているのかわからない没データがある。
その没データの中身は2時間20分にも及ぶ音声ファイルだった。
一見すると無音な音声ファイルなのだが、よく聞くとお経のような声が聞こえ、更に「さちこ」という名前を呼ぶ声も入っていた、という都市伝説。
ネット上にはソフトの没データを収集しているサイトがあるのだが、そのサイトでもマリオ64の没データの中にそのような音声ファイルの存在は確認できず、おそらくガセだろうと思われる。
そもそもマリオ64のROMカセットの容量は64Mbit=8MB。これにもちろんゲームの各種データも入っているのだから、140分もの音声ファイル*60が載るとは考えづらい。



星のカービィシリーズ

同ゲーム中には収集要素としてステージ上に散らばる「イラストピース」を集める事でイラストを完成させ鑑賞出来るという要素が存在する。
このイラストは無料DLCのアップデートでもさらに追加されていったのだが、最後のアップデートに含まれていた最後のイラストがこれ。
その内容は「夕日の中、涙を浮かべたカービィが旅支度をしてどこかへ向かっていく」というかなり意味深なものであった。
更にイラスト内には不吉かつ戦いの象徴として扱われだした蝶まで飛んでいる。
イラストレーターはイニシャルで伏せられているが、HAL研所属の「S.K」とされている事からディレクターである熊崎信也当人ではないかと言われている。
この事から描かれているイラストはカービィシリーズ終焉を意味しているのではないか、という縁起でもない噂が流れた。
スターアライズ発表前後から移植や外伝作品のリリースが続いていた事も拍車をかけていたのかもしれない。


が、後に2022年発売の『星のカービィ ディスカバリー』が発表されたことでこの説はあっさり否定された。あと改めて「アニカビは別にやっちゃダメなネタではない」のが示されてお祭り騒ぎに。
ちなみに「熊崎の引退説」なども存在したが、熊崎はスターアライズ以降も「スーパーカービィハンターズ」や「カービィファイターズ2」等に関わっている。
穿った見方をしなければ、2Dアクションカービィの総決算として始まったスターアライズという作品の締めくくりと見るのが妥当だろうか*61



  • カービィは子供の見ている夢の存在

カービィに自分の意思はなく、子供の見ている夢の存在という噂。
この噂によると、作中におけるカービィの強さや残機制は子供の想像する正義のヒーローだからこそ何度死んでも蘇る力と強さを持っているためらしい。
これはカービィの前身企画である『ティンクル★ポポ』時代の設定であり、「君を見ていると、ずっと昔からおともだちだった気がするよ。」という宣伝の発言もこれを示唆しているんだとか…。
『ティンクル★ポポ』自体はカービィへと変わったが、初期設定を尊重したスタッフの判断で今も裏設定として残してあると噂される。


実際には公式から『ティンクル★ポポ』の情報にはこのような設定を匂わせる発言は見られないため、噂の出所が不明のガセだと見られる。
そもそも『ティンクル★ポポ』から『星のカービィ』への作り直しは開発の末期も末期であり、上述の『ティンクル★ポポ』としてのキャッチコピーが記載された広告が発売時期まで明記して存在していることからもうかがえる。
肝心のゲーム内容としてもタイトルと主人公の名前以外はエクストラモードが追加されたくらいしか内容に変更はないとされ、『星のカービィ』に残っていない設定は『ティンクル★ポポ』にも存在しないと言っていいだろう。
実際、同作の開発においてはディレクターの桜井政博がキャラクターのデザインや世界観の作成をしたとされ、桜井によって同作の開発秘話などもファミ通で連載していたコラムやYoutubeチャンネルの動画などでよく語られているが、このような設定を匂わせる発言はない。



Wizardryシリーズ

忍者は裸になることによって、ACが際限なく下がっていく*62ので最終的には最強キャラになる…というもの。
裸で能力が上がること自体は嘘ではないが、

  • そもそも、裸の方が強くなるにはゲームクリア時間やレアアイテム収集時間を大幅に越えた異常なレベリングが必要*63
  • 計算式上、ACをどんなに鍛えても攻撃を喰らう可能性がある
  • 裸になるとアイテムの特殊な効果が使えないため、特殊な攻撃で死ぬ可能性が出てくる。総合的には普通に装備した方が強い
  • FC版のIではバグによりキャラのACを鍛えても全く意味がない

などコストとリターンが釣り合っておらず実用性に乏しく、とてもではないが最強とは言い難い。
実際にやったプレイヤーはほとんどいないのに「裸の忍者」のインパクトで噂ばかり大きくなったという点においてまさしく都市伝説。



  • 『WIZARDRY5~災厄の中心~』のゲートキーパーは『WIZARDRY4~ワードナの逆襲~』で改心したワードナ。

原作者からの回答はなくあくまで考察の一つだが、ワードナの逆襲では行動選択次第では善になり更には世界の真理を知ることから「5のゲートキーパーは改心したワードナなのでは」という説がある。竹内誠の小説版ではその説を採用している。また、Ⅳのアレンジバージョンではそれを意識したのか全アイテムを収集してから魔女に再度会い無理やり拉致されて結婚させられるエンディングを迎えるとⅤでゲートキーパーを拉致したソーンが次の周回から召喚モンスターとして配備される。


ちなみに、1の依頼主であるトレボーは「地下四階のモンスターコントロールセンターの人間族(種族は不明だが戦士や忍者など、少なくともこちらの初期の五種族を外れてはいないだろう)パーティーを倒した後にやっと当初の目的を語る声が響く」「戦争狂」とまっとうなRPGならば「本当にこんな人間のために強力な魔除けを手に入れるべきなのか?」と疑問符が付く存在であるため、
他の日本の小説やTRPG、また公式のwizardry関連作品であっても「古の文明を破壊した魔に魅入られた邪悪な精神の持ち主」とワードナ以上の悪役としてネタにされる傾向にある。



ロックマンシリーズ

  • ロックマンが海外では「メガマン(Mega man)」という名前なのはちゃんとした理由がある。

ロックマンシリーズで一番有名な都市伝説の1つ……と言っていいモノなのかすら曖昧な不思議な都市伝説。
ちょっと検索してみるだけでもわかるが

  • 海外では麻薬を意味するから麻薬男になってしまうから
  • そのまま直訳すると岩男になってしまって意味が分からないから
  • 古いマーベルコミックに同姓同名のヒーローがいたので名称被りを防ぎたかったから

などと「こういう理由があって変わった」という点だけは共通しているが、肝心の「変わった理由」に関してはてんでバラバラという恐ろしくふわふわした都市伝説なのである。
変更の経緯については、当時カプコンのアメリカ法人でロックマンの海外展開を進めてたジョゼフ・モリシ氏が、1993年のゲーム雑誌のインタビューにてこう語っている。
「あのタイトルは酷すぎました。そこでMega Manという名前を思いついたんです。するとそのアイデアは気に入られて北米版で使われることになりました。ゲーム内容は日本版と全く同じでしたけどね。」
……要するに氏が「酷すぎた」と感じただけでちゃんとした理由はないらしい。


初代『ロックマンX』では、隠し要素として「エックスが波動拳を習得できる」というものがあり、撃つ時にはちゃんと「ハドウケン!」としゃべるのだが、この声を収録したのが、有名声優の緒方恵美であるという噂。
ラジオで緒方本人が「エックスの声を当てたことがある」と語っていたため、事実であろうと誰もが思っていたのだが、2013年、コンポーザーの山本節生のインタビューで「開発チームの女性スタッフが入れた」との証言があり、ガセであったことが判明した。
では、緒方の証言は何だったのかという謎も残るのだが、出演作の多い声優なだけに、何かと混同したのではないかという説が有力*64
「隠し要素で、しかもあんな短い台詞に、そんな有名声優を呼ぶはずがない」という山本の主張がおそらく正しいのであろう。しかも声のデータは、圧縮と高速再生のせいで誰のだかわからなくなっているのだし。


本作の依頼(サブクエスト)に行方不明の父が残した遺言の謎を解き明かしてほしいというものが存在し、その依頼主が犬飼の娘ではないかという噂。
依頼のために訪れる場所が、ビーストマンV3を倒さなければ開放されず、犬飼はワイリーに処分されているので、行方不明にも該当する…というもの。
一部のファンの中で事実のように語られる話ではあるが、公式からの名言はない上、いくつか犬飼に当てはまらないという事例*65でもあり、否定的な意見も多い。



  • 流星のロックマンシリーズには『4』が存在し、ストーリーのプロットまで作られていた

『3』で完結した流星のロックマンシリーズには、実は『4』が存在していたとの噂。
2019年6月頃に、海外にて「2009年頃に続編の企画が構想されていた」として、コンセプトアート的なイラストが拡散された。
拡散元の説明によると「エグゼシリーズの主人公である光熱斗の子孫であるカズマという天才ハッカーが登場する」「エグゼのキャラであるデューオ関連の話になる」「スバルがカズマと共に賞金首になってる」などの設定だとのこと。
このように企画は練られていたが、流星をコラボさせたエグゼ1のリメイク『ロックマン エグゼ オペレート シューティングスター』の売上不振によって計画は頓挫したという。


詳細不明のコンセプトアートなどのデザインの完成度は高いと言えるが、公式関係者から出た話でもなく、ただの妄想によるファンアートであると見る説が強い。
一応言っておくと、シリーズは『3』で完結しているが、以後も続編がやれそうな伏線のような描写も蒔かれていたことは事実ではある。



モンスターハンターシリーズ

元々が世界観に深みを持たせるために「あえて」作中で語っていない裏設定や決まってない設定が多く、都市伝説もまた多い。
しかし、「ハンターのパーティーが4人である理由」、「ネコタクの給料はハンターの成功報酬から引かれている」などは都市伝説ではなくちゃんとした裏設定である。



  • モンハン世界の古代文明は龍との戦争で滅びた

モンハン世界に古代文明があったのは本当で、過去の遺物とされる巨大な塔や武器などがその証左である。
ただし龍との戦争(竜大戦)及び下記のEQUAL DRAGON WEAPONは、初代『ハンター大全』のみで語られる設定のみでその後の書籍やゲームで語られることはなかった。
『モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書』にて久々に言及されたが、藤岡D曰く「考察を含みつつ、ライターさんに文章を膨らませてもらったもの」「100%真実でない」とのこと。
半分裏設定、半分没設定というのが最も近いか。



  • 『モンスターハンター3』(MH3)はそれまでのモンハンシリーズと別の大陸が舞台である

都市伝説と言うより、公式設定の乖離の隙間を埋めるためにユーザーが何とか考え出したフォロー説の一種。
モンスターハンター:ワールド』(MHWorld)で公式設定としての新大陸が登場しているため、事実上否定されているが、それに代わる穴埋め説は何も登場していない。


MH3では原点回帰をテーマに登場モンスターの種類も大幅なリフレッシュが成され、
リオレウスやディアブロス等と言ったごく一部のモンスターを除き、殆ど全ての既存モンスターがリストラされ、新規のモンスターが登場している。
このような生態系が根底から変わっているかのような大幅なモンスター入れ替えについて、
世界観設定上の説明が何もなかったため、ユーザーの間で「今までとは異なる大陸を舞台にしているために生態系が違うのだ」という考えが自ずと生まれた。
これが新大陸説である。
必然的に、MH2までの舞台が便宜上「旧大陸」と呼ばれるようになった。


しかしMH4ではMHP2G以前のモンスターも多数復活し、新旧モンスターがごちゃ混ぜで多数登場したため、怪しくなってくる。
一応舞台は今までとは異なる「バルバレギルド」の地域であるため、遠く離れた別ギルド管轄地域なのでは、という考えも出たが、
MH4Gで旧大陸の部隊の一部の「ドンドルマ」「旧砂漠(セクメーア砂漠)」が復活し地図上では別大陸でも何でもなかったため、
「旧大陸にもMH3組のモンスター普通にいるじゃん」という話になってしまった。


MHXでも新旧の様々なモンスターが復活。
さらに旧大陸とされた「ココット村」「ポッケ村」新大陸とされた「ユクモ村」に(飛行船で向かう設定とはいえ)行けるようになり、
ユーザー間で(MHWorldより前の範囲で)新(旧)大陸なんてなかったという考えが浸透した。



MH2で捕まえたラージャンにキリンの蒼角をエサとして与えると喜んで食べることから囁かれるようになった都市伝説。
一般的にラージャンが古龍クラスの危険生物であること、発電機構がイマイチ謎だったことから「キリンを食って電力を補給しているのでは?」と言われていたが、確証はなかった。
キリンが属する古龍種を捕食対象とする生物自体が存在していなかったこともあり、否定的な意見も根強かった。
しかし、モンハンフェスタ2013にて「成体になったラージャンは、キリンの蒼角を折って食べるとはじめて電気が使えるようになる」と(噂と断った上でだが)設定公開された。
さらにMHWorldで遂に生きたキリンを狩るラージャンが描かれ、公式に「ラージャンはキリンを捕食する」ことが明確になった。
正式に公開していなかっただけでMH2の時点で裏設定としては固まっていたらしく、闘技場システムを実装した際「MH2でペットにできるモンスターの中ではラージャンが最強になるので育成難度を高くして釣り合いを取りたい→入手に手間がかかるキリンの蒼角を好物にしよう→なぜ好物なのか理由を付けよう」という流れで設定が固められたとのこと。



自然界の生物としてあまりにもありえない特徴が多すぎ、むしろ生物兵器と呼んだ方が妥当そうなその戦闘に特化した生態から囁かれるようになった。
また、「黒龍」と呼ばれる一連のモンスターたちの中でアルバトリオンだけが明らかに異色な存在である(名前に「ミラ」が含まれない、作中世界においてその存在を示唆する伝説や神話の類が見当たらないなど)ことも、「古代文明が作った後放置した生物兵器」説を後押しした。
ただ、アルバトリオンはその後デザインコンセプトなどが明かされるようになり、それに古代文明などの要素がないことから、否定意見も増えている。



ストリートファイターシリーズ

「なにいっ、リュウがいない!一体どこへ…?」を始めとして「真の格闘家を目指して旅を続けるストイックな主人公」という一面ばかり描かれ、それ以外の私生活や人となりが知れるような描写が殆どないせいで多くのユーザーに自然と信じられてきた噂。親友のケンが財閥の御曹司というのも憶測を助長させた一因であろう。
貧乏という表現はともかくとしても、各地を放浪してその場その場で日銭を稼ぎつつ、その日暮らしの毎日を送るような生活スタイルを想像していたプレイヤーは非常に多い。
長い間これと言った否定材料もなかったのだが、『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』発売時のファミ通に掲載されたリュウとガイルの誌面対談(という設定の記事)でリュウ本人の口から否定された。
曰く「自分には定住所もあるしオフの日はそれなりの生活をしていて自由になる金もそれなりにある。断じて放浪者ではない」「俺達ストリートファイターは世界中の様々な所で戦ってるんだからその時の飛行機代はどうしてると思ってるんだ」とのこと。
確かにストリートファイターシリーズのアーケードモードでは世界地図をバックに飛行機で移動しながら各国のファイターの元へと望む演出がお馴染みとなっているが、あれは演出ではなく本当に飛行機に乗って世界各国を飛び回っていたのだ。
あの分の飛行機代をきちんと払えるとなると、ちゃんと職を持っていると考えるのが当然の話ではある。いつ、どんな仕事をして収入を得ているのかは不明だが、リュウはちゃんと仕事をしているようだ。
麻薬取り引きの用心棒・中国の飲食店(中平版)、日雇いの肉体労働・道場経営・ストリートファイトで自分自身に賭ける(クラブ・カプコンQ&A)など公式に近いところでも複数の例は挙げられている。スパ4のリュウの称号で「住所不定、無職」がある辺り、公式でもいまいち設定を統一しかねていた節があるが。
……ただそうすると、長いことアマゾンの奥地で暮らしてたブランカはどうやって飛行機代を払ったのか気になる所ではある(「ダン(一応とはいえ同門のさくらも?)と連絡を取らないで、ひとりで参戦した」可能性が高い作品があるため、立て替え説も否定されている)。


上記の設定はゲーム中殆ど語られない殆ど裏設定のようなものだったが、スト6のワールドツアーモードにてようやく収入についてゲーム内で触れられており、
基本的には旅先の現地で稼いだその日暮らしの生活をすることが多いが、まとまった金が必要な時はケンに渡された「黒いカード」を活用している……要するにまさかのブラックカード持ちである事が明かされた。
本人はカードの仕組みを良く分かっていないが、決してケンに養ってもらっているというわけではない。管理や保証はケンが行っているが。
歴としたリュウの資産(格闘大会の賞金やゲスト参加の出演料、トラブル解決の謝礼など)が貯まっており、「リュウの金の使い方では一生かかっても使い切れない」程度には持っているらしい。



ストリートファイターⅡにてザンギエフはソ連の最高指導者ゴロバチョフ書記長と大学で同じレスリング部に所属していたという公式設定があったことから
「ゴロバチョフ書記長の元ネタである現実のソ連のゴルバチョフ書記長はモスクワ大学出身。ということはザンギエフも同じくモスクワ大を卒業したのではないか?
という考察がなされ、あの筋肉ダルマの投げキャラなザンギエフが実はインテリというギャップを受けて急速に広がった噂。
これに関してはザンギエフの記事を見て貰えるとわかりやすいが、インテリだったのは間違っていない……というか間違ってなかったことにされた。


また、「ザンギエフは将来日本人女性と結婚して日本国籍を取得し、東京都知事に就任する」という噂もあるが、これはあくまでゲーム雑誌で展開されたアンオフィシャルな想像図である。愛国心の塊であるザンギエフが祖国を捨てるというのも考えにくいし。「日本人女性」ということでレインボー・ミカを想像した人も居たようだが、恋愛面で確定というわけではないようだ。


なお、ザンギエフそのものとは直接関係ないが、このエピソードについて語られる際大抵「モスクワ大学は東京大学以上の難関大学」という話にも触れられるが、実際のところ世界大学ランキングなどを参考にすると、(これらの統計自体データの取り方でランキングが前後するとはいえ)大体東大が世界30位前後、モスクワ大が世界90位前後であり、少なくとも客観的なデータで「東大以上」と言えるものは数少ない(もちろん決してモスクワ大のレベルが低いわけではなく、世界屈指の名門大学である)。
どうも、「入学志願者倍率が東大以上なので、入試難易度は東大以上」というような話が一人歩きしたものらしいが、入試システムも大学の人気度も全く異なる国同士の比較で入試難易度を比べることは極めて困難であろう。



豪鬼の出演の有無に関する噂。
カイリは作中でも屈指の強キャラであり『EX』のストーリー終了後に豪鬼と死合いを行い、生存している事が明らかになっている。
……それだけなら「あの豪鬼と戦って生き残るほどの実力者」で終わるのだが、問題なのは2以降豪鬼自身がEXシリーズに全く登場しなくなったのである。
殺し合いの勝負をした後、カイリだけがEXシリーズにレギュラー出演し続け、豪鬼の出番が皆無……ということで「ストーリー勝利後に行われた死闘でカイリは豪鬼を殺害して勝利した」という噂が自然とユーザー間に浸透していた。
さらにここに「カイリが豪鬼を殺害したことで製作スタッフはカプコンから不評を食らい、2以降豪鬼を出す許可を得られなくなった」という因果関係がごっちゃになった尾ひれがつく場合もある。
後年になってアリカの副社長である三原一郎がツイッターで「そもそも豪鬼を殺すようなストーリーにしてないけど、それでカプコンさんがキレるわけないし、カプコンさんの許可を取らずにそんなストーリーを出すわけがない」ときっぱり否定している。
身も蓋もないことを言ってしまうと、豪鬼が強いのは確かなものの、本気で殺すつもりだったはずの剛拳だって三島親子だって生きているし、不意打ちの瞬獄殺で沈められたはずのベガだってピンピンしている。*66「豪鬼と戦って生き延びるためには豪鬼を殺すしかない」というのはやや早とちりな発想なのである。
豪鬼が出なくなった理由は不明だが、恐らく2以降はカイリが瞬獄殺や阿修羅閃空のような技を使う殺意系キャラへと変化していったため、その差別化のためかと思われる。



  • 初代ストリートファイターに登場するマイクとシャドルー四天王のマイク・バイソンは同一人物

現代の格闘ゲームの原点となった2が有名すぎてあまり触れられない初代ストリートファイターだが、対戦相手の一人に「マイク」というマイクタイソンをモチーフにした黒人ボクサーが登場する。
2以降は同じタイソンモチーフで、よりキャラ立ちしたマイク・バイソンがいるため、初代以外で正式に再登場したことはないのだが、再登場していないのではなく、明言されていないだけでそもそも両者は同一人物なのではないか、という都市伝説。
モチーフが被っているだけといえばそれまでだが、何せビジュアルやファイトスタイルはおろか、名前まで被っているキャラクターが同一シリーズに二人にもいて、それが全くの赤の他人というのも変な話ではある。
ただし、バイソンは名前が肖像権に配慮して海外ではほかの四天王と入れ替えてバルログとなっている一方、マイクはそのままなので、これをひっくるめて同一人物だと考えるとそれはそれで不自然な話となってしまい……
と、あくまでも都市伝説に過ぎない範疇ではあったのだが『スーパーストリートファイターIV』の公式ブログのコーナー「質問に答えちゃうシリーズ(11)」でこの質問に対して、プロデューサーの塩沢夏希が「おそらく同一人物であると思われます!」と発言。
「おそらく」「思われます」という曖昧な言い回しではあるが、まさかの公式で同一人物と明言された。
……はずだったのだが、『ストリートファイターV』の公式サイトで公開されている『シャドルー格闘家研究所』において、
「バイソンとよく似ているがよく見ると違う」「一度強盗で逮捕されて服役していたが、出所後は貧しい人たちを支援したり、子供たちにボクシングを教えたり、地域貢献もしている善人」と設定された。
設定が行ったり来たりでややこしいが、少なくとも現行設定ではマイクとマイク・バイソンは別人ということで落ち着いたようだ。
むしろ、塩沢夏希の発言は独断によるものだったらしく、関係者はこの件について聞かれると「……まぁ、その話はこれ以上は」「塩沢プロデューサーは……同一人物と言ってましたね」と困惑していた。



どうぶつの森シリーズ

ポケモンのガセでお馴染みのワザップ!から拡散された噂。午前4時44分44秒に自宅で幽霊が出現し、データが消えるらしい。
案の定多くのユーザーが物は試しにと実行したが、幽霊なる存在が出た人は誰もいなかった。時間帯が特殊な以外は通常のプレイでデータが消えるとしているところも含め、ワザップらしさ全開なガセだったと言える。
そもそも噂の元の投稿も「プレイアー」と誤字っているなどの部分がネタにされる。
何だかんだで多くのYoutuberなどが実証プレイ動画をアップロードしたこともあり、とび森における代表的な都市伝説として扱われている。
なお「とびだせ」以前より幽霊のキャラクター自体は存在している(ゆうたろう)が、こちらは飛び散った人魂を集めるとアイテムをくれるボーナス的キャラである。
また、深夜に自宅のテレビをつけると不気味な映像が映るのはガチであり、これが噂の原型になっている可能性がある。



『やりすぎ都市伝説SP 2020春』で関暁夫が紹介した都市伝説「人類がVR空間に移住する」という話から発展した噂。
どうぶつの森のゲーム内容はその都市伝説における構想内容が正に当てはまるゲームであり、VR空間に人類が適応するための前準備だという。
「VRとあつ森がどう結びついたんだ?」と思うだろうが、多分「のんびりと日常生活をゲームで体験する→仮想空間で生活する人間」という解釈だろう。


この都市伝説の信憑性について聞かれたら「関暁夫」としか評価しようがない。
万が一この都市伝説が本当だとしたら、任天堂という企業はフィクション作品の秘密結社もびっくりな勢力である。
むしろ都市伝説の内容よりも、番組の放送時期はあつ森の発売日から然程経過していないにも関わらず、すぐにこんな壮大な都市伝説が生まれるまでになったあつ森の大ヒットっぷり(と関の想像力)に注目すべきだろう…と言える。



テイルズオブシリーズ

「最初はアリーシャがヒロインだったが、途中でロゼに変更された」というもの。
また、離脱後も武器が売られていたりするため消し忘れたのでは?とも*67


序盤から登場していた仲間が唐突な設定*68で離脱することになり、その後この超重要設定はエンディングまでほぼ顧みられない事などから言われることとなった。
一応流れとしては「主人公がこの一件で人間社会が抱えているとある問題の深刻さを思い知る」というエンディングで主人公が下す決断の伏線になっているのだが、本作は詳細な説明がされていない部分が多く*69、件のエンディングについてもイベントの端々から繋がりを匂わせる程度の描写しかないため、わかりにくい事は否めない。


これについてはキャラデザの人直々に「最初から途中離脱キャラとして注文を受けた」と暴露されている。
キャラデザの人が「離脱しないと思って描いたのに、シナリオを見ると離脱してて驚いた」というキャラがいたのは事実だが、それはアリーシャではなく別の男キャラの話である。
また、別のインタビューでは当初は人間ではなく異種族の女性を起点に世界観を構築した事や、キャラデザの発注が後半だった事などに言及されており、いずれもアリーシャがヒロインだった可能性とは相容れない情報である。
しかし関連グッズやゲーム雑誌でメインヒロインと記載されたり、初報で大々的に宣伝したり公式サイトではいたるところで(モブに過ぎない)アリーシャがかなり目立っているなど、
この説も鵜呑みにしてはいけないが、単なる都市伝説とも言い切れないところがある。
もっとも、これらに対して反論する声も根強かったりするのだが*70


また、それとは別に「当初は天族のヒロインがいたが、恋愛要素を無くす事が決まったため、どうしても恋愛を連想させるヒロインも没になった」と考える説も存在する。
こちらの説では当初のヒロインの役割は現在のライラとミクリオに受け継がれたとされる事が多い。
しかしこちらは明確に否定する材料こそ無いものの、出発点がやや飛躍気味の印象論*71であるため、やはり鵜呑みにはしない方がいいだろう。



  • ロゼの声は他のキャラと1年もズレて収録された。

上記の炎上騒動に纏わる都市伝説の一つ。
声優陣のツイートをソースとして「ロゼは他のキャラより1年遅れて声が収録されている=後付けで捻じ込まれた証拠」とされているのだが、
実際のツイートは「オーディションは発売日の2年前」と「収録期間は1年」という物で、それを「前者は2年収録しているのに後者は1年しか収録していない=後者は1年ズレている」と解釈した奴がいたというのが実際のところらしい。
おまけに後者のツイートは前者のツイートの3ヶ月前の物で、「1年」ズレるのは物理的に不可能というオチまで付いている。



  • ゼスティリアのアリーシャアフターのラストに「to be continued...」と表示される。

明らかに打ち切りのような内容だったが故に、何時頃からは不明だが、プレイヤーの間ではこの表記がされるというのが公然の事実として語られていたのだが、実際にはゲームには存在しない。
当時はほぼ全てのプレイヤーが存在を信じていた程のものだが、海外版にその表記がなかったのを機に国内版を見てみたところ、最初からなかったというなんとも不可思議な話。現在でも「自分は見た」という意見が多々あがってくるが、動画、画像などは一枚も存在しない。


ここまでならよくある都市伝説なのだが、プロデューサーがファミ通のインタビューで「to be continuedという表記に決める会議をした」という発言をしてしまった事で、上記のアリーシャ関連も含めて開発は嘘をついているに決まっている、という層が生まれる事となってしまった。*72
ただしファミ通側は「続きがありそうな終わり方でしたが?」という聞き方で、「to be continued」とは一言も言っておらず、言い出したのはプロデューサーの方である。


当該作品そのものが炎上した際に特にこの点が取り上げられたため、未だに火種となりやすい話題である。



ゼスティリアとベルセリアは同じ世界が舞台だが、ベルセリアでこの世界にある仕掛けを施した真の黒幕の存在が判明したため、この黒幕と対決する3作目があったのではと言われている。
この黒幕については両作品ともにストーリー中では全く触れられず、ベルセリアのクリア後に行けるダンジョンで存在が判明する。
両作品はいずれもストーリー自体は単体で完結しており、この黒幕については特に明かす必要もないため、3作目の布石ではないかと言われていたが、次回作『アライズ』は独立した作品であることが発売前から明かされている。


これらの作品以前にも、テイルズ オブ イノセンステイルズ オブ ハーツのリメイクであるイノセンスR、ハーツRで元作品になかった意味深な描写が追加されており、イノセンスRでの描写から次はテイルズ オブ ザ テンペストがリメイクされてさらなる描写が追加されると思われていたが、結局リメイクが中止になるという過去があったため、今回も同様の事態となったと思われるが真相は不明。
また、世界観が違う作品の伏線を仕込んだパターンにも、テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンのリメイクであるなりきりダンジョンXテイルズ オブ エクシリアのとあるキャラの出自を匂わせるイベントが追加されたという前例がある。


しかし、仮にベルセリアで語られた存在が本当に3作目で対決する黒幕であった場合、どう考えても重大なネタバレにもほどがある*73ので、そもそも語られた内容を素直に受け取っていいものかも少々疑問は残る。
むしろ致命的なネタバレにはならない情報だったからこそ、ベルセリアで明かす事が出来たとも考えられるが…。



  • テイルズ オブ ザ テンペストはマザーシップタイトルだったがあまりに出来が悪すぎて炎上したため後からエスコートタイトルだったことにして火消しを図った。

これについては「マザーシップタイトル」と「エスコートタイトル」についてをまずは説明する必要がある。
この用語は2020年頃まで公式で使われていたシリーズ作品の区分で、平たく言うと「マザーシップタイトル」が所謂他作品における「ナンバリングタイトル」に相当するメイン作品、「エスコートタイトル」はそれらから派生したスピンオフ、外伝作品の総称であった。
現在はこの区分は撤廃されており、公式用語としては死語となっている。後継として、独自の世界観群を持つ作品群「オリジナル」と別の複数のシリーズ作品からキャラクターが集う「クロスオーバー」の括りが用いられている。
この用語が使われ始めたのは2007年頃からなのだがその前年にテイルズ オブ ザ テンペストが発売された。
テイルズ オブ ザ テンペストは他の作品のスピンオフや外伝的作品ではなく独自の世界観を持って独立した作品であり、明らかに「マザーシップタイトル」に分類されるであろうはずだったのだが、何故か新たに発表されたこの区分においては外伝作品等が属する「エスコートタイトル」に分類されており、あからさまに不自然な扱いとなっていた。
実のところテイルズ オブ ザ テンペストはその出来にかなり問題がありファンの間で波紋を呼んでいたため、わざわざ「マザーシップタイトル」「エスコートタイトル」の区分を設けた上で「テンペスト」に「非主流派」の烙印を押して注目されないよう日陰者に追いやり、あまつさえ「非主流なんだから(多少の不出来は)仕方ない」的な風潮を醸成して火消しを図ったのではないかというあまりにも下衆すぎる憶測が流れてしまった。
結局のところ、テイルズ オブ ザ テンペストが「エスコートタイトル」に分類された理由は判明しなかったが、いくら何でも上記の憶測のような理由で分類されたとは信じがたく、その可能性は高くはないだろう。
実際のところネットで語られる事はまずないが、テイルズ オブ ザ テンペストにはテイルズでは珍しい3人までの通信協力プレイを前提にしたダンジョンが用意されており、「エスコートタイトル」とされたのはこれが理由という可能性もある*74
なお、上述の通り現在は「マザーシップタイトル」「エスコートタイトル」の区分は撤廃されており、「オリジナル」「クロスオーバー」の区分となっているが、そちらではテイルズ オブ ザ テンペストは「オリジナル」として扱われている。



パワフルプロ野球シリーズ

  • パワプロで阪神タイガースの選手の査定が強いのは開発から贔屓にされているから

パワプロシリーズの実在選手の能力査定は様々な意見があるが、阪神タイガースの選手の査定は強く贔屓されているという都市伝説。蔑称として「珍査定」と呼ばれることもある。
現実の成績に見合っていない程に強い選手として設定されることが多く、謎査定の代表例としては『実況パワフルプロ野球10』における濱中治のパワー設定が有名。
阪神が暗黒時代だった90年代は実は順当に査定は厳しかったことで「多少強くされる時期があっても仕方がないのでは」というフォローもファンからは出ていたが、阪神が現実でAクラス常連になるとあまり見られなくなった。
他にも贔屓にされているという根拠としては「ゲームの発売元のコナミが関西企業」「プロデューサーが阪神ファンを公言していた」「実況パワフルプロ野球10の超決定版のサブタイトルの存在*75」なども挙げられている。


ところが、実際は阪神以外の球団でも査定に賛否両論がある選手は多いので「たまたま阪神が謎査定の例として目立っただけで、特に深い意図はないのでは」とする説も強い。
2010年代以降のシリーズでは、阪神はかつて言われていたほど贔屓に見える査定はされていないとする見解もある。
そもそもスポーツ選手の能力を万人が納得する形でゲームに落とし込むことが難しいため、何をしても色々と言われることは避けられないだろう。


ちなみに、阪神に限らず初期の能力査定にいい加減な面があったことは開発自身が認めており、
一部の有名選手を除く野手全員の走力、肩力、守備力が8(当時は15段階評価だった)にされていたことがあったという。



  • パワプロクンポケットシリーズのスタッフと小島秀夫の関係は好ましくない

パワプロのスピンオフシリーズとコナミ出身の有名ゲームクリエイターの関係性に関する噂。


パワポケにはゲームクリエイターを元ネタにしたチーム「ドリームドルフィンズ」が存在するのだが、このチームに小島を元ネタにしたと見られる「ビデオ」という選手が登録されている。
しかし、何故かビデオには味方の効果を低下させるデメリット能力である「ムード×」が設定されており、パワポケスタッフから皮肉られたのではないかと邪推を呼んだ。
また、パワポケシリーズの新作展開の終了と近い時期に小島はコナミの執行役員副社長に就任。
シリーズのプロデューサーを担当していた藤岡謙治が退社後にコナミの上層部に対する恨み節のようなツイートをしていたことや小島がコナミを離れてから数年後にパワプロクンポケットRの発売が発表されたこともあって、シリーズの打ち切りには小島が絡んでいるなどと噂されるようになった。


実際は小島が上層部にいたこととパワポケシリーズの終了に直接的な関連性はないと見られる。
シリーズの終了は、単純にパワポケシリーズは11以降は売上を低下し続けていたことや本家パワプロシリーズが展開していたハードの事情などの影響を受けたと思われる。つまり、打ち切りの判断自体に不自然な点はなかったりする。
小島が独立後にパワポケの新作発売、というのも事実なのだが、小島退社後に復活したコナミIPというのはパワポケに限った話ではない。
当時コナミの上層部にいた小島がパワポケシリーズの終了を認識していた可能性はなくはないが、コンテンツの終了という方針が小島一人で決断されたとは考えにくい。


何より「ドリームドルフィンズ」は2001年発売のパワポケ3に出てくるチームであり、時間が離れすぎている。
当時は「メタルギアソリッド2」すらまだ発売前の時期である。
ビデオは投手でありながら球速136km/h・コントロールD・スタミナE・変化球はあばたボール(劣化ナックル)の変化レベル1のみ、何故か走力Cで先述の通り「ムード×」持ちと割とボロクソに査定されているが、2011年のパワポケシリーズの打ち切りと関係があるとするには流石に無理があるだろう。



サクラ大戦シリーズ

  • サクラ大戦3』のOPアニメは数億円の予算をかけて作られた

その作画クオリティの高さからファンの間でまことしやかに囁かれていた噂で、額については「1億」から「5億」までかなり差がある。
…が、これは発売から暫くして2ちゃんねる(当時)のスレで一部のユーザーが書いた完全なデマ
『V』までを手がけたプロデューサーが「何千万かはかけたが何億と言うことはない(大意)」と公式に否定している。それでもかなりの額なのは変わらないが
因みに5億と言うことは劇場版1本分。
普通に考えれば有り得ない数字だが、それを信じさせるほどの質の高さだったという事でもあるだろう。



ネプテューヌシリーズ

  • ネプテューヌシリーズの日本一ちゃんがシリーズで一切触れられなくなったのは、日本一ソフトウェアとコンパイルハートの関係が悪化したから

ネプテューヌでは様々な企業がコラボとして擬人化という形でキャラ化しており、日本一ソフトウェアも「日本一ちゃん」として擬人化していた。
このキャラは初代及び『mk2』では活躍していたのだが、『V』以降のシリーズ作品や関連作には消えたかのように姿を見せず、公式でも触れられていない。
本編リメイク作の『Re;birth』シリーズでは完全にリストラされ、ポジションも別の企業の擬人化キャラに差し替えられている。
日本一ちゃんと同様にリストラされた擬人化キャラにはがすとちゃんがいるが、こちらは元ネタが別会社の傘下になった事が原因と言われており、日本一ソフトウェアにはガストのような事情はないために謎が深まった。


この疑問から、「日本一ソフトウェアとコンパイルハートの間に確執が生まれたから出なくなった」という噂が発生するようになった。
日本一に所属していたクリエイターがコンパイルハートに移籍するなどの出来事があった事も、この噂の根拠を強めている。
ただし、ネプテューヌシリーズにこそ出なくなったが日本一のゲームでは普通に出演しており、ディスガイアRPGに至ってはなんとシリーズキャラ枠での参戦となっている*76
不仲説も結局は噂で真相は不明なのだが、有力な反論も出ていないのでファンの間では不仲説の噂が事実のように扱われているのが現状。
後にVⅡでビーシャ(モチーフはバンナム)という勝利ポーズが某ライダーの変身ポーズだったり、正義の味方をやっていたりと、明らかに日本一ちゃんとポジションが被っているキャラが登場し「似たようなキャラが既にいるが中身は差別化されている」とかなり濁した形で話題に上がっている。


シリーズの10周年記念の際には、日本一ソフトウェアの新川宗平社長からコメントが寄せられており、少なくとも完全な不仲という訳ではない模様。
しかし、結局日本一ちゃんが消えた理由は分からず、上述の記念コメントの内容にも邪推する声があり、噂を完全に否定するには至らなかった。


ちなみに、がすとちゃんも広報キャラとして現ガスト側で起用されているが、「よるのないくに」発売の際に「様々な壁」を超えたらしく*77、以降コエテクのゲームに少し顔を出すようになった際には大幅なリニューアルが行われた事でネプテューヌキャラとしての面影は消えつつある。



  • ネプテューヌシリーズはコラボしたゲームを終わらせてしまう力がある

都市伝説というかゲーム業界におけるデスブログ的なジンクス。
近年のゲーム作品(特にソーシャルゲーム)は他社のゲームシリーズとコラボする光景は日常茶飯事だが、ネプテューヌシリーズはコラボしたゲームがコラボ後に展開が終了してしまう確率が極めて高かった。
『冒険クイズキングダム』『しんぐんデストロ~イ!』『シャドウエスケイバー』など、数多くのゲームがネプテューヌとのコラボ後からしばらくしてサービスを終了させてしまった。
閃乱カグラシリーズは展開自体は終了していないが、本編シリーズが実質凍結状態に陥るなどの事態が発生している。


まあこの話に関しては、こじつけやたまたまな運の悪さが絡んでいることが原因だと思われる。カルト的な話だし…。
『アズールレーン』など、コラボ後に多少の不幸には見舞われたがしぶとく盛り上がりを続けている作品も存在する。
仮に万が一このような力があったとして、別にネプテューヌシリーズに非があるとかいう訳ではないだろう。


ただし、ネプテューヌシリーズのキャラが出演する『メガミラクルフォース』に登場するキャラクター・ヒロテューヌは、この噂を由来としたかのような自虐ネタ的キャラとなっている(「お前の好きなゲームとコラボしてやんよ」とか言い出す)。
どうやらネプテューヌの発売元であるコンパイルハート側にも認識(自覚)されてしまっていたらしい…。
ある意味、根拠のない都市伝説的な噂が公式に輸入された数少ない例とも解釈可能か。
...そして、その『メガミラクルフォース』のサービス終了が2021年5月27日に決定したことが同年3月31日に発表されてしまった。ナムアミダブツ!



艦これシリーズ

当初はブラウザ版と同じシステムだったのだがセガの重役の鶴の一声によって作り直す事が決定しその結果稼働が延期されたという噂。
そしてそのセガの重役とは龍が如くシリーズで知られる名越稔洋であると言われていた。
実際のところは、ブラウザ側のプロデューサーの後押しによってシステムが変わっているため、セガの重役はそのようなことは言っていない。



  • 艦これ改の販売が停止されたのは、PlayStation Vitaのセキュリティを崩してしまったから

『艦隊これくしょん -艦これ-』のコンシューマー版としてPlayStation Vita専用ソフトとして発売された『艦これ改』に関する都市伝説。
このゲームは発売からしばらくすると突如として出荷や配信が停止となり、その理由も「諸般の事情」と濁した形でしか説明されなかった。
その後は艦これ関係の書籍で本作への言及が行われたことがなく、公式サイトも閉鎖されて角川ゲームズのカタログなどからも抹消されているなど、実質的な封印作品と化している。
このような末路となってしまったのは、本作のセーブデータが暗号化されていなかったことが原因ではないかと噂されるようになった。
セーブデータが暗号化されていないせいでクラックの練習台やVitaのセキュリティへの攻撃の道具として利用される危険性が出てきたため、販売終了に至ったという内容。
実際にセーブデータに脆弱性があるとはされているが、そこから起きた被害については明確に確認されておらず、販売終了と関連性があると見るには証拠が不十分ではある。
しかし、どちらにせよ艦これ改の存在が封印された原因については現時点では分かっていない。



  • 艦これブラウザ版の運営判断で「もう艦これの新規絵を頼まない」ことになっているイラストレーターが存在する
  • 艦これ運営は他の作品とのコラボレーションをしない前提でいる

前者は「初期からいるにも関わらず、季節の特別グラフィックや改二がなかなか実装されない艦娘がいる」こと、後者はこの手のオンラインゲームにしては珍しくゲーム内コラボイベントを最初期の1回(蒼き鋼のアルペジオコラボ)しか行っていないことからよく語られるネタ。
はっきり言ってそういう艦娘や条件に合致してしまう参加イラストレーターがいる・アルペ以外コラボしていないのは事実だが、結局のところ「運営が何考えてるのかよくわからない」ってネタは絵やイベント企画だけの話ではないので…である。またコラボレーションに関しては、現状を見る限り「オンラインゲームではない相手との方を優先的に企画する方針である*78」と解釈した方が自然だろう*79
『アズールレーン』『戦艦少女R』の仕事を受けると「もう頼まない」に指定される、に至っては明らかに対立煽りのでまかせとみるべきだろうし。*80



ウマ娘

  • ウマ娘 プリティーダービー』の運営は社台ファーム系を怒らせてしまい、一部の予定されていた競走馬が「権利者の許可が出ず」でお蔵入りになった

「公式発表で『実装する』と明言されたディープインパクトがアニメにもアプリにもいない」「最初のPVや公式発表にオルフェーヴルらしきウマ娘がいたが、モブにすら姿が見えない」「アニメや『シンデレラグレイ』でバ名変更が入った「このレースにいないとおかしい馬」の大半が社台系所属*81」「これらに関しての公式リリースが全くない*82」という状況証拠から、プレイヤーたちには割と信じられている都市伝説。ウマ娘の公式描写にはっきりと苦言を出したオーナーも出たし…
一応現在では社台と関係のあるウマ娘*83自体は一部実装されているため、どちらかというと社台その物というよりは馬主絡みの問題、要は「馬主も社台系」だとダメ、ではないか…という説*84である可能性が有力視されているが、性質上真相を確かめるすべがないため何とも言えない。

しかし、「それでもなお、ディープやオルフェやステイゴールドやサッカーボーイ*85を育てたい」という声もまた多い。
なお前述のオルフェーヴルらしきウマ娘は「無許可で登場させたため怒らせた」という説もあったが、これはハルウララの許可を企画発表より2年も前の2014年に取りに来たという証言があったためガセである可能性が高くなった。


……そして来たる2周年、ついに新規ウマ娘として社台レースホース有する「ネオユニヴァース」の登場が発表。
上記の競走馬全てが解禁となった訳ではもちろんないものの、遂にこの都市伝説が覆される第一歩として話題騒然となった。
更にアニメ3期では1話でサンデーレーシング有する「ドゥラメンテ」が前情報なしで衝撃の登場を果たす。
こうした経緯からだんだんとこの都市伝説は過去のものとなりつつあるかもしれない。


ちなみにこれらの競走馬は「ダービースタリオン」や「ウイニングポスト」といった他の競馬ゲームには出演しており、単純にゲーム作品に出せないわけではない。もっと言えば「『競走馬そのもの』の権利に関しては、競馬をテーマとしたゲーム作品に関して無断使用の責を求めることはできない」とする判例すらある*86
(最も、「競走馬を女の子に擬人化する」に関しては微妙なところだからこのような都市伝説が語られる、という見方もできるが)
一方でパチスロ系のゲームには出演していなかったりもする。この辺りの権利事情は長くなるため割愛。



また、「水着バージョンの実装や戦闘描写については馬主サイドの意向もあり難しいのではないか」という説もあったが、前者は複数のオーナーさんに跨る形での水着バージョン・水着絵の実装、後者はゲーム内イベント「幻想世界ウマネスト」やグランブルーファンタジーとのコラボイベント開催などで否定されている。



  • 史実で行方不明になった馬はウマ娘化されない。

上の項目でも一部触れたウマ娘化NG説の中でも現状特に有力とされているもの。
というのも心情的な理由ではなく、行方不明という事は最終的に権利が誰の手に渡ったのかも不明という事でもあるため。
そもそも許諾を取る相手がわからなければ許諾を取りようがない、という説である。
後にハルウララ号を現在所有している「春うららの会」代表者のインタビューから「現役当時の馬主だけではなく、現在の所有者からも許諾も取っている」事が判明し、この説がある意味裏付けられる形になった。
もっともそのハルウララ号自体が行方不明になっていた時期がある(=その後所在が確認された)前例でもあるので、仮に本当だとしても今後いくらでも事情は変わるだろうが。
そして2023年11月20日、没年不明の馬がモチーフであるサムソンビッグが参戦した事で、もともと何の参考にもならない説ではあったものの*87実質的に否定されることとなった。



  • ゴールドシップの馬主さんの小林英一は最初にCygamesが持ってきた「ウマ娘のゴールドシップ」の優等生そのものなキャラ造形を納得できず、馬主権限を使ってリテイクを要求した。現在の「何をしでかすかわからない破天荒な子」はその結果である

これもソースが一切ないにも関わらず、トレーナーたちには広く信じられている話である。実際「無断でボーボボコラボしてる方」「ステイヤーチームのやべーやつ」とかそのレベルで常識外れの性格であるのは事実であることから、1から考え出したとは思いたくないのもまあ理解できなくはないか。
ただそれを踏まえても、そもそも本物のゴールドシップには優等生に造形する要素は一切ない*88レベルであるため、ソース無しを考慮しなくても非常に疑わしい。
当時主戦騎手だった特別広報の武さんに「賢すぎて問題児になってしまった子」と言われてしまったメジロマックイーンがお嬢様の出なのにヤンキー、ならともかく…
ところで、「ゴールドシップ」「優等生」と言えば…



「『グランブルーファンタジー』銀魂コラボで権利者さん*89とCygamesにパイプが出来た」「ジョーダンやマックイーンの話はよくするゴールドシップが、同時期の競走馬かつ大の仲良しだった*90彼を匂わせすらしないのはさすがに不自然」として、ジャスタウェイ勝ち鞍のひとつ・秋の天皇賞の時期にかなり流行した都市伝説…というかウワサ。
サイン理論同然の勝手な予想に過ぎなかったためか、結局違ったため立ち消えに。
ちなみにコンテンツの性質上というか、ジャスタウェイに限らず「次の参戦馬のリーク」と称する怪文書は定期的に出回るため「いくら何でも釣りにもやっていい事悪い事はある」「権利者が別に存在するゲームではやるべきではないだろう」として非難するプレイヤーも多い*91
ただこの都市伝説こそ過去になったが、「ゴルシの同室はジャスタウェイである」という噂は以前からよく囁かれている。
そもそもジャスタウェイ自身が新ウマ娘登場の度に何故か一緒にTwitter(現:X)でトレンド入りするほど実装を待ち望まれている競走馬の筆頭であり、ファンとしてもはやる気持ちを抑えきれないというのが実際のところだろう。
特にアニメ3期でゴルシの寮室がついに明らかになった際、徹底的にゴルシ側の内装しか映さなかった事*92で拍車がかかった。同時期にた週刊コロコロコミックでのゴルシが主役のコミカライズも発表されたため、既に名前の出たオルフェーヴルやジェンティルドンナと並んでサプライズ枠で登場するのではとも言われている。



キャラゲー

  • タッチ』のゲーム化作品『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』があまりに酷い出来だったため、あだち充作品のゲーム化は許可が降りなくなった

ゲームがあまりに酷い出来だったのは事実だが、実際にはその後も何作かゲームが出ている。
1987年にはPC88版『陽あたり良好!』が発売され、2009年には『サンデー×マガジン 熱闘!ドリームナイン』に『タッチ』『H2』『クロスゲーム』のキャラクターがゲスト参戦した。
知名度の割には極端に数が少ないのは確かだが、そもそもあだち充作品自体がゲームに向いていないというのが実の所だろう。



  • 『タッチ』に卑猥なパスワードを開発者が仕込んだため、原作者が激怒した

これも上記に関連する噂。達也と和也は「みなみにHしてしまいました」、南は「TATUYAとHしてしまいました」という文章が最強パスワードとして機能する、というもの。
初出はおそらく『ファミマガ』のウル技「南にH」で、後年の裏技全集本『大技林』や『広技苑』にも収録されて堂々と載っており(後者は「Hでステータスアップ」に改題)、
文章もできすぎていることから仕込みだという噂が流れたのだと思われる。
効果については「たつやは子犬を7匹持っていて、ステータスが最高値の3000の状態になる」とされていた。


しかし、後年の解析により本作はパスワードの整合性チェックが緩すぎることが判明。
その上、達也の「みなみにHしてしまいました」は偶然強力なステータスとなったが、和也と南は無意味な不正パスワードで機能していないとわかった。
前述のドラクエ2の項目で触れた「卑猥なパスワードがあると濡れ衣をかけられたゲーム」がこれである。
そもそもチェックが緩いためある程度自由な文章でも通ってしまう他、無効なパスワードの場合は初期ステータスで開始されるという親切設計なのが仇をなした形である。
さらに、上記の卑猥パスワードはやってはいけない順番で犬の入手をしてしまっている状態*93なのでクリア不可能な上、単に達也1人のHPが上がっているだけなので最強パスワードですらない
そのためこれらのパスワードは仕込み等ではなく無理やり作られた創作文章としか言えず、風評被害に他ならないことになる。
前述の通りゲームがあまりに酷い出来だったのは事実なのでそこはどうしようもないが。
なお、前述の『大技林』には他にも『キャプテン翼Ⅱ ~スーパーストライカー~』の「さなえちや のおつぱい はとてもやらかい」等のエロパスワードが載っていたりして同様にネタにされることもあるが、こちらも同様に仕込み等ではない。



  • 『おそ松くん はちゃめちゃ劇場』はあまりに駄作すぎて、原作者の赤塚不二夫が激怒してセガに乗り込んでスタッフに灰皿を投げた

とあるゲーム雑誌でセガの元スタッフの語った話に尾ひれがついたようで、実際は赤塚はメガドライブを持ってすらいなかったらしい。
そもそも赤塚はトランプや麻雀等といった数人でやる遊びを好んでいた反面、TVゲーム自体を嫌っていたらしく、
『葉隠-死ぬ気の意思決定-』でバカボンのパパがファミコンに熱中するさまを揶揄したり、
『ギャグゲリラ』でインベーダーゲームはインベーダーが人類をバカにするために作ったゲームだとジョークを飛ばしたり、
挙句の果てには人類史上初の「プロゲーマー」が登場するギャグマンガを描いたり*94とハナからバカにしていたようで、
「そもそも原作がブッ飛んでいる作品で多少クソゲーにされたところでキレるような人か?」という指摘も。
もちろんセガに乗り込んだだの灰皿投げただのは完全にデマであるとセガ側も公式で釈明している。



  • アタリ社は売れ残ったクソゲーをニューメキシコ州の砂漠に埋めた

件のゲームがE.Tのキャラゲーだったことと、「ニューメキシコの砂漠にはUFOが墜落している」という都市伝説がミックスされて生まれたアメリカンジョーク……


と思われていたのだが、なんと本当に砂漠からカートリッジが発掘されてしまい、都市伝説が事実であったことが確定するという稀有な例となった。
ただし、埋められたのはE.T.だけではなく、他のゲームやカタログ等も発掘されている、と言う点はあまり語られない。「E.T.だけが埋められていた」というのは誤りである。また、発掘されたのは埋められていたごく一部(1300本)のみであり、埋められたと言われている数百万本が全て発掘された訳ではない。
つまり、衝撃的な都市伝説が真実であった事が明かされたが、そのインパクトのせいで実態が正確に伝わらず、別の(誤った)都市伝説が生まれてしまったと言う事である。


E.T. The Extra-Terrestrial」及び「アタリショック」の項目も参照。
なお、このアタリショックの記事にも、長期に渡って「E.T.500万本が発掘された」などとデマが書かれていた。



  • ファミリーコンピュータMagazineで『ゴーストバスターズ』のグッズプレゼント企画が行われていた。

ファミコン版『ゴーストバスターズ』クリア時に表示される謎の文字列「りり」にまつわる都市伝説で、この文字列を出版社に送るとグッズが貰えたというもの。
長らく目撃証言だけで関連記事の実物が確認されておらず、検証の結果「りり」自体がバグによる物だったと判明した事もあってほぼデマ扱いされていた。


しかし2020年にようやく該当する記事が発見され、少なくともプレゼント企画自体は実在したことが確認された(詳しくは個別項目を参照)。
バグの産物という検証結果と合わせ、「プログラムミスを誤魔化すために、その文字列を使った企画を一つでっち上げたのではないか」とする説が有力。



  • 『ドラゴンボール 超武闘伝2』でブロリー出現コマンドを10回成功させるとミスター・サタンが使えるようになる

SFCの人気格闘ゲームの都市伝説。
同作ではタイトル画面でとあるコマンドを入力すると隠しキャラクターが解禁されるのだが、これを一度に複数回入力して楽しむこともできた。
一方ゲーム内のストーリーモードでは、原作のミスターサタン敗北シーンが実際の対戦画面に見立てて再現される場面があり、ここから転じて噂が生まれた物と思われる。


実際にはそのような仕様は存在しない。
現在では、ネットで本作の話題になると必ずと言って良いほど話題に上がる。そのくらい、ウソ技として認知されている。
同じく『超武道伝3』では同コマンドを10回成功させると超サイヤ人3悟空が使える というウソ技もあった。


なお、この都市伝説との関連性は不明だがPS以降の作品ではサタンがプレイアブルキャラとして使用可能なものが多くみられる。



NFCを利用した仮面ライダーのフィギュアで遊ぶシステムを採用し、2014年クソゲーオブザイヤー据え置き機部門大賞も獲得した仮面ライダーのキャラゲーに関する噂。


本作では「クリスタルワールド」という独特な世界観を舞台にしたオリジナルストーリーが展開され、全体的にファンタジーな雰囲気が強い。
あまりにも仮面ライダーシリーズの世界観とは浮いているため、「途中まで別のゲームとして作っていた作品を仮面ライダーのゲームとして流用した」という噂が広まるようになった。
しかし、公式からは(当然だが)そのような話は明言されておらず、特に明確な根拠はないデマに近い邪推という程度に留まっている。


ちなみに、本作の一部グラフィックやモーションは同じ開発元である過去のライダーシリーズのゲーム作品から流用していると見られる*95
上述の話の真偽は別として、流用した素材で作った箇所が多いゲームなのは事実である。



「Anti Piracy Screen」に関連した都市伝説。割れ対策でバットモービルなどお馴染みのガジェットが故障してしまうというもの。
「面白いコピーガード」として広まったがデマ。
そもそも「アーカム・アサイラム」ではバットモービルがオープニング後駐車中に破壊されているため乗れる場面がなく、タイヤが外れたとしても進行不能になるわけがない。
(乗れるのは次々回作のバットマン:アーカム・ナイトだが、やはりそんなコピーガードはない)



  • カプコン版『エイリアンVSプレデター』は、カプコンとダークホースコミックス社との間で権利問題が発生したため、長らく移植が実現しなかった

カプコンのベルトスクロールアクションの中でも高い人気を誇る本作であるが、
2019年に「Capcom Home Arcade」へと収録されるまで移植やリメイクが実現しておらず、その理由も不明で憶測が広がっていた。
2020年に開発スタッフの一人である秋友克也が自身のツイッターで本作の裏話をツイートした事により、長年の謎が明らかになった。


本作の著作権の所有者は、映画『エイリアン』および『プレデター』両方の著作権を持つ20世紀フォックス(現:20世紀スタジオ)とカプコンの2社であり、
ダークホースコミックス社は関わっていない。
これは「Capcom Home Arcade」のホームページ下部にある著作権表記に、カプコンと20世紀フォックスの名前しか無い事からも明らかである。
一応、「エイリアンVSプレデター」の企画自体はダークホースコミックス社のコミック版が発端であり、
カプコンのゲーム版もコミック版を参考にしてはいるが、権利関係を複雑にしないために参考止まりでコミック版の設定を直接使ってはいない*96
実際に使われた要素は、「日本人の血を引く女性がプレデターと協力してエイリアンに立ち向かう」ぐらい。
許可を長らく出さなかった理由について、20世紀フォックスは「エイリアンVSプレデター」という作品をサスペンスホラーとして売り出そうとしており、
アクション要素が強いカプコン版は意に沿わなかったのではないかと秋友は推測している*97
また、「2000年頃に一度移植を打診したのだが、『リリース当時はいいゲームだったが、今はそうではない』として断られた」という話を聞いているとの事*98


これに関わる噂として、「ダッチ・シェーファーを映画『プレデター』の主人公と同一とした事でダークホースコミックス社と揉めた」というものがあるが、これも信憑性は低い。
というのも、移植に先駆けた2018年にアメリカのフィギュア大手「NECA」からゲーム版のデザインそのままでアクションフィギュアが発売されており、揉め事があったのならば不可能なはずである。
秋友によると、本人をモデルとしたシンセティック(人造人間)であるという設定があったようだが、
これが単なる見落としで表に出なかったのか、スタッフの間でのみ共有された裏設定なのかは分からないという*99


デジタルモンスターシリーズ

ギルモンの本来の最終進化系がアニメ「デジモンテイマーズ」のデュークモンではなく、作中で暴走した結果生まれたメギドラモンであると言われるもの。
これにはデジモンテイマーズでの設定が関わっており、暴走した結果とはいえギルモン単独で進化したメギドラモンと主人公「松田啓人」と心と体を一体化させて生み出されたデュークモンの
違いの事を指しており、啓人無しでは成立し得ないデュークモンより、メギドラモンの方がデジモンとして正しいという主張である。
一見すると小型の恐竜型であるギルモンからかけ離れた全身鎧の騎士姿のデュークモン*100より、禍々しい竜の姿をしたメギドラモンのほうが順当な姿に見えるというのもこの説が広まっている原因でもある。
しかし、これはあくまで初登場した「テイマーズ」における描写と演出に過ぎず、デジモンというコンテンツとしての公式設定ではない。
そもそもデジモンシリーズには正統な進化ルートというものは実は存在しておらず*101、このメギドラモンとデュークモンもどちらが正規ルートというものはなく、ギルモンというデジモンに最も関わりがある進化ルートでしかない。
デュークモンの色違いデジモンであるカオスデュークモンの「見るものによって騎士の姿にも暗黒竜の姿にも見える」という設定が余計に事態をややこしくしている


テリアモンとロップモンは容姿がよく似ており、初登場した映画「デジモンアドベンチャー02/デジモンハリケーン上陸」を含め共演機会が多く、さらに名前を縮めると「ロッテリア」になる。そしてデジモンシリーズとロッテリアはコラボしたことがあるということから生まれた噂。
まず結論から言うとロッテリアとデジモンがコラボしたことは事実であり、そしてその関係で生まれたデジモンがいるのも事実。しかし、そのデジモンはテリアモンとロップモンではないのである。
そもそもコラボした時期は「テイマーズ」が放映されて以降であり、この二匹が生まれてから一年以上が経過している。
そしてテリアモンとロップモンの名前の元ネタは「テリア犬」と「ロップイヤーラビット」であり映画から関係で「(兎狩りに準えて)追う者と追われる者」から名付けられたため、ロッテリアとの関係は偶然であるという証言が関係者からも語られている。
この様な誤解が生まれた理由として「テイマーズ」にもこの二匹が方やメインキャラ、方や中盤からの準レギュラーという待遇で共演していたことと、肝心のコラボデジモン(エビバーガモンなど)が正直客演が少なくマイナー気味なのが原因と思われる。


その他作品

  • ゼビウスのバキュラはザッパーで256回攻撃すると倒せる

「板」そのものが縦回転しながらゆっくりと飛来し「一切攻撃してくることはないが、こちらからの撃破は不可能な敵キャラクター」として斬新な存在であったバキュラ。


16進数の深読みか、ザッパー(対空ショット)を256発撃ち込めば破壊できるという噂がどこからともなく広まったが、もちろん実行不可能でプログラム上にもそんな仕様は無い。
画面上でバキュラの出現を待ち構え、高速な連射装置を用いてザッパーを撃ち込んだとしても84発以上のザッパーは物理的に当てることができない。
これについては、後に開発者の遠藤雅伸も直々に否定している。
72発?それは同じナムコだけど別のバキュラだ。


そもそもゼビウスは、破壊可能なオブジェクトは全て耐久力が1発分のみであり、こちらの攻撃に耐える敵機自体が存在しない。
その上で、キャラクター・オブジェクトのステータス設定の内訳は
「破壊可能(空中キャラクター、地上キャラクター)」「破壊不可能(バキュラ)」「ザッパーが素通りする(地上キャラクターやシオナイト)」
の三種類しか区別がなく、当バキュラは「破壊不可能」のフラグを立てて処理しているため、「何発当たるか」ということ自体についても一切関係がない。


後に様々なゲームのパロディを詰め込んだSTG『極上!パロディウス』ではバキュラのパロディ敵キャラが登場するのだが、
「256」と書かれた小さいフキダシがついている。そしてショットを打ち込むとこの数字が1ずつ減っていく。
ベルパワーの「スーパーボム」なら一発で倒せるが、普通のショットを画面から消える前に256発打つ事はやっぱり物理的に不可能。一列に並んでいる場合は1枚だけ「16」が紛れておりそちらなら簡単だが…。
あと大型版の「65536」も登場する。先述のスーパーボムで数値がきちんと256減ります。倒す?ハハッ。


ちなみにファミコンロッキーで登場した総攻撃は「実際に起こる」。ただし正式に仕込んでいた訳ではなく単なるバグ。
判定が狂っているので「空中的に見せかけたバキュラ」も出てきます。


  • R-TYPEの2ボス「ゴマンダー」は女性がデザインしたが、あまりにもアレ過ぎたので精神病院への入院を進められた。

ものすごく長期に渡り信じられていたネタ。信じられていた割にはソースが出てこなかった辺りが都市伝説として疑問視されていた感じはする。
2023年に元アイレム・ナズカ・SNK*102のデザイナーであるAkioがTwitterを開設、そこで「俺がギーガーっぽいデザインで作った」「流石に賛否両論だったけど偉い人が採用を決めた」とバッサリ否定するツイートをしている。



  • Fate/EXTRAの開発初期のシナリオライターは小峰徳司

Fate/EXTRAのシナリオ担当は奈須きのこだが、当初は監修に留まっていたのがいつの間にかシナリオ担当に昇格したという経緯がある。
肩書が変わったのは「奈須きのこさんが全文書き直すことになりました」と公式発表があったように、何かしらの理由でそれまでのシナリオを破棄し書き直した為である。


それで何故小峰が前任だったという噂が広がったかと言えば、「EXTRAの制作会社は小峰が脚本を担当した『ルミナスアーク』と同じイメージエポックだった事」、「EXTRAの開発時期が小峰がシナリオを担当したスーパーロボット大戦Kの開発終了時期とちょうど合致する事」、「スパロボKで小峰の悪評が広まっていた為に、書き直しされる程に酷い前任として噂を聞いた人間が納得してしまった事」あたりが原因だろうか。
スタッフロールには脚本:藤田基樹、田中国光という名前がある。(この2人については同作のイベントプランニング担当でもある以外は情報が少なく不明) 仮に前任者が小峰だったとしたら、他の名前は残っているのに形跡すら無く消されているということになる。
書き直しという事情があるだけにあえて前任の名前は載せなかったという可能性もあるが、いずれにしろ前任については公式発表がない為、誰が担当していたのかは不明なままである。
この噂自体は具体的な根拠も何もないデマに近い話なのだが、現在でも信じている層が一定数存在しており、前任を小峰と断定した上で話に出す人がいまだにいる。



FGOのシナリオ第一部が進行中によく考察されていた噂。
公式的には「冬木で契約したマシュ・キリエライトが主人公最初の契約サーヴァント」とされているが、本当の最初の契約英霊はアーラシュなのではないか…という考察。


劇中で示された以下の要素がこの節の根拠とされている。

  • 触れただけで相手を死に至らしめる静謐のハサンの毒さえ耐える、主人公の毒に対する防御力*103
    • アーラシュのスキル「頑健」は設定的にもゲーム的にも毒を防ぐ。アーラシュの「頑健」が作用しているのでは?
  • アーラシュのレアリティは☆1。持つ逸話に反してレアリティは非常に低く、どんなマスターでも入手できる
  • ゲーム開始時のチュートリアルを兼ねた戦闘シミュレータで、プレイヤーはシミュレータ上で3体のサーヴァントのデータを使って戦うのだが、
    アルトリアクー・フーリンといった「Fateシリーズの顔」と呼べるサーヴァントの中に平然とアーラシュが交じっている
  • アーラシュのスキル「千里眼」は読心・未来視さえ可能とされる
    • ゲーム開始前から、「千里眼」で人理焼却の未来を知ってカルデアにいたのでは?霊基の格を落としてでもゲーム開始前にカルデアの召喚に応じたのでは?
  • アーラシュとの絆レベルを上げると読める設定にある一文「人々のためにすべてを懸けたことを、今も、彼は忘れていない
    • これはゲーム本編開始前に行われた、カルデア前所長のマリスビリー・アニムスフィアの参加した聖杯戦争のことを指しているのでは?
      マリスビリーのサーヴァントとして聖杯戦争に参加し、聖杯戦争を終えた後も何らかの手段で現界を維持していたのでは?

「面白い考察」として一部で盛り上がった噂だが、

  • 「アーラシュは逸話に反してレアリティが低いので霊基の格を落としている」
    • 「自爆技を使うキャラを高レアに配置したくなかっただけでは?」「カエサル、レオニダス、牛若丸など、持つ逸話に反してレアリティが低いサーヴァントは他にもいる」
  • 「『千里眼』で人理焼却の未来を見ていた」
    • 「設定資料集『Grand Order material』などで『未来視は短時間のみ可能』と明言されており、人理焼却の未来が見えたとは考えにくい」
      「アーラシュの千里眼はあくまで未来を『予測』しているだけで、真の意味で未来を予知しているわけではない」
  • 「『人々のためにすべてを懸けた』→マリスビリーの参加した過去の聖杯戦争に参加していたことの示唆」
    • 「『人々のためにすべてを懸けた』というのは、彼が登場するFateの外伝作品『蒼銀のフラグメンツ』での戦いを指している可能性が高い」
      そもそもアーラシュは生前からして『人々のためにすべてを懸けた』人物であり、過去の聖杯戦争に参加していた示唆と断言はできない」

など、否定材料も多い。
後に第一部劇中で、断片的にマリスビリーの参加した聖杯戦争の様子が語られた際に彼の契約サーヴァントがアーラシュではないと確定したことで、
「マリスビリーの参加した聖杯戦争の契約サーヴァントはアーラシュ」という説は公式に否定されている


現在は、上記の通り「マリスビリーの契約サーヴァントがアーラシュではない」と公式に確定したこともあってか考察は沈静化しているが、
本作の配信が開始されてから8年以上経った2023年12月現在でも、第一部の序盤には未だに謎が多く残されている事も相まって、今なおアーラシュの話題になるとこの考察が話の種になることは多い。



  • 『縁日の達人』は任天堂が配った開発ツール付属のミニゲームのエンジンをそのまま流用した

バンダイナムコゲームスがWii専用ソフトとして本体と同時に発売したゲームに関する都市伝説。
ゲーム自体は『太鼓の達人』っぽいタイトルやビジュアルとは何の関係もないミニゲーム集であり、その内容の薄さからクソゲーオブザイヤー次点入りをしているような代物である。


噂の根拠となっているのは『日経CNBC エクスプレス』に当時任天堂の岩田聡社長が出演し、Wiiの宣伝をしていた時の事。
その時にこの縁日の達人を紹介されたのだが、ビデオ映像が流れている際の岩田社長の表情がどこか違和感を抱くような顔色になっていた。
加えて当時の2chに「縁日の達人は開発ツールのエンジンを流用したのに加えて、ソフトのプレス予約数から岩田社長をキレさせた」といった書き込みがあり、上記の映像もあってネット上で噂が広まった。


日経CNBCエクスプレスにおける映像はネット上にも残っている。岩田社長の表情が曇っているように見えなくもないが、当然岩田社長の心の内など分かるはずもなく
もっと身も蓋も無い仮説として「ただ単に直前にスタッフが横切ったから」とするものもある。
本作が開発ツールのミニゲームの流用作品だったのかも、サードパーティに配布されたWiiの開発ツールを知っている人間のみこそが真相を知っているというべきか。


ちなみに、後にニンテンドー3DSで『みんなの緑日』という続編的作品が出ている。内容もボリュームもKOTY次点入りした部分も本作とそう変わらない。



  • 『バーチャル飛龍の拳』はファミ通のクロスレビューで酷評されたことで騒動が起きた

ファミ通はゲームのレビューを行っているが、『バーチャル飛龍の拳』が『ストリートファイターEX』と並んでクロスレビューに出されたことで騒動が起きたという都市伝説。
ストEXはゴールド殿堂を獲得した一方でバーチャルは4点を含む酷評となったことで同じ格闘ゲームながらも対照的な様子となり、この光景に対してバーチャル飛竜の拳の発売元であるカルチャーブレーン側が激怒。
カルチャーブレーンはクロスレビューの掲載を拒否して広告引き上げなどの制裁を行うが、ファミ通に対して特に痛手とはならずに結局和解したと言われている。


実際はバーチャル飛龍の拳の発売以前から既にカルチャーブレーンはファミ通のクロスレビューにゲームを提供しない方針に切り替えているため、この噂の信憑性は低いとされている。
一方でファミ通にカルチャーブレーンがゲームを提供しなくなったのはまた別の事件があるとも噂されており、こちらは否定する決定打もないという状況になっている。



コロコロコミックで連載されていたファミコン漫画/ゲーム漫画『ファミコンロッキー』に登場したウソ技が元。
この漫画は漫画でしかできないことを描くことを担当編集から指示されていたとか。
そのためウソ技が続出するが、その担当編集がメーカーと何らかの交渉をしていた様子で作者に苦情などが来たことはなかったという。



  • 厄 友情談疑』は日野日出志がキャラクターデザインに関与している

アイディアファクトリーのコンシューマゲーム初参入作品として知られるホラーゲームにホラー漫画の巨匠である日野日出志の関与が噂され、広まってしまった。
実際に関与したのは次回作の『厄痛 呪いのゲーム』であり、そちらと混同されてしまったと思われる。
次回作の説明書では日野のインタビューが掲載されているのだが、その内容から前作の時点では関わっていなかったと読み取れる。


Wikipediaに出典なしで長年誤情報が掲載されたことや、情報を精査しなかった一部雑誌に事実のように記載されたことが噂が広まった原因だと見られている。
また、ゲーム自体もスタッフロールで関係者の情報を殆ど載せないスタイルだったため、「実は関与していた」という噂を大きくしてしまったとも言われている。



  • 聖剣伝説3の登場人物「紅蓮の魔術師」の本名は「ブライアン」。

2000年前後のインターネット上の聖剣伝説3ファンサイトで言われていた都市伝説。
1996年頃の夏コミの時点ですでにこの名前が流布していた。
その後LORD of VERMILIONⅢにてゲスト出演した際に誰かがその事を思い出したらしく彼をブライアン呼ばわりした。
力に渇望した冷酷なイケメンのわりに名前が普通な為ネタにされたが、かなり強力なカードで話題に出ることも多いわりにいちいち変換するのが面倒な為、ファン間ではずっとブライアンと呼ばれていた。
しかしこの名前、どこの誰がいつ、なぜ言い出したか全く不明である。
眉唾ものであるが何処かの個人サイトでスタッフを名乗る者が言ったのが元…らしい。
なおLORD of VERMILIONⅢでも本名の事には触れられているが、紅蓮の魔術師曰く「思い出せない…」とのことだったが、『聖剣伝説 ECHOES of MANA』にて遂に「フランマ」という本名が明らかになった。
flammaとはラテン語で炎の意味。雪国の魔法王国に生まれた「炎の名前を持つ魔法が使えない存在」という言いえて妙な名前であると同時に字面、語感が「ブライアン」「ぐれんま」に似ており、30年近くの都市伝説にケリがついた結局ブライアンと言う名前がどこから出てきたかはわからないままだが。



4系→V系→初代系→2系→3系→N系の順番で、全シリーズの時系列が繋がっているとする説。
初代系世界と3系世界では「遥か過去に地上の環境が壊滅する程の大戦争が起きた」とされており、
それが4系ないしV系で描かれた企業間抗争やヴァーディクト・ウォーであるという考察。
主任とキャロルの台詞や行動目的がレイヴンズネストに酷似している、といった点が根拠とされる。
フロムゲーは全般的に公式から語られる情報が少なく、それ故に謎はプレイヤーが想像で補っており、過去作オマージュを多用するという作風な事もあり、
ファンの間で様々な考察や意見交換が繰り広げられているのだが、その中でも一際異彩を放っている説である。


初代系→2系は明確に同一世界であり、3系→N系もPSP版の特典の資料にてN系は3系の約50年後の世界である事が明かされているが、
4系とV系についてはそれぞれ同じ時間軸上にある可能性を”匂わせる”程度の描写や示唆があるのみで明言されておらず、
上述の通り過去作のセルフオマージュ・ファンサービスの可能性も否めない。
何より初代系・3系・4系でACという兵器の起源が別々である事を始めとした矛盾点が多く、多くのファンからは否定的に見られている。
今は無きARMORED CORE4発売当時の公式特設サイト(破壊天使という単語の初出)において、過去作との繋がりは明確に否定されていた。


  • KOF95のイタリアステージの先鋒戦における八神庵対鎮元斎では鎮側が操作可能になる前に庵の10割コンボで即死させられてしまう

KOF95のイタリアステージは開幕で先鋒を務める両者が画面奥の橋から手前の足場にジャンプしてから試合がスタートするという演出が入るのだが、ここで八神庵と鎮元斎が対戦した場合、庵のジャンプの速さと鎮のジャンプの遅さが合わさって、先に着地して行動可能になった庵の「百弐拾七式・葵花の2段目止めをn回ループ→百式・鬼焼きでフィニッシュ」という比較的難度の低い即死コンボがまだジャンプ途中で操作不能な鎮に確定してしまう。
よってこの限定条件に限っては両者のダイヤグラムは10:0、つまり理論上、鎮側のプレイヤーは100%庵側に勝てない……という噂。
演出の仕様のせいで片一方のキャラクターが何もできずに負けてしまうまさかの事例として有名だったのだが、実際にやってみると上記のループコンボは精々3回程度しかループできないため、2割程度は体力が残ってしまう。
よって鎮側がすさまじく不利なのは事実だが、流石に開幕即死は不可能であり、あくまでも事実の確認できない噂話に過ぎない。
……というのが長年の定説だったのだが、発売から28年経過した2023年に、あるやりこみ勢がアップデートした動画にて、離陸入力と呼ばれるテクニックを利用して位置をずらすことで、葵花の2段止を5回ループさせて正真正銘10割の即死コンボまでもっていくことに成功。
KOF95の仕様として気絶値やダメージがランダムでブレることがあり、下振れを引き続けるとギリギリで即死まで持っていけないパターンもあるため、流石にダイヤグラム10:0まではいかないが、あくまでも都市伝説に過ぎなかった物をプレイヤーのやり込みが事実として実証してしまう感慨深い事例である。
余談であるがKOF95の鎮は最弱キャラではない。また先鋒に起用することはあまり無い。


少なくとも、『2』作中で確認できるお宝の多くが地球でなければ有り得ない物品であること、人間が存在したらしき痕跡が多く確認できること、アフリカ大陸らしき存在が遠景で確認できることから、作中描写としてはほぼ確定である。
ただ、「明らかに人間が作った物品はあるのに、人間そのものは全く登場しない」という不可解な事実はあり、現実世界の地球とどの程度リンクしているのかは謎。「人間が滅びた後の地球」「たまたま人間の活動範囲とオリマーたちの活動範囲が被っていないだけ」など考察されているが…。


また、「オリマーたちが暮らすホコタテ星は火星」とする考察も多いが、その場合「惑星間移動も可能なホコタテ星人が隣の惑星である地球の存在を知らなかった」という明確な矛盾が生じてしまう。
そもそも「ホコタテ星とピクミンの星は27万9千光年離れている」という設定もあるので、「ピクミンの星は地球」「ホコタテ星は火星」は同時には成立しえないと思われる。


ピクミン3では主人公がコッパイ星の三人組に変更され、舞台の惑星が「PNF-404」と命名される。距離はワープドライブが必要なほど離れてる。
ただし中盤でホコタテ星の近くにコッパイ星があることが語られ、PNF-404に人間がいるかは不明だが*104ホコタテ星火星説は潰えた。



トレーディング・カード・アーケードゲーム『新甲虫王者ムシキング』には、イラストや設定からネット上で人気を得た「加賀美ティナ」という女性キャラがいるのだが、このキャラが子供向けのゲームとは思えないようなセクシーなイラストで描かれたシークレット版のカードが低確率で排出されるという噂が広まった。


実際にティナのイラストが描かれたカードは存在するが、ネット上で噂されているような過激なイラストのカードが出た事実は存在しない。
当時ティナのファンイラストを利用したオリカが作られており、そのオリカを見て完成度の高さなどから勘違いした層によって誤情報が出回ったことで噂に発展した。
ただし「キャラが悪堕ちしたかのような形態のマジンフォームがが存在し、ティナのマジンフォームもある」「マジンフォームのティナは顔面にハート型の模様が浮かぶ」
「服装は普通だが子供向けとは思えないセクシーなポーズと表情をしている」「セリフもどことなく意味深になっている」……と「セクシーなVerのティナが存在する」ことは事実。
また、ティナはアーケードゲーム『チュウニズム』にコラボ出演した際に子供向けゲームの小学生キャラとは思えないような露出とポーズをしたイラストが描き下ろされたという事実もある。



  • 『YIIK: ポストモダンRPG』には第三のエンディングが存在する

アメリカのインディーズゲームメーカーが開発したRPGゲームで生まれた都市伝説。
このゲームはマルチエンディングを採用していて2つのEDが存在するのだが、第3のEDが存在するとの噂が発生した。
制作者側が3つ目のEDの存在を匂わせるような言動をしたこともあって、ネット上ではユーザーによって必死の検証作業が行われていたが、最終的には第3のEDは作られていない都市伝説的な存在という結論で落ち着くことになった。
この手のアレだとタイトーの『レイフォース』もあまりにも衝撃的なEDから「ノーミスだと別のEDになる」という都市伝説があった。もちろん存在しない。



撃破後のムービー中にも移動することは可能なため、一応刺さること自体は出来るが、実際は特に何も起こらない。
おそらくこの剣が最上級レア武器のひとつである「ダークフロウ」であったために広まった都市伝説と思われる。
後年の『ファンタシースターポータブル2インフィニティ』でオルガ・フロウが復刻された際は、この都市伝説を意識してか件の剣の落下時にダメージ判定がこっそり追加され、さらにそれをジャストガードすることで称号とその報酬「フロウウェンの盾」が入手できる。



同作の看板キャラであるジバニャンは元は普通の猫だったが、車に轢かれて死んでしまったことで今の姿になったという衝撃的な過去は有名だが、彼のトレードマークである腹巻が車で轢かれた箇所なのではないかというこれまたえげつない説。ただしアニメなどの描かれ方をよく見れば腹巻の部分はちゃんと膨らんでおり、腹巻そのものは本物であることはわかる。また、プロデューサーの日野晃博もこの腹巻について「寅さんのイメージ」と語っており、事故死した設定とは無関係であることも明かされた。ただし腹巻の下は…という点については特に否定はされていないのだが。


  • 東方Projectシリーズのタイトルはラスボスもしくは裏ボスの名前を暗示している

ファンの間でわりと長い事信じられていた噂だが、実際には特にそういう縛りがあるわけではないとの事。
当てはまるタイトルが多いのも事実だが、それにしたって「東方妖夢」→「[[西行寺 幽子>西行寺 幽々子]]」はいくらなんでも無理があるし(5面ボスの[[魂魄 妖夢>魂魄 妖夢]]ならまだしも)、
「東方天空璋」→「摩多羅 隠岐奈(「天空の璋(柄杓)」=北斗七星柄の前掛けを身に着けている)」に至ってはこじつけにすらなっていない
タイトルはあくまでテーマを示してだけであり、たまにそのままのものが来ると考えたほうが正解だろう。


  • 「コワイシャシン ~心霊写真奇譚~」は本物の心霊写真を題材にしたために製作段階において怪奇現象が多発した

ゲーム自体は特別面白くもないがクソゲーというほどでもない平凡な出来なのだが、この噂はオカルト好きの間では結構有名であり、検索すればゲーム制作時に起こったとされる怪異の噂話を見ることができる。
どのような怪異かと言うと、デバッグを担当していたバイトがひきつけを起こして病院に運ばれたり、企画担当者が家で指を包丁で切り落としたりといったことが起き、ついには開発責任者が首を吊って死んでしまったと言う。
本当ならまさに呪われたゲームだが、とある人物がこの噂の出所を調べたところ、発売から少し経った頃の2ちゃんねるのコピペが出所らしく、ガセである可能性が高い。
プレイ動画等を見る限り、作中の心霊写真はどう見ても合成である。
また、この噂では「霊媒師が名前をスタッフ欄に入れることを条件に除霊方法を教えた」とあるのだが、肝心の霊媒師の名前がスタッフロールに見当たらず、実際のゲームと矛盾している。



  • 「古伝降霊術 百物語」はプレイすると怪奇現象が起きる呪われたゲーム

これも上記のものと同様にオカルト好きの間では有名な噂。
有名なのは『稲川淳二が怪談を話している最中に老婆の顔が画面一杯に現れ「……ジーッと見ているんですよ。……ジーッと見ているんですよ。」というセリフがひたすらリピートされた。恐怖のあまり電源を切ると耳元で「遅ぇよ」と声が聞こえた』という話。
バグが多いらしく、フリーズやフラグが立たないことがしばしば起こり、それを霊現象と誤認した可能性はあるが、前述の「遅ぇよ」という音声はゲーム中に存在しないという話であり、真相は今もって不明。単純にプレイの疲労による幻聴かもしれないが。



オルステッドの名前の綴りが「ORSTED」であるとして、それをキーボードで打った場合にかな表記の対応が「らすとかいし(=ラスト開始)」になる。
オルステッドを主人公としてプレイする中世編は他の編を全てクリアした後に出現し、そのクリア後に直接話の繋がる最終編解放となるため、最終局面の開始という意味合いで名前がつけられたのでは、とする説。
ディレクターの時田貴司が「全くの偶然」と明確に否定している。
そもそもSFC版『LAL』は公式な英語版が発売されていないため、オルステッドの綴りが「ORSTED」というのも公式設定でなく、「OLSTED」や「OLSTEAD」ではないのか等、異論も多く出ていた。
リメイク版では公式に英語版も制作されており、オルステッドの綴りは「Oersted」と明確に設定されることになった。
なお「Ørsted(Oersted)」はデンマークに実在する姓*105だが、発音としては「アアストズ」が近く、日本語でカナ表記する際には「オーステッド」や「エルステッド」と表記されるのがほとんど。
ゲーム中では名のような扱いをされているが、時田自身が脚本を担当した舞台版『魔王降臨』ではフルネームが「ラディ=オルステッド」になり、姓として扱われている(もっとも舞台版の設定はゲームとパラレルではあるが)。



平野耕太の漫画『進め!!聖学電脳研究部』で取り上げられたこともあって有名なネタ。
初代ではマルチエンド式を採用し、さらに主人公選択によって登場人物が異なるストーリーが展開されるものになっている。
その結果「クリス編では(ジル編パートナーの)バリーが行方不明のまま」「ジル編では(クリス編パートナーの)レベッカが登場しない」ということになるのだが、
『2』においてはこのルートによって行方不明となる両名が初代の事件から生還した、という設定になっていた。
ここから多くのファンが「初代で生死両方パターンがある(あるいは生死不明で終わるパターンがある)人物は『2』で生存扱いになる」と解釈したのだが、問題はウェスカー。
彼はクリス編だとどのルートでもタイラントに殺され、ジル編でもバリー死亡ルートでは同様の展開を辿るのだが、
バリー生存ルートの場合だとタイラント戦直後に起爆装置を作動させ、その後ストーリーに絡んでこない。
このためウェスカーの生死両方パターンがある=他の人物同様に『2』以降生存扱いなのでは、と考察されることになったのである。
その後の作品で、ウェスカーは生存していたとして再登場。この説を支持していたファンはテンションを上げたことであろう(その説を提唱した平野も後に単行本で説が的中したことを喜ぶ旨を記述していた)。


実を言うと、これはプレイヤーの勘違いから発生したもの。
ジル編のバリー生存ルートではストーリーに絡まないと書いたが、起爆装置作動イベント後に装置のある部屋まで行くと、
ウェスカーは起爆装置の前でキメラにより惨殺されているのである。
つまり初代時点ではウェスカーはどのルートでも死亡確定であり、「生死両方パターンがあるなら『2』以降は生存」という内容がそもそも当てはまらなかったのだ。


起爆装置の部屋はアイテムがなく、仕掛けを動かした後はもう立ち寄る必要がない。
このため多くのプレイヤーが(研究所爆発寸前で寄り道は無用という心理も働いて)ここの死体を確認することなくクリアしてしまう。
結果、ウェスカーがここで死亡していたという事実を知らないままに終わってしまう人がほとんどだったのである。
このキメラの再配置は公式パーフェクトガイドを始めとする各種攻略本にも記載されてないため、攻略本の編集スタッフも気づかなかった模様。
ディレクターズカットのアレンジモードでは、この装置の前に脱出に必要なキーアイテムが置かれるため、アイテム欄の都合で取り損ねたプレイヤーが後から回収にくるという可能性はあるかもしれない。
が、アレンジモードはオリジナル版クリアプレイヤー向けということもあり、そのアイテムが必要なことは知っている人がほとんど。
わざわざ置きっぱなしにして後で回収、なんて考えることもまずないので、やはり気づかないプレイヤーが多数であった。


以上を考えると、ウェスカーは確かに生存・復活しているのだが、それは
「生存説の考察が当たっていた」のではなく「死亡設定を破棄して再登場させた」のが実情であろう。
もっとも、ウェスカーが再登場する『コード:ベロニカ』は初代とは脚本担当含むスタッフ全般が入れ替わっているため、
そちらのスタッフも上記事情を把握しておらず、ファンの間の生存説をアイディアの元にした可能性もあるが……。
ちなみにウェスカー生存の経緯が「タイラントに殺害されるがウィルスの力で復活」と設定されたことにより、初代のリメイクでは辻褄を合わせるために全ルートでタイラントに刺された後行方不明、という内容に変更されている。



  • 『電車でGO! ポケット 東海道線編』の207系は、尼崎~塚本間で警笛を鳴らすと福知山線脱線事故の追悼メッセージが表示される。

『電車でGO! FINAL』を路線別に分けたPSP版の作品で、「東海道線編」に登場する207系は、発売当時が福知山線脱線事故後であったため、遺族への配慮で塗装が変更されている。207系の車両を選択し、PSP本体に設定されている時刻が事故発生日時と同時刻の4月25日午前9時18分で且つ走行中のルートが事故現場であった尼崎~塚本間で警笛を鳴らすと追悼メッセージが表示されるというもの。
だが、実際にはそのようなことは全く確認できず、完全なデマである。



  • 原神』の七神は「崩壊シリーズ」のキャラがモチーフになっている

兼ねてより囁かれている都市伝説。両者ともHoyoverseが開発しているゲームで、両作品の世界が何らかの形でリンクしている可能性が高い事が囁かれていた。
その中で各国を収める魔神である俗世の七神は崩壊シリーズのキャラがモチーフとなっているというもの。
一番分かりやすいのは雷電将軍と崩壊シリーズの雷電芽依。細かい解説は省くが「雷電影」という本来の人格がいて外見も似通っており、何より属性と声優が共通している。
他にもウェンティと崩壊のウェンディも名前、外見と属性が近似しているがこちらは性別が違いウェンティは男、ウェンディが女となっている。
ナヒーダはテレサ(暮光騎士・月煌)と髪色および髪型が似ているとされる*106
一方で他の神は明確に似ているキャラがおらず、鍾離はフクロウやヴェルト説があるものの決定打には欠けており(複合説もあり)、
フリーナにおいてはモデルと思しきキャラが見当たないため「一部のキャラがスターシステム的に登場しているだけでは」とも考えられる。


また、クローズドベータテストにて氷神を「女王ブローニャ」と呼ぶテキストが存在したという噂もあるが真偽は不明。


  • 初代『Civilization』には核ガンジーというバグがある

ガンジーと言えば史実においてインドで非暴力・非服従の理念を唱えたことからCivilizationシリーズでは特に平和的な志向・AIを持つ指導者としてデザインされている。
しかし「初代Civilizationにはプログラムミスによりガンジーが突如超攻撃的になり核攻撃を行ってくるバグがある」という「核ガンジー」がまことしやかに囁かれていた。
バグの内容は「初代CivのAIは攻撃性のパラメータが1~10の10段階がありガンジーの攻撃性は最低の1」「しかし攻撃性パラメータを-2する『民主主義』へ変更するとガンジーの攻撃性が-1になり算術オーバーフローで攻撃性255という超攻撃的な性格になり、核兵器を多用するようになる」というもの。
ここから発展して「これはバグであったがネットミーム化するほどに話題になったためCivilization Ⅳからは核ガンジーを仕様として実装した」というものもある。


ゲーム業界を代表するバグとしてかなり有名な話だったが、初代から30年近く経った2020年に当時の開発者から「ガンジーのバグは完全な作り話だと99.99%確信できる(要約)」と公式に核ガンジーバグが否定された。
そもそも攻撃性は1~3の3段階しかなくガンジーと同じ攻撃性が設定された指導者は他にもおり、更にプログラミング言語の仕様上算術オーバーフローは発生しないということとのこと。
また「人気だったのでCivⅣから核ガンジーを仕様化した」という話もデマであると明かされた。ただしCivⅤからは本当に核ガンジーを仕様として実装しているという話も明かされている。
このような話が広まったのは初代Civでガンジーが核を使用すること自体はあり得る設定であり、かつ科学的文明のため核まで到達することが早かったからでは、という説を公式が可能性として挙げている。


  • レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズのヨハンのフルネームはヨハン・カスパール

レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズのラスボスであるヨハンのフルネームはヨハン・カスパールという噂。
彼の設定やプロフィールはアーケード専門誌『アルカディア』編集部に届けられたはずだったが何故かその詳細が全く明かされなかった為彼の苗字は公式には発表されていない。
レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズの情報を扱っていたサイトがレイジ・オブ・ザ・ドラゴンズの設定担当に聞いたものがいつの間にかネットで広まったという説もあるが現在そのサイトはwebアーカイブにしか残っておらず真相は確認する事が出来ない。
なお開発元であるノイズファクトリーの回答では彼のフルネームは「設定されていない」との事。


龍が如く6 命の詩。及び龍が如く7 光と闇の行方で言及された近江連合の八代目会長は龍が如く5 夢、叶えし者に登場した勝矢直樹ではないか…という考察。


6及び7で示された以下の要素がこの節の根拠とされている。

  • 6において「桐生に厚い信頼を寄せている人物」が八代目に就任したことが語られている。
    • これに該当する近江連合の人物は勝矢か彼と盃を交わした兄弟である渡瀬勝の2人に絞られるが渡瀬は7において近江連合の若頭である事が明らかになっている。
  • 7にて渡瀬の口から八代目が病床にあることが明かされている。
    • 勝矢は5の終盤で七代目会長である黒澤翼に撃たれておりその傷が完治せずに悪化したとも解釈できる。

尤も公式は八代目が誰であるかを言及していない為単なる考察に過ぎない可能性もある。


因みに龍が如く関連では他にも龍が如く7外伝 名を消した男に登場する花輪喜平の正体は5に登場した森永悠ではないか*107という考察もあったがこちらはシリーズの二代目総合監督である横山昌義氏があるユーザーに対して花輪が森永だと明かした事をそのユーザーが明らかにしており事実だったと判明している。


トレーディングカードゲーム

  • Magic the Gathering』のブロック最後のエキスパンションには強力なカードが多く入っている

MTGはかつて、2~3のカードエキスパンションで構成される「ブロック」という区切りで扱い、スタンダードのカードプールの入れ替えはブロック単位で行われていた。
最後発の物はスタンダードでの使用期間が短いため、わざと強いカードを多く入れて売り上げを伸ばそうとしている、というもの。
実際、「アライアンス」「ウルザズ・ディスティニー」「スカージ」「未来予知」「モーニングタイド」などブロック最後でカードパワーの高いエキスパンションは数多い。
しかし、「プロフェシー」や「ドラゴンの迷路」なんかの例外も結構あり、現在ではブロックという概念は廃止されているため噂話の域を出ない。
また、「実は2番目のエキスパンションの方が強い」という説も存在している。「ウルザズ・レガシー」「ネメシス」「ワールドウェイク」などがその論拠とされている。



「ウルザズ・レガシー」で出たぶっ壊れオーラ・エンチャント《怨恨/Rancor》。漫画「デュエル・マスターズ」でも切札勝舞くんが使ったことがあるのでそれで知っている方もいるだろう。
その効果はたった緑マナ1つで「トランプル*108・+2/+0修正」をつけたクリーチャーに与えるだけでなく、《怨恨》自身が破壊されても手札に戻るので、オーラの弱点である破壊されるとディスアドが大きいという部分を克服しているどう考えてもコスト以上のぶっ壊れカードであった。おまけになんとコモン。そのため当時は下手なレアカードよりも値段がついていることもあったという。
そんなぶっ壊れカードを当時のプレイヤーたちは「《怨恨/Rancor》のマナコストは「(2)(緑)」の予定だったが誤植で「(緑)」だけになってしまった」と噂をした。実際そうでもないとおかしいカードではあったが…。
そうして時が流れた2012年、Mark Rosewaterのコラムで本当に怨恨のマナコストは誤植であった、と言う事実が明かされた。ただし本来は「(1)(緑)」の予定だった、と言う。
テストプリントで誤植に気付いたものの、原板を作り直すにはコストがかかるので、費用対効果から修正せずにGoが出てしまったとのこと。
だが(1)(緑)でも当時としては相当破格なコストなのでやはり壊れカード満載のウルザブロックのカードということなのだろう…。



DMはシリーズ展開初期の時代のエキスパンションは偶数弾は評価が高くなる一方、奇数弾は評価が低くなる傾向があったことから「奇数弾の法則」が存在すると言われるようになった。
この法則は「偶数弾と奇数弾で開発チームが違う」とか「偶数弾はクリスマス商戦に当たりやすいのでカードパワーを高めに配分する」という噂で構成されたジンクスである。
ただし、闘魂編以降のシリーズでは奇数弾でも強いエキスパンションが出てきたことからこの法則は崩された。
奇数弾となる闘魂編第2弾DM-07は色々とヒドイ物であったが。



その他ゲーム関連

Wiiの発売日、販促イベントに現れたのはマリオじゃない!?項目参照。



カセット式のゲームが起動しないときに。項目参照。
昭和キッズはみんなやってたし、平成後半の作品『仮面ライダーエグゼイド』でもやる描写が入ったが*109、実は故障の原因にしかならない。



ランダムなものにゲン担ぎはつきもの。項目参照。
こういうのはひいては駄菓子屋の当たりくじで「3列目の上から二番目に当たりが多い」だの、トレカのケース何番目がレアカードだのに通じるものがある。
食玩とかには「アソート抜き」なんてものも存在するらしいが…



主に「sonic.exe」を発祥とするホラーが有名であり、「exeゲーム」「exeシリーズ」と呼ばれる大量の派生作品も登場している。
他にも、割れ対策を元ネタにした架空の「Anti Piracy Screen」、「Every Copy Of Super Mario 64 Is Personalized」などが最近発祥している。
「ゲームで生まれた都市伝説」ではなく「ゲームを題材にした都市伝説風の創作怪談」である点が性質が異なる。


  • Polybius

1981年、米国はオレゴン州ポートランドのゲームセンターに1ヶ月だけ設置されていたとされる、実在しないアーケードゲーム。
具体的には

  • 多くのゲーマーがプレイに熱中し、筐体の前には長蛇の列が出来た
  • プレイヤー達の中に記憶喪失や不眠症や幻覚に襲われる者が続出した
  • 定期的に黒服の男達がそのゲームセンターを訪れ、筐体からお金ではなくなにかのデータを回収していた
  • メーカーの名前はドイツ語*110で「感覚の削除」を意味する「Sinneslöschen」

などといった内容が囁かれている。


とりわけ健康被害に関する噂は頻繁に取り沙汰されるが、実際のところこれらの現象は超自然的な理屈を抜きにしても説明可能なものが大半を占めており、
同じ81年にも『Asteroids』で28時間に渡ってスコアアタックに挑戦していた少年が胃潰瘍を発症したり、『Tempest』のプレイヤーが偏頭痛を訴えて失神した事例が実際に存在する。
また、同年にはポートランドのとあるゲームセンターで「ゲーム賭博が行われている」という疑いからFBIによるガサ入れが行われたこともあった。
この辺りの事例に、古くから伝えられていた「メン・イン・ブラック」などの都市伝説が複合されたことで『Polybius』の都市伝説が生まれたのではないか、という説が有力視されている。


アメリカでは非常に有名な都市伝説であり、有名どころではかの『ザ・シンプソンズ』作中でも時代遅れのゲームばかりが揃ったゲームセンターに『Polybius』の筐体が置かれているシーンがあったりする。
近年では世界的に人気のクソゲーレビュアーAVGNもハロウィンの特別エピソードとして『Polybius』を題材にしたモキュメンタリーホラー調の動画を公開しており、日本でもある程度の知名度を得ている。


また、現地では伝承の内容をもとに『Polybius』を再現したゲームや、それを利用したフェイク筐体が制作されることもある。
2018年12月にもPS4とSteamで発売されており、こちらは日本からでも購入できる。




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*1 爆笑問題はともかくパックンは生粋のアメリカ人だが、まあ日本人だって日本のスラングを全て知っている訳ではないので…
*2 予言者のエドガー・ケーシィと奇術師のハリー・フーディーニ。後者は事実上、超能力を否定する立場だったが。
*3 ちなみにキャタピーは特徴的な臭角らしきデザインが見てとれる事から明らかにアゲハチョウの幼虫がモチーフ。トランセルも同じ。
*4 バタフリーに関しては諸説あるが、初期作品の怪獣リスペクトの流れからモスラがモチーフでは?という説が有力か
*5 「最初に作られたポケモンはサイドン」等公式インタビューの発言と照らし合わせると、ポケモンが作られた順番に並んでいる可能性が高い
*6 ただし、綺麗に3匹並んでいるのが珍しいだけで、コードナンバーの後半部分は概ね進化系列を意識するように並んでいるため、ナンバーの並びと正式採用された進化系列が無関係というのも考え難い。キャタピーの少し前のナンバーでもビードル系列3種、イーブイ系列4種が綺麗に並んでいるたりする。
*7 実際は赤緑の時点で出てきている設定ではある
*8 そのため、さらに切り離されている『金・銀・クリスタル』の世界くらいでしか適用できない説である。
*9 パッケージが汚れているため「パッケージ無しの中身だけの品」として扱う可能性が高い。
*10 一応英語名は「Venusaur」で、恐竜を意味する「saur」が入っているが。
*11 ニャビー系統はタイガーマスクと絡めて虎モチーフと言えない事はない。また猪が十二支にいるのは実は日本だけで、諸外国だと猪のポジションにはずばり豚がついている事が多い。またアラビアではワニが干支に含まれている
*12 極端な話、カ犬やクマやアザラシ(既にモチーフに用いられている)に対しても「食肉目だからネコ」という解釈ができてしまう。
*13 一応オーダイルはパンチ技を覚える他、手の指は5本な上、メリケンサックを付けられそうな形状だが。
*14 赤緑青のピカチュウのドット絵はお腹に色がつけられており、影の表現であろうがここで勘違いされたと思われる
*15 特にポケモンコロシアムは野生ポケモンが登場しない都合上、本編に比べて使用可能ポケモンの幅が狭く育成も難しいため「ついうっかりお目当てのポケモンを倒してしまった」と言えるほど余裕のある手持ちになりづらい
*16 後に公式によってラッタの死が示唆され、ほぼ説が立証、肯定された。
*17 実際はデザイナーが書いた。
*18 出ている作品の試遊を行った、という発言が寺田貴信P達の側からあるらしい
*19 タカラトミー合併後に版権はバンダイに移動している。
*20 『X』ではワタルに配慮してか敵パイロットはきちんと脱出する描写が強調され、『DD』では戦争の際には戦艦内に残されシナリオ上では出撃していない。
*21 漫画版や小説版が完結前に参戦した『鉄のラインバレル』や『フルメタル・パニック!』のように、アニメ版が先に参戦した作品の場合は参戦することが稀にある。
*22 初登場は1995年で、ゲーム自体も有名作品である上にその後も系列機が登場しているなど、知らなかったからスルーしていたとは思い難い。
*23 この時に没になった機体の一つに「次元烈風 狩狼哉(じげんれっぷう しゅろうや)」というものがあり、後のZシリーズのシュロウガの名前の元ネタになっている
*24 ただし、この没データは噂から作られたフェイクと言う説あり …と言われていたが、2018年にふたばちゃんねるの有志により改造コードの入力が行われフェイクではなかったことが判明した
*25 ドラマCDと言う音声のみの媒体なので、R-GUNが敵にいる=イングラムが裏切った、と分かりやすくするためだと思われる。尺の都合で、イングラムの裏切り後初登場が最終決戦、と言うのも大きいだろう。
*26 ただしダークドレアムはイベントバトルのみの参戦で、タークは自称エスタークの息子のため「裏ボス自身が仲間になる」という展開は実現していない
*27 一応パソコン通信はあったが、利用者は決して多くない時代。
*28 初代JOKERでも戦って仲間になるがターン制限がない
*29 ただしエスタークが結構強いのもあり、圧倒的パワーによる力押し以外で仲間にするなら少し工夫が必要。
*30 伝承では天空城に帰ったとされているが、実際には地上に戻っている。もっともネタバレを避け、数百年経っているからこその伝承のずれを表現したという方が考えられる。
*31 ついでに天空城の図書室に追加された本の記述から、父を殺したのはマスタードラゴンではなく部下の天空人の仕業という解釈をする意見もある。
*32 ノベライズ版ではビアンカはIV勇者の子孫ではなく天空人。
*33 ただしファミコン版ドラクエ4、スーファミ版ドラクエ5でのマスタードラゴンは茶色く、そちらのバージョンを呼び出したと考えるならマスタードラゴンが金色でもおかしくはない
*34 実際グノーシス派のデミウルゴスには「ヤルダバオート」という本名(?)が別に存在する
*35 モンスターズの攻略本でもオルゴ・デミーラはシルエットで掲載されるなどの処置が行われていた
*36 一応「空飛ぶ乗り物である「飛空石」に乗れるのが4人までなので1人余ってしまう」というスネ夫の車みたいな設定はあるのだが、別に常時これに乗っているわけではない上に、場面によってはパーティ4人+NPC1人の5人で乗り込むことも可能だったりと設定の詰めが甘く、どうにも1人だけ置き去りにする理由を無理やり作った感じが否めない
*37 強いて言うのならマリベルの本領発揮ともいえる『話す』システムにおいては『開発途中で再加入できるようにしたためフォローが足りていない』とはとても言えない程大量の会話パターンがある。
*38 コピペではDQ9のストーリーを「天使対悪魔」と表現しているが、実際の敵は「天使の力を狙う帝国」と「人間に絶望して悪堕ちした元天使」であり、悪魔は最初から最後まで一切関与していない。元天使を悪魔と表現するのもありえなくはないが、そもそも件の天使が悪堕ちするのは最終盤になってからの話で、その後もあくまで元天使である事を前提にしたストーリーが展開されるため、いずれにせよ「天使対悪魔」という構図になるとは言い難い。
*39 盗んだ際に反撃で使う魔法の威力がそのままビッグバーンに反映されて通常より弱くなっていただけらしい
*40 実際には入手場所の都合上気づきにくいだけで死亡以前にも入手可能な一種のやり込み要素。だいたい習得条件を満たす前に死ぬ。
*41 ネット掲示板から発生したデマで、この情報自体も投稿者の又聞きであった
*42 簡単に言うと星の運命(=オリジナル版のストーリー)を全て知っており、そこから脱線しないように(本来なら死ぬ段階で死なない人間を殺そうと襲撃したり、小さいものでは代金を支払う時1ギルの狂いすらも許さない)人々の運命を操る存在。見た目はともかくやっていることは真っ当である。一部から「原作厨」とネタにもされた。
*43 フィーラーとの決戦中の会話でこの戦いが運命を変えるための戦いであると語られる。また、とあるキャラの運命が変わった様子が描かれたムービーも流れる
*44 多少ネタバレになるがそもそもDFFシリーズのキャラクターたちは記憶が混乱しており、原作FFのキャラたちとは厳密には別人という裏設定もある。
*45 ティーダを殺さなければいけないらしい
*46 初出N、Tシャツが実在するブランドのものとほぼ一致していた
*47 初出R、インターネットショップにてほぼ同じ服装・ポーズの画像が「発見」された
*48 初出SR、明らかにそれとわかる実在ヒーロー(『ウルトラ怪獣戯画』ゾフィー対バードンのジオラマ、『MOVIE大戦MEGA MAX』のポスターなどは商品名まで特定されている)が多数描かれていた
*49 アイマス2発表時に株主総会で公開されたPVに赤髪の女の子がいたという証言がある。
*50 たかやまとはるかなる人物とされており、それぞれ高山ゆうこと佳村はるか、もしくは山崎はるかだろうと予想されていた。その内高山ゆうこはそれ以前にもリーク情報が流れていたため半ば確定的に見られていた。
*51 ジュリアは芸名なのだが、双海姉妹から「ぷぅちゃん」と呼ばれており、ぷぅちゃん→プーちゃん→→プーさん→くまのプーさんという連想から本名は熊野では?と推測されている。また、初期PVにいた赤髪の女の子という特徴にも合致していた。
*52 現在ミリオンライブで桃子を演じている渡部恵子の声と明らかに同じなため、桃子の設定が決まった時点で声優も続投する事が決まっていたのではないか?と推測されている。
*53 こちらもミリオンライブで演じている愛美ではないかとされているが、声質が微妙に異なる点や収録時期的に上記のリーク通り高山ゆうこの可能性もある。 また、本人の音声だけではなく、亜美真美の「ぷぅちゃん」呼びもこの時点で収録されていた。2人は本名を知っている説に沿えば、この時点で本名の設定も決まっていたようだ。
*54 因みに麗花の声は現在声優を務めている平山笑美でとは明らかに違うため平山ではない事は確実。声質や歌い方が似ている事と、当時"はるか"なる人物が新キャラの声優を務めるというリークや、麗花役のオーディションを受けたという本人の証言から現在春日未来役を務めている山崎はるかでは?と推測されている。
*55 実はFC版3にも同様のデバッグモードが存在するのだが、そちらはゲームスタート時に該当の値が必ず0にリセットされて通常プレイでは絶対に発生しないようになっている。
*56 これを中途半端に解釈して「マリオの年齢は『26歳』」とさも確定情報かのように記載しているサイトもあるが、実際には「前後」とボカした表記である。
*57 代表作は『セガvs.任天堂 ゲームの未来を変えた覇権戦争』
*58 https://www.nintendo.co.jp/3ds/interview/ag5j/vol1/index.html
*59 厳密にはエニックスと合併後に和解しているため、スクウェアという会社は最後まで任天堂と和解できなかった。和解のための交渉はスクウェア時代から行われていたらしいが
*60 128kbpsのmp3形式で大雑把に計算しても約140MB
*61 実際、『ディスカバリー』は3Dアクションであり、『Wii デラックス』は移植・リメイク作なので、現状ではメインシリーズの2Dアクションの完全新作はスターアライズ以降発売されていない
*62 WizのACは低いほど回避率が高い
*63 シリーズや種族にもよるが、ACの基本値は10で忍者は3レベルごとにACが1下がる。クリアレベルは13と想定されているのでACは大体6程度。これは店売り最弱装備を身に着けた戦士より低い数値である。終盤の前衛程度のACとなるにはレベル45程度は必要。
*64 緒方は『ロックマンゼロ』に出演しているが、そちらでのエックスの声はサウンドスタッフの証言により風間勇刀が担当していることが明かされている。開発段階で仮ボイスとして緒方が当てた可能性はあるが、そういった説明はされていない。
*65 依頼主の少女いわく父親は外国で行方不明になった
*66 ベガがスト2の後に肉体消滅したのは事実なのでピンピンしてるというと語弊があるが、公式の外伝アニメによるとリュウ・ケン・ガイル・春麗・キャミィの5人相手に同時に激闘を繰り広げ、最終的に自爆したというどう考えても瞬獄殺よりキツイ手段で葬られている
*67 しかし、その武器は明らかに型落ち品であり、本来はアリーシャがいようがいまいが並んでいる事自体がおかしい品ではあるが
*68 一応アリーシャの方から離脱を匂わせる会話や主人公の体に異常が発生する描写などの布石はあるが
*69 実際、スタッフインタビューで「演出の一環として直接的な心情表現を抑えた」と言われている
*70 例えばヒロインと記載したゲーム雑誌については、資料にはヒロインと記載されておらず、公式アプリゲームの公式サイト(後に修正されている)の記述から引用した事を認めている。そして、そのアプリの記述の信憑性はどうなのかと言うと、後に別のアプリでゼスティリアのキャラの口調ミスが指摘されて修正される一幕があり、そこまで厳密な情報伝達や管理が行われていた様子はない
*71 「恋愛要素を無くす事にした」という公式のインタビューが、あたかも「恋愛要素があると相手は天族になる」と決まっているような言い方だった事から、「変更前は具体的な相手がいたのではないか」となったもの。
*72 なお時系列的にはアリーシャアフター→インタビュー→海外版の順
*73 上で挙げた前例では、あくまで直接的な表現は避けて様々な解釈の余地が残る形にされている。
*74 実際「マザーシップタイトル」に分類されている同じハードの直近作であるテイルズ オブ イノセンスには同様の通信プレイ要素は存在しない
*75 黒線で丸を描いて中にロゴ、と阪神タイガースの球団マークに似ている…とされる
*76 本作でシリーズキャラとして扱われているのはディスガイア1~5及びD2出身のキャラと特定の作品所属ではないキャラ(プレネールさん等)のみであり、それ以外はシリーズ最新作でイベントにもキャラが普通に登場しているディスガイア6のキャラですらコラボキャラ扱いとなっている。
*77 このため同作にはアイデアファクトリー、コンパイルハートの版権表記がされている
*78 実際に行われた企画で挙げれば、百貨店の三越だったりフィギュアスケートのショーだったり。また田中P自身「ゲーム内課金に頼らないビジネスモデルを想定している」と初期に述べている
*79 身も蓋もない言い方をしてしまえば、他作品とのコラボとはその作品のファンをゲームに引き込むことと有料ガチャを引かせるための餌。前者はゲームである必要はなく(アイスショーやコラボ先での盛り上がりをきっかけに始めたファンも多い)、後者はそもそも有料ガチャがないのでコラボしても艦これ側にメリットがないのである
*80 イラストレーターではなく声優だが、佐藤聡美は『アズールレーン』に担当キャラが実装された3年後に担当艦娘(巻波・ノーザンプトン)が実装され、明らかに矛盾している形になる。
*81 ただしアニメ1期はいわゆる98世代の99年ジャパンカップまで、アニメ2期はトウカイテイオーのお話(93年有馬記念がラストレース)、シンデレラグレイはオグリキャップたち平成4強のお話(主人公のオグリは90年有馬記念がラスト)であるため、後述のサッカーボーイはともかくとしても、「デザインだけ出てお蔵入りになった4人」…ディープインパクト、キングカメハメハ、オルフェーヴル、ブエナビスタがいないのは「史実の競馬をなぞる」シナリオ上不自然ではない(4頭とも21世紀になってから産まれた馬)。ブエナビスタに至っては史実の父がアニメ1期主人公のスペシャルウィークだし。
*82 事実なら、発表した場合公式サイト炎上や牧場へのいたずら・嫌がらせなど二次的なトラブルが発生することは十分に考えられるだろう
*83 例えば最初期からいたダイワスカーレットが社台ファームの出身
*84 登場人物の一人、秋川理事長はノーザンテーストがモデルないしモチーフと言うのがファンの間では定説であり唯一の例外に数えることも可能だが、これも「ノーザンテーストとの関連は示唆するにとどめ、一貫して『秋川理事長』と呼ばせる・そもそもウマ娘なのかどうかすら明かさない」として含みが持たされている。
*85 ステイゴールドはアニメに、サッカーボーイは「ディクタストライカ」として『シンデレラグレイ』にモデルらしきウマ娘が登場
*86 「法律に『人間以外のパブリシティ権(知名度による利益についての権利)』について明文化されておらず、明文主義の原則を考えると不法行為とはいえない」などが権利違反を認めない理由に挙げられたとのこと。
*87 そもそも一口に行方不明と言っても「本当に行方を辿る事が出来ない」のか「辿れるが公表していないだけ」なのかは外野から判断する事は出来ない
*88 著名なネタとして「ひとたび機嫌を損ねるとどんなに大事なレースでも途中でやめてしまう。なんならゲートに入ってからレース放棄したことがある」「種付けが大好きすぎて、他の種牡から『連れてこられた繁殖牝馬』を横取りしようとする」など
*89 馬主の大和屋暁の本業は脚本家で、アニメ『銀魂』のシリーズ構成を担当していたことによる
*90 「元々ジャスタウェイは別に「相手によって態度を変える」ことがなく、気分屋のゴールドシップとも積極的に仲良くしていた」「ゴールドシップも自分に積極的に構ってくれるジャスタウェイを気に入っており、ゴルシからしてもジャスタウェイは『大の仲良しな相手』だった」(注:先述のトーセンジョーダンとの喧嘩は「当時牧場のボス格で、ゴルシにも従うのを要求したジョーダン」と「よくわからないまま従うのを要求されるのが気に食わないゴルシ」でぶつかったのも遠因とされる。あくまで対等に接するジャスタウェイの方が気を許せたようだ)とする証言がある
*91 特にシンザン号を挙げているものは「文章内で『権利者の親族』を名乗っていた(※競馬規定上、馬の権利は子供に相続しても構わないとなっている。つまり事実上権利者を名乗っている)」ことからかなり厳しい意見もあったようだ
*92 同室設定は基本的にアニメとアプリで共通している
*93 一定数の犬を集めてから取らないといけない犬が集めてない状態でも取れてしまうフラグ管理ミス
*94 注:掲載年は1979年
*95 一応これそのものは特撮ゲーでは割と珍しくなく、例えばライダーなら海外におけるドラゴンナイト単体のゲームのモデルを『クライマックスヒーローズシリーズ』に龍騎準拠のライダーとして使う、ウルトラシリーズの『FightingEvolutionシリーズ』『DCD版大怪獣バトル』のモデルを『バトルブリーダーズ』に流用するなど他にもモデル流用が指摘されている作品はある。キャラ数の都合上、毎回のリモデルが難しい可能性が高い
*96 2020年10月29日22時22分における秋友のツイートより
*97 2020年11月3日10時8分における秋友のツイートより
*98 2020年11月3日10時3分における秋友のツイートより
*99 2020年11月3日11時51分および同日14時37分における秋友のツイートより
*100 容姿の節々にギルモンを意識した意匠はある
*101 最も有名なアグモンではさえも、あくまでアニメ人気などもあってグレイモン系統が推されやすいだけであって、これが公式というわけではない
*102 メタルスラッグ3辺りまで在籍、現在はフリー。
*103 2023年現在もこの毒への耐性の正体は謎となっており、劇中でも「マシュの防御力が何らかの作用をしているのではないか?」という考察しかされていない。
*104 ピクミン3には「ビリー」という電気を纏う犬型の原生生物がいるのだが、DX版のオリマーメモで「哺乳を行う既存の生態系に収まらない新しい種」と記述されており、人間含む哺乳類が絶滅しかけている可能性が浮上した
*105 厳密には「O」に射線が入った形の文字で、「o」と「e」を合わせた文字。このため表示できない環境や英語表記では「oe」に置き換えられることがある。なので「Oersted」も同じ名前である。
*106 ナヒーダは幼女でテレサは少女のため体型は大きく違う
*107 根拠としては担当声優がどちらも東地宏樹氏である事、5の序盤における桐生の偽名であった鈴木太一の名前を知っていた事、表向きは死亡している桐生と同じく名を消した人間だと明かした事等が挙げられていた。
*108 相手のクリーチャーにブロックされた時、余剰ダメージを相手プレイヤーに与えられる。
*109 本当はスーツアクター高岩成二のアドリブとのこと
*110 ただし、実際のドイツ語の文法にはあまり忠実ではない模様

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名無し

ファミコンロッキーの作者が事故に巻き込まれた

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2024-03-16 16:27:55

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