登録日:2026/02/15 Sun 00:00:00
更新日:2026/06/08 Mon 21:45:09NEW!
所要時間:約 17 分でキュアット解決!
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プリキュア 名探偵プリキュア 名探偵プリキュア! キュアアンサー キュアミスティック キュアアルカナシャドウ 森亜るるか 明智あんな 小林 小林みくる
そのナゾ!キュアット解決!
『名探偵プリキュア!』とは、『プリキュア』シリーズ第23作目である。
公式略称は『たんプリ』。
●目次
【概要】
2026年2月1日から放送開始。
モチーフは「探偵」。
テーマは「自分で見て、感じて、考えて、“本当”の答えを出す」。
単発回として前作『キミとアイドルプリキュア♪』で名探偵はもりんや『トロピカル~ジュ!プリキュア』で名探偵みのりんなど探偵回が存在したり、『ハピネスチャージプリキュア!』のプリカードのモチーフにあったりしたが、作品そのもののモチーフとなるのはシリーズ初。
探偵モチーフの作品はニチアサキッズタイムでは『仮面ライダーW』以来となる*1。
東映アニメーション側のプロデューサーは『わんだふるぷりきゅあ!』のプロデューサー補を担当し、今作が初プロデュースとなる荒牧壮也。
シリーズディレクターはプリキュアシリーズで絵コンテ・演出を担当した川崎弘二。
シリーズ構成は『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』に続き4回目となる村山功。
サブライターは『名探偵コナン』で脚本を担当した経験がある佐多賢人、『わんぷり』以来2年ぶりの参加となる成田良美。
音楽は『キミプリ』で担当した深澤恵梨香と馬瀬みさきが2名とも続投。
キャラクターデザインはアニメ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』や『りゅうおうのおしごと!』の矢野茜。サブキャラクターデザインは『わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!』や『アイカツプラネット!』の宮谷里沙。
基本的な話の流れとしては
①日常パートの中で事件発生
②証拠集めの末に事件を推理
③犯人であるファントムが証拠品に因んだハンニンダーを作る
④戦闘してハンニンダーをやっつけ、ファントム逃走
⑤事件解決
という流れになっており、まあ早い話が③④は「『名探偵コナン』*2で悪事を暴かれた犯人が逃げようとするのを、蘭姉ちゃんや京極さんが制圧するパート」のようなノリである。視聴者からは「暴れん坊将軍みたい」「女児向けネウロ」と言われたりも。
また、「事件」の内訳として普通の探偵モノなら鉄板である殺人などの凶悪犯罪はさすがに見られていない。
そのためむしろ往年の子供向けアニメらしいストーリーの流れを踏襲している作品とも言えるが、これまでのアニメシリーズと比べて一層シリアスかつアングラ感溢れる暗めな要素や作風も見受けられている。
また、平成レトロブームを受けてか舞台は1999年と四半世紀以上も前の時代を舞台としており*3、第1話も2027年と放送当時より直近の未来を舞台にしているため、放送年が舞台ではない珍しい作品となる。1999年はノストラダムスの大予言の対象年であり、作中でも予言について触れられている。おかげでXなどSNSのファンアートや漫画ではジェネレーションギャップに関するネタが非常に多い。ついでに1999年の探偵ということでこの人を思い出す人も。
30分後の『仮面ライダーゼッツ』はエージェント、1時間後の『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』は刑事がモチーフであるため、2026年前半はニチアサ全体で推理要素が存在することとなり、ニチアサ全体で何かしらの要素が被るのは恐らく史上初。誰が呼んだかスーパー捜査タイム。ニチアサ大捜査タイム。
『トロプリ』以降のプリキュアシリーズの新作の情報解禁は、1月の最初の放送後にキービジュアルや主要キャラクター、キャスト・スタッフをまとめて発表するのが恒例になっていたが、本作は放送開始の3週間前となる1月11日となり、シリーズの過去作や他のテレビアニメ作品と比較しても遅めの解禁となった。
本作のプリキュア声優陣のうち、千賀氏のみプリキュアシリーズ初出演。本渡氏と東山氏は過去作に出演経験あり。
【あらすじ】
マコトミライタウンに住む女の子・明智あんなは2027年の誕生日に自分の部屋でペンダントを手にする。
すると、時空の妖精・ポチタンが現れ、あんなをタイムスリップさせてしまう。
タイムスリップした先の1999年4月2日のまことみらい市で、探偵に憧れる少女・小林みくるに出会う。
そんな中、怪盗団ファントムによって大切なものが盗まれる事件が起こる。困っている人を見過ごせないあんなとみくるは名探偵プリキュアに変身し、怪盗団ファントムから取り返す。
こうしてあんなとみくるは名探偵プリキュアとして事件を解決し、マコトジュエルを集めつつ、困っている人たちを助けていくこととなる。
果たして、あんなは未来に帰ることができるのか?
【登場キャラクター】
プリキュア
第2話より数か月前まではまことみらい市のキュアット探偵事務所にもいたが、姿を消してしまったようで…?
今作のプリキュアは、瞳にハートマークが施されているのが特徴。
名字は探偵ものに関係する人物に由来している一方、名前は変身後の名前と重ねられている傾向が見られる。
[[明智あんな/キュアアンサー>明智あんな/キュアアンサー]]
CV:千賀光莉
本作の主人公。2027年からタイムスリップしてきた中学2年生。
考えるよりも直感で答えを出すタイプで、困っている人をほっとけない性格。まっすぐで思いやりがある。
誕生日は2013年1月24日*4。
シリーズ初のイメージカラーが紫の主人公キュアで、キュアスカイ以来となるイメージカラーがピンクではない主人公キュア。
詳細は個別項目を参照。
[[小林みくる/キュアミスティック>小林みくる/キュアミスティック]]
CV:本渡楓
名探偵に憧れる中学2年生。中の人からの呼び名は小林。
かつて探偵に助けられたことがきっかけで名探偵を目指している。
直感よりも考えて答えを出すタイプで、不器用だけどまっすぐな頑張り屋さん。探偵知識も豊富。
誕生日は1985年4月22日*5。
キュアバタフライ以来となる主人公キュアではないイメージカラーがピンクのプリキュア。また、『わんぷり』以来2年ぶり*6となる桃キュアと紫キュアの組み合わせとなる。
詳細は個別項目を参照。
キュアエクレール
CV:???
正体不明のプリキュア。
公式サイトにも名乗りと姿しか掲載されていないなど、謎が多い。
プリキットブックによると、誕生日は8月10日で、好きなものはエクレア。正体が公然の秘密状態だった前例たちとは異なり、声優も伏せられている。
そのため、変身者が誰なのかについては視聴者からの予想も活発であり、後述の来栖エリザや帆羽くれあ、金田れい、家入しるくの計4人の誰かではないかという予想が多い。いずれも前述の規則性に当てはめられるような名前になっているのが心憎いポイント。
[[森亜るるか/キュアアルカナ・シャドウ>森亜るるか/キュアアルカナ・シャドウ]]
CV:東山奈央
プリキュアでありながら怪盗団ファントムとして活動している少女。ファントムに入って間もないらしく、ゴウエモンからは「新入り」と呼ばれていた。
マイペースで型にはまらない性格をしており、ミステリアス。口数は少ないが、熱い想いを秘めている。
誕生日は1983年11月1日*7。
詳細は個別項目を参照。
探偵の仲間たち
ジェット先輩
CV:梶裕貴
天才博士を自称する222歳の美少年(つまりはこういうことである)。正体は妖精なのだがその姿を見られることが恥ずかしいため、人間態でいることが多い。その割にはプリキットには妖精の姿を模したものもあるが。なお、妖精時でも普通に喋ることができる。語尾に「ジェッ」とかつかない。
ぶっきらぼうで気難しいが、根は優しく面倒見がいい性格。また、先述のように自らを天才と称するなどややナルシスト気味な一面もある。
発明品のプリキットは天才の名に違わぬ逸品揃いで、探偵としては駆け出しのプリキュアを手厚くサポートしている。
好きなものはキャンディや甘いもの全般。発明で頭を使う時にエネルギーが必要になるため、おやつをたくさん持っている。それもあってか、パティスリーチュチュの常連でもある。
元々はロンドンのキュアット探偵事務所にいたのだが、まことみらい市のキュアット探偵事務所を閉鎖するために日本に来ていた。それに加えて「この目で見たものしか信じない」スタンスもあって当初はジュエルキュアウォッチを見せられてもあんなとみくるがプリキュアであることを認めなかった。
しかし、エリザのガラスペンの盗難事件の際に二人が変身する様子を見届け、渋々ながらも2人の主張を受け入れた。
愛用のゴーグルは、かつて修行を積んだ工房を卒業する際に恩師のシニアン(CV:折笠愛)から譲り受けたもの。
当時は機能性のみを追い求め、デザインを軽視するところがあったのだが、シニアンから「心を豊かにすることも忘れてはいけない」「笑顔を作るドキドキワクワクも大事」と諭されたことで、自身の発明品に可愛さを加えるようになった。プリプリ プリティスマ~イル!*8
一方、Pretty Holicでの接客態度はバイト店員レベルの塩対応で、子供にも怖がられるほど。
声を担当した梶氏は『映画 プリキュアミラクルユニバース』のヤンゴ役以来2度目の出演で、TV本編の出演は今回が初。
また、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のテガソードの声も担当しており、諏訪部順一氏(デコトラーデ→タナカーン)に続くスーパー戦隊シリーズからプリキュアへのニチアサ内での続投となった。
ちなみに彼の初登場回である第2話は『ゴジュウジャー』の最終話と同日に放送されており、『ゼッツ』を挟んで同日に2作品への出演を果たした。
梶氏も「私のニチアサはヒーローを見守る黄色になりがち」と言及している。
ポチタン
CV:加藤英美里
キュアアンサーとキュアミスティックのおとも妖精で、時間や空間を超える力を持つ「時空の妖精」。
楽しいことが大好きな天真爛漫な性格で、好きなものはミルク。語尾に「ポチ」を付けて喋る。
あんなの14歳の誕生日である2027年1月24日に彼女の前に現れて助けを求め、あんなを1999年4月2日にタイムスリップさせた。
タイムスリップで力を使い切ってしまったため、赤ちゃんのような状態になっている。
マコトジュエルが集まっていくとともに成長していき、話すことができる言葉も増えている。
誕生日はみくると同じ4月22日*9。
加藤氏のTVシリーズへの出演は『デリシャスパーティ♡プリキュア』の館本飯菜役以来。TVシリーズ以外では『わんだふるぷりきゅあ!ドリームステージ♪』にエイラ役で出演している。
シュシュタン
CV:???
キュアエクレールのおとも妖精。
公式サイトにはおとも妖精であることと姿しか掲載されておらず、エクレール同様謎が多い。
プリキットブックによると、物知り。
マシュタン
CV:羊宮妃那
キュアアルカナ・シャドウのおとも妖精。
占いを得意としており、なんでもズバリ言い当てることができる「占いの妖精」。第6話ではアジトに帰ってこないニジーの居場所を見事に当てて見せた。
アルカナ・シャドウとは強い絆があり、基本的に彼女の行動に対しては肯定気味だが、自分達を待たせてどら焼きを買いに行ったゴウエモンへのボヤきに対してるるかに「ね、アイスの方が美味しいのに」とズレた返答をされた際は流石に困惑していた。
おしゃれ好きで世話焼き。好きなものはマシュマロ。
敵幹部の正体が妖精だったというパターンは過去作にもしばしば見られるが、最初からマスコット枠の妖精として登場するのは何気にかなり稀。また、語尾に何もつけずに喋る妖精も珍しかったり。
誕生日はるるかと同じ11月1日*10。
怪盗団ファントム
本作の敵組織。
マコトジュエルを盗んで悪用し、ウソで覆われた恐ろしい世界を作ることが目的。
アルカナ・シャドウ以外のメンバーは共通して片目だけを隠すアイマスクやマントをつけている。彼らもジェットと同じ、人間に化けた妖精とのことだが……?
アジトはウソノワールの趣味で劇場型。ウソノワールに見限られた者を「奈落の底」へ落とす昇降機能がある(現時点ではどんな場所かは不明)。
首領であるウソノワールの命令には「ライライサー!」と応答する。
怪盗モチーフの敵組織は怪盗ブンドル団以来4年ぶり。
首領
ウソノワール
『未來自由の書』を読み解くに、約束の時まであと僅か……。
CV:日野聡
首領。白と黒の仮面を被り西洋甲冑を着ている謎の存在。初登場は第3話。
「未來自由の書」という予言の書を持ち、それの通りに行動している。
盗みについては「華麗で優雅にそして、劇的であること」を美学としている。
基本的に部下の振る舞いや軽口を咎めたりしないものの、一方で第5話時点で2回しか失敗していないニジーに最後通告を下すなど、シリーズの敵首領の中でも群を抜いて短気*11。
また「時空の妖精」ことポチタンの事を知っているらしく…?
第4話にて、ゴウエモンの口から語られる形でプリキュアたちもその存在を知ることとなる。
当初はプリキュア側とは名前を認知されているのみで対面はしていなかったが、第12話ラストにて、プリキュアの力をこの目で実際に見るべく行動を起こし、続く第13話では早くもプリキュアたちと対峙することとなった。
首領だけあってその実力は折り紙付きで、指先から光弾を放つほか、純粋なパワーだけでもプリキュアを圧倒した。さらに、「ウソよ覆え!」と手をかざすことで相手を自分の意のままにする現実改変能力を持つ。
ファントムの面々からもその力を恐れられており「世界がウソで覆われる前に壊れてしまうかもしれない」とウソノワールが戦いに赴くことを警戒されている。
声を担当した日野氏は『Go!プリンセスプリキュア』のシャット以来2度目の出演。
名前の由来は、おそらく「嘘」とフランス語で「黒」を意味する「ノワール」と思われる。
一方でそのまま読むと「嘘のワル」という意味深な言葉になるが…?
また、外見と声優が序盤の時点で明かされている珍しい首領でもあり、実に『トロプリ』のあとまわしの魔女以来である。
団員
ニジー
ボクはニジー!
怪盗団ファントムの……怪盗さ。
CV:松岡禎丞
男性幹部。シルクハットやタキシードを着用した緑の長い髪の美少年の外見をしている。ファントム幹部でもっとも怪盗らしい姿と言える。初登場は第1話。
薔薇を常に持ち歩いており、キザな性格。
変装を得意としており、体格はおろか声色をも変えることが可能。この技を利用し華麗に盗みを働いている。そのためか女装が多めに感じる
第5話では早くもウソノワールから最後通告を出され、まことみらい学園のツバメ像に宿ったマコトジュエルを狙う。
召喚した2体のハンニンダーでプリキュアを終始圧倒*12したが、ポチタンが力を解放したことで片方のハンニンダーがダメージを負う。それでもプリキュアに大きなダメージを与え、マコトジュエルを回収しつつ撤退することに成功した。
続く第6話では、アジトには戻らず独断でプリキュアを倒すことを決意し、あんなとみくるを足場の悪い浜辺へとおびき寄せる。
最初こそ前回同様に苦戦させるも、互いの絆を再確認した2人がプリキットミラールーペの力を発動。プリキュア・フライング・スペクトルでハンニンダーを浄化され、敢え無く敗北した。
帰還後はウソノワールに粛清されかけるが、戦闘中に知った「あんなは別の時代から来た」という「未來自由の書」にも記されていない情報を打ち明けたことでどうにか命を繋いだ模様。
名前はおそらく明智小五郎や少年探偵団のライバル「怪人二十面相」の捩り。二十面相も変装を得意としている。
アゲセーヌ
アンタのギャルの変装?超下手!
ありえない!チョ~ベリバ~!
CV:大橋彩香
女性幹部。ヘソ出しルックのギャルのような外見をしている。20世紀末が舞台なのに令和ナイズド感があるのは気にしてはいけない…初登場は第3話。
一人称が「アゲ」または「アタシ」、「~だし」「~っしょ」「チョベリバ」等、ギャルらしい口調や死語*13言葉をよく使う。「アゲ的には今もブームだし!」その姿からギャルましろんやらアナザーキュアバタフライと呼ばれているとかいないとか。
るるかを快く思っていないようで、彼女に対して当てつけのような言動を取る事がしばしば。
こちらも姿そのものを変える変装によって盗みを働いている。ついでに男装が目立つ
好きな植物はハイビスカス。
名前はおそらくモーリス・ルブランの小説に登場する怪盗「アルセーヌ・ルパン」の捩り。
声を担当した大橋氏は『ドキドキ!プリキュア』のランス役以来2度目の出演であり、レギュラー妖精役を務めた経験がある声優が敵幹部役で再出演したのは、岡村明美氏に次ぐ2例目となる。
ゴウエモン
オレも楽しませてもらったぞプリキュア!
また相まみえよう!
CV:石川栄一
男性幹部。筋骨隆々の大柄な体つきで和風の外見をしている。初登場は第3話だが、初出撃並びに名前が判明したのは第4話。
豪胆かつ豪快な性格をしており、所々で見栄を切ったり、初出撃時はあんなとみくるにどちらが先にマコトジュエルの宿った漫画の原稿を見つけられるかの勝負を持ち掛け、やがて手に入れた原稿を読んで「中々面白い」と評したりしていた。
一方で謎を解かないと出られないからくり迷路を生み出したりプリキットの力で狙っていた絵をコピーされ撹乱された際も「本物なら絶対に守る」というるるかの発言から即座に見分ける手段を察する等意外と頭も切れる。
変装はせずにそのままの姿で真っ向からマコトジュエルを狙うほか、マコトジュエルの在処に気付いたるるかの手柄を横取りせずに「新人が気付いた」とそのまま伝える*14、退却時も負け惜しみではなく上記のセリフのようにプリキュアを称えてから退散するなど、上二人と違って敵味方を問わずどこか正々堂々としたやり方が目立つが、マコトジュエルが宿ったものに纏わる人物の思いを力づくで踏みにじったり、人の想いの籠った物を「だからこそ奪いがいがある」と言ってのける*15ところは、彼もまたファントムの団員らしいと言えるだろう。やり口的に怪盗ではなく強盗なのは内緒。
巨体に似合わず身のこなしも軽く、戦力として手にした扇子から桜吹雪を放つ。
仲間思いな一面もあり、組織の後輩であるるるかのことは特に気にかけている。行動を共にすることも多く、ファンからはコンビ扱いされることもしばしば。
幹部の中でもウソノワールに対する忠誠心は特に強いのか、その圧倒的な力を見てもゴウエモンのみ楽しそうに喜んでいる。
好きなものはどら焼きと桜吹雪。
名前はおそらく安土桃山時代に実在したとされる怪盗「石川五右衛門」の捩り*16。五右衛門もまたこういう風貌である。今回は悪の組織側のキャラ。
そして、何の因果か声優の苗字も「石川」である。
怪物
ハンニンダー
ウソよ覆え!
出でよ!
チョベリグにしちゃって!
来やがれ!
ハンニンダー!!
CV:武蔵真之介
怪盗団ファントムが謎のシステムを用いて召喚する怪物。
シルクハットや黒いカイゼルひげ、マントといった怪盗らしい要素が多い。
盗んだマコトジュエルを黒く染めあげて召喚している。
マコトジュエルが宿っていた物品を模した姿をしているが、1度だけ盗んだ当人が間違えていたせいか別のものを模している。
名前の由来は「犯人だ」。
なお、前述の通り元はマコトジュエルであるため、当然ハンニンダー自身は犯人ではないどころか、窃盗の被害者(物)である。身代わり出頭(ダブルミーニング)。
声を担当した武蔵氏は『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』や『映画 プリキュアミラクルユニバース』にて端役で出演しており、TV本編の出演は今回が初。
【一覧】
話数
盗まれた物品
備考
第1話
想田まりが大切にしているティアラ
第2話
来栖エリザが愛用しているガラスペン
第3話
カメリアインテリアのガラス製の亀の置き物
召喚したハンニンダーのモチーフは花(盗もうとしたアゲセーヌが間違えていた為、上述の別の物を模した事例というのもコレ)
第4話
小松崎純一のバッグに入っている漫画の原稿
攻撃の際にアメコミの擬音を模したエフェクトが出てくる
第5話、第6話
私立まことみらい学園の2羽のツバメ像
ハンニンダーも2体分召喚している。第6話では合体してパワーアップした
第7話
私立まことみらい学園を代々守り続けてきた桜
第8話
ジェット先輩がシニアンから譲り受けたゴーグル
第9話
演劇部で衣装として代々使われてきたドレス
第10話
クリスティーナ・ピポポヴィッチ文江の肖像画
第11話
宝生美術館に展示されている首飾り「星明かりのプリンセス」の偽物
第12話
CDショップの客のまさみが着けているミサンガ
第13話
れいじのさいほう戦隊グルミンジャーのロボのぬいぐるみ
話の展開上Aパートで早々に倒された
第14話
金田れいが着けている生徒会バッジ
第15話
宇都見将太が愛用しているカメラ
第16話
猫のミーコが着けている首輪
私立まことみらい学園
まことみらい市にある学校。共学の中高一貫校。
寮があり、探偵事務所に越してくる前のみくるもそこで暮らしていた。
みくるは1年の途中で転入、あんなは2年の春(第7話)から通い始めている。
金田れい
CV:Lynn
眼鏡をかけた中等部の生徒会長。15歳。第5話より登場しているがこの時はほぼ顔見せであり、本格登場は第14話から。
理事長の孫娘であり、校則や決まりごとに厳しく生徒たちからも恐れられるほどだが、本来は穏やかで優しい。
ひょんなことからポチタンと出会ったのをきっかけに、あんな達の協力者になった。
声を担当したLynn氏は『トロプリ』の水島泳子役以来2度目の出演。
アニメージュ2026年6月号によると、名前の由来は横溝正史の小説に登場する名探偵「金田一耕助」。
浅間りえ
CV:結木梢
あんなとみくるのクラスメイトその1。カチューシャをつけている方。
ゆみ共々みくるとは1年生の頃からの友人。
ドラマが好きな演劇部員であり、家入しるくの大ファン。
クイニーアマン(フランスの焼き菓子)が好物らしい。
後述のゆみと合わせてネーミングは江戸川乱歩の小説に登場する小林少年率いる少年探偵団の一員「花崎マユミ」からか(アサマ リエ、イダ ユミ)。
依田ゆみ
CV:湯浅かえで
あんなとみくるのクラスメイトその2。髪型がポニーテールになっている方。
陸上部で高跳びをしているらしい。
その他周辺人物
(プリキュアの家族については本人達の項目を参照)
帆羽くれあ
CV:長谷川育美
パティスリーチュチュのパティシエ。16歳。第2話より登場しているがこの時はほぼ顔見せであり、本格登場は第10話から。蝶を模した髪飾りが特徴。
物腰が柔らかくおっとりとした人物であるが、あんな達と依頼人の会話の中に出てきた「依頼人の母が買ってきたらしい形が歪なマカロン」の事を聞いて、本当に買ってきたものなのかと指摘するなど勘が鋭い一面がある。
声を担当した長谷川氏は『デパプリ』の玉木わかなや山倉もえ、レシピッピ役以来2度目の出演。
アニメージュ2026年6月号によると、名前の由来はアガサ・クリスティーの小説に登場する名探偵「エルキュール・ポアロ」。
来栖エリザ
CV:明智璃子
新人ミステリー作家。17歳の現役高校生。第2話より登場。
デビュー作「消えた宝石」でコンクールの大賞を受賞した際に贈呈されたガラスペンを宝物にしている。
初登場時こそ盗難事件を真っ先に警察に通報しようとする常識人らしい振る舞いをしていたが、
実際は小説の参考にすべく半ば強引に探偵事務所で働いたり、猫探しのために猫耳を装着して猫になりきったり……と非常にアグレッシブ且つ自由な人物。
大人しそうな見た目に反して身体能力が高く、猫になりきった際には2メートルほど跳躍したうえで空中で三回転するという離れ業を披露している。
アニメージュ2026年6月号によると、苗字の由来は「ミステリーの女王」という異名を持つミステリー作家「アガサ・クリスティー」。
声を担当した声優は主人公と同姓だったりする。
家入しるく
CV:村上奈津実
現役高校生の大型新人俳優。16歳。
気さくでフレンドリーな人物で、テレビのバラエティ番組の撮影でまことみらい学園を訪れた際は、緊張で固まっていたりえや演劇部に「しるく体操」なる体操を施して緊張をほぐしたり、ひょんなことから知り合ったあんなとみくるにサインを書いてあげたりしていた。ちなみに「しるく体操」は3番まであるらしい。
また、演劇部が使うドレスが消失し、あんな達が捜査に乗り出そうとした際には自らも協力を申し出たり、ドレスが見つかるまでの繋ぎとして自身のトークショーを行うなど行動力も高い。
芸能活動について、最初は事務所や両親から心配されていたとのこと。初登場回のサブタイトル及び同エピソードでの台詞「決めつけちゃダメ!」が彼女をプリキュア候補に挙げるファンへの当て付けじゃないかともっぱらの評判。
声を担当した村上氏は『キミプリ』の東中みこと役に続き2作連続で出演している。
アニメージュ2026年6月号によると、名前の由来は「シャーロック・ホームズ」(シャーロック⇒しるく、ホームズ⇒家)。
浅井たいら
CV:蓮岳大
パティスリーチュチュの店長。
和菓子好きな一面もある。
声を担当した蓮氏は『キラキラ☆プリキュアアラモード』の副会長役以来2度目の出演。
名前はおそらくポアロの相棒である「アーサー・ヘイスティングズ」の捩り(アーサー⇒浅井、ヘイ スティングズ⇒平⇒たいら)。
小松崎純一
CV:佐藤元
漫画家志望の大学生。
2027年には「ジュンジュン・コマッツ」というペンネームの人気漫画家になっており、あんなもファンだった。
秋田実
CV:篠原彰宏
夏川涼美
CV:春海百乃
あんな達の行く先々で賑やかしとして度々登場するラブラブなバカップル。第2話より登場。
第13話では己の力を誇示せんとするウソノワールに利用されてしまい、彼に召喚された後に現実を改変されて一時は不仲になってしまうも、元の場所に戻された事で正気に戻ったのだった。
実の声を担当した篠原氏は『キミプリ』の寸田躍役に続き2作連続で出演している。
【用語】
マコトミライタウン
あんなが住んでいる町。
1999年4月時点ではまだ建設予定となっている。
街並みや名前からして元ネタはプリキュアシリーズでおなじみのみなとみらい。実際、第1話のエンディングでは横浜市が協力としてクレジットされている。偵都横浜
まことみらい市
本作の舞台。マコトミライタウン……に2027年ではなっている地域には、変身しなくても歩いていけるくらいの距離の様子。
第1話終盤では神奈川県のような地形が映ったこと、第3話などでそれらしき地図が映っていることなどを考えても、マコトミライタウン同様に神奈川に位置していると思われる。
キュアット探偵事務所
本作の拠点となる探偵事務所。
まことみらい市の事務所にはあんなとみくる、ジェット先輩、ポチタンが住んでいる。
第8話からは事務所の2階にコスメショップ「Pretty Holic」を併設し、プリキットをグッズ化して販売している。
ロンドンにも存在するらしい。
【ネタバレ】
まことみらい市の事務所は元々るるかが使っていたことが、第12話にてるるか本人の口から語られている。
ジュエルキュアウォッチ
本作の変身アイテムである時計型のアイテム。
普段はペンダントになっている。
ティアアルカナロッド
キュアアルカナ・シャドウの変身アイテムである杖。
普段はペンダントになっている。
マコトジュエル
人の大切な物に宿る、真実の力が秘められている宝石。
大切な物への想いが消えるとそこに宿るマコトジュエルも消えてしまう。
単なる宝石ではなく、ポチタンにあげることで再度成長させる力もある。そのため、これを集めることも目的の1つ。
【第13話で明かされた事実】
実は、これまでプリキュアが集めてきたのはバラバラになった一つの欠片に過ぎなかった。*17
元は大きな一つのジュエルであり、かつて人間たちの心から現れた真実の思いが寄り添い形を成したものであった。
ウソノワールがそれを手に入れようとしたところ、キュアット探偵事務所の邪魔が入り、粉々になってまことみらい市に降り注いだという。
第15話にて、ファントムに入る前のるるかもこの一件に居合わせていたことが明かされている。
一方でこの時、ウソノワールとるるか双方の目に、青い蝶のような何かが映っていたが…!?
プリキット
ジェット先輩が作った発明品。探偵活動をサポートするアイテム。
天才博士を自称するだけのことはあり、令和基準でもオーバーテクノロジーな逸品揃い。早い話がこれ。
普段はミニチュア状になってリボンチャームに付けられている。
【一覧】
プリキットボイスメモ
ジェット先輩の妖精の姿を模したボイスメモ。
通信機能や変声機能もある。
プリキットブック
名探偵プリキュアの証である本。
プリキットグミ
グミ。食べると美味しいだけでなく、食べることで3分間は他の言語を猫等の人間以外の言語も含めて聞き取ることができるようになる。要はこれ
実際にバンダイキャンディから商品化されている。もちろんこっちは何の効果もない美味しいだけのグミだが。
プリキットライト
宝石のような形のライト。ライトの光で描くことで描いたものを実体化させられる。
似たような効果のアイテム・能力と違い、しっかりと何なのかわかるように描く必要はなく、雲の線画のようなものを描いて「トランポリン」がちゃんと動作するほどのこの回で画伯疑惑の出たみくるにも優しい設計。もちろん、実際に商品化されているものは光るだけで実体化はできない。
プリキットグロス
リップグロス。唇に塗ることで変装することができる。
変装では背の高さも変えることができる。
何故かるるかも所有しているが…?
実際に「Pretty Holic」ブランドで商品化されている。もちろんこっちはただのリップグロスだが。
プリキットミラールーペ
ルーペを模したアイテムで、プリキュアの浄化アイテムとしても使われる。ジェット曰く本に載っていた「伝説のプリキット」をもとに作ったとのこと。
第3話のラストでその設計図と思しきものが登場し、第5話で完成品があんなに託されるも、その後のハンニンダーとの戦いで何故か効果が発動しなかった。
続く第6話にて、あんなとみくるがお互いの絆を再確認したことでようやく使用可能となった。
ミラー部分を開いたルーペモードでは大事な手掛かりを見逃さない力があり、足取りや指紋等を掴んでいる。
ミラー部分を閉じたミラーモードでは物体の複製品を作ることが可能。
未來自由の書
ウソノワールが所有する預言書。
主にマコトジュエルの在処が描かれている。
元々マシュタンの先祖が書いたものだったことが第13話にて語られている。
また同書によると、「一九九九年、七の月 真の地で、真実の石を抱くもの大王となる そして、世界が嘘の影で覆われる」とのことらしいが…!?
【放送済みエピソード】
【一覧】
話数
サブタイトル
脚本
絵コンテ
演出
第1話
誕生!名探偵プリキュア!
村山功
川崎弘二
第2話
天才登場!その名はジェット先輩!
~
土田豊
第3話
みんなおいでよ!キュアット探偵事務所!
~
佐々木憲世
岩井隆央
第4話
ドキドキ!初めての依頼!
~
中島豊
飛田剛
第5話
名探偵の大ピンチ!
~
矢野岳
第6話
奇跡のプリキットミラールーペ!
~
横内一樹
第7話
大変!学校が迷路!?
佐多賢人
篠原花奈
第8話
プリティホリックでプリティスマイル!
成田良美
小川孝治
第9話
決めつけちゃダメ!
~
横内一樹
山村日向
第10話
絵の謎を解き明かせ!
佐多賢人
村上貴之
渡邊智喜
第11話
キュアアルカナ・シャドウ、現る
村山功
重矢葉月
第12話
キュアアルカナ・シャドウの秘密
~
仲畑ひな
志水淳児
ひろしまひでき
第13話
名探偵VS怪盗
~
中島啓太郎
第14話
ポチタン、はじめてのおでかけ!
成田良美
佐々木憲世
岩井隆央
第15話
森亜るるかの秘密
村山功
小川孝治
小林寿徳
第16話
探偵エリーの事件簿!?
佐多賢人
中島豊
渡邊智喜
第17話
お母さんとの思い出
成田良美
村上貴之
【主題歌】
「ハートにヒント!名探偵プリキュア!」
作詞:只野菜摘 作曲:杉山勝彦・佐々木”コジロー”貴之 編曲:佐々木”コジロー”貴之・K'vin Sakura 歌:石井あみ
オープニングテーマ。
映像に関しては川崎SD曰く、「懐かしさを入れつつ、「謎解き」をテーマに仕掛けを散りばめている」とのこと。
「なぜ?謎?!ANSWER」
作詞:青木久美子 作曲・編曲:ハマダコウキ 歌:熊田茜音・増井優花
エンディングテーマ。
ダンスにはアンサーとミスティックに加え、ポチタンとアルカナ・シャドウも参加している。
振り付けは前2作から引き続きyurinasiaが担当。
本放送とTVerでは、次回予告後に「大切なあなた♥にがお絵チャレンジ」のコーナーが挿入されている。
【余談】
『魔法つかいプリキュア!』3期?
『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~ 後夜祭』では、十六夜リコ/キュアマジカル役の堀江由衣氏が「3期では探偵事務所をやりたい」という内容の発言をしていた。浅野真澄氏とともに出演しているイベント「浅野真澄・堀江由衣のHappy Birthday わたしたち」では、『たんプリ』の話題が出た際に「『まほプリ』でやりたいって言ってた。探偵かあ……」とぼやいていたとか……。
なお、『まほプリ』と『まほプリ2』のシリーズ構成も本作のシリーズ構成と同じく村山功氏である。
ニコニコ動画での見逃し配信
プリキュアシリーズで初めてニコニコ動画にて見逃し配信が行われるようになった*18。
各エピソード放送1週間後から配信されており、そこから1週間は無料で見れる。
追記・修正は謎をキュアット解決してからお願いします。
*1 但しその間にも昨年の彼女のように探偵業をしている戦士ならいた。*2 ちなみに舞台となる1999年当時はテレビアニメ版は4年目で、劇場版も3作目が制作されている。なお、『コナン』に登場するレギュラー・準レギュラーキャラの声優の中にはプリキュア戦士を演じた経験のある人が3人出演している(いずれも警察官役)。
*3 ニチアサでは『救急戦隊ゴーゴーファイブ』『燃えろ!!ロボコン』『おジャ魔女どれみ』を放送していた時期で、ちょうど物語開始前の1999年1月に探偵テーマの『テツワン探偵ロボタック』が終了し、翌2000年には未来人達が現代へと現れる『未来戦隊タイムレンジャー』が始まる事になる時代でもある。
*4 生年は舞台設定と学年から逆算。
*5 生年は舞台設定と学年(ry
*6 『まほプリ2』も含めれば3年連続となる。
*7 第15話に登場したロンドンのキュアット探偵事務所から来た手紙に記載されている。
*8 これを唱えている時のポーズは前作のキュアアイドルの名乗りのポーズを左右反転させたものになっている。
*9 極楽湯で行われた『たんプリ』とのコラボでのキャラクター紹介より。
*10 極楽湯で行われた『たんプリ』とのコラボ(ry
*11 『初代』のジャアクキングも5話でピーサードに最後通告をしているものの、それでもピーサードに4回はチャンスを与えている
*12 この時2人は喧嘩中だったため、いつも通りの調子が出せずにいた。
*13 90年代らしいといえばらしいのだが、特に流行したのは95年頃であり末期である99年には既に廃れつつある言葉となっていた。作中でもジェット先輩からやんわり指摘されている。
*14 この時点でプリキュア達は新人=るるかとは面識どころか存在すら知らない為、わざわざ言う必要がないにも関わらずである
*15 ちなみに人の想いを「下らない」「つまらない」などと唾棄しない姿勢は、実はプリキュアシリーズの悪役でもかなり稀だったり。
*16 初出撃の第4話では「釜茹で」をプリキュアに対する口頭での煽りに使っていることからも推測できる(講談や歌舞伎演目などで扱う場合、五右衛門は原則的に釜茹でで処刑執行されて死亡する)。
*17 ポチタンにセットされたマコトジュエルの欠片は、ポチタンの力で別の場所に集まって元の一つへと戻っていく模様。
*18 dアニメストアのニコニコ支店でもシリーズが視聴できるが、個別にチャンネルが設けられたのは本作が初。
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