登録日:2012/01/27 Fri 23:03:48
更新日:2025/12/13 Sat 23:43:14NEW!
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藤子・f・不二雄 短編 黒い藤子f先生 少子高齢化 年金 ホラー 日本終了のお知らせ 犠牲になったのだ 藤子・f・不二雄sf短編ドラマ 塩コーヒー 加藤茶 実写化 定年退職 後期高齢者医療制度
かわりましょ かわりましょ
2番さんが来たら1ぬけて
3番さんが来たら2もぬけて
藤子・F・不二雄の短編の1つ。
社会の高齢化、環境汚染、それによる公的扶助の限界を描いている。
初出は1973年と半世紀近くも前だが、本作がテーマとしていた社会問題は、現実においても近年ますます重大なものとなっており、
藤子・F・不二雄の先見の明を実感させられる名作である。
2023年にはNHKの「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」で実写化されており、サブキャストとして藤子アニメに出演経験のある三ツ矢雄二氏もアナウンサー役で出演している。
◆あらすじ
息子夫婦と同居中の主人公は現在74歳。
もう間もなく社会保障サービスの受給権利を打ち切られる「二次定年」を迎えてしまう。
特別延長者の申請をしに区役所へ向かうが、当選の確率は天文学的な倍率であり、今回がラストチャンス。
そんなとき同じく二次定年を目前とした友人の吹山と鉢合わせし、とっておきの情報を聞く。
なんでも絶対に抽選に当たる方法があるというのだ。
話半分に聞き流す主人公だったが、藁にも縋る思いで実行してみることに…
◆登場人物
〇主人公(ドラマ版:加藤茶)
74歳の老人。ベレー帽に眼鏡がトレードマーク。
二次定年に向けて節食中。
老化防止に塩コーヒーを飲むのが日課。
名前は明確ではないが、二次定年の書類に「呆(保?)安彦」と書いているのが断片的に確認できる。ドラマ版は「男」または「おじいさん」表記。
ちなみに原作ではベレー帽の下はハゲているのだが、ドラマ版ではあまりに重い作品内容に演者本人がハゲヅラを自粛している。
〇吹山(ドラマ版:井上順)
主人公の友人。74歳。長い白髪が特徴。
同じく節食中。
よく「確かな話」「確かな筋から聞いた」と眉唾ものの噂話をしてくる。
今回は「登録ナンバーにツメで印をつけると贈賄の意志を示す」らしい。
なおドラマ版で担当した井上氏は主演の加藤氏とはリアルでも長い付き合いであり、若かりし日には『新春かくし芸大会』でドタバタを繰り広げていた。
〇息子夫婦
主人公の息子とその嫁。
主人公が二次定年になっても自分たちがなんとかするから心配はいらないという。
〇吹山の孫
今流行りの無髪族で丸坊主にしている。
父親は「親からもらった黒髪を!」と激しく怒っていた。
以下ネタバレ注意
申請を終え、家に帰ったものの当選発表まではまだかなり時間がある。
とりあえずニュースを見るが「汚染地域の拡大」「農漁業生産の縮小」等の暗い話題ばかり。
チャンネルを変えてみると子供番組が。 養殖トンボ二百万匹が全国の空に放されるらしい。
そうこうしているうちにあっというまに当選発表の時刻となった。
画面を食い入るように見つめ、自らの番号を探すものの、そこに番号は載っていなかった。
念のためファックスでも確かめるがやはり載っていない。
どうしても諦めきれない主人公は区役所に直接聞きにいくことに。
発表ミスやなにかの手ちがいではないかと問いただす主人公。
そして「あの事」を話す。
書類に……ツメあと………
いったいなんのことですか?
やはり吹山の噂はデマだったようだ。
諦めて帰ろうとすると吹山が職員を怒鳴り散らす。
二次定年者の死亡数は 病死35 事故死127 自殺594 合計756。
それに対し新たに特別延長当選者は714名なのは勘定が合わないと。
職員は老齢人口だけでなく生産者人口の変動も影響していると説明するが吹山の気持ちは収まらない。
取っ組み合いになる吹山を抑える主人公。
すると突然奈良山首相(演:ベンガル)からの重大声明があるとアナウンスが。
本日……ここに…このような声明を………………
わたくしの深く遺憾とするところであります。
健康にして文化的な生活、これは憲法に定められましたる大前提であります。
われわれはこれを「定員法」制定により現実のものとし、今日に到りました。
しかるに………みなさんご承知の如く、昨今の食糧事情の急速なる悪化……
ついに…… この定員法を大幅に縮小の止むなきに至ったのです。
一次定年を56歳とします。それ以上の生産人口をわが国は必要としません。
二次定年を57歳から72歳までとします。
それ以上の扶養能力をわが国は持ちません。
73歳以上のかたがたは本日をもって定員カードの効力を失うものとします。
年金、食糧、医療
その他一切の国家による保障を打ち切ります。
情において忍び難きこと多言を要しません。しかし………
現在、人類がさらされております未曾有の危機に思いをいたせば………
氷の如く冷徹なる理性的行動!
今や、それだけが人類を救う唯一の道なのであります。
二次定年をこえられたかたがた、あなたがたの運命はやがてはわれわれのものでもあるのです。
各位、御自愛あって一日も長く………実り多い人生を全うされんことを…………
祈ります。
そして……
食べなよとうさん。いいからさ。さあ!
悪いけど食欲がないんだ。
日課の塩コーヒーにも手をつけず散歩に出掛ける主人公。
主人公は養殖トンボを捕まえようとする子供達を見ていると空腹からだろうか、立ち眩んでしまい、町中に設置されてる救急連絡用のロボが声をかける。
救急車を呼びます。カードの提示を!!
期限切れなんだ ほら……
お気の毒です お役に立てません。
わかってる。
散歩を続けていると吹山と出会う。
おい、聞いたか?
なにを?
奈良山首相の暗殺計画!!
聞いたことない!!
ぼくも……
なんだ。
二人が公園のベンチで休憩しているとそこへやってきたのは吹山の孫とその彼女だった。
おじいちゃんじゃないか。ちょうどよかった。
ナニ!? 年寄りに席をゆずれだと!?
いいじゃないか、ゆずってやろうよ。
わしらの席は、
もうどこにもないのさ。
これを読んだ方の中にはこの話が将来実現するのではないかと身震いする方もいるかもしれないが、作中で言及されている通り、日本国憲法第25条で国民には生存権が保証されているため、生活保障打ち切りが作中そのまま実現することはまずありえない。実行しても違憲訴訟でまず政府が負けるであろう。
・・・それはそれで一安心かもしれないが、少子高齢化がシャレにならない現実となった今になってはむしろ実行したくても憲法が邪魔をして実行できないという状況なので、どちらかというと憲法は足枷になっているような気がしないでもない。
なお海外に目を向けると憲法で生存権が保証されていない国はいくつか存在するため(米国等)、国外ではありえない話ではない。
日本国憲法第25条を改正できた方のみ、追記・修正お願いします
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▷ コメント欄
- 笑顔で「わしらの席は、もうどこにもないのさ。」と言うシーンは悲しいと同時にこの世界観にむかついた覚えがある。 -- 名無しさん (2014-12-31 21:39:40)
- お年寄り達がかって未来を作るために努力したことを踏みにじった連中は万死に値する!! -- 名無しさん (2014-12-31 21:41:24)
- 定員法自体が憲法違反だと思うのだが。 -- 名無しさん (2015-01-01 00:23:49)
- ↑×4その「未来」を踏みにじったのも年寄りだがな。「老害ざまぁwwww」としか思えない奴も相当数いそうだ。 -- 名無しさん (2015-01-01 01:38:26)
- ↑ 流石にそれは想像力なさすぎるだろ……よその年寄りならまだ他人事で良いかもしれないけど、「自分や友人が72歳になった時」の想像が出来ないのはどうなのか。 -- 名無しさん (2015-01-01 01:52:24)
- ↑簡単なことだ。「自分等の代はどうせ短命な使い捨てだ。72になる前に死ぬだろう」と考えているのだ。 -- 名無しさん (2015-01-01 01:55:29)
- 今、老人死ねなんて言ってる連中は自分の番になったら間違いなく若者死ねって言ってるよ -- 名無しさん (2015-01-01 07:47:35)
- 昔、沖縄民話でこんなのがあった。孫が産まれたじーさんが、息子夫婦に自分が大事にされてるかどーか知りたくてこう言う。「ワシ、トシで歯ぁガタガタだからメシ喰えん。お前のヨメの乳吸わせぇ。んで、孫は邪魔だから殺しちまえ。」息子夫婦は親が大事だから仕方無く赤子を埋める穴を掘る…確かに親含めた年配の方は大事にせんといかんが、自分の為に若い世代を犠牲にしろ、とか言い出すのはどうか。 -- 名無しさん (2015-01-01 07:58:29)
↑-だからこの作品の二次定年導入しろって話じゃねぇけどさ。 -- 名無しさん (2015-01-01 07:59:56)
- 自分が年をとったときのことも想像できないとは・・・「アウターゾーン」でそう言うやつがいたな(自分が呪いで年寄りにされたが) -- 名無しさん (2015-01-01 09:42:40)
- 主人公と息子夫婦に見られるように家族の情がある家は制度として見捨てられても救いはあると思う。吹山の孫は親の面倒を見ないだろうし、その姿を見て育った孫の子にいつか見捨てられるんじゃないかな -- 名無しさん (2015-01-01 13:58:17)
- 全世代が共栄できる世界は、可能なのだろうか? -- 名無しさん (2015-01-02 00:28:30)
- ↑スタトレのボーグが実在したら、可能かもね。 -- 名無しさん (2015-01-02 01:01:37)
- ↑上から2つ目 結局制度としてそうなってる以上、総理大臣含めて「年取ったら自分も制度に見捨てられる」って社会全体が覚悟してると思うよ そうしなきゃ人類が滅びるわけだし 感情的になってもいいことはない むしろ、現実でもこうなるかもしれない、と覚悟して生きるべきだ -- 名無しさん (2015-01-11 02:47:51)
- ↑覚悟があると思う?インドの話で自分の親を捨てようと思った男が息子に「じゃあ、僕もお父さんを捨てなきゃいけないの?」といわれたとき真っ青になって過ちに気付いたって話もある。おそらく「自分が生きている間に不老の技術が進んでいる」という卑怯な考えの下にアレを実行したとしか思えない。かなり未来だしな。 -- 名無しさん (2015-01-11 09:50:39)
- いくら不老になろうと、72歳は72歳だぜ 資源が足りないのに不老の技術が関係あるのか? -- 名無しさん (2015-01-13 17:31:13)
- あり得そうなのが怖い。我々の未来に幸あれ -- 未来の名無し (2015-02-01 01:24:59)
- ↑2 要は「自分の番が来る前に何とかなってるだろう」って事が言いたいのでは -- 名無しさん (2015-02-03 12:50:29)
- しかし補償打ち切り宣言って愚策としか思えんのだが。働き世代が蓄財に走り経済が終わり少子化もさらに進む。 -- 名無しさん (2015-11-15 23:18:39)
- 誰かバイオブリタレーター作ってくれ、みんなロボットになってしまえばいいんだ(明暗 -- 名無しさん (2015-11-15 23:54:08)
- 中学の頃は主人公と吹山の姿が年取ったのび太とスネ夫に見えたが、今では藤子Fと藤子A先生のようにも見える -- (2015-11-16 00:37:23)
- 別の見方を作ると、こんな風な世界に何の未練がある?死は誰にも起こり、むしろ老人だからこそ死ぬ心の準備は必要であり、残酷な方法だけどそのキッカケを、と見た時に新しい物が見えたね -- 名無しさん (2015-11-16 01:23:35)
奈良山首相が重要なことを言う前にグダグダ無駄に難解なことを並べるところが、いかにも政治家らしい -- (2015-11-16 13:16:18)
- 若者は年老いた事への想像ができず、年寄りはこんな時代を創った自覚を持てず、狼狽え、後悔するだけ。これを続ける世界なんだぜ。自殺の多さから、延長に潜り込んでも幸せじゃなさそうだし -- 名無しさん (2016-02-05 14:09:12)
動けなくなったらさっさと死にたいね -- 名無しさん (2016-02-20 17:29:16)
- カネを持っているのはジジババ共だから政治家はそっちに阿る。出がらしすら俺達に寄越す気はないようだ。俺達が同じことを繰り返していいはずはないが -- 名無しさん (2016-04-20 11:26:03)
- 繰り返していいずはないが、受け継がせるものも受け継がせる相手も無くなりつつある身では何ができるのかもどうすればいいのかも分からん -- 名無しさん (2016-04-20 11:27:35)
- 「じじ抜き」の結末も実質バッドエンド。人間賛歌のF先生も高齢化社会にだけは全く希望を見出せなかったというが最大の絶望。 -- 名無しさん (2016-10-07 06:46:24)
- ぶっちゃけ、奈良山首相のような立場の人間は財産も築いているわけだから扶養がなくても余裕を持って生きていける、いわば「強者」の立場の人間。だから声明は正論を騙った自己正当化の屁理屈でしかない。実際こんなこと言ったらギリシャのような大規模デモが起こるか、野党が抱き込んで政権交代してもとに戻るような気がするんだな・・・と。 -- 名無しさん (2017-05-11 23:09:19)
- もっとも危惧すべきなのは、切り捨てられた老人が893やカルト宗教や過激派といった反社会勢力に飯と寝床で手懐けられて人間爆弾として仕立て上げられるという、治安上の重大なリスクが発生すること。自分たちを切り捨てた政府への恨みもあるし残り少ない人生で命も惜しくない、途中で怖気づいても老化故に逃げる術も逃げ場もない…
- たぶんあの国の数年後は各地で爆破事件が多発して中東アフリカ顔負けの内戦状態に陥って悪ければ全土瓦礫か無政府状態、初動で上手く鎮圧できても再発を防ぐために70歳以上は人生お疲れ様でした…というディストピアが待ち受けている…かもしれない。 -- 名無しさん (2017-08-06 23:17:13)
- 定年法があろうがなかろうがどの道この国(あるいは人類?)は滅びるでしょ。食糧事情が芳しくなく生産人口も増えない以上、あとは緩やかな滅びが待ってるだけ。扶養できない老人を全て切り離しても無意味。 -- 名無しさん (2017-10-02 23:02:56)
- それにしても謎な世界だ。法改正後も年金が15年受けられることは変わらないから年金世代が一気に減ったりはしない。生産人口が5年分減るわけだ。働いてない奴以上に働いてる奴が政府にとって負担ってなんか想像できない。 -- 名無しさん (2017-10-11 20:06:27)
- もしかしたら数十年後の日本が、この漫画のように高齢者を切り捨てる社会になってそうで恐ろしい。引きこもりをテーマにした「明日は日曜日そしてまた明後日も」といい、藤子A先生の先見性は、やっぱ凄いな -- 名無しさん (2018-10-17 19:21:47)
- ↑これはF先生の作品だ -- 名無しさん (2018-10-17 19:55:31)
- 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-10-19 07:41:27)
- 『理知的行動』というが、個々の気持ちを一切配慮してないよね。「お前は居場所などない。生きてても仕方ない」と言われて真っ当に生きていける人間なんて殆どいない。(似たような背景がある映画『ソイレント・グリーン』では安楽死による自主的な口減らしが行われている)通りすがりの民衆にも首相暗殺計画が沸いてくるし、この国の未来は暗い -- 名無しさん (2018-11-18 10:01:42)
- ↑そりゃ個々の気持ちを一切配慮しないからこその『理知的行動』だから当たり前だろ…言ってる事は非常に冷酷だって、言ってる本人もわかってるんだよ。何言ってんだ。 -- 名無しさん (2018-11-18 10:13:29)
- なんで漫画の中の世界に「現実の日本の憲法」を持ち込んで考えるのかね。 -- 名無しさん (2019-03-10 09:47:12)
- 藤子F先生は本作の主人公より10歳以上若い年齢で亡くなったという事実も中々キツイ -- 名無しさん (2019-05-20 20:54:12)
- 医療費の増大は仕方ないとして・・まさかなけなしの社会保障費まで削られるとは。 老人だけでなく金を持たない若者も一緒に切り捨てられる。 現実はフィクションより遥かに悲惨だった。 -- 名無しさん (2020-01-02 11:13:08)
- そりゃ死ぬべき人間が死なない、自由を求めて子供も生まないでは生産力に合わせて人間を削るしかあるまい。二十年前の愚行のツケをオッサンオバサンと無能と老人が払う。今働いてる奴も何れ老いるから、そしたらそいつも死ぬ。何世代か生け贄にすれば帳尻もとれるさ。 -- 名無しさん (2020-02-08 20:30:57)
- そしたら狂った人権思想をゴミ箱にぶちこんで、また団体家族からやり直しだ。第一次世界大戦前の世界がたどった道をやり直すだけなのさ。今度は戦争はなく、その分人権という概念は千年は復権しないだろうけど -- 名無しさん (2020-02-08 20:36:33)
- 主人公が物凄くじたばた足掻くわけじゃなく、さりとてはなから全く諦めきれてもいないって塩梅なのがリアルで怖い。最後はもう、諦めちゃったんだろうなあ -- 名無しさん (2020-03-02 15:38:10)
- そうだよなぁ。生物的な目線で言ったら、世代交代が盛んに行われないと終わるよなぁ。 -- 名無しさん (2020-03-02 15:45:29)
- むしろ今制定すればいいのに -- 名無しさん (2020-03-02 16:46:04)
- 同作者の『間引き』もそうだけれど、いつか来る頭打ちが地獄でないことを祈るばかり -- 名無しさん (2020-03-02 16:56:46)
- 生活維持省のアニメ版見て淡々とした雰囲気で話が進んでいくのに明らかになる世界設定がブラックなのが似ているなと -- 名無しさん (2020-04-30 13:17:19)
- 主人公がのび太顔なのが、何か意味があるんじゃないかと思ってしまう。まあ、偶然なんだろうけど。 -- 名無しさん (2020-08-08 00:15:31)
- 主人公がベレー帽なのは、彼も作者の分身の一人なんだろうか -- 名無しさん (2020-08-16 01:04:04)
- 男の子なのに丸坊主にしたら親不孝だの、首相が髪をボサボサに肩までのばしてたりするのは、あくまでパラレルワールドであることを表現しているんだろうか -- 名無しさん (2020-08-16 09:33:45)
↑-スキンヘッドは、欧米だとヤバいから。それを知ってたかどうかは知らないけど。 -- 名無しさん (2020-08-20 23:06:13)
- 階段を上った先に奈良山が待っていて、主人公、吹山、奈良山でゲッターチームを編成する、というのを想像した事がある -- 名無しさん (2020-09-12 00:16:21)
- 来た時はさん付けなのに、抜ける時は呼び捨て・・・ -- 名無しさん (2020-09-19 20:55:54)
- 奈良山首相はこう言ってるけれど、現実だったら権力者だけ定年を逃れて悠々自適の生活を送るんだろうなって思う -- 名無しさん (2021-02-09 22:09:19)
↑-別に権力者じゃなくても良い。定年後死ぬまで生きていける金を持っていればな。 -- 名無しさん (2021-04-25 17:32:36)
- ラストの主人公の笑顔は、「自分達は今まで何とかやってこれただけマシだけど、次の世代以降はもっと悲惨だろうな」という思いもあるのかも。 -- 名無しさん (2021-05-08 00:26:43)
- このご時世、年金2000万円問題....いずれにしても自分や自分の家族・親族や自分の好きな方々( 声優さん、漫画家さん、俳優さん等 )の為にも、この定員法も制定も起こらないで欲しい.........そーいえば、名無しさん (2018-11-18 10:01:42)
- その「ソイレント・グリーン」のことは藤子先生御本人も知ったらしく、この定年退食に似ていた事にショックを受けて「盗作はしていません!」って訴えたとか何とか....!? -- 名無しさん (2021-06-02 22:14:05)
- ↑「将来食糧難になる」「その結果生い先短い高齢者が切り捨てられる」この二点だけでパクり扱いされるなら何も書けないだろ。じゃあ姥捨山の伝承はどうなんだって事になるし、天候不順による不作からの食糧危機が多かった時代には世界中どこでもあった事だ -- 名無しさん (2021-06-02 23:05:36)
- 最後の抽選に当たった人達はどうなったんだろうな。それもキャンセルされてそうだ。 -- 名無しさん (2021-09-09 23:07:34)
- 「子供叱るな来た道だ、年寄り笑うな行く道だ」だよね -- 名無しさん (2021-09-22 00:01:46)
- >二次定年者の死亡数は 病死35 事故死127 自殺594 合計756。 -- 名無しさん (2021-11-19 19:51:10)
- ↑途中送信してしまった、この歳で自殺の割合がとびぬけてるって・・・ -- 名無しさん (2021-11-19 19:51:48)
- ぶっちゃけ世界中で口減らしや姥捨ての文化があることからわかるように、貧困(物資の欠乏)は生老病死と同じくどこの国、どの時代でも解決できない問題だからな。この話で作中の政治家や社会を叩いてる人間は分かりやすい悪役を作って解決できない問題から目をそらしてるだけ。 -- 名無しさん (2021-12-16 10:48:35)
- 奈良山首相は自ら批判の矢面に立っただけ政治家としてまだ誠実だわ。 現実の政治家は国民に内緒でジワジワ負担を増やし、問題になったら「いつまで生きるつもりだ」と逆ギレする。 -- 名無しさん (2022-06-08 05:39:32)
- ↑3 未来に希望が持てないし、当選したらしたで妬まれたりとか生きてるのが苦痛になるような事が色々あるんだろうね -- 名無しさん (2022-07-02 21:51:54)
- ↑3 同感.「誰かが自分たちの得るべき利益を貪ってるんだ」って一番簡単な他責化のロジックよな.そんなに政治家が利権を貪るなら,自分が目指せばいいのに(同じように貪る政治家になるか,清廉な政治家になるかはご自由に.).どうせなんだかんだ理由つけてやらないんだろうな. -- 名無しさん (2022-08-16 10:45:16)
- 極論,生物は環境が許す範囲まで繁殖するんだよ.で,それ以上は淘汰が起こって削られる.言い方を変えれば,「足りない」「切り詰めないといけない」のが自然な状態ってことだ. -- 名無しさん (2022-08-16 10:47:40)
現実で問題になっている社会保障やら医療やらじゃなくて、食料問題で定年法が制定されたってことは、環境破壊とかで食料生産が激減した世界観なのかな? -- 名無しさん (2022-08-16 13:17:46)
- 「老人」という共通するテーマを持つスタンリイ・エリンの短編「ブレッシントン計画」(ハヤカワ文庫「九時から五時までの男」収録)では、主人公が「食糧問題とか関係なく、そもそも老人は人間社会の老廃物だろ、常考」と論破されて……。 -- 名無しさん (2022-09-09 08:23:33)
- ↑ただし、それを言う資格があるのは「自分が老人になって切り捨てられる側になったら潔く死ぬ」という奴だけ -- 名無しさん (2022-09-09 09:02:28)
- この話をリアルで長い付き合いの人達(しかも一人は仲間が事故死したばかり)にやらせることに決めたNHK…。演者さんも「ハゲズラはやめとこう」とか言ってるし…。 -- 名無しさん (2022-12-14 14:21:24)
- ↑↑そもそも社会が破綻したらお荷物側の人間は「潔く自分たちだけ死ぬ」か「全員道連れにして死ぬ」かの二択しかないんだわ。そして今の日本は確実にその未来に向かって進んでる -- 名無しさん (2023-01-01 22:03:32)
- 金融義賊っていう、Youtubeのストーリー動画で、主人公が人々のためにと立ち上がっていた。だが、救おうとしている人々を内心ネチネチと見下していたり、自分の計画に弱者が巻き込まれることを全く想定していなかったりと、どこかきな臭いんだが…大丈夫かこのシリーズどうなる -- 名無しさん (2023-01-01 22:07:26)
- 首相の名前が奈良山なのは楢山節考から来てるのかな -- 名無しさん (2023-03-23 13:14:15)
- ↑4 あの人がハゲヅラ付けたらギャグになっちゃうからしょうがない -- 名無しさん (2023-03-31 00:54:16)
- もし志村さんがご存命だったら加トちゃんケンちゃん主演のキャスティングもあり得たのかな… -- 名無しさん (2023-04-15 11:49:13)
- テーマがテーマだから仕方ないけど話の内容を盾に老人や政府の批判、意見が違う者同士の叩き合いばかりされるのがちょっと悲しいな…この作品に限ったことじゃないが -- 名無しさん (2023-04-18 06:25:41)
- 養殖したトンボを空に放つ余裕があるなら食える昆虫を養殖すればいいのでは? -- 名無しさん (2023-04-18 06:37:24)
- 現代に当てはめがちだが、少子化に起因する現代と一次生産自体が不可能で少子化をむしろ推奨する作中は根本的に違うんで錯誤しないようにしたい -- 名無しさん (2023-04-21 12:22:37)
- この話が描かれた70年代は、長髪は反抗する若者の象徴だったのに、この話の舞台(未来)では「親からもらった黒髪を!」と儒学っぽいところも興味深い -- 名無しさん (2023-05-19 21:18:13)
- 気が塞ぐようなブラック・ユーモアだけど、丸刈りでドヤってる孫の絵はユーモラスなのだ -- 名無しさん (2023-05-27 09:12:53)
- なにこのリアルで有り得そうな話は。というかよく思いつくよねこの話 -- 名無しさん (2023-05-31 22:49:13)
- ドラマ版これはこれでいいなぁ -- 名無しさん (2023-06-02 00:15:20)
- 某国営放送でこれがドラマ化してたのは興味深い。それを演じてるのが名コメディアンの加藤茶と名優の井上順なのがな……。現代の姥捨てみたくならないために、食糧事情は何とかすべきだわ。衣食住あってこそ、人は恥を知る。というかこの発想を思いつく辺り、とことん巨匠よな。先生 -- 名無しさん (2023-06-02 00:16:10)
- この頃は将来日本人が増えすぎると思われてたんだなぁ。現実ではどんどん減ってるのに。 -- 名無しさん (2023-06-04 20:57:13)
- ドラマ化されたけど再現度が高くていつか本当に来そうで怖かった... -- 名無しさん (2023-06-05 02:02:41)
- 話のテーマや読んだ時の注目点は二次定年の方だろうけど、設定的に重要なのは定年の早期化だろうな。「これ以上の生産人口はいらない」というぐらいに生産力に頭打ちが来てる。トンボの養殖とか無理やり作った仕事だったりしないかこれ。 -- 名無しさん (2023-06-14 14:15:35)
- これドラマ版見てみたいなぁ -- 名無しさん (2023-07-11 06:54:24)
- 今の時代も少なからず悲惨だからな。 下がり続ける実質賃金、高齢者は定年過ぎてもアルバイト、蔓延する自己責任論。税収潤沢なのに日本国民には一切還元しない政府も絶望的。 -- 名無しさん (2023-08-10 22:29:26)
- 還元しないって…社会保障費の推移一度見てみてよ…20年で50兆円増えてるんだよ… -- 名無しさん (2023-08-20 18:52:46)
- 現実でもやりかねない……という考えもあったみたいだが、現実ではまさかの真逆パターンになった。現役世代から徹底的に金を搾り取って、消費だけして何も生み出さない年寄りにばら撒く始末。まぁ無能が自ら望んで国を崩壊させたがっているから残当か。 -- 名無しさん (2023-08-20 19:11:59)
- 誰の受け売りだ? -- 名無しさん (2023-08-20 19:58:44)
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