聖剣伝説 VISIONS of MANA

ページ名:聖剣伝説 VISIONS of MANA

登録日:2024/09/07 (土) 10:27:00
更新日:2025/08/11 Mon 12:05:42NEW!
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『聖剣伝説 VISIONS of MANA(ヴィジョンズ オブ マナ)』とは、2024年8月29日にスクウェア・エニックスより発売されたARPG。
対応ハードはPlayStation4PlayStation5Xbox Series XSteam




■概要

外伝作品、リメイク、リマスターなどが続いてきた聖剣伝説シリーズの完全新作。
開発はネットイースの桜花スタジオで、キャラクターデザインはリメイク作品を手掛けてきたHACCAN。
タイトルの「VISIONS」は今までのタイトルと被らないようにしつつ、ナンバリングとして5作目を意味する「V」を冠している。
(ちなみに、過去のシリーズも英字の副題は数字と関連している部分がある。
1』は最初のアルファベットである「A」を冠する「ADVENTURE」、『2』は「Second」と同じ「S」を冠する「Secret」、『3』は「Three」と同じ「T」を冠する「Trials」、『4』は4番目のアルファベットである「D」を冠する「Dawn」)
ゲームシステムはリメイク版『3』をベースとして発展したものになっている。




■ストーリー(公式サイトより引用)

火の村ティアナに住む主人公ヴァルは幼馴染の少女ヒナを誘い、フェアリーを迎える祭りへ向かっていました。
フェアリーは4年に1度、マナの樹へと旅立つ御子を任命するために各地を訪れます。
選ばれた御子は世界に満ちるマナの循環を支えるために、その魂を捧げることになります。


やがて陽が落ちると空がきらめきヒナの前にフェアリーが舞い降ります。
ヴァルは魂の守り人として、御子に選ばれたヒナを守るため村人たちに祝福されながらマナの樹を目指す旅に出ます。




■主人公たち

火の村ティアナの出身の少年。本作の主人公。
聖剣主人公の伝統としていい腹筋をしている。
御子をマナの樹まで送り届ける「魂の守り人」となり、幼馴染のヒナをマナの樹へ送り届けるべく旅立つ。


性格はお人好しで楽天家だが、責任感も強い。村の代表として守り人に選ばれたことを誇りに思っている。
修行の日々を過ごしていたため、ティアナの外の世界を回るのは初めてである。
幼い頃から魔物を魂石(こんせき)と呼ばれる石に変える力を持っていて、村の人々からも不思議がられていた。



「火の御子」に選ばれたヴァルの幼馴染の少女。
ほがらかで優しく、村の皆から慕われている。


守り人になる訓練でケガをするヴァルを案じて、癒しの魔法を勉強してきた。
勉強の傍ら、小休止として別の本を手にとっては読みふけってしまうくらいの本の虫。
おとぎ話や歴史など、人々の営みが描かれた本を好む。


ヴァルとは相思相愛の仲でヴァルとの将来についても思いを馳せる。
それゆえに御子として魂を失うことに迷いを抱えるようになる。


操作はできず、オートで回復を行ってくれるサポートキャラ。その点や外見含めて『1』のヒロインを思わせる。



  • カリナ(CV:夏吉ゆうこ)

風の谷ロングレンで暮らすドラゴン族の少女。
閉鎖的な村の外の世界に興味を持っており、各地を旅することに憧れている。


幼い頃から風を操る才能を持つ「風の巫(かんなぎ)」として村人たちから期待を寄せられていた。
しかし事故で片翼を失ってしまったことで、村中から御子に選ばれることはないと諦められ、人間不信に。
心を開いている相手には本来の素直な一面が垣間見える。


独特の口調(関西弁)で喋るが、遠い昔にカリナの家系が水の大精霊ウンディーネに仕えていた名残らしい。



  • ラムコ

風の谷ロングレンの近く、風の社に住まう聖獣の子供。
カリナに懐いていてよく行動を共にしている。ゲーム上でもカリナの攻撃に合わせて一緒に攻撃してくれるサポートキャラ扱い。
空をゆく聖獣として村の老人からは神聖視されているが、「空の聖獣は人が乗れるほど大きい」という伝承があり、そこまで大きくないラムコはまだ子供だと推測されている。


ちなみにラムコという名はカリナが付けたもの。
カリナ曰く「ピンときた名前や!」とのこと。



月の街エテラナ出身のネコ獣人の剣士。
本来の父は幼い頃に死別しており、母とふたりでエテラナで暮らしていた。
しかし16年前の事件をきっかけに孤児となる。


たまたまエテラナを通りかかった行商人に養子として引き取られ、礼儀正しい青年に育った。
エテラナは自分のせいで滅んだと強く後悔していて、時折故郷を訪れては消えた母を想っていたが、
ヴァルたちとの出会いをきっかけに己の過去と向き合うことになる。



有尾人たちが住む、水の都エリスタニアの女王。
父が亡くなり後を継ぐ形で王位を継いだ。
思慮深く優しい性格で貧富の差なく民に接し、その人柄と手腕でエリスタニアを纏め上げている。
一方で、旧体制派の人間や一部の貴族からはよく思われていないことを知っており、王子でもある幼い弟、イアンを案じている。
実は小説や演劇に心酔するオタク少女で小説のキャラクターに影響された「怪盗紳士パム」というバレバレの変装キャラで町の人の問題解決を行っている。
女王であることと、りりしい性格で弟に対しブラコンでありハイレグの女魔導士なので、3のリースアンジェラを合わせたようなイメージのキャラクター性をしている。


そして露骨なセクシー担当なので、そっち方面で早くも上記2人の後釜として期待されている。



マナの聖域の近くにある樹の里ヴィラルスで暮らす草人。
草人なので性別の区分けはないが、人格的には男性(ショタジジイ)。
ファ・ディールの時代から長年に渡って木となって眠る草人の世話をひとりで続ける番人。
ヴァルたちとの出会いによって、同じことの繰り返しだった毎に変化が訪れる。


ひとりでいる間は歌や楽器をめいっぱい楽しんでいる。作曲した数は1000を超えるらしい。
暇つぶしのため木彫りも行う。



  • アッシュ(CV:立花慎之介)

若くして闇の書殿ロロバッゾの書殿長を務める青年。
知的好奇心の塊のような人物で、知識を鼻に掛けることはしないが、知識第一主義。
話に熱が入ると視野が狭くなり発言が止まらないため、書士以外の人たちからは対人能力が低く見られることが、あるとかないとか……。


ヒナ同様、自分で操作はできず魔法によるサポート専門。




■その他の登場人物

世界中を旅してまわるガイア族の青年。
陽気な性格で、初対面のヴァルやヒナにも親しげに接する気のいい男。
地質を調べているようだが、動機は不明。



火の村ティアナ出身の女性。
元「魂の守り人」であり、ヴァルの先輩。
面倒見が良い姉御肌で、ヴァルからは「ライザねえ」と呼ばれている。


8年前「魂の守り人」に選ばれお役目を果たしたが、帰路で土の村ギッドの者と結ばれてティアナには帰らなかった。


『3』のリースの従者と同じ名前であり、よく見ると外見的にもそっちと共通点がある。



水の都エリスタニアの豪商のウサギネコ獣人でモートレアの養父。
広い知見を持つことからエリスタニア王家より大きな信頼を寄せられている一方で、貴族たちには敵が多い模様。
また、各地の孤児を引き取って面倒を見ているようだ。


過去作では守銭奴だったこともあったが、今作では善人。



  • マドレーヌ(CV:愛原ありさ)
    フランソワーズ(CV:鈴代紗弓)
    クリスティーヌ(CV:愛美)

行商を営む獣人族の三姉妹で、ニキータに引き取られた孤児。
ショップがないような場所に現れては商売をしてくれる。



  • イアン(CV:本泉莉奈)

水の都エリスタニアの王子でパルミナの弟。



  • プサル(CV:島田敏)

水の都エリスタニアの大臣。
野心家で王の座を狙っているという噂がある。



  • シリュウ(CV:斉藤壮馬)

風の谷ロングレンの歴史を紡ぐ語り部の青年。
カリナの数少ない理解者だが、フェアリーが現れた時に逃げ出してしまう。



  • マライア(CV:桑島法子)

モートレアの母親。
「エテラナの悲劇」と呼ばれる事件でモートレアを庇って消えてしまう。



  • ミルパ(CV:高橋伸也)

ファルロー大草原にある牧場の主。
モートレアの剣術の師匠でもある。



土の村ギッドの出身で、はぐれ者のガイア族。



  • ボン・ボヤジ(CV:千葉繁)

闇の書殿ロロバッゾを根城にする、自称天才発明家。



  • サボテン君

世界各地を旅するサボテン。今作では初登場時氷漬けになっているという衝(笑?)撃的な登場。
リメイク版3同様にあちこちでかくれんぼしており、見つけた数に応じて特典がもらえる。



  • サラマンダー(CV:山下誠一郎)
    ジン(CV:堀総士郎)
    ルナ(CV:高田憂希)
    ウンディーネ(CV:佳村はるか)
    ノーム(CV:金光宣明*1
    ドリアード(CV:篠原侑)
    シェイド(CV:阿座上洋平)
    ウィル・オ・ウィスプ(CV:新井良平)

それぞれ火、風、月、水、土、樹、闇、光の大精霊。



  • ブースカブー

海の聖獣とも呼ばれる、巨大なカメのような生物。
泳ぎが得意でどんな波でも乗り越えていける。



  • フェアリー(CV:金元寿子)

マナの女神に仕える妖精。
4年に一度、定められた土地を訪れてマナの樹へと向かう「御子」を指名する役目を担う。



  • トレント(CV:麦人)

太古の昔より生きる森の賢者。
御子以外が聖域に立ち入ることがないように門番として聖域入口に佇んでいる。



  • ヴァディス(CV:恒松あゆみ)

「白妙の竜姫」とも呼ばれる、未来の番人としての役割を持つ知恵のドラゴン。
聖域内に暮らし、マナの樹へ向かう者を見守っている。



  • コーダ(CV:山口智広)

マナの樹を守る聖域の守り人。
肉体を失い思念体となった現在も御子の魂をマナの樹に捧げている。



はるか昔にマナの女神より聖剣を授かり、神獣を封印したとして伝えられる英雄。
その伝説は劇の演目となり、今なお語り継がれている。




■クラスチェンジ

今作でのクラスは精霊の力をその身に宿してキャラの特性を変化させる、というもので、戦闘中でなければ自由に変更可能。
ただし、精霊器は各属性1個ずつしかないため、同じ属性のクラスに2人以上が同時になることは出来ない。



  • 【基本クラス(精霊器なし)】

ヴァル:モリビト(片手剣)
カリナ:カンナギ(槍)
モートレア:レンジャー(刀)
パルミナ:クイーン(フレイル)
ジュリ:ウォッチャー(ワンド)



  • 【風(ジンブーメラン)】

ヴァル:ルーンナイト(大剣)
カリナ:マイヒメ(扇)
モートレア:ワンダラー(ナイフ)
パルミナ:ルーンマスター(靴)
ジュリ:ハーメルン(パラソル)



  • 【月(ルナスフィア)】

ヴァル:イージス(ランス)
カリナ:ツキヨミ(扇)
モートレア:ナイトブレード(ナイフ)
パルミナ:エンプレス(靴)
ジュリ:ウォーロック(ワンド)



  • 【水(ウンディーネボトル)】

ヴァル:デュエリスト(大剣)
カリナ:ドラゴンマスター(槍)
モートレア:ハーミット(仕込み杖)
パルミナ:グランデヴィナ(鎌)
ジュリ:スカラー(ワンド)



  • 【火(サラマンダーキャンドル)】

ヴァル:ロード(ランス)
カリナ:ゴッドハンド(グローブ)
モートレア:ローグ(刀)
パルミナ:マスカレード(靴)
ジュリ:ゲートキーパー(ハンマー)



  • 【土(ノームスコップ)】

ヴァル:ウェポンマスター(片手剣)
カリナ:ウォーリアモンク(グローブ)
モートレア:ニンジャマスター(ナイフ)
パルミナ:ビーストテイマー(フレイル)
ジュリ:オリオン(ハンマー)



  • 【木(ドリアードワンド)】

ヴァル:ソードマスター(片手剣)
カリナ:オンミョウジ(扇)
モートレア:サムライ(刀)
パルミナ:ビーストテイマー(フレイル)
ジュリ:セージ(パラソル)



  • 【光(ウィスプランタン)】

ヴァル:パラディン(ランス)
カリナ:スターランサー(槍)
モートレア:バロン(仕込み杖)
パルミナ:アークメイジ(鎌)
ジュリ:ビショップ(ハンマー)



  • 【闇(シェイドアイ)】

ヴァル:ベルセルク(大剣)
カリナ:ユウゲントウシ(グローブ)
モートレア:フォーチュンテラー(仕込み杖)
パルミナ:グリムリーパー(鎌)
ジュリ:ネクロマンサー(パラソル)




■世界観・用語

◆クィ・ディール

本作の舞台となる世界。
名前が『LOM』の舞台であるファ・ディールに似ており、その他の地名も過去作に由来するものが数多く見られる。


連絡船プリム号→『2』のプリム
ルサ遺跡→『2』のルサ・ルカ
イルージャ島→『1』のイルージア山、『4』のイルージャ島
ロリマー島→『1』のロリマー王国
聖地ウェンデル→『1』『3』の聖地(聖都)ウェンデル



◆御子

この世界でもっとも名誉あるお役目。
マナの樹に魂を捧げ、マナの循環を促す役目を持つ。
4年に一度、フェアリーが御子になる者を指名する。
御子として選ばれた者は、魂の守り人と共にマナの樹へ旅立つしきたりになっている。


「魂を捧げる」という書き方からも解かる通り、御子を待つのは生命としては「死」である。
しかし御子がマナの樹に向かわなければその地は災いに飲み込まれ、滅びを迎える。


なお、樹の御子は草人から選ばれる習わしになっているが、草人が増えるより御子として旅立つ者の方が多いため今では草人自体が片手で数えられるほどの人数になっている。



◆魂の守り人

御子をマナの樹まで送り届ける、重要な使命を持つ者。
代々火の村ティアナから選出される習わしである。
道中で相対する魔物や困難から御子たちを守るため、魂の守り人には高い武力が求められる。
一度きりの旅となる御子とは違って、魂の守り人は数回にわたって御子の旅に随行する。



◆神獣

精霊とも人間とも違う世界に存在していた無の化身。
8つの属性に関連した仮の姿に大いなる災厄を宿して出現する。
女神の命を受けたディロフォロスに封印され、今は各地で永い眠りについている。




追記・修正はフェアリーの指名を受けた方がお願いします。




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  • 今のところはこれぞ聖剣!って意見と昔ながらのゲームすぎるって意見に真っ二つにわかれてる印象。まだクリアしてないけどTOM楽しめた自分には楽しめてますわ。 -- 名無しさん (2024-09-07 11:46:21)
  • 最初からタイトル画面5の表記つけてもよかったのでは -- 名無しさん (2024-09-07 12:20:00)
  • ゲームに限らず、ナンバリングにすると新規勢が敬遠するから売上に影響出るんだよ -- 名無しさん (2024-09-07 16:13:55)
  • なら別に最後に変える必要なくない? -- 名無しさん (2024-09-07 17:33:25)
  • スペック的にはスイッチでも出せそうだけど、次世代機用に温存してる説がある -- 名無しさん (2024-09-07 17:53:23)
  • 聖剣伝説4の悪印象が過ぎるから敢えてナンバリング外したのかなと邪推してしまう。 -- 名無しさん (2024-09-08 00:44:00)
  • 聖剣伝説しかりAC6しかりガンダムブレイカーしかり最近リバイバルブームでも起きてんのか? -- 名無しさん (2024-09-08 11:11:09)
  • 笑み男、ガンブレ4は発売日一緒というね。細かいの含めるとマール王国やフロントミッションセカンドリメイクも一緒。 -- 名無しさん (2024-09-09 13:11:26)
  • アナグマかわいい、プレイアブルとして使えないのが惜しい -- 名無しさん (2024-09-10 00:59:22)
  • ヴァルとモートレアの攻撃モーションが既視感というかバージルやネロ思い出すなー程度に思ってたがディレクターがまさかのDMC5に関わってる人とは驚いた -- 名無しさん (2024-09-16 22:32:48)
  • 火の精霊はイフリートじゃなくてサラマンダーな -- 名無しさん (2024-09-18 04:29:17)
  • クリアするとタイトルに5が付くらしいよ -- 名無しさん (2024-09-24 16:09:52)
  • VISIONSの頭文字「V」はローマ数字だと5になるけど、そういう意味も込められてるのかな? -- 名無しさん (2024-09-24 17:59:10)
  • FINAL FANTASY ADVENTUREはファースト、SECRET of MANAはセカンド、TRIALS of MANAはサードの頭文字がある。と記事で読んだ。4もなんか意味があったはずだけど忘れた -- 名無しさん (2024-09-25 03:42:19)
  • 結局コケたなって印象。3リメ好調です生放送の時に期待上げしといてソシャゲ発表(即サ終)の時点で商機を逃していたので止む無しだけど。 -- 名無しさん (2024-12-16 01:06:49)
  • ゲーム自体は本当好き。ただネットとかでよく見る批判内容がキャラやストーリーがトリッキー過ぎる(一般受けが難しい)なのそれなりに見るから、制作スタッフとファンの間で求める物がかなり乖離してるのかなあ…という気分にはなる。聖剣3やリースってやっぱり凄かったんだな… -- 名無しさん (2025-01-07 01:20:09)

#comment()

*1 『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』でもノーム役を担当しており、異なる世界の同じ役で再登板する初の事例となった。

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