S.H.Figuarts

ページ名:S.H.Figuarts

登録日:2009/09/20(日) 10:50:19
更新日:2023/08/12 Sat 18:47:48NEW!
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s.h.figuarts 玩具 フィギュア アクションフィギュア バンダイ 魂ウェブ フィギュアーツ 特撮 アニメ 限定商法 仮面ライダー プリキュアシリーズ 転売屋御用達 多々買え…多々買え… スパイダーマン(東映版)



S.H.フィギュアーツは、バンダイが発売している可動フィギュアシリーズ。通称略称は「アーツ」。


概要

名称にある「S.H.」には「Simple style & Heroic action」というコンセプトや前身である装着変身の意味が込められている。
ちなみに装着変身も電王やキバ辺りから装着が少なくなり、アクションや造形がS.H.に近いものになっている。



『「人型可動によるキャラクター表現の追及」をテーマに、バンダイの聖闘士聖衣神話で培った可動フィギュア技術(アーツ)を凝縮した新スタンダードフィギュアシリーズ』と銘打っており、幅広い可動域とそれなりに質の高い造形が売り(ただしサンプルと違うなどハズレがしばしばある)。
よく動くフィギュアなfigmaに対して、出来の良いトイと対比出来る。


一体5000円程度で、仮面ライダー・MARVEL・スターウォーズなどの特撮系がメイン。
近年ではULTRAACTが展開終了したこともありウルトラシリーズも発売されるようになった。
特にライダー系は良くも悪くも本物より若干スマートかつ、頭身が上がる傾向がある。
後に立ち上げられた真骨彫シリーズは従来と異なる製法により実物のスーツにかなり近づけた造形になっている。
また、中には台座が付属する商品もある。
近年ではデジタル彩色を導入したことでアーティストや俳優により似せた顔を作れるようになり、顔出しキャラも積極的に出されるようになった。
どれも微妙に似てないとは言ってはいけない。


仮面ライダーのフィギュアに関しては、アクションや造形が売りのフィギュアーツに対し、放送中に発売されるライダーフィギュアはバリエーション豊かなラインナップやフォームチェンジなどのギミックが見所となっている。
それぞれサイズもあまり変わらないため、ライダーマシンや先述の装着変身も含め一緒に並べたり遊んだりされることも多い。


一方、セーラームーンやウマ娘などの美少女キャラものもリリースされており、クオリティもそれなりに高い。だが、初期から展開してたプリキュアシリーズ(通称「プリキュアーツ」)はキャラデザと相性が悪かったのか*1、2019年以降は展開されておらず実質打ち切り状態となっている。キュアアンジュだけハブられたハグプリファンは泣いていい。


限定販売(俗にいう「プレバン送り」)が多いためコレクター泣かせなシリーズである。
ネット限定販売の基準は基本的に「一般:主人公 限定:強化フォーム・脇役」であるが、最初から主人公がネット限定に割り振られたり準ラスボスが一般に割り振られたりと変則的なケースも増えている。
値引きがない・送料がかかる・一度買い逃すと入手するのが困難などの理由で限定販売は嫌われがちだが、期間内に注文さえすれば確実に入手できるという利点がある。


しかし、人気のある上に流通数が少な目な商品なため近年では転売屋に目を付けられてしまい、人気のある一般販売商品は予約開始後1分で予約分が完売するほどの熾烈な争奪戦が発生するようになってしまっている。
基本的に一般販売になるとプレバンでの並行販売やMAFEXやfigma版が出るといった救済措置は滅多になく*2、通販サイトが一斉にサーバーダウンし、平日16時に張り付かないと……というか張り付いてなお買えず、更に流通数が少な過ぎて店頭在庫すら存在しないという事態が多発しているため、近年では本気で「プレバン送りにしてくれ」という声も大きい。


最近だとウルトラマンゼット:オリジナルや真骨彫仮面ライダーオーズのタジャドルコンボ等、非常に人気のあるフォームに関わらず何故かプレバン限定ではなく一般販売を行う*3という暴挙に出て案の定転売屋に目を付けられ予約在庫は瞬殺、流通数が少な過ぎて店頭に並ぶ事すらない小売店が続出した事が記憶に新しいか。加えてAmazonでは在庫を用意できず予約したはずのアーツが強制キャンセルされるというKonozama現象が発生してしまうこともあった。(タジャドルコンボの時などに発生した)なお、2021年現在でも再販されていないため非常に入手困難である。
因みにウルトラマンZシリーズのアーツは非常に人気が高く、ジャグラス・ジャグラー*4やセブンガー、ウルトラマンジード:ギャラクシーライジング等がプレバン限定として受注受付が開始されたが速攻品切れを起こし、そのまま二次受注が行われないまま予約受付が終了してしまうという惨事が起きている*5*6




無可動で造形重視の「Figuarts ZERO」やゲームキャラがメインのD-Arts*7、ゴジラやガメラなどの映画怪獣をアクションフィギュア化した「S.H.MonsterArts」や「chibi-arts」といった派生シリーズが存在する。


ちなみに同じくライダー系がメインのS.I.C.は更に大人向けのシリーズである。
その他のブランドは上のタグの"バンダイ"にて。



以下の情報は最新ではなく、他にも作品や参考出品もあるので、詳しくは魂ウェブ等のサイトを確認しよう。




【ラインナップ一覧】


通常販売は◆、ネット限定販売は●、イベント限定販売は★、参考出品の状態のものは▼で示す。
戦隊系はS.H.Figuarts(スーパー戦隊)の項目を参照。





























追記・修正よろしく、Ride a firstway Ride a firstway


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*1 スマプリ以降髪の毛のボリュームが大きくなっているが、その分首の関節に負担がかかりすぎることが原因と言われている。
*2 再販も基本的に一度しかされない上に半年以上期間が空く事が多い。更にまとまった数が流通するわけではないため結局再販されても熾烈な争奪戦が起きる事が多い。
*3 それまでの真骨彫シリーズでは主役の基本フォームは一般販売、サブキャラや派生フォームはプレバン限定と分けられており、実際にオーズの派生フォームのガタキリバコンボやラトラーターコンボはプレバン限定であり、ウルトラマンシリーズもこれに倣っていた。
*4 ウルトラマンオーブ放送当時に受注販売されたもののマイナーチェンジであり、事実上の再販である。近年では過去に販売されたアーツの塗装や付属パーツの変更といった仕様変更を行って事実上の再販を行う事が増えている。
*5 ジャグラーとセブンガーは2020年12月受注開始、ギャラクシーライジングは2021年2月受注開始。因みに2021年5月現在でも二次受注のアナウンスはされていない。但しセブンガーは2022年9月より、「宇宙セブンガー」としてであるが事実上の再販が行われた。
*6 ちなみにZのガンマフューチャー、デルタライズクロー、ベータスマッシュは二次受注が行われた…のだが、何故かデルタライズクローのみ抽選販売形式だったため非難を呼んだとか
*7 2014年5月以降はS.H.Figuarts名義で発売
*8 ビルド海賊レッシャーハザードとビルドキードラゴンハザード用のボーナスパーツ付
*9 ちなみにパッケージは通常版、仮面ライダー50周年版、魂ネイションズストア版の3種が存在。
*10 選択式でエックスまたは後述のウルトラマンゼロに装着するオプションパーツセット。その関係で初出がゼロ作品の「ベリアル銀河帝国」にも関わらず作品がこちら名義になっている。
*11 宇宙セブンガーはウルトラマントリガー名義
*12 要するに「HOT LIMIT」衣装の西川貴教である。

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