登録日:2012/09/26 Wed 00:36:49
更新日:2023/08/12 Sat 19:44:32NEW!
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ガンダム ζガンダム ガンダムzz ガンダム・センチネル ダブルフェイク ms 試作機 量産機 可変機 アクシズ ネオ・ジオン カラード 機動戦士ζガンダム 機動戦士ガンダムζζ 機動戦士ガンダムuc 袖付き 若き彗星の肖像 ガザ・シリーズ ガザ ガザの嵐隊
本項では、アクシズの量産機「ガザ・シリーズ」について記述する。
なお、ガザCとその関連機体は別項目を参照。
▽目次
ガザタイプ試作型
型式番号:不明
「若き彗星の肖像」に登場。
アクシズで運用されている作業用MSで、正式名称は不明。
運動性や機動力に秀でていて、また構造がシンプルなので生産性も高い。
全てのガザ系MSの原点となった機体で、後に「ガザの嵐」隊を名乗るパンパ・リダとビアン、ワイムが乗ってシャアの前で戦闘用への転用が可能かどうかのテストを行っている。
この結果が良好だったこともあって、本機は戦闘用に改造されることになったようだ。
ガザA
型式番号:AMX-001
アクシズの作業用MS。
機体がブロック構造になっていて、各部の位置を変えることでMA形態へ変形する可変機である。
しかし非可変機とする資料もあるなど結構謎が多く、よく分からない機体でもある。
また、型式番号がプロトタイプキュベレイと被っている。
『A.O.Z.Re-Boot』に登場した際にはキャトルやジオン潜水艇(ザク・マリンタイプパッケージイラストの背景)、『機動戦士ガンダム MS IGLOO』登場のオッゴの流れを汲み、
『機動戦士Vガンダム』登場のサンドージュへ至る途上にある機体と設定された。
ガザB
型式番号:AMX-002
「ダブルフェイク」で設定のみ存在。
ガザAを改造した戦闘用だが、申し訳程度の武装しか装備していないので戦闘力は…お察し下さい。
MA形態への変形機構も残されているが、一応コイツにも非可変機説が存在している。
その戦闘力から前線ではなく主に警備用として運用されているという。
ガザD
型式番号:AMX-006
頭頂高:17.0m
本体重量:28.7t
全備重量:68.4t
出力:2,140kW
推力:98,200kg
センサー有効半径:10,800m
装甲材質:ガンダリウム合金
武装:
ナックルバスター
ビームガン×2
ミサイルランチャー×4
メガ粒子砲×2
ビームサーベル×2
パイロット:
パンパ・リダ
ビアン
ワイム
他
アクシズ(ネオ・ジオン)の量産機。
ガザCの発展型で総合的な性能の向上、特にMS形態時の運動性や火力の大幅な向上が図られている。
構造的に脆弱な部分も補強され、出力もアップ。バインダーにはミサイルポッドを内蔵している。
MA形態も機動力が強化され、脚部クローの内部にはメガ粒子砲が追加された。
生産性についてもガザCとほとんど同じ構造な上、生産ラインをそのまま活用できるので全く落ちていない。
まずエンドラに3機が配備され、「ガザの嵐」隊が乗ってファのΖガンダム、トーレスのメタスと交戦するも、ジュドーがファと操縦を代わった上にルーのコアファイターが援護したこともあって全機撃破された。
その後も第一次ネオ・ジオン抗争時のネオ・ジオン軍の主力機として各部隊で運用されている。
ガザD(袖付き仕様)
U.C.0096年時に袖付きで運用されていた機体。
袖に装飾が施され、カラーリングも緑に変更された。
この時期だと既に旧式の部類だが戦力が足りないため、パラオや袖付きのテニスン艦隊に配備されている。
ガザE
型式番号:AMX-007(MMT-3)
全高:7.20m(MA形態時)
頭頂高:16.3m
全長:27.36m(MA形態時)
全幅:17.14m(MA形態時)
本体重量:34.8t
全備重量:68.2t
出力:2,280kW
推力:59,300kg
センサー有効半径:11,690m
武装:
ビームカノン×2
バインダー武装ポッド×2
ビームサーベル×2
パイロット:ネオ・ジオン兵
「センチネル」、「劇場版Ζ」に登場。
MA形態での運用を主眼においた機体で、そのせいか手足がかなり短い。
またMA形態時はサブ・フライト・システムとしても機能し、重力下でも上にMSを1機乗せたまま単独飛行できる。
武装は両肩のバインダーに集約された。
どうも生産数は少なかったようで、あまり姿を見かけない。
グワレイにガザCと共に数機が配備され、ペガサスⅢを挑発していた。
またグワダンにも配備されているのが確認されていて、劇場版で、艦から脱出しようとするクワトロが百式に乗り込む際、その後ろに本機の姿が映っている。
ガ・ゾウム
型式番号:AMX-008
頭頂高:18.0m
本体重量:31.6t
全備重量:58.2t
出力:1,840kW
推力:92,280kg
センサー有効半径:11,200m
装甲材質:ガンダリウム合金
武装:
ハイパーナックルバスター
9連装ミサイルランチャー×2
ビームサーベル(ビームガン)×2
パイロット:ゴットン・ゴー、他
ガザEと同時期に造られていた機体。
MS形態時の戦闘力を強化していて、強力な武装による高い攻撃力を持つ。
ナックルバスターはジェネレーターの負担を低く抑える内蔵E-CAP式を採用した携行式になったが代わりにジェネレーター直結式由来の高出力性能は失われた。
従来通りMA形態にも変形できるが機体構造は一新されていて、ガザ系とは思えない程の高性能機となった。
そのため「ガザを超えた機体」としてこの名が付けられている(当初はこの機体が「ガザE」の名で開発されていた)。
ややコストが高くなった一方で生産性は結構高く、ガザDなどと同じパーツも使われている。
前期型と後期型が存在するらしいが、違いは頭の形くらいなんだとか。
ゴットンらが乗ってアーガマを何度か襲ったが、その度に撃退されている。
また、2機がネェル・アーガマを制圧しようとしたこともあったが、モンドの百式とジュドーのΖΖガンダムの活躍でどちらも撃破された。
ちなみにPSPのガンダムバトルシリーズでは、マイナー量産機とは思えない凄まじい強さを誇る。
ぶっちゃけMSというよりバルキリー。
ガ・ゾウム(袖付き仕様)
袖付きが運用している機体。
袖に装飾はされているが、ガザCやガザDのように色までは変えられていない。
テニスン艦隊に配備されるネェル・アーガマを強襲。
ユニコーンガンダムに肉迫しビームサーベルで斬りかかるが蹴りでボディを抉られたうえ、ミサイルを撃ち込まれ戦闘不能になった。
ガ・ゾウムガンナー
型式番号:AMX-008B
ガ・ゾウム後期型の仕様変更機。
ミサイルランチャーをビームランチャーとレドームに換装していて、超遠距離からの狙撃が可能となっている。
ガザW(ウィラ)
型式番号:AMX-016
「ダブルフェイク」に登場。
ガザ系の最終型で、両肩にシールドバインダーを持つ。
単独飛行を実現すべく、内部には熱核ジェット/ロケットエンジンを備える。また、武装も一緒に搭載された。
MA形態への変形も可能で、どことなくギャプランっぽい。
カラードで運用され、ディーマッドが搭乗してサイド6で連邦軍と戦った。
カラード分裂後は強硬派につき、穏健派のエルデスコが乗るザクⅢと交戦している。
ガンプラ
1/144シリーズの旧キットでガザDとガ・ゾウムが発売。
今のところHGUCシリーズでのリメイクはされていない。
とにかくガンプラを輩出してきたガンダムUCにおいてもハブられているので、相当出し渋っている様子。
ゲームでの活躍
SDガンダムGジェネレーションシリーズ
ガザDやガ・ゾウムの登場率が高い。
だが如何せん影が薄く、容量確保のためガザCに統合されたりガ・ゾウムがそもそも出なかったりと雑な対応をされがち。
いざ出ても微誤差レベルの性能しかなく、開発先も微妙なためコレクションや図鑑埋め以上の価値を見出せないなど不憫。
バトルオペレーション2
ガザDは2021年5月に450コストの汎用機として登場。
耐久値と防御補正は並だが、火力と即よろけ武装が優秀。変形すると更に武装が増え、手数の多さで敵機を圧倒できる。
特に手数の多さはガザCと比べ圧倒的で、同じように運用しようとすると扱いに困りがち。
ガ・ゾウムも2021年7月に450コストの汎用機として登場。
格闘寄りのステータス補正に対し優秀な射撃武装を揃えているチグハグさはあるが、強襲機のように射撃で引っ掛けて格闘で詰めに行く戦法を取れば上手くいける可能性はある。
ミサイルは標準誘導が効く珍しいタイプで、この手のものとしては命中率がすこぶる高い。
2022年11月にはガ・ゾウムガンナーが支援機として登場。
ゲームどころか立体化自体がガシャポンのSDくらいしか存在しなかった機体がまさかの実装となった。
ガ・ゾウム袖付き仕様機のデザインを一部に採用しており、設定画さえ存在していないMA形態にもなれる。
兵装はビーム系で固められており、ビームランチャーはゲロビ形式のため当てた際のリターンが大きい。
2023年2月にはガザEも支援機として登場。
こちらもしっかり変形を再現。変形機として簡素化してある設定のためかガ・ゾウムよりもコストが低い。
主兵装としてガザDのナックルバスターをEパック式に改造した物を装備と、オリジナル要素を持っている。
追記・修正は新しいガザシリーズを生み出してからお願いします。
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▷ コメント欄
- ガ・ゾウムのHGUCマダー? -- 名無しさん (2013-11-14 11:41:01)
- F完結編だとバケモンになっている模様 -- 名無しさん (2016-12-25 16:44:48)
- ジオン水泳部のガ・ゾウムが出てきたがSDコマンド戦記かな? -- 名無しさん (2018-06-18 10:55:21)
- ハイパーナックルバスターとかいかにも強くなったような名前付けられてるのに出力落ちてるのかよ -- 名無しさん (2020-03-08 23:45:48)
- ガ・ゾウムのスペックはDよりも劣ってるのに、何処が「他のガザシリーズよりハイスペック」なの? -- 名無しさん (2021-12-22 04:02:41)
- ↑まずジェネレーター出力に関しては、ガザDの場合ナックルバスターに回している部分が非常に大きい。ガ・ゾウムは固定武装に割かなくていい分、機体そのもののパワーはむしろガザDより上回っていると思われる。 -- 名無しさん (2021-12-22 19:29:27)
- (続き)推力については重量との比が機動力となる。本体重量でいえばガザDの方が軽いが、この本体重量とは「弾薬も推進剤も全部空っぽの状態」の重さなのでこの状態での戦闘は考慮されていない。それらをフル装備した全備重量では逆にガ・ゾウムの方が遥かに軽い。ガザDの数値を基準にするとガ・ゾウムは推力では約6%の減少だが、全備重量では約15%もの軽量化に成功している。総合的な機動力でもやはりガ・ゾウムが上回る。 -- 名無しさん (2021-12-22 19:37:10)
- (続き)またガザD自慢のナックルバスターだが、アニメ本編を見る限り通常のMSならビームライフルが直撃すればそれだけで大破できる。そうなるとナックルバスターの威力はむしろ過剰なのではないか、と推測できる。加えてこれは固定武装としてはデカすぎて取り回しが非常に悪く、また射角も狭い。ハイパーナックルバスターは固定ではなく携行武装とすることで武器としての使い勝手は大きく向上している。ハイパーという冠は単純な威力の強弱ではなく、武装としての完成度の高さから名付けられたのではないだろうか。 -- 名無しさん (2021-12-22 19:47:00)
- (続き)結論としては「ナックルバスターの威力という一点だけならガザDが、それ以外は全部ガ・ゾウムの方が上」であると考えられる。以上、長文の投稿失礼しました。 -- 名無しさん (2021-12-22 19:49:23)
- Gジェネアドバンスだったかで「こんな地味な機体がネオ・ジオンでウケるはずないから廃れた」みたいな評価があってぶっちゃけてて好き。 -- 名無しさん (2023-05-24 15:14:49)
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