登録日:2015/02/07 (土) 14:30:21
更新日:2024/02/29 Thu 12:50:55NEW!
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「宝月茜」とは、『逆転裁判』シリーズの登場人物である。
■概要
CV:花村怜美(TGS特別法廷2005・特選裁判・『4』PV・パチンコ版)/井上麻里奈(『6』)
ニンテンドーDS版『蘇る逆転』の第5話で初登場した、綾里真宵に雰囲気が似ている女性。
当時の担当声優も、綾里真宵と同じ人である。
真宵同様に明るい性格。髪型も同様に、一部をダンゴ状に結っている。
1作目の第4話「逆転、そしてサヨナラ」のエピローグで、霊媒の修行のため事務所を去った真宵に代わり、
第5話「蘇る逆転」で、成歩堂龍一の助手を務める、いわば同話のヒロインポジション。
茜のデザインは真宵に慣れ親しんだプレイヤーや、『蘇る』で初めて逆転裁判シリーズのキャラデザを担当する塗和也氏への配慮から、
真宵にできるだけ似せるというコンセプトのもと考案された。
彼女のトレードマークである白衣には「真宵の"霊媒"に対する"カガク"」という意味が込められているとのこと。
姉の宝月巴は、地方検事局の主席検事で御剣怜侍の上司。
巴のことは嫌いだと言いながらも人一倍好きなようで、彼女が被告人になった時には彼女に代わって成歩堂に弁護を依頼したり、
彼女の自慢話をつい口にしたりと何かと気に掛けていた。
巴の勤務する検事局にはよく遊びに来ており、御剣とも顔見知り。御剣からすると、"直属の上司"の妹ということもあってか、茜のほうが年下であるにも関わらず検事2までの共演作では茜に対して敬語で接している。
御剣の大ファンでもあり、彼の執務室を訪れた際にはソファなどを見て彼に関する様々な妄想をしていた。
■来歴
- 『逆転裁判 蘇る逆転』~『逆転検事2』
初登場時は16歳。
当時はまだ高校生にして「科学捜査官」を自称しており、肩に掛けているポシェットに、「ルミノール試薬」や指紋採取セットなどのカガク捜査グッズを入れて、いつも持ち歩いている。
検体に試薬を振りかけて反応を待つ瞬間がたまらないとのこと。
また、カガク捜査をしたくてたまらないのか、クラスでちょっとした事件が起きるのを待ちわびているらしい。
高校の制服の上に白衣を着ており、白衣の胸には「原子三兄弟」という名前のついたバッジを、またポシェットには『小江戸剣士ヒメサマン』のバッジをつけている。
『蘇る逆転』では、検事局で発生した殺人事件で逮捕された姉の巴の弁護を依頼しに「成歩堂法律事務所」を訪れる。
当初は綾里千尋に依頼するつもりだったようだが、その千尋がもうここ(というかこの世)にいないことを知った茜は、成歩堂に弁護を依頼をする。
一方の成歩堂は、第4話の事件解決後、依頼を受ける気になれないでいたが、茜の姿が真宵に重なって見えたことから、依頼を受けることを決意。
この事件が、成歩堂と茜が出会ったきっかけとなった。
この頃は、気づいた事や心に思った事はすぐにメモをとる癖があった。
科学捜査官を自称するだけあって理系の知識は豊富だが、その他の知識は不安なものがあり、諺を「壁に耳あり障子にメアリー」と間違えて覚えていた事もあった。
『蘇る逆転』の事件解決後、茜はアメリカの科学捜査を学ぶために渡米。
シーズンオフには帰国する事もあり、その際には御剣や糸鋸圭介の要請を受けて事件の科学捜査を行う事もある。
ちなみに、この頃は白衣を着ているのは以前と共通だが服装は活動しやすいものに変わっており、ハンチング帽を被っている。
顔つきも若干大人っぽくなった。
その後、9年間の留学を終えて帰国。
昔、お世話になった知り合いがいる日本で、夢である科学捜査官になる為に試験を受けるが、
手先の不器用さが災いして試験に落ちてしまったらしく、科学捜査官にはなれなかった。
- 『逆転裁判4』
『4』では、25歳の大人の女性に成長。第2話「逆転連鎖の街角」から登場。
殺人課の刑事として、事件の初動捜査を担当する日々を送っている。いわゆるイトノコ刑事ポジション。
この頃も白衣を着ているが、服装はより女性らしいものへと変わっており、今まで団子に結っていた髪も普通に束ねている。
ちなみに、高校生の頃につけていた黄色いバッジは「ある理由」で成歩堂に渡している。
科学捜査官の試験に落第したためか、また毛嫌いしている牙琉響也が彼女の上司であるためかフキゲンでいる事が多く、
当初、王泥喜法介と成歩堂みぬきに出会った際はあまり協力的ではなかった。
しかし、ふたりが成歩堂の事務所の人間であることを知ると態度が一変し、
捜査関係者として事件の調査に協力してくれるようになる。
また、「私物」のカガク捜査グッズを使っている時や、王泥喜にカガク捜査を依頼された時には
瞳を輝かせて上機嫌になり、王泥喜に対してカガク捜査をレクチャーする事も。
ちなみに、彼女のデスクはいつも散らかっており、そこからよく物が落ちるらしい(その事も科学捜査官になれない原因だろうか?)。
何故かいつもカリントウを持ち歩ており、イライラしている時やだんまりを決める際にはよく「さくさく」させながら食べている。
さらに、フキゲンになるにつれて噛むスピードが速くなっていく。
『4』のエンディングでは新たに「ちゃりんとう」なるお菓子を開発。
噛むと「ちゃりんちゃりん」と音が鳴るそうだが、一体原材料に何を使っているのだろうか‥‥?
ちなみに、「宝月茜のかりんとう」という商品が実際にイベントで売られている。味は2種類。
- 『逆転裁判5』
本作は刑事ポジションを番轟三に譲ったため登場しておらず、彼女の動向はとくに描かれていない。
- 『逆転裁判6』
第2話「逆転マジックショー」から登場。
度重なる再受験と不合格の遂、茜はついに自身の念願だった科学捜査官の資格を得る。今作でもイトノコ刑事・番轟三のような刑事ポジションを勤める。
相変わらず現場に赴いてカガク捜査を行うが、正式な資格を得たことで強引さにも拍車がかかった模様。
なお、これまでの担当声優は花村怜美(綾里真宵との兼ね役)だったが、本作では井上麻里奈が新たにCVを担当する。
『4』ではフキゲンでいることが多く、たまに王泥喜に八つ当たりをした事もあったためか、
王泥喜は茜に対し苦手意識を持っていた。
そのため、第2話の事件現場となった会場の前で、ひさしぶりに王泥喜と再会したものの、
王泥喜は早々に会話を切り上げてその場を去ろうとしていた。
もっとも、そんな態度は最初だけで、捜査官になった茜に余裕が生まれたおかげで関係は以前より良好となり、
捜査関係者として、王泥喜たちと関わっていく事となる。
『4』ではしばしば、カリントウを「さくさく」といただいていた彼女だが、
『6』では「ストレスともオサラバだから」という理由で、ついにカリントウとお別れ‥‥‥‥‥‥‥‥は、しなかった。
法廷や、事件現場の捜査中に気分転換したくなったとき、ストレスがたまっているときなどに、
やっぱりカリントウをさくさくさせている。
本作初登場の検事ナユタ・サードマディには何故かやたらと気に入られてしまい、世界各地に引っ張り回されているらしく、
捜査官としての手腕を認められて嬉しい反面、かなりハードなスケジュールを送っている事に愚痴をこぼしている。
また、今作では彼女が担当する事件は皆、弁護側の大切な人ばかりが被告人となっているため、弁護側の味方をするべきか、自分の職務を全うするべきかの板挟みに陥ってしまい、度々つらい表情を見せていた。
ちなみに、成歩堂相手には物凄く協力的。(ただし特別編の法廷では憧れの人が検事を担当したため、一時的に非協力的だった)
成歩堂が弁護士に復帰したことも非常に喜んでおり、お祝いが遅れたことが少し心残りであるらしい。
成歩堂と一緒に捜査するのが懐かしくて嬉しいらしく、権限ギリギリのところまで協力しては、後でナユタに怒られている。
これまで、ゲーム中では真宵と共に登場したことはなかったが
(それまでは「ニンテンドードリーム」(ニンドリ)vol.138の表紙などのイラストでのみ共演)、ついに『6』の第3話で共演が叶う。
第3話でふたりが出会った時点で、すでに面識があったようで、真宵の方が年上であるためか、
茜は真宵のことを「真宵さん」と呼び、一方の真宵は茜のことを「あかねちゃん」と呼び合う関係である事が判明した。真宵が被告人となった裁判にも証人として出廷し、自分はどうすればいいのか思い悩む茜に、真宵から「あたしは大丈夫。自分の仕事を全うして。」と励まされる場面もある。
追記・修正よろしくお願いします。
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▷ コメント欄
- キャラ的には4のほうが好きというか、検事で不遇すぎる… -- 名無しさん (2015-02-07 16:35:08)
- たまに「なんで4で科学捜査官にしてあげなかったんだ」という声を聞くが、ちゃんと最初から手先が不器用だっていう伏線は張ってるんだよな -- 名無しさん (2015-02-07 17:59:47)
- まあでも茜は科学捜査官にして、ダイアンを犯人にせずに刑事にしたほうが面白かったかもっていう意見には賛成だわw -- 名無しさん (2015-02-07 18:14:57)
- 科学捜査官にしなかったのはまだ良い。なんであんな性格に改悪したんだ…… -- 名無しさん (2015-02-07 20:18:44)
- 留学先は何処だったのかなベガスかマイアミかニューヨークか -- 名無しさん (2015-02-07 21:16:55)
- 恩人で憧れでもある成歩堂や御剣と年下の王泥喜じゃ、接する態度が違うのは当然だと思うけど。 -- 名無しさん (2015-02-07 21:29:05)
- ↑性格的に生意気な口をきくの自体はいいんだけどね…。いやあ「4」はガッカリだったなあ。時期的に「4」の登場を見越した先行出演だったのかもしれんが、結果的に如何に「4」が過去作から何も引き継いでいないかを浮き彫りにしてしまったと云う。「4」のいいと言える部分に茜は入ってないわ。 -- 名無しさん (2015-02-07 21:31:47)
- 蘇る4検事どれも好きだぜ -- 名無しさん (2015-02-07 21:39:54)
- 蘇るの頃の素直な茜ちゃんの方が好きだけど4のやさぐれ茜さんもアレはアレで好きだ。 -- 名無しさん (2015-02-08 10:32:02)
- 4の茜はぶっちゃけ不良警官だよね。かりんとうで現場よごしたら、アホじゃん。 -- 名無しさん (2015-04-26 23:24:50)
- ↑ それ言ったら飲食するどころか鞭を振り回す某検事は一体… -- 名無しさん (2015-04-26 23:32:56)
- そもそも蘇るでこのキャラが作られた経緯自体商売的に考えると当時企画(もしくは開発)段階だった4で「あの過去キャラが登場!」ってやるためだったろうし、4のあのキャラクター性は改悪というより最初からの既定路線だったんだろう。ただ蘇ると比べると劣化してるってだけで -- 名無しさん (2015-07-11 23:15:29)
- 茜好きだけど、蘇ると4で性格かわりすぎ -- 名無しさん (2016-02-14 22:15:44)
- せめて4のEDで、コレまでの不真面目な態度を反省し、科学捜査官を目指しながら刑事の仕事も頑張るといった態度を見せていたらまだ良かったんだけどなぁ… -- 名無しさん (2016-03-03 15:03:41)
- 6では出ないのかな -- 名無しさん (2016-03-30 13:31:57)
- 6で念願の科学捜査官になって再登場。CVは井上麻里奈 -- 名無しさん (2016-04-06 01:21:53)
- 科学捜査官おめでとう!でも刑事じゃないなら一緒に捜査しなさそうなのが寂しい。科捜研は超高倍率だから、夢見る女子高生がストレートで行くんじゃなくて、一度挫折してから這い上がったのが説得力あってイイ! -- 名無しさん (2016-04-06 13:46:24)
- 5で出なかったのは科学捜査官の免許を取りに行ってた伏線だったのね -- 名無しさん (2016-04-09 16:16:15)
- 恩人で憧れの人でもある成歩堂や御剣に対してと、年下の王泥喜やみぬきに対して態度が違うのは当然だと思うんだが -- 名無しさん (2016-05-05 22:18:04)
- 検事シリーズでの名誉挽回とおよそ5年の空白を経て晴れて科学捜査官に・・・ -- 名無しさん (2016-05-25 21:40:53)
- 真宵ちゃんと同じ声だから変更になった。個人的には、麻里奈だとグレンラガンのヨーコが浮かぶ -- 名無しさん (2016-06-03 18:18:07)
- 6の茜ちゃんのモーションがいちいちカワイイ -- 名無しさん (2016-06-12 17:01:01)
- 6ではサクサクがよりリアルに。 -- 名無しさん (2016-06-14 07:41:33)
- 長い間共演できなかったけど、6でようやく真宵ちゃん共演したね -- 名無しさん (2016-06-14 07:51:33)
- 真宵とは知り合いって設定になってましたけどいつなんですかね? -- 名無しさん (2016-06-14 19:36:39)
- 4から出てたけどあのムッチャ眩しいスマイルが好きだわ -- 名無しさん (2016-06-18 21:31:43)
- 4よりも検事シリーズの扱いがチョイ役と科学捜査要因だったから今回はしっかり刑事出来てて嬉しい -- 名無しさん (2016-06-18 21:40:55)
- 6茜は有能さがしっかり描かれてるからかりんとうネタも良いアクセントになってるよね。ストレスには甘い物を食べると良いとも言うし。 -- 名無しさん (2016-06-18 23:40:09)
- 口元に指当ててゆらゆらしてるのずっと見てても飽きない -- 名無しさん (2016-06-18 23:57:33)
- ナユタとの微妙な関係が面白いw -- 名無しさん (2016-06-20 14:21:25)
- せっかく改善されたんだから霊廟でかりんとう食べるのはやめて欲しかった‥ -- 名無しさん (2016-06-20 14:24:24)
- ぽっと出のナユタなんぞに持っていかれるのはちょっと惜しい -- 名無しさん (2016-06-21 02:17:09)
- しかし茜ちゃんはナルホドくん相手だと昔の女子高校生みたいな感じになるね。蘇る逆転から逆転裁判に入った身としてはナルホドくんと茜ちゃんのコンビも好きよ。 -- 名無しさん (2016-06-27 22:58:00)
- あのゆらゆら揺れるモーションが可愛くて好きだわ -- 名無しさん (2016-08-22 19:31:35)
- かりんと姉さんになってからの方が好き -- 名無しさん (2018-10-14 23:23:04)
- かりんとうばっか食ってんな -- 名無しさん (2018-10-27 16:26:46)
- じゃらじゃらでナルシストだけど仕事には真摯なイケメン上司、感性が独特で堅物で厳しいけど時折天然要素を見せる中性系上司、仕事上敵だけど人懐っこく真面目でいじりやすい年下弁護士、さらにかつての恩人に憧れの人と年上も網羅。どこの乙女ゲーという状態である -- 名無しさん (2018-12-24 17:44:34)
- 姉がエロい -- 名無しさん (2018-12-24 18:20:24)
- なんでいつも脇役やねん、ヒロインやらせてあげろ -- 名無しさん (2022-04-18 17:11:32)
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