サブカルチャーに関する都市伝説

ページ名:サブカルチャーに関する都市伝説

登録日:2017/04/18 Tue 18:17:00
更新日:2026/08/11 Tue 11:38:29NEW!
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この項目では、都市伝説の中でもサブカルチャーに関わる都市伝説を紹介する。
ほとんどはただの与太話やジョークの類であるが、一部真偽不明、もしくは事実と判明したものもある。
中には「真相を知っていた関係者が限られており、それ以外の人物が公式の媒体で事実誤認を口にしてしまいデマが広まった」という少し複雑なケースも。




⚫︎関連項目


書籍編

司馬遼太郎は沖田総司が美形に描かれる風潮に苦言を呈した

フィクション作品ではかなりの確率で美形に描かれる沖田総司であるが、歴史作家の司馬氏は「沖田を美形に描くのは自分独自の創意工夫であり、勝手にパクって美形に描く人が多すぎる」と言っていた、というもの。
沖田総司=美形というイメージを司馬氏が作ったと指摘する意見は多いが、本人がそう主張していて他者の作品に苦言を呈していたという証拠は確認されていない。


なお、史実の沖田に関しては、当時の関係者が「美形である」と語っていた事実は無い
また、インターネットで沖田の名前を検索すると出てくるヒラメ顔の肖像画は、沖田の姉・ミツが「(総司は)孫の要と似ている」としたことから、その要を参考に描かれたもので、制作時期も1929年とかなり遅い。
以上のことから、沖田の本当の容姿については不明と言える。


ちなみに関係者曰く、普段の沖田は明るく冗談が好きで、近所の子供達ともよく遊んでいたとのこと。故に容貌については不明なものの、性格面では好人物だったことはほぼ間違いなく、そういった要素から美形として描く人も多かった様子。
また「女みたいな顔」というのは「女性みたいに眉目秀麗」という褒め言葉な意味だけではなく、「男らしさに乏しいだらしなく女々しい顔」という正反対な貶し・揶揄の意味もある。
なので元々は貶し・揶揄として「女みたいな顔」と言われていたのが、伝言ゲーム的に誉め言葉の意味にすり替わった可能性もある。


『ピーターパン』のネバーランドに大人がいないのは、ピーターパンが成長し過ぎた子供を殺しているから

テレビ番組『トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』で「事実」として紹介されたこともあり人口に膾炙している伝説だが、根拠は極めて乏しい。
上記の番組内で「ピーターパンが子供達を殺害していることを示している場面」として引用された場面は、実際には全く関係のない場面であり、「殺す」という言葉も比喩的に使われているだけである。
他にも直接的にこの様な事を示す箇所は全く無い。


確かに原作には「成長し過ぎた子供は、ピーターパンによって然るべき処置が行われる」という一文はある。
これは「殺している」と解釈できなくもないが、素直に考えれば「成長し過ぎるとピーターパンによって元の家に帰される」と受け取る方が自然だろう。
実際に、ウエンディ達も原作のエピローグ(ディズニー版では続編)に登場するウエンディの娘も、最後はピーターパンによって家に送り返されている。


ちなみに『Wonderland Wars』に登場するキャラ「ナイトメア・キッド」は然るべき処置を「している」と解釈したキャラクター性となっている。
これは解説ページにあるように明確な闇堕ちキャラとしての登場であるためで、本ゲームにおける「本来の」ピーター・パンは少々ビリー・ザ・キッドの物語というかガンアクション西部劇とごっちゃになってるだけでよくあるイメージのキャラ造形になっている。


マッチ売りの少女』は売春婦である

ネット上などで根強く語られる都市伝説だが、根拠は極めて乏しい。
そもそもこれは野坂昭如氏が1966年に発表したパロディ小説の筋である。
「マッチ売りは売春婦の隠語」などともっともらしい根拠が挙げられることもあるが、実際にはそのような隠語は無い。


なお、「物乞いが表向き*1マッチ売りをしている」というのなら実在したらしく、著名フィクションでも『シャーロック・ホームズ』シリーズの「唇のねじれた男」に「警察に咎められた場合に備え蝋マッチをいくつも持っている乞食」が出てくる。


「売春婦が値段交渉する時に言う“How much?”とマッチをかけている」などという話に至っては、ただのダジャレである(そもそも原作者のアンデルセンはデンマーク人)。
「マッチ売りの少女」の実際のモデルは、アンデルセンの実母もしくは祖母という説が有力である。


涼宮ハルヒのモデルは角川春樹

角川氏の自伝の内容が、全て事実だとすればガチでハルヒそのものだったことから言われ始めたと思われる。
また、「角川にはキヨというあだ名の愛人がおり、その人がキョンのモデルである」という都市伝説も。
作者の谷川流は言及しておらず、どちらかというとジョークの類か。
同じくOBである村上春樹を見てもわかるように、谷川先生の出身校・甲陽学院にはハルヒのような「行動力や問題解決能力にはあふれているが、根本的な発想が変人」な生徒が多々見られるとされており、どっちかというと当時の経験をもとに「甲陽にいてもおかしくない」ような人物を話を動かすヒロインとして登場させる、として造形された可能性もある*2


ニンジャスレイヤー』の原作者は日本人

何度かインタビューや部外者による証言も為されているアメリカ人(とされる)原作者2人。しかし、

  • 作品やインタビューの内容に「日本を誤解している部分」と「妙に正しく理解している部分」が入り混じっていること
  • 翻訳チームにとても実在しているとは思えない人物がいること(架空人物を紛れ込ませることには慣れている?)
  • 過去に発行されていたという(今は「プロトタイプ版」と呼ばれる)英語版及びその時期に展開されていたという関連商品が全く出てくる気配がないこと
  • 「洋書、翻訳作品は除外」されているはずの 『このライトノベルがすごい!2017』(単行本)の参考用作品リストにエントリーしたこと

などから、特に海外では「公然の秘密」のように囁かれている。


ネット上では「2000年代初頭に存在した『絶対虚構機構』という自作小説メインのサイトに『ニンジャスレイヤー』が掲載されていた」というリンク付きの証言があるが、現在はネットアーカイブでもリンク切れなため真偽不明。
……と思われたが、リンク切れになったネットアーカイブをさらにアーカイブにかけてみたところ、遅くとも2001年からは確かに掲載されていたことが確認された*3


ウォーリーをさがせ!』のウォーリーは殺人犯がモデル

世界中に根強いファンがいる絵本、『ウォーリーをさがせ!』シリーズの主人公ウォーリーは殺人鬼をモデルに作られた。
殺人鬼の名は「ジム・ジャック」。1980年代のイギリスで子供ばかり25人を殺害して精神病院に収監されていたが脱獄、現在も逃走中である。
イラストレーターのマーティン・ハンドフォードは、ジム・ジャック事件を風化させないために『ウォーリーをさがせ!』を描いたのだ……という都市伝説。


合わせて、

  • ウォーリーの服装は精神病院における囚人服 *4
  • バックパックは逃走用の荷物、帽子とメガネは変装用の道具、ステッキは凶器を意味している
  • ウォーリー親衛隊の人数の25人は殺された子供の人数と同じ*5

という噂も囁かれている。


そもそもジム・ジャックという殺人犯の実在が確認できておらず、本当なら凶悪事件として各所で詳細が取り上げられているはずである。
また、ハンドフォードは2007年に『ウォーリーをさがせ!』の権利を譲渡しているので、既に創作者の手を離れた作品となっていることも付記しておく。

ドラマ編

相棒』シリーズで杉下右京の相棒を演じた俳優には、右京役の水谷豊と仲の悪い人物がおり、作品にも影響を及ぼしている

同シリーズにおいて、長く主人公の右京の相棒役である亀山薫を演じた寺脇康文氏の降板を機に、定期的に相棒役の俳優が交代するようになってからゴシップ記事で報じられるようになった。
内容には色々とあるが、主に語られるのは「右京を演じる水谷豊の好き嫌いで、相棒役が降板及び起用されているのではないか」というもの。
特に不仲説が騒がれたのは初代相棒の寺脇康文で、season8降板後に長らく再出演がない事がよく根拠として挙げられた(劇中で亀山の名前は定期的に出てきた)。
伊丹憲一役を演じる川原和久氏の結婚式に寺脇氏が相棒主要キャストで出席しなかったという話も飛び出し、この噂を後押ししている。


ただし、水谷自身は2017年に『ぶっちゃけ寺・Qさま3時間SP』に出演した際、「今まで色々言われてきましたが、仲の悪かった相棒はいません」と、この噂を否定している。
亀山についても2022年秋のseason21にて二度目の相棒として遂に復帰を果たした。
よって、この説は完全否定されたと思っていいだろう。


『相棒』は現在では数少なくなった2クール(半年)放送のテレビドラマであり、俳優によっては「他局の番組や舞台・映画といった他作品への出演機会を逃す」という不利な状況に陥ってしまい、主演の水谷豊も年間のうち8か月がこの番組に抑えられている。
この理由から長年鑑識の米沢守役でおなじみだった六角精児は、season14で鑑識係から警察学校に転勤したという設定で事実上のレギュラー降板となり、以降の出演は散発的となっている。
似たような理由で、season15から青木年男役でレギュラー出演していた浅利陽介も、season20でサイバーセキュリティ対策本部から内閣調査室に転勤した扱いになり、レギュラーから降板。
この場合は長期間一つのドラマに出る事を嫌がったと言った方が正しいだろう。


『必殺』シリーズの中村主水役は複数の俳優にオファーを断られた末、藤田まことの元に話が回ってきた

藤田まこと本人が語っていた有名なエピソードだが、プロデューサーの山内久司・櫻井洋三ともに「藤田が第一候補だった」と明言している。
当時の藤田は『てなもんや三度笠』のイメージが強すぎてコメディアンとみなされており、制作局でも反対の声があったが、山内が押し切って決定した。
そのためかオファーは撮影直前になってしまったらしく、そこから「あちこちで断られた役を当時の冴えない自分が引き受けた」という自虐ネタに発展したようだ。


また中村主水の名前の由来についても諸説あり、「007シリーズのジェームス・ボンドから取った」という話が有名だが、それは制作陣のリップサービスで、日本人に一般的な中村という名字+八木節に登場する怠け者の侍・鈴木主水であるという説もある。


小説『宇宙戦争』をラジオドラマで放送したところ、聴衆が実際のニュースと勘違いして大騒動になった

1938年にアメリカラジオでH・G・ウェルズの『宇宙戦争』を原作とするドラマが放送された際、ドラマを実際のニュースだと信じた聴衆によって全米でパニックが起こった、とする話。
デマが広まった事例として今日では教訓話のように取り上げられる事件だが、2010年代からの研究により、実はこの事件そのものがほぼデマだった事が判明した。
実際には「ラジオ局や警察に多数の問い合わせがあった」「ラジオドラマによって動揺させられたとする訴訟が1件あった(それもすぐ取り下げ)」程度だという。


ドラマは緊急ニュース速報の体裁を取っており、天気予報や音楽番組を挟みこんだり、本物の実況音声を引用したりするなど、リアリティを高める工夫がされていたのは事実。
しかしドラマの中には何度も「これはフィクションです」という断りが挟まれており、よほどうっかりした人でない限り勘違いのしようがなかった。
ドラマの聴取率自体もかなり低く、全米でわずか2%に過ぎなかったことが分かっている。
とある新聞が(当時新興メディアであったラジオを貶める目的で)誇張気味に報道し、ある心理学者がそれを真に受けて書籍にまとめてしまったことが発端とされている。
Wikipediaにてこのデマの経緯が出典付きで詳しく解説されているので、そちらも参照のこと。


ちなみにドラマの脚本・朗読を手掛けたオーソン・ウェルズは本作で名声を獲得し、後にアメリカを代表する俳優・映画監督になった。ある意味このデマで一番得した人かも


『ふてほど』が流行語大賞になったのは地上波では発せられない別の流行語の急遽の代役

2024年の新語・流行語大賞で「ふてほど」が年間大賞に選ばれた際、ネット上では「そんな略称、初めて聞いた」という反応が相次いだ。実際、『不適切にもほどがある!』というドラマ自体は高い話題性を持っていた一方で、「ふてほど」という省略形は放送中から定着していたとは言い難く、受賞発表後に初めて認識した人も少なくなかった。


そんな中、とあるネットユーザーがSNSへ投稿した「本来は別の言葉を大賞にしたかったが、テレビで扱いづらいため急遽『ふてほど』が選ばれたのではないか」という書き込みが注目を集め、この都市伝説の原型になった。
特に2024年は政治問題や闇バイト関連、過激なネットスラングなど、“話題性は十分でも地上波向きではない単語”が例年以上に多かった年でもあり、「無難な受賞ワードが必要だった」という推測に妙な説得力を持たせる結果となった。
もっとも、「不適切な単語を外して、順位を繰り上げれば済む話では?」という疑問も当然出てくる。
「裏金問題」や「ホワイト案件」は同様の理由でダメだろうし、「名言が残せなかった」(北口榛花)や「もうええでしょう」(『地面師たち』)は受賞ワードとしては趣旨を否定しているようで変な空気になるだろう。
以前から使われていたというツッコミがある「界隈」や一部層からクレームが来そうな「初老ジャパン」も回避するとして、「新紙幣」なり「50-50」なり「Bling-Bang-Bang-Born」なりが存在する。


しかし、この説ではそこに“流行語大賞というイベントそのものの都合”が関わっていたと考えられている。


流行語大賞は毎年ワイドショーやニュース番組で大きく扱われる年末恒例企画であり、受賞ワードには「映像化しやすさ」「出演者を呼べるか」「テレビ局側が扱いやすいか」も重要になる。
政治問題や犯罪系ワードを年間大賞にすると、空気が重くなり過ぎる上、授賞式も盛り上がりに欠ける。
一方、『不適切にもほどがある!』はTBSドラマとして知名度が高く、主演の阿部サダヲや脚本の宮藤官九郎などメディア映えする要素が揃っていた。
つまり「明るく締められる年末イベント用ワード」として極めて扱いやすかったのである。


そして、この都市伝説で特に興味深いポイントが、「なぜ正式タイトルではなく“ふてほど”だったのか」という部分である。


『不適切にもほどがある!』というタイトル自体、「不適切」という単語を真正面から含んでいる。
ドラマのテーマもコンプライアンスや放送コードへの皮肉だったため、正式名称を繰り返し連呼すると、“不適切”という語感そのものが独り歩きしかねない。
そこで、角を丸めた略称である「ふてほど」を前面に出すことで、“毒気を中和した安全な流行語”へ変換した――という見方が生まれた。


また、「ふてほど」という響きそのものも独特だった。「倍返し」や「じぇじぇじぇ」のように短く、語感だけで成立し、意味を知らなくても口にできる。
さらに、元タイトルを直接言わずに済むため、テレビ番組やスポンサー付きイベントでも連呼しやすい。
実際、受賞後は各局ニュースで「ふてほど」という単語だけが大量に流通し、「不適切にもほどがある!」を正式名称で読むケースはそこまで多くなかった。


率直に言ってしまえば「『不適切報道』として捉えられそうだったところをデコイとして『不適切にもほどがある!』の省略形である『ふてほど』だとして誤魔化したんじゃないのか?」という意見もある。


この都市伝説はもちろん公式に語られた話ではない。
しかし、「ドラマ自体は有名なのに略称だけが急に現れた」「より社会的に話題だった言葉を差し置いて選ばれた」「テレビ向きとして完成度が高すぎた」といった点が妙に噛み合ってしまい、“後から用意された安全牌説”として現在も語られ続けている。


ただし、流行語大賞自体のページで紹介しているが、「大賞の選出基準が不透明」「世間で流行しているとは言い難い言葉が大賞に選ばれている印象がある」という批判は2023年度の選定以前にも割と毎年のように存在した
半分くらいは選定委員のやくみつるがノーマナーな行動をそこそこ定期的に取っているのが原因だが
なので別に「ふてほど」に始まった話ではないだろう、という反論も存在することには留意。

特撮・映画編(国内・ウルトラマンシリーズ)

ウルトラQ』の第4話で、皇居の堀にジュランの根を浮かべてゲリラ撮影していたら、皇居の中からボートが近づいてきたので慌てて撤収した

「そのボートには、巨大な植物の撮影をしていると聞いて、生物学者でもあるあのお方が乗っていた」と続くことも。
実際にはジュランの根は合成したもので、皇居の堀に本当にセットを組んで撮影したりはしていないのだが、放送当時はこれを信じた人達からTBSに抗議が来たという。


怪奇大作戦』の第23話『呪いの壺』におけるお寺炎上シーンの騒動*6と合わせて、円谷プロダクションの特撮技術の高さを伝える噂と言えそうだ。


ウルトラマンは怪獣に操られて街を破壊し尽くし、地球を征服した事がある

当然そんなエピソードは今のところない。
ウルトラセブン』第34話でウルトラセブンが怪獣ダンカンに操られて街を少し壊したり、『ウルトラマンギンガ』でウルトラマンダークが人々を襲ったりした位であり、地球征服をしようとした事すらない。
その他には悪のウルトラマンであるウルトラマンベリアルウルトラマントレギア等がいるが、この都市伝説で語りたいのは彼らとはまた違うと言えるだろう。


これは『アイアンキング』という、円谷プロと無関係な特撮ヒーロー番組が元ネタである。
このアイアンキングはウルトラ族の一人と言われても全く違和感のない、赤と銀のデザイン*7となっている。
と言うか実は、元々は名前の通りの鉄巨人としてデザインされていたのを、クライアントがデザイナー(ウルトラ怪獣も多数手がけた池谷仙克氏)に対して「ウルトラセブンみたいにしてほしい」と要求して生み出されているので、明白なパクリデザインである。
また、身長40m、活動時間の制限(1分)、それを知らせる胸のランプ、飛行能力、光線技など他にもウルトラマンをオマージュした特徴が多い。
脚本担当の佐々木守氏も、『ウルトラマン』『セブン』を手掛けている(作風は大分違う、と言うか意図的に差別化されているが)。
今であれば間違いなく問題になるだろうが、特に問題視される事もなく許されていたのだからおおらかな時代である。
余談だが、池谷氏は後年アイアンキングのデザインについて「ウルトラマンの親戚みたいにしか見えない」と言っており、また気に入っていた初期デザインはアレンジした上で第1話の怪人「バキュミラー」に流用している。


そんなウルトラマンそっくりの『アイアンキング』は全26話なのだが、最終1話前の第25話は、アイアンキングが敵の宇人(原文ママ)タイタニアンに洗脳され、街を壊してしまうというラストになっている(もちろん最終話で正気に戻り、敵を全滅させて地球は平和になる)。


1985年にテレビ埼玉で再放送された際、最終話前に急遽放送が打ち切りとなり、この25話が事実上の最終回になってしまったという出来事があった。
そのせいで「アイアンキングは怪獣に操られて人類に勝利した」と誤解した子供達の話題が広まるうち、アイアンキングによく似たウルトラマンに風評被害が及ぶ結果となってしまったのだ。
巻き込まれたウルトラマン側としてはたまったものではないだろう。


また、1980年代に出回ったMADテープ(レコードなどからダビングした音源を組みかえてまた一本の歌風に編集したもの。MADムービーのルーツとされる)の中に、OP曲を編集してアイアンキングを悪者にした「悪魔の化身アイアンキング」というネタがあり、この都市伝説の尾ひれとなった可能性が高い。


なお余談だが、このアイアンキングの再放送打ち切りについては情報が錯綜しており、これも新たな都市伝説の温床となっている。
本記事の過去版には「とある特撮評論家がフィルムを借りっぱなしにしていたため、やむを得ず放送をキャンセルしたため」と書かれていたが、このソースはあることないこと吹聴することでおなじみの岡田斗司夫のコラムによるものとされており、当事者による発言ではない。
実際に当時この件について問い合わせた人や調査を行った人などの間でも話が食い違っており、確かな事は言えないのである。


ウルトラマンの故郷「M78星雲」は「南(Minami)の那覇(78)」を表す隠喩

制作時点では「M87星雲」という設定だったのが、撮影時に誤って「M78星雲」にされ、それが本採用となったというのが実際の経緯なので、そもそもが偶然の産物である「M78星雲」に、隠された意味などあるわけがない*8
この設定変更に伴い、ウルトラマン達の住む方角は現実のM78星雲と同じオリオン座の方角になった。劇中でもちゃんと『ウルトラマンA』第27話で、ウルトラ兄弟とウルトラの父が帰る場面でオリオン座の方に飛んでいく描写がある。


ちなみに、映画『シン・ウルトラマン』の主題歌である「M八七」のタイトルの元ネタは誤植前の「M87星雲」である。
曲が出来た後、米津玄師が映画の脚本・総監修を務めた庵野秀明に「M78」というタイトルを提案したところ、この裏話を知っていた庵野がそれと「現実のM87星雲の方が設定的に魅力」という理由を添えて「M八七」を勧め、米津が快諾して決まったという。


当たり前だが、現実のM78星雲は300万光年も離れていないし、そもそも銀河系より外の「島宇宙」は現在は全て「銀河」と称するようになっている。
星雲とはガスの集まりであり、現実のM78星雲には出来たばかりの恒星が数個しかないのである*9


この説は、シリーズの脚本家である金城哲夫氏(キングジョーの名前の由来)や上原正三氏が沖縄県出身だったために言われたものである。事実、ウルトラ怪獣には結構沖縄ネタが多い。

  • チブル星人=ウチナーグチ(沖縄の方言)で「頭」を表すチブルから *10
  • ヤナカーギー=ウチナーグチで「ひっでえブス」の意
  • ギガール星人チュラサ=ウチナーグチで「美しい人」を表す「ちゅらさん」から
  • グクルシーサー=ウチナーグチで「心」+「獅子」

また、この説に基づいて那覇市は2021年に国際通りを「ウルトラマンの聖地」と宣言、ウルトラマンの関連イベントを行っている。


ちなみにこの誤植の結果、光の国系ウルトラ戦士は「クトゥルー神話のウルトラマンっぽい戦士」と同じ方角からやってきたことになってしまった。
もっとも、クトゥルーの邪神がラスボスだったウルトラマンがいる以上、そのくらい驚くべきことではないのかもしれない。


初代ウルトラマンのファイティングポーズが腰が引けているのは、中の人が火薬や爆発にビビったため

スーツアクターの古谷敏氏の本業が俳優だったから、と付け加えられる事もある噂。
しかし古谷氏の自著『ウルトラマンになった男』では、「『理由なき反抗』のジェームズ・ディーンの演技を参考にしたところ、高野特技監督がホリゾントが見切れるので少しずつ屈めさせて誕生した」と否定されている。
ホリゾントとは舞台背景用の背景幕のことで、つまり見切れると言うのは幕以外の部分(撮影スタジオの天井など)が映ってしまうと言う意味。
古谷氏が長身であった事と、巨大感を出すために下から撮影する事が多かった事が原因だそうである。


古谷氏が爆発や水中撮影に恐怖していたのは本当であるが、その理由は、

  • 至近距離の爆発で熱波と轟音が届く上、空気がなくなり酸欠になる
  • 水中に入るとスーツに水がどんどん入ってきて溺れる。しかもスーツは自分で脱げない

と、冗談抜きで生命に関わりかねない危険に対するものなので、恐怖して当然だろう。


『ウルトラセブン』の封印回、「遊星より愛をこめて」も他の48エピソードと同様にデジタルリマスターされている

性質上デジタルリマスター版のソフト化や再放送をほぼ考慮しなくていいため疑問視されていたが、少なくともアンヌ隊員役のひし美氏など何人かの関係者が「した旨を聞いている」と語っていたため都市伝説化していた。特にひし美は「特技監督の高野宏一さん*11からした旨を聞いた」とソースを明確にしている。
これにより、「フィルム自体の劣化により本当に失われてしまうのではないか、『復活』ができるのなら急ぐべき」とするリマスター否定派と、「リマスター版のマスターが作られているのではないか、仮に『復活』するのなら他のエピソードと揃えてリマスター版を使うべきだろう」とする肯定派の2派が存在していた


2025年12月13日、ニコニコ動画において一般アカウントにより1~11話・13~49話のデジタルリマスター版と同程度の画質状態である12話のフル映像が突如として投稿されたことで、デジタルリマスターが行われた可能性が高いことが確認された。*12
本動画は同30日まで公開されたのち、円谷プロによる権利者通報で削除。現在はこの「リマスター版」とでも言うべきバージョン*13からさらに割られてしまった二次動画のみが現存している。
この年の瀬の怪事件に付随して、「海外でも他の動画投稿サービスに同一のマスターデータと思われる12話が投稿され、やはり円谷側の通報で動画削除された」という噂や、「これ自体が円谷プロによる、『復活』を考慮したファンや世間の反応を確認するための自作自演*14」という説も都市伝説的に出回っており、ウルトラシリーズファンへの影響は大きい出来事だった。


ちなみに当時の現行作品はなんとオオキダ・ソラト/ウルトラマンオメガが自分の意志でウルトラヒーローを辞めてしまったところで続きは年明けに*15となっており、それはそれで年越しどころではなかった


ウルトラマンA』幻の封印回

『ウルトラセブン』に封印回が存在することは上の紹介からも有名だが、実はウルトラマンAにも封印回がある。
なぜ封印されたのかと言うと、出来上がった話を試写会で上映してみたところ、話のあらゆるBGM、台詞が女性の叫び声に変わっていたからだ。
……という怪談じみた都市伝説。
元々この噂は一握りの怪談や都市伝説を扱うサイトに掲載されていたのだが、それが時間を掛けてネットに浸透していったのではないかと思われる。


『ウルトラマンレオ』第38話でウルトラマンAの声を演じたのは古谷徹

何故か兄さんたちに命令口調で接するAの声が古谷氏に似ていたことから生まれた噂。実際に1993年刊行の書籍「ウルトラマン大百科」にも事実であるかのように掲載されている。
しかし2000年刊行の書籍「僕らのウルトラマンA」では「(この件について)本人に聞いたところ記憶がないと答えた」と記載されており、OPのクレジット順から豊川晋吾という別の声優であると結論付けられている。
また、本wikiの古谷徹の記事には「古谷氏が過去の仕事の領収書を全て確認した上で否定した」との記載があるが、これについても情報源が不明となっている。


ウルトラマンやセブンのデザイナーである成田亨はティガのデザインを評価した

自身が関わっていないシリーズの主役ウルトラマンのデザインへの評価は辛辣だった成田氏だが、ティガに関しては頭部の造形やスカイタイプのデザインを評価したという逸話。
一部のティガファンなどの間で語られている話だが、そのような証言が記載されている資料は明確に確認されていない。


成田氏が後のウルトラシリーズのタイプチェンジを連想させるようなボディカラーを構想していたことや、ファンのティガへの高評価から生まれた願望がこのような話を形成したとも見られている。
成田氏はスーツの皺までリアルに再現した模型に対して「ウルトラマンに皺があるなんてとんでもない」と不満を述べたなど様々な逸話がある人物ではあるが、氏がティガ及び平成ウルトラシリーズに対して言及している文献や記事は現在までに確認されていない。


ティガのデザイナー・丸山浩氏も自身のXで「成田亨さんと1度お会いしてお話をしたかった」とポストしており、ほぼガセと言っていいと思われる。


ちなみに、初期ウルトラシリーズでお馴染みの監督であり、『ウルトラマンティガ』にも参加してその手腕を魅せた実相寺昭雄監督は、ティガのデザインをかなり高評価していたことが明確になっている。*16


ウルトラマンアグルは元々第26話「決着の日」をもって退場する予定だった

「制作陣の予想を超えるほどに藤宮博也とアグルの人気が高かったため、急遽第41話「アグル復活」が書き起こされ、戦線復帰するように変更された」と続く。
ウルトラマンガイア』放送から20年近く実話として信じられてきたが、放送20周年記念のイベントやYouTube配信にて、複数の関係者が「アグルは復活させる前提でシナリオや撮影計画を作っていた」「そもそもそれでは藤宮役の高野八誠氏の撮影日程がとれないだろう」として否定したことで、デマだと判明した。
実際に、一時退場直前の第24話「アグルの決意」に子供がガイアとアグルの共闘を願うシーンがあり、シナリオ面での導線は確認できる。


小中千昭氏のツイート

「アグルは人気が出たから後半復活させた」という説があるのを、過日のウルフェスで高野八誠君から聞き、PixivやアニオタWikiなどにもそういう記述があって驚いた。
後半に復活させるという事は、私が構成を始めた時には決めていたので事実ではない。#ウルトラマンガイア
https://twitter.com/yamaki_nyx/status/1042441375734591488

ちなみに、その高野氏も都市伝説を信じていた*17


間違った認識が広まってしまったのは、当時アグルの復帰を認識していたスタッフが限られており、知らなかったスタッフが書籍のインタビューで「当初復活の予定はなかった」と答えてしまったのが原因とのこと。
また、一部のアグルファンの中にはこの情報を『ガイア』本編でアグル単体での活躍が少なかった理由として拠り所にしていたため、真実が明かされたことで微妙に複雑に思っている人も。


『ウルトラマンガイア』のとあるエピソードに幽霊が映っている

「ウルトラマン 幽霊」で検索すると真っ先に出てくる噂。
該当エピソードは第10話「ロック・ファイト」で、ガイアがコッヴⅡを倒して飛び去った後、戦闘機のコックピットを映したシーンで、画面左側に人の顔らしきものが見える。
実際に幽霊だったとしても、スタッフが映り込んでしまったのだとしても問題となるので、公式がこれについて言及するとは思えず、真偽の程を解明することは事実上不可能であるが、単なるシミュラクラ現象による錯覚(撮影機材の映り込み等)に過ぎないとする意見もある。
2018年にYouTubeで第10話の配信が行われた際、円谷プロ公式Xでこの噂をネタにしたと思われる発言が投稿された(主人公の高山我夢が超常現象を確認したというもの)が、結局真相については語られなかった。


『ガイア』第1話の制作には1億円掛かっている

これも「ウルトラマンガイア 予算」で検索すると真っ先に出てくる噂。
監督のインタビューによると「予算を使いすぎてしまった」「1・2話で使った予算が映画と同じくらいだった」とのことなので、あながち間違いではないと思われるが、一方で「1億円」という具体的な金額が掛かったと断言できる明確なソースは確認できていない。


羽生結弦選手の着地ポーズはガイアを参考にしている

羽生選手が5歳の時の練習プログラムの曲が『ガイア』の曲であり、そこから広まったと思われる噂。実際に羽生選手はテレビで「ウルトラマンガイアが好き」と明言している。
ただ、だからといってポーズを参考にしていることを確定できる情報ソースまでは確認できず、ファンの推測の域を出ない。


『ウルトラマンブレーザー』以降のウルトラマンにはニュージェネ化されなかったウルトラマンの要素が含まれている。

『ブレーザー』以降のウルトラマンにはニュージェネ化されなかった『ガイア』以降のウルトラマンの要素が含まれているという噂。
具体的には『ブレーザー』には『ガイア』、『アーク』には『コスモス』、『オメガ』には『ネクサス』の要素が含まれているとの事。
その根拠だが『ブレーザー』は終盤の展開が『ガイア』を彷彿とさせる*18、『アーク』はタイプチェンジが『コスモス』を彷彿とさせる*19、『オメガ』は最終話の展開が『ネクサス』を彷彿とさせる*20というもの。
しかしこちらは言ってしまえばこじつけ的なものであり、後述する第二期平成ライダーの都市伝説に近い。
実際に『ウルトラマンテオ』は事前プロモーションを見る限りでは『ウルトラマンマックス』との類似点は見当たらないだろう。
(主役は青トラマンを採用→マックスは赤銀のいかにもウルトラヒーローらしい外見、変身アイテムは『ガイア』エスプレンダーに類似→マックススパークはベータカプセル系のアイテムをブレスレットとして着用して変身するタイプ、テオ/イブキは故郷の惑星そのものを喪っている「宇宙の難民」→カイトは災害により親族を喪っている*21が、故郷そのものを喪っているわけではない*22、など)



『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』のタイオリジナル版にのみ、ハヌマーンとコチャンが分離するシーンがある

かつてはWikipediaにも記述があったのだが、実際にはそのようなシーンはタイ版にも存在しない。
そのシーンとは「ハヌマーンが修復した仏像の目が光ってハヌマーンとコチャンが分離、コチャンはアナンら友人の下へ帰っていく」というものだと一部書籍にも記載されているらしいのだが、なぜこのような存在しないはずのシーンが事細かに伝えられているのか全く持って不明。

特撮・映画編(国内・昭和仮面ライダーシリーズ

スカイライダーが空を飛ばなくなったのはパワーアップで色が変わったから

「体の色を変更したせいでそれまでのバンク映像が使えなくなった~」などと、テコ入れの弊害の例として広まっている有名なエピソード。
実際にはスカイライダーは肝心のパワーアップ回より10話以上も前から飛ばなくなっていたので、テコ入れそのものを原因とするのはどう考えても順番がおかしい。


元々スカイライダーの飛行能力については予算の問題や、「ライダー自身が空を飛べるとバイクの必要性が薄れる」などのツッコミもあったらしい。
恐らくは「大人の事情で飛ばなくなった」と「体色変更前のバンク映像が使えずシナリオが変更された」という、別々の裏話が混同されたというのが実際のところだろう。


仮面ライダーBLACK RX』の続編も企画されていたが、諸事情で没になった

『RX』第1話で破壊された仮面ライダーBLACKへの変身能力も再生した南光太郎とアクロバッター(がまた変身したバイク)は、最早自分の力は戦いに用いるには危険すぎると判断しておやっさんと滝的なポジションに収まり、RXに代わる若き新戦士の主人公を『機動刑事ジバン』に出演していた小林良平氏が演じる予定となっていた。
しかし諸事情で没になり、その主演予定が『地球戦隊ファイブマン』のファイブブラック/星川文矢役にスライドした……という都市伝説。
「諸事情」に関しては「宮崎勤事件の煽りを食って」とか「スタッフが『仮面ノリダー』の存在を「ヒーローを茶化された」と感じてやる気を失った」とか言われるが、時期を考えると没が決まったとされる頃には既に情報が出ていてもおかしくないため、詳細不明。


当時プロデューサー補であり、キャスティングを担当していた髙寺成紀が後にXにて、続編の企画やキャストのオーディションなど続編制作の動きはなく、『RX』終盤の歴代ライダーの登場も「『RX』以降仮面ライダーは制作しないという事が決定した上で決まった事であり、デマである」と否定している。
だが、次回作の企画が無かったかと言えばそうではなく、『宇宙船』誌90年51号に掲載された吉川進Pへの本作終了後のインタビューによれば、「当初は3年続ける予定だったのにテレビ局がニュースを増やしたために終了して残念だ」という発言が確認されている。
さらに書籍『仮面ライダー大図鑑〈7〉』によれば、バンダイには『RX』の後番組の検討資料として「ショルダーホルスター型変身ベルト」「アーマーに変形するバイク」「バイクを格納する車」「少年仮面ライダー隊」「共通素体の怪人」などの新規アイデアが残されているため、高寺Pの発言も信憑性に欠ける。
その後、『RX』終了の1989年9月時点で、仮面ライダーZX同様に誌上展開が考えられていた新ライダー『仮面ライダーガイア』の製作が立ち上がっており、これが小説『仮面ライダーEVE』やオリジナルビデオ『真・仮面ライダー 序章』の元になったと言われる。


それとは別に『仮面ライダーZO』も「『RX』の次回作となり得るTVシリーズの企画があったが、決定稿とは違い人に憑依する善と悪の昆虫型異星人の話で『ブルースワット』に転用された」という噂も。


『BLACK RX』の最終回でクライシス皇帝を倒すシーンは、使われていない火薬を全て使い切ったため迫力のある場面となった

当時RXのスーツアクターを勤めていた岡元次郎氏や蓑輪雅夫監督の証言からまことしやかに信じられており、また主演の倉田てつを氏もバラエティ番組で真偽を聞かれた際に「たぶん本当」と推測していたが、後に竹田誠助監督がこのエピソードを否定。


竹田監督のX

仮面ライダーBLACK RX」の最終回の爆発が大きく素晴らしかったために余った火薬を全部入れたから大きくなった。は #まだ信じられている迷信 。
幾ら次郎さんや監督がまことしやかに話そうがリップサービス。
仕掛けた本人が言っていた「余った火薬なんて無い。いつもの火薬量で効果的に映っただけ」
https://twitter.com/sankakumarkhero/status/1521349956308992001


同氏のエッセイ(抜粋)

つまり「大きな爆発=大量の火薬」ではないのです。
如何に少量の火薬で「カメラに映って大きく見える爆発」を演出できたかなのです。
ですから、「爆発が派手だから予算が凄い」とか「爆発が派手だから大量の火薬を使った」とかは一概には言えないのです。
https://ncode.syosetu.com/n2891fy/77/


とのこと。
そもそも撮影用の火薬というものは必要な時に必要な量を申請して扱うものであり、基本的に「余った火薬」というものは存在し得ない。
とはいえ、最終回の魅力が損なわれることはなく、むしろインパクトのあるシーンを残せたスタッフの手腕に拍手を送るべきだろう。


ちなみに、ライダーシリーズにはTV本編で火薬を使いまくり、劇場版に至っては爆発の勢いで岬の地形を変えてこっぴどく怒られた『仮面ライダーV3』という作品があるため、その辺りの逸話がこの都市伝説の信憑性を高めてしまった可能性は大いにある。
もっともこの『V3』の話に関しても、竹田監督は懐疑的に見ているようだが。

それもどこまでが本当の事かは分かりませんからねぇ。
尾ヒレ背ビレ胸ビレに角まで付けた話かもしれませんしね。
https://twitter.com/sankakumarkhero/status/1521657100631678976


特撮・映画編(国内・平成一期仮面ライダーシリーズ

仮面ライダークウガ』第2話の教会炎上シーンは、実際に教会を建てて燃やしたために予算の半分を使い果たした

主演のオダギリジョー氏の弁当が貧しくなっていった……という証言などを根拠に、当時リアルタイムで観ていたファンの間で伝説として語られていた話。
リアリティ重視の代表例にされるのと同時に、高寺Pへの非難として使われることもある話だが、後に高寺P本人のTwitterで「そこまでお金はかかっていない」旨が明かされた。
曰く「教会を建てたわけではなく、セットを組んだだけ」なのでそこまで予算はかからなかったとのこと。
書籍『語れ!平成仮面ライダー』でも、本編に参加した演出家の一人である鈴村展弘監督が、「あの教会は警察署と同じスタジオでセットを組んで撮影したもので、噂ほど金はかかっていない」と回答している。
先述した『RX』の爆破シーン同様、むしろそんな噂が出るほどの迫力を見せた演出サイドの勝利であろう。


ちなみに、本当に予算がかかったのは九郎ヶ岳遺跡のセットの方だったらしい(流石に予算の半分とまではいかなかったようだが)。
これも前述の書籍で鈴村監督が語ったところによると、実際には撮影されない棺の間への通路まで作りこんでいたことや、ロケ地の遺跡にスタッフ移動用の橋を作る必要があったことなどが原因とされている。
そもそも、遺跡の話からも解るように特撮に限らずTVドラマというものは世界観を伝えるために番組序盤にこそ金を掛けるのが製作のセオリーなので、それが余計に説得力を与えていた理由でもある。
なお、作風が支持された結果、クオリティを維持する為に『クウガ』は終盤までに後番組の予算まで使ったという、別の噂もある。


『クウガ』のアメイジングマイティは、アルティメットフォームを温存したかったスタッフがバンダイに内緒で出し、後から知ったバンダイを激怒させた

当時アメイジングマイティの登場に関しては事前情報が一切なく、ソフビ発売も放送終了後と妙に遅く、何よりアメイジングマイティと交戦して倒されたゴ・ガドル・バのフィギュアが、「劇中シーンが君の前に!」の煽り文句付きでアルティメットフォームの装着変身に付属していたことから、長らく信じられていた噂。
上記の噂と同じく、後に高寺PがTwitterで明確に否定し、「元々ライジングマイティの単なる色替えになるはずだった」とした上で、『ライジングマイティより強いことに説得力を持たせるためには両足キックが理に叶う』と現場判断で左脚にもアンクレットが追加され、ソフビの金型流用が効かなくなったことでバンダイと揉めた……という真相を明かしている。


……が、2023年にXにてあるファンがこの話題に言及した際、『クウガ』のサブ監督及びチーフ助監督であった鈴村展弘氏が、これに「あの時色々苦労したので克明に覚えていますが、全然違います」とリプライを送り否定。
先述した玩具展開の経緯や鈴村氏の意味深な口ぶりからして何かしらトラブルがあったのは確かなようだが、監督とプロデューサーで証言が大きく食い違うというのはそうそうないことである。
単に2人の間で認識が異なっているだけなのか、どちらかの発言が虚偽なのかさえ定かではなく、これを見たファンからは「アメイジングマイティの真相には安易に触れない方がいいのかもしれない」という意見もチラホラ……


仮面ライダーアギト』の仮面ライダーギルスのスーツは、水落ちシーンが多発したことによって腐食し現存していない

ギルスのスーツが腐食によって現存していないというのは本当らしい。
イベント用スーツではないギルスのスーツは2026年の「真アギト展」用に制作されているが、映画『アギトー超能力戦争ー』の撮影時にはそれが製作されていなかったらしき言及がある。


しかし有志が検証したところ、水落ちシーンの回数は他のライダーと変わらないという結果になり、「水落ちによってスーツが腐食した」という噂は正しくないと結論付けて良いと思われる。
では腐食の原因は何なのかと言うと、ネット上では「生物感を出すための塗装が原因」とも「スーツの素材によって風化が進んだため」ともスーツアクターの汗が原因とも言われており、そのソースも「そう聞いたことがある」という程度でイマイチはっきりしない。


仮面ライダー龍騎スペシャル 13 RIDERS』版の仮面ライダーインペラーの変身者は「椰子敏幸」という人物

変身者が一切登場せず、声を担当したのが佐野満の日向崇氏とは別人(塩野勝美)で、劇中で榊原耕一が城戸真司に託した変身者リストから「椰子敏幸」という名前が読み取れるという噂から広まった説。
後に『週刊仮面ライダー オフィシャルデータファイル/オフィシャルパーフェクトファイル』に完全なリストが掲載。
リストに載っていたのは全部で10人、その中に真司、東條悟、佐野の名がない代わりに載っているのは「湯村敏幸」と「椎名修治」であり、その上で「仮面ライダーオーディン仮面ライダーリュウガなど、変身者を見せていないライダーだった可能性が高い」とされているため誤読であったことが判明し、一旦は鎮静化した。


しかしシナリオライターのタカヒロ氏は、

仮面ライダーインペラーの設定初期の名前は「椰子 敏幸」
この椰子という苗字は印象に残り
つよきすのなごみの苗字になりました。

2008年1月に自サイトで証言しており、意外なところに影響を残してしまっている。


仮面ライダー剣』の主演俳優である椿隆之はゲイAVに出演していた

現在でも多数のサイトでさも事実であるかのように語られている噂だが、ガセである可能性が高い。
確かに顔はAI顔判定サイトにおいて「78%の確率で同一人物」と診断された程度には瓜二つだが、噂におけるAV男優は身長175cm・体重60kg台、一方の剣崎一真役の椿氏は身長185cm・体重50kg台と、身長・体重や体型が全く違う。
また、AV男優は18歳だが、椿氏はこの時点で22歳。
ゲイものに限らずAV俳優のプロフィールは嘘をつくことも多いが、身長については流石に誤魔化し難い。


『仮面ライダー剣』は俳優の滑舌の悪さからDVD化の時に日本語字幕がつけられた

俗に言うオンドゥル語ネタであるが、そもそも『仮面ライダー555』のDVD Vol.3から字幕がつけられており、「(首が折れる音)」といった擬音も文字起こしされているため聴覚障害者向けに収録されたものであり、決して俳優の滑舌が悪かったからではない。
次回作の仮面ライダー響鬼からは字幕の収録がなかったことも誤解を生む要因になっている。


余談だが、DVDの字幕はテレビ朝日で使われた字幕データが元になっており、『555』のVol.3から字幕が収録されたのはテレビ朝日が4月から字幕放送を始めたためである。


ローズオルフェノクのデザインモチーフはハカイダー

仮面ライダー555』の幹部怪人に相当するラッキークローバーのオリジナルメンバーが、『キカイダー01』のハカイダー部隊をモチーフとしていたことから、ファンから有力視されていた噂。村上を演じた村井克行氏も「ローズオルフェノクはハカイダー」と言っていたため、長年事実と思われていた。
しかし、画集『平成仮面ライダー怪人デザイン大鑑 完全超悪』に掲載されたインタビューにて、デザイナーの篠原保氏が「よくそう言われるけど、実は全然意識していない」と否定。実際のデザインモチーフは、1960年代に東芝のマスコットキャラクターを務め、宣弘社制作の特撮ドラマや松本零士氏による漫画版でも知られる光速エスパーである。
篠原氏によると、村上は「いかにも自分をヒーローと思い込んでいそうなタイプ」ということで、「子供が思い描く『ヒーローになった自分』の典型例のような姿」である光速エスパーとバラを組み合わせることで彼の「自惚れ」を表現したのがあのデザインなのだという。
とはいえ、ハカイダーと光速エスパーなら前者の方が圧倒的に有名なので、誤認してしまうのも無理はないか。


仮面ライダーキバ』の必殺技は、PTAから「子供が泣く」と苦情が来てだんだん地味になった

ソースはネット上の書き込み。つまり全く裏の取れる情報源は無い。
実際のところ、この必殺技「ダークネスムーンブレイク」は放つ度に真昼でも夜になり、炸裂すればキバの紋章を表す巨大なクレーターが出来るという、ケレン味がありすぎて撮影の手間やCGの予算がハンパではない技である。普通に考えれば、ただ予算不足になっただけの可能性が否めない(これもあくまで推測)。
そもそも『キバ』自体、主人公の両親が結婚しておらず不義密通の子であるなど、未就学児には難しいようなストーリー展開や演出の多い作品だが、これは言っても詮無い事であろう。
それに子供が泣く要素としては「ファンガイアが人間のライフエナジーを吸った後、吸われた人間の死体が色を失う」「倒されたファンガイアが砕け散る」などの描写の方がよほど当てはまると思われる。


仮面ライダーディケイド』のアポロガイストキングダークは、『仮面ライダーTHE NEXT』の続編に登場する予定だった

『仮面ライダーディケイド』に登場したアポロガイストと『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』に登場したキングダークは、『仮面ライダーTHE NEXT』の没になった続編に登場する予定だったデザインを流用されていたという噂。
根拠としては『オールライダー対大ショッカー』に登場したイカデビルシャドームーンが原典とほぼ同じデザインだったのに対し、アポロガイストとキングダークは新造されたデザインである事が挙げられる。
しかし公式や関係者が直接言及していないので、単なる噂に過ぎない可能性もある。
ちなみに『オールライダー対大ショッカー』には新たにデザインされたライダーマンも登場する予定だったが没になったという話もあったが、こちらは後に『オールライダー対大ショッカー』に携わっていた雨宮慶太氏がX上で没デザインを公開しており事実だったと判明している。


特撮・映画編(国内・平成二期・令和仮面ライダーシリーズ)

『仮面ライダーW』以降の平成ライダーには数字による法則がある

仮面ライダーW』は2つガイアメモリを使う
 ↓
仮面ライダーオーズ』は3つコアメダルを使う
 ↓
仮面ライダーフォーゼ』は4つアストロスイッチを使う


ここまではまあいい。


仮面ライダーウィザード』の変身ベルト「ウィザードライバー」についてる手は5本指
 ↓
仮面ライダー鎧武』の登場アイテムはロックシード……つまりロック=6
 ↓
仮面ライダードライブ』の乗用マシンであるトライドロンのタイヤを合計すると全部で7つ
 ↓
仮面ライダーゴースト』の最強フォームは「ムゲン魂」。「∞(ムゲン)」を90度回すと8に見える
 ↓
仮面ライダーエグゼイド』の職業は医師。そのため、「救急」→「きゅうきゅう」→「99
 ↓
仮面ライダービルド』はウサギ(獣→「じゅう」→10)と重(10)戦車のフルボトル(「”じゅう”す」→「ペットボトル」→ボトル)で変身するライダー
 ↓
仮面ライダージオウ』の頭部にある時計の針は11時を指している


ここまでくるとただのこじつけ、いや妄想の域である。
以上に加え、1枚のカードを換装して戦う『仮面ライダーディケイド』が「1」としてカウントされることがある。
なお、このネタはテレビ朝日系列で放送された『アメトーーク』の『仮面ライダー芸人』回でもネタとして取り上げられた事があるため、(実際にこの法則が存在するかどうかは別にして)一応東映側も把握はしていると思われる。
なお、流石にスタジオでも「鎧武は6」辺りからツッコミが入っていた。


ちなみに東映側が認めている「平成ライダーシリーズで決められている約束事」として

  • 主役ライダーのエネルギー源と怪人のエネルギー源は同質のものとする
  • コレクション系の変身アイテムは「子供が触ると親に怒られるもの」からモチーフを選ぶ*23

の2つが挙げられている。
前者は昭和ライダーが基本的に「改造人間vs改造人間」であった事から。ライダーも怪人も同じアイテムを用いて変身する『W』、怪人の肉体を構成するメダルでライダーが変身しそれを争奪する『オーズ』辺りが分かりやすいだろう。
後者は「子供の好奇心を多少でも満たしてあげたいという考えから*24」と説明されている。


似たような法則(?)は昨今のスーパー戦隊シリーズでも
[[動物戦隊『ジュウ』オウジャー>動物戦隊ジュウオウジャー]]→
[[宇宙戦隊『キュウ』レンジャー>宇宙戦隊キュウレンジャー]]→
[[怪盗戦隊ル『』ンレンジャーVS警察戦隊『』トレンジャー>快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー]]
……と「40作目以降は数字をカウントダウンしている」という噂が流れた事がある。
なお、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』以降はタイトルロゴに数字が隠され、カウントダウンしていると言われている。
こちらも便乗系の与太話の類だろう……とされていたが、このカウントダウンで「1」にあたる2025年放送のスーパー戦隊が『ゴレンジャー』からカウントダウンし、「50周年目にしてNo.1の戦隊」を謳うティザームービーが公開され、「10」〜「2」の真偽はさておき「1」についてはとりあえず合致したという妙な事態が発生している。
ただし、当該動画ではジュウオウジャーは11番に割り当てられ、ルパパトは43・42と別の番号が割り振られているため完全に偶然である。しかし結果的にシリーズ終了のカウントダウンという笑えないジョークになってしまった


関連して、「令和ライダーはアルファベットを順番にテーマもしくはモチーフに組み込んでいる」という噂もあり、

ということだという。
また、「『クウガ』と同じ昆虫→『アギト』と同じドラゴン→『龍騎』同様に人外との契約」……という点から令和ライダーには「平成ライダーのモチーフや要素を順番になぞっている」という噂もあるが、こちらは『ギーツ』で破られたこともあり上記の数字の法則共々ここまでくるとこじつけもいいところである。
そして『仮面ライダーゼッツ』では「G」の要素はなく、アルファベットの法則も崩れたも同然となった。


第二期平成~令和ライダーシリーズは、前作超えを祈願して第1話で前作に関係するものを破壊・否定する

ネットで指摘されている具体例は以下の通り。


『オーズ』第1話では博物館(ミュージアム)が破壊されている

『フォーゼ』第1話ではベルトの部分が○○○になっている怪人が倒されている

『ウィザード』第1話では怪人がロケットのペンダントを破壊している

『鎧武』第1話では途中から宝石でデコレーションされた帽子が消えている

『ドライブ』第1話ではオレンジジュースがひっくり返っている

『ゴースト』第1話ではが破壊されている

『エグゼイド』第1話では宝生永夢「死んじゃだめだ!」と叫ぶ

『ビルド』第1話では病院が存在する

『ジオウ』EP.01でアナザービルドを撃破

『ゼロワン』第1話では目覚まし時計が故障

『セイバー』第1章でゴーレムメギドを撃破(ゴーレム=土でできたロボットという解釈らしい)

『リバイス』第1話でアギレラが「そんな簡単に約束しちゃって大丈夫?」と発言する

『ギーツ』1話で浮世英寿が「恐竜が絶滅しても世界は再生した」と発言する

『ガッチャード』第1話でギリシャ神話女神の名前を冠する登場人物が変身した怪人が倒されている

『ガヴ』では第1話からゴチゾウを消耗品として扱う(ケミーがかけがえのない仲間として扱われてきた事への対比)


一応数字ルールよりはまだ本編描写の範囲ではあるが、これも正直こじつけなのが否めないものも多い。
性質上子供の身の回りにあるものをモチーフにしている以上「該当する器物を第1話の怪人が破壊する」はどうしても避けづらい演出であるし、オリオン・ゾディアーツやゴーレムメギド、アナザービルドはさすがに怪人モチーフの曲解が過ぎるだろう。
そしてこれも『ゼッツ』では特にこういったシーンは描かれなかった(あればお菓子に何かするはず)ので、完全に法則を破壊したといっていいだろう。
一方『キバ』ではバットファンガイア、スパイダーファンガイアがそれぞれモモタロス、仮面ライダー電王 ソードフォームを裏モチーフとしていた(公式読本でデザイナーの篠原氏が証言している)事実があり、この事実がファンの発想元となった可能性はある。


ただ、これらの説を本気で唱えているファンはごくわずかしかいないという点も考慮にいれるべきである。
数字説も『ウィザード』ぐらいまではまともに唱えられていたが、『鎧武』ともなるとこじつけが激しい事から同調する声は少なくなり、それ以降はもはやネタ以外で言っているファンはほとんどいない。
アルファベット順説、戦隊カウントダウン説、モチーフ破壊説などに至っては非常にマイナーな俗説であり、そもそも存在すら知らない特撮ファンがほとんどである。


実際のところ、上記の項目は「ネットのマイナーな俗説を無理やり批判するために持ってきた」という赴きも強く、「このような説がファンの間で囁かれている」という話自体が都市伝説と言えるかもしれない。


『仮面ライダーオーズ』は、東日本大震災の影響でシナリオが変わった

『オーズ』の話題になると必ず出てくる噂。
同作は放送中に東日本大震災が起きたことで1週間番組が休止となり、使える話数が1話分削られてしまった。このため、当初予定していたシナリオを変更せざるを得なくなったのではないか……という噂は特撮ファンの間で語られることが多い。
この噂で挙げられる「変更前のシナリオ」だが、東日本大震災が起こらなければ

  1. 当初はアンクがラスボスになる予定で、全ての黒幕は鴻上光生
  2. 火野映司の恐竜グリード化は当初のシナリオにはなく、本来恐竜グリード化するのは伊達明だった
  3. 真木清人はTV版とは逆に映司達の協力者ポジションだった
  4. 路線変更のため使われることはなかったが、泉比奈の異常な怪力は変更前のシナリオにおける伏線だった

といった内容のシナリオになっていた、と言われている。


『オーズ』では、映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』に登場した恐竜グリード・ギルが存在を抹消され、真木が恐竜グリード化するという展開になったという出来事があったため、それも信憑性を高めた可能性がある。


結論を言うとこの噂はデタラメではなく、ほぼ事実と言っていい。
後年、小林靖子氏を始めとする脚本陣は各種書籍のインタビューにて、当初は

  1. 仮面ライダーバースの変身者が後藤慎太郎に交代する際、伊達が死亡(一時退場)して恐竜グリードになる
  2. 映司は戦いの果てに欲望が満たされ、死亡する or 神様となって昇天する
  3. 真木は第29~30話のあたりで、シャチパンダヤミーによって退場させられる

といった展開が考えられていたことを明かしており、同時に「震災があった後なので、前向きなシナリオにしたい」という意向から、現在のシナリオに軌道修正したとを語っているため、そこまで事実無根ではなかったようだ。
ちなみにこのシーズンは『特命戦隊ゴーバスターズ』『スマイルプリキュア!』でもある程度震災被害が意識されていたらしく、前者は「視聴者へのエールとして、親族や友人を失った人物がそこから立ち直る終わり方にしたい」、後者は「いつも以上にストーリーの明るさを意識したい、シリアスにしすぎて暗い話になる回をあまり出さないように」との要望があった、とする説もある。事実なら『ゴーバスターズ』であそこまで骨太な別れのドラマをやった小林靖子はある意味鬼だが
このうち1.と2.については10周年の際に拾われており、『仮面ライダーオーズ 10th 仮面ライダーバース バースX誕生秘話』において後藤が迷い込んだパラレルワールドでの伊達が恐竜グリード(本編の映司グリード版)に変貌する展開、Vシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』では映司が「今度こそ目の前の少女を守る事ができた」と満足してそのまま死亡するという展開がそれぞれ描かれている。
前提からしてパラレルワールドの前者はともかく、後者は公開後の評判を考えると「没案なんて安易に拾うもんじゃない」と実感した人も多いようである……


仮面ライダーウィザード』の特別編は、『仮面ライダーディケイド』の初期案のリベンジ・再構成

鎧武』へのバトンタッチを兼ねた『ウィザード』特別編の内容が「ディケイド/門矢士をキーパーソンに、仮面ライダーシリーズを総括する」というものだったこと、
特別編のみ脚本家が『ディケイド』の12話までを担当した會川昇だったこと、そして何より『ディケイド』は実質の最終回だった『MOVIE大戦2010』が当初の予告と全くの別物だったことから囁かれるようになった、
「ディケイドは本来ウィザード特別編のようなコンセプトで作られていて、ウィザード特別編は没になったディケイド初期案のリベンジ・再構成なのでは?」という噂。


ファンの一部から根強い支持を得ていた考察だったが、2026年になって当の會川氏が直接これを否定。*25
要約すると「やりたかった『ディケイドの最終回』なんてものはない」「参加したのはプロデューサーの宇都宮孝明の依頼、脚本の軸にあるのはウィザードに前後して亡くなったライダー関係者への追悼の想い」とのこと。
ついでに「あのスケジュールで最終回を気にしてられるわけがない(笑)」という発言から仮面ライダーの現場の過酷ぶりの一端も明かされた


大森敬仁プロデューサーは、主人公やその仲間の父親を敵サイドの重要キャラとして扱う趣味がある

東映の特撮作品のプロデューサーを担当する大森Pが携わった仮面ライダーシリーズの作品の、その傾向から囁かれるようになった噂。
彼の担当作品においては、『仮面ライダードライブ』の蛮野天十郎、『仮面ライダーエグゼイド』の檀正宗/仮面ライダークロノス、『仮面ライダービルド』の葛城忍など、主人公や仲間の父親が敵勢力として登場し、ラスボスを務める事もあったため、特撮ファンの間では大森作品では父親が黒幕になるという風潮が出来た。


しかし、『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』公開時のシネマズ特集のインタビューにおいて「父親を悪者にするのは僕の趣味ではない」と述べ、この話を完全否定した。
それどころか、父親の存在に関しては「僕の中ではキーポイントではない」とまで述べており、大森P的には「親と子の対立」というテーマも特に考えてはいなかったようだ。
ただし、インタビューで触れている上に「またか、っていわれるんですけど…また、父親かって」とまで述べているので、大森Pにもこの話が入ってきていた、或いは周辺の関係者から言われていた可能性は高い。


そもそも、仮面ライダーシリーズ自体が初代の設定からして「自身を作った組織を倒す→生みの親を殺す」という趣旨は含まれており、親殺し自体は何もそこまで目立つテーマでもなかったりする(もっとも、上述したように大森Pはこの辺りのテーマは特に意識していなかったようだが)。
また、大森Pが携わっていない仮面ライダー作品でも『W』や『ウィザード』『仮面ライダーアマゾンズ』など、主人公やその身内の父親と対立する展開は普通に存在する。


仮面ライダーゴースト』は当初陰鬱なストーリーになる予定だった

『ゴースト』の本編放送終了後あたりから流れ出した噂。
当作は平成ライダーの中でもコメディ色の強い内容なのだが、実は初期案では非常に陰鬱であり、それがスポンサーの不興や放送コードによって変更されたというもの*26
Vシネマ『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』や『小説 仮面ライダーゴースト〜未来への記憶〜』の内容が、TVシリーズとは打って変わってヘビーだったことがその論拠とされる。


一応「幽霊」「命」といった要素を扱うゆえ、何かとデリケートな状況にあったこと自体は事実のようである。
その一例として、『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』で先行登場した際に見せた幽霊を思わせる浮遊アクションに対して、視聴者から「怖い」という声が上がったためTVシリーズでは戦闘スタイルが修正されたことが明かされている*27
ただし、上記の噂にあるようなストーリーの大幅な路線変更があったかどうかは不明。


仮面ライダーゴーストの裏モチーフは「葬儀」「火葬」

ゴーストの各フォームのデザインやカラーリングからなされた考察。
「オレ魂は荼毘に付されて燃え残った遺骨」「闘魂ブースト魂は火葬され、燃えている途中の遺体」「グレイトフル魂は遺体を運ぶ和式の霊柩車」「真っ白なムゲン魂は遺体が纏う死装束」がそれぞれ裏モチーフで、ゴーストの強化のプロセスは葬儀のプロセスの逆回しで、死んでしまったタケルが生者に近づいていることを示す演出であるというもの。
上記の説と比べるとマイナーだが、逆に「オレ魂は幽霊(遺体)」「闘魂ブースト魂は火葬」「グレイトフル魂は黒と金の仏壇」「ムゲン魂は成仏した魂」が裏モチーフで、葬儀のプロセスをなぞっているという考察もある。


『ゴースト』ファンの間ではまことしやかに語られ支持者も多い説だが、現在の所これを裏付けるソースは存在していない。
一応公式読本によるとオレ魂は人魂とレントゲン写真、闘魂ブースト魂は熱い親父の魂と燃える闘魂、グレイトフル魂は最終形態前倒しで鎧感強めのイメージ、ムゲン魂はゴーストドライバーが顔になるコンセプトとしてデザインされているとのことである。

仮面ライダーエグゼイド』本編に“映ってはいけないもの”が映り込み、映像が差し替えられた

特撮作品では昔から、「撮影時に幽霊や謎の人影が映り込んでしまった」という怪談めいた都市伝説が定期的に語られる。
その中でも『仮面ライダーエグゼイド』には、「背景に幽霊のようなものが映ってしまい、後の配信版や再放送版で木の映像に差し替えられたシーンが存在する」という噂が、一部ネット上で囁かれていた。
しかし、この話には具体的な該当話数や検証画像がほとんど存在せず、「どのシーンなのか」が人によって食い違っている。
また、実際にはカメラのノイズや照明反射、背景の通行人などを見間違えた可能性も高く、公式側からそのような修正が発表された事実も確認されていない。
にもかかわらず、この手の噂が広まりやすい理由としては、特撮作品がロケ撮影中心である事、薄暗い廃病院*28や夜間シーンなど“不気味に見えやすい画作り”が多い事、さらに『エグゼイド』自体が「命」や「消滅」をテーマにした重い展開を含んでいた事などが挙げられる。
結果として、「本当に何か映っていたのではないか」という想像が独り歩きし、都市伝説として半ばテンプレ化していったのである。


ちなみにその手のジャンルのビデオ雑誌である『ほんとにあった!呪いのビデオ』20巻所収の「スタント」は申し訳程度のモザイクこそかかっているものの、見ればわかるレベルではっきりと『特捜戦隊デカレンジャー』の撮影中であることがわかる。よく東映から怒られなかったものである
ただし怪人役と思われるスーツには、該当するアリエナイザーがいないようにも見えるため詳細不明*29。廃車体置き場?でデカレンジャーたちが爆破ありのジャンプアクションをしているシーンもどの放映回のカットなのか判断が難しいところ。
2006年の巻と時期的には矛盾しないこと、デカレッドのスーツアクターと思われる人物のカット*30から『パワーレンジャー・S.P.D.』の現場の可能性もある。
ちなみに問題の霊の姿だが… 不鮮明なためフロントガラスに撮影大道具(例えばワイヤーアクション用のクレーンアームなど)が映りこんだだけにも見える。人影に見えるには見えるのだが。



仮面ライダーアマゾンズ』はAmazonから提供された1話分の予算で全13話を作ってしまった

東映側が1話分の予算額を13話分と勘違いし、Amazon側から2話目の予算を提示された時に初めて気づいた、というもの。
実際にはこのような話は公式からは語られておらず、真偽は不明。
しかし、そもそも番組制作費などの予算は提供側と制作側が綿密に打ち合わせて決めるものなので、仮にも企業同士のやり取りでこのような初歩的な齟齬が発生するかどうかは疑問が残るところである。
どちらかといえば、アメリカのクオリティ重視で派手に金を使うイメージと、東映特撮の節約意識のイメージから生まれたエスニックジョークといったところか。


似たような話として、ロボットアニメTHEビッグオー』がアメリカでの人気を受けてカートゥーン・ネットワークをバックに2期を作る際に、「アメリカの提示した1話分の予算を日本が1クールの予算と勘違いした」という都市伝説もある。


仮面ライダービルド』は仮面ライダーWの没案の流用

ビルドもWも、2つのアイテムを変身ベルトに装着して変身するという共通点があり、左右で異なる配色をしているデザインも似通っていることから、ビルドはWの初期案を流用したのではないかというもの。
よく語られることが多いが、明確なソースは存在しない。
一応、『W』放送当時の雑誌インタビューにて「半分動物で半分車みたいな案もあった」というのが語られており、それが人から人に伝わっていくにつれて曲解された可能性がある。


そこから派生する様に、ガッチャードは「異なる存在同士を組み合わせる」という共通点から没ベストマッチが、ガウは同作に登場する数々の変身ベルトの構造がビルドドライバーやスクラッチドライバー等のビルドの物と酷似してる点が多い事からそちらの没デザインが流用されたという噂も囁かれている。


仮面ライダージオウ』の主題歌「Over“Quartzer”」は元々、西川貴教が歌唱する予定だった

同楽曲を歌ったアーティストは、アイドルグループ「AAA」の末吉秀太氏と、「DA PUMP」のISSA氏である。
しかし、当初はISSA氏ではなく西川氏が参加する予定だったが、何らかの事情で変更された、というもの。


結論から言うと、この話は全くのデマではなく本当だった可能性がある。理由として以下の3つが挙がる。

  • 2018年8月7日の制作発表会見で流れた『ジオウ』PVのBGMが「Over“Quartzer”」だったが、ISSA氏が歌うパートの声が西川氏のそれに聴こえる根拠となるツイート
  • 玩具『DXジクウドライバー』発売当初の取扱説明書に、「Shuta Sueyoshi feat. Takanori Nishikawa」名義で、TVサイズの曲をダウンロードするためのQRコードがある(根拠となるツイート
  • 西川氏が2018年8月のニコニコ生放送に出演した際、『8月に大きな仕事が入っていたが丸っと来年になった』と発言していた(西川氏は後に次回作『ゼロワン』の主題歌「REAL×EYEZ」を歌唱している

これらの事象から、完全なる噂とは言い切れないようである。つまり、クォーツァーのリーダーが西川氏となる可能性もあったということに。


『仮面ライダージオウ』のアナザーWの変身者は東日本大震災の被災者

これについてはプロデューサーの白倉が自身のSNSで言及していた。
詳細はアナザーWの記事を参照して欲しいが、本編のアナザーWの正体が被災者とは一言も言っていない。
没になったので本編には反映されていない可能性も十分あり得る他、『地震』『被災』『災害』といったワードも本編には登場していない。


仮面ライダーゼッツ』のナイトメアの裏モチーフは歴代主役ライダー

放送開始前に囁かれていた説。
「緑と紫のガンナイトメアの裏モチーフは仮面ライダーWサイクロンジョーカー」「赤と青のボムナイトメアの裏モチーフは仮面ライダービルドラビットタンクフォーム」「ライトグリーンとピンクのポイズンナイトメアの裏モチーフは仮面ライダーエグゼイド アクションゲーマー」とする考察。
主役ライダーであるゼッツのカラーリングが新1号と酷似していたのもある程度説得力を高める要因だった。


しかし、歴代主役ライダーのどのフォームにも似ていないプリズンナイトメアが登場したせいで、この説は早くも破綻することとなった。
一応クロウナイトメアはゴースト オレ魂、プリズンナイトメアは鎧武 オレンジアームズが裏モチーフとする向きもあるようだが、いかんせんこじつけの域を出ない。
が、終盤に登場したオブリビオンゴアナイトメアのカラーリングとデザインが仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴンとあまりに類似していた為、一時的に再び話題になった。まぁドラゴン要素は皆無なんだけどね。

特撮・映画編(国内・スーパー戦隊シリーズ

忍者戦隊カクレンジャー』の講釈師はバンダイから「こんなんじゃ儲けにならない」とクレームが来たため途中降板した

物語冒頭から語り役として登場する三遊亭圓丈演じる講釈師はバンダイからのクレームを受けて途中降板したというもの。
しかし当時プロデューサーだった髙寺成紀は「バンダイが降板を要請したこともなければ台本もありアドリブはなかった」とこの噂を否定している。


講釈師自体は子供からのウケは悪くなかった上、カクレンジャー自体戦隊としては異例の二部構成だったため、ネガティブな理由ではなく単なる部が変わるにあたっての路線変更の関係で降板になった可能性も十分にあり得る。


また弟子の三遊亭白鳥の証言によると「圓丈師匠は感情の起伏の激しい性格だった」と明かしており、降板にあたって圓丈がこれをネガティブに極論解釈した結果このような都市伝説が生まれた可能性も否定できない。


30年後の話を描いた続編『第三部・中年奮闘編』では圓丈は既に亡くなっていたため、新たに神田伯山が講釈師として続投されている。


超力戦隊オーレンジャー』のオーグリーン包丁で刺され、画面が暗転し「オーグリーンは死にました」とテロップが出たNG回がある

そんな回は存在しない。そもそもオーグリーンが話の途中で死亡することなどない。


この「オーグリーンは死にました」事件は主に、

  1. OPもなくいきなり本編(オーグリーンが大量の戦闘員に囲まれているシーン)が始まった。
  2. オーグリーンの前に包丁を持った怪人が立ち塞がり、オーグリーンの腹を刺した。
  3. オーグリーンは倒れて画面が暗転し、「オーグリーンは死にました」という白いテロップが出た。
  4. テロップが出た後、母親が「こんな番組は観ちゃダメ」と言ってリモコンをひったくったら、父親が帰ってきた。
  5. 『オーレンジャー』は17:30~18:00までの番組なのに、いつも19:00くらいに帰ってくる父親がなぜもういるのか。時計を見たらなんと21:00だった。
  6. 翌日、友達にこの事を話したら、「ボクも見た」と言う子と、「うっそだぁ」と言う子がいた。
  7. 翌週の放送ではオーグリーンはピンピンしていたし、ビデオにもこんな回は収録されていなかった。

という流れで語られる。


単なる作り話とする説が一般的ではあるが、『オーレンジャー』放送中の1995年に起きた、オウム真理教の幹部・村井秀夫の暗殺事件のニュース*31を混同したという説もある。
事件当時の村井とオーグリーン=四日市昌平役の正岡邦夫氏はどちらも短髪・青緑色の服装と、まあ似ていなくもない(よく見れば明らかに別人だが)ため、容姿での勘違い説もあり得るだろうか。


「『ボイスラッガー』第9話でメンバーのエメラルドが死亡するシーンと混同されたのではないか」とする説もあるが、こちらもこちらで1995年夕方にテレビ朝日で放送の『オーレンジャー』と、1999年深夜にテレビ東京で放送の『ボイスラッガー』を間違えることなどあるのかという問題があり、信憑性に欠ける。
更に言えば、エメラルドは包丁ではなく(敵幹部の発射した)光弾で刺されており、「エメラルドは死にました」などというテロップが出た事実も無い。
実際に刺殺された戦隊メンバーと言えば『鳥人戦隊ジェットマン』のブラックコンドル/結城凱が有名だが、こちらも1992年2月14日放送で、3年も離れているので混同するとは考えづらい。
伝言ゲームの末に話が歪んだとする見方が妥当か。


……が、有志の調査でこの話が出回り始めたのが2015年12月~2016年1月頃ということ、同時期に地方局の都市伝説系バラエティ番組で取り上げられていたこと、それらのソースは2015年11月に発売された書籍『怪談五色 呪葬』収録のそのものズバリな短編「オーグリーンは死にました」であるという事実が判明。
これは著者の朱雀門出氏が後輩のH氏から聞いた話を文字に起こしたという体の作品で、(古典的な怪談話が多い)同書の中では異色の存在だったがゆえに広まったのかもしれない。
その朱雀門氏は2019年に電子書籍『「オーグリーンは死にました」考』を出版。作中で改めてH氏に見解を聞いており、「テレビで観た村井刺殺事件のショックを和らげるため、無意識に「オーグリーンが刺された」と記憶を改ざんしたのではないか」と考察している。*32


上記の怪談がSNSで広まるにつれていつしか初出が忘れられ、都市伝説として広がってしまったというのが真相のようだ。


超力戦隊オーレンジャー』のオーブロッカーは元々1号ロボになる予定だった

同作の1号ロボであるオーレンジャーロボは初登場が第7話とやけに遅く、ファンの間で「元々オーブロッカーが1号ロボになるはずだったが土壇場で変更され、急遽オーレンジャーロボを新規にデザインしたからではないか」という推測が有力視されていた。
オーブロッカーは5体合体かつオーレンジャーロボよりもストレートにオーレンジャーを連想させるデザインの持ち主であり、一見それらしく見える説である。
しかしデザイナーの大石一雄氏と加藤大志氏は、『スーパー戦隊TOY HISTORY 45th』のインタビューで「オーレンジャーロボは『超力』という難しいモチーフ故に具体的なコンセプトが中々決まらず、歴代戦隊ロボの中で最もデザインが難航した」と語っており、登場が遅かったのは単純にデザインに時間がかかり過ぎたからであると明かされている。
そして、その過程で生まれた没コンセプトの中には「オーレンジャーのマスクのデザインはもう決まっているから、これをモチーフにすればいいのでは」というものもあり、後にそれを活かしてオーブロッカーがデザインされたとのこと。
つまり番組初期から存在したのはあくまでアイデアで、デザイン自体は当初より後半のロボとして制作されていたことになる。


星獣戦隊ギンガマン』の主題歌を歌唱した人物

恐らくスーパー戦隊シリーズ最大級の謎の一つ。
『ギンガマン』主題歌を歌った「希砂未竜」という歌手は、本作以外に活動が一切確認されておらず、経歴も正体も不明という謎の歌手なのである。
そして、その正体は多くの特撮主題歌やアニソンを手掛け、1993年ごろに芸能界を引退した子門真人氏なのではという説。


希砂未竜は

  • 声が特徴的な粘り気のあるような独特の声質で、子門氏に似ている
  • 2番以降で同じ歌詞でもシャウトしてテンションが上がるように歌うなど、歌い方の特徴も酷似
  • 英語版の歌唱も担当(子門氏は『セブン』の海外版で英語での歌唱を披露している)

といった特徴があることに加え、

  • プロデューサーが『ギンガマン』のEDのイメージ元に『アイアンキング』のED(子門氏が歌唱)を挙げていること
  • 作曲者の佐橋俊彦氏は希砂未竜の起用を受けて小林亜星(『科学忍者隊ガッチャマン』主題歌の作曲者)氏を意識したと述べていること
  • 子門氏は現役時代に複数の名義を使い分けていたこと

などから、別名義による一時的な復帰を果たしたのではないかと多くのファンに認識されている。
しかしながらあくまで状況証拠に留まるだけで、ファンの推測の域を出ていない。


なお、高寺Pは後に手掛けた『大魔神カノン』のイベントで希砂未竜について質問された際、「ガッチャマンの歌声(子門)に似ているが、似ているだけ」と、同一人物説を否定する発言を出している。
また、希砂未竜氏の起用は音楽会社側からの提供であり、高寺Pは選出に関わっていないとのこと。
その一方で「じゃあ希砂未竜という人物は結局いったい何者なのか」という肝心要の部分は、今なお一切の説明がなされていない。
作曲者の佐橋氏を始め、レコーディングに携わった者は面識があると思われるのだが、佐橋氏からも一切のコメントがないのが現状。


希砂未竜氏は顔出しで姿を見せたことは一度もなく、スーパー戦隊オンリーのライブイベント「スーパー戦隊魂」にも一度も出演していない。このため『ギンガマン』楽曲は他の出演者がカバーするのが恒例になっている。
そして子門氏は芸能界引退後に公的な場には一切顔を見せておらず*33、その引退理由についても様々な憶測*34が流れていることから、仮に高寺Pの発言が虚言で2人が同一人物としても、それを明言することはできないだろうと思われる。
希砂未竜の正体は永遠に謎のまま終わるのかもしれない。
某氏がぽろっと言っちゃったことと、テレビドラマデータベースは「希砂 未竜(子門 真人)」と完全に記載しちゃってるのは内緒だ。


爆竜戦隊アバレンジャー』は『仮面ライダークウガ』の精神的続編

メインライターの荒川稔久氏を始めとして、『アバレンジャー』のスタッフの一部が『クウガ』と共通していることから、一部ファンがある程度の説得力を持って広めていた噂。
実際に『アバレンジャー』は『クウガ』顔負けのハードなエピソードも少なくなく、また視聴者を驚かせる「アバレポイント」を毎話盛り込むことを意識した作劇が行われるなど、「型破り」を志向した『クウガ』に通じる部分もあるにはある。


しかし、2016年に『クウガ』のBlu-rayBOX発売を記念して開催されたイベント『対談』にて、荒川氏本人が「言った覚えはない」と明確に否定し、さらに実際に意識していたのは『帰ってきたウルトラマン』だったことも判明した。
これを踏まえてか、Vシネクスト『爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ』には、「何故か五代雄介が登場し、アバレンジャーに「君達クウガ2じゃないの?」と尋ねる」という展開を入れるアイデアもあったとか。
なお、この噂の出所は『アバレンジャー』と同時期に放送されていた『555』の公式ブログ(現在は閉鎖)であることが確認されているが、当の荒川氏が否定しているこの記載の情報源がどこだったのかは分かっていない。
一方で展示企画『真アギト展』のプロモーションにて、作品統括プロデューサーの白倉伸一郎が「何も決まっていない初期案では『アギト』≒『クウガ2』だった*35」旨を語っており(ソース)、とりあえず『クウガ2』の計画そのものは当時存在したことだけは確認されている。
恐らく東映内でも「どれが『クウガ2』になったかもしれなかったのか」が混同された可能性が高い。




スーパー戦隊シリーズはパワーレンジャーシリーズへの映像流用を前提として制作されていた

特に2010年代に入ってから敵組織の顔出し幹部が激減していたことについて、「顔出しキャラは映像流用が効かなくなるので東映側の配慮で使われなくなった」とまことしやかに囁かれている。*36
実際に、高寺PもXで「『オーレンジャー』ではサバンの要望に応じて顔出し悪役は出さなかった」旨を明かした他、『電磁戦隊メガレンジャー』でも当時アメリカのTVドラマで流行していた宇宙が題材の一つに取り入れられるなど、パワーレンジャーが始まって間もない頃は連動を意識した要素が組み込まれることもあった。


しかし現在のパワーレンジャーにおいては、流用映像のみならず現地で新たに撮り下ろされたアクションシーンも見どころの一つとされ、原典に登場しない=映像流用が効かないオリジナル悪役の登場も定番。
原典における顔出し幹部も当該キャラの出番をカットしてオリキャラを代役に立てたり、あるいは現地の役者が同じデザインの衣装を着て演じることで対応するケースが多く、特に『獣電戦隊キョウリュウジャー』をベースにした『パワーレンジャー・ダイノチャージ』において、原典ではいなかった顔出しの悪役「ヘキル」が新たに登場したケースもある。
先述した『オーレンジャー』での顔出し悪役廃止も後年には続いておらず、翌年からは再び顔出し悪役が復活。
また、それをベースとした『パワーレンジャー・ターボ』からはオリジナルの悪役がそれまで以上に登場するようになり、アクションシーンも新撮カットの割合が増加している。


パワレンにおける東映側の実質的な代表者である鈴木武幸Pは、「日本で出したものを現地のスタッフが気に入らないなら、2年続けて同じ番組にしてしまっても構わない*37」と、現在もスーパー戦隊シリーズはパワレン化を特に意識していない旨を明言している。
事実、『烈車戦隊トッキュウジャー*38』を筆頭として、本当にパワレン化を前提としているなら企画が通るはずのない番組も存在する。


この他にもパワーレンジャーについては日本の特撮ファンの間で様々な噂があるものの、日本語の資料の少なさもあって根拠のない与太話の域を出ないものも多い。


スーパー戦隊の「自我を持ったメカ」が海外では宗教上タブーなため、パワーレンジャー化の際は設定が変更される

先述のものと並び、日本においてよく囁かれているパワレンの噂。
実際にシリーズ第1作『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』において、原典では独立した自我を持つ存在だった大獣神が、人格の無いただの恐竜型ロボットとして登場している。


しかし、劇中ではシーズン1からサポートロボのアルファ5がレギュラーキャラとして登場しており、
原典から登場していたものに限っても、初期シリーズ「ゾードン編」の時点でサーバ(白虎真剣)や、ライトニングクルーザー&ストームブラスター(ペガサスサンダー&ドラゴンクルーザー)が原典同様に自我を持ったまま登場している。
『ギンガマン』がベースの『パワーレンジャー ロスト・ギャラクシー』からはロボットに合体するメカも自我を持つパートナーとなるケースが増えており、またこの措置が取られたのは今のところ2009年の『パワーレンジャー・RPM』が最後と、既に「パワーレンジャーの恒例行事」とは言い難い。
そもそも人格持ちロボットの代表格である『トランスフォーマー』の本場で「自我を持ったメカはNG」など明らかに筋の通らない話であろう。


実際に宗教上問題だったのは、大獣神の「守り神」という設定。
後の作品においても、『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場するガオゴッドはパワレン版では「パワーアニマルのご先祖様」に設定が変更され*39天使がモチーフの『天装戦隊ゴセイジャー』は変身者を天使から高校生にした上で「動物系」としてパワレン化されており、宗教的にダメな設定は実際に「日本の物とは違うが、不自然ではない」ように変更されている。

特撮・映画編(国内・その他)

『超人バロム・1』はドイツ人少年からのクレームで打ち切りになった & クレームをきっかけに「このドラマはフィクションです」というテロップが表示されるようになり、それがあらゆるアニメやドラマに伝搬した

前者の「敵が自分と同じドルゲという名前のせいでいじめにあっている」というクレームによって打ち切りになったという噂は『怪獣VOW』の会談でも取り上げられ「結局ドルゲに負けた」とネタにされ、後者の噂は『やりすぎ都市伝説』で件のテロップが表示された初のドラマであると紹介された。
だが前者の噂は正確ではなく、後者の噂はガセであることが判明している。


まず前者について整理すると、『超人バロム・1』が打ち切りになったのもクレームが来たのも事実。
だがクレームとは「いじめられて困っている」という少年からのクレームではなく、「いじめられるかもしれない」という保護者からのクレームであった*40
打ち切りの間接的な理由となった可能性はあるが、少なくとも直接的な理由は「視聴率で仮面ライダーに勝てなかった」「仮面ライダーには勝てないというスタッフの諦め」「上層部からの短縮の指示」であるとされている。


後者の噂についてだが、1960年代の白黒ドラマに既に「このドラマはフィクションです」という趣旨のテロップが表示されていたことが判明している。
視聴者からツッコミが来たのか、あるいは自力で調査したのか、明らかに間違っていることが判明したこの都市伝説は『やりすぎ都市伝説』のDVDにも収録されていない。


キングコング対ゴジラ』には、ゴジラが明確に勝った別エンディングが存在する

「そんなの聞いたことないぞ?」と思った人もいるだろう。実はこれ、アメリカを発端とした都市伝説。
1980年代にアメリカで大ヒットし、世界中に広がったクイズゲーム『トリビアル・パスート』でも、「Q:『キングコング対ゴジラ』日本で勝ったのは?」の正解が「A:ゴジラ」とされているほどだった。
さすがに家庭用ビデオが広まってからは沈静化したらしい。
また、1965年公開の『フランケンシュタイン対地底怪獣』の結末が劇場公開版とテレビ放映版で異なっていたことも、この都市伝説に拍車をかけてしまったと思われる。
昭和期の特撮映画では「海外版と日本版で内容が異なる」事例が珍しくは無かったのも一因と言えるだろう。狂言回し的なアメリカ人の登場人物が追加されることが多いが、米軍の戦闘シーン、民間人の残虐な死亡シーン等が細かく追加されることもある。


ガイガンのデザインを手がけたのは水木しげる

ゴジラシリーズに登場する人気怪獣・ガイガンのデザイナーについては、東宝関係者の間でも長らく「講談社のミズキという人物」という情報しかなかった。
該当する人物はイラストレーターの水氣隆義氏と水木しげる氏の両名しかおらず、水木氏の描いた妖怪「おんもらき」がガイガンと似てなくもない見た目なこともあってか長年囁かれていた。
しかし、2008年に水氣隆義氏自身がガイガンのデザインを担当したことを公表。その後は東宝との交渉の末、正式に認定されている。


TVドラマ版『忍者ハットリくん』でケムマキを演じたのは、若き日の杉良太郎

1980年代から1990年代までまことしやかに伝わっていた都市伝説。
1966年に放送されていた実写版ドラマの資料が全く残っていない他、本放送のテープも当時は第1話しか保存されておらず公開されていなかった事、そしてこの頃は杉良太郎氏が俳優としてデビューした年で、なおかつドラマのロケ地が同じ京都だった為に噂が広がった。
しかし、『ハットリくん』は東映の作品で、杉氏の所属先は日活
当時は五社協定により事務所の枠を超えて他社の作品に出る事は殆ど不可能であった上に、その頃杉氏は映画の収録があり他の仕事を入れる余裕はない。
ケムマキを演じていたのは傍田勉という別の俳優であり、テロップにもそう書かれている。
杉様はケムマキしない。いいね?


1961年版『モスラ』には、最初に1分くらい序曲が流れてから本編が始まるバージョンがある

公式サウンドトラックに「本編で流れていない」「全部で1分くらいの長さ」と条件に合致する曲があることや、この頃の大作映画では「冒頭に序曲を流す」演出がよくあったこと*41などから、割と信じられていた噂。

  • ソフト化やリバイバル上映の際に反映されていない
  • こっちのバージョンを観たという証言が(他の映画に関する都市伝説以上に)少ない
  • 円谷プロや東宝の公式書籍で触れられることが少ない

などの理由から、長らく都市伝説として扱われていた。


だが2021年、名画座企画『午前十時の映画祭11』のために本作のデジタルリマスター作業が行われた際、「初公開時に『4チャンネル多元磁気立体音響版』をかけていた11の映画館だけこちらのバージョンを流していた」という裏付けが取れ、当時の音源も発見されたことで真実と判明。
これにより、同映画祭では『1分6秒の序曲あり・4チャンネル多元磁気立体音響版』(=初上映当時のステレオ音源版*42)を使用する初の再上映が実現した。


CG映画版『ファイナルファンタジー』は最も赤字額の大きい映画としてギネスブックに載った

ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズの映画化として大々的に製作したが、凡庸なシナリオで評判は悪く大きな損失を出し、意図しないまま宗教絡みの問題も引き起こしてしまったせいで、様々なトラブルを理由に制作中止となり、主題歌も清涼飲料水のCMにタイアップされた事になってる映画版『FF』。
1億3700万ドル(当時レートで約170億円)もの製作費を掛けた超大作映画、かつ失敗映画であるということが広く知られており、その流れで「ギネスブックに載った」と称されることも多い。
しかし、公開規模の大きさや全世界で公開したこともあり、意外かもしれないが興行収入は8500万ドル以上を得ている。
そのため、数十億円単位の極めて膨大な赤字ではあるが、これより赤字の大きい映画は複数あり、世界一を狙えるほどの赤字額ではない。


実際に赤字額のギネス記録を持っているのは、1995年公開の『カットスロート・アイランド』である。
この映画は1億ドル近い製作費を掛けておきながら、興行収入は1000万ドル程度という余りの落差であり、約9000万ドルという赤字額は現在も破られていない。


なお、赤字額世界一ではないが「参考記録」としてギネス世界記録に掲載されたと言われることもある。
知名度の高さを考えればあり得ないこともない話ではあるが、この話も画像ソースなどはないためデマ説が濃厚。


ただし、「ギネス世界記録に掲載」自体は事実である。
これは「ビデオゲームにインスピレーションを得た最も高額な長編アニメーション映画」というものであり、特にネガティブなものではない。
2010年にはこちらも『プリンスオブペルシャ/時間の砂』に抜かれているが。


その他、「興行収入は20億円」というデマも広まっているが、これは「制作費約160億円 - スクウェアが算出した特別損失(最大で)139億円」という計算から算出されたものだろう。
だが、この特別損失は「映画事業撤退」に際して計上されたものなので、FF映画の赤字以外(例えばスタジオの閉鎖などの諸経費)も含まれていると考えられる。


実写映画版『進撃の巨人』オリジナルキャラのシキシマは樋口真嗣監督の自己投影

樋口監督へのインタビューで「自己投影キャラがいるか」という問いにこう回答されたと噂された。
実際の監督の答えは実写版エレンとシキシマの関係に黒澤明監督の『赤ひげ』を絡めた回りくどいものだが、結論だけ抜き出せば「自己投影キャラは実写版エレン」となる。
なお、このような回りくどい表現となった理由については「シキシマの実際のモデルは当時は原作にまだ登場していないキャラだったからではないか」と、件のキャラ(ジーク)が原作に登場して以降に噂されているが、真偽は不明。


『花嫁吸血魔』のフィルムは主演女優によって処分された

映画の内容を簡単に言うと「女優が嫉妬から裏切りに遭い顔に傷を負った末に自殺してしまうのだが、モンスターとなって蘇り裏切った友人に復讐していく」というものなのだが、このモンスターというのが女優に直にメイクをして毛むくじゃらの怪物に仕立て上げるというものだった。
そのため、「この映画の存在を恥じた女優によってフィルムが買い取られて処分された」という噂がまことしやかに囁かれている。
またこれとセットで「勝手に結婚した女優に腹を立てた社長が嫌がらせ同然にこのような役ばかりを回したが、女優人生のために泣く泣くこの冷遇に耐えるしかなかった」という噂もある。
主演女優は池内淳子だが、(新東宝の社長は反対していたとされる)結婚後に離婚してからの復帰作が『花嫁吸血魔』であるのは事実である。
ただ、このような怪物の役をやらされたのはなにもこの池内淳子だけではなく、会社のエログロ路線として他の役者もやっていた。別の映画監督も「嫌がらせするならそもそも映画に出さないだろ」と冷遇の噂を否定している。
そもそも復帰自体が社長が許可したものであり、後の葬儀にも出席している。
離婚したばかりの女優が花嫁吸血魔を演じるのは皮肉といえば皮肉だけども、それはまた別だろう。
劇場への宣伝ポイントとして「純情池内淳子が今までの殻を打ち破って難役を体当たりで熱演する」という点が強調されており、女優への嫌がらせにしては微妙過ぎる。
ちなみに『花嫁吸血魔』が公開されたのは1960年だが、新東宝は1961年に倒産している。倒産寸前でそんな回りくどい嫌がらせをしている暇は無かった可能性が高い。
新東宝倒産後の池内淳子は別の会社に移籍して、『花嫁吸血魔』の撮影時から並行して出ていたテレビドラマの世界で活躍した。
フィルム処分の噂のほうに関してだが、『花嫁吸血魔』のDVDが発売されたことからマスターフィルムは無事であることが確実であり、信憑性はかなり怪しい。
まあ複製の方を処分したという可能性もなくはないが、悪女役を熱望していたという逸話がある女優が処分するか?
そもそも、『花嫁吸血魔』を処分するなら数々の不倫ドラマのほうも処分するんじゃないだろうか。

特撮・映画編(海外)

ハリウッド版『GODZILLA(1998)』は当初『原子怪獣現わる』のリメイクとして創られたが、資金が集まらなかったためネームバリューを持つゴジラの映画であるということにした

日本の映画雑誌『DVD&ブルーレイでーた』2013年8月号において、脚本を務めたディーン・デヴリンによる発言として掲載された一文。


……なのだが、実のところその内容にガッカリした国内外のファンから皮肉として口にされることはしばしばありつつも、制作側の人間が発したという明確なソースは海外でも確認されていない。
というか、海外作品の話だというのに、海外のゴジラファンには制作側の人間が発したという説があることすら知られていない。
公開から20年が経過した2018年に米メディアの取材に応じたデヴリンのインタビュー(主な内容は作品への反省)でも自身はゴジラに対する熱い思いを語っており、これらを踏まえると彼がそういった発言をするとは考えにくいと言える。*43


『原子怪獣~』のリメイク云々は、ゴジラ好きでもあるゲームレビュアー兼演出家のAVGNことジェームズ・ロルフが本作品に対する批判の言*44として発しており、件の雑誌が出たのは発していた動画の投稿から数ヵ月後だったことからこれを誤訳したものではないかという説が出ている。


関連して「元々ゴジラに強い情熱があったわけではない上、ゴジラの取り扱いに関して75ページもの注意書き*45を送られて辟易していたローランド・エメリッヒ監督が、没にしてもらうために到底受け入れられないであろう案を東宝へ提出したら、採用されてしまった」という伝説もある。
このうち、「ゴジラに強い情熱は無かった」「75ページもの注意書きが送られてきた*46」「(エメゴジのデザインは)東宝に到底受け入れられないであろうと思っていた」については概ね事実だが、「没にしてもらうために提出した」というソースはない。
まず受け入れられないであろうと思っていたのはストーリーではなくデザインのことだし、エメゴジのデザインはエメリッヒではなくパトリック・タトポロスによるもの。
上記のデヴリンの反省文でも、「エメリッヒ監督は情熱を持てるストーリーを作ったし、映画への情熱はあった*47」と言われているので、「映画作り自体は真剣だったが、ゴジラファンに受け入れられるものにはならなかった」という解釈で良いと思われる。一番ダメなパターンじゃないかと言えばそうなのだが


また、アメコミ『ルーラーズオブアース』や小説『GODZILLA 怪獣黙示録』など、98年版ゴジラが活躍する作品も近年は多いが、評価の高かったアニメ作品『ゴジラ・ザ・シリーズ』での能力は何故か採用されない。
このため、「ジラ名義でゴジラシリーズに移籍した本体と『ザ・シリーズ』版ゴジラの能力で版権が入り組んでいるため使用できない」という別の都市伝説も囁かれている。
もっとも、怪獣映画以外であっても客演・再登場が少ない作品が「版権上の問題が避けられないのではないか?」と噂されることは含めて珍しくない。スパロボにおける『ジャイアントロボ』や『ガンダム・センチネル』など、まさに都市伝説が生まれやすい状況になっているのは事実である。


スーパーマンの呪い

伝説的アメコミ『スーパーマン』の派生作品に出演した俳優の多くが、俳優として続かずひっそり引退したり、病気になったり、亡くなったりしているという伝説。
もちろん実際にはその後成功した俳優も多いし、スーパーマンほどの長寿シリーズともなれば、中には不幸な目に遭った俳優がいても不思議ではないだろう。


この噂が広まったきっかけは、以下の2つの事件であるとされる。

  • 1950年代に映画とTVシリーズでスーパーマンを演じたジョージ・リーヴスが、1959年に自宅で射殺死体となって発見された(自殺説が有力だが、他殺説もある)。
  • 1978~1987年にかけて制作された実写映画版シリーズでスーパーマン役を務めたクリストファー・リーヴが、1995年に落馬事故で脊髄を損傷し、首から下が不随となった。

こうした悲劇がファンを始め多くの人々に衝撃を与えたことで、噂に真実味が出たと考えられる。
実際、上記2つ以外の「呪い」についてはこじつけ程度のものも多く*48、噂自体がこの2つの事件から遡って誕生した可能性がある。


似たような都市伝説に「バットマンの呪い」というものもある。
ダークナイト』のジョーカー役であるヒース・レジャーの急死や、公開劇場での銃乱射事件、DCエクステンデッド・ユニバースのバットマン役であるベン・アフレックとジョーカー役のジャレッド・レトの降板などが実例とされている。


日本においても、仮面ライダーやスーパー戦隊といった長寿の特撮シリーズで同様の理由付けができる。
実際にライダー役や戦隊メンバー役を切っ掛けにスーパースターとなった方もいれば、悲しい事だがその後不幸な目に遭われた方がいるのも事実である。なんなら「アマゾンズはいいぞおじさんと化した」みたいな笑って終わるのではなく、とてもここには書けないようなことをしでかした戦隊OBまで……*49
これについては、まだ役者として成長途中の若手が起用されるケースが多く、出演作の終了と共に様々な要因でキャリアの広がりが閉ざされてしまう場合も往々にしてあるということも理由かもしれない。
変わったところでは「舞台演劇や声優業に転向したので、元の役で出たくてもなかなかできない……」なんて人もいる。
アニメ『異世界レッド』のレッド以外のキズナファイブメンバーのキャスト陣が後者の例としてわかりやすい。特にワシピンク/ラプター283やったから二重の意味で公認OGのM・A・O
部隊演劇メインはゴーオンレッド/江角走輔の古原靖久などがわかりやすく、実は氏のSNSアカウントでは頻繁に次に参加する舞台の宣伝を行っている。撮影現場うらばなしの紹介や後輩へのエールが同じくらい多いだけで。


ちなみにクリストファー・リーヴのその後はというと、落馬事故を機に障害者福祉に取り組むようになったこと(賞も貰っている)はもちろん、ナレーター業を経て「車椅子に乗った役ができる俳優」として芸能界への復帰を果たしている。
そして晩年はテレビドラマ『ヤング・スーパーマン』において、クラーク=若き日のスーパーマンに助言する老博士*50という役でシリーズへの帰還を成し遂げており、キャリアが閉ざされたわけでも、ずっと不幸だったわけでもない。


ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に、トム・クルーズ演じるマルチバースのアイアンマンが登場する

『ドクター・ストレンジMoM』のトレイラー公開後に「関係者からのリーク」という体裁で広まった噂。
映画『アイアンマン』撮影の際にトニー・スターク役の候補にトムが挙がっていたことや、トレイラーに映っていた金色のオーラを纏う人物の後ろ姿が、コミックに登場する悪のアイアンマン「スーペリア・アイアンマン」と似ていた*51ことが拡散を後押しした。


『MoM』を見た人には自明のことだが、結論を言えば『MoM』にアイアンマンは一瞬たりとも登場しない。主演俳優のベネディクト・カンバーバッチと脚本家のマイケル・ウォルドロンもこれを否定している。
ウォルドロンがマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギに「トム・クルーズ演じるアイアンマンを出せないか」と提案したことはあったものの、当時トムは『ミッション:インポッシブル デッドレコニング』の撮影に多忙であり、「トム・クルーズ版アイアンマン」は幻に終わったという。


『Atuk(アトゥック)』の呪い

上記のスーパーマンシリーズを始め、呪われていると噂される映画はいくつかある*52が、関係者が次々と亡くなったため、遂に制作中止となった映画が存在する。
それが『Atuk』である。
タイトルは「おじいちゃん」を意味するイヌイット語で、田舎暮らしのイヌイットが都会で大騒動を引き起こすというコメディー……になるはずだった。
なので映画自体は全く怖くないが、主役に予定されていた俳優が5人連続で、関係者を含めると7人が連続で亡くなったことで、「最も呪われたハリウッド映画」として恐れられている。
死亡した関係者は以下の通り。


  • ジョン・ベルーシ
    • ブルース・ブラザース』で知られる超売れっ子コメディアンで、最初に主役のオファーを受けた人物。薬物の過剰摂取により33歳で死去。
  • サム・キニソン
    • 人気上昇中のコメディアンで主役のオファーを受けた2人目の俳優。スタジオに向かう途中に交通事故に遭い、39歳で死去。
  • ジョン・キャンディ
    • ホーム・アローン』にも出演した名脇役。出演を承諾した後、心臓発作により43歳で死去。
  • マイケル・オドノヒュー
    • ジョン・キャンディと共に脚本を読んだ脚本家。脳出血により54歳で死去。この人のみ直接オファーを受けた俳優ではない。
  • クリス・ファーレィ
    • 立て続けに死者が出たことでしばらく凍結された後、再始動した映画化企画にて主演のオファーを受けたコメディアン。薬物中毒により33歳で死去。
  • フィル・ハートマン
    • あまりにも死者が出ていることから出演を断るが、何度も頼まれて渋々承諾した直後に妻に銃で撃たれて49歳で死去。直後に妻も銃で自殺。

現在この作品の映画プロジェクトは凍結されている。
果たして呪いは実在するのか?実在するならなぜこの映画は呪われてしまったのか?


……という流れで語られる都市伝説。
6人の死については全て事実だが、呪いとは言い切れない部分もある。
例えばジョン・キャンディはかなりの肥満体質で不健康な生活を送っており、クリス・ファーレイも酒やドラッグに溺れてリハビリ施設を出入りしていた。フィル・ハートマンの妻もコカイン中毒であり、それが射殺事件につながったとされる。
つまりこの映画が無くとも悲劇は起きていた可能性が高い。
オドノヒューとハートマンに至っては、映画との関わりが本当にあったのかどうかもはっきりしていない。


またそもそも、上記の「都市伝説」すべてが事実であったとしても、それって偶然じゃないの?という視点を持つことは大事である。
ハリウッドだけでも毎年毎年、数百本の映画が作られており、企画だけならその何倍いや何十倍何百倍……下手すればそれ以上の数がある中で、仮に主演候補に立て続けに不幸が起きたという映画が一本あったとして、それは確率的におかしなことだろうか?
よくある喩えだが、
《ある人が2年連続で宝くじの1等を当てたとしたら、それはすさまじい低確率である。ではそれが不正の証拠かと言われれば、そうは断定できない。なぜなら毎年毎年多くの人間が宝くじを買っていて、その数だけ何度も何度も当たりの抽選をしているからだ。「2年連続の1等」という低確率の現象であっても、何度も試せば時には当たることがある。》
要するにひとつの現象に着目してその確率だけを考えるなら、奇跡や呪いや陰謀がなければ到底起きないように感じる現象であっても、何度も試行回数を経ていると考えれば違和感はなくなるのだ。
「宝くじの一等を1回当てたら十分な額が入ってくるため、更にもう1回一等を狙おうとするのは変」と言われたらそれはそう
サイコロを振って4連続で1を出せと言われたとする。その確率は約1300分の1であり、1回しか試せないのであれば絶望的だろう。だが何回も振っていいなら……そういう話である。


なお『Atuk』の権利はアメリカの配給会社が保持し続けているそうなので、映画化が実現する可能性は未だ残されている。


ダース・ヴェイダーの名前の由来は「闇の父」

オランダ語で「Vader」は「父」を意味する単語であり、実はダース・ヴェイダーがルークの父親であることは初期設定から決められていたのだった……という都市伝説。
「Vader」の単語の意味ジョージ・ルーカスの友人に「Vader」という名前の人がいるし、普通に名前のつもりだったという説が有力。


更に言うと、『STAR WARS エピソードⅣ 新たなる希望』の劇中ではダース・ヴェイダーが「しかし今の私は未熟者ではなくマスターだ」と言ったのに対し、オビワンが「邪悪のマスターにすぎんぞダース」と、まるでダースが本名であるかのようなやり取りをしていたりする。*53


STAR WARS エピソードⅣ 新たなる希望の第一稿では、主人公はアニキン・スターキラーで、父のケイン・スターキラーと弟のディーク・スターキラーと暮らしているのだが、デス・スターの副官としてなんか小物っぽいダース・ヴェイダーが別に登場する。
この第一稿ではルーク・スカイウォーカーの方が伝説の戦闘機乗りにして年上のため、「ルークの父親」としてのネーミングとも考えづらい。
『EPⅣ』の後に書かれた『STAR WARS エピソードⅤ 帝国の逆襲』にしても、第一稿ではルークの父の霊体が現れてルークに妹の存在を告げるシーンがあるため、「ヴェイダーが父」という設定は当初なかった可能性が高い。


国勢調査にジェダイ教と回答すると罰金を課される

2001年、英語圏の複数の国で国勢調査の信仰欄に「ジェダイ」と回答されたことで政府が怒ったと噂された。
実際にはイギリス政府は国勢調査の回答率が上がったとして別に困ってはおらず、オーストラリア政府は明確に否定している。
でもジェダイ教のために票の割れた無神論者は怒った。


オビ=ワン・ケノービの全盛期はEP1

EP1のオビ=ワンというと、まだまだ修行途中の若者だがクライマックスでダース・モールを1対1で倒したあの瞬間が全盛期だった……という都市伝説。
勿論明確にこう語られたというものはないのだが、その殺陣のクオリティがあまりにも高くスピーディーだったこと、そして別のシスの暗黒卿であるドゥークー伯爵には戦うたびにあっさり負け、そして逆にアナキンは一人でもドゥークーと戦える描写が目立つことから「あの時のオビ=ワンは師匠を殺された怒りでダークサイドの力を借りて爆発的な力を得て、本来勝ち目のないダース・モールをも圧倒できるほどの力を得ていたのだろう」と解釈されるようになった。


「でもそのドゥークーに勝ったアナキンに勝ったじゃん」というツッコミは勿論当時の時点であったにはあった。
だがこれもまた、マシュー・ストーヴァーが書いたEP3の小説版で「当時のアナキンは潜在能力ではなく実力で既にヨーダや皇帝を凌駕していたが、オビワン相手だと実力を精神状態が不安定になって敗北した」というような設定が書かれていたことから、「オビ=ワンの本来の実力はシスの暗黒卿には遠く及ばず、アナキン相手には好条件が重なって勝てただけ」とでもいうような、見方によっては随分と不名誉なレッテルが張られていた。*54
あくまでもファンの解釈に過ぎない一方で、オビ=ワンの戦闘描写がプリクエル三部作に限定されていた当時のSW展開の中では、特に否定する材料もなかったのだが、ディズニー移行以後は上記の小説作品が名実ともにレジェンズ(非正史化)したことで、公式としてみなされていたキャラクターの実力描写が大きく見直されることに。
そして『反乱者たち』で老齢となったオビ=ワンがそのダース・モールと対峙した際、EP4のスローな殺陣はかけ離れたまさに達人という動きで見事に撃破している他、
ドラマ作品『オビ=ワン・ケノービ』でも最終的には当時の(シディアス曰くまだ迷いがあったとされるが、それでもダースモールが自分より格上と認める)機械化ベイダーを圧倒していることから、ドゥークー相手にやたら負けるのは否定できないが現在の公式描写を見る限りでは「真っ当に修業を積んだ壮年期~老年期の方が強い」という認識が一般的となっている。


映画『ミクロの決死圏』で人体内のデザインを手がけたのは画家のサルバドール・ダリ

患者の体内に縮小化した人間を送り込んで治療する、という筋書きの古典SF映画で、関連書籍・サイトにはしばしば「画家ダリが美術を手がけた」と書かれている(『ウルトラセブン』に登場する宇宙細菌ダリーの名前もこれが由来)。
実際に体内デザインを手掛けたのはデール・ヘネシーという人物*55で、ダリは本作の制作には関わっていない。
プロモーションアートの依頼は受けており、映画の原題と同じ「Fantastic Voyage」というリトグラフを描いているので、そこから誤解が広まってしまったと思われる。


映画『ピクニックatハンギング・ロック』は実話を元にしている

20世紀初頭のオーストラリアを舞台に、女学校の生徒や教師が次々に失踪する怪事件を描いたホラー映画の傑作。
しばしば書籍などに「実際に起きた事件を描いたもの」と掲載されている他、AmazonのDVD販売ページにも「実話をもとにしている」と書かれている。


しかし実は、ジョーン・リンジーによる小説を原作とする純粋なフィクションである。
小説が実話を元に書かれたと言われることも多いが、実際にはこのような事件が起きた記録はおろか、モデルとなるような女学校や教師達(実在していれば当時地元では有名な名士だったはず)が存在した形跡すらない。
「地元の警察署が火事になった際に資料が焼けた」と説明されることもあるが、そこまでいくとほとんど陰謀論であろう。


また、元々原作小説のラストシーンでは失踪事件の真相が明かされていたのだが、そこで明かされる「真相」は、「時空の亀裂からやってきたピエロが少女達を連れ去った」という荒唐無稽なものである。
いくらなんでもこれでは実話だと信じる理由はないだろう(このシーンは最終稿ではカットされている)。


映画『キャプテン・スーパーマーケット』にタートルズが出ている

最後の方、魔導書を奪おうとする敵兵の中にタートルズらしき人物が混ざっているという噂。
似たシルエットの人物は確かにいるが、別のシーンで口の辺りが突き出したフルフェイスヘルムに鉢巻を撒いた兵士がいるので、恐らくこの兵士だと思われる。


映画『グレムリン』に出て来るグレムリン達は日本人がモチーフ

公開当時(1984年)に日米経済摩擦が起こっていたこと、ギズモを飼っていたのが東洋人であったことから湧き上がった説。
アメリカだけの局地的な噂かと思いきや、小林よしのりが『戦争論2』で取り上げるなど洋の左右を問わず伝わっていたようだ。


しかし、グレムリンが生まれる切っ掛けになった生物・ギズモがいたのは同じアジアでもチャイナタウン。日本は無関係である。
同作ラストで、ギズモの元の飼い主であるミスター・ウイングが「責任のない社会は希望のない社会。責任とは大事が起きるのを見越して賢明な行いをすること。事が起きてから行動するのは経験であり反省だ」と残しているとおり、どちらかと言えば町の人が起こした軽はずみな行動を諫める話となっている。


アメリカでは虫に対する好感度が低いため、虫がモチーフのヒーローは作りにくい

『パワーレンジャー』としてリメイクされアメリカでも人気を博しているスーパー戦隊に対し、仮面ライダーは人気・知名度共に今一つであることや、トランスフォーマーシリーズにおいて昆虫戦士の殆どが悪役であることなどが主な根拠とされる。
アメリカでは日本ほど虫に親しみがないこと自体は事実のようで、地域によっては昆虫図鑑や虫かごひとつ手に入れるのにも苦労するとのこと。むしろ「日本人の虫好きの方が世界的には少数派」と評する声も多い。


しかし実際のところ、

など、虫をモチーフにしたヒーローがアメリカで成功を収めた事例は普通に何件も存在するので、はっきり言って信憑性はかなり怪しいところ。


『ダークナイト』でジョーカーが病院を爆破したシーンにおけるジョーカーのリアクションは、演じるヒース・レジャーのアドリブ

CGではなく本当に病院を爆破するためやり直しが効かない一発勝負の中、少しだけ爆発しただけで爆破が止まってしまうというアクシデントが発生、
しかしヒースが「思ったほど派手に爆発しなくてがっかりするも、後で一気に爆発した事で慌てて逃げるジョーカー」をアドリブで見事に演じ、あわやアクシデントにより撮影失敗という所がヒースの機転により見事な名シーンに転じた……というもの。


実際には爆発のタイミングもヒースの動きも全て筋書き通りであり、アクシデントでもアドリブでもない。
メイキング映像によると、安全と迫力を綿密な計算の上で両立させ、動線の確認を12回以上も繰り返した上での収録だった事が語られている。


具体的な発祥ははっきりしないが、少なくとも2012年頃には語られていたらしく、また日本のみならず世界的に広がっているデマである模様。


シャイニング』は、アポロ計画が捏造であったことを暗示している

巨匠スティーヴン・キングの小説を原作とし、世界中でヒットしたホラー映画。
劇中にアポロ計画陰謀論にまつわるシーンがあり、それは監督であるスタンリー・キューブリックが意図的に仕込んだものであるとして、長いこと噂されている。
「証拠」として提示されるのは以下の場面。

  • 舞台となったホテルのオーナーは、アポロ計画に関わったジョン・F・ケネディ大統領をモデルにしており、デスクにはアメリカの国旗が飾られている
  • 双子の少女の幽霊(この場面は原作にはない映画オリジナルのシーン)はアポロ計画の前身である「ジェミニ計画(ジェミニは英語でふたご座を意味する)」を表している
  • 吹雪のシーンは、ソ連と米国の宇宙開発競争のきっかけとなった冷戦を意味している
  • ホテルのカーペットの六角形はロケットの発射台を模している
  • 登場人物の1人であるダニーが、「Apollo 11」という文字の入ったロケットの描かれた服を着ている
  • ホテルの部屋番号「237(原作では217だった)」は、地球から月までの距離である237000マイル(約384400km)を意味している
  • 主人公のジャックがタイプライターで打ち続けていた、「All work and no play makes Jack a dull boy(仕事ばかりで遊びがない、ジャックは今に気が狂いそうだ)」という文章の始まり「All」は「A11」、つまりアポロ11号を意味している

これらは今作を題材にしたドキュメンタリー映画『ROOM237』の監督を務めたジェイ・ウェイドナーが主張しているものである。
さらに、キューブリックは自身がアポロ計画陰謀論に関わっているというアピールを盛り込むために、このシーンを挿入したのだとも言われている。
……まあ、こじつけ感も否めないやつが複数あるが。


海が題材の海洋映画は成功しない

ハリウッドの映画界で語られていた、現在はレオナルド・ディカプリオ主演のタイタニック(1997年)やジョニー・デップ主演のパイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年)が成功したことで終止符が打たれたが、1990年代の映画について語る際はよく挙がる。
実際には海を題材とした実写映画では、低迷していたハリウッドを救ったポセイドンアドベンチャー(1972年)やサメ映画の原点にして頂点とも評されるジョーズ(1975年)のように先述の2作以前でも海を題材とした作品でも成功した作品はいくつか存在している。


が、実の所この説は、必ずしもデマとは言い切れない。
ただしそれは「海を題材にすると駄作になる」と言う事ではなく、海で撮影を行うと制作費が嵩む(=回収しきれない事が増える)と言う意味である。
というのも沖合での映画撮影は天候や波が制御不能であるため、不測の事態が起こりやすいのだ。
長時間移動した後で気候の変化により撮影が中止になったり、一から作った撮影セットが自然に壊されたり、俳優も撮影クルーも船酔いや直射日光で体調を崩したり、機材が湿気や海水で壊れたり……といった様々なトラブルに見舞われ、それによって制作費が嵩み、多少のヒットでは「成功」と言えなくなってしまうのである。


これらの例として、トラブル続きで1億7500万ドルが掛かった『ウォーターワールド』(1995年)や、1億ドル以上かけて作られたが制作費を1割程しか回収できず興行赤字でギネス世界記録にも載った『カットスロート・アイランド』*57(1995年)など、巨額の予算を掛けたにも関わらず失敗してしまったことが人々の印象に残ったことで生まれたのだと思われる。
そもそも先述のジョーズですら、海水によるロボットの故障などで55日間を予定していた撮影スケジュールが延びて159日になり、予算は当初の400万ドルから大幅に超過し900万ドル掛かってしまっていた。
結果的に大ヒットしたので成功作とはなったものの、並程度のヒットに終わっていればこれも失敗作として扱われていただろう。


とはいえ現在はCG技術が発展したことでわざわざ海で全て撮影する必要がなくなり、失敗する確率は大幅に下がっている。

音楽編

イーグルスの楽曲「ホテル・カリフォルニア」は麻薬中毒、もしくは新興宗教や悪魔崇拝の儀式の暗喩である

「チェックインはできるが、立ち去ることはできない」というくだりに代表される暗喩的な歌詞から、発表当初から現在に至るまで繰り返し語られる都市伝説。
作詞者の真意は今もって不明だが、ロックファンから最も支持されているのは、商業主義に堕した当時のロック界に対する皮肉(「メジャーデビューしてしまうともはや堕落するしかない」)という解釈である。


童謡「かごめかごめ」は徳川埋蔵金の在りかを示す暗号である

「かごめ」は籠の編み目のことで、形が六芒星になっている。
江戸幕府が関東に建てた神社・仏閣を線で結ぶとこの形になり、中心には日光東照宮がある。
「夜明けの晩」は朝方の日の光を、「鶴と亀」は東照宮の中にある鶴と亀の像を指す。
つまり、鶴亀像が朝日を浴びてできた影の延長線上に埋蔵金があるのだ。
……というのが大まかな内容。某都市伝説系番組で取り上げられた。


六芒星の話からしてこじつけの域を出ない上、「鶴と亀が滑った」という下りは明治以降に成立した可能性が高く、江戸幕府と結びつけるには無理がある。
「幕府の命を受けた松尾芭蕉が全国を行脚しながら歌を広めた」という話が追加されることもあるが、時代的に成立しない。
徳川埋蔵金は(もし実在するなら)江戸時代末期に埋められたはずなので、1694年(大政奉還の173年前)に死去した松尾芭蕉が埋蔵金の在りかを広めるというのは明らかに矛盾している。


成立年代や発祥地が不明なためか、「かごめかごめ」には他にも、「子どもの遊びの歌として作られた」という現実的なものから、「交霊術に使う歌である」という荒唐無稽なものまで、様々な俗説が存在する。


童謡「サッちゃん」には4番以降があり、サッちゃんは悲惨な最期を遂げる

「サッちゃん」で検索すると上位に出てきてしまう有名な都市伝説。
サッちゃんのモデルは、真冬の北海道で列車に体を切断された女の子で、続きの歌詞に「電車で足を無くしたから、お前の足をもらいにいくよ」などと書かれているとされる。


結論から言えば全くのデタラメである。4番以降とされる歌詞も別人の創作。
作詞者の阪田寛夫曰く、モデルは阪田が幼稚園の頃出会った「幸子」という女の子で、彼女が転園した時の思い出を描いているのだという。
3番の「とおくにいっちゃう」という歌詞も、前述の通り別の幼稚園に移ったということに過ぎず、死の暗喩などではない。
このことは(モデルとなった女性に配慮して)長らく公表されなかったため、様々な伝説や憶測を生んだのだと思われる。
5番で少女が悲惨な最期を遂げる歌といえば「チコタン」があり、これと混同した可能性もある。
また、有名な怪談話「テケテケ」が、真冬の北海道ないしそれに準ずる寒い北国で列車にひかれて胴体を切断され、そのまま傷口が凍り付いたせいで死ねずに苦しみ抜いて生まれた……とされるため、それと混同された・させている可能性もある。


野口雨情の童謡には実在の人物をモデルにしたものがある

「シャボン玉」は野口の早世した子供を唄ったもの、「赤い靴」はアメリカ人神父に養子に出されるも見捨てられて亡くなった幼女をモデルにしたもの……などが有名。
しかし、「シャボン玉」についてははっきりした根拠が無く、ただの後付けの解釈であるとされる。
『赤い靴』のエピソードは1970年代から主張され始めているが、捏造とする説もあり現在も議論が続いている。
「『青い眼の人形』は日米開戦前に行われた日米の人形交換と、それが破綻した悲劇を唄っている」という話に至っては、歌の初出が1921年(大正10年)であるため明らかに成立しない。


滝廉太郎は不当に冷遇された恨みを「憾(うらみ)」という曲に込めて世を去った

滝の才能を妬んだ文部省の役人が滝を海外留学という名目で日本から追いやり、滝の作曲した小学校唱歌から滝の名前を消し、さらに遺稿を焼き捨てた。
滝の曲が今日『荒城の月』しか知られていないのはこのためで、「憾」にはそんな冷遇された滝の恨みが詰まっている。
……というもの。某テレビ番組で紹介されて有名になった。


この話だが、一から十まで全てがおかしい。
まず「憾」という言葉は通常の「恨み」とは若干ニュアンスが異なり、無念・残念だという意味であり、他者への憎しみや怨念といった意味合いは無い。
若くして病に倒れた滝が「くっ、俺はここまでか……」という悔しい思いで付けたものだと考えるべきだろう。
さらに当時の海外留学というのは、ごく一部の超エリートだけが行けるもので、また帰国後の成功は約束されていた。そのため「冷遇するために海外留学させた」というのは全く辻褄が合わない。
また、文部省唱歌は、滝に限らず作詞者や作曲者の名前はそもそも記載しない方針だった。
更に結核で死んだ患者の遺品を焼く事は、当時は結核の感染拡大を防ぐために普通に行われていた事であり、別に異常な事でもなんでもない。


そして何より、「この冷遇のせいで滝の作品は『荒城の月』しか知られていない」とのことだが、「お正月」「箱根八里」「春の海*58」「花」は有名ではないのか?
特に「箱根八里」と「花」は「荒城の月」と並んで小中学校の音楽の教科書にも頻繁に掲載されている曲である。


第九の呪い

交響曲第九番を書いた作曲家は亡くなるというもので、作曲家の間では古くから知られている都市伝説。
人物、作品共に知名度の高いベートーヴェン、マーラー、ブルックナーなどがこのジンクスに当てはまる。*59
特にクラシック音楽界屈指の有名人であるベートーヴェン以降の作曲家に多く、この都市伝説を恐れていたマーラーが50代でなくなっている。


実のところ、ベートーヴェン以前ではハイドン(106曲)やモーツァルト(41曲)、ベートーヴェン以降でもショスタコーヴィチ(15曲)やホヴァネス(67曲)などこのジンクスに当てはまらない作曲家も多くいるため、偶然というのが実情だろうか。
またベートーヴェン以降、交響曲自体が短期間で量産されるようなものでない*60ため、交響曲第九番が完成する頃には作曲者自身が健康問題を抱える年齢になってしまうという影響もあるだろう。


ロックバンド「ザ・スターリン」は神戸市で行われたライブで暴走した観客が施設を破壊したため、条例で「スターリンに公共施設は貸さない」と制定された

1980年代から活動を始めたバンド「ザ・スターリン」(後に「ビデオ・スターリン」を経て「スターリン」に改称)はメンバー・ファン共に過激な行動を取ることで知られており、1982年8月2日に神戸市民小劇場にて会場が破壊された為にタイトルのような条例が制定され、更に「全国ホール協会」のブラックリストに載ってしまいコンサート会場でライブが出来なくなってしまった、と言う噂が立った。


が、実はそもそも「神戸市民小劇場」と言う施設は実在せず、名指しでバンド名を挙げ活動の禁止を記した条例も存在しない。*61
何よりスターリンはその後も各地のライブハウス等で活動を続けており、彼等より過激なパフォーマンスをするグループもライブ活動を行なっている事からブラックリストも存在するかどうか怪しい。
恐らくスターリンのライブの過激さから尾鰭がついて生まれた都市伝説だが、リーダーの遠藤ミチロウは生前否定するどころか嬉々として噂に乗っかっていた。


サザンオールスターズがデビューした時、ボーカルの桑田佳祐が何を言っているか聴き取れなくて視聴者からクレームが入って以降歌番組に歌詞の字幕が入るようになった

音楽業界ではかなり有名な都市伝説。
1978年に『勝手にシンドバッド』で衝撃のデビューを果たしたサザンオールスターズだが、洋楽と語呂を合わせたテンポの早い斬新な曲構成や桑田の独特な歌い方から「歌詞が何を言っているのか分からない」と視聴者からクレームが入り以降歌番組には字幕が入るようになった…というもの。


だが、実際はサザンデビュー後も歌詞の字幕が入る歌番組は増えておらず、実はこの傾向は1990年代まで続いている。
現在も続いている歌番組を例に挙げれば、『ミュージックステーション』は1986年の放送開始からしばらくは歌詞の字幕が入らず、1992年初頭に当て振りのスタジオライブ限定で歌詞が付くようになったのが歌詞字幕導入の始まりになる。テレビ局側としてはCD音源そのままを流してくれた方がテロップを表示させるタイミングが調整しやすいためである。「生演奏」「当て振り」というとロックバンド限定だと思われがちだが、当時はアイドルの曲ですらバックバンドによる生演奏も普通にあり得た時代だった。
しばらくはこの状態が続いたが、機材の性能向上からか後に生演奏の楽曲でも歌詞の字幕が入るようになった。
ちなみに肝心のサザンの同番組初登場は1988年6月24日と4年も開いており、「サザンのせいで歌詞の字幕が必要になった」と呼ぶにはやはり苦しいものがある。


また、ほぼ同時期放送されたフジ系の『サウンドアリーナ(1992年)』『MJ -MUSIC JOURNAL-(1992年)』は字幕なし、TBS系の『突然バラエティー速報!! COUNT DOWN100(1992年)』『カウントダウンTV(1993年)』は字幕ありとまちまちであり、後にJ-POP全盛期Mステとともに歌番組御三家としても扱われたフジ系『HEY!HEY!HEY!(1994年)』やTBS系『うたばん(1996年)』は放送開始から歌詞字幕が付いている。やはり1990年代前半が歌番組の歌詞字幕の有無の大きな分かれ目だろう。


つまり歌番組のスタジオライブの多くが生演奏からCD音源の当て振りに変わっていったことで、字幕表示タイミングを一致させやすくなった事が歌詞字幕が付いた歌番組が増加した理由だと考えられる。
スタジオライブに当て振りが増えた原因として、1988年にBUCK-TICKが同番組に初登場した際機材トラブルでイントロの今井寿のギターが鳴らないアクシデントが発生したことがきっかけの一つだったとも言われている。


なお、1990年代に入りそういった歌番組が普及しても長らく歌詞字幕を表示してこなかったのがNHKの『POP JAM』である。1999年秋ごろからようやく歌詞が表示されるようになった。
他にもマイナーな歌番組だと日本テレビ系の『M-STAGE』でも歌詞は表示されなかった。同じ日テレ系の『FAN』では表示されてたので、ここは番組プロデューサーの意向にも左右されるだろう。


「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」は反町隆史がジャニーズ時代を回顧した意味が込められた曲

反町隆史の代表曲の歌詞に関する噂。
かなり独特な歌詞の曲として有名なPOISONだが、世の中に対する反発や誰かに訴えるような意味深にも思える歌詞が、反町がかつて別名義で旧ジャニーズ事務所で活動していたという経歴と結び付けられて「反町のジャニーズ時代の経験や反抗心が込められているのではないか?」という噂があり、2023年に勃発した旧ジャニーズ事務所の性加害問題を機にネット上やゴシップ誌からも注目を浴びた。
また、

  • 反町はジャニーズ時代にジャニーズJr.として名前が知られていたが、退所理由がはっきりしていない
  • 退所後に反町がジャニーズ時代の話を持ち出すことはかなり稀
  • 反町はジャニーズ事務所を退所後にブレイクした数少ない人物 *62

といったことも噂の根拠として挙げられる。


実際は、反町自身が歌詞の意味について「学生当時の等身大の自分の事だった」と解説しているため、上述の噂の意味が込められている可能性は低い。
また、POISONはドラマ『GTO』のタイアップ曲であり、ドラマの原作は大人達への反感も作品のテーマの一つとなっているため、作品に合わせたと考えるのが妥当だろう。
ついでに言えば、反町がPOISONの歌詞を書き上げた時期はジャニーズを退所した時期からかなり年月も開いている。そのため、特に噂になっていた「POISONの歌詞が旧ジャニーズ事務所の性加害と関係している」という可能性は低い。
一応、反町は学生時代からジャニーズ事務所に所属していたことから上述の理由と経歴の時系列を照らし合わせると「その時期を回顧した曲」という意味では噂が完全に外れている訳でもなかったりするのだが、流石にそこからジャニーズ時代の話と繋げて想像するには根拠に欠けると言えるか。


モーニング娘。メンバーはLOVEマシーンのジャケット写真の並び順に卒業していく

通称「ラブマの法則」。初出は2002年~2003年と思われる。
問題のジャケットは右上からジグザグに石黒彩→市井紗耶香→中澤裕子→後藤真希→保田圭→安倍なつみ→飯田圭織→矢口真里の順番で並んでいる。
2003年に「うたばん」に出演した飯田がこの法則について言及しており、この時点では石黒→市井→中澤→後藤→保田の順に卒業していたが、その後安倍→飯田→矢口の順にモー娘。を抜けていった事によりこの説は現実となった。
ちなみにジャケットの並び順は加入順でも年齢順でもなく順不同である。
単なる偶然の類の話なのだが、古株のハロヲタには有名なエピソードとなっている。


この他にモー娘。関連では「福田明日香は中澤からいじめを受けて卒業した」「藤本美貴と田中れいなは不仲」といった説が存在するがそれぞれ福田、藤本と田中が否定している。


カントリー娘。がミュージックステーションに出演した時、逆拍手をしたメンバーが事故で亡くなった

歌番組では数ある逆拍手の都市伝説だが、カントリー娘。には柳原尋美という交通事故で亡くなったメンバーがいるのは確かに事実である。


しかし、彼女が亡くなったのは1999年7月16日で、この頃カントリー娘。は完全な下積みでメジャーデビューすらしていない。
カントリー娘。がメジャーデビューに漕ぎつけたのは、石川梨華が助っ人として入った2001年である。
ただ、彼女の没日のMステではモーニング娘。が『ふるさと』で出演していた。これはこれで別の都市伝説が生まれそうで厄介


一方カントリー娘。はメジャーデビュー後は何度かMステに出演してたのは事実なため、そちらで亡くなったメンバーの亡霊が逆拍手を行っていたという都市伝説に関しては否定も肯定も出来ない。


「土の歌」には、未発表で終わった第8楽章が存在する

「大地讃頌」でおなじみのカンタータ「土の歌」に関する噂。
その内容は人々の祈りに応えるかのように大地の女神が降臨するが、女神は人間を食い殺し始め、全人類を皆殺しにした結果大地に平和が訪れるという悲惨なもの。
しかし「人類はまだそこまでに至る程罪深いことはしていない」と考えた作詞の大木惇夫、作曲の佐藤眞がその時が来ないことを祈りながらこの曲を封印したとされる。


そもそもこの話が出てきたのはインターネットが普及して以降であり、大木の没後20年以上過ぎて現れたのも不自然。
大木の実子である宮田毬栄は2015年に父親の伝記を出版したが、そのような話は一切出てこない。
また、キリスト教の思想的に「女神が人類を食べ尽くす」という構図が考えにくい。






27クラブ

優秀なミュージシャンやアーティスト・俳優などが27歳で亡くなってしまうという都市伝説。
1971年ごろに、当時人気のブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソンといったアーティストが立て続けに27歳で亡くなったことで囁かれ始めたもの。
その数十年後にカート・コバーンが27歳で亡くなるとこの説が再び話題となる。


この説について研究もなされているが、実のところ27歳に死亡リスクが急激に高くなることはないという。
ただし、アーティストの20~30代の死亡率は一般人よりも高いとされている。
これはストレスやプレッシャーによる睡眠薬やアルコールも含めた薬物問題が身近であることに加えて、年齢的に無茶や無理がしやすく、サラリーマンのように労働時間が決まってるわけでもなく、健康診断のようなシステムがないのも一因だろう。


大槻ケンヂは自分の作詞した歌詞の使用料をJASRACに徴収され、しかも印税として還元されなかった

所謂オーケン事件。JASRAC批判の際に高確率で出てくる話題であるが、オーケン本人が否定している。
と言うものの、彼自身は自分の作詞を度々著書にて引用しているのだが、この件に関して徴収されたことは一度もないとのこと。
本人曰く「印税はそのまま入ってくるわけではないと話したことが曲解されてしまったのではないか」と推測しているが、当時のネットにおいてはほぼ誹謗中傷同然のJASRAC叩きが横行しており、その中の特に過激化した産物の一つであるとも考えられる。


霊の声が録音されたCD

心霊番組などでよく紹介される、有名アーティストのCDに不気味な声が混ざっているという噂。
幾つか例を挙げると

  • オフコース『yes・yes・yes』:「私にも聞かせて」
  • SAYAKA『ever since』:「殺す」
  • DREAMS COME TRUE『SWEET SWEET SWEET』:「この子誰の子」
  • レベッカ『MOON』:『先輩』
  • BUMP OF CHICKEN『メーデー』:「殺してやる」

などなど。
はっきり言ってしまうが、これらの正体不明の声の殆どは「バックコーラスや伴奏・効果音が言葉のように聞こえる」もしくは「ノイズやミス音声の消し忘れ」という現象で説明がつく。
公式が明確に否定することは少ないが、『MOON』の「先輩」についてはエフェクトをかけたNOKKO(レベッカのボーカル)の声であることをプロデューサーが後に証言している。


このような噂に尾鰭がついて「世に出ているものはほんのわずかで、とても世に出せないような音や声が入っていたこともある」という噂もあるが、これも「そう聞いたことがある」という程度で、実際にそのような音声を聞いたという具体例は一切ない。
実際に、レコーディングにおけるデジタル化の技術が進んだ今では、このような正体不明の音声が混入していたという報告はめっきり減っている。


L'Arc~en~CielHYDEの名前は和歌山県和歌山市土入から由来する

HYDEの実家近くに土入という地名があるが、そこから土入→入(はい)土(ど)→HYDEにしたのではないか?と主に和歌山市民から密かに噂にされ続けていた。
そして2018年にテレビ和歌山で放送の「みんなで作る和歌山情報 わくわく編集部」の和歌山県出身の芸人とのトークコーナーにゲスト出演。
その中で上記の都市伝説を芸人達がHYDE本人に直撃。するとこれは単なる偶然だと言い上記の都市伝説を暗に否定した。
またそれと同時に、「和歌山出身だとダサいイメージが着いてしまうから出身地を非公開にしてる」という都市伝説も「出身地を非公開にしているアーティストに憧れていたからそれに倣っただけ」と否定している。
つまりは彼が例え大阪出身でも京都出身でも、そのアーティストに倣って非公開にしていたことだろう。


JUDY AND MARYのTAKUYAと恩田快人は不仲が続いている

ジュディマリは当初ポップス系統を好む恩田が楽曲制作の中心だったが、次第にハードロック路線を推し進めるTAKUYAの作曲率が増えていった事から広まった噂。
解散までも何度か解散危機に陥った事実があったのも原因か。
しかし、2019年に二人とドラマーの五十嵐公太含めた三人のトークショーでこの噂を完全に否定した。お互いの仲は良好である事を明かしている。
ただし、ボーカルのYUKIがソロとして成功し過ぎた事で、他メンバーと距離感が生まれてしまったのは事実な模様。


DIR EN GREYはミュージックステーションの『残-ZAN-』のパフォーマンスで番組を出禁になった

今や世界を代表する日本のバンドDIR EN GREYだが、メジャーデビューシングル3枚の中で最も過激な『残-ZAN-』をミュージックステーションで披露し、クレヨンしんちゃんから見続けていた子供を泣かせて親御さんから大量のクレームが入り出禁になった…というもの。
リアルタイムで見ていた当時14歳の木村カエラやゴールデンボンバーの鬼龍院翔も曲に合わせたヤバイ演出の数々に衝撃を受けたという。


結論から申し上げると、これは完全にガセ。ミュージックステーションの公式ホームページではしっかりと過去の出演ミュージシャンがバックナンバーとしてそのまま乗っており、DIR EN GREYが『残-ZAN-』を披露したのが1999年2月5日、その後も同年6月4日に『Cage』、7月16日に『予感』で出演している事がはっきりと掲載されている。
つまり、DIR EN GREYは自然とMステに出なくなっただけというのが真相である。ちゃんと公式サイトぐらいは見ような?


ただし、DIR EN GREYと同期のヴィジュアル系でMステでやらかして出禁になったとはっきり明言されている例ならPIERROTがいる。
よりによってゼロ年代一発目の通常放送2000年1月14日分の『CREATURE』でボーカルのキリトが乗りに乗ってしまった結果、曲の最後でバランスを崩してマイクスタンドを落としてしまった事がテレビ朝日からの怒りを買いそのまま出禁となったとの事。その後は開き直ったかのようにHEY!HEY!HEY!に出演していたが


DIR EN GREYとPIERROTは最近でもジョイントライブを行うほどには関係の深いバンドであるため、この二つを混同した結果生まれてしまった都市伝説といえよう。


w-inds.の橘慶太はソロでミュージックステーション出演時、本来使うはずだったギターを壊され、急遽坂崎幸之助(THE ALFEE)から借りたギターで歌うことになった

某事務所以外のダンスボーカルグループ出演に非常に厳しいことで有名なMステでは、w-inds.も出演出来ないアーティストの一組ではあるが、実はメインボーカルの橘慶太自体はシンガーソングライターとして2006年10月27日放送分に『道標(「家庭教師ヒットマンREBORN!」エンディングテーマ)』で出演している。
基本バンド体制のスタジオライブは当て振りが基本だが、万が一生演奏だったらとんでもないことになっていた


この件自体は橘本人が当時、ブログおよびラジオで事実だったと明かしている。
どうやらスタッフがギターを運搬中に落としてしまいヘッドが破損して使用不能に、それも生放送開始5分前という緊急事態だったが、通りがかったTHE ALFEEの坂崎がギターを貸してくれ事なきを得た……ということらしい。
これ自体は番組側の不祥事として恥ずべき事態だが、微妙なのはそこから某事務所の圧力を背景とした意図的な妨害であったという説がまことしやかに囁かれていること。
もちろんそれを完全に否定する根拠はなく、また某事務所側の意向(あるいは番組側の忖度)でw-inds.をふくめ競合事務所に所属するアーティストを番組から排除していたこと自体は事実。
ただし一方、「妨害工作」説を裏付ける根拠もまた存在しない。そもそも、本当に橘がギターの破損を理由に番組に出られなかった場合、結果として面目を失うのは被害者の橘以上にこの不祥事をおこし生放送に穴をあけてしまったMステ側であろう(ましてや破損させたスタッフが「意図的にやった」「指示された」などと自白してしまうようものなら……)。某事務所の視点から見ても、むしろ自分たちの圧力がききやすい・忖度してくれるMステという場の価値をわざわざ暴落させるほどのメリットがあるとは考えづらい。
繰り返すようにギターの破損が意図的なものであったという根拠も、それを完全否定する根拠もないが、とはいえ現段階ではただの都市伝説程度に捉えておくのが無難と思われる。


ちなみに後に某事務所は性加害報道を受けての東山紀之の会見の質疑応答で当然Mステで数多の男性アーティストが出れない事にも触れられ、その筆頭にw-inds.の名前もあったことから、他事務所に対する排除の圧力や忖度自体はそうとう根深かった事が分かる。w-inds.は2026年現在もMステに出演出来ていない。

お笑い編

ダウンタウンとんねるずは不仲

著名な有名人不仲説の一つ。
両者とも1990年代後半に音楽活動をしていたが、お互いの冠音楽番組(「うたばん」「HEY!HEY!HEY!」)にゲスト出演しなかったことから生まれたとされる。
前述の『うたばん』『HEY!HEY!HEY!』についても、松本人志がラジオ『放送室』で「野猿が『HEY!HEY!HEY!』に出ても良いし、Re:Japanが『うたばん』に出ても問題ないのに何故か実現しない」と不思議がったこともあり、2000年代以降特にネット上で広まり、『笑っていいとも』グランドフィナーレで久々に共演した際に松本人志が「ネットが荒れる!」とこの件を意識した返しを行い話題となった。


そもそも、2組が売れた1980年代後半はテレビに進出できるお笑いタレントが少なく(そのため当時は「お笑い戦国時代」とも呼ばれた)、今と異なり売れれば早々とゴールデンで冠番組を持つチャンスに恵まれたこと、そして二組ともカラーの大きく異なる共演者*63を揃えたため、テレビでわざわざ共演させる意味合いが無かったことが理由。
プライベートでは浜田雅功と石橋貴明の子供が同じ小学校に通っていたことや、ハワイに行く飛行機で遭遇したエピソードもある他、『なるほどザ・ワールド』のスペシャルで共演経験があるなど、両者に特別な感情は抱いてない模様*64


そもそもこの手の不仲説自体、「共演がたまたま無い」との理由から派生したものが多い。
例えばおいでやす小田とアンジャッシュ児嶋はテレビでの共演がほとんどないが、これも「すぐにキレるキャラが被る」点が理由であることが両者のYoutubeで共演した際に明らかにされている。


中川家の剛には、相手を呪う強力な守護霊が憑いている

霊能者の見立てによると、剛には古代から日本にいる神の領域のパワーを持つ強力な守護霊が憑いている、というもの。
剛を強く弄り倒した芸能人達は、その直後に仕事の激減や謎の死などを遂げているという共通点から、芸能界でも有名な都市伝説と化した。


この話だが、守護霊とか祟りといった話はオカルト的な要素が強いため、肯定も出来なければ完全な否定も出来ない。
一応言っておくなら、相手を不幸な目に遭わせているのは「守護霊」なる存在であって、別に剛が呪っているという話ではないので、彼自身が悪い訳ではない。


笑福亭鶴瓶が司会を務める番組に生首が映った

バラエティ番組『突然ガバチョ!』の心霊写真コーナーに視聴者から写真が送られてきた。
その写真には3人の女の子が写っているのだが、1人目は腕が、2人目は足が、3人目は頭が写っていなかった。
電話で投稿主の女の子と話したところ、事故によって1人目は腕を、2人目は足を失って亡くなったという。
投稿主は3人目の女の子であり、自分は頭を無くして死ぬのではないかと怯えていた。
鶴瓶氏は笑って「そんなことあるわけがない。そんなに不安なら眼の前で写真を燃やしてやるからスタジオに来い」と言い、女の子と母親の出演の約束を取り付けた。
ところが、女の子はスタジオに到着する寸前に事故にあい、首が切断されてしまった。
半狂乱になった母親は娘の生首を抱えてスタジオに飛び込んできて、数秒間生首がテレビに映ってしまった。
鶴瓶はスタジオに呼んだ自分のせいだと、「ごめんな」とひたすら謝り続けた……
という都市伝説。


結論から言うとこの話は完全な創作である。
なぜこんな話が広まったかというと、鶴瓶がスタジオの小道具の生首*65を「気持ち悪いから片付けて」とスタッフに言ったという話があり、鶴瓶+生首という組み合わせの話が伝わっていくうちに形を変えて出来上がったのではないかと考察されている。


でも鶴瓶さんは別の番組で下の頭を写してしまった事はある


M-1グランプリの決勝戦で、陣内智則にトイレで出会った芸人は優勝する

2019年にはミルクボーイ内海と、2020年にはマヂカルラブリーの野田とトイレで出会った事を陣内がトーク番組で披露。
これだけならただの偶然だが、なんと2015年にはトレンディエンジェル斉藤、2016年には銀シャリの鰻と会っていた事も判明。
この噂を検証すべく、2年に渡り陣内智則公式YouTubeチャンネルにて検証が行われたが……結論から言うと2021年・2022年双方で錦鯉にもウエストランドにも会っていない事が判明。
陣内氏本人が「この説辞めます!」と宣言し、この都市伝説は否定された……が、2021年にはオズワルドの畠中やモグライダーのともしげに会っていた。
優勝こそ逃したものの2組とも現在活躍中であり、少なくとも「売れる」ジンクスはあるようだ。*66


ちなみに2022年に陣内が会ったのはさや香の新山とキュウの清水で、前者は2024年に東京進出しドラマ出演やMC業など活躍の場を広げるようになった。キュウについては……お察しください
なお、2023年・2024年は敗者復活戦の会場が決勝会場から大きく離れた場所になり一旦検証不可能となったが、2025年は再度近い場所へ変更されたので再検証の機会があるか気になるところ。


タレントのヒロミが一時期テレビ番組に出演していなかったのは、堺正章に「マチャアキさあ」と馴れ馴れしく声をかけて干されたから

ヒロミの露出が少なかった頃、まことしやかに広まった説。
『発掘!あるある大辞典』で一時共演していたヒロミが先に降板したため説得力を持たれていたが、後に「そんな事をされた程度で干せるんだったらもっと色んな奴を降板させてる」(大意)と堺正章本人が否定。
その後、堺のレギュラーだった『チューボーですよ!』にヒロミがゲスト出演した際にこの件について言及している。
実際は副業が忙しくなったために露出が減っただけであり、前述の番組降板も単に契約期間の関係だと思われる。


ビートたけしフライデー襲撃事件でつまみ枝豆が来ていなかったのは、枝豆が某右翼団体の一員だったため

「たけしが拘置所から枝豆に電話をさせ、『絶対動くな』と指示を出したので事なきを得た」と続くこともあり、一時期はWikipediaにも載っていた程有名な説。
だが後に元たけし軍団のキドカラー大道がX(旧Twitter)でこれを否定。真相は単純に枝豆に連絡がつかなかっただけであり、枝豆本人も宮迫博之のYouTubeでキドカラーの投稿と殆ど同じ内容を話している。


何故こんな事になったかというと、たけしが後に事件を振り返り「枝豆を連れて行ったら大変なことになったな」と語った事に尾ひれが付き、「枝豆を連れて行かなかったのは大変なことになるからだ」と伝言ゲームのように変わっていったせいと思われる。
ただしダンカン曰わく「枝豆はホントにヤバい奴。傘で目とか突くんだから」とのこと


横山やすしが亡くなったのは暴漢から傷害行為を受けたから

ネットが普及する以前は当然のように信じられていた都市伝説。現在ですらごく一部の間で信じ込まれている。


横山やすしの死因はあらゆる百科事典を見れば分かるように、アルコールを過度に摂取したことによる肝硬変だとはっきりしている。
しかもやすしのアル中は亡くなる10年前に腹水が溜まって入院した際も当時の医師から「このままアルコールを飲み続けると10年後には死ぬ」と釘を差されたほど深刻なもので、1996年1月まさに医師の予言した通りになってしまった。
その最期も前日は自宅にいて生きていたやすしが次の日の朝に倒れてるところを家族に発見された形であるため、死因と呼ぶには十分過ぎる根拠がある。


一方でここまで晩年の状況が明確にわかっていながら、このような都市伝説が生まれてしまった原因もまたはっきりしている。
それは1992年にやすしが何者かに殴られる事件がこれとは別に発生していたため。
確かにやすしはこの事件で重傷を負い言語障害が残ったが、手術は何とか成功しその後も普通の生活は送れる程度には回復していた。実際亡くなる前年の1995年には京都の八幡太鼓祭りに弱りながらも参加していた様子が当時の音声と写真付きで証拠としてはっきり残っている。


さらにやすしは1989年に吉本興業を解雇されて以降テレビから消えた「あの人は今」状態にあった。
以後亡くなるまでに現在の姿がテレビで大きく取り上げられたのも、極右団体の政党から選挙に出馬した時とこの障害事件ぐらいしかなかったため、この事件と訃報とを混同した結果「やすしはあの時の暴行事件で寝たきりになり、そのまま亡くなったのだろう」という誤解が生まれたものとみられる。

バラエティ番組編

東京フレンドパーク』のウォールクラッシュで、神田正輝のカツラが取れたことがある

TBSで放送されていた同番組の名物コーナーであるウォールクラッシュに神田が挑戦したところ、着用していたカツラが壁に張り付いてしまった。
このため観客に緘口令を敷き、観客を総入れ替えした上で上で撮り直した……というもの。
1999年頃にチェーンメールで拡散され、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のフリートークで松本人志が言及するほどであった(なお、放送時にはさすがに編集で名前こそ出してはいないが、神田の特徴を揶揄する発言をしている)。
しかしそもそも神田が同番組に出演したという事実はなく、氏が所属する石原プロがこの件を否定してからは一気に沈静化した。
ネット上で出回っているGIF画像もフェイクである。
ついでに言えば、ウォールクラッシュは飛びついた人達が痛くないように、服のほうにゴワゴワの「フック」、壁の方にはふわふわの「ループ」がついているので、カツラが引っかかるという事例は物理的にもあり得ない。


なお、氏のカツラ疑惑の真偽は不明。


『ロンパールーム』のしりとりコーナーで「『き』で始まる物」を聞かれ、『きんたま』と答えた子どもがいた

1963年から1979年まで放送された教育番組『ロンパールーム』で起こったハプニング。
司会のお姉さんが「もっと綺麗な言葉を言いましょうね」と優しく諭したが、「きれいなきんたま!」と答えた為、CMが開けるとその子は姿を消しており、代わりに熊のぬいぐるみが置かれていた……というもの。


一見すると出来すぎた話であり、番組終了後の1982年頃から「とある子ども番組で」とぼかされて語られていたために真偽が疑われていたが、時は流れ2002年、『さんまのからくりTV』にてうつみ宮土理が前述のエピソードを語り事実であったことが判明。
その後様々な番組やYouTubeで検証が行われ、

  • 1966年から1969年頃の出来事であること
  • 当時のテレビ番組は編集作業が大変なため、ドラマなど一部を除き収録素材がそのまま放送される「撮って出し」と呼ばれる状況だったこと
  • ビデオテープが高級品であったため、ほかの番組が上書きされている可能性が高いこと
  • 後年うつみは中学生に成長した少年に出会っており、機会があれば是非また話したいと思っていること

など、口伝では伝わっていない詳細な内容が判明した。
つまり、生放送で『きんたま』及び『きれいなきんたま』と答えた子どもは実在した。


なお、番組は違うが『笑っていいとも!』で素人の子ども達が出場するコーナーで、一人の子どもが「キリンプロの○○です!」と事務所の仕込みであることを正直に言ってしまい、別の子が「キリンプロって言っちゃダメだってママに言われてたのに!」と止めるつもりが火に油を注いでしまった吉本新喜劇ではギャグに相当する例がある。
同じく『いいとも!』のテレフォンショッキングのコーナーでは、突如観客の男性が突然大声で「いいともが終わるって本当ですか?」とタモリに質問するという珍事が起こった。
タモリは「知らない」と回答を避けたがCMが終わると観客の姿はなく、席にはクマのヌイグルミが置かれていた。
ネット上ではこの都市伝説が引き合いに出され、「都市伝説が実際に起こった」と話題になった。


『今夜は最高!』は、スポンサーの担当者がタモリをバカにする発言を行い、それにタモリがブチ切れて終了した。

『今夜は最高!』とは1981年から1989年まで日本テレビで放送されていたタモリの冠番組。
毎回ゲスト(男女一組)がタモリと一緒にトーク・コント・歌を行うもので、パイオニアの一社提供だった。
末期は裏番組の『ねるとん紅鯨団』(関西テレビ・フジテレビ系)に押されながらもタモリは続ける意欲を示していたが、ある時パイオニアの担当者が「どうせタモリじゃ数字は取れないだろ?」と発言し、それを聞いたタモリが「だったらこっちから辞めてやるよ!」と怒って番組が終了してしまったというもの。
タモリが本番組以降日テレでレギュラー番組を一切持っておらず、日テレへの出演も大幅に減ったことから生まれた噂で、Wikipediaにも一時期終了理由として堂々と掲載されていた。
タモリの座付き作家である高平哲郎は著書でこの件について語っており、タモリがそんなことで激昂するような性格ではないとしており、肝心の終了の真相については全く分からないとしている。


『奇跡体験!アンビリバボー』で心霊系の話を一切やらなくなった理由

大きく分けて2つの噂が語られている。


  • 3人の少女が写った写真が送られてきたのだが、真ん中の少女の舌が地面につくぐらい長かった。この写真を取り上げてから怪奇現象が多発するようになり、スタッフが恐れをなした。

こちらの噂に関しては、そもそも「舌の長い少女の写真」自体が確認されていない。


  • 写真に大きな壺や台のようなものが写っていたのだが、これは古代アステカで生贄の儀式に使われていたものだった(いわゆる「アステカの祭壇」と呼ばれているもの)。そしてこの回の放送後、複数の霊能者から「あんな危険な写真を放送するなんて、なんてことをしたんだ!」という苦情が寄せられた。これをきっかけに、心霊系の特集はタブーとなった。

こちらの噂に関しては、実際に「アステカの祭壇」の写真が放送されたのは、同じ心霊系番組を扱っていた「USO!?ジャパン」の方であり、「アンビリバボー」において「アステカの祭壇」の写真が取り上げられたことは一度も無い。
また、放送後に苦情が寄せられたというのは事実だが、その内容は「あれは単なる現像ミス。心霊写真でもなんでもない、いい加減なことを放送するな」という写真家からのものであったという。
当然、祟りのようなことも一切起こっていない。


テレビで心霊系の話題が放送されなくなったのは、例えば心霊写真については誰もが容易に合成・加工ができる時代になったことや、内容がやらせと叩かれるリスクが大きくなったことが原因である。


内村プロデュース』は創価学会の影響で打ち切られた

かなり長い間信じられていた都市伝説。当時番組に出演していたアニマル梯団のモンキッキー(おさる)が共演者やスタッフを学会にしつこく勧誘し、さまぁ〜ず大竹が激怒、内村に「信仰は自由だが、勧誘を押し付けるのは良くない」と怒られた。
その件でモンキッキー(おさる)に泣きつかれた久本雅美の圧力によって『内村プロデュース』は2005年9月に打ち切られた…というもの。
「後番組が『内村プロデュース』そっくりの番組『マチャミナイト ガチンコ視聴率バトル 私がPだ!』であり、久本雅美が『ウンナンの気分は上々。』や『炎のチャレンジャー』等の内村関連の番組をも乗っ取った」という話も加わる事がある。


しかし、文章を見れば分かるかもしれないが内容自体かなりご都合主義な部分が多い
そもそもモンキッキー(おさる)がレギュラー陣をしつこく勧誘して揉めたという話の真偽すら不明である。
モンキッキー(おさる)が関西創価高等学校と創価大学を卒業しているのは事実だけども、それだけで創価学会どうこう言うのは正しいのかという問題がある。
「書道が上手いのが証拠だ!」という暴論もあったが、それは単にモンキッキー(おさる)が書家としても活動しているレベルで書道に馴染んでいるだけ。


番組改編期に打ち切りの遠因となったのは内村の不倫騒動の影響ではないかと指摘されている。
不倫相手の配偶者がテレビ朝日関係者だった件がテレビ朝日を激怒させ、上層部はテレ朝へのしばらくの出禁を命じたとまで言われている。週刊誌でも専ら番組の打ち切りはこちらの方が原因だと書いている。
ちなみに後番組は火曜から枠移動してきた『くりぃむナントカ』である。久本雅美は特に関係無い。
『マチャミナイト ガチンコ視聴率バトル 私がPだ!』は確かにネオバラエティだが、放送時間帯が異なる。
他に乗っ取られたと言われていた『ウンナンの気分は上々。』→『恋するハニカミ!』、
『炎のチャレンジャー』→『黄金伝説』については前者は2003年、後者はもっと前で時系列が合わない。
内村プロデュース自体も後継的な番組としてインターネット配信の『内村さまぁ~ず』が存在する。
この件もあって内村と久本雅美は共演NGだと噂されていたが、『真実解明バラエティー!トリックハンター』や『世界の果てまでイッテQ!』にて共演し、和気あいあいとした様子を見せている。


余談であるが、内村は2002年に出た『マチャミの今日も元気で!―久本雅美対談集』(潮出版社)にて17名の対談ゲストの1人として久本雅美と対談している。
「ウッチャンが、女の人にフラれる理由がよ~くわかりました!」と先述の不倫報道の事を考えると複雑な気分になる内容である
言ってはなんだが、学会に勧誘するならこの際に既にしているだろうし(発行元の潮出版社も創価学会系の出版社)、久本雅美も一応は顔見知りの相手が絡むのに「圧力をかけて番組を打ち切らせる」という方法は取りにくいだろう。

フィギュア・プラモデル編

タミヤから発売されたステルス戦闘機F-117のプラモデルは、その精巧さからアメリカ国防総省を驚かせた

世界に誇る日本の模型メーカーのタミヤに関する都市伝説の一つ。
F-117は最重要機密であるため、一般公開された写真が正面撮影の物しか存在せず、それでもタミヤ側はプラモを発売するためにプロジェクトチームを結成して、考えられる想像を元にプラモデルの完成に成功した。
すると後日、アメリカ側から連絡が入って「どうやって国家機密の機体の全体図を把握したのか?」という連絡が入り、タミヤの技術は最新鋭の機体を正確に予想するほどのスキルなのだった……というもの。


ネット上でも半ば事実として語られる事もあるこの話だが、ぶっちゃけると明確なソースが存在しない。
海外の別の模型メーカーにおいて似たような騒動*67が起きていて、更にこの会社の商品は一部をタミヤが輸入代理店として販売していたり、MMシリーズの一つとしてタミヤがパーツを追加してタミヤ名義で販売したりしている。
その辺りがいつの間にやらタミヤの伝説として混ざったという説もある。


タミヤは真偽問わず様々な逸話を持っているので、信じられやすいという点はあるのだろう。


ちなみに

  • 冷戦期、ソ連戦車を製品化するためにソ連大使館へ渡航・取材交渉に行ったら断られた上、時勢が時勢だったため警視庁公安部からマークされた
  • 1/16RC レオパルト2A6は本物のレオパルト2の生産メーカー*68からオファーを受けて商品化された
  • ポルシェ・934商品化のため911の実車を購入。内部構造の確認やパーツ割り検討のために解体したところ元に戻せなくなり、慌ててポルシェのディーラーに連絡を入れて組み立ててもらった *69
  • 兵器博物館への取材の後にお礼として寄付を行うのが習慣になった結果、ある博物館の新しい展示室にタミヤの名前がついた *70
  • ホンダRA271のプラモを出した時、ホンダ側は外からの写真しか取材を許さなかったのに、隠れているはずのバッテリーが実車と同じ位置に置かれていたため、社内に情報を横流しする産業スパイが居ると疑った *71

これらは全て、すべてタミヤで起こった実話である。


タミヤはボーイング社に「許諾してもいいが、ライセンス料が高額になってしまう。問題ないか?」と言われたため、B-17爆撃機やB-29爆撃機の商品化を断念した

現にタミヤの飛行機モデルにこれら2機はラインナップされていないが、

  • 海外かつnotアメリカのメーカーはB-17を出したことがある
  • フジミがかつて1/144のB-29を出したことがある
  • 同じくボーイング社が作ったF-22ラプターはタミヤのがあるし、なんならF-4ファントムⅡだってF-15イーグルだって今の権利者はボーイング*72だけどタミヤのラインナップに変わらずある

と、反論材料が多い。
「ドイツではランカスター爆撃機のプラモデルは(ドイツ本土爆撃を行った機体なので)全然売れない」同様、史実の背景から採算がとれるかどうか判断できず出せない、の方が可能性が高いだろう。
あと単純に、仮に1/72で出してもクッソデカいため(B-17Gの全長22.8mを72で割ると約0.32、つまり前後方向で30cmを越える。そして主翼幅はもっと大きいので当然…)、わざわざ買って組み立てるような人が相対的に戦闘機よりも少ないのもありそうだ。
wikipediaには一応「イベントにてテストショットこそ作ったが、ライセンス料金の関係で諦めたとの発言があった」との記述があるが、ネット上で見つかるのがこれだけのため、信憑性は微妙なところがある。
俊作元会長の本に「B-29はつくらない」との記述があるため、B-29についてはソレ以外の理由があるが、B-17についてはいまだ謎といったところか。


リアルミニ四駆はタミヤが金型を処分してしまったため再販が不可能

リアルミニ四駆は第二次ミニ四駆ブーム真っ盛りのころに発売されたが、ブームに便乗して生産し過ぎて大量の在庫を抱えてしまった事例や、ブーム終了後「プラモデル生成に必要な金型維持には高い税金がかかる」という情報が広まっていた事、2009年のバックブレーダーを最後に長らく再販がなかったために、タミヤが金型を処分して再販が不可能になってしまったのではないか…というファンの憶測から生まれたもの。


2016年には元々リアルミニ四駆だったスピンコブラとプロトセイバーEVO.のプレミアム版が走行シャーシ用にボディを改修して発売された事や2017年にはスピンバイパーのフルカウル版のみの再販が行われたのもこの説の信憑性を後押ししてしまったとも言える。


しかし、2020年にリアルミニ四駆全6種が3度に分けて再販されたためこの説は完全に否定された。
ただし、本体の生成は出来ても当時ボディ塗装に指定されていたタミヤカラーの色が絶版になっていた車種もあったため、さすがにシールの方は現存するカラーに合わせたものに変更されている。*73


ガンダム・センチネルには重大な版権・著作権上の問題が生じているため、新規の作品展開が出来なくなっている

大量の状況証拠からガンダムファンの間では9割5分事実だと解釈されている話だが、話の性質もあってか、意外にもちゃんとした調査を行った文献は確認されていない。調査してもボツになるのだと思われるが。
少なくともゲーム作品においてボイスありでの版権取得ができないのは、『EXVS』ではっきりと「パイロットの描写が不要な機体」としてEx-Sガンダムが選択されたこと*74、映像作品化がなんらかの事情で困難であるらしきことは当時の掲載誌『モデルグラフィックス』におけるOVA化決定告知とその事実上の撤回(没作品の項目に言及あり)から推測できる。


また当時バンダイ主導で始まった(ついでにそのバンダイも手が引いたため実質『モデグラ』単独でストーリーを制作要するに無断の二次創作状態)ことからサンライズのガンダム部署側がノータッチだったせいで揉めたこと、『モデグラ』編集部側で出していたキットはこの理由からサンライズ非承認だったため怒られたことまでは事実とされる。


ゲーム作品については、以前は展開当時に版権を取得した『Gジェネ』は問題ないとされてきたが、藤原の没後は代役だと引っかかってしまうのか『エターナル』ではサービスイン時は機体のみ参戦
Ex-Sに付属パイロットを設定した際にはシステム上『センチネル』扱いではありながらも事実上は『ガンダムビルドファイターズ』での別バージョン登場(リョウが使えないのはEXVSシリーズと同じらしく、マオが選出。
本編でほぼワンカットだけだがSガンダムを組み上げてバトルでも好成績を残しているため原作に依る関連性はキチンと存在しており、Ex-S付属版はちゃんと回想シーン内のちびっ子時代の姿となっている)となっているため、少なくとも現状ではリョウを出せない事情が解決できていない・先述した「パイロットの声がしない状態、要するに機体だけであれば収録可能『では』ある」のは事実と考えてよいと思われる。


一説には、現在では『モデグラ』編集部・日本サンライズ双方がもはや2社だけでは解決できない状態にあるとも、本作のメカをどうにかして参戦させる・掲載することそのものは多いことから「版権はモデグラ持ちなので自由にはできないが、少数なら何とか出せないことはない」「機体はセーフ、キャラはギリギリセーフだが、一応であっても模型誌の同人作品に過ぎないもののストーリー類を公式ゲームで扱うわけにはいかない…とサンライズやバンナムに判断されている」ともされる。


ただ、2022年発売の書籍『機動戦士ガンダム新訳MS大全集 U.C.0081-0090編』では帯に「『ガンダム・センチネル』は権利者の希望により収録しておりません」と記載されていたのは事実である。
逆説的に言えば「権利者は存在し、希望すれば書籍に収録されなくなる」という状況であるのは確実。
その権利者がどこの誰なのかは外部の人間からはハッキリ分からないのだが……


コトブキヤPLUMの仲は非常に険悪である

プラモデルメーカーコトブキヤとPLUMの仲が非常に険悪で、ライバル企業の製品も取り扱うコトブキヤの直営店にはPLUMの製品は一切置かれていないというもの。
何故そうなったかとして、コトブキヤのフレームアームズの初代担当が設計図を持ってPLUMに逃げ、激怒したコトブキヤがフレームアームズの設定にそれを反映させたという説があるが、確たる証拠はない。
ただし、その初代フレームアームズ担当が初期も初期に企画から降りているというのはガチ。当時の詳細な様子はインタビューなどでもあまり語られない辺り、コトブキヤとしてもあまり触れたくない案件なのかもしれない。


低身長の美少女プラモデルは売れない

30MSメガミデバイスなどで囁かれる通説。
低身長枠として用意された30MSのリリネル・ララネルが早い段階から在庫がダブついていた*75ことや、FAGのDTAコラボが続かず唯一のシルフィーも再生産が滅多に行われていないことから産まれたとされる。
理由としては「現代では幼女キャラの需要がニッチだから」「カスタマイズパーツの基準を低身長ボディに合わせることが出来ず互換性に乏しいから」「美プラのユーザーは巨乳のおねえさんの方が好きだから」といったものが挙げられている。
少なくとも、コトブキヤ社内ではそういう風潮があったのはスタッフから明言されている。
ただ、そんな中送り出されたメガミデバイスのプニモフは発売後即完売が続出するほどの売れ行きを記録し、低身長キャラは売れないというジンクスを覆すことに成功している。


バンダイの製品は、同業他社から類似商品が出ると品質が目に見えて上がる

figma仮面ライダードラゴンナイトシリーズとフィギュアーツの龍騎の辺りからある通説。
figmaドラゴンナイトの後に発売されたフィギュアーツ龍騎のクオリティ及びコスパがこれまでと比べて高くなっていた*76ことから発生したと思われる。
類似商品に客を取られることを恐れてクオリティが上がるとされているが、真偽は不明。
そもそもバンダイナムコグループの版権は、アイマスシリーズやヒュッケバイン除くスパロボオリジナル機体などごく一部を除き国内向けに販売される他社製品が出ることは滅多にないため、比較自体が難しい。


当たり前ではあるが、竈門炭治郎のフィギュアーツなど他社から同じような商品が既に出ており、後から殴り込みをかける状況になる商品ではそれ相応に力を入れている。
他にはメディコムトイのMAFEXへの対抗が囁かれているが、会社同士の仲は悪くなく、バンダイのイベントである魂ネイションズではメディコムトイやグッスマなどの同業他社から祝花が贈られていた。


また、バンダイ社内でも部署間の対立が激しく、ライバル部署の上位互換的商品の応酬を繰り広げているという説も存在している。
コレクター事業部のフィギュアーツ版ビルドの発売時に、キャンディトイ事業部の創動を露骨に皮肉った宣伝文句を出していたことがあり、意識し合っていることは間違いないといわれる。


『MG ジ・O』は元々初期に開発されていたモデルをそのまま流用している

機動戦士Ζガンダム』のラスボス機ながらあまり立体化に恵まれなかったことから2010年に行われた「MG化して欲しいモビルスーツ」でも2位を記録し、同年内に発売されたMGだったが、

  • HGUCをそのままスケールアップしただけのようなディテールの少ない外観
  • 2010年代に発売されたガンプラとしては妙に合わせ目や最中割りパーツが多い
  • 2006年のMGストライクフリーダムガンダム辺りから軸接続に変わったはずの股関節が旧式のボールジョイント接続になっている
  • ビームライフルに付属する謎の合わせ目消しシール
  • そもそもアンケート結果発表から発売までが異様に早すぎる*77

といった理由から実は1990年代~2000年代初頭には発売するつもりで開発したものをそのまま流用しているのではないか?という噂が流れた。無論文字通りそのままというわけではなく、所々に最新技術と思しき部分も見られることから実態は旧技術と最新技術がごった煮になった魔改造じみたパーツ割りになっている。


MGシリーズは1995年に始まったシリーズだが、劇中でジ・Oと交戦したΖガンダムは翌年の1996年にはすでに発売しており、この頃からすでに開発に漕ぎ着けててもおかしくはない。
さらに2005年~2006年には劇場版「機動戦士Ζガンダム A New Translation」が公開された事からこの時にもMGジ・O開発に向けての動きがあったはずで、しかしそこでも何かしらの原因で発売できなくなりそうこうしているうちに出すタイミングを失ってしまったものとみられる。


プラコロはバンダイで輝羅鋼の自社内での技術復元に成功したから復活した

2026年3月に突然の復活で初代世代に衝撃を与えたプラコロ。
そのプラコロのセットにあるエネコロの一部に当時ほぼ同時期に発売されていた輝羅鋼シリーズと同じインモールド成形技術が使われていた事や、輝羅鋼もプラコロも同じ時期に衰退した事、復活の情報が公開される一月前の2026年2月にプレミアムバンダイで過去の輝羅鋼シリーズ復刻版の受注が始まっていた事から、バンダイで復刻版輝羅鋼の十分な生産体制が整ったからプラコロも復刻できたのではないか?と実しやかにささやかれている。


理論上なら初期のプラコロのエネコロのエネルギーアイコンはタンポ印刷だったため、旧式でなら再生産可能であったが、やはりインモールド成形が成すランナー色のみでは表現できない多重のカラー印刷は一際目を引くものがあるのも事実。
そういった派手なものは出来が良ければ良いほど本来の客層である子供からの受けも良いため、バンダイ側としても「やるならインモールド成形の技術が輝羅鋼が十分な生産体制に乗れるレベルになってからプラコロを復活させよう」という考えは間違いなくあっただろう。


現在こそどちらもコロコロコミックで統一されているものの、当時輝羅鋼を採用していたSDガンダムを展開していたのはコミックボンボンであり、こんな魅力的な技術をバンダイがボンボンだけに独占させるはずがなく、コロコロ用に昇華したのがプラコロではないかとも言われている。


インモールド成形を使ったプラモデル自体は2022年の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』からすでに行われていたが、当時は黒地に赤ラインなど単純なものが多く、2024年の『SDW HEROES』シリーズでは多彩にこそなったが、当時の輝羅鋼クオリティに近付けるにはまだまだといった段階であり、バンダイとしても相当な試行錯誤を重ねたものとみられる。
一説にはインモールド成形技術の技術解明の資金を株式会社ポケモンが出していたのではないか?という考察まであがっている。普通にありえそうなのが怖いところだが

ミリタリー編

L85をトイガン化する会社は潰れる

L85は1980年代~1990年代前半にかけて、エルエス、MMC、有井製作所といった複数のメーカーによってエアガン化されていたが、これらのメーカーは皆1990年代中に倒産の憂き目にあっている。
そのため、L85は日本のトイガンメーカーの間で「製品化すると会社が潰れる、呪われた銃」扱いされていると噂されている。
東京マルイが電動ガンBOYsシリーズスタート時にL85A1発売予定とアナウンスしながらその後出す気配が全くないのも、この「呪い」を恐れているためと言われている。
一方台湾のG&GアーマメントやICS、WE等がL85系列を発売しており、世界各地でブイブイ言わせているところを見ると、仮に「呪い」が真実だったとしても、それは日本限定の話のようである。


怪異を呼ぶ軍服

とあるコレクターが当時品の旧ドイツ軍の野戦戦闘服を購入し、階級章を取り付けて床に就いたところ、元の持ち主だったと思われる兵士が夢枕に立ち「階級が違う」と抗議してきたというもの。
話し手によっては別の国の軍服であったり、階級章ではなく兵科章だったりとバラつきがあるが、一つの話が変化して伝わっているのか、それとも似たような怪異があちこちで起こっているのかは不明。

食玩編

ビックリマンチョコは箱の奥から3~4個目くらいにキラシールが出やすい

『ビックリマンチョコ 悪魔VS天使シール』が社会現象となる勢いで売れていた際に、子供達の間で囁かれていた噂。
これによって、ついつい奥の方からビックリマンチョコを取り出して買おうとする子供が現れ、この世代では未だに癖が抜けなくなった人もいるとか。


ロッテ商品開発部に所属する大野友幸は、後年の取材でこの都市伝説を記者に尋ねられた際に「商品製造の工程上、狙った位置に特定のシールをパッケージすることはできない」と明確に否定している。


神羅万象チョコ第13章「流星の皇子」第4弾の次シリーズ告知の台紙は、スタッフ側の混乱した事情を表した物

人気食玩である神羅万象チョコシリーズに関して発生した謎の予告から生じた噂。
神羅万象チョコは、ウエハースとカード以外に告知用の台紙も封入されているのだが、各シリーズの最終弾や特別編の台紙は次シリーズの予告が行われる。


第13章「流星の皇子」の最終弾も次シリーズの予告台紙となっていて、その内容は「2人の少年と1人の美少女のラフ画と発売月の告知」という物だった。
ところが、いざしばらくして次シリーズである第14章「魔怒暴威都市」の詳細が明かされると、台紙に描かれたキャラは影も形もなく、結局第14章の最終弾まで姿を見せる事はなかった……
更に第14章で神羅万象シリーズの完結が告げられたことや、第14章がシリーズ初の2弾構成による短編シリーズだったこともあって、

  • あの没案らしき台紙は製作側でもシリーズの継続に関して混乱していた証ではないか?
  • 魔怒暴威都市はシリーズ終了が決まったことによって、あの台紙の案から完結に向けての繋ぎとして変更されて生まれたのではないか?

などという邪推的な噂が発生しだした。


上記のような噂は邪推の域を出ないため、あくまでも「単なる没案及び没デザイン」というのが恐らく真相との見方も強かった。
しかし、上述したように告知のキャラのイラスト自体はほぼ完成状態であり、第14章で何故流用すらしなかったのかという疑問は残る。
3人のキャラのデザインに期待していたファンも少なくなく、第14章でそれらを使わなかったのは予告詐欺と言われても仕方ない。


後に『神羅万象界顧録』で真相が掲載され、「14章の構想が固まっておらず、バンダイ側が出す出さないは別としてキャラを描いておいてとデザイナーに頼んだ結果」の産物とのことで、結局キャラは使わなかったために宙に浮いたようだ。
界顧録ではファンからも不思議がられていたことに触れられており、公式側も気にしていたことがうかがえる。

YouTube編

YouTubeで「死ぬ」「殺す」を使うとニュアンスの如何問わずBANされる

2026年現在ほぼ規定事項のように広まっており、サムネイルなどでも「○ぬ」「4ぬ」「タヒぬ」「○す」「56す」など当て字や、「星に変える」等の迂遠な言い回し、「ピーす」等のように「修正音」を読み上げる、挙句の果てには「必シ」「必サツ」といった敵意・害意・差別やヘイト的意図が一切無い一般名詞すら伏字にするといったものがよく用いられるくらいに浸透している慣例。


しかし実際に規制されたという例は一切報告されていない。このため信憑性としては非常に怪しく、使用しても消されない動画は多数ある他、「長年使っているが明らかにBANされない」と主張する投稿者も現れるほどとなっている。
YouTubeはAI誤作動によるいい加減な誤BAN事例が多く*78、投稿者側も念には念を入れて慎重になっているようで、真偽不明ながら伏せるのが通例という状況となってしまっている。果てには動画制作企業もこういう対策をルールで盛り込んでいるようで、わりと真面目な所でも「桜井政博のゲームを作るには」チャンネル(テロップ等を外注制作)は平仮名表記を徹底するほどとなっている。


HIKAKINが重大報告をすると地震が発生する

YouTuberのHIKAKINが重大発表をすると地震が起きるという都市伝説が2024年頃から囁かれるようになった。
これについては2025年のとある配信で言及しており「笑えないから。紐づけないで」と否定した上で「全然その日にちと合ってなかったりするから。勝手に地球を操れる神みたいにするのやめて。地震には気を付けないとね」とコメントしている。


HIKAKINのONICHA発表動画には大量の低評価がつけられている

またしてもHIKAKINに関する都市伝説。
2026年4月にプロデュースする麦茶『ONICHA』を販売すると動画内で大々的に発表したのだが、3月から波の音が流れ続ける生放送を続けており(実際にはONICHA発売のヒントになっていたのだが、ぶっちゃけ初見で気づけた人はいなかっただろう)視聴者から心配していたタイミングでの発表だったことや既存の麦茶を下げるような発言が物議を醸した。
その際に該当動画が低評価だらけという趣旨の投稿とスクショが拡散されたが、後日投稿された上記の一連の件の謝罪動画内でHIKAKIN本人から悪質なデマであると否定されている*79イタズラの域を遥かに超えている


テイコウペンギン』のペンギンとシャチのCVは寺島惇太

これについては都市伝説と言うより最早公然の秘密だが、一応記載。
ペンギンとシャチの声質が寺島惇太のそれに酷似していることと、寺島はPlottアニメのメインキャラの声優と同じケンユウオフィスに所属していることからこの説が語られるようになった。
現在に至るまで声優は公表されていないが、今後の動きによっては変わる可能性がある。


全力回避フラグちゃん!』の人間界編は『円満解決!閻魔ちゃん』『秘密結社ヤルミナティー』などの没プロットの流用・再構成

2024年から始まった新シリーズ(人間界編)では「七不思議をモチーフとした敵が登場する」「魂や生死がストーリーに関わる」「過去作との関連性を示唆するキャラがいる」などの点から「人間界編は没になったヤルミナティーや閻魔ちゃんのストーリー編の流用・再構成なのでは?」という噂。
まことしやかに語られることも多い説だが、これを裏付けるソースは今のところ存在しない。
そこから派生して『私立パラの丸高校』のアラハバキ編は没になったヤルミナティーの特別編の流用・再構築という噂も囁かれている。


その他編

SDガンダムカードダスのテム・レイの顔は、原作のテムではなく当時のSDガンダム関係者がモデル

SDガンダムのデフォルメを考慮しても原作テムと似ていない上に、『SDガンダム外伝』では鍛冶屋テム以外にも予言者アレクサンダー家老ウォン賢者アントニオなど同じ顔のキャラが複数登場したため噂された。
特に家老ウォンはテムとは似てもいない機動戦士Ζガンダムのウォン・リーがモデルだが、原作ウォンとも違う。
これらについてコミックボンボンの読者コーナーで質問が来た際には「謎の隠しキャラ」と回答されたとも言われる。
2006年の『SDガンダム スカッドハンマーズ』では原作テムに準拠しているのも、1990年代のみのネタであったという根拠として語られることも。


ドナルド・マクドナルドの「ランランルー」は「死ね死ね消えろ」という意味

ネット普及後に生まれていながら、その出自がほとんどわかっていない都市伝説。


元のフレーズは、かつて放送されていたマクドナルドCM「ドナルドのうわさ」内で公表されたもの。このCMは黎明期のニコニコ動画で多数のMADムービーが作られ、その文化は『うごくメモ帳』の界隈にシフトしていった。
「死ね死ね消えろ」の普及は『うごくメモ帳』移行後とされており、それも揮発性の高いコミュニティだったこともあってか、どのように広まっていったのかは誰にも掴めていない。
現在では、Yahoo!知恵袋内の質問などにその痕跡を残すのみである。


少なくとも確実なのは、相手を中傷する意図で「ランランルー」を使う文化が全国の小学生に浸透し、当時の人間から不特定多数の体験談が残されていることである。日本マクドナルドはキレていい
これについては、ドナルドMAD動画などでも「ランランルー」は印象に残るフレーズであり、どことなく中傷に使いやすい響きの言葉だった側面もあるだろう。
また、意味が明確になっていない以上、教師などから注意されても「中傷する意図は無かった」と言い逃れできる(一応)からもあると思われる。
2019年には、ある学校でホバーランランルーなる謎のフレーズが侮蔑語として扱われた事実が拡散され、かつてのニコニコユーザーを困惑させた。
ちなみに「ホバー」は「フォーエバー」を意味する強調後とする説や、「アホ」と「バーカ」を組み合わせた単語である説などさまざまな説がある。


このイメージが浸透しすぎたことが問題視されたのかドナルドの精神的リブートキャラと言えるいまだけダブチ食べ美はランランルーの動作をする場面はあっても「ランランルー」というセリフ自体は発していない。
ただし封印されているという訳ではないようで、ナイツ出演のWebCMでランランルーネタが使われたりショッピングモールで行われたグリーティングイベントで披露されたりといった例はある。


ゼンノロブロイは引退後は厩舎のボス馬となった

2004年の天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念を制した名サラブレッド、ゼンノロブロイ号は引退後、それまで厩舎のボス馬だったシンボリクリスエス号を打ち負かし(説によっては「喧嘩を売ったクリスエス号を返り討ちにし」)、ボス馬の座に就いたという説。
何処から生まれた説かははっきりしないが、ともあれゼンノロブロイ号がボス馬だったとする説の根拠と見做せる話は実際の関係者からは語られておらず、実の所はかなり疑わしい。
ゼンノロブロイ号は「大人しい性格だった」「単に好奇心旺盛で、他の馬に関心を持ちやすいタイプなだけ*80」とされることや、活躍した前後の時期に非常に印象的な名馬が多かった事もあって、その戦績の割に「地味」などと不当に低く見られがちなこと等から「そうであったら面白い」というギャップがこのような説を広めるのに買ってしまっているのかもしれない。


ちなみにロブロイが事実ではないだけで、他の馬ならそういった事例はある。

もともとロブロイが該当する牡馬に比べ*81、カレンチャン達牝馬は上下関係がとんでもなく厳しいのだが、いつの間にか繁殖繫養で預かってもらっている牧場の所属馬のなかでは若輩のはずのカレンチャンがボス馬になっていた逸話を残す。
というか以前から池添Jや調教の安田さん含め「人間に対しては優等生だが、馬だけにすると例の三冠馬*82よりひどい暴君になる悪癖がある」という趣旨の説明が出ていた。
このためか、『ウマ娘』のコメディ系二次創作においては、「イケゾエトレーナーのチームにおいて、トレーナーの次にヒエラルキーが上なのはオルフェーヴルでもドリームジャーニー*83でもなくカレンチャン」「オルフェは姉(ドリジャ)には納得したうえで従っているが、カレンチャンには普通に暴力で言うことを聞かされている*84」「姿の映らない舎弟がいる」など、この逸話を大きく反映した独自設定がなかばお約束となっている*85


  • ユーバーレーベン号

父のゴールドシップ号や父の父ステイゴールド号以上に、人だったら絶対アウトな方向に賢かった・暴力的だったらしく、こちらも繁殖戦線入りしたら即牝馬内のボス馬に。
なお現役時は、むしろあまりのマイペースっぷりやぼんやりっぷりからまったく異なる意味で心配されていたため、ファンからも驚かれたようだ。


現在だと、このへんのメンバーとロブロイのこのネタが混同されて都市伝説が拡散している可能性もあるのかも?


飯盒炊爨AV

コピペと化した2008年のネット掲示板の書き込みで存在が語られていたものの、長らく実在が確認されていなかった。


書き込みの内容は要約すると、「キャンプに行く作品のワンシーンで女優が『飯盒炊爨すいさん』という言葉を使った時、他の出演者達に『飯盒炊飯』と言い間違えたと笑われ、言った当人も特に取り繕わず道化を演じているのを見て悲しくなった」というもので、具体的な作品名や出演者名は語られていない。
また同書き込みによると「○炊飯 すいさん?」というようなテロップも同時に表示されていたという。


「炊爨」とは「炊飯」の言い間違いではなく、国語辞典に「飯を炊くこと。炊飯。」と載っている普通に実在する日本語。『飯盒炊爨』と『飯盒炊飯』の両者の意味に大差は無く、今日では見る機会の減った語彙と言えどテロップにまで訂正させられるような発言ではない(にも拘わらず正しい知識を持った方が様々な意味で馬鹿にされているのが悲しい、というのが書き込み主の主張である)。
「正しい知識を持つ一人が、間違った知識を持つ周囲の者にバカにされる様*86」が話題になると伴って度々注目が集まるため、このコピペを目にする機会は少なくないだろう。


コピペ化しネットの海を漂い始めると、実在するAVなのか確かめようとする者も現れ始めるものの、最初の書き込みから十数年間に渡って成果は上がらないでいたが(2016年に一度発見報告が上がるも、程なくして嘘であることを自白した)、2023年になって転機が訪れる。
件のコピペについて取り上げたとあるYouTubeの動画に寄せられたコメントにて、その元ネタと思しき2007年の書き込みが存在することが判明。
その書き込みではキャンプではなく「林間学校」だったこと、そしてそれを基に改めて調査を行ったところ2004年発売のそれらしきAVに「飯盒水産× 飯盒炊飯○」というテロップが表示されるカットが存在することが確認され、コピペ文とは微妙に異なっていたものの「『飯盒炊爨』と発言した女優が言い間違いと決め付けられたAV」は実在していたと結論付けられた。


宮崎勤は、封印作品である『ウルトラセブン』12話「遊星より愛をこめて」のビデオと交換するための映像を撮るために事件を起こした

事件が起きた当時、宮崎勤を知るマニアの間で囁かれたという噂。
「宮崎勤の部屋からセブン12話のテープが押収された」とか「事件前にスナッフフィルムを集めているグループに接近していた」とか言われる。
実際には宮崎は「遊星より愛をこめて」を事件前から所持しており、あるコレクターは「宮崎に「遊星より愛をこめて」など3本をダビングしてもらった際、見返りとして『刑事犬カール』の再放送全話を録画するよう要求された」と証言している。


宮崎勤事件が起きた頃、コミケ会場を取材したレポーターが「ここに10万人の宮崎勤がいます」と発言したニュース番組があった

しばしば実話として語られるが、番組やレポーター名については曖昧であったり、複数の証言が混在したりしているため信憑性に欠ける。そもそも現在に至るまで確実な資料や映像ソースが見つかっていない。


「TBSの番組で、レポーターの東海林のり子が発言した」などという話が一時期Wikipediaに掲載されていたこともあるが、そもそも東海林は当時フジテレビで活動していたため、この噂は事実と異なる。
2017年にはとあるWebライターがこの説を詳細に検証し、そのような映像は一切発見できなかったという。
東海林本人もこのライターのインタビューを受けて「自分はそんなことは言っていない」と明確に否定している。


宮崎が逮捕された1989年頃、オタクへのバッシング報道が過熱していたのは確かである*87が、上記の状況を踏まえると、(少なくともテレビ上で)このような発言があったとは考えにくい。
確認できる限りで最初期の情報源である米澤嘉博(マンガ評論家。コミケの創始者として有名)のコラムでは、そのように「書いた」雑誌があったと記されている。
だがその15年後に米澤が書いた別のコラムには、「~というコメントを加えたテレビ局もあった」と書かれているため、この人の言葉をソースとして断定するのは少々厳しいと言わざるを得ない。


日産自動車の「ラングレー」は宮崎勤の愛車で、イメージ悪化を恐れて生産終了となった

宮崎勤関係として有名な話なのでこちらに記載。
ラングレーは日産自動車の小型乗用車で、当時の主力車種であるパルサーをスカイライン販売店*88向けに仕立てたもの。
ニュース番組内でこの車が実名で報道されイメージを大きく下げてしまい、逮捕後の1990年に生産終了に至ったというもの。


本当の生産終了の理由は、当時日産で同クラスの車種が多数存在し、車種整理の一環でパルサーへの統合が決まったため。要するに売れなかった
日産ではこの車種を黒歴史にしているとも言われているが、ちゃんと座間の記念車庫にも保管されており*89、イベントなどで見ることもできる。


5人ほどの不良グループが気弱そうなオタクを恐喝しようとしたところ、実はそのオタクは武道の達人で全員ボコボコにされた

実際に似たような事件はあったようだが、そちらは一対一で返り討ちにしたという話であり(それも怪しい話だが)、流石に1人で5人を倒したなどというのは眉唾物である。


オタクは意外と武道や格闘技を嗜んでいる場合もあり(声優かつ文句無しにオタクの杉田智和少林寺拳法の初段である)、以前は護身用と称してナイフを所持しているオタクも多かった(勿論、現在では違法である)のでこのような伝説が生まれたのかもしれない。オタクなヤンキーとかもいるし。
また、Cygamesやブシロードなどサブカル系企業が格闘技業界と密接な関わりを持っているケースも少なくない。


『ザ!世界仰天ニュース』でも取り上げられたことがあるが、恐喝犯の「過去に捕まった時に余罪取調べが長引いたので、今回は犯行日記をつけておいた」という斜め上の努力の方に焦点が当たっており、空手の段をもつオタクについてはさらっと流された。


なお、こういう話を自称するオタク自体はネット上にごまんといる。


声優のうえだゆうじはオタクが嫌い

ご本人の項目にもあるが、オタクからトラウマレベルの汚らわしいことをされたことはあっても、オタク嫌いをはっきりと公言したことはない。
まぁ住所を晒されてストーカー紛いの行為をされたり、精液を自宅に送りつけられればそういった認識が生まれてしまうのもやむ無しか。


ただし、いわゆる「大きなお友達」について、その非常識な言動に少なからず否定的意見を持っていたり、苦言を呈したりしている人は声優に限らずかなり多い事には注意されたし。
趣味は節度を守って楽しもう。


麻生太郎は『ローゼンメイデン』のファンである

政治家の麻生太郎が、少女漫画の『ローゼンメイデン』を好きで読んでいるという都市伝説。
首相を務めていた2008年に、「羽田空港でローゼンメイデンを読む麻生総理を見かけた」という目撃情報がネットで話題となったのが発端で、「ローゼン閣下」「ローゼン麻生」というニックネームまで生まれた。
麻生が以前から漫画好きを公言していたこともあり、信じる人は多かったようである。


2010年にニコニコ動画で行われた独占インタビューにて真相が語られ、それによると、
「『ローゼンメイデン』が羽田の飛行場で売っていたのでたまたま見ていたら、そこにいた修学旅行の団体に写真を撮られ、「麻生は少女漫画を読む」という話が広まってしまった」
とのこと。偶然読んだだけで、特別好きなわけではないようだ。


麻生が好むのは『ゴルゴ13』など渋い漫画で、前述のインタビューでも「最近はやたら目玉が不必要にデカく描いてある漫画が多くて」と、少女漫画が趣味ではないことを仄めかしている。
ちなみに『ムダヅモ無き改革*90読んでいるし事後承諾で出演OKとのこと。
なお性的な表現に関しては昔から規制すべきという考えが強いらしく、事実麻生氏が主導してその手の団体を作り上げたこともある(もっとも自民党内でもこの話の扱いは難しいらしく、麻生に限らず「賛成しているがメインイシュー相当の話として大っぴらに口にするのは控える」といったスタンスの者は結構多い様子もある)。あくまでもエロのない物を好んでいるのだろう。


野獣先輩◯◯説

ぶっちゃけ都市伝説というよりネタの類だが一応記載。
ゲイビデオ『真夏の夜の淫夢』に出演した野獣先輩のその素性や出演後の消息が明らかになっていないことから、ネット上では長年にわたり、その正体や現在についてさまざまな考察・仮説が生み出されてきた。
有名なのが、インタビューでの「24歳」「学生」という発言から、留学生説や医学生説などが唱えられたほか、その後の消息が確認できないことから死亡説なども登場した。
やがて考察そのものが一種のネットミームとなり、「野獣先輩女の子説」をはじめ、あえて強引な根拠を並べて「野獣先輩=○○」と結論づける「野獣先輩新説シリーズ」へと発展していった。
現在でも野獣先輩の消息は不明だが、真夏の夜の淫夢発売から20年以上が経過しており当時のスタッフや野獣先輩の履歴書が残っている可能性は限りなく低いため、制作したCOATコーポレーションとしてもコメントのしようがないというのが実際のところかもしれない。


追記・修正は「サッちゃん」の4番以降を歌いながらお願いします。



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*1 物乞いが違法な地域では、物乞いをする人は表向き露天商として小物を持ち「客が商品を置き忘れた」ということにして恵んでもらったお金を頂くスタイルになることが多い。
*2 実際に『消失』における改変された世界観ではハルヒは甲陽学院高等学校がモデルと思われる高校に在籍している。ただし実際の甲陽学院は男子校。
*3 https://gyo.tc/1XAJE 絶対虚構機構のURLは、 http://www.win.ne.jp/~yagyan/entrance.html
*4 イギリスの囚人服はワイシャツ・ズボン・ジャケットであり、赤と白の縞模様の服を着せていた事実は無い。
*5 ただし、ウォーリー親衛隊が登場するのは『新ウォーリーのえほん』シリーズからで、初期版には出てこない。
*6 もちろん本物ではなく、実在するお寺の精巧なミニチュアを作って野外で燃やしたもの(正門の「内側」を切り抜くなどして現地ロケの映像に合成した)。ところがドラマを観た檀家さんからそのお寺の方に「お寺が燃えてる!」という電話が何本も入ってしまい、制作部が謝罪する事態になったという。
*7 顔の造形はセブンやエースに近い。ちなみにエースは『アイアンキング』とほぼ同時期に本放送されている。
*8 ちなみにM87はゾフィーの必殺技「M87光線」として再利用された。
*9 逆に現実のM87は6000万光年離れているし、恒星の数は天の川銀河より多い。
*10 アニメ『はいたい七葉』第20話には、この方言を用いたネタが登場する。
*11 『セブン』12話は非担当。主な特技監督担当として1~3話、『新マン』1~12話など。
*12 本項のとおり「第12話も4Kリマスターまで行って「は」いる」とする説が主流だが、少数ながら「AIによる補正をアングラ寄りのファンが行った映像ではないか」とする意見もある
*13 もともとアングラで出回っていたため、それまでも本編バージョンはいくつかのバージョンが確認されており、オタク間では「武田(タケダCM)版」「ドラキュラ版(武田版では欠落していたカットのセリフから)」など慣例的な通称が固まっていた。
*14 封印のきっかけとなった被爆者団体が当時一部のネット界隈で評判が極めて悪かった(中韓関連の陰謀論の題材にされてしまっており、ネットユーザーからの反感が強まっているフシが存在した)という背景も指摘されている。
*15 厳密には年内ラストの本放送として総集編が挟まる。
*16 『地球はウルトラマンの星』のインタビューを参照。
*17 小中氏に向かって高野氏が「もともと僕は途中退場する話だったんでしょ」と話したとのこと。
*18 他にも「いわゆる防衛チームがリアル志向で描写される」「ウルトラヒーローの変身者が『前線担当の一般隊員』ではない(我夢は分析担当および現場参謀、ゲントは現場の最終責任者たる隊長)」など。
*19 他にも「変身者とウルトラマンの関係性(ムサシとコスモス、ユウマとアークは共に「変身者側の幼少期の経験が強く影響している」「あくまで別個に人格が存在しており、相互に対話しながらウルトラヒーローとして活動している」などの類似点を主張できうる)」「『コスモス』で独自性のひとつだった、怪獣の生態をテーマとしたエピソードが『アーク』に存在する(第7話など)」。
*20 副次的に「地球人サイドの主人公であるコウセイはウルトラヒーロー変身者ではない」も当てはまりうる。
*21 第1話のミズキを助けるシーンより。怪獣災害ではないはず
*22 これについてはむしろ『ウルトラマンレオ』の方が似ている。
*23 ライダーガシャット(=ゲームソフト)みたいな例外もあるが。
*24 これはスーパー戦隊シリーズのスタッフも近い考えを持っており、例えば各種変身ブレスは腕時計からの連想、携帯電話系もそういう考えからとのこと。
*25 https://x.com/nishi_ogi/status/1965583834147397706
*26 「当初は主人公の天空寺タケルが何度も死亡し、生き返るたびに感情を失うという設定だった」と付け加えているものもある。最強フォームであるムゲン魂の必殺技が感情に基づいたものなのも、恐らくそれをひとつずつ取り戻していくというプロットの名残。
*27 雑誌『フィギュア王』No.224の特集「ライダーグッズコレクション 仮面ライダーゴースト」を参照。
*28 非常に極端なことを言えば、そもそも大我(明確なチーム加入後はニコも)が本拠地にしているあの医療施設も電気が来ているしベッドが整っているだけで、病院リストの登録上は最終話エピローグシーンの「大我が開業医として開いた、ゲーム医療専門のクリニック」に模様替えするまでずっと廃病院である。
*29 青白い肌の頭部にシカのような角が生えているデザイン。ちなみにデカレンジャー側にはデカマスター・デカブレイクの姿が確認できないため放映順でどの時期なのかも判別しにくい
*30 『デカ』福沢博文、『パワS.P.D』羽賀亮洋が担当。問題のビデオでは羽賀に見えなくもないかな…?といったところ。
*31 スーパー戦隊シリーズを放送しているテレビ朝日では、事件当日の4月23日に現場のVTR中継を行っている。
*32 フィクション形式の作品なので、結末では異世界のTV番組を観た可能性が示唆されているが。
*33 過去に話題になった人物を紹介するテレビ番組『あの人は今!?』で紹介された際にも、本人に撮影を拒否され映像はモザイク処理、肉声の出演等も一切なしだった。2019年にTBSの『歌のゴールデンヒット』で司会の堺正章氏が連絡を呼びかけたものの反応はなく、誌面を通じた捜査依頼を出すに至っている。その後、週刊誌やNHKのTV番組の取材で、関係者の証言から少なくとも2025年時点では存命であることが判明している。
*34 有名なのは「代表曲である『およげ!たいやきくん』の印税トラブルが原因で人間不信となった」というものだが、楽曲の発表時期と引退時期に20年近い開きがあるため信憑性は低く、これもまた都市伝説の一種と言える。
*35 このためか『月刊ヒーローズ版』では『クウガ』と『アギト』の物語が並行的に進む内容を『仮面ライダークウガ』のリブートとしているほか、裏設定を含めるならTVシリーズの時点で「クウガ自体はいた」「パワードスーツに過ぎないはずのG3が仮面ライダー的なデザインなのはクウガの外見を模倣したから」と語られてはいる。
*36 近年では『ルパパト』のザミーゴ・デルマ、『魔進戦隊キラメイジャー』のヨドンナ、『機界戦隊ゼンカイジャー』のステイシー、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の脳人など、顔出し幹部が再定着している。
*37 『天装戦隊ゴセイジャー』と『海賊戦隊ゴーカイジャー』は実際に地続きでパワレン化されており、ゴーカイジャーのスーツはゴセイジャーの強化形態として扱われた。
*38 車社会アメリカにおいて鉄道は日本ほど子供ウケが良くなく、過去にも日本では大ヒット商品となったグランドライナーがアメリカでは深刻な売上不振となった前例がある。
*39 これに関しては原典でもこういう意味合いでの「守り神」と解釈できなくもないのもあったと思われる。
*40 と言うか「ドルゲという姓のドイツ人からクレームが来た」という話自体を疑問視する意見がある。ネット上の情報によると、とある番組がこのドルゲ君を探して取材しようとしたところ、日本にそのような名前のドイツ人はいないという結果になり、そもそもドルゲという姓自体がドイツにも殆どいないことが判明したという。
*41 例えば『アラビアのロレンス』『サウンド・オブ・ミュージック』など。
*42 今でこそステレオ版のみ制作が当然であるが、1961年当時の映画館はまだモノラル音源しか流せないのも珍しくなかったことに留意してほしい。
*43 初期稿を見ると、ゴジラのデザインはやや恐竜的であるもののゴジラジュニアのような感じであり、ストーリー上の『原子怪獣~』との共通点は「極地の氷から解放されてニューヨークへやって来る」程度しかなく、これを『原子怪獣~』のリメイクと呼ぶのは無理というものだろう。
*44 「こんなものは『ゴジラ』ではなく、『原子怪獣~』のリメイクと呼んだ方がストーリー的にも適切だろう」という意見であり、スタッフがそういう発言をしたというものではない。ちなみにロルフはモンスターパニックとしての本作には一定の理解を示しており、2014年のモンスターバース第1弾としての『GODZILLA ゴジラ』の公開直後には「2014年版は間違いなく『ゴジラ』だが、映画としての完成度では1998年版の方が上と認めざるを得ない」と評している。
*45 根絶させない、人を食べないなど。
*46 やりすぎと見なす人は多いだろうが、ゴジラの知名度を考えればやむを得ないだろう。
*47 が、「そのやり方はゴジラという存在に敬意を払い、ゴジラを愛する人々に喜んでもらえるものではありませんでした」とはデヴリンの弁。
*48 親類縁者の不幸や、別作品におけるトラブルまで含めるなど。リーヴの落馬事故にしても、シリーズ最終作の公開から8年後の出来事なので、「スーパーマンの呪い」と呼ぶには無理があるとする意見もある。
*49 というかゴーゴーファイブ自体「俳優業継続中のナガレ、ショウ、マツリの人、特に谷口氏は未来のデッカー役で特撮三冠達成」「大病のため無念の引退、TV番組企画でほかの4人に意思を確認したうえで引き合わされるまでは連絡もわざと絶っていたダイモン」「バイク屋のオヤジとして文字通り悠々自適にセカンドライフを過ごしているマトイ」とそれぞれの人生を歩んでいた。25周年の節目に結集することにはみんな大賛成だっただけで……
*50 バージル・スワン博士。当然ながらキャラ設定も「首から下が麻痺しているため、車椅子で生活している」となっている。
*51 実際はマルチバースのキャプテン・マーベルであった。
*52 例えば『ポルターガイスト』シリーズは1作目を撮影した後に一家の長女を演じた女優が、2作目を撮影した後に悪霊のリーダーを演じた男優が、3作目を撮影した後に主演の子役が急死してしまっており、呪われているのではないかと噂されている。
*53 ファンから何十年間もツッコまれ続けたネタだったのだが、2022年のオビワンのスピンオフドラマで「愛弟子のアナキンが自らを殺したという事実を受け入れるために、あえてダースという称号名で呼ぶようになった」というフォローが入った。
*54 純粋に映画の描写に限定すると皇帝が「ダースベイダーはいずれ我々よりも強くなる」と、まだ当時のアナキンはヨーダ達には及ばないようなことを言っていたのだが……
*55 当時はほぼ無名だったが、本作への大抜擢の後、「ダーティハリー」や「アニー」などを担当する。
*56 エジプトでは神聖な昆虫とされている。
*57 『ターミネーター2』や『ランボー』初期三部作などの名作を生み出した映画製作会社「カロルコ・ピクチャーズ」が倒産する一因ともなった。
*58 スピキミームの始祖となる動画やウルトラマン列伝にも出てきた「お正月っぽいあの曲」も「春の海」という曲だが、あれとは違う曲。あちらは宮城道雄という人が作った。詳しくはこちらも。
*59 ただし、カウントの仕方や未完成曲を含む場合は10曲を超える場合もある他、ブルックナーの交響曲第九番は第四楽章は草案が残されるのみで完成しているのは第三楽章までとなっている。
*60 フルオーケストラで数十分(長い物だと1時間越え)の作品が当たり前であり、別の作曲および演奏活動と並行して行っている場合も多いため、作曲に時間がかかるのは当然といえる。また、現代のようにDAWでイメージを確認するといったこともできない時代である。
*61 そもそも該当する行為が行われた場合は既存の条例で対応でき、初めからスターリンに使用を許可しない事も可能である。
*62 旧ジャニーズ事務所は退所者に対してメディアを通じた圧力が激しかった事務所とも言われており、SMAPのブレイクなどで事務所がかなり躍進を続けた1990年代の芸能界において、ジャニーズ事務所を退所した後にメディアに出演してブレイクを果たした反町は珍しい芸歴だった。
*63 とんねるずは番組スタッフや俳優・歌手、ダウンタウンは今田・東野など後輩芸人が出演していた。
*64 その際に浜田がとんねるずに会えて喜んでいた事を松本が呆れ気味に『放送室』で語っていたこともある。これも「とんねるずとの共演」よりも「子供のようにはしゃぐ浜田」をネタにしたものだった。
*65 映画「必殺!III 裏か表か」で使用された、鶴瓶の顔を象ったもの。同映画で鶴瓶演じる参は惨殺された上に晒し首にされるという衝撃的な最期を遂げた。
*66 もっとも、M-1は決勝に出るだけでも売れるコンビが非常に多いので一概には言い切れない。
*67 興味がある人は『イタレリ F-19』とかで検索してみよう。
*68 クラウス・マッファイ・ヴェグマン社。造形やサウンドでも同社から実車を使って協力を受けた
*69 やってきた整備士にどやされながらも無事元に戻され、その後は社用車に転用されたとのこと。
*70 イギリス・ボービントン戦車博物館の「タミヤ・ホール」。主にMBT系の戦車が展示されており、タミヤから現行商品が出ている戦車に限ってもM41ウォーカーブルドッグやT-55イラク軍仕様車などが収蔵・展示されている。
*71 タミヤのプラモ設計者曰く「写真に写っていない必要なパーツを推定で置いていったら、シート裏のみ空いたスペースができたので、そこしかないと思って入れた。」
*72 マグドネル・ダグラス社を合併したことによる権利移動。
*73 例を挙げればプロトセイバーEVO.は当時メタリックパープル指定だったが、現在絶版なため普通のパープルに変更されている。
*74 当時、本作主人公であるリョウのCVである藤原啓治は存命だったうえ、『00』のサーシェスは掛け合いセリフの内容を見る限り定期的に新録していた可能性が極めて高い。
*75 そのせいでリリララのバリエキットであるツキルナの生産数量や再販が減らされているのではないかという声もある。
*76 発売当時の基準でも龍騎とドラグレッダーが丸々入ってオマケにオプションパーツ付きの約4000円は異常な程安く、実質的な再販がされた際はドラグレッダーが省かれた上で値上げしている。
*77 3位のダブルオーライザーは2011年に発売されたが、元々そこまで複雑なギミックがない上にアニメ放送終了から発売済みのクアンタと並行して開発していたと考察すれば時期的にも納得が行く。1位のV2ガンダムは逆に変形に非常に手こずったため2015年末まで発売が持ち越された
*78 大手チャンネルが危うく量産型まとめ動画と同一視されかけたケースが多々ある他、「実況動画等で『ポケモンXY』のメガシンカのムービーをそのまま流すと公式ムービーの転載とみなされて規制」「『デスクリムゾン』のOPがパロディ動画のパクリとされてBAN」といった珍事まで過去に発生している。
*79 具体的な数値は示していないものの、低評価数は全体の1割未満であることを明かしている
*80 見るものすべてが普段と異なる海外遠征の際に顕著だったとのこと。
*81 牡馬は最低限の礼儀さえあればあまり年齢差を気にしないケースも多く報告されており、例えば同じ厩舎に所属していた時期にゴールドシップ号がもっとも仲良しだったのは14歳年上のグラスワンダー号であった。
*82 常時「手が付けられない」「凶暴な状態」で血統的に全兄のドリームジャーニー号と比べられる面はあったにせよ、厩舎で過ごしているときのオルフェーヴル号はむしろ「これがドリームジャーニーの全弟?」と言われてしまうほど大人しくてマイペースな馬であった。実際に池添氏の動画チャンネルだと「同じ取材の日に撮影されたドリジャと比較すれば」ではあっても比較的おとなしい様子も見せている。
*83 実際のドリームジャーニー号も、気にくわない人間への加害性が強いこと・気に入っている人間相手でもそれはそれでスキンシップが過剰すぎる面が池添ジョッキーとのツーショットで推測できることの2点から、ファンの間ですら「札付きの問題児」としてもよく知られている
*84 ただし史実において「本当は気弱な馬なのではないか?」との噂が現在でも存在するオルフェにほぼ限定されており、カレンチャンにこの設定を採用している場合でもスイープトウショウやデュランダルに対しては普通に「(お兄ちゃんがもうすぐ来るんだし)やめなよ~」といった程度にとどめていることが大半。
*85 史実における問題行動がキャラに反映されたケースはスイープトウショウ(頑固すぎて他の馬のセオリー通りの調教が困難)やブラストワンピース(JRA登録時代は人間に対する距離感がわかっていないフシがあった)、ゴールドシップ(わかっているうえで変なことをする)、メジロマックイーン(名門出身らしいところをちゃんと備えているのに、変なところで素行が悪い)など、公式にも多数が存在する
*86 「丁字路」を「T字路」の妙な発音と指摘するなど。
*87 実際、当時の雑誌記事にはオタクを宮崎勤と同一視する内容のものが多数存在した。
*88 そのため、当時のスカイラインと同じ形状のテールランプを装備していた。
*89 当該モデルは日産車で初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
*90 「アソー」名ではあるが、はっきりとわかる形で麻生が登場している。ただし主人公陣営が自民党ということもあり、主役の小泉(小泉純一郎)やタイゾー(杉村太蔵)とは「一応党内の選挙戦の概念はあるのでライバルなのも間違っていないが、お互いに無茶を聞いてくれるし聞いてやるべき『仲間』」で一貫している。

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