未収録作品

ページ名:未収録作品

登録日:2018/07/04 Wed 20:05:10
更新日:2026/08/04 Tue 12:51:21NEW!
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大人の事情 欠番 未収録作品 単行本未収録 アニメ ドラマ 漫画 所要時間30分以上の項目 コメント欄ログ化項目 所要時間60分以上の項目 ロストメディア 所要時間90分以上の項目



未収録作品とは、出版や放送はされているが、書籍やソフトなどでの入手・視聴が容易ではない作品を指す。


混同されがちな封印作品との違いは以下の通り。

  • 封印作品
    • 公式の歴史で語られることがない作品
    • 今後公開されない旨やその理由が公式から明かされている作品
    • 公開されない理由は明かされていないが、第三者から見て作品の内容(ストーリーや演出方法など)や作者に明らかな問題がある作品
  • 未収録作品
    • 作品の内容に大きな問題は見られず、長期間収録されない媒体があるが存在自体は語られる作品
    • 二次利用を行わない前提で公開された作品
    • 映像が見つからないだけの作品
    • 単行本等の付録・非売品の前提で制作された作品




■概要

紙媒体なら「単行本には収録されていないが、総集編の雑誌に掲載された」など、映像作品なら「ソフト化されていないが、BS・CSなどで再放送はしている」などの理由で、目にする事は可能だが、公式な商品としての販売が行われていない作品である。
その理由としては以下の例が挙げられる(封印作品の項目も参照)。



◆散逸

古い映像作品に多いケース。
ビデオテープが撮影に使われ始めた時代は、非常に高価だった上に2インチタイプの大型で保管に向かず、上書きして使い回すのが当たり前だった。そのせいで現在では映像が残ってない作品は珍しくない。
当時、「映像作品は一回限りのもの」という認識も強く、二次利用に際する肖像権管理などの制度が確立していなかった事も理由として挙げられる。
また、フィルムはビデオと違って上書きできないが、熱でくっついてしまった『月光仮面』第1話のように「フィルム破損で再生不可能になってしまった」というケースも存在する。
管理の甘さによってマスターデータが紛失した映像作品は、フィルム時代かつ映画黎明期~1940年代の作品で特に多く、日本では「戦火によって消失してしまった」という悲惨な原因で散逸した映画も珍しくはない。
視聴者や出演者・スタッフが録画した映像を寄贈したり、映像会社の倉庫や好事家が残したコレクションを整理していたら行方不明だったフィルムが発掘されたりして、晴れてソフト化が実現した例もある。


なお、漫画作品については元の原稿が紛失しても、当時の掲載誌や単行本を底本に印刷する事も可能である(無論、その場合は画質の劣化が避けられないが)ので、よほどの事がない限り散逸「だけ」が理由で封印されてしまうケースはほとんどない。



◆採算性

メディアと言っても一部を除いて原則民間企業であり、収益を上げないと事業活動が継続できなくなってしまう。
例えばテレビアニメの1シリーズをソフト化するとなると、本編だけではなくカットシーン、場合によっては新作の収録や出演者による対談、台本の縮刷版を作って封入するなどの特典を多数用意した、いわゆる完全版商法も使われる。
特典作りについても相応のコストがかかるのは言うまでもなく、その特典を含めても売り上げを確保できるかどうかは大変厳しく判断される。
長期にわたって放送された作品でもソフトはセレクション形式でリリースされる作品も少なくないが、これもやはり採算性の問題だろう。


また、2020年代以降は動画配信サービスの普及で作品に触れる機会は大幅に増えた一方、コストの問題からソフト化についてはさらに厳しくなり、視聴手段が配信のみに留められる作品が今後増えるのは間違いないだろう。



◆スキャンダル

普通は封印作品となるが、「早期に対処が完了し、かつ被害者にあたる側と和解できた」など、問題があったことに対しての対処をキチンと行えた場合、実態は封印ではあるが作品の存在は普通に認めている、「半封印作品」とでも言うべき状態になることがある。
これも本wikiにおける区別上は、(故意の)未収録作品ということになる。


例として『さよなら絶望先生』「ペイの拡充」は、作者の久米田先生が藤子・F・不二雄先生の大ファンにもかかわらず、『ドラえもん』「お金のいらない世界」の存在を失念し、オチにあたる部分が同エピソードとまったく同様の内容になってしまった。
指摘された時点で担当編集と一緒に小学館側に事情を説明して(おそらくは《わざとではなかったとしても、「ペイの拡充」を剽窃行為による封印作品としたい》旨で)相談を取ったため、小学館側は「問題なし。著作権違反としての対応は取らない」と回答。
これを受けた結果、久米田は次の『絶望先生』の掲載号に経緯の説明と謝罪を掲載。この公表文章を単行本にも代わりに掲載することで「ペイの拡充」本編を未収録とした。
ちなみに久米田によると「(ドラえもんのエピソード内容を忘れ、まったく同じプロットを採用してしまったことに気づいて)本気で死にたくなった」とのことなので、おそらく小学館として対応したスタッフも、久米田の言動・態度から、薄々あらすじ失念による事故だったのは察していたのであろう。*1



■未収録作品の例

なお、雑誌全体の傾向として、単行本化しない作品、しても最後まで収録しない作品が多い場合などはキリがないので省略する。
また前述の定義から「一般的には封印作品と見なされるような経緯」のものでも、作品の存在そのものは公式媒体で言及される・「作品制作上の理由から収録を断念したため無かったものとして扱った、今後も困難であろうと思われる」とアナウンスされたなどに該当する場合はこちらに含めている事をご容赦願いたい。


◆漫画

原作ではパスポートを持っていないので、江戸川コナンが子供の姿のまま台湾へ行くという話が未収録となっている。
ただし、学習まんがシリーズでは海外に行っているエピソードもあり、話によっては灰原哀も海外に行っている。


◇増刊32話「告発の鉄十字」
『別冊ゴルゴ13』には収録されたが、単行本や文庫本には未収録。ネオナチを題材としているが、理由は不明。


◇第237話「ダミーの栽培」
掲載当時のイラン・イスラム共和国の政治指導者兼イランシーア派の宗教指導者であるホメイニが影武者を用いているという描写に対して、駐日イラン大使館から抗議を受け、単行本未収録となっている。
『ゴルゴ』の作品で初出の掲載号以外に未掲載となっている話はこれだけ。


  • マグマ大使

◇最終章『サイクロップス編』
別に単眼症の人から抗議があったわけではなく、大部分が代筆という理由で手塚自身が収録を取りやめた。
サイクロップス編は本誌の付録としての掲載だったので、国立国会図書館には該当部分が収録されておらず、当時の『少年画報』を入手しない限り読むのは不可能と言っていい。


なお、手塚作品は手塚の多忙やアシスタント体制の未整備もあり、1960年代あたりまでの作品は若手マンガ家の代筆が珍しくない。
有名なのは『鉄腕アトム』の「電光人間の巻」で、この回は学生時代の石ノ森章太郎が一部作画を行っている。
また手塚本人による回顧作品では、ギャグシーンとして「過労でおかしくなった手塚先生が、石ノ森先生たち同業の友人が次々に訪ねてきたのをこれ幸いとやってきたメンバー全員にゴーストライターをやらせて案内役のキャラに制止される」というのを含むものがあるが、つまりこれも実際に手塚が行っていたものという事になる。


◇「めざめすぎた男」(小学館『ビッグコミック』1989年12月10日号掲載)
原作第1期『黒ィせぇるすまん』と第3期『帰ッテキタせぇるすまん』(実業之日本社「漫画サンデー」連載)、第2期『笑ゥせぇるすまん』(中央公論社「中央公論」連載)の両方とも出版社が違うことから、未収録。
ただし「OB夫婦-夫のケース-」としてアニメ化はされており、2011年に小学館から発売されたコンビニ漫画編集本『My First BIG SPECIAL 笑ゥせぇるすまん[BAR魔の巣]』に初収録されている。


また、せぇるすまんシリーズでは第4期『踊ルせぇるすまん』のみ単行本化がされていないが、理由は不明。


原作単行本は収録順が新聞連載順と違っており、膨大な話数があるからかそこそこの数のエピソードが未収録となっている(新田初登場回など)。これは『AERA』で連載再開後も同様。
一部のエピソードのみ、公式ファンブックやnoteに掲載。
単行本未収録のエピソードもいくつかアニメ化されている。


  • HAPPY★LESSON ママ先生は最高!

メディアミックス作品『HAPPY★LESSON』の漫画化。2巻まで発売されたが、第15話~第20話は未単行本化。
休載告知があったが事実上の打ち切りで、単行本化(3巻の発行)にはやや話数が足りないせいか。


  • STARTING GATE! -ウマ娘プリティーダービー-(一部エピソード)
  • ウマ娘 プリティーダービー -ハルウララがんばる!-
  • うまよん

いずれもサイコミで連載されていた『ウマ娘 プリティーダービー』の初期の漫画作品。
しかし『STARTING GATE!』は単行本が4巻目で刊行打ち切り、残りの2作は未単行本化と、関連作が3つも単行本未収録のままというとんでもない状態になってしまっていた。
『STARTING GATE!』に関しては2021年7月に電子書籍限定で最終巻発売が決定したが、何故か一部の番外編が未収録。その後、単行本は小学館から刊行された。
『うまよん』はアニメ版のBlu-ray BOXに特典として冊子が付属する事が決定したせいで、単体での単行本化が絶望視されている。
しかしそれでも閲覧手段があるだけマシな部類であり、『ハルウララがんばる!』は現在のウマ娘と設定が大きく食い違う部分があるためか存在に言及すらされていない。


漫☆画太郎最後の『週刊少年ジャンプ』連載作のうち、この回のみ単行本未収録。
詳細は不明だが、恐らく要介護の老人を侮辱しかねない内容だったからと推測される。


  • 心理捜査官 草薙葵『Profile:3』

『少年ジャンプ』1996年46~48号掲載のエピソードが単行本未収録となり、単行本の話数からも飛ばされている。
扱われた題材は「幼児を含む一家惨殺」「容疑者として浮上する小学生の少年」だが、未収録となった理由は明らかではない。


主人公がゲイの家に宅配便を届けようとしたところ、監禁されて襲われそうになるというエピソード。
単行本には収録されているものの、LGBT観の変化に伴ってかワイド版には収録されなかった。
なお、原作者の久米田康治は後にこの件を『さよなら絶望先生』の中でネタにしている。


末期のエピソード数点が単行本に収録されていない。しかも新装版では、そこからさらに削られている。
連載終盤はほぼサインペンの殴り書きで書かれており、作者の意向で収録を取りやめたとの事である。
後年ではいくつかの媒体で再掲載されている。


夢オチと最初から分かっている作品だけあって、カオスでサイケデリックなおおよそ『ちびまる子ちゃん』らしくない作風のエピソードであり、作者自身の判断で単行本収録を行わなかった。
作者は執筆当時、前年に長男を出産したり別雑誌で『コジコジ』の連載を開始したりと非常に多忙な状況にあり、「精神的に不安定だったのではないか」と推測されている。


  • ガラスの仮面(1990年以降掲載の『花とゆめ』掲載版〜、『別冊花とゆめ』掲載分)

どういう事かというと、第30巻辺りから雑誌から単行本収録時に行う改稿が大きく増え、雑誌と単行本でどんどん別物になってきていたのもあるが、単行本は1989年度までの雑誌内容をベースにした第41巻で刊行がストップ、雑誌連載も2年間休載しつつ1997年に無期限休載となってしまった。
その後、2002年に丸々描き下ろしで第42巻を刊行、その後『別冊花とゆめ』に第42巻の続きから新しく仕切り直して連載再開したので、1990〜1997年度の『花とゆめ』掲載分のストーリーは丸々なかった事になってしまった。
一応大まかなプロットに変更はなく、1990〜1997年度の展開を(時には原稿ごと)切り貼りして再使用しているが、結局また単行本の際に改稿を行うので、実質『別冊花とゆめ』の連載版も未収録である。
その後2012年に再び連載が中断し、2018年に『別冊花とゆめ』が休刊した事で今後の連載予定は不明である。


  • みずほちゃんNONSTOP!

『月刊電撃コミックガオ!』で連載されていた、山口りなの4コマ漫画。
最終的に51話まで連載されたのだが、第23話までを収録した1巻のみしか発売されていない。


  • みんなのどうぶつの森

どうぶつの森シリーズの漫画作品その1。作者はこやまゆき。
「おいでよどうぶつの森編(全25話)」、「街へいこうよどうぶつの森編(全12話)」があるが、単行本はには『おいでよ』編の22話(クリスマス回)までしか収録されておらず、最終回を含めた3話は単行本未収録である。
また『街へいこうよ』編は尺が足りず、単行本未収録となっている。


  • 街へいこうよどうぶつの森 とんぼ村だより

どうぶつの森(ryその2。作者は霜風るみ。
巻き込まれ型なお人よし主人公・のん太と、パートナー住民兼ヒロイン・リリアンが織り成す、ほのぼのコメディコミカライズ(毎回、リリアンの推理あり)。『おいでよ~街へいこうよ』編は住民変更なしで、地続きで連載されていた。
『ファミ通DS+Wii』の付録として単行本化されていたが、『おいでよ』編は全部収録されたものの、『街へいこうよ』編は途中までであり、後期は単行本未収録である(最終回、めがみさま登場回など)。
また、単行本も一般販売されているのは次回作の『とびだせ』編のムックだけであり、現在は入手困難となっている。


  • 街へいこうよどうぶつの森 あつまれ!こもれび村

『デンゲキニンテンドーDS』の2009年2月号~2012年9月号連載作品。作者は村上ゆみ子。『街へいこうよ』の漫画化だが、タイトルが偶然『あつまれ』を予言していた
どう森シリーズの漫画作品では珍しいダブル主人公物で、ビット(男主人公)とマルナ(女主人公)が主人公。
こちらは単行本どころか別冊付録も出ていない。


『月刊コンプエース』にて連載。脚本は涼風涼、作画は黒崎まいり。
原案との設定の乖離で当時のファン間で多くの賛否を呼んだ、同作の漫画版。
全13話分が連載されたが、単行本は第5話までを収録した1巻のみしか発売されていない。
世界観はアニメ版に近いものの、こちらは学園モノとなっており、アニメとはまた大きく異なる作品となっている。
黒崎が原案版のファンであった事に加え、アニメ版の全体的に重く暗い空気が取り除かれ、また一部キャラの性格・設定も変更されており、賛否激しい当時のXENOGLOSSIA評の中では好意的に受け取られる事が多かった。
黒崎がブログで2巻が発売されない旨を発表した際、角川と何かしらの揉め事があったと思われることを仄めかしていたが、多くを語らなかったことから詳細は不明。
また、後に黒崎は「宗教上の理由でサンライズ(バンダイナムコフィルムワークス)のアイドルアニメは見れない」とも語っており、サンライズ側とも何かしら問題があったとも思われる。


  • シンデレラガールズ劇場 第24話

モバゲーのソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』にて展開されていた漫画作品。
劇場24話は、連載されているモバゲーでは「諸般の事情」により非公開となっている(それに伴い以降のエピソード話数が繰り上がっている)。
このエピソードは当時開催されていたガチャで追加されたイヴ・サンタクロースの新規カードに連動したエピソード。ただ、そのカードが昆布を体に巻いただけのイヴが登場するというかなりお色気の強いネタであり、その内容を濃くしてしまった。
「内容があまりにもエロすぎた」「昆布(ryが漁業権侵害にあたるため」の2つの説が存在するが、こちらも詳細不明。
ただし、単行本では多少分かりにくい場所(単行本第1巻カバーの折り返し)とはいえ収録がなされており、1306話でそれをネタにした作品が出た*2ので、永久封印という最悪の事態は免れている。
なお、『わいど☆』第421話などの描写を見るに第1306話以降、昆布を連想すると頭痛がする設定(?)がイヴに追加されたらしい。


  • 噫 日本共産党50年伝

原作・内田栄一、作画・旭丘光志により、『週刊プレイボーイ」で連載された作品。
日本共産党の暗部や、天皇のベッドシーンらしいもの(黒ベタ処理されている)を描いた事が問題になったらしく、当初は全50話の予定が20話に削減され、さらにその最終話も雑誌未掲載で事実上打ち切りとなった。
後に自費出版で『資料反合法出版物 噫』として全話収録されたものが少ない部数で刊行されている。


  • ドッジファイター一撃!

こしたてつひろが『コロコロコミック』で連載した作品。ドッジボールを使った格闘モノ。
作中の描写では匂わせ程度で留まっているが、作者の代表作である『炎の闘球児 ドッジ弾平』の未来を描いた話であると公言されている。
わずか全3話で連載が終了したからなのか不明だが、現在まで単行本化などは一切行われておらず、『ドッジ弾平』関連の書籍でも収録されていない。
しかし、連載終了後のコロコロ関連の一部公式書籍では作品の存在に言及されているため、黒歴史や封印作品として扱われているわけでもない模様。
後に『ドッジ弾平』の続編として本作と同様に未来の話を描いた『炎の闘球女 ドッジ弾子』が連載されているが、現時点では両作品の関係性についての説明がない事から、作品自体の立場が不明確になっている。


封印作品の項目で言及している、「キヨハラのモデルになった方の覚醒剤関連での逮捕・それによる有罪判決」の影響があったらしく、河合先生による『アニキ』の連載漫画が『キヨハラくん(新章)』→『マツイくん』に変更になって以降、『キヨハラ3部作』『マツイ』ともに新規の全話収録の単行本は出ていない。
これにより『アニキ』掲載分に関しては単行本に収録されておらず、傑作選形式の新装版も2017年に1冊出たきりで『コロコロコミック』掲載分も大半が実質的な未収録に片足を突っ込んでいる*3状態である。
ちなみに『いつかのホームラン』については先述した『マツイくん』の新装傑作選に収録されており、完全な未収録状態になる事態は避けられた。


  • ミニ四駆レーサーカケル

2006年秋〜2009年度末まで学年誌で連載されたミニ四駆漫画。
まず学年誌の漫画は一定以上の人気が無いと単行本にもならなかったり、話の構成上いくつかのエピソードが未収録になったりする事はよくあるが、この作品は3年近く連載したにもかかわらず最初の半年分収録の1巻のみで単行本刊行が打ち切られたレアなケース。


  • 珍入社員金太郎

こちらも漫☆画太郎の作品で、タイトルから分かるように『サラリーマン金太郎』のパロディ。
『ヤングジャンプ』にて4話まで連載されたが、次回予告がされていたにもかかわらず突如打ち切りとなった。
漫☆画太郎の作品が打ち切りになるのはいつもの事なのだが、これは上記の『走れババアの巻』と同様に単行本にも収録されていない。
公式からの発表が一切なく、理由も不明。その内容に「『サラリーマン金太郎』の作者が激怒したから」という噂がある。


  • THE OUT OF ORDERS

FINAL FANTASY ⅩⅠ』原作の漫画作品で、創刊当初の『ヤングガンガン』の目玉の1つだった。
しかし第3話で休載に入り、その後正式に連載中止が発表され、単行本化もされていない。
理由は不明。「原作・作画ともに韓国人であるため、日本の漫画連載のスタイルが合わなかった」という噂がある。
後の拡張ディスク『アルタナの神兵』のヒロイン・リリゼットの設定には本作の設定を再構成したような部分があり、一旦なかった事にした上で再利用されたようである。


ゲームを元にテイルズオブシリーズ専門誌『テイルズ オブ マガジン』『ビバ☆テイルズ オブ マガジン』において全8作もの漫画化が行われたが、全て単行本化されたのは本編を描いた同名作品および外伝『虚空の仮面』のみ。
『ギャグ劇場 ているずV』『明星たちの軌跡』は1巻しか刊行されず、『パロディマンガ ちょこっとV』『もういっちょV』『断罪者の系譜』は単行本そのものが出ていない。
『フレン 聖なる白銀の騎士』に至っては3回で早々に連載休止となっている。
他のシリーズ作品を題材にした連載作品もギャグ・パロディ作品は単行本化されていないのでまだいいとしても、本編・外伝漫画は基本的に単行本化されており*4、シリーズでもかなり人気の高い『ヴェスペリア』がこのような扱いを受けている理由は謎。


  • 鏡の国の針栖川

叶恭弘の『少年ジャンプ』連載作品。お色気要素と下ネタを自重して純粋ラブコメを目指したが、人気低迷の憂き目に合い、連載は長続きしなかった。
最終話の後にパラレル展開としてお色気要素と下ネタを全力でぶっ込んだ、作者自らがバカバカしいと評するエピソードを掲載し、勢いがある展開で連載を終えた。
このパラレル展開のエピソードは「あまりにも毛色が違う」という理由により、単行本に収録しない事をあらかじめ宣言した上での掲載となった。


  • きらめき☆プロジェクト

2005年から2006年にかけて発売された、同名OVAの漫画版。
『コミックキラリティー』Vol.1に第1話として掲載されたが、次号では何の説明もなく掲載されず(作者はオリジナルの読切作品で参加自体はしている)、Vol.2を最後に雑誌自体が消滅。移籍連載は行われず、消化不良な作品となった。作者の公式サイトでは読切扱いされている。
版権ものという事もあってか、前述のオリジナル読切が収録された短編集にも収録されなかった。
そもそも『キラリティー』という雑誌自体、Vol.2で雑誌のサイズが変更され、巻末でVol.3の予告をしていたのに結局出ずと相当迷走しており、本作も何らかの急な事情により連載が中止された可能性もあるが、詳細は不明である。


アイドルグループ・ももいろクローバーZを題材とした漫画。
『月刊少年ライバル』→ももクロ公式ファンクラブのHPというなかなか面白い移籍連載の経緯を持つ本作だが、移籍後に掲載された話は相当な量が単行本化されていない上にアーカイブも存在しておらず、現在では読む手段がなくなってしまっている。
また、掲載当時と現在とで現実の方のももクロメンバーが一致していない(本作は有安杏果が在籍している時期のみ展開していたので、当然その有安もレギュラー登場している)という事情があって、これも事実上は封印に近い状態。
詳細は個別項目を参照。


  • DQMSL4コマ劇場

ゲーム『ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト』内で読む事ができた4コマ漫画。
Webページのアーカイブからも読む事ができたが、サービス終了後にアーカイブが消滅しており、単行本化もされていない。
なぜこのような措置が取られているかは不明。


  • 機獣ぎゃぐわーるどぞいどっ!!

機械生命体ホビー『ZOIDS』を元にした、曽山一寿によるギャグ漫画。全3話。
第1話は『曽山一寿短編集 そやまつり』に収録されたが、残りはページ数の問題で収録されなくなってしまった。


冒頭で述べた「最後まで単行本化しない作品」の1つだが、それとは別に明らかに意図があって未収録となっているエピソード。
PCエンジン』の同名ゲームの漫画作品(作者:西東栄一)だが、11月号より同名テレビアニメに合わせた路線変更がなされ、単行本では路線変更前の話が丸々カットされて第1話冒頭2Pのキャラクターデザインをアニメ版に書き換え、路線変更前から知り合いのキャラとその話が初対面となるように台詞を書き換えて辻褄を合わせた結果、一見アニメ版だが、実は主人公側の設定はPCエンジン版準拠という設定となっている。
同じくゲーム版準拠で『デラックスボンボン』1991年3~4月号に掲載された島本和彦版はB-CLUBビジュアルコミックに収録されているのに対し、西東栄一版の連載初期分は収録されていない。


  • 幻獣医トテク

週刊少年ジャンプ2015年39号に掲載。『夜桜さんちの大作戦』の作者である権平ひつじ氏のデビュー読切作品であるが、『夜桜さんちの大作戦』の最終巻(29巻)では未収録扱いであるため、本作を読み返すのが困難となっている。


  • チョコミミ

月刊誌「りぼん」にて2004年から2019年まで連載された4コマ漫画。
作者の園田小波氏が2019年8月に乳がんで死去し、生前に発売された11巻で止まってしまい、2019年2月号から8月号掲載分は未収録状態となっている。


  • デッド・ソウル・リボルバー

ともぞカヲルによる、『チャンピオンRED』にて連載された漫画。全3巻。
最終回が単行本に未収録になっている。
さらに、最終回のひとつ前の話が「主人公の知り合いの少女が銃で左胸を撃たれた場面」で終わっており、物語もそこで完結扱いなせいで、コミックスだけ見ていた人には「まるで意味がわからんぞ!」状態になってしまった。


結論から言えば打ち切りであり、作者のブログによると、連載2話目が終わった段階で編集から「このままじゃ打ち切りだから」と通告されており、その後も何度も打ち切りの危機があったがギリギリで回避してきたとの事。
連載途中で、以前から精神的に参っていたカヲル氏が漫画を描けなくなってしまい、コンビを解散してしまうアクシデントにも見舞われていたりと、悪い状況が重なっていたという事情もあった模様。
……だが、本作の感想を書いたブログを読む限りでは「絵は綺麗だがストーリー展開を含めて演出が残念」などといった不評が大多数を占めており、残念ながら打ち切り通告されたのもむべなるかなと言うしかない。



◆小説・ライトノベル・読み物

『月刊ニュータイプ』にて連載された、ガンダムシリーズの原作者である富野由悠季による小説作品。
ガンダムシリーズ及び宇宙世紀シリーズの世界観を舞台にしており、『G-SAVIOUR』と共に数少ない宇宙世紀200年代を描いた知る人ぞ知る作品。
著者がガンダムシリーズの著作権を手放した状態で連載が開始されたせいで、最終的にトラブルに発展するなど権利が複雑になってしまい、小説は全て絶版。
シリーズ原作者の作品という条件を持ちながら、例外的に宇宙世紀シリーズの公式年表には組み込まれていないという異例の扱いを受けており、いわゆるオールガンダム作品への収録も皆無。
カードにできそうなら文字通り片っ端から参戦させていた『GUNDAM WAR』や『ガンダムトライエイジ』ですら、本作由来のキャラは一切収録されていない。
小説をベースにしたラジオドラマも展開されたのだが、こちらも権利が複雑な状態で絶版している。
富野も本作の複雑な事情や連載時の精神状況から、復刊や再注目の可能性には消極的な姿勢を見せており、復刊などの要求も拒んだと言われている。
「映像化を前提としていない」との判断を変えてアニメ映画化を受諾した『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』や、あくまで単純に「精神病であったから」だけが理由の『機動戦士Vガンダム』と違って、権利問題が生じているのは大きいのだろう。


2019年に連載開始された宇宙世紀の漫画『機動戦士ガンダムF90 FastestFormula』では本作の設定が反映されているが、結局現時点でのシリーズにおける立ち位置は明言が無いままとなっている。


  • 空想法律読本2(初版第1章・第15章)

空想科学読本』の姉妹編とも言える、盛田栄一*5の著作。
第2巻の新装版発売時に第1章と第15章が何のアナウンスもなしに削除され、後書きなどでも全く言及されていない。穴埋めの代理原稿もなし。
取り扱っていた題材は、第1章が『仮面ライダークウガ』警視庁利益供与問題、第15章が『罪に濡れたふたり』恋愛妨害事件といずれも原作の根幹にまつわるテーマであり、読者からは「さすがに版権元から苦情が寄せられたのでは?」という憶測もあるが、公式からの声明は無い。
第15章については事実上近親相姦に対して擁護的な視点で書かれており*6、その点が色々と引っかかったのかもしれない。
新装版が出た経緯が、学校向けのFAX配信サービス『空想法律図書館通信』でシリーズが復活したのが切っ掛けという事もあり、特に子供の読者を意識した配慮がされたとも考えられる。


ちなみに、本書には封印作品として有名な『怪奇大作戦』第24話「狂鬼人間」を取り扱った章があるのだが、そちらでは初収録当時から「現在のメディアでは収録されてないので、あらすじ含めて解説」と釈明した上で作品の内容まで細かく記載しており、新装版でも削除されずに残っている。
それどころか刑法第39条の意義や本来の目的、そして「じゃあなぜ『怪奇』のケースだと結局有罪になると推測されるのか?」まで法律素人向けに解説した、名エピソードとする意見の多い傑作回となっている。実際に当Wikiの第39条のページでは、『法律読本』この回における盛田の見解や、森田や片岡の法解釈による推測を引用している部分も多い。


  • 空想科学少女リカ『恐怖の胃拡張少女』

こちらも『空想科学読本』系列から派生した小説作品。
新書版第3話における上記エピソードが、およそ8年後刊行された文庫版では未収録となってしまった。
未収録に至った理由は公式からは言及されていないが、やはり「胃拡張」のワードがまずかったのだろうか。


  • フォー・ザ・バレル

『月刊ニュータイプ』誌で2000年頃に連載されていた、小説版ガンダムの再構成企画。
当時新人だったコヤマシゲト・大久保淳二の2名が手掛けた当時としては前衛的なビジュアル*7が特徴。
しかし連載は打ち切りのようにして尻すぼみに終了し、一切の単行本化がなされず、さらに本家ガンダムとの微妙な距離感から現在では完全に忘れ去られた企画である。
同じく未単行本化かつ独自路線を突っ走った企画『タイラント・ソード』がディジェSE-Rとして痕跡を残せたのとは対照的。
事実上の原作者である大塚ギチも2019年に死去した事から、再開もほぼ絶望的。
同時期に富野監督自身がガンダムの総括を行った『∀ガンダム』があった事も埋もれた原因か。


  • ARIEL『イドの中の怪物』

ミニスカ宇宙海賊』などで知られる笹本祐一の朝日ソノラマ文庫作品で、題にもなった女性型巨大有人ロボットを有する人々と、彼らが対する宇宙から来た侵略会社を軸に繰り広げられるドタバタSFもの。
開始初期は小説雑誌『獅子王』で連載されていたのだが(その後、雑誌廃刊→書き下ろしへ)、その中でも1988年6月号に掲載された一編が未収録に。
一応、完結後の解説本『ARIEL読本』に再録されたが、文庫2冊分を合本したソノラマノベルス版には文庫版4巻の番外編『戦え秘密戦隊エリアル3』共々未収録となった。
単行本版の通し話数のナンバリングでは、本作と『戦え秘密戦隊エリアル3』に相当する第15話・第16話が欠番となっていて(第14話から一気に第17話に飛ぶ)、どうも「無かった事」にはなっていないようだが……


  • 青葉と天使

作家・伊集院静が2010年〜2012年に宮城県(伊集院の居住地)の「河北新報」に連載した小説。終盤は連載途中に発生した東北地方太平洋沖地震が題材となっている。
2013年にバレエ公演の題材になったものの、なぜか単行本化は行われていない。


『ファミ通』連載のコラム。
おおむねはサークライ*8の立場に沿った内容なのだが、
アニメ版カービィは、全話HAL研責任者としての桜井の試写OKを通している」
「桜井の私事により試写を開催できなくなり、やむなく打ち切ったのが真相」*9
「もっと言えばHAL研内でアニカビは非常に好評であり、桜井政博としても毎週試写が楽しみになるような好ましいものだった」*10
など、意外と爆弾発言も多い。生みの親が笑ってたのならしょうがないのかもしれない……


2019年の途中から2021年11月(最終回)までの内容は、2026年現在も単行本化されていない。
最新刊が2015年〜2019年の内容だったのでページ数が足りない可能性も考えられるが、詳細な理由は公表されていない。
この他、単行本発売告知回は未収録の旨が書籍内にも書かれており、『FINAL FANTASY XV』の「リヴァイアサン並みのポリゴン数を用いたおにぎり」ついて言及したコラムは、電子書籍版のみ未収録となっている。
特に後者はネット上で物議を醸した宣伝内容に対し、擁護寄りのスタンスから表に出ない開発事情を解説した貴重な内容であり、未収録が惜しまれる。



◆アニメ

96年のTVアニメよりも前に作成された、こち亀初のアニメ化作品。
製作はタツノコプロ。笹川ひろし監督、小山高男脚本、更に音楽を山本正之とタイムボカンシリーズでお馴染みのスタッフが担当。
キャスティングでは両津勘吉内海賢二中川圭一神谷明が担当していた。
しかしこのキャストでのTVアニメ化は実現せず、公式でのソフト化は一切されていない。当時ジャンプの応募サービスで希望者にVHSがプレゼントされたという真偽不明の情報があるのみ。


NHKの番組『ビットワールド』の登場人物・ゾースが「あはれ!名作くん」にゲスト出演する回だが、見逃し配信やDVDに未収録。
当時の公式Twitter(現・X)で「YouTubeには載らないからオンエアを絶対に見逃すな」と告知されているので、収録されない事は放送前から決定していた模様。
恐らくゾース側の権利問題(アニメ絵とはいえ実在の人間ベースなので、肖像権もしくは事務所的な問題)か。あるいは、この回は『ビットワールド』本編とリンクした内容であり、アニメだけ配信しても内容が分かりづらいからとも考えられる。
通常回もTV放送版と一部内容が異なる場合がある他、放送時間の関係で一部のシーンがカットされていることがある。
また、これとは別に表現上の理由でソフト化や配信が実現していない回が存在するが、そちらは封印作品の項目で扱う。


  • ムーミン(1969年版・1972年版)

「昭和版」とも呼ばれるムーミンのテレビアニメで、両作ともフジテレビで放送されていた。
制作は1969年版が東京ムービー→虫プロダクション、1972年版が最初から虫プロダクション。
原作者のトーベ・ヤンソンが内容(1969年版前半で、銃や金銭が登場するなどモダンすぎる作風、キャライラストの原作解離、独自設定でギターを弾くスナフキン、ヒロインの名が「ノンノン」などのオリジナル設定が登場していた)に激怒したという。
1989年の『楽しいムーミン一家』制作に合わせて版権管理団体の「Moomin characters」を設立。同社の要望でそれまで発売されていたVHS・LDが廃盤となった。
もっとも、それ以降もトヨタ自動車の交通安全教材として2002年まで使用されていた他、本作のスタッフである大塚康生は21世紀以降も台湾で再放送されていた事を証言している。
その後、2018年のセンター試験「地理」でフィンランドを問う問題としてムーミンが登場し、作問ミスと言えるのかも含めて話題になったが、イラストは1969年版を使用していた。
なお、入試問題では機密保持が必要なので、許諾なく著作物を利用する事ができる(著作権法36条)。
また同年に放送された『世界一受けたい授業』でムーミンが特集された際には、1969年版と平成版の両方がVTRで流れた他、本国のムーミン公式サイトでも両作の第1話が視聴可能となっている。


  • ヤッターマン(平成版の『限定版 今夜限りのドロンボーVSドロンボー! 生瀬・ケンコバ・深キョンにあのヒーローも登場スペシャルだコロン!』)

平成版ヤッターマンで唯一欠番となり、DVDへの収録や再放送もされなかった。
ジャック・バウアーネタが原因と思われがちだが、翌2009年に公開された実写映画版のキャスト陣がゲスト出演している事もあり、タイトルからしても冒頭に記した「2次利用を行わない」契約前提で制作された可能性が高い。


なお、平成版は不定期に様々なジャンルの芸能人が本人役でゲスト出演している回があるが、それらの登場回はもれなくDVDに収録されている。


プリキュアシリーズにおいて、配信サービスでは何故か本作だけ配信が行われてない。
但し、映画『~チクタク危機一髪!』の方は配信されている。


2007年10月から2010年3月まで放送されたしゅごキャラ!シリーズの第3期(2009年10月)の前半部分のコーナーであるが、U-NEXTやバンダイチャンネルでは何故かこのコーナーだけ配信が行われてない。


◇第45話~第48話
この4話分は1時間スペシャルとして放送され、ソフトには収録されているが配信ではカット。


◇第187話「ユズ、はっくしょん」
放送当時Bパートが特別ミニコーナーの回であり、配信・ソフト共に未収録。


◇第271話「母、センスがへんっ」、第272話「ユズヒコのユウウツ」
共に2005年4月23日放送分。CSのテレ朝チャンネルやABEMAでの再放送・配信は行われているが、映像ソフトには未収録。
第271話はパロディで放送局が同じ『大改造!!劇的ビフォーアフター』のBGM「TAKUMI/匠」が使用されており、楽曲使用料の問題でソフト化されていないとされる。
第272話はその性的な内容が原因とする説があるが、そうであれば再放送も配信も行われないはずであり、信憑性は低い。
ちなみに第272話の該当シーンは「風呂上がりにバスタオルを巻いただけで室内で過ごすみかんに対し、ユズヒコが(性的な意味ではなく不快感で)ドギマギして喧嘩に発展するも、母がタオル1枚で風呂から駆けつけて一喝する」というもの。


第93話「書道で心をめにするゾ」「こたつを片づけるゾ」「ブリブリ映画紹介だゾ」、SP18「テレビドラマのロケ隊が来たゾ」
全て再放送もソフト収録も配信もされていない(ただし「書道で心をめにするゾ」は配信だけならされている)。ほぼ全話を網羅する海外版でも未収録であり、視聴が極めて困難になっている。


「こたつを片付けるゾ」は元となった原作が読めるが、野原みさえが意地を張ってこたつなしで過ごすというもので、特に問題らしい内容はない。
録画していた人の話によると、「ブリブリ映画紹介だゾ」は同年の映画『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』の宣伝話で、冒頭映像にしんのすけがコメントするという内容だったことから、恐らく問題となったのはこの話の可能性が高く、他2作は単なる巻き添えと考えられる。
「書道で心をめにするゾ」は2025年にYouTubeのテレ朝動画チャンネルで限定公開された他、公式配信もされている。


SP18はパロディでサザンオールスターズの楽曲が使用されており、CSでの再放送は行われているものの、楽曲使用料の問題でソフト化されていないとされる。


なお「書道で心をめにするゾ」は「最後のシーン(野原しんのすけのいたずらに翻弄された書道教師が混乱して奇行を取る)が精神障害を連想されるから」と邪推する声もあったが、これは原作の描写でしかなく、そもそもアニメ版はしんのすけ達にキレながら張り合う程度のマイルドな暴走になっており、原作のような発狂はしていない。
いずれにしても、当時の『しんちゃん』では定番のオチだったので、どちらにしても封印の理由として弱いのは同様である。


日本人なら知らない人はいないであろう、テレビアニメとしては圧倒的知名度を誇る作品だが、これまで本編のソフト化は一切行われていない。
これは原作者である長谷川町子及び姉妹社が、1960年代当時に横行していた数々の著作権侵害行為(サザエさんバス事件など)に頭を悩ませた挙句、アニメについても一切のメディア化を認めなかったからとされている。
長谷川及び姉妹社の権利を相続した長谷川町子美術館では、館内上映を目的として恐らく大多数が保存されているとされており、2018年からFODでサブスク配信が開始されているほか、二次利用全体に広げれば2026年より稼働を開始しているKONAMIのアーケードゲーム「サザエさん まちがいさがし」でアニメ版の映像(公式のキャプ画)が使われている例もある。


  • 超攻速ガルビオン(第23~26話)

国際映画社が制作したロボットアニメ
スポンサーがタカトクトイスのみの1社提供だった事で、倒産により本来約4クールのところを急遽22話で打ち切り。
フィルム自体は26話まで出来上がっており(うち第23話と第24話はアテレコも完了)、制作側はOVAや劇場版などで補完を望んでいたが、翌年に国際映画社が倒産した事でお蔵入りになった。
後にDVDが発売されたものの、この回は収録されていない。
なお、サントラのライナーノーツや『アニメージュ』に、第2クール以降のストーリー展開の構想が掲載された。


  • ミラクルジャイアンツ童夢くん

石ノ森章太郎の漫画を原作とした野球アニメ。
洪水による浸水でマスターテープが水没したことで、全話の映像ソフト化や再放送が物理的に不可能になってしまったとされる。


ちなみに石ノ森による漫画版は単行本・電子書籍化されているのだが、困った事に石ノ森版はアニメ版の途中からに当たる内容になっている。
理由として、本作の漫画版はアニメ版1年前の1988年から学研の学年誌『学習』の1~6年で複数作家により縦断・並行連載されており、石ノ森版はアニメ開始と合わせて途中からの連載となったため。
なお、その補完として現行版では石川森彦版の序盤をダイジェスト掲載する事で、1988年・アニメ版序盤の展開をフォローしている。


  • 超スーパーカー ガッタイガー

スーパーカーブーム期の1977年に東京12チャンネル(現・テレビ東京)系で放送された、5台の車が合体して巨大な車になるというレースアニメ。
製作会社が倒産してフィルムの所在が不明になってしまい、映像ソフト化は絶望的。


  • ピンク・レディー物語 栄光の天使たち

1978年当時大人気を誇ったアイドルコンビ、ピンク・レディーを扱ったアニメ。
実在人物が登場する故、肖像権など様々な事情で映像ソフト化が困難な状況にある。


セルDVDは全13巻中6巻で打ち切り。レンタル用VHSでは全話収録された。


  • アソボット戦記五九

全52話中20話でセルDVD発売が打ち切り。レンタル用VHSでは全話収録された。


第129話~第193話がDVD化されていない。VHSでは発売された。
Huluでは全296話がサブスク配信されている。


1期のDVDはセレクション形式。現在は2期の『R』を含めて配信で視聴可能だが、劇場版の2作品と付録ディスクとして制作された『黒魔術殺人事件』は除外される。
『黒魔術~』に関しては、小説作品である『邪宗館殺人事件』が前提となるエピソードで、かつアニメ版では当該の要素が全カットされているのも影響している可能性がある。
ただし、類似パターンの『悲恋湖伝説殺人事件』(原作漫画)→『幽霊客船殺人事件』(小説)と異なり、「邪宗館~で初登場したキャラが漫画である黒魔術~にて再登場」「こちらのみ邪宗館~での出来事を指すセリフが挟まれる」程度。


VHS・DVD共にセレクション形式。
こちらも現在は配信などで全話視聴が容易になった。


  • オバケのQ太郎(テレビ朝日版)

VHS化はされたが、DVDは未発売。ただし、CSでの再放送はされている。
前2作がソフト化も再放送も一切無しの状態を考えるとまだマシな状況か。


  • ハーバーライト物語ストーリー〜ファッションララより〜

かつて存在した文房具メーカー・セイカがアニメ制作会社・ぴえろと提携して製作したキャラクター文具「魔法のデザイナーファッションララ」を基にして、製作されたOVA。
VHSとLDが発売されたが、その後セイカがファッションララの企画を無期限休止し、さらにはセイカが解散してサンスター文具に統合された結果、権利が引き継がれたか不明の状態となってしまい、二次利用全般が不可能な状態にある。


  • モンタナ・ジョーンズ(冒険航空会社モンタナ)

1994年にNHK総合テレビで放送されたアニメで、イタリアのREVERとの合作。
REVERは以前にも東京ムービー新社と『名探偵ホームズ』を製作しており、同じ原作者が携わっている事もあって登場人物の構図や展開などが非常によく似ている。
作品自体が有名映画のパロディで埋め尽くされており、中にはストーリー自体が元映画のパロディになっている回もある。
放送局はNHKだったので日本以外でも放映されたが、元タイトルがまんまインディーなジョーンズだったせいか『MONTANA』に変更されており、2003年に日本で再放送された際も『冒険航空~』へ変更された。
この再放送も全52話中3話が未放送、かつ本編終了後のミニコーナーや次回予告もなかったせいで、録画できていたとしても不満の残るものとなっている。
これを最後に再放送が行われておらず、ソフト化も放送当時のレンタルビデオのみで、それ以外の媒体化や配信も行われていない。


  • ちびまる子ちゃん

第8話「花輪君子供歌合戦に出場する」、第77話「まる子 百恵ちゃんのコンサートへ行く」が該当。
いずれも「権利上の都合」により2020年発売のBlu-rayへの収録が行われなかった。両エピソード共、まる子がアイドル歌手である山口百恵の楽曲を歌う場面が存在しているのが原因。
特に第77話については、
実際の引退コンサートのビデオをキネコ(フィルム化)して劇中映像に差し込んでおり、リマスター作業に技術的な困難が生じてしまった
◇当のコンサートの映像だけを流用して、ガヤの音声だけはアニメ側で収録している(要はある意味改竄していると言える)
という2点が大きな問題になっていると、当該エピソードの監督を務めた佐藤竜雄が自身のSNSにて言及している。


VHSで第1期と第2期~第6期までがセレクション方式でリリース。DVD、Blu-rayは映画作品と第16期~第25期までの発売(第1期、第2期は廃盤)。配信は第16期以降と劇場版3作品と『忍たま乱太郎の宇宙大冒険 with コズミックフロントNEXT』のみ。
その他セレクションDVDでキャラの初登場回やメイン回、シリーズ物や原作のアニメ化回など一部の回がソフト化されているのみで、上記を除く回は本放送と再放送の視聴、もしくはその録画、NHKプラスでの見逃し配信のみである。
2006年~2015年にかけてCSで第1期~第9期の再放送が行われたきりで、第15期以前の再放送と配信は消極的である。
放送当時の主題歌も再放送時に差し替えやカットが発生したり、映像ソフトでも未収録ないしノンテロップの収録になっていたりする。
第1期エンディング主題歌である、スーパーモンキーズの「ダンシングジャンク」も、レコード会社の違いからオリジナル版は忍たま関係のアルバムに一度も収録された事がない。
また、一部回は表現上の観点から欠番と明記されて、ソフト化・再放送・配信が取りやめられている。そちらは封印作品の項目で記載。


放送初期に24話までVHS化され、2003年にセレクションがVHSで6話ほど発売された以外、一切ソフト化されていない。
24話でVHSの発売が止まったのは、発売元が倒産したのが原因とされている。
Amazon Prime Videoなどで配信されてはいるものの、2002年4月~2007年3月の421話~675話(ただし30分スペシャルの498話・503話・506話を除いた計252話)までで、それ以前の450話近くに公式な視聴手段がない。
420話以前と421話以降とで劇伴が異なる事から、BGMの権利が原因で配信ができないと思われる。


その他、1990年代のイベント用映画3本(『しまじろうの大冒険 昆虫の国のおともだち』『しまじろうと海賊船』『しまじろうとふしぎがもりのひみつ』)も、2002年にレンタル限定でVHS化されて以降、DVD化や配信がされていない。
なお作品そのもののみならず、初期の主題歌やキャラクターソングなども放送初期に発売されたカセットテープやCDにしか収録されていない。


  • アニメンタリー決断(第26話「川上監督の決断」)

太平洋戦争を題材に様々な「決断」を描いてきた戦記アニメ。
最終回だけは読売ジャイアンツの「V9チームの指揮官」川上哲治監督を題材にしたインタビュー番組で、肖像権などの事情か一度も映像ソフト化されていない。


山根あおおにの漫画作品のうちの一つ『名たんていカゲマン』を原作としたアニメ作品。
VHSでは全話ソフト化されたが、DVDでは途中の第18話までしかソフト化されていない。


CSでは全話放送されたが、VHSはセレクション形式でのリリースしかなされておらず、DVDは『藤子・F・不二雄 TVアニメ アーカイブス』に一部話数が収録されているのみ。
U-NEXTでは全話が配信されている。


  • 流星のロックマン、流星のロックマン トライブ

流星のロックマンシリーズのアニメ化作品。『ロックマンエグゼ』の後継作。
国内ではソフト化されず、何故かイギリスでのみ無印第1話~第25話が収録されたDVDが発売された。
理由は不明だが、『トライブ』終盤の駆け足気味な展開からして、原作ゲームや『エグゼBEAST+』の状況から売り上げが見込みづらいと判断された可能性が高い。
動画配信サービスでは全話が配信されている。


1979年から2005年まで放送されていた、いわゆる「大山版」。
話数が多すぎるのか、大半の回がソフト化されていない。1990年代以降に至ってはほとんどが未ソフト化。
レンタル向けのVHS・DVDは共にセレクション方式。
放送開始から1年分は『ドラえもん タイムマシンBOX 1979』としてDVD-BOXが発売されているが、続刊は出ていない。
2020年頃からはCSのテレ朝チャンネルにて再放送が始まり、これまで視聴困難だった回も放送されるようになった。
それでも未だ再放送されていない回も多く、ソフトには収録されたが再放送では飛ばされている話も存在。
配信についても消極的で、公式に実施されたのは映画版を除くと大山のぶ代追悼企画で実施された「ゆめの町のび太ランド」のみである。


  • ドラえもん(テレビ朝日版第二期)

いわゆる「水田版」。この第二期は配信やソフト化を前提に製作されているが、第106話「キャンディーなめて歌手になろう」、第108話「ジーンと感動する話」が未収録である。
前者は映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』の主題歌であるスキマスイッチの「ボクノート」が使用されていて、DVDのみ未収録。
後者はテレビドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』から俳優の速水もこみちと女優の相武紗季がコラボ出演していて、権利問題でDVD化も配信もされていなかったが、2026年6月19日にYouTubeの「藤子・F・不二雄公式チャンネル」で漸く配信された。


また、初期のオープニングテーマである女子十二楽坊の演奏する「ドラえもんのうた」は権利上の都合により、DVD及び再放送では「ハグしちゃお」「夢をかなえてドラえもん」に差し替えられている。


  • トキメキソーラーくるまによん

1992年に『ドラえもん のび太と雲の王国』の同時上映作品の一つとして制作された短編映画。
原由子による主題歌はCD化されているが、本編は未ソフト化となっている。
また映画ドラえもんの同時上映では他に、1993年のドキュメンタリー短編映画『太陽は友だち がんばれ!ソラえもん号』がVHS化のみに留まっている。


第101話と第102話がDVD化されていない。
VHSでの発売はされている。


第1シリーズから第5シリーズまでVHSが発売されたが、DVDはセレクション形式でのリリースしかされておらず、配信も第7シリーズの一部とセレクションしかなされていない。


2023年5月1日よりYouTube「タカラトミー公式ホビーチャンネル」で初のネット配信が開始されたが、第3期までのエンディングテーマが劇伴曲に差し替えられ、歌詞テロップとクレジットにぼかしがかけられており、不完全な配信になってしまっている。


また主題歌「Wild Flowers」の原盤の権利保有者が不明となっていて、「著作権法第67条の2項第1項の規定に基づく申請を行い同項の適用を受けている」との後付けの断り書きがなされており、小学館集英社プロダクションとタカラトミーが原盤権利保有者を募っている。
これは簡単に言えば「法律上の著作権者が『誰かわからない』状態で手詰まりになった場合、文化庁にその旨を連絡して、著作権利用料を『預ける』扱いで庁に代わりに渡せば、利用申請の契約がまとまったと見なすよ」「その場合は、この条文のシステムを使った旨を追加で書き加えないとダメだよ」というルール。
この曲を歌ったRAMARは『ゾイド』25thのお祝い配信の時にはとっくに解散済、当時所属していたレーベル会社も事実上の廃業状態になって久しいと、権利状態が散逸している事は想像に難くない。*11
他シーズンの主題歌は別にそんな問題はなく、相川七瀬のYouTube公式チャンネルで配信されていたり、Do As Infinityの所属レーベルであるavexの収録依頼になっていたりするので、記載通りRAMAR側の問題と思われる。ところで『ゾイドフューザーズ』のOPは……


ただしこれらはネット配信のみでの処置であり、地上波やCSでの再放送、映像ソフトではぼかしはかけられておらず、オリジナル通りの放送がなされている。
ただし、映像ソフトは既に廃盤となっている。


それぞれ2002年、2004年にMBSをキー局としたTBS系列で放送開始された、ガンダムシリーズのアニメ作品。
オリジナル版の画角4:3のスタンダードサイズから、放送10周年を記念して2012年と2013年に画角16:9でHDリマスター化された。
かつてDVD化・配信されていたのはオリジナル版だったが、HDリマスター版のBlu-ray BOX発売を皮切りに、配信もHDリマスター版へと切り替わり、オリジナル版は配信そのものがなくなった。
HDリマスター版は作画そのものが新規に描き直されたシーンも含まれ、さらに『DESTINY』の最終2話はDVD最終巻映像特典として収録された『FINAL PLUS ~選ばれた未来~』を元に編集し直した「完全版最終回」となっている。
2026年現在、オリジナル版はDVDのみ流通している。


もっとも、初回放映版は「アスラン・ザラの生え際がどう見てもおかしいなど、明らかに作画崩壊を起こしているカットがあった」「C.E.世界観ではできないはずの『ビームサーベルでチャンバラ』をしている*12カットがある」などのミスが存在したのも事実なので、「少なくとも『無印』については放映版の再録は厳しいのではないか」とする意見もファンの間では多い。


もともと、リマスターによる高画質版の登場をもって非リマスター版を未収録扱いとする措置は珍しくない。
例として、ウルトラシリーズ初期作品は現在基本的にHDリマスター版、行った作品は4Kリマスター版を「現状での公式バージョン」と扱っている。強いて言えば、リマスター版そのものに複数バージョンがある『ウルトラQ』は、総天然色版ではなくモノクロのリマスター版の最新バージョンが優先の様子。
本作品において特異なのは、リマスター版と「ディレクターズカット版」が実質的に同義と考えられていたため、TV放映版とリマスター版とで内容そのものに割と違いが発生していたことであろう。


  • 花の詩女 ゴティックメード

重戦機エルガイム』のメインメカデザイン、『ファイブスター物語(FSS)』の原作者で有名な永野護が連載をほったらかして原作・脚本どころか監督まで務めたアニメ映画。
公開当時は永野による『FSS』とは異なるオリジナルメカによる映画……と思われていたが、ファイブスターに登場した人物や単語が散見されたことから、ファンの間ではスピンオフではないかと疑われた。
その後「かつて制作された映画版に不満のあった原作者による、『ファイブスター物語』の前日談にあたる作品」と判明した。
作画や音響に力を入れており、公開された2012年頃では珍しい12K解像度で制作され、総容量1.5TBにも及んだという。
…が、ソフト化するとなると一番こだわった作画・音響の劣化は避けられず、永野がそれを嫌った事によりソフト化は無しになり、リバイバル公開でしか視聴できない。
つまり、「収録できない」と言うより「スクリーンで見てほしい」として「敢えて収録していない」という珍しい例の一つでもあり、ファンの間では「技術的に可能になったとしても、向こうしばらくはソフト化されないだろう」という声も多い。


2024年から開催された『永野護デザイン展』では、一部シーンの映像が会場備え付けのモニターで上映されているが、実際にここで視聴したファンからも「劇場公開版と比べて明らかに違和感がある」「ソフト化されない理由が実感できた」との声も。
ただし、人気の高さから再上映自体は割と頻繁に行われており、2022年には10周年を記念して全国規模での上映会が開催されるなど、この手の作品としては視聴は容易な方。
なお、永野が「古臭いメカなんて飽きた」という理由で本作の制作と『FSS』連載再開にあたって凄まじい設定改変を行い、ファンが騒然としたのは有名な話。


  • アニメ店長×東方Project

アニメイトのマスコットキャラクター・アニメ店長の誕生10周年を記念して製作された、『東方Project』とのクロスオーバー作品。
制作はufotableで、一部キャラクターには声優が付いている(ただし、ノンクレジットなのでどの声優がどのキャラクターを担当しているかは不明)。
あらすじとしては、アニメ店長と幻想郷の住民が幻想郷でも現実世界でもない狭間の世界に紛れ込んでしまうというもので、2010年にアニメイトの一部店舗などで上映されたが、その後は設定資料集が発売されたのみでソフト化や配信は行われていない。
『東方Project』の原作者であるZUNは本作に対して「アニメイトの二次創作」「自分は制作には一切関わっていない」と発言している。
なお、公式サイトは現在も残っている。


  • 真・女神転生デビルチルドレンライト&ダーク

ソフト化はレンタル専用VHSが発売されたのみで、DVD化や配信等は未だに行われていない。


『モグラ怪人の地底王国』『七つの太陽の未来王国』『銀河系の王者ハラーグロ』『惑星原始人クモスケー』『電気椅子の宇宙死刑囚』『地球よサヨウナラ』の6本が該当。
カートゥーンネットワークでの再放送時はカットされている。しかも本放送はVHS開発以前の放送なので、吹き替え版のフィルムが現存しているかどうかも怪しく、ソフト化は絶望的。


版権が東映からアメリカの会社へと譲渡された影響か、日本では未だにソフト化されていない(海外ではDVD化されている)。
かつては公式配信が行われていたものの、現在は終了している。


  • 元祖天才バカボン(前期オープニング映像)

作画監督のクレジットが芝山努になっているもの。
原盤フィルムを紛失しており、現在収録及び再放送されているものは作画監督クレジットが北原建雄になっている後期のものに差し替えられている。


封印作品の記事に記載されているOVA・短編映画版や『恐怖の花嫁作戦!!』とは異なり全話DVD化されているが、配信が行われていない。
制作会社の片方*13が2期以降のサンライズ(現:バンダイナムコピクチャーズ)ではなくアンバーフィルムワークスになっているのが理由とされている。
一応総集編や回想シーンで映像を使うのはOKらしく、OPは挿入歌として2期以降も使用されている。


テレビ東京で2008年に放送されたテレビアニメ。
BSジャパン(現・BSテレ東)では放送されず、CS放送ではAT-Xのみ放送であって、DVD-BOXはかなりの早期の段階で廃盤になっており、公式なデジタル配信も行われてない事から、視聴が非常に困難なアニメとなってる。



◆特撮

フィルムの有無以外に制作会社の消滅や広告会社との著作権の都合……とかなり複雑な事情が背景にある。
東洋エージェンシー(現・創通)とひろみプロダクションの共同制作なのだが、東洋エージェンシーがひろみプロダクションからフィルムを一方的に持ち出し、うやむやにしたまま現在に至るという状況で、訴訟沙汰を恐れてソフト化や配信が行われていない。
ただし、特撮関係の書籍では普通にスチル写真が掲載されている他、手塚治虫による漫画版はちゃんと刊行されており、文庫版(秋田文庫版と手塚治虫文庫全集版)も出版されている。


第1話・第14話以外のフィルムが現存しておらず、ベストフィールド社によりその2本を収録したDVDがリリースされた以外は放送もソフト化もされていない。
なお、1年後に放送された続編『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』は全話現存し、DVD化もされている。


両作ともフィルムの喪失により、第1話を除いた全エピソードが視聴不可能となっている。
現存している第1話は東映チャンネルやスカパーで時折放送されている他、『アラーの使者』の場合は九里一平による漫画版がマンガショップより単行本化されている。
2020年1月には実写版丸出だめ夫を含めた3作品が纏めてDVD化がなされたが、言うまでもなく現存している第1話のみのソフト化である。


キングコングの逆襲』のキングコングの着ぐるみをそのまま流用した怪獣ゴリラが登場する回。
2008年に発売された傑作選DVDには収録されたが、『隔週刊 ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX』の特典映像や2019年に発売された全話収録DVDでは収録されていない。
2017年にモンスターヴァース第2作となる映画『キングコング 髑髏島の巨神』でキングコングが再始動した事により、名前を変えているとはいえ見た目がキングコングそのものの怪獣を出す事が問題になったと考えられる。


『バッテンロボ丸』~『じゃあまん探偵団魔隣組』までは2008年に発売された石ノ森章太郎生誕70周年記念DVDに1話ずつ収録、『魔隣組』のみ玩具連動用のVHSとして1巻のみ発売されたのみで、全話のソフト化は未だに実現していない。
東映特撮ファンクラブ(TTFC)やAmazon Prime Video(アマプラ)のマイヒーローチャンネル、YouTubeの東映特撮公式では問題なく配信されているので、『がんばれ!!ロボコン』以外のロボットコメディシリーズ(『ロボット110番』など)同様に売上が見込めないと判断されているのかもしれない。
または放送時期が1980年代に固まっているだけに、東映の看板特撮作品と同様のケースに巻き込まれて以降放置されてそのままになっている可能性もある。


超力戦隊オーレンジャー』までの歴代作品の劇場版を集めた『スーパー戦隊 THE MOVIE』(2003年)のDVDで唯一欠落。
この話はテレビシリーズ第5話を編集したもので新撮ではないが、他の戦隊ではそういった作品も問題なく収録されているため、欠落理由が不明。
しかも『バトルフィーバーJ』自体は、歴代戦隊でも初の全話収録形式のソフト化がこれ以前にLDでされており、DVDでも全話普通に収録された(BFJとして以外に『東映特撮ヒーローTHE MOVIE』でも戦隊から唯一収録)ので、第5話の内容に問題があったなどの理由ではないようである。


メタルヒーローシリーズのうち、末期に当たる作品群とその後番組。
いずれもVHSで全話ソフト化されているのだが、DVD以降のディスクメディアに収録されたのはVシネマと付属の1エピソード程度なので、全話ディスクメディア化は未だに実現していない。
上述の東映不思議コメディシリーズ同様にTTFCやアマプラのヒーローチャンネルといったネット媒体では問題なく配信されているので、やはり売上が見込めないと判断していると思われる。


  • UFO大戦争 戦え!レッドタイガー

仮面ライダー』などの殺陣で知られる「大野剣友会」が後楽園ゆうえんちで開催していたオリジナル設定ヒーローショーを原作とした、1978年の特撮ドラマ番組。
なぜか取り上げられる機会が少なく、入手しやすい資料はささきいさおによる主題歌と大野剣友会の歴史を記した書籍くらい。
再放送の機会にも恵まれなかったようで、映像の現存状況も謎となっている。


  • メガロマン/炎の超人メガロマン

1979年に放送された、東宝制作の特撮ドラマ作品。
CS再放送はされたものの、なぜかソフト化されていない。
前述の『サンダーマスク』『レッドタイガー』、さらにマスターテープが消失したとされる『突撃!ヒューマン!!』といった未DVD化作品も紹介していた2016年の特撮特集本『キャラクター大全 特撮全史 1970年代ヒーロー大全*14』や、2022年から展開されているムック『ゴジラ&東宝特撮OFFICIAL MOOK』でも、東宝制作ヒーロー番組中唯一の選外となってしまっている。*15
詳細な未収録理由は不明なものの、2014年に発売された書籍『東宝特撮 全怪獣図鑑』にてメガロマン関連は「著作権者の了解を得られなかった」せいで未収録となっており、それがソフト化を阻んでいるのかも知れない。


冒頭で子供達がゴジラとガメラの玩具で遊んでいるシーンが、この回の監督・金子修介がゴジラシリーズ(『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』)とガメラシリーズ(『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ2 レギオン襲来』『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』の平成ガメラ3部作)の両方の監督を務めた事から生まれたお遊び的要素だったので、東宝とKADOKAWAの両会社より許可を得て、DVDでは削除される前提で撮影された。
よって、映像ソフトや配信サービスでは公園の風景に差し替えられている。
『マックス』の現場が反則無し・何でもありだったのを象徴する出来事でもある*16


「実車映像を使用して全国各地の実在する列車を紹介する」という内容。
映像部分に鉄道ビデオ会社「ビコム」及び鉄道事業者の所有映像を用いており、著作権の都合上、コーナー紹介も含めて映像ソフトや配信サービスではカットされている。この場合は本編が終わるといきなり次回予告に移る。
このせいでエンディング曲「ビュンビュン!トッキュウジャー」は本放映の録画以外で観るとほとんど歌ありで聞けず、エンディングとして使われるのはなんと終着駅(最終回)「輝いているもの」だけ*17となる。


類似の「一部未収録」として、『轟轟戦隊ボウケンジャー』のエンディングミニコーナーがある。
こちらはスーパー戦隊シリーズ30作記念という事で、過去の29戦隊を登場キャラ達が紹介するというもの。ガジャ様の話でよくネタにされる「ガッジャー電撃隊」も本来はここで披露されたネタ
こっちも同じく本放送限定の放送となっているが、原則未収録とする理由は不明。35作記念の『海賊戦隊ゴーカイジャー』や40作記念の『動物戦隊ジュウオウジャー』など後年の作品がある今だと、趣旨が伝わりにくいと判断されたのだろうか?


映像が見つかっておらず、ソフト化に際しては本編映像を再編集したオープニングが新たに制作された(主題歌は恐らく同一)。
そもそも『レッドマン』自体が一時期ロストメディアと化しており、1990年代に東京現像所で偶然全話分のフィルムが発見され、ソフト化が実現した……という経緯を持つ。
このため、同時期くらいまでは「公式に存在した事は確実だが、どんな話なのかは伝聞でしか残されていない謎のヒーロー」といった立ち位置にあり、1990年代のウルトラシリーズ公式施設や公式イベントの宣伝映像では子供達に(他の番組のメンバーと一緒になって)規則正しい生活や社会マナーを教えてくれるレッドマンという、今見ると多少なりともキャラ崩壊を感じてしまうような表現までなされていた。
内容を知っていた上でこういった役をやらせたのなら、それはそれで担当者は豪傑だが



◆テレビドラマ

CSや動画配信サービスでは全話放送されたが、DVDはセレクション形式でのリリースしかなされていない。


  • 七人の刑事

1961年に始まり8年間・2シーズンに渡り放送され、その後1978年~1979年に新シリーズが展開された、日本の刑事ドラマの古典的作品。
1961年版はたまたまフィルム撮影されていた「乾いた大地」(1963年、100回記念放送)と寺田農がゲスト出演した「ふたりだけの銀座」(1967年)の2本しか現存していないとされており、後者のみ横浜市の放送ライブラリーで視聴可能だが未ソフト化。
1978年版は全話現存しており、CSで再放送された事があるが、やっぱりソフト化は行われていない。


大河ドラマに関しては、1963年の第1作『花の生涯』~1969年『天と地と』、1971年『春の坂道』~1975年『元禄太平記』*18、1977年『花神』が一部欠損、またはほぼ散逸してしまっている。
唯一、1970年の『樅の木は残った』は捜索運動の結果、ほぼ全話を録画したテープが発見されたが、第29話のみ録画失敗で欠損している。


朝ドラは1961年の第1作『娘と私』から1978年後半の『わたしは海』までの多くの回が一部欠損、またはほぼ散逸している。
その期間で全話現存するのは1976年前半『雲のじゅうたん』、1977年前半『いちばん星』、1977年後半『風見鶏』のみである。
これらの作品は、発売されている総集編のDVDやNHKアーカイブスで視聴可能。


  • NHKの人形劇シリーズ

『人形劇 三国志』(1982~1984年)以前の作品はほぼ全滅となっている。
人気や知名度の高い『ひょっこりひょうたん島』(1960年代版)でさえ全1224話のうち、資料用にフィルムで残された8話分だけしか現存しない。
しかもこれはまだいい方で、『空中都市008』は特番1回だけ、『ネコジャラ市の11人』は初期OP・番宣・本編の断片的な映像しか見つかっていない。


数多くの芸能人が出演し、初期は複数の制作会社が参加していたという肖像権・著作権の関係からセレクション形式でのリリースとなっており、全シリーズ内でのソフト化は100話程度に限られる。
2013年以降の新作についてはソフト化が一切行われていない。


  • if もしも

前番組『世にも奇妙な物語』と同じくタモリがストーリーテラーを担当した、「人生の重大な2択」から分岐する2つの物語を描く1993年のオムニバスドラマ。
タモリ登場シーンをカットして単体で劇場公開された第16話『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』はビデオ・DVD化されたものの、他の回は稀に一部回のみが再放送されるに留まっている。


  • 熱中時代・刑事編

水谷豊主演の刑事ドラマ。小学校教師を演じた先生編とスタッフは同じだが、人物や世界観に繋がりはない。
水谷が歌う主題歌の「カリフォルニア・コネクション」が大ヒットした事が知られ、後年セルフカバーしたバージョンのPVでは本作のOPが再現されており、警官役で木梨憲武がゲスト出演している。
ヒロイン役のミッキー・マッケンジー*19の権利の問題からか、先生編と異なりDVD化や配信が実施されていない(CSでの再放送はある)。


  • 刑事貴族(第1シリーズ)

警視庁代官警察署を舞台にした刑事ドラマで、水谷豊主演の『刑事貴族2』『~3』(この2作はDVD化)の前日譚でもある3部作第1弾。
主演である舘ひろしが諸事情*20で本編途中で殉職して郷ひろみに交代したため、再放送はされてもソフト化はされていない。


  • 噂の刑事トミーとマツ

警視庁富士見署を舞台にした刑事ドラマで、国産刑事ドラマにおけるバディものの元祖。
VHSは第1シリーズの第1話~第22話までしか収録されておらず、2003年に発売されたDVD-BOXも同様。
CSでは全話放送されている。


  • 家なき子

「同情するなら金をくれ!」が一躍流行語になった、安達祐実主演のドラマ。
1期・2期・劇場版共にVHS化はされたがDVD化はされず、現在では1期のみオンデマンド配信されている。
なお、安達祐実が本人役で主演したドラマ『捨ててよ、安達さん』では安達本人がファンからもらった自分の出ている作品のDVDを見ながら号泣し、「こんなに名作なのになんでソフト化されないのか」と自画自賛感想を述べるなど、安達自身も思うところがあるようである。
同作は貧困、いじめ、DV、児童虐待などが非常に苛烈に描かれている作品であり、これらが現代のコンプライアンス的に問題があるとする説や、2期の主要人物で出演した堂本光一、草彅剛といった元ジャニーズ事務所出身俳優に関する問題ではないかと言われているが、詳細は不明。


原作の時点で島田荘司の小説『占星術殺人事件』のトリックを流用しており、ドラマ化においても使用された。
放送当時は大きな問題にならなかったが、ドラマ化から2年後に島田が『週刊文春』のインタビューで苦言を呈した事や、そもそも『占星術~』の二次使用を許可しない方針であった事から問題視され、欠番扱いとなった。
その後原作の文庫版などではトリックを流用した旨の注釈を添えて収録されているが、ドラマ版はVHSに収録されたのを最後にソフト化や配信が行われていない。
第1期の金田一のエピソードの中で数少ないアニメ化や『犯人たちの事件簿』エピソード化が行われていないものの1つであり、事情が事情なだけに、また作品単体としても遺体切断などの猟奇的な描写故に難しいと言われている。
もっとも、アニメ化されていない事件*21や当初『犯人たちの事件簿』エピソード化の予定が無かった事件*22は他にも存在している事から、実際にこの事情がどこまで影響しているかは不明。


詳細は個別項目を参照。
ちなみにこれと同じ「日本テレビ土曜ドラマ」の作品は21世紀に入ってから1990年代の作品の再視聴が困難になり、ジャニーズ系出演作品は『金田一少年の事件簿』『ぼくらの勇気未満都市』以外みなVHS化止まり。
その他VHS化された作品も配信のみの『家なき子』1期・『フードファイト』や1990年代初期の一般向けドラマ含めてDVD化されない事がほとんどである。


1997年・1998年にテレビ朝日系の「月曜ドラマ・イン」枠で放送された、安達祐実主演の少女漫画原作ドラマ。
2019年にBS朝日で再放送されたものの、DVD化には至っていない。


  • 警視庁捜査一課9係 第4シリーズ 第3話『殺意のロザリオ』

地上波での再放送やDVDに収録されておらず、テレビ朝日の公式サイトでは完全に存在が抹消されている。
一方、制作元の東映のサイトには紹介がある。
封印理由は公表されていないが、「殺人事件の犯人が、別人として教会の助祭に成りすまし潜伏する」という内容で、教会関係者から抗議があったとする推測がある。


DVDが発売されたのだが、全50巻で第51話〜第54話は収録されていない。
BSなどで再放送は頻繁にされているが、なにぶん54作もあるので……
なお、DVDはオープニング曲が何の告知もなく本編のものから差し替えられており、ファンをがっかりさせた。


第19話「ライフルが叫ぶとき」、第27話「殺し屋の詩」、第37話「男のつぐない」、第68話「一万人の容疑者」、第106話「着陸地点なし!」、第127話「非情な斗い」の計6本が再放送やソフト化の際に外されている。


また、第524話「ラガーのラブレター」が出演している小林麻美の肖像権*23や、第571話「スペシャル 誘拐」がエド・マクベインの原作を使用しているため、権利問題でDVDソフトに収録されていない(どちらもCSでは再放送された他、「誘拐」の方は過去にVHSソフトが発売されている)。


  • ツヨシしっかりしなさい(実写版)

主演の森且行がジャニーズ事務所を退所し、最初からいなかったかのような扱いにされたため、ソフト化や再放送がなされていない。
ただ、森が全く関わっていないアニメ版も2年以上放送したのに劇場版しかソフト化されておらず、再放送がアニマックスでされた程度となっている。


  • 29歳のクリスマス

1994年冬にフジテレビ系列で放送された山口智子主演のドラマ。
主題歌にマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が使用され、曲は大ヒットしたが、楽曲の二次使用料が原因でソフト化がなされていない。
ただし独立局などで頻繁に再放送されていて、視聴自体のハードルは低い。


  • 彼女たちの時代

1999年にフジテレビ系列にて放送された深津絵里主演のドラマ。
挿入歌にBackstreet Boysのアルバム「Millennium」の楽曲を使用しているせいで、VHSの販売はなされたが以降のソフト化はなされていない。
FODで配信されているので視聴は容易に可能。


1999年1月3日にフジテレビで放送された『古畑任三郎』のスペシャル(第26話)。
2014年に発売された完全版Blu-rayへの収録が最後のソフト化で、2016年にSMAPは解散。
2022年にデアゴスティーニから発売された『古畑任三郎 DVDコレクション』には「『都合により』収録されていない」との一文が記載された。
解散後、木村拓哉以外のメンバーが全てジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)を離れた事もあり、その影響が大きいとされている。
実際に、木村が犯人役でゲスト出演した第17話「赤か、青か」は収録されている事もそれを裏付けている。
加えて2025年にはメンバーの中居正広が不祥事に伴い引退してしまったことで、この先新規に視聴できる機会があるかも怪しい。


  • 科捜研の女(第15シーズン第8話「スペシャリストたち」)

同局で放送されていた草彅剛主演の『スペシャリスト』とのコラボ回として放送されたため、当時草彅が在籍していたジャニーズ事務所の都合で再放送が行われず、草彅がジャニーズを退所するまでネット配信は行われていなかった。
現在はTELASAのみネット配信がなされている。


  • 遺留捜査(第1シーズン第10話「遺留品、紛失!!」)

ゲスト出演した橋爪遼が覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された為、再放送で飛ばされている。


劇場版以外はソフト化されていない。主演の藤田まことの妻の借金や、ジャニーズ事務所所属俳優の出演の多さが原因とされている。
なお、BS朝日や東映チャンネルでは現在も再放送の常連となっている。


  • 笑ゥせぇるすまん(テレビ朝日版)

藤子不二雄Ⓐによる同名漫画の実写化で、伊東四朗が主人公の喪黒福造を担当。
俳優や権利関係でトラブルが起きたという話は聞かないのだが、何故かソフト化も配信も行われておらず、視聴はほぼ不可能。
放送された「サタデードラマ」枠自体が本作含めてわずか4作・1年間しか持たなかった枠であり、ドラマ平均視聴率は8.6%とこの時代では低い方なので、収益化が見込めないと判断しての結果なのかもしれない。


  • ジャングルプリンス

1965年に製作されたものの、放送はその5年後の1970年となった作品。
カラーに移行している時代にもかかわらず白黒で放送され、放送も7月から8月までの平日朝9時という変則的なものだった。
2013年までの時点では映像が見つかっておらずソフト化はされていないが、1982年に発売された『宇宙船』には本編やタイトルから切り取られたカットが掲載されており、少なくともこの頃まではフィルムが現存していたと思われる。


  • ニュー・三匹が斬る!
  • 痛快・三匹が斬る!

『三匹が斬る!』シリーズの第6・7シーズン。
第6シーズンからレギュラー入りした近藤真彦が元ジャニーズ事務所所属のためか、再放送や配信がほとんどされていない。


  • コールドケース 迷宮事件簿

アメリカ・CBSで放送されていた未解決の殺人事件を捜査するテレビドラマシリーズ。
本編の中で事件発生当時のヒット曲が流れる演出を使用しているのが最大の特徴で、これがソフト化を不可能としている。
なお、WOWOW製作でリメイクされた吉田羊主演の連続ドラマW『コールドケース 〜真実の扉〜』はBlu-ray・DVD化されているが、こちらはソフト化に際して楽曲が差し替えられた。


  • 特命刑事ザ・コップ

1985年に放送されたアクションドラマ。
制作元のテレキャストが撮影終了後に倒産してしまい、ギャラの未払い問題が発生。朝日放送側が未払い分を負担して放送に漕ぎつけた……という複雑な経緯を辿っており、この影響かCSの再放送やソフト化がなされていない(一応、地方局での再放送はあったようだが)。


  • 京都殺人案内(第2作「呪われた婚約」)

フィルム素材の所在が不明らしく、2021年発売のDVDボックスで唯一未収録となっている。


  • こちら葛飾区亀有公園前派出所(2009年テレビドラマ版)

2009年にTBSで放送された同名漫画の実写ドラマ版。主演は香取慎吾。
放送当時は原作ファンから評価が悪く低視聴率で大コケし、さらに香取はSMAPが解散され旧ジャニーズ事務所を退社したため、二次利用全般が行われてない。


  • チョコミミ(テレビドラマ版)

テレビ東京で2007年に放送された、「りぼん」でかつて連載された4コマ漫画を原作とした30分ドラマ。
放送局はテレ東系列6局のみであり、BSジャパン(現・BSテレ東)も含めたBS・CS放送での再放送は1度も行われておらず、公式なデジタル配信も行われてない事から二次利用に恵まれないドラマである。



◆バラエティ・ドキュメンタリーなど

65年以上の歴史を誇る関西演劇界の雄だが、過去作品でDVD化や再放送されているのは1984年以降の作品のみ。
それ以前の作品は所在が全く不明で写真すらもほとんど存在せず、内容は当時の台本や花月劇場のポスターでしか知る事ができない。


  • てなもんや三度笠

1962年から1968年にかけて朝日放送制作・TBS系で放送されたコメディ時代劇。
「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!」や、「非ッ常にキビシ〜ッ!!」「許して…チョーダイ!!」などの決め台詞が人気を博した。
民放テレビ黎明期の作品で、ビデオテープの使い回しが当たり前だった故に朝日放送には映像が残っておらず、演出担当の澤田隆治が個人的に録画した末期1年ほどの放送分しか残っていない。
ソフト化は澤田が保有していたテープを元に行っている。


  • カックラキン大放送!!

日本テレビ系で1975年~1986年に、毎週金曜19時30分から放送されていたバラエティ番組。
CS再放送は不定期に行われているものの、現時点でソフト化は一部歌手の出演時歌唱映像がDVD収録されるのと『ザ・ベストテン』DVDの一部に番組収録終わりのアイドルを撮った映像が記録されているに留まっており、配信も行われていない。
バラエティ番組は数多くのタレントが出演し、人によっては引退などで消息と肖像権が不明、あるいは使用しているBGMの利用許可が下りないなどの理由から「歌映像のみ各歌手のソフトに収録」という例はこれに限った話ではない。


フジテレビの長寿お笑い特番。
趣向を凝らしたセットを用意したりするので、予算の都合か再放送が使われる事が多いのだが、その際エッチなアトラクションがある双六や、逮捕された出演者が出ているシーンがバッサリカットされてしまう。
特に側近の一人が逮捕されたのは大きな痛手。
これに限らず長寿のバラエティ番組では、逮捕された出演者が出ていたせいで二次利用ができなくなる例が数多く存在している。


  • 夢で逢えたら

フジテレビで放送されたバラエティ番組。
ダウンタウンウッチャンナンチャン・清水ミチコ・野沢直子がコントを筆頭に様々な企画に挑むもので、深夜枠ながら視聴率20%超えという驚異的な人気を誇った。
全レギュラーが今なお第一線で活躍している事からトーク番組のネタに取り上げられる事も多いが、ソフト化については未だに行われていない。
内村光良はとある雑誌での対談で「この番組は下手にDVD化しない方がいい、見られない方が伝説度が増す」とソフト化について否定的な見解を示したことがある。


NHKで放送された連続人形劇のうちの1作。
『NHK連続人形劇クロニクル』の第7巻として、セレクション方式でのソフト化(全213回のうち、第1・194-202・213回)がされた程度であり、全話ソフト化は未だに実現していない。
主題歌を担当した他、劇中で猫キャラとなって登場した事もあるシブがき隊との権利関係が原因なのではないかと思われる。
ちなみに「動画」でない媒体では原作小説とは別にテレビ文庫(「テレビ画像の写真を挿絵にした絵本」といった感じのもの)が全10巻で理論社から出ているが、全213回を一字一句収録する事など当然できず、ダイジェスト展開となっている。


有野課長がファミコンソフト『ドラえもん』に挑戦する回が、DVD・単行本2巻に収録されておらず、再放送も行われていない。
恐らく『ドラえもん』の著作権絡みだと思われる。


  • AKB48 峯岸みなみの卒業コンサート

グループアイドルの人気メンバー卒業時に定例となった卒業コンサート。
単独コンサートそのものが開催されることがある意味ステータスだが、本作についてはソフト化されていない。
その理由として峯岸が『トークサバイバー』(Netflix)に出演した際、「売り上げが見込めないからDVDにならないんだって」と本人の口からブッコミ発言がなされている。
なお、配信は実施されている。


  • キユーピー3分クッキング

日本テレビで放送中の長寿料理番組。
Huluでは2014年11月1日以降の回しか配信されてない。
なおOPとEDは提供読みが含まれるためなのかカットされている。



◆映画

  • ザ・ドリフターズの映画作品

1967~1975年の間に制作されたザ・ドリフターズ主演の映画シリーズ。
松竹制作が『全員集合』、東宝制作が『ドリフターズですよ!』のタイトルがついている。
前身のクレージーキャッツ映画よりも不人気と判断されたのか、ソフト化は松竹作品のVHSソフト止まりとなっている。
松竹作品については不定期にCSで再放送される他、2020年代以降は各種VODで配信が開始されている。


  • 燃える秋

1978年に公開された五木寛之原作の作品。
百貨店大手の三越が東宝との連携で制作し、監督に小林正樹、劇伴に武満徹など豪華なスタッフを起用。10億円という巨額の予算を投じ、革命前夜のイランで撮影が行われた。
制作を担当したのは当時「三越の帝王」「岡田天皇」と恐れられていた三越の辣腕社長・岡田茂で、映画化の経緯も「ペルシャ絨毯を売りたいがためのタイアップ」が目的だったとされる。
しかし、この頃の三越は岡田による私物化が横行し、この映画でも当時三越専属の配送業者だったヤマト運輸へ強引に前売り券を売りつける独占禁止法違反が発覚した。*24
岡田の暴走は「三越事件」の名前で問題視され、1982年に三井グループの手で岡田が解任されると、この映画も二次利用全般が封印となった。
事件の当事者のほとんどが死去し、事件の後遺症というべき迷走の末に三越が伊勢丹傘下になった今も二次利用の解禁はなされていないが、稀に映画祭で上映される事がある。


  • 徳川一族の崩壊

1980年公開の日本映画。
『柳生一族の陰謀』から続く史実無視上等な破天荒エンタメ路線の大作時代劇だったが、倒幕派が送り込んだ刺客が孝明天皇を暗殺したのはさすがにまずかったようで、右翼団体の逆鱗に触れてしまった。
再上映の際にも「不良箇所あり」などの注意書きがなされ、該当シーンもカットされており、ソフト化やテレビ放送は行われていない。


  • 食卓のない家

1985年公開のあさま山荘事件をモチーフにした映画で、『切腹』『人間の條件』6部作、前述の『燃える秋』などで知られる巨匠・小林正樹監督の遺作に当たる。
銀座の不動産王・川本源司郎が率いるマルゲン・フィルムの制作だが、マルゲン・フィルムは本作の前後に当たる『地平線』、『鹿鳴館』のみの制作で終わっている。
さらに2013年、川本氏が脱税の疑いで逮捕された事もあってか権利と原盤のありかが不明確であり、現在この3本は一切ソフト化・配信がされていない。
本作の原作小説は、あさま山荘事件から半世紀後の2022年に復刊されたのだが……


レオナルド・ディカプリオ扮するジャック役を草尾毅が担当しているが、この版は現状テレビ放送やソフト化されていない幻のバージョンとなっている。



◆音楽

  • BIG-O!

THEビッグオー』第1期のオープニングテーマ。
曲がQUEENの楽曲「FLASH」(邦題「フラッシュ・ゴードンのテーマ」)に似過ぎている上、映像があからさまに『ウルトラセブン』のパロディなためか自粛。
再放送などでは別の曲に変更され、『スーパーロボット大戦シリーズ』でも初出演の『スーパーロボット大戦D』を除いて使用されていない。
ここまで似た曲になった事について、漫画版第3巻に収録されたスタッフ対談では「FLASH風」という発注をしたらほぼそのままの曲として返ってきたと語られている。


後に本曲は『THEビッグオー』が海外放送された事で元ネタの作曲者ブライアン・メイの耳に入り、ブライアン側からの接触で正式に“共作”とされる事になった。
これにより、JASRACには「作詞・作曲:ブライアン・メイ、訳詞:永井ルイ」とクレジットされている。権利的にはクリアになったと言えるが、同時にきっちり管理されるという事でもあり、今後のこの曲の扱いはブライアンの意向次第という事になる。
なお、第2期のオープニングも『謎の円盤UFO』のテーマソングそっくりであり、OP制作班はあまり反省していなかったようだ


  • 飯場の恋の物語

雑誌『ビックリハウス』の100号を記念して発売されたカセットテープ『逆噴射症候群の巻』に収録された曲。
しかし発売当日に回収され、2か月後に内容を入れ替え再販。具体的な理由は発表されていないものの、タイトルと曲調が『銀座の恋の物語』に似ている事や、建築現場で働く同性愛者を揶揄したような歌詞が問題視されているのではないかと言われている。
ちなみにこの曲を歌っているのはデスラー総統伊武雅刀。今でこそ個性派俳優のイメージが強いが、当時はエキセントリック集団「スネークマンショー」のメンバーとして知られた。


  • 「Sa Yo Na Ra」のMV

globeが1998年に発表した楽曲だが、MVだけが公式MV集や公式YouTubeチャンネルで収録・公開されていない。
同作のMVは前後の「wanna Be A Dreammaker」「sweet heart」と共に「悪夢」を題材としており、「マーク・パンサーが曲中で精肉場などグロテスクな光景に遭遇する場面に苦情が来たのでは?」という説が存在する。
ただし、3曲の後に発表された「Perfume of love」のMV内にて、他2曲と共にMVの一部が引用されている。


大乱闘スマッシュブラザーズX』のアレンジBGM。
『X』以降に作られたスマブラアレンジ楽曲は、『for』未参戦のメタルギア関連や原曲メドレーを除きほぼ全て次回作にも続投しているのだが、何故かこれだけは一切再録されていない。特に『SPECIAL』では64時代の楽曲まですべてカバーしていながら、この曲だけがノータッチだった。
『スマブラ』では過去にも『MOTHER2』に関する楽曲が一切収録されないなど大人の事情が見られていたが、この原曲は任天堂一社しか権利に関与しておらず、同じ編曲者が担当した「Chill」(『ドクターマリオ』のBGM)は問題なく再録されているので、なおさら意図が謎めいている。
また、ディレクター自ら収録した事を失敗と認めた「純喫茶ハトの巣」も問題なく続投している事から、開発意図によるものとも考えづらい。音源が関与しているのだろうか?


2025年に任天堂の音楽配信サービス「Nintendo Music」に本作のBGMが追加されたが、有料追加コンテンツ(『すれちがい○○』6種、『サクッと!○○』5種)のBGMだけ収録されなかった。
いずれも複数のメーカーが開発に関わっている(グッドフィール、スパイク・チュンソフト、プロペなど)ため、「権利関係の複雑さで収録を断念した」という説が有力視されている。
現在はいずれのゲームもサービス終了しており、BGMを聴く事が困難な状況になってしまっている。


同様に、こちらも「Nintendo Music」の事例。同作はアニメ版から流用されたBGMが数多く存在するが、権利の都合なのか収録対象外となっている。これにより、チェックナイトは裏音楽のみが収録されるという奇妙な状態になった。
なお、以前からチェックナイトのBGM「強いぞ星の戦士」はクラブニンテンドーの記念サントラで初期コース中唯一はぶられたり、『for』以降のスマブラでリストラされたりと、大人の事情に振り回されている。


  • UniSisters

ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のゴジュウユニコーン/一河角乃のキャラクターソング。
降板の煽り(詳細はゴジュウユニコーン、及び封印作品の項目を参照)を受けてCD『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー ソングコレクション』及びテガソード -MEMORIAL EDITION-には収録されない事が発表された。
なお、Apple Musicなどでは配信も行われているが、クレジットから今森茉耶の名前が消されている。


原則として、ゲームやMRライブ*25等に収録された楽曲はCDにフルとして収録されるのが通例だが、
「『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』収録の千川ちひろ版『お願い!シンデレラ』」
「『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』収録の、シアター組による日本コロムビア発の楽曲のカバー」
「961 PRODUNTION presents『Re:FLAME』に登場した、星井美希我那覇響四条貴音奥空心白&亜夜版『』」
など、フルバージョンがCDに収録しておらず気軽に聴く機会に乏しい楽曲が存在している。
2つ目は「『アイドルマスター ミリオンライブ!』のレーベルはランティスであり、フルでカバーしにくい*26」といった感じで推測できるが、1つ目はゲームサイズかつエイプリルフールイベントで1度披露したのみ、3つ目は当曲にとって初カバーかつフルで披露したにもかかわらずカバー曲の初音源化を別のキャラ及びライブに取られる*27など、事情は千差万別となっている。


なお、後述する「一時期は未収録だった作品」に該当する曲もそれなりに存在している。
例えば、秋月涼の覚醒版「Dazzling World」は長らくゲームのみ収録となっていたが、2026年になってようやくフルでの収録を果たした経緯を持っている。
変わり種としては、二代目萩原雪歩役の浅倉杏美がソロ歌唱する「First Stage」はCDには収録されておらず音楽配信サイトでのみ販売されている。*28


  • Smac
  • 弾丸ファイター
  • 僕の半分
  • Moment
  • Mistake!
  • ハロー
  • Yes we are/ココカラ
  • Top Of The World
  • ユーモアしちゃうよ
  • Otherside/愛が止まるまでは

いずれもSMAPのシングル曲で、特に『Otherside/愛が止まるまでは』は事実上最後のシングルだが、オリジナルアルバム群及びセレクションベストアルバム『SMAP AID』・解散記念のファン投票ベスト『SMAP 25 YEARS』には未収録となった。(「Mistake!」のみ別アレンジでアルバムに収録)
ただし、解散直前に発売されたBlu-rayのビデオクリップ集「Clip! Smap! コンプリートシングルス」には全て映像付きで収録されている。



◆ゲーム

  • アイレム作品

2011年に発売予定だった『絶体絶命都市4』を(恐らく東日本大震災の影響で)発売中止したのを皮切りに、ゲームアーカイブスやバーチャルコンソールでダウンロード販売していた自社作品のほとんどを販売中止に。
さらに公式HPでのパチンコゲー以外のゲームの詳細ページ(とエイプリルフールページ)を削除した。
詳しい理由は不明だが、以後はパチンコ関連ゲーム専門メーカーとなっており、『パチプロ風雲録』シリーズも好評を博したかつてのものを作った主要スタッフが退社したことで、別ゲームになっている。
一方、アイレムの元スタッフは新会社グランゼーラとして独立し、以降はそちらがアイレム作品の版権を取得して展開・配信を行っている。


また、2025年11月にR-TYPE⊿の最新機種へフルHD化移植版がシティコネクション社から販売されたが、ここで発表された裏話によると本作の移植版が全く出なかったのは簡単に言えば移植難易度が高く、話が流れに流れたせいとのこと。
なので裏では話などがあったり、完全に封印したわけではないのかもしれない。


  • データイーストコレクション

セガサターンでの発売が予定されていたオムニバスソフト。
同社の『カルノフ』『チェルノブ』『トリオ・ザ・パンチ』、そして『ザ・グレイトラグタイムショー』の4本をアーケード版そのままに収録するはずだったが、なし崩し的に発売中止になってしまった。
一説によれば、チェルノブの設定が設定なだけに「被爆者保護団体からの抗議が来るのを恐れたからではないか」とも言われている。


作品それぞれの移植は『カルノフ』はファミコン版があり、『チェルノブ』はメガドライブにアレンジ移植された際には原発関連の設定は削除されている。
『トリオ・ザ・パンチ』はPlayStation2の「オレたちゲーセン族」シリーズのうちの1作として発売された……が、ソースコード盗用などもあってそちらはそちらで非常に黒く、完全な移植は2022年のPlayStation4Nintendo Switch配信向けでのアーケードアーカイブスを待たねばならなかった。
『ザ・グレイトラグタイムショー』は長らく移植されず幻の作品になっていたが、『レトロビットジェネレーション3』に収録された。


  • 銀河任侠伝

ジャレコが1987年に発売したアーケードゲーム。任侠の主人公やっちゃんが宿敵コブラにさらわれた2代目のクリスちゃんを取り戻す、アクション+横スクロールシューティング。
ゲーム自体はオードソックスなアクションだが、被弾時の無敵時間がないせいで下手な弾幕地帯で被弾してあっさり死ぬ事もあるなど、アーケードゲームらしいシビアな要素もある。
しかしこのゲーム最大の特徴は、パロディで済ませるには無理のあるレベルのそっくりさんが多数登場する事。
例としてDAIMA・GOZIL・HANA・ZAKUなどの名前の雑魚敵が出現するが、そのグラは大魔神ゴジラ巨人の星ザクそのまんま。
それ以外の敵も何かしら元ネタがあるものばかり、背景にもデス・スター一刻館・マチコ先生など見覚えのあるものがチラホラ。
さらに一部のステージ曲は「愛をとりもどせ!!」や「ゆけゆけ飛雄馬」のメロディをほぼそのまま使用している。
エンドロールに申し訳程度に著作権元への謝罪があるが、その会社も日本テレビ・TBS・フジテレビ・東宝・サンライズなど12社も名前が挙がっている。
当時は著作権に対する意識が薄く、著作物の無断使用も珍しくなかったのだが、ここまでやりたい放題した例は他になく、語り草になっている。
さすがに現在発売しようものなら著作権侵害で訴えられかねず、当然ながら移植・配信は皆無。
2014年に本作のグラフィックを盗用したアプリゲームが海外で配信されたが、わずか1か月ほどで削除された。
だが、よりにもよってファミ通Appが本作を好意的に捉える記事を作成してしまい炎上、ファミ通が制作サイドに問い合わせるも削除された事で謝罪文を掲載する事態になった。


後にジャレコから本作の版権を引き継いだシティコネクション社は、2013年発売のCD『Arcade Disc In JALECO -ACTION-』に本作のBGMを収録したり、2023年発売のゲーム『サイキック5 エターナル』にやっちゃんを出演させたりしているので、ゲームの存在が無かった事にはされていない。


  • イレギュラーハンターX

カプコンが2005年にPSPで発売した、初代『ロックマンX』のリメイク作。
オムニバスタイトルである『ロックマンX アニバーサリー コレクション』に収録されていないシリーズ作品は他にも複数あるが、本作の場合ゲーム内に収録されているOVA『The day of Σ』のみ収録という、あまりにも不可解な扱いをされている。
このOVA自体、イレギュラーハンターXありきの内容の為、本作が未収録で終わった事の違和感が浮き彫りとなってしまった。


様々なソーシャルゲームで行われていたエイプリルフールイベントが、日本語版のみで行われなかった。理由は公式から言及されていない。
一説にはポケモンセンター襲撃事件の影響説*29や、エイプリルフールイベントの内容が日本語版でやっていた内容と酷似していたため*30、ストーリー面での矛盾を解消出来ない*31などが囁かれているが、真偽は不明。
一応、今のところ日本語版公式からこのイベントに関する言及は無いので、延期してから改めてやる可能性もあるが。


  • 『ACID VISION』(L.E.D.の楽曲)の専用ムービー

2005年発売のPS2版beatmaniaIIDX 10th Styleで収録された家庭用オリジナル楽曲であり、約20年間もアーケード版未収録だった。
33作目のSparkle ShowerのARENA MODEの隠し楽曲でようやく移植されたが、しかし汎用ムービーに差し替えられている。
ジャンル名が「DRUM & BASS」に変更された関係で、専用ムービーの最初に「LIQUID FUNK」が出たからだと思われる。



■一時期は未収録だった作品

◆漫画

初出は『花とゆめ』1980年3月5日号で、単行本第4巻(1980年5月25日初版)の第15刷(1983年5月)まで作品番号12番として収録されていたエピソード。
レギュラーキャラクターであるタマネギ部隊の初登場回であったが、第16刷以降は作者の別作品に差し替えられ、タマネギ部隊は何の説明もなく唐突に登場する事になった。
欠番になった理由が長らく説明されておらず、「差別用語の使用(「精神病院にでも入れたらどうか」)」や「ナチスネタ(堂々とハーケンクロイツが使われていた)」など複数の説が飛び交っていたが、2011年に開かれた作者のトークショーにて「アガサ・クリスティの短編『ラジオ』を流用したことで、どっかの大学のミステリー研究会から著作権侵害で訴えると脅され、編集長と相談した結果封印となった」と明かされた。*32
2014年3月発売の文庫版第50巻において、アガサ・クリスティ社の承諾を得て(正確には問題が無い事が確認された)、実に31年ぶりに再録された。
なお外された経緯も書下ろしにて説明されており、同時に文庫版50巻版では上述の精神病院のくだりも「入院させたらどうか」に、ハーケンクロイツも鉄十字マークとなっている。


当時『月刊コロコロコミック』・『小学三年生』・『小学四年生』で連載されていたシリーズ。
『小学三年生』版以外は突如強引に話を打ち切られ、単行本にも全話未収録となった。
原因は公表されていないが、掲載時には本編で登場人物がやたらと「スーパーマリオRPG編」の宣伝をしていた為、作者の意向での打ち切りではないのは明白であり、任天堂と旧スクウェアの確執が原因として有力視されている。
単行本でも読者からのファンレターに対する返事の中で「事情があって掲載できない」「機会があれば」(要約)とコメントされていた。
その後、スクウェアはエニックスとの合併前後(2003年頃)に任天堂と和解を果たし、連載25周年を迎えた2015年にようやく単行本収録が叶った。


『コミックボンボン』連載の漫画版で、単行本化に際して削られたエピソード。
オリキャラの大尉相手に、後のガンダムファイトばりのMS格闘戦を繰り広げる内容で、露骨に『ストリートファイターⅡ』や『ファイナルファイト』をパロディしすぎたのが原因で無かったことにされたとも言われていた。
2022年、作者がXアカウントにて「単行本化に際してページ数が超過してしまうので、一番差し障りのないエピソードを削った」という真相を明かし、2024年に発売された新装版では無事収録された。また、念を入れてカプコンの許可も取ったとか。
というわけで30年近く封印されていたギンザエフだったが、パロディ元の許可も取れ大手を振って公の場に登場する事ができたのである。
実はもっとやばいエピソードがあったというオチもついたが。
ただし、サンダーインパルス回については「V2ガンダムの初登場回」を兼ねているため、ページ数を理由に削ると差し障りがあった可能性が極めて高い。そうだとしてもどうかと思うが


  • マイナス(Lesson31『遭難クッキング』)

『ヤングサンデー』に連載された山崎紗耶香(当時は「沖さやか」名義)の漫画。
「虫の息の子供をバーベキューにする恩田先生」として結構有名なエピソード。
ただ、作品そのものはかなりハードな展開の連続なので、このエピソードはほんの一端でしかない。
2004年にエンターブレインから刊行された完全版では収録された。


  • ながいあな

手塚治虫の読み切り作品。
手塚が絶賛暗黒期の1970年(詳細は『鉄腕アトム』の項目を参照)に描かれた、在日・帰化朝鮮人をテーマとした社会派作品。
「出自を隠して社会的に成功した男性の転落劇」というストーリー故、当然差別が絡み、そこに戦時下のトラウマ、出自隠しをする主人公の朝鮮嫌悪、逃れがたい同胞の縁、北朝鮮から密入国し入国者収容所からも脱走してきた若者*33の悲劇、親子の断絶……とご多分に漏れず暗く救いがない。
1972年の短編集『空気の底』(下)に収録されたきりで、『空気の底』の新装版や手塚治虫漫画全集には未収録。
表立った抗議やトラブル、関係者のコメントが確認されておらず、全集への未収録は政治的な事情なのか生前の手塚の意向なのか、はたまた原稿の紛失などによるのかは判然としない。
だが2026年に法政大学出版局から、識者による解説を追加した単行本が発売。久しぶりに日の目を見る事になった。



◆小説

  • ミルキーピア物語(『京美・誕生 小さなイヤリング』『霧のエトランゼ』『史上最大のメリークリスマス』)

1980年代終盤~1990年代序盤に『SFマガジン』に連載された、東野司による電脳SF小説。
物理書籍はハヤカワ文庫JAから発売されたのだが、なぜかSFマガジン連載分の一部短編とラスト部分が書籍化されず、完結編『史上最大のメリークリスマス』のみが期間限定でファン向けにフロッピーディスクとして配布されたのみだった。
結果、2000年代にこのシリーズの未来を書いた作品『青の妖精』(『ページ11シリーズ』の完結編)が発売された際、「ミルキーピア」側の主人公が読める機会が希少な『史上最大のメリークリスマス』で負った「傷」を抱えて再登場する(一応、経緯自体は同作内で説明が入った)事になったのだが、後にアドレナライズからネットものだけに電子書籍化された際、この3作も無事収録された。



◆アニメ

  • ゴルゴ13(1971年アニメ版)

ご存じ超一流スナイパー・ゴルゴ13の最初のアニメシリーズ。
劇画のイメージを保つべく、本編の静止画に色と音を付けた「スチールアニメ」方式を採用(1990年に制作されたOVA作品もこの方式を踏襲している)。
長らく再放送されなかった事から幻の作品とされていたが、2023年にフィルムが突如発掘され、一部の回をBS-TBSで再放送。
この再放送の反響が高かったため、発掘された全40話の配信が開始。2026年にはBlu-ray化も発表されている。


  • アニメーション紀行 マルコポーロの冒険

冒険家マルコ・ポーロの辿った旅路を、実写フィルムを交え描いたテレビアニメ。
1979年4月より放送休止を挟み全43話、NHK総合で放送された。製作はマッドハウス
劇中の主題歌を作曲含めシンガーソングライター兼銀行員の小椋佳が担当した事、主人公のマルコの容姿が『宇宙戦艦ヤマト』の古代進(同じく富山敬が担当していた)にクリソツなのが話題に。
旅の先々でマルコ一行と様々な人物、ゲストキャラが織り成す重厚なストーリーはそれなりに人気が出て、ムック本やドラマ音声を収録したレコードも販売された。
ただ当時の宿命で、高価なVTR用テープを様々な制作部署間で本放送直後より使い回したことで、第1話と最終話しかマスターが残っていなかった……


その後、2020年末にグループ会社(ヨコシネ)でイタリア貸出分含めた原盤フィルム(吹き替え用のもので映像と効果音だけ載っており、キャラの音声はない)全話分を見つけ、2021年に視聴者から募った本放送録画済ビデオテープが全話揃う事となった。
そしてNHK側はこれらの素材を使い復元できる旨を広報。その予告通り2023年3月に一部回の復元映像が公開され、同年4月から番組公開ライブラリーで第1話・第4話・第7話の公開がスタート。
2025年2月からBS4Kで再放送が開始され、4月から地上波でも放送された。


国民的人気ゲームの『ドラゴンクエストシリーズ』を原作とした漫画のアニメ化。
映画も3本公開され放送延長もありえたほどの人気作品だったが、当時のTBSの番組再編に巻き込まれて打ち切りに遭ってしまった。
当時発売されたVHSより後は二次利用がほとんど行われておらず、サントラもレンタルこそ容易ではあったが復刻されていない。
2019年末、2020年秋から再アニメ化が公表され、それにつられるように本作の二次利用も解禁されるようになった。
が、数十年もの長きに渡ってソフト化されず放置されていた理由は今もって明かされていない。
ただ、2023年に刊行された書籍『三条陸 HERO WORKS』の中で、原作漫画は新アニメ化の企画が立ち上がる2018年になるまで権利が整理されておらず、『少年ジャンプ』のオールスターゲームに登場できなかったという事情が明かされており、これが本作にも影響している可能性もある。


  • 白鯨伝説

VHS、LDが全26話中8話分までで発売打ち切り。後に全話収録のDVD-BOXが発売。


土曜夕方に放送されていたサンライズロボットアニメの多くはVHS時代にソフト化されていたのだが、上記の3作についてはVHSが発売されず。
いずれもLD以外のソフト化はDVDが普及してからとなる。


VHSでは全100話発売されたがDVDの発売は途中で打ち切られ、第1話~第39話、第49話しかソフト化されなかった。その事に対する皮肉なのか、第79話では「DVD版のアニカビを見る」というシーンが差し込まれている
Wiiの動画配信サービス「Wiiの間」で特別編を含めて全話視聴できたが、サービス自体が既に終了となっており、この後は前述の第49話と『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』に収録されている第60話と第72話のみとなっていた。
2023年に満を持して全話にリマスターを施したBlu-ray BOXが発売された。


  • ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌

1992年に公開された劇場版の2作目で、原作者であるさくらももこのエッセイ『自分の好きな歌が、実は旧日本軍の戦意高揚歌だった話』をベースとしている。
自分の好きな歌を絵で表現するという学校の課題の中で、まる子が出会った絵描きのお姉さんとの交流を描く。
音楽とアニメーションを融合させたミュージカルパートが複数あり、当時としては6万枚という膨大な数のセル画を用いて表現され、一部背景はさくらももこ自身が担当している。
楽曲の多くを原曲のまま使用しているので使用料の問題と思われ、VHS・LDが発売されて以降長らくソフト化がされなかったが、2022年12月にBlu-rayが発売され、2023年4月にはNetflix限定で配信も開始された。
先述した「権利上の都合」でと明言された話とは異なり内容に問題はなかったので、Blu-rayの発売以前からCSなどでは時折放送されていた。


かつてのソフト化の際には、『戦え!』が第1話~第3話のみVHSが発売された他は、いずれもVHSが発売されず、限定生産によるLDボックスのみでソフト化されていた。
後にDVDが発売されて以降は市販ソフトでの視聴が可能になっている。
なお、『戦え!』の後に製作された『トランスフォーマー ザ・ムービー』は日本公開の前後よりVHSが発売され、諸事情で日本公開がされなかった作品という体ながら、かつては唯一手軽に視聴ができた『超人マスターフォース』*34以前の作品という立ち位置になっていた。



◆特撮

東映が誇る看板特撮作品群。
これらの作品は現在こそDVD以降のディスクメディアやネット配信を用いて容易に見る事ができるのだが、1970年代から1990年代初頭にかけてのかつての方針では作品人気に応じてなのか、「VHSで無事に全話ソフト化された(『デンジマン』のみ)」のはいいとして、「全話に届く前にソフト化が中止された」「全話ソフト化されず、HERO CLUB名義のVHSを経由した傑作選形式でしかVHSになっていない」「レーザーディスクは発売された」「そもそもVHSになっていない」といったように、作品毎の扱いに対してかなりムラがある様子であった。
しかし、スーパー戦隊は『鳥人戦隊ジェットマン』が、メタルヒーローシリーズは『特捜エクシードラフト』がそれぞれ全話VHSになった事が転機になったのか、以降の作品群も全話VHS化。
これにより、最新作が放送された後は全話ソフト化する方針に改められて現在に至る。



◆テレビドラマ

  • 石原プロモーション制作作品(『西部警察』など)

CSでは全話放送されていたが、当時の石原プロモーション専務である小林正彦が高額な使用料を吹っ掛けるなど自社作品のソフト化に消極的な姿勢を見せており、連続ドラマのDVDは未発売か、あってもセレクション形式でのリリースだった。
経営陣の高齢化や将来的な版権管理会社移行*35を見据えてか2011年に経営体制が一新され、前述の小林や社長の渡哲也が退任。
以降はソフト化に積極的な姿勢を見せ、『西部警察』は2014年発売のBlu-rayでようやく全話収録を達成。それ以外の作品もDVD-BOXでそれぞれ全話収録された。
また、2016年からは動画配信サービスへも参入している。


ちなみに、石原プロ作品は映画も同様の扱いをしており、石原裕次郎と三船敏夫の共演が話題となった土木映画『黒部の太陽』も長らくソフト化がされていなかったが、こちらも石原プロ創立50周年となる2013年にDVD化が決定。以降はしばしばテレビ放映もされるようになった。
『黒部の太陽』については石原裕次郎が「大迫力の作品なのでスクリーンで見てほしい」という意向を汲んだとされているが、前述の理由を考えると方便だったのかもしれない。*36


  • 私鉄沿線97分署(第64話「死亡時刻はパソコンで…」)

理由は不明ながら再放送時には外されているエピソードだったが、2021年10月に発売されたDVD第3巻に収録された。


  • Gメン'75

CSでは全話放送されたものの、DVDはセレクション形式でのリリースしかなされていなかったが、DVDマガジンの形式で全話収録された。


  • 手錠をかけろ!!

1979年にフジテレビ系で放送された刑事ドラマで、サブの若手刑事役を演じた阪本良介(後のレッドワン)と中田譲治(後のサー・カウラー大教授ビアス)の初レギュラー作品でもあった。
1クール終了だったせいか、CS再放送が2006年のみと長らく視聴機会に恵まれない作品だったが、2021年に雑誌『COMICデカ』Vol7の付録DVDに第1話が収録。
2025年1月にベストフィールドから初のフル収録ソフトとなるコレクターズDVD-BOXが発売された。


  • さすらい刑事旅情編

1988年から1995年に掛けて『はぐれ刑事純情派』と交互に放映されていた、鉄道警察モノの人気ドラマシリーズだった作品。
各地方局再放送やテレ朝チャンネルに東映チャンネルでの再放送常連組として有名だったが、何故かVHS・DVD共に映像化されていなかった作品としても知られていた。
一説には「『PART Ⅲ』から最終作『PART Ⅶ』までレギュラー出演していた植草克秀のジャニーズ事務所絡み」と言われていたが、2023年7月から2025年5月に掛けてコレクターズDVDが販売されている。


マスターテープの損傷により長らく再放送で飛ばされていたが、2014年に状態が良好なVTRが発見され、以降は再放送されている。


  • 大江戸捜査網(杉良太郎版 第11話「殴り込み風来坊」)

マスターテープの破損により、再放送もDVD化もされない状態が長らく続いていたが、2020年にようやくDVD化された。
ただし、修復不能な映像の劣化が多いせいか、現在も再放送では飛ばされている。


  • 闇のパープルアイ

篠原千絵の伝奇少女漫画を実写化した、1996年放送の東映制作「月曜ドラマ・イン」枠ドラマ。主演は雛形あきこ。
なぜか放送当時はVHS化されず、2011年にCS再放送されたのみだったが、2026年にコレクターズDVDとして初ソフト化。
ちなみに月曜ドラマ・イン作品では『イグアナの娘』(1996年放送、2001年DVD化)に次ぐ2作目のDVD化作品となる。



◆映画

  • 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間

1969年の映画で、江戸川乱歩作品の『孤島の鬼』『パノラマ島奇譚』などをミックスし、独自解釈で描いたエログロ作品。
1980年代・1990年代にそれぞれソフト化の話が出るも立ち消えていたが、2006年にアメリカで、監督の石井輝男の他界後には追悼記念として日本でも2007年にDVD化された。
ちなみに本上映時には成人映画扱いだったのだが、DVD版はPG12指定となっている。


  • 暗号名 黒猫を追え!

1987年に制作された日本映画。「北方共和国」から潜入した「ブラックキャット」を巡るスパイ映画。
1980年代の「スパイ防止法」制定をめぐって自民党の周辺や法案を推進する政治団体の支援を受けて制作されたプロパガンダ作品で、工作員による戸籍乗っ取りなども描かれた、当時の日本では珍しい右寄りの社会派映画。
劇場公開されなかったことから「封印作品」にも扱われるが、実際は最初から劇場公開は計画しておらず、公民館などでの自主上映頼みだったらしい。
しかし「スパイ防止法」は結局成立せず、その後は相次ぐ不祥事による自民党の下野、推進派のバックについていた統一教会による霊感商法や合同結婚式の社会問題化、何より東側諸国の崩壊でスパイへの社会的な危機感が薄らいでいったため「スパイ防止法」推進運動は立ち消えとなる。
存在意義を失った本作はカルト映画マニアの間で存在を細々と語られていたが、2008年に通信販売限定でのDVD化と劇場上映がされた。


◆ライブ映像

  • SHARISHARISM DECADANCE TOUR

米米CLUBが1992年に行った2パターン編成のコンサートツアー。バンド最大のヒット曲「君がいるだけで」と収録アルバム『Octave』に合わせてのライブでもあった。
WOWOWではツアー後に放送されたものの、なぜか前後のライブがソフト化されても長らくビデオ化が行われなかったが、ツアーから15年後に発売されたDVD BOX『米盛Ⅱ』に1995年のファンクラブ限定ライブ『CCC大集会〜サンタがSORRYにのってやってくる!〜』と一緒に初収録。
その後は一部映像がアルバム再販時の特典映像や公式YouTubeチャンネル映像として配信されるなど、普通の公式作品として扱われている。



◆音楽

音ゲーにおける版権曲の削除はよくある事だが、この3曲は特殊な経過を辿った珍しい例。
この3曲は『3rd』に収録されず、代わりになぜか次回作のCS版『4th』で収録された。
「XANADU」「FOLLOW THE SUN」は最高難易度譜面が『4th plus』で一新された事に合わせて、CS版はそちらが採用されている。特に「XANADU」はとんでもなくトリッキーな譜面に……
これにより版権契約を更新したおかげか、『3rd』以前の曲を人気作以外削除した『5th』では特例として「XANADU」「IT ONLY TAKES A MINUTE」が収録されている。


3曲に何らかの共通項や怪しい事情は見られず、これらが特殊な経緯を辿った理由は未だ不明。
このうち「XANADU」は結構ゴタゴタがあったようで、アーケード版『2nd』の没データに収録を試みた形跡があったり、『3rd』稼働時には古いタイトルとなっていた『Dancemania EXTRA』からの収録だったり、『3rd』新曲の歌詞表示機能に唯一対応していなかったり*37と、他の楽曲と比べても不自然な部分が多く見受けられる。




追記・修正は、お気に入りの未収録作品が配信で見られることを願いながらお願いします。



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*1 久米田はもともと非常に熱心なF先生ファンとしても知られていた。ただし『ドラえもん』は現時点で単行本への公式収録が可能なエピソードに限っても1300話以上が存在するし、「お金のいらない世界」自体はさほど著名なエピソードとは言い難いだろうため、久米田が全話の内容を把握していないのはむしろ自然だったという擁護はされるべきだろう。
*2 西島櫂が水着の表現として「昆布みたいな水着(「アイドルも絶対着ないような」という前置きがあった)」と口にしたところ、聞いていたイヴが頭痛を訴える内容。
*3 そもそも掲載時期が古い・一応でも時事ネタ前提なので当時のてんコミは重版されにくい傾向がある。
*4 『テイルズ オブ ハーツ』のみ、本編・外伝ともに単行本化されていない。外伝の方はページ数が1巻分もないので仕方ないが。
*5 実質的には法律監修を務める弁護士の森田貴英と片岡朋行との共同作業と思われる。
*6 「兄妹同士の結婚は許されないが、エッチするだけなら特に法に触れる事はなく、むしろ母親らが2人を阻もうとして明確な違法行為をしている」という趣旨。
*7 「サラサラストレートのララァ・スン」「極限までキャラクター性を削ぎ落し、辛うじて人型に見えなくもない機械のマニシングスキン(MS)」など。
*8 桜井を指すスラング。当初は蔑称だったが、「そもそも桜井の本来の仕事である『ゲームクリエイター兼任天堂広報』に理解が進んだ」「元ネタのダークライが(少なくとも映画では)むしろ自分なりに街を守ろうと奔走したヒロイックなポケモンだった」などの経緯もあり、現在では単に任天堂作品に引っ掛けたダジャレの愛称となっている。
*9 桜井の親族が死去した事でそちらへの出席・遺族としての対応を優先しなければいけなくなったため。当該の回では、そのサークライにとってもかなり悔いが残った旨が綴られていた。
*10 項目に詳しいが、アニメ版は社会風刺・ブラックジョーク・群集心理の暴走による不道徳な結果の3点セットが非常に多くの回で取り上げられており(これでも言い方を選んでいる)、「作品としては面白いが、ゲーム販促を兼ねたキッズアニメとしては疑問」「Blu-ray BOX発売による時代の流れどころか当時でも表現に問題があった」といった感想は現代ですらよく見られる。コックカワサキの個別項目における「アニメ版のカワサキ」なども参照。
*11 YouTube Musicの無料版で聴けるが、収録申請者であると掲載されているSpace Shower FUGA社が現在法的な根拠の下に原盤の権利管理をしているのかは不明。
*12 C.E.のものは本当に「ビームを出しているだけ」なので、宇宙世紀作品などの「粒子の塊なので実体剣のようにチャンバラができる」はありえず、鍔迫り合いもできずに双方すり抜けると設定されている。
*13 もう片方は『忍たま乱太郎』でお馴染みの亜細亜堂。
*14 なお他の主要特撮番組で未掲載となったのは、マーベル作品の公認メディアミックスな東映版『スパイダーマン』(2005年にDVD化)と、『東宝特撮 全怪獣図鑑』でも版権問題から写真が未収録となった『円盤戦争バンキッド』(2016年にDVD化・『ゴジラ&東宝特撮OFFICIAL MOOK』では掲載)。
*15 ムックでの特集から外れた作品群(未DVD化の『獣人雪男』『ノストラダムスの大予言』も含む)の解説も収録したOFFICIAL MOOK vol.0でも除外されていた。
*16 前作『ウルトラマンネクサス』が思ったより商業的に上手くいかず短縮(実質的には打ち切りだが、エピソードそのものは一切切っていないとされる)、さらに40周年のお祝い作品である『ウルトラマンメビウス』までの穴埋め作品が必要になったのも『マックス』企画立ち上げの一因。その為、何かしら円谷プロダクションのウルトラ班とコネクションがある監督や脚本家に片っ端からオファーを出して「マックスと怪獣とDASHが出てくれば他はやりたい事をやっても全部OK」でシナリオを制作させたとされる。
*17 この回だけは事実上のエピローグとして、本編の一部がエンディング映像となっている事から。
*18 ただし『元禄太平記』についてはNHKにはまだ寄贈されていないものの、出演していた江守徹が「うちには全話録画してある」とコメントしており、実際にTVやBSでその一部が紹介されている。
*19 放送終了後に水谷と結婚したが、後に離婚。
*20 当初契約で16話まで出演となっており、その後は石原プロ制作の『代表取締役刑事』に主演として起用された。
*21 教師と生徒の恋愛描写が引っかかったと思われる『首吊り学園殺人事件』や遺体の損壊描写が引っかかったと思われる『雪霊伝説殺人事件』など。これらの描写はアニメ化されたエピソードでも大半が改変・カットされている一方で、『異人館村殺人事件』は両方に該当している。
*22 単行本のおまけ漫画で『魔術列車殺人事件』が「犯人が犯行で一喜一憂するタイプじゃない」という理由で人気投票で一位になるまでエピソード化の予定が無かった事が明かされている。ちなみに同人気投票には本事件の犯人も参加している。
*23 同じくゲスト出演しているBOØWYの権利関係とも言われているが、小林が出演したドラマ『寂しいのはお前だけじゃない』第7話も同様の欠番処置を受けているので、こちらの方が有力。
*24 配送料交渉で関係が悪化していたヤマト運輸は本件を機に三越とは絶縁し、三越が伊勢丹傘下となった後の2010年まで取引が存在しなかった。
*25 CGを用いたライブであり、基本的には音源化されているものがよく使われる。
*26 全くできないわけではなく、ミリマスの漫画『Blooming Clover』限定版CDでは日本コロムビア発の曲をカバーしていたり、「876プロダクションフェス」の会場オリジナルCD2作ではDearly Stars(日本コロムビア)とvα-liv(ASOBINOTES)が既存の楽曲を合同で歌唱するといったケースも見られる。
*27 「心白と亜夜の二人が歌う『空』」としては、2026年7月に開催されるイベント「IDOL WORLD SUPER FESTIVAL 2026」の会場オリジナルCDに収録されるが、美希達3人を含めた5人版(ないしその3人による歌唱版)は収録されていない。もっとも、千早自身も他ブランドの曲を彼女のMRライブで多数披露しており、いずれもCDには未収録となっている。(こちらの場合も大半が他レーベルの曲であるからだと思われる)
*28 アケマス初出の雪歩の持ち曲。初代声優の長谷優里奈(現:友利花)版は2007年初出であり、二代目版に関しては2010年に携帯アプリ『アイドルマスター モバイル』で先行販売されてから2012年に配信サイトで一般販売された。
*29 前提として本ゲームはDeNAと株ポケが制作を担当している。
*30 海外の有志が動画を上げている。詳細はこちらを参照
*31 こういうのはゲームが本国版のリリース後にグローバル展開すると本国版とグローバル版でイベント実装時期がズレるというのがあり、いわゆるソシャゲ界隈の暗黙の了解とも言える。
*32 なお、著作権侵害で訴えられるのは被害を受けた本人のみなので、実際は訴えることなどできない。
*33 ただし掲載当時は北朝鮮での独裁体制が明るみに出ておらず、目立った困窮や日本との対立も無かったため入国者に亡命の意志はなく、純粋に「ある目的の為に未旅券で不法入国した旅人」扱いだった。
*34 ただし、VHSで発売されたのは第1話~第9話のみ。
*35 その後、2021年3月に石原プロは解散し、版権管理は石原音楽出版社に移行している。
*36 もっとも、裕次郎存命の時代はビデオソフトは1本1万が当たり前、デッキも平均10万円越えと庶民が簡単に手の出せる代物ではなかった。
*37 ただし、ある楽曲に限り過激な部分の歌詞が流れない処置が行われている。

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