登録日:2018/05/12 Sat 06:56:55
更新日:2024/02/20 Tue 10:58:55NEW!
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アニメ 創作 キャラクター 大人の事情 原作 誰だお前 アニメ未登場 マイナー 不遇 所要時間30分以上の項目 コメント欄ログ化項目 アニメ未登場キャラクター 原作キャラ
本項では、漫画・小説・ゲームなどの原作に登場するのに、アニメ版には登場しないキャラクターについて述べる。
●目次
【概要】
アニメ化の際に、アニメオリジナルエピソードなどで原作にはいないアニメオリジナルキャラクターが登場することは多いが、
それとは対照的に、原作ではストーリーに大きく関わるキーパーソン或いは登場回数が多い準レギュラーにもかかわらず、
アニメ化の際に出番が一切与えられなかったり存在そのものが抹消されたキャラクターが生まれる事がある。
この様になる要因としては以下が挙げられる。
- 登場させる必要性が無いから
原作での活躍が目立っておらず、扱いづらいキャラクターがこうなってしまう。
キャラ設定が他のキャラクターと重複していると判断され、どちらか一方に全て吸収されて存在が抹消されてしまう事も。
逆に特定キャラクターが要素を二つに分けて分裂したケースもある。
- 尺の都合
上述の派生と言うべきか。
近年の1~2クールアニメもそうだが、多くのTVアニメでの基準である約30分に収める都合上、カットした方がまとまる、と判断された場合に未登場となる。
原作では重要キャラクター、あるいは後々重要になるキャラクターの場合も対象となりうる。
逆にその時点で原作が連載中だったり大ヒットして入手しやすい環境の場合、敢えてファンサービス的に出されるキャラもいる。
OVAなどの場合はカットされない場合もあるが、劇場作品では尺やテンポの都合でカットされることも……。
- スタッフの意向
ただ単にアニメスタッフの好みに合わなかったり、特定の団体からのクレームを恐れて登場させないようになってしまうケース。
特に障害持ち或いはそれを連想させる設定があると障害者団体からの圧力により高確率で登場出来なくなる。
- アニメオリジナル要素による不都合
アニメオリジナルエピソード等によって原作の要素に不都合が生じ、その影響で登場させるタイミングを失いそのまま無かった事にされる。
- 放送局の都合
『コジコジ』や『xxxHOLiC』など、所謂「同作者の別作品からのゲスト登場」的な立ち位置のキャラクターに起こりやすい。
当のキャラクターの出典と、出演先の作品がいずれもアニメ化されていた際、それぞれの放送局が異なっている事で権利上の問題が発生し、登場が叶わなくなってしまうケース。
劇場版やOVAならばこの問題を回避できる可能性がある。
- キャラデザに問題がある
余りにも醜い造形であったり、実在人物をモチーフにしたキャラに多く見られる。
極端な例だと『空手バカ一代』、『毎日かあさん』は実在人物主役前提の作品なため、アニメでは殆どがオリキャラに差し替えられている(厳密にいうとデザイン据え置きで設定変更)。
肖像権の問題やモデルとなった人物が不祥事を起こしたりして使用不可になってしまう事も。
- そもそも登場するエピソードまで映像化されなかった
『北斗の拳』や『スラムダンク』の後半の登場人物などが該当。
初出のエピソードまでアニメ化されなければ一切出てこない。
但し、本来の時系列より前に顔見せ程度に登場する例がない訳ではない。
これで続くエピソードも制作されれば晴れてアニメ未登場ではなくなる訳だが、中には登場する予定のエピソードだけカットされたり、本来の予定より早く打ち切りを迎えて、
そのまま名実ともにアニメ未登場キャラクターになるキャラクターも……
アニメ未登場キャラクターはアニメから入った人にとっては「誰だコイツ?」となって扱いづらくなり、逆に原作を知っている人にとっては「あのキャラが出てこないなんて……」とガッカリすることも。
時にはこれが元で言い争いになったり誤解の要因にもなってしまう。
また似たような措置として原作のキャラクターの設定・立ち位置を受け継いだ全くの別人を登場させるケースもある。
詳細はメディアミックスに伴う別人化を参照。
尚、「コミカライズ/ノベライズオリジナルキャラ」は対象外なので、原作関係を間違え*1ないよう注意。
【アニメ未登場キャラクター一覧】
以下、本項目の性質上ネタバレが含まれているので注意
◆全日帯アニメ
- かがみの国のおじさん(ひみつのアッコちゃん)
鏡を大切にするアッコちゃんに魔法の鏡を授けた人物(?)で、黒づくめでサングラスをかけた若い男性。
最初に授けた大きい鏡が壊れた後、現在知られる魔法のコンパクトを代わりにあげもした。
だがアニメ化の際カットされ、「女声で喋るアッコちゃんの壊れた鏡がコンパクトをプレゼントする(アニメ第一期)」・「鏡の国の女王様がコンパクトを授ける(アニメ第2・3期、原作リメイク版)」と改変された。
ちなみに2012年の実写映画版にてやっと初他メディア化を果たしたが、「おじさん」という語感のせいか当時40代の香川照之が演じていた。
- イローゼ(宇宙戦艦ヤマト)
ガミラス軍の女エージェントであり、ヤマトに侵入して破壊工作をおこなう予定であったが、放送短縮の影響からか出番を削られてしまう。
コミック版ではちゃんと登場しており、ヤマト乗員複数を殺害し、古代も追い詰めるがアナライザーの活躍で古代に射殺される。実は初の名前あり女性ガミラス人。
ドリルミサイルに不自然な穴が開いているのは、彼女が乗り込んで来る展開をカットした名残である。
実は意外にも出てない。アニメ未登場キャラクター屈指のメジャーキャラ。本人は未登場だが台詞は他の雑魚が使用している。
- ボーボ、アナホリ、カリック、イダテン、ジャンプ、バレット、バス、テノール、オイボレ(ガンバの冒険)
原作に登場する仲間は全部で15匹だが、さすがに多過ぎると判断されたのか6匹に大幅削減された。実際、原作でもわりと持て余し気味だったし。
基本的に各ネズミの役割は他のネズミに割り振られているが、
バレット、バス、テノール、オイボレの4匹は見せ場自体がカットされたため該当者無しとなっている。
また、ボーボの名前は何故か原作のマンプクにあたるネズミに使われている。
- 逆巻浩二、五大、坂木豹、羅門など、全国大会編以降のキャラ(炎の闘球児 ドッジ弾平)
陸王冬馬率いる荒崎小を倒して地区大会を制した後、アニメではオリジナルの世界大会編に入り、終結後原作の流れに戻ることなく放送終了したため出番が無かった。
佐木竜太の弟で、通称佐木2号。とある事件で殺害された兄の後継者として登場。
しかしアニメでは兄も無事に生還してその後も続投し、弟の出番が無くなった。ちなみにアニメの佐木竜太の性格は、兄弟それぞれを統合した感じになっている*2。
準レギュラーでは他に俵田孝太郎と結城英作が未登場。
また各エピソードのゲストキャラクターも必要に応じて未登場となる場合があるが、2014-2016年放送の『R』ではゲストキャラなど登場人物のカットは抑えられていた。
なお、エピソードによってはアニメオリジナルのゲストキャラクターが追加された事もある(各事件の個別項目に詳しい)。
やや特殊な事例として、エピソード自体アニメ化されなかった例に「異人館村殺人事件*3」や「首吊り学園殺人事件*4」等がある。
- 神谷真人(キャッツ・アイ)
自称ルポライターであるが、その正体は犯罪現場にコインを残す凄腕の泥棒「ねずみ」。
早々とキャッツの正体に気づき、以降来生3姉妹にちょっかいを出す一方、場合によっては共闘する事もある。
アニメでは大幅な設定変更が行われた影響で、神谷のみならず警視庁刑事の平野、武内、木崎といった主要人物が登場しなくなった。
凄腕の一方女たらしというキャラクターからスピンオフの構想が浮かび、そうして出来上がったのが「シティーハンター」の「冴羽リョウ」である。
なお、1988年に制作されたテレビドラマ版には登場する(演:小倉久寛)が、原作とは大きく異なる役回り。
- ズル木(木鳥高夫)(ドラえもん)
外伝作品『ドラミちゃん』に登場するキャラクター。
裕福かつ嫌味な性格で、ポジションは骨川スネ夫とほぼ同じな少年。
『ドラミちゃん』が『ドラえもん』のエピソードとしてアニメ化された際はスネ夫が彼の代役となっている。
(コミック等でドラえもんのエピソードとして書きかえた際、しずかはちょっと改変、ジャイアンは背の低いキャラの顔だけ変えた為、小さいジャイアンに書きかえられたのに、一番スネ夫に似てるコイツが書きかえられずそのままと言うのは何とも皮肉である。ちなみに、ドラミちゃんでの『のび太』ポジは書きかえる必要がないくらいそっくりの遠い親戚の『のび太郎』。)
- 北与野博士(クレヨンしんちゃん)
原作中期から登場した天才発明家。ギャグマンガでは定期的にみられる「よくわかんないけどすごい道具を発明して騒ぎになる博士キャラ」そのもの。
割と真っ当な人格を備えている*5、しんのすけと親しい、ひみつ道具的なアレを出すのに超都合のいいキャラであるなどの事情から、テーマ別の傑作選シリーズで「北与野博士編」が作られる程原作では登場頻度が高いのだが、アニメでは未だに登場していない*6。
なお彼関連のエピソードは二回だけアニメ化されたが、その際も出番は別のレギュラーキャラに差し替えられてしまった。
他にも、よしなが先生の娘「桃」もアニメ版に登場しておらず、原作での熱繰椎造登場の切っ掛けが変更されていたり*7)、またずれ荘の住民「オマタさん」(異国の王子)、野原家の近所の「門呂マリ・オサム母子」や「捨内さん」など、原作後期(またずれ荘編前後あたり)から登場した多くのサブキャラクターがアニメ版に登場しておらず、特に門呂さんはマリリン・モンローのパロディキャラなので登場できない理由の可能性が高い。
それ以外にも、マスターヨダ*8の様に担当声優が逝去してアニメに登場しなくなったキャラクターもおり、ぶりぶりざえもんや椎造*9のように後任が決まるまで台詞ありでの再登場に時間がかかった例もある*10。
またずれ荘に関しては靴底厚子・アツミ親子がここに住んでいることに変更(原作では少なくともまたずれ荘に住んでいないのは確実)されたものの、スーザンとオマタさんの2部屋が抜けた為、あと1部屋がアニメ版でどうなっているのかは不明。
また、アニメに登場したキャラクターで、原作では死亡した行田徳郎のように後のアニメでは存在がなかったような扱いになったキャラクターもいる(まつざか先生が明らかに婚活するのを前提の言動をする、など)。
おそらくアニメにするには、ストーリーとしてかなり重過ぎる為だろう。
かつしか署の婦警であり弓道の達人でもあるお嬢様。両津に無条件で好意を抱いた珍しい女性レギュラーでもある(マリアは男の娘なので)。
初登場が110巻と擬宝珠纏(初登場は118巻)より早い段階から登場したにもかかわらず、アニメでは登場せずに終了してしまう。
因みに同じ女性準レギュラーの御堂春はアニメ放送終了間際の140巻で初登場した為出す余裕が無かったが、後にニンテンドーDSのゲーム『こちら葛飾区亀有公園前派出所 勝てば天国!負ければ地獄!両津流 一攫千金大作戦!』で声あり(CV:白石涼子)で登場した他、2016年放送のTVSP『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日』のOPで(セリフはないものの)ようやくアニメ出演を果たした。
- ミック・エンジェル(シティーハンター)
主人公である冴羽リョウがアメリカ滞在中だった頃の初代の相棒であり(槇村秀幸や槇村香よりも前)、彼の前歴を語るうえでは欠かせない重要人物。
…だったのだが、原作で登場してからすぐに作品の連載終了が決定してしまったためか、出番自体はあまり多くはなく、そのせいか現在に至るまでアニメ版を始めとする映像作品への出演が一切ないという不遇なキャラ(宝塚歌劇版には登場している)。
なお、アニメ版では「2」で冴羽のかつての相棒という設定でロバート・ハリスンというオリジナルキャラクター(声:堀秀行)が登場しており、ミックの役割を一部担っている。
ちなみに同じくアニメ未登場だった教授は2019年公開の映画『新宿プライベート・アイズ』、海原神は2023年公開の映画『天使の涙』でそれぞれ初登場を果たした。
- 鬼僧ダビデス(スーパービックリマン)
帝都の王を自称。魔胎伝ノアと魔肖ネロの流れを汲み、リトルミノスを凌ぐほどの力を持つ悪魔。
SFCのゲーム版で一足先に登場し、今後の背景ストーリーにおけるキーパーソンとなる……筈だったのだが、残念な事にアニメも漫画も打ち切りとなり登場しないまま原作である食玩シールの方も完結してしまう。
ポリゴンの進化形。
進化前であるポリゴンが登場した回の「ポケモンショック」の煽りを受けて、進化形までもが登場出来なくなってしまった。
一応ポリゴン2は番外編『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』や『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ』で一瞬だけ登場している他、ポリゴンZはWiiのゲーム『ポケパークWii ピカチュウの大冒険』にて声ありで登場した。
アニメではこれらの進化前後のポケモンは登場しているが、ゲーム『ソード・シールド』ベースのストーリーではなく、今まで登場したすべての地方を巡る集大成作だったためか、登場する機会を失ってしまう。
後に次のシリーズでアオガラス*11、タンドンおよびトロッゴン、サッチムシ*12、パルスワンが登場したため、他のポケモンも後から登場する可能性もあり得る。
ただしトロッゴン、ヤクデ、ポットデスはWEB配信されている特別アニメには登場し*13*14、またトロッゴンはテレビアニメ版よりも先に登場した。
そして、アプリゲーム『ポケモンマスターズ』ではポットデスがスペシャル衣装を着たリーリエのパートナーとして「しんさくフォルム」の個体が登場している他、漫画『ポケットモンスターSPECIAL ソード・シールド編』にも同様の個体で登場している。一方パルスワンはソニアのワンパチが進化した姿として、カマスジョーはルリナのサシカマスが進化した姿として登場した。
DLC(エキスパンション・パス)第2弾「冠の雪原」で登場する伝説のポケモン達。
アニメでは上記と同じ理由で登場する機会を失ってしまう。なおサトシたちがカンムリ雪原に行くエピソードがあるのだが、登場したのはこのポケモンだった。
こちらも後に次のシリーズでガラルファイヤーが登場したため、他のポケモンも後から登場する可能性もあり得る。
ただしガラルフリーザー、ガラルサンダー、ガラルファイヤーはWEB配信されている特別アニメには登場し、またガラルファイヤーはテレビアニメ版よりも先に登場した。
そして、アプリゲーム『ポケモンマスターズ』でははくばじょうのすがたのバドレックスがスペシャル衣装を着たダンデのパートナーとして、レイスポスがマサルのパートナーとして登場している他、漫画『ポケットモンスターSPECIAL ソード・シールド編』ではアニメで登場したレジドラゴ・レジエレキおよびブリザポス*15を除き全て登場した。
ポケモンリーグで待ち構える四天王の一員だが、アニメ版でのポケモンリーグは出場資格を獲得した一般トレーナーによるトーナメント戦に変更されているので、登場する機会を失ってしまう。
初代カントー四天王、シンオウ四天王、カロス四天王、アローラ四天王は全員登場し、サトシにポケモンバトルのアドバイスをすることが多い。
キクコ、ガンピ、ドラセナのようにかなり後になって初登場するパターンもあるので、希望を捨てずに登場を待ち望む視聴者も多い。
但しアプリゲーム『ポケモンマスターズ』では全員CV付きで登場している。
シンオウ地方のフロンティアブレーン、カロス地方のバトルシャトレーヌたちだが、ホウエン地方のフロンティアブレーン*16やクロツグ、イッシュ四天王となったカトレアとは異なり、アニメにおいては登場したことが一度もないが、アプリゲーム『ポケモンマスターズ』では一部のキャラクターはCV付きで登場している。
ガラル地方のジムリーダーたちだが、アニメではサトシがジムチャレンジではなく、ポケモンワールドチャンピオンシップスの出場に変更されているので、一部を除いて登場する機会を失ってしまう。
但しWEB配信されている特別アニメにはCV付きで登場した他、ルリナ、マクワ、メロンはアプリゲーム『ポケモンマスターズ』にも登場している。
こちらもカブのように後になって初登場するパターンもあるので、希望を捨てずに登場を待ち望む視聴者も多い。
- アンズ、ミツル、ヒュウ、バンジロウ、AZ、マチエール、ヒガナ、カズラ、ダルス、アマモ、ミリン、シオニラ、ビート、ソッド&シルディ、マスタード、セイボリー、クララ、ピオニー、シャクヤ(ポケットモンスターシリーズ)
全員ゲームにおいてストーリー及びシナリオに関わってくるトレーナーだが、彼らはアニメにおいては何故か登場したことが一度もない。
ゲームにおいては
- アンズ…GSCで登場。四天王となった父キョウに代わってセキチクのジムリーダーを務める新生ジムリーダー。
- ミツル、ヒュウ…それぞれRSE(ORAS)、BW2のライバルキャラクターの一人。
- バンジロウ…BW2で登場。元イッシュチャンピオン・アデクの孫。
- AZ、マチエール…XYで登場。前者は物語の鍵を握るキーマン。後者はハンサム関連のエピソードにて登場するキーパーソン。
- ヒガナ、カズラ…ORASで登場。前者はレックウザ関連のエピソードにて登場するキーパーソン。後者はポケモンコンテストに出場しているアイドルのルチアを一方的にライバル視しているトレーナー。
- ダルス、アマモ、ミリン、シオニラ…USUMで登場。ウルトラホールの先の世界から来た組織「ウルトラ調査隊」の隊員。この内のシオニラは隊長で、ミリンは秘書を務める。
- ビート、ソッド&シルディ…剣盾で登場。前者はライバルの一人で後にアラベスクのジムリーダーを務める新生ジムリーダー、後者はザシアン、ザマゼンタ関連のエピソードにて登場する王族の末裔の兄弟。ソッドが兄で、シルディは弟。
- マスタード、ミツバ、セイボリー、クララ…剣盾のDLC(エキスパンション・パス)第1弾「鎧の孤島」で登場するキーパーソン。マスタードは元チャンピオンで現在はマスター道場の主で、ミツバはその女将で、セイボリーとクララはジムリーダーを目指す弟子。
- ピオニー、シャクヤ…剣盾のDLC(エキスパンション・パス)第2弾「冠の雪原」で登場するキーパーソン。ピオニーはローズの弟で、シャクヤはピオニーの娘。
アニメに登場できない理由はいずれも不明だがアンズに関しては無印において父であるキョウの妹のアヤを出してしまったためにアニメで出しにくくなってしまったのではないかという噂がある。
ソード・シールドのキャラクターについては上記のガラルジムリーダーと同様に集大成作の影響で登場する機会を失ってしまったと思われる。
ちなみに全員アニメ本編には未登場だが、一部のキャラクターはWEB配信されている特別アニメにはCV付きで登場し、アプリゲーム『ポケモンマスターズ』でも登場している。
各悪の組織の幹部たちだが、アニメにおいては登場したことが一度もない。
ロケット団に関してはナンバやマトリなどアニメオリジナルの幹部が登場しているが、他の組織に関しては単純に尺の都合か登場する幹部が減らされている。
但し一部のキャラクターはWEB配信されている特別アニメにはCV付きで登場し、アプリゲーム『ポケモンマスターズ』でも登場している。
- アナグマくん(ぼのぼのアニメ1作目)
完全に未登場という訳ではないが一応紹介。
アライグマくんの友人キャラで、痛い目にあっても何も言わない事が多いという「ちょっとヘン」な仲間。
原作の方では初期から今でもよく登場したキャラなのだが、アニメ1作目では何故か1度も登場しなかった。*17
これに関しては全くの謎であり、作者や公式からも理由は明らかにされていないが、2作目では度々登場する。
ご存知『ちびまる子ちゃん』の登場キャラクター。
同作者の『コジコジ』では「クンチャン漫画界」なる世界の住民と言う設定で、作中で実際にゲスト出演した回もあったのだが、アニメ版では『ちびまる子ちゃん』と『コジコジ』の放送局の違いという都合もあり登場は叶わなかった。
- ジョージ(東映版遊戯王)
DEATH-T編に登場した赤ん坊。
アニメには準オリジナルキャラクターのミホもいるためバッサリカットされた。
尤もまだ赤ん坊なのにこの年齢で既に好色家で利己的という最悪の性格。
作中では終始仲間の足を引っ張るお邪魔キャラ、唯一の活躍もアニメではできない汚い行動かつ殺人という始末。
世界ひろしと言えど赤ん坊の時点で人を殺したのはこいつくらいだろう。
最後の方は作者も扱いに困ったのか眠ってしまい本当の意味で荷物になってたので、登場させなくて正解だろう。
- 死の腹話術師(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)
昏睡状態に陥っていた遊戯のライバル・海馬からカードを盗み出し、「死んだ海馬の魂が宿っている」と自称する人形を持って遊戯と対決した腹話術師。
海馬の人形を本物の海馬と見間違えるというあまりに不自然なシーンがあったためか、海馬と瓜二つの格好をした「物真似師」に差し替えられた。
ちなみに物真似師の方は痩せこけた腹話術師とは対照的に肥満体である。明らかに体格が違う海馬にどうやって変装したんだろうか
また、彼は過去にはゲームボーイで発売された各ゲーム作品にも登場していたのだが、物真似師が登場して以降は彼の方が優先的にゲーム作品に登場する事が多くなり、
後に作られたアニメ作品でも救済が無い事も相まって、結果的にアニメ未登場になるどころか、現在は公式黒歴史キャラの様な扱いになっているのは否めない。
- 御伽の父(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)
原作ではDDD編に登場。かつて遊戯の祖父双六にゲームで負けてしまったことで老人のような姿になってしまった中年男性。
息子である御伽龍児には虐待じみた教育をしており、双六の孫である遊戯を超えて、千年パズルの所有者に仕立て上げようとしていた。
そんな描写が不味かったのか、アニメ版では彼の存在はなかったことにされ、御伽が遊戯に挑む理由も変更。さらにエピソード自体もダンジョンダイスモンスターズを行う以外はまるで別のものとなった。
そのため彼が原作で行った千年パズルを盗むことと、表遊戯が千年パズルを取り返すために行うゲームの対戦相手がグールズに操られたバンデットキースに変更。火事もこのとき発生することとなった。
一方原作の続編として制作された『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』でアニメでは初めて登場。龍児と共にショッピングモールでアイスクリーム屋を経営していた。その後改心したのか遊戯たちとは普通に接しており、城之内をバイトとして雇っていた。
ちなみにその城之内の父親も、昼間から酒を飲み息子に暴力を振るうクズ親父の為か登場していない。それどころか原作でもバトルシティ開始辺りで存在にすら触れられなくなった*18。
- 西と松(NARUTO)
風遁習得の修行のため滝を割ってバタンキューしたナルトが行った一楽で、旅行に行った看板娘のアヤメの代わりに働いていた2人。名前やネタからしてモデルは劇場版3作目でゲスト声優を務めたあの2人…
アニメでの当該シーンは修行先から帰ってきたアヤメがつけ麺以外のメニューを廃止してしまい、ナルトは仕方なくつけ麺を頼むも質にこだわるあまりなかなか食べさせてもらえないというシーンに変更されている。(また、身体にガタが来た店主のテウチが“気のいい若者でも雇うか“…っと原作のこの2人の存在を暗示するようなことを考える。)
光熱斗の双子の兄でロックマン誕生に大きく関わる重要人物。
一言で説明すると重い病気で亡くなった赤ん坊の人格をデータ化し改造・復活させたから。
明らかに倫理的に問題があり、登場させたら苦情の嵐になった可能性もあるだろう。
彩斗以外では、プログラムくん*19、帯広シュン、浦川まもる、セレナード、コピーマン、プロト、上文テルオ、火村アツキ、麻波剛、ブラストマン、ケイン市長、光来斗、ノーバディ、トロイ、シェリス、ライドマンが未登場。
- ウポポ族(ジャングルの王者ターちゃん)
原作でのアナべべの出身部族。アニメ版ではアナベベは流浪の戦士という設定になり、この部族は登場しない。
言語が放送禁止用語だらけなのが未登場の原因と思われる。アニメで動くズベタちゃんを見たかった人も多かったのでは?
- 鷹羽兄弟の父親&祖父(爆走兄弟レッツ&ゴー!!)
原作では別コロの番外編に登場していたが、アニメではエピソードが丸々カット。
鷹羽兄弟の家族構成も「不明」とされており、父親や祖父の存在自体が無くなっている可能性がある。
- クリフ、カリーム・ハメド(爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX)
原作ではボルゾイ編終了後に開催されたWGPルーキー戦で一文字兄弟の仲間としてレースに参加したが、アニメではボルゾイ編が最終回まで終了しなかったため登場できず。
- 苦院エリカ(学級王ヤマザキ)
主人公のヤマザキが文通をしていた相手であり好意を持って会うことになったが、その姿は鼻毛まで出ている超ブス。
鼻毛を引っこ抜く「エリカショック」は強烈なインパクトを残した。
アニメ版は元々教育上の影響がある点をカットしてきただけにこのようなキャラの存在が認められるはずもなく、完全に未登場となった。
カードダスやドリームキャストのゲーム版には登場している。
- 榊あやめ(境界のRINNE)
十文字翼に想いを寄せる巫女。漫画では第17巻で初登場となるがアニメでは33巻の話まで放送するも、あやめは登場しなかった。2期は登場以前の話がまだ多く、3期はりんねや桜と縁のある六道家のキャラメインの話をやる傾向にあり、あやめと関わったメインキャラはりんね、桜、六文、サブキャラでも十文字と魔狭人程度で関わり合いのあるキャラがあまり多くなく、話が広がらず優先順位が下になったのかもしれない。
堀田と小池の2人は原作では事件に関する情報を提供してくれていたが、アニメ版では前者は大沢木ナツミに、後者は糸鋸圭介に役割が引き継がれる。茜は後に準レギュラーの一人となるキャラだがエピソード自体がアニメ化されていないため存在も語られていない。
いずれもキャラクターが濃いので、登場しなかったのを残念がるファンも多い。
- 幽☆遊☆白書の霊体編・原作末期のキャラクター達
バトル漫画に路線変更する前のハートウォーミングな人情ドラマおよび終盤に登場するゲストキャラ達はエピソード自体がごっそりカットされているため未登場(さやかは原作とは全く違う役割で登場している)。
他には幽助と桑原の偽物の出番もエピソードごとカットされた。
ちなみに浦飯幽助の母・温子の出番もアニメでは少ない。
なお、2018年に「TWO SHOTS」「のるか そるか」がアニメ化されたため、一部未登場だったキャラクターがアニメで登場した。
- 内藤ロンシャン、トマゾファミリー(家庭教師ヒットマンREBORN!)
原作初期に登場した別ファミリーの同年代キャラ。
アニメでは登場回がカットされており、完全になかった事にされた。
理由は「原作でも特に不人気キャラだから」「骸の出番を早めたかった」「ロンシャンが毎度毎度連れてくる少し個性的彼女の扱われ方が身体醜形恐怖症の方に失礼だから」等と言われているが詳細は不明。
ただ原作でも過去キャラがどんどん出る中で全然出番がなく*20、継承式でやっと出てきた程度なので、カットしても特に影響はなかった。
- モーヤンシャイシャイ(トリコ)
美食人間国宝でたった一人の再生屋であったが、後にNEOのメンバーになり四獣編の真の黒幕となった。
アニメ版では名前のみの言及で本人は登場しなかったが、原作ではしっかり姿を見せている。
なお、アニメ版の方はクッキングフェス編で終わっているが、そこまでに登場したキャラでアニメに出なかったのはこいつ位である。
メタナイトの部下達。
本作ではアニメに未登場のキャラが多いのだが、明確にアニメ未登場キャラと言えるのは、原作ではメタナイトの部下であると明言されているにもかかわらず、ソードナイト/ブレイドナイトにその役割を譲ったせいで未登場になったこいつらぐらい。
その後ゲーム内でソードとブレイドがメタナイトの部下であるかのように描写されていた描写があるが、熊崎Dはアニメ要素の内ゲームとは大きく食い違ってる部分の逆輸入に関しては慎重*21なためか、『星のカービィ スターアライズ』ではブレイドナイトの解説でのセリフに「ワタシもあの人のような、剣の使い手に…!」とメタナイトにあこがれているだけであることを示唆するものになっており、メタナイトの部下設定があこがれているだけの設定に訂正されている模様。
- 魔天道のミコ(悪魔くん)
コミックボンボンに連載された原作(通称「最新版悪魔くん」)に登場する悪魔くんの味方の巫女。
ゲストや12使徒3人の差し替えを除いたレギュラーキャラでアニメ版に登場していないのは彼女だけである。
- サモト/ヌメリ(北斗の拳)
「2人のキャラクターを統合した結果、原作の名前をそのまま使っているのに2人ともいなくなってしまった」という珍しいパターン。
サモトは中世の貴族のような出で立ちをした修羅で、部下と共に花嫁探しているた所「一度突かれるとすべての記憶を失いながら眠りにつき、再び目覚めたときに最初に見た人間にその情愛の全てを捧げる」という破孔「死環白」を突かれ意識を失っているリンを発見。
これ幸いとリンが目覚めるのを待っていると、そこに現れたのが褐色スキンヘッドの巨漢修羅ヌメリ。サモトをデコピンで殺害し、自前の破孔の知識でリンを起こして彼女に愛されようとするが、ギリギリで現れたヒョウによって殺害される…
二名ともこの解説が全ての活躍のチョイ役なのだが、どうも当時のスタッフに「そもそもサモトがリンを発見してそれをヌメリが阻止して~の部分いらなくね?」と判断されたのかこの一連の流れをカット。
カットした結果、最初からヌメリを登場させるのではなく、なぜか巨漢の修羅の名前をサモトにするというよくわからない改変が起きた。
要するに花嫁探しをしていた巨漢の修羅サモトが眠っているリンの破孔を突いて起こそうとした所をヒョウが阻止する、という流れになった。
その結果、原作の展開を踏襲しちゃんと原作キャラの名前を使いつつも「中世貴族風の修羅サモト」と「褐色スキンヘッドの巨漢修羅ヌメリ」の両方が未登場キャラとなるというかなり珍しいパターンである。
ちなみにアニメ版サモト(巨漢修羅)が引き連れている部下の中に、よく見ると原作版サモトそっくりの中世貴族風の男が紛れている。原作版サモトへの配慮のつもり…なのだろうか?
- エスメラルダ(デュエル・マスターズ)
FEから登場した7人のデュエルマスターの内の1人。
他の6人はアニメ「クロス」にて多少の設定変更をされて全員登場したが、彼女だけは未登場となってしまった。
理由は諸説あるが、ウ●コ型の帽子や脚を切断されて義足になっているという設定が放送コードに引っかかって登場が見送られたと思われる。
- アダムとその親衛隊(デュエル・マスターズ)
勝舞編最終章の敵達だが、アニメでは別のストーリーになり登場せず。
が、設定が原作に近くなった『デュエル・マスターズVS』では第33話で勝舞の過去について語るシーンでアダムのみがシルエットで登場している。
- 久島建男(ミスター味っ子)
依頼があればどこにでも調理しにやってくる「出張料理人」の異名を取り、陽一とフルコース5品の勝負を行い3対2で勝利した凄腕の持ち主。
原作において陽一が敗北した数少ない料理人の一人であり、その腕を買われて続編においても陽一潰しのために召集された印象深い人物。
だがアニメでは登場せず、この料理勝負はシチュエーションを変えてロボと名乗っているが実際はコスプレ変態料理人である「ロボコック・サリー」と行われた。
そして双方出した料理が同じにもかかわらず原作とは逆に陽一側が勝利している。
アニメでは他にも原作の料理勝負をアニメオリジナルの変態キャラが代わりに行っている話がいくつかあるのだが、勝敗が逆転したのはこれ位である。*22
- シュウラン、ブラン仏領事、ジャン・バジャール(中華一番!)
シュウランの一件は余りにも理不尽過ぎる事に加え、マオがブラン仏領事達に出した料理『こじき鶏』のこじきの部分が放送コードに引っかかる為だと思われる。
- ヴァイパーモミ/土佐国紅(ケロロ軍曹)
ケロロの宿敵・ヴァイパーが地球を離れる際、気まぐれによって視力を救われたことで彼を慕いその後を継いだ新たなライバルキャラ。
その後もちょくちょく再登場している、新ケロロ達の登場に伴い増えたサブキャラの一人である。
が、TVアニメは原作21巻辺りまでで放送終了した為、新ケロロ達は登場しなかった。
その後フラッシュアニメ『ケロロ 〜keroro〜』が制作されこちらに新ケロロ達は登場できた……のだが
唯一登場が25巻と遅れたモミだけは間に合わず登場出来なかったのであった(25巻収録エピソードの一部は最終話間際に放送されてはいた)。
- ゴーマ(古代王者 恐竜キング)
宇宙海賊ザンジャークの首領・ジャークの孫。
原作ゲームのストーリーでは最強と信じていたジャークがDキッズに負けたためDキッズを倒して自分が最強だと示すために地球にやってきて事実上のラスボスとなるのだが、アニメではジャークを倒す所までで話が終わり登場せず。
- 猛虎、理詰サクシ(フューチャーカード バディファイト)
前者は氷竜キリに絡んでいた不良、後者はABCカップ本戦出場者。
アニメではそれぞれ別のキャラに差し替えられた。
- ワールド・バディ・アカデミア編のキャラクター(フューチャーカード 神バディファイト)
シリーズ最終章のワールド・バディ・アカデミア編はアニメ化されず(その前の神バディファイター決定戦編までで終了)、該当キャラ達も漫画版や公式サイトの外伝小説のみの登場となった。
原作最終章『人誅編』のラスボス・雪代縁に与する同志と部下達。
しかし、旧アニメ版は途中で原作ストックを使い果たしてしまい、『人誅編』がアニメ化されることなく放送終了。
一応外印は別の姿でなら出ていたとも言えなくないが。
放送終了後、『人誅編』の内容を含むOVA『星霜編』が製作されたが、展開の改変で縁単独での出番となり登場できず、結局映像作品での登場は実写版まで待つこととなる。
- オイボレ(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
剣心の過去に関わる重要な人物なのだが、やはり『人誅編』未アニメ化のため未登場。
こちらは実写版にも登場していない。
このほか、左之助の家族である東谷一家をはじめ、『人誅編』での登場となるキャラクターは多くが未登場となっている。
- 速魚、黒井まみ、無限界時空、眠鬼(地獄先生ぬ~べ~)
おバカな人魚、黒魔術に傾倒してる先生、ぬ~べ~の実父、覇鬼の妹の鬼。
放送枠の都合で登場出来なかったキャラが多く、速魚はいずなの登場を優先した結果、後回しにされた彼女の登場が間に合わなかった(放送が延長されれば登場する予定はあったらしい)。
眠鬼も登場回の過激さはあるものの、そもそも原作が彼女の登場回まで進んでいなかった(どころか下の兄である絶鬼も後にOVAまで待たされている)。
無限界時空は登場回自体は追いついてはいたものの、彼に関するエピソードの完結編に値する山の神の話まで進めなかったのが原因だろう。
DVDBOX用に書き下ろされた「一夜だけの復活」では彼らが登場できなかったをネタにされていたりもする。
ちなみに速魚とまみ先生はOVAのアイキャッチになら出演出来たほか、速魚はPSゲームでは声つきで出演している。
続編「伝説への道」を含めた中でアニメに登場出来なかった種族。
マジン種のクロロマンなどのように派生種だけでも登場出来た種族があるなか、この3種だけは派生種を含めていずれも登場出来なかった。
実質隠しキャラの中でも更に隠されたおまけ要素なディスク、テクモの自社作品「がんばれギンくん」のパロディキャラ、名前までそのまんまのホラー映画『チャイルド・プレイシリーズ』のパロディキャラといずれも扱いが難しそうな種族ばかりである。
◆深夜アニメ
- ノゾミ(エルフェンリート(アニメ版))
原作版中盤に加入するサブヒロインの一人。失禁属性。
幼少期に「エルフェンリート」という曲を外で歌っており、メインヒロインのルーシーが偶然その歌声を聴いていたことが、ストーリー終盤に大事な役割を果たす。
ある意味でエルフェンリートというタイトルの「タイトル回収」のためのヒロイン。
アニメ版では尺の都合とレギュラーキャラとしての存在意義の薄さからか存在を抹消され、代わりに別の曲が入ったオルゴールが彼女と同じ役割を果たした。
- 碧井風夏(風夏)
原作前期のヒロインである秋月風夏の死後、物語を牽引すべく登場した後期のヒロイン。
登場時期の速さや、連載の尺などから考えても原作漫画においての事実上の正ヒロインと言っても過言でないキャラなのだが
アニメ版では秋月風夏を生存させるという采配が成されたことでその後の原作と繋がらないアニメ独自の結末を迎えたため、存在そのものが無かった事にされた。
朋也が奇妙な縁で知り合う旅人の青年。
原作では√の一つを担っており、椋と付き合うことになるなど中々美味しいポジションだったのだが、何故かアニメ版では原作の登場人物のうち唯一出番をハブられてる。
彼の人生に影響を与えた芳野祐介の回想にも登場出来なかった辺り勝平は泣いていい。
おそらく、彼の悲劇的ともいえるシナリオが問題なのだろう。
なお、2022年から放送されている「かぎなど シーズン2」にて番外編ながら出演を果たす。ほんとうに勝平は泣いていた。
- 倉田みずき(恋は雨上がりのように)
主人公の橘あきらが陸上部で活動していた頃にその走りに憧れを抱いていたが、彼女がアキレス腱断裂が原因で一線を退いている事を知り、
自身も同じ境遇だったがそれを乗り越えて競技を続けている経験から、あきらに対しても復帰を促す……という立ち位置のキャラクター。
あきらが「陸上競技への諦めきれない想い」を再び抱き始める切っ掛けとして、作中でも重要なターニングポイントともいえる存在なのだが、
アニメ版では尺の都合か出番を削られ、間接的に存在が示唆されるだけに留められてしまった。
但しアニメ劇中でも「雑誌の写真に姿が映っている」という形で存在自体は明確に描かれている(CVはなし)。
ちなみにアニメ放送から暫く後に公開された実写映画版の方では、構成の違いからか重要人物としてしっかり出番が割り振られている。
- 山本一郎(魁!!クロマティ高校)
主人公・神山高志の親友でクロマティ高校に入る全てのきっかけを作った人物。
中学時代にいじめを受けていた神山を助け、いじめに負けない勇気を与え友人となる。行ける高校などないと思い中学卒業後の進路を考えていなかったが、それを見かねた神山の後押しを受けて引き算ができれば入学できると言われるクロマティ高校を神山と共に受験した。しかし神山は合格し、山本は幸いなことに不合格になるという結果に終わった。
ある意味全ての元凶なのだが、原作では第1話の神山の回想にしか出番がなく、一話15分という尺の短さが災いして登場シーンがごっそりカット、「それはマンガで読んでもらおう」という神山の台詞で存在自体も流されてしまった。
実写映画版では上記の経緯が描かれており、中学卒業後はたこ焼き屋で働いていた。
- 花菱薫【弟】(藍より青し)
主人公と同姓同名の異母弟で、同作のラスボス的存在。
父の遺言に従い、花菱家当主の地位とヒロインの桜庭葵を奪い取るため、彼らが暮らしていたマンションを取り潰し、葵を軟禁。
しかし異母兄である主人公の薫に乗り込まれて葵を奪還された挙句、父の遺言の内容を葵の母親が逆手にとったことで敗北。
家業を継ぐ気がなかった主人公の薫は「花菱薫」の名と当主の座を譲渡し、自分は母方の旧姓「本条」の名で葵と素朴に暮らす道を選んだ。
一方アニメは2期まで放送されたが、1期のラスト(=原作における中盤の段階)で花菱・桜庭の確執問題が解決済みであったため、2期は終始平和な雰囲気のオリジナルエピソード重視で進行し、【弟】も登場することはなかった。
- 西川孝清(三者三葉)
西川葉子の父親。
昔は会社の社長だったが、現在は倒産してフリーターになっている。
気分屋で飽きっぽい性格であり、西川家が貧乏で死活問題の状況にもかかわらず、占いをする為に高価な水晶玉をローンで購入し、自分に合わないと思ってすぐ辞めるといったダメ親父っぷりを披露した。
原作では、そのせいで葉子はバイトする羽目になった。
非難されやすい性格の為かアニメには登場せず、葉子がバイトする理由も単なる生活費用の資金に変更された。
- コペル(ソードアート・オンライン)
主人公・キリトと同じβテスターで、デスゲーム開始直後における最速攻略者の一人。
SAOがデスゲームと化した現実をいち早く受け入れ、「生き残る」為にこの時点で一番高い性能の武器が手に入るクエストを確実にクリアしようと、共同攻略を持ちかけた相手であるキリトをMobの特性を利用して殺害を目論む。
が、コペルが離脱に使おうと習得したスキルはこのMobには効果が無いことを知らなかったために、自ら呼び寄せた群れに圧し潰され死亡した。
後にキリトがあることが原因で精神崩壊した際、フラッシュバックした場面の一つにここもあった程度には
「(自分も集まってきた大群の対処に駆られていたとはいえ)助けようとしなかった」ことがトラウマとなっており、普段は隠している彼の自罰的な性分が垣間見えるエピソード……なのだが、アニメ版では全カットされ、後の回想ではコペルにも言及していたが、アニメ3期ではこれも省略された。現状映像特典等でのフォローもなく、アニメ化では完全に存在が抹消されている*23。
後に劇場版に合わせて第一章(アニメ1期前半)相当分が再コミック化された際に合わせて本エピソードがコミック化されたのだが、「未アニメ化エピソードを収録」とわざわざアピールされていたほどである。
- RJのみなさん(RAIL WARS! -日本國有鉄道公安隊-)
原作では主人公チームの警四と死闘を繰り広げるテロ組織かつメインの悪役なのだが、その目的が国鉄分割民営化というJRからクレームが来かねない設定*24で、加えて登場する車両は一部を除き国鉄を承継したJRグループ各社が意匠権*25を保有しており、何にせよJRグループの承認が必要といった事情もあってかアニメでは存在そのものが無かったことになってしまった。
そのためアニメでの犯罪はRJとは無関係の個々の犯罪者の犯行とされ話が膨らまず、更には時系列までイジられたので登場人物の関係描写が大分歪なことになってしまった。
その他にも原作にはないアニメオリジナルエピソードが「鉄道アニメとしてこれやる必要あったの?」という感想を鉄道初心者にも抱かせるほどお色気だけ無駄に盛り込んだシュール回だったこともあり、本作は原作ファンからも新規からも総スカン。
シリーズ構成はみなみけ~おかわり~で誰得のオリキャラを出し原作ファンの顰蹙を買いまくった鈴木雅詞。今度は原作で必要なキャラを出さなかったばっかりに顰蹙を買う羽目に。
- 櫻井 秋美(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
高坂京介の中学時代の同級生。彼女が原因で京介は変わってしまった……ひいては京介と桐乃の蟠りを生む遠因となったある意味作品の始まりにも関わる重要キャラなのだが、アニメでは未登場。
というのも、アニメ2期は原作10巻までのアニメ化に12話使っており、残った1話は桐乃視点で語るアニメオリジナルエピソードで締める構成となっているため、彼女との過去が語られる11巻の内容については全くアニメにされず登場機会も失ってしまった。(最終12巻の内容は後に3話かけて配信)
結果として原作を読んでないアニメ視聴者からは京介が変わってしまった理由は単に目標もなくダラダラ生きるのが好きになった怠慢な人間であるかのような描写になってしまっている。*26
アニメ本編にこそ未登場だが、Web版予告編やDVD特典映像に登場している。声は佐倉綾音。
- 火野神作(とある魔術の禁書目録)
原作4巻で上条家に立てこもった死刑囚。エンゼル様(こっくりさんの一種と思われる)の指示通り28人を殺した。
外見と中身が入れ替わる御使い堕し(エンゼルフォール)の影響下でも見た目に変化がなかったため犯人と思われたが、結局無駄足だった。
その後の重要人物でもないので尺の都合もあり存在ごとカットされた。
なお、同じく1期未登場だった闇咲逢魔は「魔術」、「インデックス」、「上条当麻」を視聴者に教えるのに便利な立ち位置だったためか、第2期第1話にてようやく登場した。
アニ研の部長でこなたたちの一つ下にあたる高校生。だがこなたに関しては彼女の卒業式まで「ゲームセンターの常連」としか認識していなかった。
出番の部分が原作本編より登場時期が早まったパトリシア・マーティンに取り替えられてしまい、名前すら出ず存在すら語られない。
- 名塚景子&宮崎敏夫、その他複数名(火ノ丸相撲)
作中に登場する雑誌「月刊相撲道」の記者二人組。
前者は「まわし姿の男子高校生に興奮する」という性癖を持ち、鼻息を荒くしながら学生相撲を取材するという変わった女性記者。
後者はそれに呆れながら彼女に同行する同僚の男性記者。
原作に於いては準レギュラーキャラで、いわゆる解説役を務めていたのだが、アニメでは大太刀高校相撲部マネージャーの掘千鶴子に取って代わられている。
原因は尺の都合と見られ、他にも大太刀高校の教員や地区大会で火ノ丸らと対戦した相手校の監督や選手数名の出番が削られ未登場となっている。
- M・ノブテール、M・ハルハータ(新テニスの王子様)
紆余曲折あってアメリカ代表としてワールドカップに出場した主人公リョーマが戦った相手としてプレマッチに登場。
ツベ共和国なる建国30年の新しい国の代表で、「パピプペポ」だけで構成された珍妙なオリジナル言語で喋る色黒の選手。
代表選手のくせに卑劣極まりなく、アメリカチームがシャワー中に扉を封じて不戦勝を狙った悪役である。
顔と名前をよく見れば分かるがロックバンドTUBEの前田亘輝と春畑道哉がモデル。いまいち噛み合ってなさそうな台詞もTUBEの曲名や歌詞が由来になっている。
作者の許斐剛が前田と親しい縁からゲストとして登場が決まったそうだが、本来はまともなキャラにするところを
前田が「せっかくのゲストだから悪役として爪痕残したい」と希望して許斐もやりすぎたと思うほどの悪役になったのだとか。
なお前田はアニメ化の際に声優を担当することを約束しており、キャラソンのリリースにまで前向きだったのだがアニメでは出番ごとカットされてしまった。
ひょっとしたら後々OVAで回収される……かもしれない。というかそうでもしないとキャストの扱いが大変そうだし
元はライターが同じつよきすのヒロイン。独立により他社作品となっているがそのよしみで登場。
原作で乙女さんは川神大戦の助っ人として立ち絵はなく声のみながら参戦したが、アニメでは原作『S』から本格的に登場となる松永燕が先行登場、助っ人として役割が置き換えられた。
同作はキャラ数が多いためアニメには台詞がなかったり未登場キャラが多く、宇佐美巨人、小島梅子、熊飼満、ルー師範代、クッキー3、フランク・フリードリヒ、店長、矢場弓子が該当する。
- 柱谷(華島)由璃子、沙原ひかり(アスラクライン)
ラノベ原作では珍しく尺不足上等で長編シリーズ完結まで描いたため要素の削減・アレンジが多いアニメだが、その中でも特にバッサリいかれた人たち。
由璃子は原作2巻のエピソードの鍵となる人物で以降も時々絡むが、そのエピソード自体は採用されてるのに登場せず、「未確認生物の正体は由璃子の使い魔だった」という事件の真相も別のキャラの使い魔に押し付けられるという不思議な扱いに。
ひかりは中途参入のラブコメ要員で本筋での出番も多少あるのだが未登場。そもそもコメディ回がほとんどカットされているため、初登場&主役を張るコメディ回を描く余裕がなくスルーせざるを得なかったと思われる。
- バルトサール・セラーティ(ナイツ&マジック)
主人公エルの相棒ポジションであるキッドとアディの異母兄。
ある理由からキッド達を敵視しており、卑怯な手段で2人を追い詰める。典型的なかませ犬。
あまり本筋には関係なかったためか、アニメ版では登場するエピソード自体が丸ごとカットされてしまった。
アニメ版最終話記念の短編が彼の後日談なのは何の皮肉か。
- ガルニエ(魔法陣グルグル)
作中でニケとククリに予言の石板を送っていた予言者の正体。
わりと序盤から予言板の送り主という形で存在を示唆されていた人物なのだが、
アニメ1作目と2作目は本人が登場するエピソードより前に最終回を迎えてしまい、3作目では尺の都合で出番を存在ごと丸々カットされてしまった。まあ、原作でも勿体ぶったわりに大した役回りじゃ無かったけど。
そのため原作では彼の弟子としてニケ達に接触したミウチャも、アニメ3作目ではたまたまニケ達と知り合っただけの一般人になっている。
ちなみに同じく本編ではスルーされてOPに家しか登場しなかった大僧正ファンファイだが、実はぷちあにめ劇場にひっそりと登場していたりする(ニケ達には会えなかったが)。
- タゴナカ(他警察関係者)(ダーウィンズゲーム)
ダーウィンズゲームで起きる事件の数々を警察視点から追っている人物。
途中まではゲーム外からのアプローチだったが、宝探しゲームの際にダーウィンズゲームに巻き込まれる。
宝探しゲームのキーアイテムであるダイヤのリングを最初に確保した人物でもあり、その際に主人公達とゲーム参加者として初遭遇。(それ以前も主人公の家を訪れたりと出会ってはいる)
以降も警察組織としてのバックアップで主要キャラとなっていくのだが、アニメ化範囲ではいなくてもそこまでシナリオに影響がなく、尺の都合もあって出番をほぼ全てカットされた。
…が、一応、宝探しゲーム後に定食屋で同僚の刑事と事件の放送を見るワンカットだけ台詞なしではあるが出ており、存在自体消された訳ではない模様。
- ラックス・シビュラ(ヴァイオレット・エヴァーガーデン)
狂気的な一団に「半神」として囚われながらも、紆余曲折を経てヴァイオレットに助け出され、C.H郵便社の社長秘書になった少女。
アニメではTV版・劇場版シリーズ通して初登場エピソード自体が再現されなかったため、完全に存在を抹消される形となってしまった。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は原作とアニメの相違がかなり大きく、オリジナルキャラクターや原作とは立ち位置が変更された人物も多いが、
原作のレギュラー登場人物で存在自体を省かれたのは彼女が唯一。
- 藤井の後輩(はじめの一歩)
「月刊ボクシングファン」記者の藤井の後輩。初登場時から藤井と共におり、新人なのかボクシング知識は殆どない。
そのため、ボクシングに対しての疑問を聞いて藤井が答える、という言わば読者視点の質問者といった役割だった。
しかし裏を返せばそれだけの役であり、(アニメ版)では存在を抹消。原作の場面は出番先行の青木や木村との会話や藤井の独白で済まされている。
後に原作で博識巨乳眼鏡美人の飯村が登場。後輩の座も取られてフェードアウトし、ボクシングファン社内のモブの一人に収まった感じに。
因みに宮田の父親も、初期は元東洋圏王者とは思えない軽薄な人柄だったがアニメ版では原作後期の厳格で思慮深い性格になっている。
- 仲井純平(アカギ~闇に降り立った天才~)
浦部編と鷲巣麻雀編の間で登場し、アカギと対決する流れの雀士。
仲間内による通しのイカサマを仕掛けるもののアカギに通用するはずもなく、むしろ逆手に取られて惨敗する。
アニメでは尺の都合や、前後の対戦相手である浦部や鷲巣と比べてあくまでチンピラに過ぎず見劣りするためにカットされたと思われる(通しのイカサマ自体もアカギの職場の先輩達がやっているため、説明としては十分と言える)。
この仲井編がカットされたためにアカギで唯一の女性キャラも未登場になった。
- "オジサン"(本名はユウゴ)、ルーカス、ゴールディ・ポンドの脱走者たち、レウウィス大公、その他複数(約束のネバーランド)
大人の事情でゴールディ・ポンド編が丸ごとカットされたため、該当編のキャラ達も軒並み未登場に。特に原作の最終盤にて鍵となるレウウィス大公がいなくなってしまったことで、アニメのラストは大幅に変更された。
- ジョンス・リー(エアマスター)
日本のストリートファイターを格付けした「深道ランキング」において2位とされている八極拳士。
1位であるラスボスに八極拳の破壊力で2度も勝利するなど大きな存在感を見せていたが、アニメ放映時に原作が未完結だったため終盤のストーリーが変更される事になり、その影響で出番を失った模様。
- エルローペカトット(蜘蛛ですが、なにか?)
序盤の舞台であるエルロー大迷宮に生息するモンスター。
原作ではほぼ名前のみの登場だったが、コミカライズ版ではその形容し難い独特のビジュアルで妙な人気を集めており、特にスピンオフ作品である「蜘蛛子四姉妹の日常」ではほぼ準レギュラーと言っても過言ではない八面六臂の活躍を見せている。
しかし主な活躍の場が「コミカライズ版のスピンオフ作品」という原作から大幅に外れた部分である点はどうしようもなく、書籍版がベースのアニメ版では僅かな登場シーンごと容赦なくカットされてしまった。
アニメ版が全12話と根本的に尺が足りないため、原作アルルートならびに瑠璃ルートでは少しだけしか登場せず、ライカルートでしか大幅に活躍する出番がないので存在自体をカットされてしまった勇者王ボイスの人だが、エンディング映像では何故かリューガの姿(私服姿)で登場している。
そのドラマCDの第2弾ではそれを根に持ち、同じく出番がほとんどカットされてしまった姉でありライバルのメタトロンと一緒になって出番をもらおうと暴走しゲームとは異なるはっちゃけぶりを見せていた。
また、アニメ版名義で参戦した『スパロボUX』でもやっぱり出番はないのだが、ある場面で名前は出てくる。
- 中尾小牧(フルーツバスケット)
後期のキャラの1人、真鍋翔の恋人であるものの、アニメでは尺が足りずに未登場となった。
更にヒロインである本田透との悲しい因縁もあるため。
- シーラカンスギルディ(俺、ツインテールになります。)
読者から募集されたツインテイルズと戦う怪人・エレメリアン。
よりによって水着回に登場するにもかかわらずアニメ版ではエピソードがカットされてしまった。OPには水着カットがあるため、肩透かしを喰らったファンも多いと思われる。
ちなみに同じく応募キャラのパピヨンギルディはなぜか登場している。
他にはレッドの噛ませにされたラビットギルディ、イエローに瞬殺されたブルギルディ、ツインテイルズと顔を合わせる事なくイースナに粛清されたフェンリルギルディも未登場。
- 恵那の父(ゆるキャン△)
その通り斉藤恵那の父親であり、原作では第31話で登場した。
セリフを喋る場面が吹き出し無しでの形な上、表情も全く変えないという地味に不気味なキャラと化しており*27、この手のキャラの中では唯一下の名前が不詳。
あまりにもミステリアスな雰囲気を出していた為か、本来の初登場回が2期で映像化されたにもかかわらず、恵那からの写真を見る場面がごっそりカットされたので登場しなかった。まあ登場した所で声優さんもどう喋ればいいか困る可能性もあるが。
ちなみに実写ドラマ版2期には登場している。
アニメの方も本編から約10年後を描いた劇場版には登場しているが、アニメのみ追っている視聴者には誰かわからず恵那の彼氏などと勘違いされていた。それとやっぱり台詞はなかった。
- ワイアルド(ベルセルク)
黄金時代編の終盤、グリフィスを救出した鷹の団を追う黒犬騎士団のボス。
その残虐さと「エンジョイ&エキサイティング」の名言で非常に読者の印象に残るキャラクターなのだが、黄金時代編のアニメ化であるTVアニメ『剣風伝奇ベルセルク』と劇場版三部作で2回とも登場を逃す。
考えられる理由はやはり終盤に向けての尺の圧縮。ワイアルドの役割としては鷹の団を追い立て絶望の結末へと至らせることと、使徒の恐ろしさを知らしめることがあるが、
グリフィスを欠きすでに疲弊し切っている鷹の団を追い立てるのには些かオーバーパワーのきらいがあり、事実『剣風伝奇~』では普通のミッドランド騎士団に置き換えられている。
使徒のアピール役としてもゾッドがすでにいるし、そもそも使徒の絶望感なんて最後に嫌というほど味合わされるのだから前フリとかやってないでスピーディーにラストに行った方がよくね?というのも一理ある。
もう一つ考えられる理由としては、純粋にやってることが残虐すぎるという点。
元々ベルセルクは凄惨なグロ描写の多い作品なのだが、こいつの場合は殺人、食人、略奪、強姦と、人が凡そ思いつくであろう悪事をフルコンプし、しかもその仕打ちを罪のない少女にまでやらかすのだから、確かに劇場版でもキツそうである。
なお、後のゲーム化作品では晴れて登場を果たした。
- 白石、塚本(頭文字D)
白石は藤原拓海が通う高校の女子生徒で、茂木なつきの友人。
実はなつきの援助交際相手である「ベンツのパパ」の娘。拓海に想いを寄せる一方でなつきが彼と付き合っていることから嫉妬心を抱き、拓海に匿名の電話でなつきの援助交際を密告。
後に拓海に声がバレたことで白状する。
塚本は拓海の2コ上の先輩でサッカー部OB。
赤城山の走り屋で180SXに乗っているが、拓海が「池谷先輩よかだいぶヘタ」と思うほど走りのセンスは皆無*28。
後にコーナーで単独事故を起こして進路を塞ぎ、啓介と渉のバトルが中止となる原因を作った。
白石は初期のエピソードから登場しているが、アニメFirst Stage~劇場版Third Stageのいずれも未登場。
Second Stageで電話で密告するシーンは、匿名の手紙を拓海の下駄箱に入れて伝えるものに差し替えられている。
塚本も上記の事故のシーンが別のキャラクター(1話冒頭でエンペラーに敗れた走り屋)に差し替えられている。電車でD(同人ゲーム版含め)では違う意味で重要なキャラとなり登場機会が増えているが
なおゲーム「頭文字D Special Stage」ではストーリーモードが原作ベースで構成されているため、塚本はCV付きで登場している。
- マサキ、他複数名(湾岸ミッドナイト)
マサキは赤坂ストレート編(マサキ編)の主役となった車のブローカーで、かつてRGOスピードファクトリーのテストドライバーを勤め湾岸最速と呼ばれた走り屋。
悪魔のZに出会ってから走りへの情熱が呼び起こされ、Zと戦うために命を乗せて走れる自分の好きな車を求め、後に準レギュラーとなる大田和夫が代表を務めるRGOに行く。
大田は本当の走りがワカらない客のせいでチューニングに冷め切っていて経営者に徹していたがマサキはチューナーとしての再起を呼びかけ、マサキ自身もチーフクルーの山中が組んだRGOデモカーなどのテストドライバーとなる。
考えられる理由としては尺の不足と、メインとなる登場人物とその車に与える影響の少なさ。
大田がかつての熱意を取り戻すのはエンジンブローでマサキが敗れたからだが、次のモンスターマシン編(ケイ編)は大田を含むオヤジチューナーたちが昔の仲間であった相沢洸一の遺児である圭一郎のために一肌脱ぐが…という話であり登場はするものの特別ヤル気があっても意味がナイ役回り。
アキオとレイナの過去とレイナの想いも明かされているが、結局レイナは本当の想いからは身を引いて仲間の一人に落ち着いており、悪魔のZとブラックバードの強化も冒頭にブラックバードが北見に馬力を上げて欲しいと切り出した後は中盤に仕上げを頼んだだけ、Zはアキオがマサキを助けるためにRX-7に接触したがダメージを最小限に抑えたため、ボディが軽く凹んだだけでフレームの歪みもなくすぐに直っている。
こうしたことからマサキ編は冒頭以外全て、続くケイ編も先輩ホストの竜也やホストクラブの社長、マサキ編の後日談などが全てカットされてしまっている。
でも確かに影響は少ないけどヨ、その分の湾岸ポエムは聞けなくなっちまったんだよナ…
大田の方は阪神高速環状編で娘が登場し、以後悪魔のZの実質的なメカニック担当として『C1ランナー』に至るまでメイン格に昇格することもありアニメでも登場している。
他、アニメ自体が幻のFC編で終わっているため、ガレージACE編以降と『C1ランナー』『銀灰のスピードスター』『首都高SPL』の新キャラは全員アニメ未登場。
- ジェームズ・ホワン、ラヴィニア・ウェイトリー、グリージョ兄弟(PROJECT ARMS)
この3人の敵キャラが登場する第二期のアメリカ編は尺の都合からストーリーの大部分がカット・改変されてしまっており、その影響でアサイラム編はコウ・カルナギのみの登場となり存在自体が抹消された。
ラヴィニアとグリージョ兄弟はストーリーに影響しない単なる敵キャラだがホワンは主人公の父・高槻巌の弟にして宿敵という物語上は非常に重要な人物でその後も最終エピソードまで長期に渡って登場を続けるが最終章もアニメ化されなかったので登場せず、ホワンの役割を他のキャラが代役するなどしている。
カツミをさらうシーンではキース・グリーンとホワンが対決する場面があるがアニメでは代わりに兄のキース・ブラックが戦っており、ホワンの能力を使っている。
PS2のゲーム版では逆にカルナギを差し置き、ホワンのみがプレイアブルキャラとして登場している。
- ラザファム(本好きの下剋上)
マイン(ローゼマイン)の後見人であるフェルディナンドの貴族としての側近の一人で、下級貴族の側仕え。貴族街にあるフェルディナンドの屋敷を住み込みで管理している。
一部・二部がアニメ化された際に、三部でその頃の回想として語られたショートストーリーもOVA化。
三部以降の登場人物を先出しするファンサービスと言えるがAパートだけしか枠がなかったため、SSの主役であるユストクスとその同行者のエックハルトは出られたがラザファムは下準備というカットしやすい部分しか出ていなかったためあえなく未登場となった。
独自に人理焼却を調査していたサーヴァントであり、ストーリー中ではアトラス院の調査で出会っている。
劇場版の「Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-」の後編で、彼が登場するシーンは尺の都合のためかカットされ、
オジマンディアスがアトラス院のスパコン「トリスメギストス」を接収しており、使用させている。
彼によって黒幕の性質が一部明かされたり、彼がトリスメギストスに接続しても平気といったところが伏線になるのだが、
黒幕との会話がある章がアニメ化されていなかったりするためか、未登場となった。
劇場版は全体的に尺が厳しく、原作で登場していた百貌のハサンや俵藤太も登場していない。
- 箱崎チカ(超次元ゲイムネプテューヌ)
ベールが治めるリーンボックスの教祖。
ゲームの方でもシリーズ通して教祖自体イストワール以外は出番が元々控え目だったとはいえ、他の教祖二人や、OP曲の縁でMAGES.がゲスト出演するなどしている中で、一人だけ未登場。
一応OVAである13話のOPで、ようやく他のメンバーと一緒に登場させてもらえた。
1人だけ消される理由もないため、何故出なかったのか不明だが、4コマ漫画にて「何時ものように仮病を使ったら、ベールがアニメスタッフに出演辞退の電話をかけた」というネタが描かれた。
◆特殊な例
- ペパ代(ポプテピピック)
原作付き作品がアニメ化された際にありがちな、アニメオリジナルキャラクター。
しかし、アニオリキャラなのにアニメ未登場という前代未聞かつ存在意義が何なのか訳が分からないキャラクター。アニオリキャラというより、アニメ化をネタにした一発キャラといった方が正しい。
キャラクターと言っていいのかわからないが、変わったNAC例なので本稿に乗せる。
漫画『デュエル・マスターズ』は、初期は実在のカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」を題材とした漫画だったが、途中で伝説のカードゲームとして「デュエル・マスターズ」が登場。
その後デュエル・マスターズは一般流通を開始したらしく、以降マジック・ザ・ギャザリングは漫画デュエル・マスターズの世界から消え去ってしまった。
これに対し、カードゲーム『デュエル・マスターズ』が発売された後に放送開始したアニメ版『デュエル・マスターズ』は、ストーリーは漫画版をなぞっているものの、マジック・ザ・ギャザリングではなく最初からデュエル・マスターズが流行っている世界に。
原作のマジック・ザ・ギャザリング登場シーンは全てデュエル・マスターズに差し替えられ、アニメ未登場となってしまった。
なお、コロコロアニキにおいてはまさしくこのことをネタにした漫画が連載された。
それぞれ、原作ゲームにおける主人公。
主人公がアニメに登場しないという普通に考えると異常事態だが、こうなったのにはそれぞれ理由があり、
- GA:獲得できた枠内で原作再現は不可能。原作ゲームの開発も遅れていたため、とりあえずキャラの魅力を押し出して、ゲームの宣伝をしてもらうのを目的にした。
- 恋姫:非常に長い原作を1クールで再現するのは不可能。また、ヒロインが非常に多いゲームであるため、特定の一人をメインにすると他のヒロインが活躍できない。
- ミルキィ:単なるハーレムアニメにしないため。
あと、ギャラクシーエンジェルとだいたい同じノリでアニメを作ったため。
……ということになっている。
なお、GAのアニメはゲームの半年前を舞台にした半パラレルワールドという設定、ミルキィはゲームの後日談という設定(オペラもアニメの続編でちょっぴりだけ登場している)という、一応のフォローが入れられている。
恋姫†無双はその辺のフォローが無いが、原作1作目終盤で三国志に関するいくつもの平行世界の存在が提示されている*29ことから考えて、「本郷一刀が介入しなかった世界のうちの1つ」と解釈できなくもない。
- こげ(ヤミと帽子と本の旅人)
- 主人公(ガールフレンド(仮))
こちらも主人公達。
上の3人のような明確な理由はないのだが…。
- ヤミ帽:原作でのこげが各パートで姿形が違う事と、原作ゲームの難解な世界観の補完が目的のため。
- GF(仮):元々大量の女の子が出てくる上、コンセプト的に全員がメインヒロインという扱いの為、1人だけを恋愛させたりハーレム展開にするより、彼女達をわちゃわちゃさせた方が面白いから。
と思われる。特にGFの主人公は3人もいるし。
しかしこれが功を奏し、ヤミ帽は上記の恋姫と合わせて百合アニメの金字塔のように扱われている。
(但し誤解のないように言っておくと原作恋姫主人公の一刀の方はこちらも人気が高く、彼が登場しないことを残念がるファンも多かった。ゲーム版では全て主人公を張り続け、アニメの百合路線のため排除されたという事はない)
GF(仮)の方は「女性声優+美少女動物園」と揶揄されているものの、何も考えずに見れる佳作扱い。
27回声掛けると入部してくれる雷門中1年生。
全シリーズでの原作(ゲーム)には登場しているが、何故かアニメ版には1度も見当たら無かった人物だったがゲーム2のラスボスチームであるダークエンペラーズ の一員として登場する。
……の筈だったが、そのチームには西垣守や杉森威へと変更された為、たまごろうは見当たらず、結局の所、イナズマイレブン無印編は終了した(因みにもう1人は大谷つくし)が、漫画版では重要人物としてガッツリ登場している。
- プロミネンスの一部のチームメイトの皆さん(イナズマイレブン2 脅威の侵略者)
ダイヤモンドダストとの融合チーム「ザ・カオス」に選ばれたバーン(キャプテンだからこそ当然ではあるが)、グレント、バーラ、ヒート、ボンバ、ネッパー以外の他のチームメイト達は融合チームにへと選ばれなかった処かプロミネンスとの試合もアニメでの尺の都合により運悪く行われず、イナズマイレブン全体が放送終了に辿り着くまで、ずっとアニメ未登場にへと包まれて行く事になった。
本来ならダイヤモンドダストと同様アニメで放送される予定だったが、やはりバーンが単独でイナズマイレブンに潜入を試みる部分や未登場メンバーは全選手名鑑などのアニメの資料集にも載っていないという憂き目に遭っている。
だが、小学三年生版の漫画「イナズマイレブンSPECIAL」では試合は行われている模様。
- 1期・2期・3期に登場した学校・チームの控え選手(イナズマイレブン/イナズマイレブン2 脅威の侵略者/イナズマイレブン3 世界への挑戦!!)
ゲームでは帝国学園を初め、各学校・チームには5人の控え選手がいるものの作画コストのためか、アニメでの尺の都合により未登場となったが、大阪ギャルズCCCの控え選手4人や世界各国の控え選手はアニメにも登場している。
また、アニメ未登場のチームでは対戦ルート限定のチームを除くと稲妻町商店街の大人たちによる「一番街サリーズ」、2の隠しチーム「樹海チーム」、3序盤で練習試合の相手となる「女子選抜チーム」*30、南アフリカ代表「ザ・グレイトホーン」がいる。
- 黒の騎士団、プロトコル・オメガ、白鹿組、ザナーク・ドメイン、パーフェクト・カスケイド、ザ・ラグーンの控え選手(イナズマイレブンGO/イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン)
同上と同じ理由。ホーリーロードの出場学校、フィフスセクターのドラゴンリンクの控え選手は試合中継に登場しており、フェーダのザン、ギル、ガルの控え選手はフェイの回想シーンに登場している。
また、無印同様にアニメ未登場のチームでは対戦ルート限定のチームを除くと「稲妻KFC」、「革命選抜チーム」*31、「サウザンクロウ」、「ノーザンファング」、「デモンズホーン」、「ツキガミの一族」、「ヴァンプティム」、「ジ・エグゼラー」*32、「恐ろしい影」*33、「ビッグバン」、「スーパーノヴァ」、「スペースランカーズ」がいる。
- シリウス、カッパ、ハチサ(イナズマイレブン オリオンの刻印)
「シャドウ・オブ・オリオン」に所属する控え選手。
アニメを最終回まで視聴していた人は「そんなヤツらアニメに出ていたっけ?」とお思いになるだろうが、
DVD/Blu-ray BOX4巻の付録であるリーフレットの選手一覧に載っていたことでその存在が発覚した。
アニメの評価面の問題や製作の事情の末に、試合自体も尺の都合でたった1話半分しか無いことからアニメへの登場がお蔵入りになったと推測される。
新作ゲーム自体も明日人編から完全オリジナルのストーリーに変更したため、ゲームに収録されるかどうかも非常に危ぶまれている。
- 主人公(ポケットモンスター)
厳密に言えば赤緑の主人公をモデルにしたサトシがアニポケの主人公として君臨し続けているので、基本的にゲームの主人公達は出演できないというもの*34。
なお、金銀クリスタルの男主人公は番外編である『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』にて「ケンタ*35」という名前で、女主人公は「マリナ」として登場している。
女主人公に関してはルビー・サファイアのハルカ、ダイヤモンド・パールのヒカリ、X・Yのセレナはサトシの旅の仲間としてレギュラー入りしている他、HGSSのコトネも章ゲスト的に登場した*36が、男主人公はケンタ以外名有りで登場したことがない。
そもそも、ずっとサトシが旅を続ける(=主人公の代替わりがない)ストーリーが中心なので、必然的に主人公たちの出番が厳しくなるのは仕方ないことだろう。、
2023年から開始されたアニメ第8シリーズを以てついにサトシから主人公が交代したが、新主人公はゲーム版に由来しないオリジナルキャラクターであるリコとロイであり、やはりゲーム版主人公達の出番はなかった。
但し、WEB配信されている特別アニメにはCV付きで登場し、アプリゲーム『ポケモンマスターズ』でも登場している。
- ゲーム作品の男性/女性主人公の片割れ
主人公の性別が男女で選択可能かつ、性別以外の設定がほぼ同じなゲームがアニメ化される場合、
役どころが丸被りする片方の性別は登場しない*37。
メインターゲット層や製作者の都合で、大抵は男性主人公を前提としたストーリーに「女性版」を用意するパターンが多い為、
結果的にメディアミックスでも男性主人公の出番が多くなりがち。
例として複数回アニメ化されたFate/Grand Orderにおいても、本編においては藤丸立香(女)は実質出番無し。
一応『First Order』でカメオ出演はしているものの、作中にて爆破事件に巻き込まれ大怪我を負った為、ゲストとして登場することも無いと思われる。
その後4年間もCM位でしか出番がなかった立香であったが、
OVA『Fate/Grand Carnival』ではようやく立香がマシュと赤兎馬とその他サーヴァントのマスターとして登場することとなった。マンガで分かる!Fate/Grand Order?あれに出てくるのはリヨぐだ子です。
FGOは女性サーヴァントから恋愛に近い感情を向けられる*38、敵に「女の影でイキっているだけ」と煽られる等、どちらかというと「男性主人公前提」のストーリーになっているので、映像化にあたって男の藤丸が抜擢されるのは無理からぬことである。
但し各種漫画版では女性立香が主人公になっているものも多く、決して無碍に扱われている訳ではない。
アニメ化に伴い男性主人公がメインとなりリストラされる同様のパターンにはグランブルーファンタジーの女主人公ジータなどもいるが、こちらはなんと12話まで男主人公メインでストーリーを終わらせたのちになぜか13話でジータメイン(しかも本編と違い廃課金プレイで仲間が増えて苦戦なし)のIF総集編を開始するという暴挙に出たため、この手のゲームでは珍しくどちらの性別の主人公もアニメ版で活躍している。
- 鴨志田譲(毎日かあさん)
実在した人物だが一応ここに記載。
作者兼主人公である「かあさん」こと西原理恵子の夫で2児の父の報道カメラマン…だが、なんと自身のアルコール依存症により1巻で西原家から追い出され離婚。
その後は依存症治療生活を送り、4巻で西原と再同居するも(籍は戻さず)病魔に侵され、娘の小学校入学を待たずに巻末で他界した。
作品全体及び作者の人生においてのキーパーソンだが、アニメ化の際あまりにも重すぎる設定のせいか(それでも漫画ではリアルより大分緩和していたという)、
イラストはそのままに「酒好きだがそれなりに父親をやっている」報道カメラマン「鴨原譲」に差し替えられた。
但し実写映画版では死の経緯が再現されている。
- 姫神葵(ハヤテのごとく!)
三千院ナギの執事の前任者。アニメでも同じく前ナギお付きの執事、姫神が登場しているが原作者に別人だと明言されており、アニメ版の姫神の下の名前が茜となっているため原作姫神は未登場ということになる。原作でも茜の後姿のみ登場したことがあったがその後の展開を変えたため単行本では差し替えられている。
なんとカズキングとの合作でボーボボに本物の遊戯が登場した。
その際澤井氏がオシリスの天空竜を描いたのだが、さすがに著作権及び緒方恵美以外の声優的に無理であるため、アニメでは全く違うギャグに差し替えられた。
他にも関東野菜連合はアニメ版ではオリジナルシーンに変更された影響で、闇ブロック隊長は打ち切りの影響で未登場となった。
余談だがグランブルーファンタジーとのコラボの際にもよもやと冗談交じりで期待されていたが、流石にオシリスの天空竜こそ登場しなかったものの代わりにアルティメットバハムートがアフロの中から現れるというこのネタを意識した奥義演出が実装された。
- 真古流四天王(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
石動雷十太の同志の四人組(名称は旧アニメ版のもの)。
旧アニメ版はストーリー展開自体に原作からかなり改変はあったものの登場はしていたが、原作準拠となった令和版では総監修を務める原作者が雷十太についてかなり手直しを加えたためか、存在そのものが完全に抹消されてしまった。
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*2 この傾向はドラマ版でも同様だったが、4期山田版ではアニメ版も含めたメディアミックスとして初めて竜二として登場した。
*3 現状「よそのミステリシリーズとトリックが一致してしまったことによるリメイク禁止措置」とアナウンスされていることもあるが、ストーリー上死体を故意にバラバラにする描写や「生徒と教師との恋愛」をカットできないため避けられたのではないかとされる。
*4 同じく、犯行動機そのものに「生徒と教師の恋愛」が絡むためとされる。
*5 「金銭欲でしょ」と問い詰められてそうだと白状したことは何度かある為、おそらく聖人とまでではなく、「善人だが結構俗っぽい」だけだが。
*6 原作ではクローン人間の話などシリアス寄りのエピソードがある為か、アニメには登場させづらい可能性はある。
*7 原作ではよしなが先生が産休の為に「復帰まで」と期間を決める形で幼稚園にやってきた。アニメ版ではよしなが先生が子供を授かるエピソード自体がカットされ、椎造は「教育実習生まで進んだ為」という理由で登場。
*8 一時期最後のオマケアニメも担当していた焼き鳥屋の店主。担当声優は永井一郎氏。
*9 前者は塩沢兼人氏、後者は田中一成氏が担当していた。
*10 ぶりぶりざえもんは2016年に神谷浩史氏が、椎造は2023年に檜山修之氏がそれぞれ後任を務め、台詞ありで再登場している。
*11 第7シリーズではオーディオドラマでの言及のみでの登場。
*12 劇場版「ココ」で既に登場している。
*13 ポットデスは「がんさくフォルム」の個体。
*14 ヤクデはPOKETOON『ぽかぽかマグマッグハウス』にて本物ではないが、序盤と終盤でアンナがヤクデを模したマフラーを巻いている形で登場している。
*15 レイスポスを選んだことで未登場となった。
*16 但しアニメ「アドバンスジェネレーション」ではカントー地方にある設定に変わっている。
*17 一応EDテーマ「近道したい」の最後の場面には登場している。
*18 決闘者の王国編の賞金を得ていたため、借金を完済した可能性は考えられるが…
*19 厳密にいうとゲームデザインのプログラムくんが未登場であり、プログラムくんというキャラクターは登場している。扱いはほぼ量産ネットナビだったが
*20 未来編では襲われて行方不明
*21 そうした要素で逆輸入されたのはエスカルゴンやオクタコンと言った一部のオリキャラの登場やマッシャーのボス化などゲームの世界観と違和感なく溶け込めるものばかり
*22 原作で本来負けたのと同じ人物(料理評論家の女性)がアニメで逆に勝ったことはある。理由は審査員である息子が「母親が自分のために料理してくれたのが嬉しかったから」と納得できるものなのでエピソードとしての評価は高い。
*23 ただし、劇場版入場特典の短編では言及されていた。
*24 ロゴもJRマークを反転させたものを使用しているが、JRマークについては特に使用許諾が厳しく、アニメ作品で登場する例はJR各社が企画から参加している「シンカリオン」以外ほとんどない。
*25 デザインは勿論、特急列車のヘッドマーク図柄も含まれる。
*26 当時クラス委員だった京介は正義感に駆られ登校拒否していた櫻井を何とか登校させたのだが、その結果彼女に大怪我を負わせてしまい塞ぎ込んでしまった…というのが真相なのだがそんな事を知る由もない2期13話の桐乃からはただの怠慢人間にしか映らず幻滅、二人の間に蟠りが生まれてしまった。
*27 一応、ちくわが寝袋の中に入っている写真を見て頬を染める場面はある。
*28 それどころか運転自体が全体的に荒く、ヒール&トゥも意義を理解していないまま形だけ真似ており全く回転数を合わせておらず大揺れさせている。しかも、後で色々あって拓海が運転することになった上でバトルになった際にはコーナヘの進入速度の高さでシロウト扱いさえしている。はっきり言って「だいぶヘタ」どころか比較していいレベルですらない。
*29 本作の武将が全員女性だったのはそのため
*30 既存チームの複合だが、一部メンバー以外はアニメに登場している。
*31 既存チームの複合で、メンバー自体はアニメに登場している。
*32 既存チームの混成で、こしたてつひろ版の漫画では登場している。
*33 キャラクター自体はアニメに登場している。
*34 映画ではポケモンバトルの説明シーンがあるが、その際に主人公やライバルが登場することがある。
*35 後に映画の冒頭に出たHGSSの主人公が彼と同一人物かは不明
*36 この4人はいずれも性別選択時に選ばなかった場合にサポーターまたはライバルとして登場するメンツである。
*37 二次創作では初めから二人いることになっているケースが散見されるが、商業メディアミックスではアニメ以外でもほとんどない。下記のグラブルなど例がない訳ではないが。
*38 男性サーヴァントも1人だけ好意をぶつけてくるが、それは主人公が男性の場合でも同じである
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タルルートの名古屋のみんな
タルルート追悼カキコ
ゲームの主人公で登場したのは聖剣伝説レジェンドオブマナだけ
名前はシャイロで
声優は島崎信長
ゆらぎの後半のみなさま
妖怪ウォッチのカルラ
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