登録日:2012/10/12 Fri 23:52:39
更新日:2023/08/10 Thu 17:42:11NEW!
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ガンダム ガンダムzz ガンダムuc ms 量産機 水陸両用 地球連邦軍 ネオ・ジオン ザク 連邦水泳部 ζζ-msv ザク・マリナー ザク・ダイバー
ガンダムシリーズに登場するモビルスーツ(MS)。
ザク・マリナー
型式番号:RMS-192M
開発:地球連邦軍・ジャブロー工廠
頭頂高:17.5m
全高:19.4m
本体重量:48.8t
全備重量:68.3t
ジェネレーター出力:1,440kw
ハイドロジェット総推力:8,800kg
センサー有効半径:4,600m
装甲材質:チタン合金セラミック複合材、ガンダリウム合金(一部)
武装:
4連装スプレーミサイルガン
サブロックランチャー×3
「機動戦士ガンダムΖΖ」、「機動戦士ガンダムUC」などに登場。
地球連邦軍が造った量産機。
ザク・マリンタイプ(マリン・ハイザック)の後継機として新しく設計されていて、コンセプトにも色々と変更が加えられている。
構造はマリンタイプよりも単純化され、浮体用部材やバラスト機構、冷却装置などが可動フレームの各所に設置されている。
全天周モニターやリニアシートが採用され、そのせいで球体状になったコクピットに対応すべく耐圧殻も新規に用意された。
外装パーツはザク(もしくはハイザック)のものを転用しているが、限界潜行深度は平均2,000mとマリンタイプの5倍に達している。
このことからマリンタイプは「可潜型」で、本機は「潜水型」と言われたりもする。
ちなみに新規設計とか言いつつ通常のザクっぽい見た目なのは、そっちの方が潜水用の備品を揃えるのにちょうどよかったからなんだそうな。
水中での機動力や移動スピードなど、その他の面でもマリンタイプ以上である。
頭には一般機がロッド、指揮官機がブレードアンテナが設置されている他、左側にシュノーケル型のアンテナを付けた機体も存在する。
これの先端は有線式カメラになっていて、隠密行動中の通信手段や海中からの洋上偵察に使われる。
またモノアイのレールを水密構造化し、動力パイプを省略するなどの変更も行われた。
両脚に装着されたハイドロジェットにより速度50kt以上で水中移動が可能。
地上での戦闘時にはパージすることでデッドウェイト化を防ぐ。
背中のバックパックにもハイドロジェットが設置され、センサーも内蔵されている。
バリエーションとして可変式の推進器への換装も可能。水中はもちろん、水上航行も出来るようになる。
前述した外装パーツの転用でコストも良心的になり、数も揃えやすくて整備もしやすい。さらに操縦もザクと大して変わらないと良いことずくめだったので大量生産され、沿岸部にある地球連邦軍の基地に配備されている。
…が、グリプス戦役でのティターンズの敗北による崩壊や第一次ネオ・ジオン抗争でのネオ・ジオン軍のダカール降下の影響でかなりの数が連邦軍の手から離れてしまっている。
●武装
- 4連装スプレーミサイルガン
本機専用に造られたメインウェポンで、「サブロックガン」とも呼ばれる。
水陸問わず使え、水中では弾頭に内蔵された金属反応センサーで敵機を感知して至近距離で爆発させ、発生した衝撃波で相手を破壊する。
- サブロックランチャー
肩とバックパックに内蔵された対艦兵器。こちらも水陸問わず使用可能。
肩に内蔵している物は口径300mm。
- マグネットハーケン
左腕に内蔵されていて、ワイヤーは長さ60m。
攻撃に使われることもあるが、元々は曳航してもらうための装備。
●劇中の活躍
ネオ・ジオン軍に接収された機体が地球へ降りたアーガマを攻撃しているが、駆けつけたΖΖガンダムによって阻止された。
ちなみにこの時はネオ・ジオン兵以外にも地元で暮らしている漁師達が雇われて乗っていた。
U.C.0096年時にもジオン残党が保有しているのが確認されていて、トリントン基地への攻撃に参加していた。
湾岸部ではサブロックランチャーを発射して施設に爆撃したが、バイアラン・カスタム1号機の起動のため用意されたバーザムの残骸に気を取られ2号機に撃破される。
ザク・ダイバー
型式番号:RMS-188MD(RMS-188M)
頭頂高:17.7m
重量:45.8t
「ΖΖ-MSV」に登場。
地球連邦軍が造った機体。
こちらもザク・マリナー同様、ザク・マリンタイプの後継機として生み出され、これまでの水陸両用機よりも深海潜行能力に秀でている。
顔に取り付けられた耐圧用のゴーグルが特徴的。
戦闘用ではないので武装は基本的には装備していないが、設定画ではサブロックガンっぽい物を装備し、頭にもバルカン砲らしき穴が存在している。
ちなみに「ガンダムΖΖ」で没になったデザインを再利用した機体だったりする。
●作中の活躍
深海での作業用に使われたとされているが、詳細は不明。
ガンプラ
ザク・マリナーが1/144とHGUCで発売。
一般機と指揮官機のコンパチとなっている。アンテナが違うだけだが。HGUC版はザク系キットの最新版とも言えるのだが、色数が少なく、黄色や赤の部分をシールで色で補うなど、痒いところに手が届かない仕様になっている。
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- 戦後の連邦軍には 宇宙>地上>水中 って優先度だろうし、完全新型の水陸両用作る必要性なかったんだろうな -- 名無しさん (2014-04-07 01:32:23)
- 対潜機で狩る補味「しな -- 名無しさん (2014-06-14 09:56:49)
- ザクダイバー、作業用ってことは実はMSじゃなくてMWなのかな? -- 名無しさん (2015-04-11 21:52:37)
- マリナーはノーマルなザクに近い外見 ダイバーはマリンタイプに近い外見になってるのね -- 名無しさん (2016-05-15 21:28:02)
- この当時の連邦軍は何故、アクアジムの発展型を開発するのではなく、ザク系統のマリナーにしたのか… -- 名無しさん (2016-05-15 21:36:04)
- ↑アクアジムが急造品のポンコツだからじゃね? -- 名無しさん (2016-05-15 21:42:39)
- 戦勝国の権利と言わんばかりに、連邦軍はジオンの高い技術を摂取していったからね。でもこの機体で逆に利用されちゃったが。 -- 名無しさん (2017-01-15 15:50:44)
- しかしユニコーンではその急造品のポンコツに戻ったんだよな・・ -- 名無しさん (2017-05-25 15:41:38)
- ジオン残党はアクシズで新規開発されたカプールよりこっちの方が信頼されていた。「ジオン製だろうが連邦製だろうが優秀な機体ならえり好みしない」という方針は敵味方問わないみたい。 -- 名無しさん (2021-11-09 03:09:33)
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