登録日:2011/07/08 Fri 15:51:00
更新日:2025/08/13 Wed 22:48:13NEW!
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Size Does Matter.
人類に打つ手は無い。
ゴ ジ ラ
GODZILLA
『GODZILLA』は1998年に公開されたアメリカの怪獣映画である。
当時、アメリカ版ゴジラとして注目を集めた。
ちなみに制作費は日本円換算で約190億円。平成VSシリーズなら15作作ってもお釣りが来るほどの金額である。
国内の観客動員数は360万人と、シリーズでも上位*1。
インフレーションを勘定するとエメリッヒ版の世界興収だけでファイナルウォーズまでの東宝のゴジラ作品の全部の日本での売り上げよりも稼いでおり、純粋な興行収入だけで見るなら単体で見てもレジェンダリー版よりも成功しているといえるレベルだったりする。
そう、稼げてはいたのだが……
2014年に公開された、レジェンダリー・ピクチャーズ製作のギャレス・エドワーズ監督作品の方はこちらを参照。
●目次
【あらすじ】
南太平洋で日本の漁船が襲われた。
調査した生物学者のタトプロスはタヒチで謎の足跡を発見、その後座礁したタンカーの穴や残された肉片から、タトプロスはフランスの核実験によって新種の生物が誕生したと考える。
そして、ニューヨークにその謎の生物が上陸。人類との戦いが始まる……。
【概要】
アメリカの映画会社トライスター社は、看板となるシリーズを求めてゴジラに注目していた。東宝との交渉の末に1990年代前半に権利を獲得、94年の公開を目指して企画が進められた。
監督はティム・バートン等が候補に上がり、後に『スピード』の監督となるゴジラ好きのヤン・デ・ボンに決定した。
ヤン・デ・ボンの案ではゴジラは日本のデザインをベースに、宇宙から来た怪獣グリフィンと戦うものだった。
北極で起きた原子炉の事故でゴジラが蘇ったり古代文明の作った対グリフィン兵器だったりちょっと[[ガメラ>ガメラシリーズ]]っぽい。
しかし、予算がかかり過ぎるため没となりヤン・デ・ボンも降板、その後『インデペンデンス・デイ』の監督であるローランド・エメリッヒが選ばれた。しかし、そのゴタゴタのため製作は延期された。*2
実際、エメリッヒは『GODZILLA』の制作中も隕石衝突映画の構想を温めていたが、結果的に『GODZILLA』に時間を取られ、マイケル・ベイに先を越される形で『アルマゲドン』が先に公開されたことを悔やんでいると語っている。
そのため、日本でも『ゴジラVSメカゴジラ』で一旦終了させる予定だったのを変更し、『ゴジラVSスペースゴジラ』が製作されている。
エメリッヒ監督は当初は断ったが、デザインを見て依頼を受けることにしたという。
エメリッヒは「大きなお腹のゴジラはやらない。トカゲのような姿にする」と提案し、それが断るための口実になると思っていたが、東宝側は「これはハリウッド版ゴジラ」として受け入れたため、結果的に監督を引き受けることになった。
監督は思い切って変えた方が本家に失礼に当たらないと考え、その大胆なデザインでそのまま製作したという。
また、本作ではCGを主体にスーツをサブに使用して撮影されている。監督としてはスーツは時代遅れとして使用したくなかったらしい。
結果完成、公開された作品は制作費を回収でき、興行はある程度成功したが、世界中のファンからの反応は芳しくなかった。
エメリッヒ自身も『GODZILLA』に対して複雑な感情を抱いており、オフィスには同作のプロップ(卵やモデルタクシーなど)が残っているものの、「本当はやりたくなかった」と語っている。
主にゴジラのキャラクター面での批判が多く、ゴールデンラズベリー賞(クソ映画に贈られる権威ある賞、ラジー賞とも)の最低リメイク部門1位に輝いたくらいである。
というかぶっちゃけ今作を不評たらしめている要因の9割は本家からかけ離れた(下記参照)ゴジラ像である。
ただし、ぶっちゃけラジー賞というのは選ばれたからといってどうということでもない(この映画を批判したスティーブン・スピルバーグの『ロスト・ワールド』や『ジュラシック・パークⅢ』だってノミネートされてる)。*3
実を言うと本来は続編の企画が存在し、意味深なラストもそれを狙っての物だったのだが、余りの不評の多さにお蔵入り。
エメリッヒは続編について「もし大ヒットしたら、2作目と3作目をまとめて撮る」と語っていたが、実現には至らなかった。
興行収入的には成功した本作だったが「続編で客を呼べるような人気は得ていない」と判断されたようだ。
当時のプロットは当時の関係者によって公開されており、1作目とは打って変わって強大になり、熱戦を吐けるようになったゴジラが再登場。
そしてゴジラと同じく核実験の影響で誕生した怪獣たちがいくつも出現したことで人類の環境破壊に対する警鐘を鳴らしながらも、ゴジラと怪獣たちの壮絶なバトルを繰り広げる……という「最初からこれを出しておけばゴジラファンも納得できたのでは?」というようなものだったらしいのだが……
ただし企画そのものが完全にお蔵入りになったわけではなく、後述する「ゴジラ・ザ・シリーズ」はこの設定を活用している。
一応「巨大モンスターパニック映画として見ればそれほど悪くもない」という感想も多い。
また、平成ゴジラのアンチからは、平成作品を貶すために持ち上げられる場合もあった。
不幸にしてそれがまた多くのゴジラファンからの評価を受けにくくしてしまった面もあるわけだが……
作品としてはアメリカではなくフランスの核実験で誕生した点や、登場する人物の多くがステレオタイプ、妙におかしい日本の漁船等の描写が評価を下げやすい要素にはなっている。*4
エメリッヒ版は一度もゴジラに対して核兵器の使用を検討しないという点があり、これを評価する声がある。
ただし「核攻撃を検討するまでもなく通常兵器で倒されただけ」でもあり、他のゴジラのように「ミサイルが利かない」となればおそらく展開も変わっただろう。
2014年、日本の初代ゴジラをハリウッドリメイクした新しい『GODZILLA ゴジラ』が公開され、こちらはある程度好意的に受け止められている。
なお、制作するにあたってこっちのスタッフは「今度は変な物作んなよ」と言われていたらしい。
が、2014年版が「普通のゴジラのバリエーションの一つ」であるのに対して、本作のゴジラは度々普通のゴジラとの共演を果たすという独特のポジションを築きつつある。(後述)
【登場人物】
『ゴジラ・ザ・シリーズ』だと見た目がけっこう変化しているメンバーもぼちぼちおり、初期デザインと完成版もけっこう異なる。
◆ニック・タトプロス
演:マシュー・ブロデリック(吹替:森川智之〈劇場版・ソフト版〉、高木渉〈テレビ版〉)
放射能が生物に与える影響を研究している科学者。主な研究対象は放射能汚染地域のミミズ。
その研究内容から軍に謎の生物の調査を依頼される。
いかにもなメガネ研究者。発音しづらい苗字らしく、よく呼び間違えられる。
後述の『ゴジラ・ザ・シリーズ』にも登場している。初期デザインは眼鏡を掛けていたが、完成版にて見た目・能力・性格がいきなり超人化した。
◆オードリー・ティモンズ
演:マリア・ピティロ(吹替:勝生真沙子〈劇場版・ソフト版〉、深見梨加〈テレビ版〉)
ニックの元恋人のジャーナリスト(の卵)。ゴジラ取材の過程でニックと再会する。
いかにもなオバカブロンドだが、やるときはやる。
続編の構想では結婚式当日にニックがフィリップに拉致されてゴジラを探しに行ってしまったため破局する展開だったが、
『シリーズ』ではニックの私生活の描写が少ないため空気だが交際を続けている。ただし、「お互いの結婚相手は仕事」と述べ、ドラグマに地球が支配されてしまった仮定未来では、メンデル以外のHEATが行方不明だったこともあり、別の男性と結婚してオーストラリアに移住していた。
◆フィリップ・ローシェ
演:ジャン・レノ(吹替:菅生隆之〈劇場版・ソフト版〉、銀河万丈〈テレビ版〉)
保険会社の社員を装ったフランス体外治安総局の諜報員。ニックに協力してゴジラ対策に乗り出す。
レオンではない。間違ってバックした。アメリカの食べ物が悉く口に合わない、ステレオタイプなフランス人。
『シリーズ』にてモニクの上司と判明。ゴジラとカメレオンのどちらを排除するか迷ったが、最終的にゴジラを信じる。
◆アレキサンダー・ヒックス
演:ケヴィン・ダン(吹替:小山武宏〈劇場版・ソフト版〉、谷口節〈テレビ版〉)
アメリカ軍のゴジラ対策の指揮を執る大佐。自身の保身を考える市長とは度々意見が衝突する。
ドラグマが繁殖してしまった仮定未来だとサイボーグになっている。
◆エバート市長
演:マイケル・ラーナー(吹替:青野武〈劇場版・ソフト版〉、石田太郎〈テレビ版〉)
自らの保身と次の選挙しか頭にない、小者なニューヨーク市長。
モデルはエメリッヒ監督作品に批判的な評論家のロジャー・エバート氏。
『シリーズ』だと出演も少ないが癖も少ない。続投している。
◆エルシー・チャップマン博士
ゴジラ調査の責任者の女性博士。
『シリーズ』ではメインキャラの一人。やはり別人化。特にニックへの好意は見せないが、オードリーいわく「あのお邪魔虫」。
メンデルとの恋愛については、メンデルの空回りが目立つがエルシーも別に嫌っているわけではないと思われる。
◆メンデル・クレイブン博士
エルシーに好意を持つ科学者。アレルギー持ち。
『シリーズ』ではマイルドな見た目と性格になっている。バイク型ロボット・ナイジェルやゴジラを呼び出すための通信機などメカの作成で活躍する。
ドラグマが跋扈した仮定未来では将軍化。というか、メンデル達がHEATに託したエネルギー銃が地球を救うのに一役買う。
【ゴジラ】
「アメゴジ」や「トラゴジ(「トラ」イスター版「ゴジ」ラ)」「ジラ(後述)」とも呼ばれる。
海外でも、「ジーノ(GINO、ゴジラなのは名前だけの奴(Godzilla Is Name Only.)の意味)」と、ゴジラとは区別されているらしい。
英語版Wikipediaでは後述の個体とまとめて「Zilla (TriStar Godzilla)」の名で単独項目が立っている。
せめて二代目だけでいいからGODを返してあげてください。
ポリネシア近海で行われたフランスの核実験により誕生した怪獣。
ノベライズ版では、イグアナと思われる爬虫類を中心に様々な生物の遺伝子が混ざっているという設定がある。
姿形は日本のゴジラよりは当時のティラノサウルスの予想図に近く、尻尾を地面に着けない前傾姿勢で肌も爬虫類に近い。小説版では、ジャンプの際に背びれを「羽ばたかせて」いる。
また主食はマグロ等の海産物である。
熱線は吐かないが、強力な心肺機能による暴風か衝撃波かと見まがう“息”(ノベライズでは「パワー・ブレス」と呼ばれた)を吐き(これは、初代ゴジラの白熱光の原案に非常に近い原理である)、時速480kmの俊足が最大の武器。
変温動物なので体温が低く、市街地では赤外線誘導ミサイルに感知されない。
ヘリコプターの追撃に待ち伏せや先回りで対抗したり、軍が仕掛けた罠に勘付く、潜水艦の魚雷攻撃を器用にかわす等、外見に似合わず高い知性を持つ。
また、日本のゴジラと違い機関銃で出血し、ミサイルで絶命する、単性生殖で卵を大量に生む、師団に砲撃されて逃走するという特徴もあるが、一方で、あの細い腕と手の形状で地中移動を可能としたり、原潜の魚雷の直撃から回復したり、軍用ヘリを噛み砕いて口の中で爆発させても平気である。そもそも、ゴジラに使われたミサイル自体が相当の代物*5だし、それらを12発食らっても肉体そのものが貫通されたわけではない。
フィギュアなどの彩色とビルを背景に腰を落とした有名な写真の色がかなり違うが、
これはカメレオンのような体色変化の設定があるためらしい。
全体的に「一個の生物」としての側面が強調されており、食事や営巣、繁殖などの要素がはっきり描写されている。
打たれ弱く見えるが、前述するように生物として進化の途上にある。生き延びた子供が、熱線を会得するなどパワーアップして逆襲する続編が予定されていた(ちなみに、2作目でのメインの敵怪獣の名前は「クイーン・ビッチ」という、まるで後年のスラターンを思わせるようなパンチの利いたものであった)。
実写のシリーズ化は本作の不評により計画倒れに終わったが、この設定からアニメ『ゴジラ・ザ・シリーズ』が制作された。
劇中でも市長がぶっちゃけているが、ゴジラ自身より米軍のほうが多くの建物を壊していたりする。
以上の特徴から本家とは大幅に違い、はっきり言ってゴジラと言われなければ気付く人はいないだろう。鳴き声はどうなんだって?聞くな…。
『シリーズ』では上記の企画同様に熱線を吐く。熱線が揺れ動いたり、背鰭が順番に発光する描写は『GODZILLA ゴジラ』との繋がりも感じさせる。
【日本の作品での扱い】
『ゴジラ2000 ミレニアム』の敵怪獣であるオルガのモチーフとなっている。
『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』ではアメリカに現れた怪獣をアメリカの学者はゴジラと名付けたが日本の学者は否定しているというメタネタがある。
『ゴジラ FINAL WARS』には本作のゴジラに似た「ジラ」という怪獣が登場した(各種資料でもあくまでそっくりさん扱いで、同種とは明言していない)。
名前は「GODZILLA」から「GOD」を抜いて「ZILLA」。
作中ではオーストラリアにてゴジラに立ち向かうもあっさり瞬殺された。
「やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな……。次!」というX星人統制官(演:北村一輝)のセリフに劇場では爆笑と喝采が巻き起こったとか。
海外のゴジラファンからもこのシーンは概ね肯定的に受け入れられており、とある映画トレイラーチャンネルでも「本物が偽物を退治した」と大いにネタにしていた。
さらに2019年の「キング・オブ・モンスターズ」の監督であるマイケル・ドハティ氏も、「偽物であるジラをぶっ飛ばしてくれるからファイナルウォーズが好き」と某雑誌のインタビューにて答えていたた。同様に2021年の「ゴジラvsコング」の監督であるアダム・ウィンガード氏もエメリッヒ版を嫌いだと公言している。
同作のオーディオコメンタリーによると北村龍平監督曰く「エメちゃん(エメリッヒ監督)へのメッセージ」らしい。
一方で元ネタのエメリッヒ版を愛好するファンの中には不快感を表明する人も少なくなく、「海外ファンからは賞賛され、当の日本のファンからは否定的な声が上がる」という皮肉な逆転現象も起こっている。
特に『FINAL WARS』の出来栄えに不満を抱いているファンからは「一種のヘイト創作であり、本家がやることじゃない」*6「他所様の映画を腐してる場合か」と手厳しい声が相次いだ。
また、「マグロ食ってる」と揶揄されたシーンに関しても、ネタバレになるので詳細は伏せるがゴジラはある目的で魚を咥えて運んでいただけであり、元の作品の内容を正しく理解していない点も批判の対象となった。
更に昭和ゴジラもマグロを喰っていたり第五福竜丸もマグロ漁船であり、第五福竜丸事件と初代ゴジラへの侮辱とも取れるという批判も存在するが、そもそも初代ゴジラがマグロを喰っていた描写は無く、第五福竜丸に関してもあまりにも回りくどく、こじつけと捉えられても仕方ない。*7
いずれにせよこの「マグロ発言」を不快に思うファンも少なくないので、ネタにする際は十分配慮した方が賢明だろう。
まあ今回はミサイルではなくほとんどの怪獣を一撃のもとに倒しているゴジラに倒されただけなので別に格が下がったわけではないだろう。
むしろ大都市シドニーで暴れまわり人々を恐怖させ*8、唯一作中で直接人間を捕食したと思われるシーンがある。このあたりはパニック映画としては本家(?)の面目躍如。
ゴジラと対決時は、ロックバンド「SUM41」の「We're All To Blame」が挿入歌として流れる。
また、ゴジラの一撃目を避けつつも飛び掛かり、極め付けには人里離れた大自然での戦いが多い本作では珍しく、シドニーの象徴オペラハウスに叩きつけられて諸共に熱戦で粉砕という、怪獣映画のお約束であるランドマーク破壊役までも担っており、こうして熱線を食らって派手に爆死した分、ポイ捨てされたクモンガや無視されたカマキラスよりはマシともいえる。
玩具も他の怪獣と違い、上映から一年後に食玩が出ただけとかなり冷遇されていた。
その後、『FINAL WARS』上映から20周年となる2024年にゴジラ・ストア限定でソフビが発売された。
『GODZILLA 怪獣黙示録』でも、ジラが登場。
ルーアン近郊に現れゴジラと誤認されメーサー砲とレールガンの一斉掃射で討伐され世界中をぬか喜びさせた。
この様に耐久面ではあっさりしているものの、単為生殖による繁殖力と知能の高さを活かし、フランスでゴジラの被害を免れたはずの都市複数を占拠していた。
幼体を囮にした集団戦術を駆使する、卵一つでも残ればすぐに増殖するなどの特性から、完全な駆除はどの怪獣よりも困難だったとされている(ついに討伐できなかったゴジラを除けば、だが)。
ゴジラとの関係は近似種や無関係など諸説入り乱れているが、結論は出ていないらしい。
【ゴジラ・ザ・シリーズ】
アメリカではその後続編であるアニメ作品『ゴジラ・ザ・シリーズ』が製作された。
主役は引き続きニックで、本作の最後から直接繋がっている。というか、予定されていた実写の続編の設定を活かされたのだ。
アニメ『ガーゴイルズ』のスタッフも集まっており、その影響も見られる。また、ハンナ・バーベラ版へのリスペクトとも取れるような部分も目立つ。
本作のゴジラは一体目のゴジラの末裔であり、生まれた直後に見たニックを刷り込みで親と思い、彼になついている。
また、突然変異で生殖能力はなく、皮膚は強靭で火炎を吐けると能力は日本のゴジラに近くなった。
作中ではニックが組んだ超常現象調査チームの危機に現れ数多の怪獣と戦った。
こちらでは「怪事件発生→超常現象調査チームが出動→事件原因の怪獣に対して調査・対策を練る→怪獣が暴れだし、ゴジラ登場→チームとの共闘で怪獣撃破」と、ウルトラマン他の特撮ヒーローと同じ扱いになっている。
対戦相手も宇宙人や既存の生物の巨大化、さらには前作で死んだ親ゴジラをサイボーク化したアメリカ版機龍ことサイバーゴジラ、リドサウルスへのオマージュであるゴジラの嫁コモディスラックス、キングコングとメカニコングへのオマージュであるロボイェティ、様々な日本の怪獣へのオマージュなどバラエティに富んでいる。
結果的には没になったが、ガイガンやバラゴン等の登場も検討されていた(後述)。
スタッフにヲタがいるとしか思えないほどやたらと日本特撮へのリスペクトやオマージュが多く、設定も細かくなっている。ゴジラファンからもかなり好意的な評価を受けており、こちらのゴジラに対してはその奮闘っぷりと合わせ決して「マグロ食ってるようなダメな奴」とは呼べない立派な正義の大怪獣である。
……が、日本ではCS放送がされたぐらいで非常にマイナーな存在。
ちなみに、日本に上陸するエピソードもあるのだが、こちらのゴジラに対してもゴジラと呼ぶことを否定する日本人が描かれている・・・。*9
【アメコミ】
アメコミでは、『ルーラーズ・オブ・アース』シリーズや『オブリビオン』にも登場。東宝怪獣の一員として扱われており、怪獣軍団にも無事に迎え入れられた。
『ルーラーズ・オブ・アース』ではオーストラリアミズトカゲの怪獣であり、体色等も異なる。パワーブレスや火炎の類は吐かないが、日本発のゴジラの皮膚を貫通する爪や強靭な皮膚など、身体能力が上昇している。日本発のゴジラには劣勢だったが、決着はつかなかった。その後、怪獣島になかなか上陸しなかったが、ジェットジャガーを助けたり、日本発のゴジラ達へ飛び入りで助太刀に来たりた。その際も、敵の怪獣軍団に対して一騎当千のごとき戦果を挙げている。バランと協力してラスボスに挑んだが敗退した。その後、無事に仲間入りした。
『オブリビオン』では、他の東宝怪獣達と共に異次元のポータルから出現した。
【その他】
- 本作の影響で、『キングコング』(2005年)や『クローバーフィールド』が先送りになったという噂はデマである。
前者の企画が一度は躓いたのは本作公開前の1997年のことであり、ピーター・ジャクソンは一度『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの制作のために企画を一度離れていた。
後者に関しては、そもそもJ・J・エイブラムスが2006年に『ミッション・インポッシブルIII』のプレミアのための来日中にゴジラのフィギュアを目にしたのが企画の発端である。
- ディーン・デヴリンの「本当はリドサウルスのリメイクを作りたかったけど、ゴジラのネームバリューを利用した」という発言についても、この発言自体を海外の熱心なエメゴジファンですら殆ど知らず(この発言の存在を裏付ける海外のソースも発見されていない)(←もしソースをお持ちならご紹介願います)*10、
そもそもヤン・デ・ボン版は1994年の公開を目指していたこと、エメリッヒやデヴリンはヤン・デ・ボンたちが降板してから起用されたこと、ヤン・デ・ボン時代にデザインされていたゴジラ(通称デルガドザウルス)はより東宝版に近い見た目であったことから、デヴリンの発言の内容の前提条件が成立しない。
これらのことから、仮にこの発言が実在していたとしても、炎上の責任を一手に負わされたことに関して、東宝に対する皮肉なのではないか?という説も出ている。*11 - この発言の唯一に近い日本語のソースは映画雑誌の記事であるが、この記事はインタビューではなく過去の発言の要約といったものであり、
では英語にソースがあるかといえばThe Angry Video Game Nerdのレビューをはじめとしてこの映画への皮肉の定番となってはいるが、「デヴリンの発言」としているものはない*12。
そのため日本の映画雑誌の誤訳の恐れがかなり高い。当件に限らず、日本の映画のパンフレットや雑誌などには当てにならないような情報が掲載されていることがあり、誤解を生むこともある。*13*14 - そもそも、ディーン自身はゴジラの大ファンであり、2018年に反省文を公開、要約すると「ゴジラのファンである自分とそうでないエメリッヒの情熱のズレが一番の問題であった」としている。
- エメリッヒはインタビューで「自分はスーパーヒーロー映画にも興味がない」と語っており、ジャンルへのこだわりが強く、ゴジラに対しても「自分なりのやり方でやる」としていた。これがファンとの温度差を生んだ一因とも言える。
- 傍証として、本作の公開された1998年には『原子怪獣現わる』と同じハリーハウゼンの映画『猿人ジョー・ヤング』のリメイク『マイティ・ジョー』が公開されており、「ハリーハウゼンのリメイクじゃ資金が出ない。だから『ゴジラ』のリメイクだってことにした」の前段が成立しない。
- ハリーハウゼンはインタビューで日本のゴジラを嫌っていて「パクリ」だと公言しているが、東宝は初代ゴジラに携わったスタッフが作った怪獣アゴンをゴジラのパクリだと訴えようとした経歴もあるので、もはや何が何だか・・・。*15
- ハリーハウゼンは生前非常にゴジラを嫌っていたエピソードが残っており、類似性だけでなく、愛するキングコング*16の生みの親であり敬愛するウィリス・オブライエンがキングコング対ゴジラの件で東宝を訴えようとしていたが資金不足で諦め、失意のまま亡くなってしまった(オブライエン夫人は、夫の寿命が縮んだのは恨みのため、と述べている)こと、東宝がキングコングの使用権の残りで作ったキングコングの逆襲は、ゴロザウルスや他の怪獣が、ハリーハウゼンの作品「恐竜100万年」の登場生物と類似性が見られ(「恐竜100万年」のアロサウルスもゴロザウルスも「アロサウルスの子孫」という設定であり、類人猿/猿人や大蛇も両方に登場する)、そもそも「恐竜100万年」はキングコングの逆襲の前年の作品であり、キングコングに関連するからハリーハウゼンをかなり刺激した可能性もある。
- 本作品にもアニメシリーズにも、東宝怪獣は一切出演できなかったが、これはヤン・デ・ボン時代に東宝側とトラブルがあったためらしく、*17エメリッヒチームはその煽りを喰らってしまったことになる。
エメリッヒは『GODZILLA』の制作に際し、東宝から「これはハリウッド版ゴジラ」として認められたことで、従来のデザインとは大きく異なるトカゲ型のゴジラを採用した。東宝は「本家の太ったゴジラは今後も続ける」として、両者の共存を図った。
ちなみに、当時東宝からの貸し出しの予定があったのは、後年の「モンスターバース」シリーズで登場したモスラ・ラドン・キングギドラだったとか。 - アニメにも例えばアンギラス・ラドン・バラゴン・マンダ・モゲラ・ガバラ・ガイガン・メガロの登場が予定されていたが、全てダメになった(OPには一部登場している)。
- ヤン・デ・ボン版の設定はエメリッヒ版にもギャレス版にも受け継がれていると思わしき部分がある。皮肉なことに、後者の方の「アルファ・プレデター」という設定は、実は前者の予定されていた続編の設定の方にむしろ当てはまる。また、クイーン・ビッチの生態とプロットがギャレス版のMUTOとプロットに影響を与えた可能性も指摘されている。
- ヤン・デ・ボン版の設定では古代人の遺した生物兵器であるという設定があり、これは後の平成ガメラにも通じるものがある(国内外のオリジナルゴジラを参照)。皮肉なことに、2014年および2019年のレジェンダリー版ゴジラは平成ガメラとの類似点が指摘されている。……無限ループ?
「やっぱ追記・修正ばっかりしてるようなのはダメだな……次!」
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- 動画でシネマサカーこと、AVGNのレビューのゴジラレビュー(ゴジラソン)見てみたけど、他のゴジラ映画の批評も含めて一般的な特撮ファンの意見と一致しててワロタ。
パニック映画としてなら見れるが怪獣映画としては糞だってのは世界共通なのね。 -- 名無しさん (2013-06-07 21:49:57)
- FWでジラが一撃でやられたシーンは向こうでも人気らしいからね。 -- 名無しさん (2013-06-07 22:33:40)
- ザ・シリーズのソフト化してくれないかなあ…そうすれば、本家wikiみたくうろ覚えで記事書くようなのも出なくなるだろうし -- 名無しさん (2013-06-09 17:46:49)
- たしか、東宝に権利が戻る前までは第二作と三作の予定がマジであって、プロットも決まってたらしい。読んだ事あるが、日本のとは違い感動系で良かった。映画のゴジラが弱いのも、進化の途中という設定で、続編ではしっかり火を吐いたり虫型怪獣達相手に無双してた。 -- tgptj (2013-07-31 16:06:47)
- ゴジラVS宇宙怪獣グリフィン・・・いいな、そっちの方が見たかったぞ! -- 名無しさん (2013-08-15 22:04:12)
- しかしアニメのほうはすごく面白そうだな…CSで放送してくれないかねえ -- 名無しさん (2013-08-15 22:05:10)
- アニメの方は火も吐くんだっけか? -- 名無しさん (2013-08-15 22:06:44)
- 正直、親ゴジラより人間サイズの子ゴジラの方が見てて驚異に感じた -- 名無しさん (2013-08-15 23:19:14)
- ↑ジュラシック・パークとかもだけど、超デカくて超強そうな奴よりも小柄でフットワーク軽い奴の方が恐怖を身近に感じさせてくれるよね -- 名無しさん (2013-10-12 23:44:50)
- 続編のPV観たけど少しは本家に近付いた気がする… でもマグロ喰ってそうww -- 名無しさん (2014-01-05 13:52:52)
- 地上波放送もされてたぞ。 -- 名無しさん (2014-01-05 14:01:22)
- 「原子怪獣現る」のリメイクだと金が集まらないから「ゴジラ」のリメイクという事にした…というデブリンの発言を見た時は腸が煮えくり返った -- 名無しさん (2014-01-13 15:46:32)
- 2014年版には期待してる -- 名無しさん (2014-03-02 19:29:55)
- 個人的には好きなんだがな…。 -- jmt (2014-03-04 00:43:51)
- 怪獣としてではなく血の通った生き物として描写されてたのでなんだかんだで嫌いじゃない -- 名無しさん (2014-04-13 21:44:54)
- 初代ゴジラも放射能含んだ息吐いてるだけで熱線吐いてるんではなかったような -- 名無しさん (2014-04-24 12:22:55)
- 今回の映画があって、どうせこのゴジラを叩きに来る奴らが大勢いるんだろうな。 -- wp (2014-05-15 02:54:28)
- モンスターバニック映画としては結構好きだが、ゴジラとしては見れない -- 名無しさん (2014-05-15 09:48:33)
- ズームイン朝で「これがエメリッヒ版ゴジラだ」って紹介してたな -- 名無しさん (2014-06-18 19:27:18)
- 卵が割れるラストだが・・・あいつらの出番は永久に無いだろう。ジャン・レノがでたのはうれしかったけどさ。 -- 名無しさん (2014-06-18 19:39:34)
- それでもアメリカでは人気があったらしく「ゴジラ』という名のカクテルがでた。「リキュールとカクテルの事典」(成美堂出版)に掲載されている。 -- 名無しさん (2014-06-18 19:41:16)
- ↑3 あいつ正義の味方やってるよ -- 名無しさん (2014-06-18 19:54:27)
- 怪獣な日本ゴジラも好きだが、こっちのゴジラも好きなんだ。こう、地に足ついた生きてる生き物的な描写がたまらん -- 名無しさん (2014-06-18 19:59:12)
- 小さいころ初めてゴジラとして見た時は「ゴジラがミサイルなんかに負けた!」ってショックだったなぁ。ジュラシックパーク3でティラノがスピノに負けた時と同じ気分になった。 -- 名無しさん (2014-06-18 21:21:49)
- アニメ見てたよ、特撮ネタ全然知らなくてもオマージュで溢れてるのが分かった -- 名無しさん (2014-07-06 14:34:17)
- 怪獣の生態を考証して、そこから対策を導き出すってのはウルトラQっぽくて結構好きなんだけどね(でもミサイルはどうかと)。アニメだと、もろそんな路線だったし -- 名無しさん (2014-07-06 17:21:37)
- エメリッヒの「原始怪獣あらわるリメイクしたかったけど予算降りなかったからゴジラの名前借りて作った」発言で擁護する気が完全に失せた -- 名無しさん (2014-07-06 18:07:53)
- ↑俺もそれでゴジラ映画として見なすのは無理だと悟ったわ。そもそもゴジラとして作られてないものじゃな -- 名無しさん (2014-07-12 17:14:43)
- 好きな部類だけど「ゴジラ」とは別の怪獣パニック映画だと思ってる。 -- 名無しさん (2014-07-23 10:33:22)
- 今度のゴジラは、これよりは期待できそうだが。 -- 名無しさん (2014-07-23 11:17:32)
- 最新技術で復活したゴジラ 早く観たいぜ -- 名無しさん (2014-07-23 12:58:06)
- 造形は普通に好きなんだけどなぁ…スマートでスタイリッシュでかっこいいし。ゴジラではないけどw -- 名無しさん (2014-07-23 13:34:02)
- 前に訪れたデパートで歴代ゴジラのポスターが飾られていたけれどこの映画だけ何故か飾られてなかったな… -- 名無しさん (2014-07-23 15:51:33)
- ゴジラファン「ゴジラじゃない」東宝「ゴジラじゃない」エメリッヒ「ゴジラとして作ってない」結論:ゴジラじゃない -- 名無しさん (2014-07-23 17:20:37)
- まあ、エメリッヒさんらしい作風だよな。フルCGでダイナミックな存在感の怪物を見せつける。そして王道的(悪くいやお決まり)な展開…。監督のファンだから悪口はあまり言えないけど、これが「ゴジラ」ってのはね…。 -- 名無しさん (2014-07-23 17:32:35)
- 遂にザ・シリーズのDVD化がされたそうな。…日本でも発売されるかな? -- 名無しさん (2014-07-23 17:34:50)
- ↑3 アニメじゃないって言ってるアニメOPもあるし(震え声) -- 名無しさん (2014-07-23 17:36:49)
- ↑3 -- 名無しさん (2014-07-27 08:22:18)
- ↑ミスった ↑4むしろこの作品と登場モンスターを「ゴジラ」と扱う方が、監督にとってはこれ以上無い悪口なんじゃないか?エメリッヒ本人はゴジラじゃなくて原子怪獣現るのリメイクとして作っているんだから、コレをゴジラ扱いするってことはつまり「こんな作品が原始怪獣現るとかwwwバロスwww」っていわれてるようなもんだと思うんだ、監督にとっては。コレってすっげー屈辱的なことなんじゃないか?(ゴジラ自体に原始怪獣あらわるのオマージュ要素があるとはいえ、両者は完全に別作品なんだし) -- 名無しさん (2014-07-27 08:29:11)
- タイトルはゴジラなんだからゴジラのリメイクとして作るべきだったんだよ。エメリッヒに肩入れし過ぎだ -- 名無しさん (2014-07-27 08:47:44)
- ↑↑監督としては作りたいもん作ったからその辺はどうでもいいと思う -- 名無しさん (2014-07-27 09:19:44)
- AVGNが「スパイダーマンは糸を撃つ、ゴジラは火を吐く、(火を吐かない)これはゴジラじゃねえ」と評したのは笑った -- 名無しさん (2014-07-27 09:46:29)
- ゴジラって要するに生き物の形の天災と同じだからな、そりゃミサイルでどうにかされたら文句も出るさ -- 名無しさん (2014-07-27 11:05:37)
- 交代した監督がこんだけ適当でデザインもかけ離れてたら却下されるだろうと案を出したらゴーサインがでたらしいが、それが事実なら一番の問題は会社側の気もする。 -- 名無しさん (2014-07-29 11:53:33)
- 2014はそこそこ面白かったわ。原典へのリスペクト感じられたし。 -- 名無しさん (2014-07-29 12:35:55)
- 自分はゴジラあまり知らない頃に見たからそうでもなかったけど、古参ファンから見たら違和感ありまくりだったのね -- 名無しさん (2014-08-06 09:49:56)
- 「ゴジラ・ザ・シリーズ」のゴジラは、怪獣ゴジラとして頑張ってるんだけどね…… -- 名無しさん (2014-08-06 10:02:30)
- ぶっちゃけ『ゴジラとして作ってない』というのは恥の上塗り・みみっちい言い逃れでしかないな。『羊頭狗肉』って故事成語を教えてやりたい。 -- 名無しさん (2014-08-06 10:57:19)
- 2014版GODZILLAの項目も作って欲しいな(他人任せ -- 名無しさん (2014-08-06 11:12:37)
- 極端な話ゴジラシリーズってのは「ゴジラらしさ」なんてもんにこだわらなくても、シェーやろうが吹き出しで会話しようがブサイク息子が出ようが夢オチにしようがタイムパラドックスやら超能力やろうが怨念設定持ち出そうがジェットジャガーだろうが、とりあえずゴジラとしては認められるし一定の人気は出てるフリーダムな作品なんだよ。それにもかかわらず世界公開見た人が一斉に「これはゴジラじゃねえだろ」ってツッコむような作品作れるってのは中々スゴイ。 -- 名無しさん (2014-08-07 22:54:08)
- なんだかんだでエメゴジは「被害者」として描かれているから好き。VSシリーズもその面はあったし -- 名無しさん (2014-08-12 13:49:37)
- おやおや、2014ゴジラを認めたくないから今度はこちらを褒めるか -- 名無しさん (2014-08-12 13:56:10)
- 2014年版の監督はインタビュアーにしょっちゅう本作を叩くよう誘導されてた気が。それに乗らず「エメリッヒは友人SA!」と返したあたり大人だなと思った。 -- 名無しさん (2014-08-12 14:25:33)
- 逃げるゴジラ相手にどこからともかくわらわらものすごい数ヘリが!とか、米軍の頑張り具合は嫌いじゃないんだけどやっぱ地味 -- 名無しさん (2014-08-20 21:10:08)
- アニメ版日本語訳してほしい…英語勉強しようかな -- 名無しさん (2014-08-24 14:40:44)
- 元々卵の捜索作戦がヒロインのせいで台無しになったというのに関係を戻すパトプロス博士はぐう聖…あれ、テトプロス博士だっけ(痴呆) -- 名無しさん (2014-09-08 17:04:24)
- 内容薄いのに無駄に上映時間が長くて苦痛だった。 -- 名無しさん (2014-09-13 18:09:16)
- ヒロインがクズなのとこれT-REXじゃねーかということしか覚えてないな -- 名無しさん (2014-09-13 18:24:54)
- 監督の「別物の方が本家に失礼でなくなるからいいか」ってのは、ある意味では正しい判断でもあったんだろうかな。面白いけどゴジラではなかった…でも今だからこそ2014年版のゴジラとも共闘してみてもいいんじゃないかと -- 名無しさん (2014-09-22 01:46:25)
- ↑アニメに出てきた息子さんや、ファイナルウォーズに出てきた個体(地球人の手で倒されてなかったってことはそれなりにタフネスなのでは。あと火炎攻撃できるらしい)のように「素早いし結構タフ」ならいい感じになるかも -- 名無しさん (2014-09-23 07:40:23)
- 確か、版権を買う際にアメリカ側の契約内容にて「日本側は、今後一切ゴジラ映画を作らない」という無茶があったらしいが・・・ -- 名無しさん (2014-09-30 20:25:39)
- ↑ハッキリ言って何様だよコイツらってレベル -- 名無しさん (2014-10-01 12:41:52)
- せめて芹沢博士と山根博士に相当するキャラがいればなぁ… -- 名無しさん (2014-10-03 18:36:51)
- コイツ持ち出してゴジラ本編の怪獣ディスる奴がウザい。何でミサイルでくたばる奴がエビラより強いんだよ -- 名無しさん (2014-11-04 01:13:39)
- 「人類に打つ手はない 」このキャッチ考えたやつダメすぎるだろ。 -- 名無しさん (2014-11-05 13:06:09)
- 人類に打つ手はない→ミサイルで死ぬ サイズがものをいう→本家より小さい -- 名無しさん (2014-11-24 06:18:37)
- ↑流石に通常兵器で逝くのはなぁ…ゴジラの条件満たしてないし -- 名無しさん (2014-11-25 00:19:37)
- 叩かれる時に当時の日本ゴジラより云々という擁護はよくあるが、人間パートはチャンピオン祭りとかFWより酷いような(主にヒロインのせい) -- 名無しさん (2014-11-25 16:40:58)
- 正直何がしたいのか全くわからなかった。「原子怪獣現る」のリメイクのつもりで作った?じゃああのラプトルもどきはなんだ。アメリカ万歳映画にしてはラストに爽快感がないし、本当何のつもりで作ったんだこの映画。 -- 名無しさん (2014-11-28 18:45:48)
- ギャレゴジは出番あんま無いから作品としてはこっちのが好きだわ -- 名無しさん (2014-12-13 23:38:31)
- ↑こっちは質より量、2014は量より質、って感じだな -- 名無しさん (2015-05-08 23:02:10)
- こいつのせいで評判がどれだけよくても作ったのがローランド・エメリッヒと聞いた途端見る気が失せるようになってしまった。 -- 名無しさん (2015-08-22 23:06:07)
- ミサイルで倒すにしてもせめて架空の新型ミサイルで倒せと言いたい -- 名無しさん (2015-09-11 00:37:36)
- ジラジュニア、強い強いといわれてるけどクソ弱いよ -- 名無しさん (2015-09-29 18:24:07)
- マグロ食ってるやつは?の下りってキャラヘイトに入りますか? -- 名無しさん (2015-10-25 09:46:58)
- 白目ゴジラさん「逢 い た か っ た ぜ 」 -- 名無しさん (2015-11-22 12:53:44)
- アニメ版のDVDボックスが発売されたそうだけど、国内版はまだですか? -- 名無しさん (2015-11-22 13:27:56)
- 他人の褌を使って、やったもん勝ちみたいな雰囲気を出してるのが気に入らない -- (2016-02-21 15:11:13)
- 小説ではタトプロスはタトポロスとも言われ、何度もいい間違えられていた。これをレビューしたNCも何度もネタにしていた。さらに「大量の魚ですね」という迷台詞もありNCは笑いを狙った台詞か?と考察していたが全く理解不能で答えが出なかったとのこと。 -- 名無しさん (2016-03-25 13:34:36)
- ギャレゴジも作品の出来としては?な感じだったし、いい加減こっちを出汁にして盛り上がるのやめてほしい。 -- 名無しさん (2016-04-12 22:58:46)
- アニメ版は日本の怪獣映画に対するリスペクトや愛情が物凄い感じ取れるんだけどなあ。良いから早く日本語版DVD出せよ -- 名無しさん (2016-04-23 19:49:13)
- 巣を爆撃したら親ジラが出現したシーンを「爆発で子ジラが合体した」と思ってる人と会って絶句したことがある -- 名無しさん (2016-05-16 22:31:23)
- 体温が低くてミサイルが誘導されないって設定何だか好き。作品的にこれはこれでアリって割り切れる。 -- 名無しさん (2016-05-18 14:14:54)
- ゴジラ二世 -- 名無しさん (2017-04-13 20:06:44)
- マグロ食ってるようなのはダメだな(エメゴジ)→放射能食ってるようなのは違うな(ギャレゴジ)→霞食ってるようなのはヤバいな(シンゴジ) の三段コンボ考えた人は天才だと思う -- 名無しさん (2017-04-13 20:23:06)
- 「その力、悪魔(シンゴジ)か、神(ギャレゴジ)か。」 トカゲ?つまらなすぎて狂っちまいそうだ -- 名無しさん (2017-04-13 21:16:18)
- こいつのデザインは割と好きなんだが、現在まで出てる入手しやすいフィギュアはみんな何と無く頭が大きい気がするんだよな。個人的にはザ・シリーズのゴジラみたいな若干頭が小さくて日本のゴジラに近いデザインが欲しいのだが、ザ・シリーズのフィギュアでも相変わらず頭が大きい…NECAあたりの良デザインフィギュアが出ないだろうか… -- 名無しさん (2017-04-29 21:12:16)
- ヒロインはジャンレノ。オバカブロンド?あれはただの足手まとい要員です。 -- 名無しさん (2017-05-20 01:38:08)
- 本家と戦ったら無限増殖による飽和攻撃で嬲り殺される -- 名無しさん (2017-05-20 02:23:24)
- 普通に好きなんだが評価が悪すぎて泣く ゴジラもシリーズかなりあるんだから、たまにこういうのがあってもいいと思うんだかなぁ。 -- 名無しさん (2017-05-20 03:26:18)
- 『原子怪獣現る』のリメイクとしてならよく出来てる。シンゴジの後、なんかの雑誌で「ガメラは色々とアレンジが利く(ブレス→火球とか)けど、ゴジラは骨子になる要素を一つ変えただけでゴジラとして認識できなくなる」って言われてたな -- 名無しさん (2017-08-27 12:21:43)
- 日本のゴジラがパワーなのに対し、この作品のゴジラはスピードに優れていると思う。 -- 名無しさん (2017-08-29 10:53:17)
- 単純に人類の脅威としてみれば、撃退されてるとはいえ結構なものではあるはず。どういう流れかは全然覚えてないけど、すごい数の幼体がいたりしたよね? -- 名無しさん (2017-08-29 11:41:42)
- 『ゴジラ 怪獣黙示録』ではジラが簡単に倒せて人類をヌカ喜びさせたゴジラのパチモンとして登場……嘘は言ってない。実際はすさまじい繁殖力と高い知能を持ち、核兵器で街ごと焼き払うことまで検討されるほどのやはり脅威の大怪獣だった。また、ゴロザウルスがこいつの上位種のような存在として描かれている -- 名無しさん (2017-11-06 22:36:32)
- ↑2 幼体が全部とはいかないまでも20頭ばかり巣立っていたら本気で「人類に打つ手はない」になりかねない程度のヤバさはあったろうな -- 名無しさん (2017-11-06 22:57:00)
- 東宝としてはもはや完全に「ジラ」という別怪獣として定着させるつもりなのかな。「ゴジラのパチモン」と言われ続けるよりかはいいのか、ゴジラと認められない悲劇なのか・・・・・ -- 名無しさん (2017-11-13 20:53:25)
- ↑ギャレゴジ出ちまったし今更って感じだよね。ギャレゴジすらマニア層には「やっぱり日本製こそが本物」と思われちゃってるんだからジラの立つ瀬がない。 -- 名無しさん (2017-11-15 02:55:15)
- 本来なら共演があり得ないはずのゴジラと共演できるのはおいしいポジションと思うべきなのか…… -- 名無しさん (2017-11-15 06:53:06)
- 怪獣黙示録では「ゴジラがたかがメーサー砲とレールガンの一斉射撃で死ぬのか?」、GMKの「学者は別種と否定」、バラゴンがゴジラと誤解される展開を思わせるなどネタ要素満載。誤報を流した戦車隊ハルカ・ヤシロはある人物の母となる。 -- 名無しさん (2017-11-23 11:11:01)
- ジラ表記としてはミニバトルGゴジラ超決戦でミニソフビも発売していた。また怪獣黙示録ではノベライズとしては19年ぶりに活躍、ジラという名前では初登場となる。 -- 名無しさん (2017-11-23 14:10:02)
- たまに見たくなるけど置いてなくて困る。買うほどかというとそうでもないし。 -- 名無しさん (2017-11-24 19:57:04)
- SF怪獣映画としては結構面白いんだよね。失敗点は「ゴジラを名乗ったこと」 -- 名無しさん (2017-12-05 17:58:17)
- ↑内容も吟味してくとジュラシックパークやらのパクりばっかりってのもね。ただ、ギャレゴジよりもエンタメしてたと言ってくれる人も出てきたり。 -- 名無しさん (2017-12-05 18:15:43)
- ゴジラザの二世は前作の親と戦うから何とも言えない辛さがある -- 名無しさん (2017-12-06 11:45:20)
- ↑3 しかし、ゴジラを名乗らなければ。ただのマイナー怪獣映画で終わっていただろう。紛い物として嫌われ、笑いものにされても、一周回って別物として愛されるようになったのはある意味幸運かもしれない。パチモンだからいくらでも馬鹿にしてもいいという風潮がある一方で、擁護する側は不憫だからと過大評価してしまう風潮が多少あるのも否めない -- 名無しさん (2017-12-06 12:23:53)
- 別世界線とはいえ「耐久力はさほどないけど繁殖力が凄まじい上に頭脳プレーまでしてくるから核でもなきゃ殲滅は無理ゲー」って評価が出ただけ面目躍如じゃね? まぁあくまでジラとしての評価でゴジラとしての評価ではないけど…… -- 名無しさん (2017-12-11 17:38:41)
- こいつはゴジラよりしょぼかったんじゃない。ただ脅威の方向性が違うんだ。怪獣黙示録読んで分かった -- 名無しさん (2017-12-11 18:16:12)
- 怪獣黙示録でのジラの狩りの仕方、現実でもティラノサウルスの狩りの方法として挙げられている説と同じなんだよね -- 名無しさん (2017-12-11 18:27:40)
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#comment_num2(num=30)
*2 なお、エメリッヒ監督はこの映画の監督中に、『アルマゲドン』と『ディープインパクト』に先を越されて以前から作りたかった隕石パニック映画を断念し、ヤン・デ・ボン監督は邦題『たたり』のリメイク『ホーンティング』にグリフィンを出してホラーとしてはぶっちゃけ失敗作にしてしまったりとこのゴタゴタはこの映画の外にも爪痕を残している。
*3 この映画を見て「あんなのはゴジラじゃない」と苦言を残したが、これはゴジラファンとしての発言なのか、予告編でT-Rexの骨格標本を踏み潰したことに対する返答なのかは判断しにくい。だが、スピルバーグ自身は本作の監督としてオファーが来た際に「ゴジラへの愛が強すぎる」という理由で辞退しており、嫌々やらされてしまったエメリッヒを批判する権利はないのでは?という意見もある。それに、スピルバーグは自身の作品でも他への当てつけのような表現(しかも似たような描写)も行っている。
*4 ハリウッド映画において「変じゃない日本」を映し出している作品の方が珍しいのだが。
*5 2発でマジソンスクエアガーデンを木端微塵にしている。
*6 同様の批判の声は「バンクーバーの子供が“ノロマな亀怪獣”のフィギュアを痛めつける」という、某大映生まれの亀怪獣への揶揄と受け取れるシーンに対しても上がっている。
*7 実は、似たような批判は2014年版にも言われていることである(こちらでは3.11、第五福竜丸、核使用の肯定)。
*8 後述のカマキラスやクモンガよりも人類蹂躙シーンでの出番は多い。
*9 この世界ではゴジラとは「伝説の海の龍」なので仕方がないが・・・。
*10 日本語版Wikipediaを引き合いに英語で「この映画は実際には『原子怪獣現わる』のリメイクですか?」と聞いたところ、個人の感想扱いされた。
*11 正直なところ、東宝は認めていないが、ゴジラはリドサウルスの模倣だと言われても否定できない部分がある。『ゴジラ』は企画段階では「核実験で目覚めたビキニ環礁の「恐竜」が暴れる」というストーリー&タイトルが『海底2万マイルから来た大怪獣』であるなど、法整備がなされていなかった時代故に許されたと言っていいほど影響を受けている(『原子怪獣現わる』の原題は『The Beast from 20,000 Fathoms』)。また、リドサウルスが予算の都合さえなければ「放射能性の火炎」を吐く予定だったことも、ゴジラの放射火炎に影響を与えたのではないかという海外の研究者もいる。
*12 AVGNは最初に「蜘蛛に噛まれて蜘蛛の能力を持つのが変だからって蜘蛛の能力の無いスパイダーマンを作る奴があるか!?」と言う程この映画に批判的であり「規模がニューヨーク一都市レベルにとどまっている」「街を行くシーンに酷似したアングルが出てくる」など類似点を挙げて「これはゴジラではなく『原子怪獣現わる』のリメイクだ」と言ってはいるが、日本で言う箇条書きマジックのようなものでありデヴリンの発言とはしていない。ただ2005年に刊行されたカンザス大学の教授ウィリアム・M・ツツイ(1963~)氏著の『ゴジラとアメリカの半世紀(中公叢書)』にも同様の記述があるため、米国のファンには同様の感想を抱いていた人間は一定数居た模様。ちなみにツツイ氏もエメゴジについては同著でボロクソに貶しており、「不満を並べ立てたら、一冊の本ができてしまう」とまで述べているほど。
*13 怪獣映画繋がりだと、例えば『パシフィック・リム』シリーズの怪獣の「Height」が「全長」と訳されていたり、『パシフィック・リム:アップライジング』の怪獣の顔と名前が一致せず、イェーガーの武装が混同されていたり、メガ・カイジュウの体重やカテゴリーなどは完全にオリジナルの設定だったりする。
*14 東映版スパイダーマンのポーズが本家に逆輸入されたという話も、その後に東映版以前の原作にて同様のポーズが発見されている。
*15 ただし、ハリーハウゼンも初代ゴジラの内容自体は評価していたらしく、「面白かったが、着ぐるみ特撮はあまり好きな撮影方法ではない」との発言も残している。
*16 ハリーハウゼンはピーター・ジャクソンと同じくキングコングを見て映画製作を目指した。
*17 東宝怪獣の使用料の金額でもめたらしい。
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