&font(#6495ED){登録日}:2012/10/13 Sat 14:15:49
&font(#6495ED){更新日}:2025/12/05 16:20:00
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フジテレビ・東映アニメーション制作日曜朝9時00分~10時00分のアニメ放送枠の名称。
2016年10月改編に新設された8時30分~9時00分枠は事実上の拡大枠であるため、合わせて記述する。
*【概要】
2009年4月から日曜朝9時00分~9時30分の枠で『ドラゴンボールZ』の再編集版『ドラゴンボール改』が放送開始され、
9時30分~10時00分に放送されている『ONE PIECE』と合わせて週刊少年ジャンプの新旧トップ作品が連続して放送されることからこの名がつけられた。
命名者はドラゴンボールの初代担当編集で、『ONE PIECE』新連載時のジャンプ編集長だったマシリトこと鳥嶋和彦氏。
ただし、キー局である&bold(){フジテレビほか一部地域のみ}の話である。
と言うのも、この枠はいずれも&color(gold){ローカルセールス枠}であり、一部の地方では&color(orange){遅れネットで放送時間が異なっていたり}、
そもそも&color(red){放送されていない}地域もあったりもする。これでも以前よりかは両方同時ネットの地域も増えたのだが。
2016年4月に前の時間帯に放送されている『新報道2001』の8時30分~9時00分がローカルセールスに格下げされた。
この時点では『新報道2001』のままだったが、フジテレビが2016年10月からの全日帯アニメ枠の新設を発表したのが2015年9月の話であり、
その発表通り、2016年10月改編にこのローカル枠にアニメが入り込んで「ドリーム9」枠が統合されることになり、「アドベンチャーサンデー」と呼ぶようになった。
8時30分枠廃止後は「アニメサンデー9」に改名。
因みに3月1週と2週は東京マラソン((日本テレビ系列が中継する年に当たった場合は休止しない。))・名古屋ウィメンズマラソンの中継、7月下旬は27時間テレビ((2020〜2022年と2025年は中止に伴い休止無し。))の放送、12月下旬〜1月上旬にかけては年末年始編成((大抵の場合裏番組のニチアサキッズタイムとテレビ東京の日曜朝の子供番組ゾーン(プリンセスサンデーほか)も同じ日に一斉に休止する事が多い。但し当枠は2024年度に関しては年末年始編成に関係なく通常放送していた。))のため休止となる。
*【枠毎の歴史】
**◆8時30分~9時00分
前述の通り元々は『新報道2001』が放送されていた枠。
ネット局は9時台に比べても少なかったが、テレビ東京系列がある地域の局はいずれもネットしていた。但しテレビ東京系列のない地域の局で最後までネットしていたのは仙台放送のみ。さくらんぼテレビは途中で打ち切られた。
・モンスターハンター ストーリーズ RIDEON
2016年10月~2018年4月。
モンスターハンターシリーズ初のアニメ作品という触れ込みで開始したメディアミックス作品。
この番組はちゃんときっかりでスタートする。
・レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~
2018年4月~2019年3月。
キャスティングはゲーム版から変更されている。
関テレはこの時間では放送していなかった。
**◆9時00分~9時30分
かつては東映不思議コメディーシリーズを放送していたが、1993年11月からアニメ枠となった。
『ONE PIECE』の放送枠移行後となる2025年度以降は、東映アニメーション制作枠はこの枠のみとなった。
1993年11月~1994年12月。
原作は大島司のサッカー漫画。ヒロインの和美がアイドルデビューするオリジナル展開がある。
・空想科学世界ガリバーボーイ
1995年1月~12月。
天外魔境の広井王子・ハドソンと集英社が組んだゲームを中心にしたメディアミックス作品。
しかし既に末期のPCエンジンでのリリースだったため結果は…お察しください。
1996年1月~1998年3月。
主題歌は憂歌団。
鬼太郎役はかつて同じ枠の『ロボット8ちゃん』で主役(2代目)を務めた松岡洋子で、ねずみ男役の千葉繁とは後の『ONE PIECE』でタッグを組むことになる。
シリーズ後半からは仕上げ作業がデジタル化。東映アニメーション初のデジタルアニメとなった。
・ひみつのアッコちゃん(第3期)
1998年4月~1999年2月。
アッコ役は山崎和佳奈。2代目アッコちゃん声の鏡の女王様に魔法のコンパクトを貰って変身する。
男児向けアニメが多いこの枠で数少ない女児向けアニメ。
1999年3月~2000年3月。
記念すべきデジモンシリーズ第1作。放送前日に前日譚を、放送後には後日談を描いた短編映画が公開された。
ポケモン卒業世代をコンセプトに作られた作品であったが世代を問わず人気が高く、ベストアニメランキングでは高い順位にランクインするほど。
2000年4月~2001年3月。
前作から3年後が舞台。前作のようなアドベンチャー要素や勧善懲悪なストーリーが薄まるなどで評判はやや賛否両論寄りだが、ファンの人気は未だに根強い。
この枠としてはやや珍しくクリスマスの時期に1時間拡大スペシャルを放送した。
2001年4月~2002年3月。
本作から世界観が一新され、『アドベンチャー』シリーズが作中作として登場している。中盤以降は重苦しい展開が続いた事で有名。
2002年4月~2003年3月。放送末期には『デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲』もセットで放送。
この作品でデジモンアニメは「セイバーズ」まで一旦休止となった。
2003年4月~2006年3月。
魔本バトルをTCG化したら大ヒット。またギャグパートでの歌に曲がつき、一部で大ウケした。
本作終盤より鬼太郎(第5期)まで途中のCMが存在しなくなる。
2006年4月~2007年3月。
3年ぶりのデジモンシリーズ。
テレビシリーズでは初となる中学生主人公が登場するなど、型破りな要素が多め。
2007年4月~2009年3月。
主題歌は泉谷しげる→ザ50回転ズ。
鬼太郎役は高山みなみで、ねずみ男役が高木渉なので『名探偵コナン』仲間になる。
後番組の『ドラゴンボール改』の放送に合わせて打ち切りになり、最終回と言っても普通のエピソードと変わらないものであった。
2009年4月~2011年3月(サイヤ人編~人造人間編)/2014年4月~2015年6月(魔人ブウ編)
『ドラゴンボールZ』の&s(){原作に追いつかないため引き伸ばした部分を極力カットした}再編集版(ただしグレゴリーのようなカット困難なアニオリ部分はそのまま)
東北地方太平洋沖地震の影響で人造人間編のラスト1話のみ未放送で終わってしまった(DVDや配信サイトでは視聴可能)
・トリコ
2011年4月~2014年3月。
週刊少年ジャンプで連載されていた同名作品のアニメ。4月には同じ枠で放送されていた『ONEPIECE』や『ドラゴンボール』とのコラボ回も放送された。
第1部にあたる“クッキングフェス編”まで放送されたが最後の方の展開は原作と異なる。
2015年7月~2018年3月。
『ドラゴンボールGT』から実に18年ぶりとなる『ドラゴンボール』シリーズの新作アニメ。
公式ヒストリーの「宇宙の神々編」を描いたもので、時系列は魔人ブウ編~原作最終話までの空白の10年間にあたる。
映画『ドラゴンボールZ 神と神』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』を再構成したエピソードも放送された。
また、後期OPを演歌歌手の氷川きよしが担当した事が話題となった。
後年、本作の流れを汲む映画『ドラゴンボール超 ブロリー』と『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開された。
2018年4月~2020年3月。
主題歌は前番組から引き続き氷川きよしが担当。
鬼太郎役は沢城みゆきで、前番組から野沢雅子(初代鬼太郎)が目玉親父・古川登志夫がねずみ男・田中真弓が砂かけ婆として続投(3人とも沢城と同じ青二プロ)。
後年、前日譚である映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が公開された。
2020年4月~2021年9月。
『デジモンアドベンチャー』のリブート作。選ばれし子供たちのキャストが(一部を除いて)総替えされている。
新型コロナウイルスで新作の放送が中断した際は、前番組である『鬼太郎6期』の再放送が行われた。
2021年10月~2023年3月。
フジテレビ系列では久々となるデジモンシリーズの完全新作アニメ。
『鬼太郎』シリーズを彷彿とさせるホラー路線。
2023年4月~2025年3月。
『run for money 逃走中』のメディアミックス作品。キャラクター原案を『地獄先生ぬ~べ~』シリーズの岡野剛が担当。
・ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ
2025年4月~9月。
主題歌はAdo。エンディングテーマは氷川きよしの「氷川きよし with t.komuro」名義での『Party of Monsters』。
1期から6期までの『鬼太郎』シリーズのセレクション放送。
2025年10月~放送中。
テレビシリーズでは初の高校生主人公が登場。
**◆9時30分~10時00分
この枠はONE PIECEが移ってくるまで非常に不安定で、東映アニメーション制作ではない単発アニメが稀にあるだけだった。
2024年3月まではローカル編成の都合で中国地方で同時ネットしていた局が無かった。同年4月より同時ネットに切り替えた((山陰中央テレビはTO BE HEROXより遅れネットに戻った。))。
ここでは2003年以降のアニメを紹介する。
2003年4月~2004年3月。手塚プロダクション制作。
設定上のアトム生誕の年に当たることから4度目のリメイク作品となった。
2004年4月~2005年3月。スタジオぎゃろっぷ制作。
玩具・レジェンズの販促アニメで、大地丙太郎が監督を務めた。
基本はドタバタハイテンポギャグアニメだが物語が進むにつれてシリアス路線にシフトしていき、終盤の鬱展開ラッシュは朝から視聴者を憂鬱にさせた。
後番組はバラエティ枠。※ちなみに2005年4月開始される『ふしぎ星の☆ふたご姫』がこの時間帯に開始される予定だった。
2006年10月~2025年3月。
ゴールデンからのローカルセールス落ちに不評が殺到したのか、その埋め合わせをするかのごとくメディアでのプッシュが大きくなった。
一方で枠移動後は特番による放送休止が殆ど無くなり、時代の変化で以前のようにアニメオリジナルエピソードの挿入も困難になっていくなど、後述の充電期間に入るまでは慢性的な引き伸ばしが長年にわたって続いた。
この枠に移動してからはEDが廃止されていたが、ワノ国編がクライマックスを迎えた2023年8月に復活。
2024年10月までエッグヘッド編中盤(ガープVSクザン)まで放送し、半年の充電期間((その間にスペシャルエピソードの『ONE PIECE FANLETTER』と魚人島編の再編集・リメイク版を放送。))を挟んだ後、翌年4月からは放送枠が深夜に移動する事となった。
・TO BE HERO X
2025年4月~9月。bilibiliとBe Dream、アニプレックス制作。
『TO BE HERO』シリーズ3作目。
・SI-VIS:The Sound of Heroes
2025年10月~放送中。スタジオヴォルン制作。
追記・修正はスーパーヒーロータイムとチャンネル争いしながら見ている方にお願いします。
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