未収録作品

ページ名:未収録作品

登録日:2018/07/04 Wed 20:05:10
更新日:2024/02/26 Mon 13:52:13NEW!
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大人の事情 欠番 未収録作品 単行本未収録 アニメ ドラマ 漫画 所要時間30分以上の項目 コメント欄ログ化項目




概要

未収録作品とは、紙媒体なら単行本には収録されていないが総集編の雑誌に掲載された等の理由、映像作品ならソフト化されていないが再放送やCSでリピート放送はしているといった等の理由で、入手・視聴が容易ではないものを指す。
なお、封印作品との区別は以下のように扱う。


封印作品

  • 公式の歴史で語られることがない作品
  • 今後公開されない旨やその理由が公式から明かされている作品
  • 公開されない理由は明かされていないが、第三者から見て作品の内容*1や作者に明らかな問題がある作品

未収録作品

  • 作品の内容に大きな問題は見られず、長期間収録されない媒体があるが存在自体は語られる作品
  • 二次利用を行わない前提で公開された作品
  • 映像が見つからないだけの作品

理由(予想含む)としては内容に問題あってソフト化できないが完全に封印するほどでもないとか、本編終了後しばらく経ってから発表されたため収録先がないとか、テープの散逸、採算の問題といったものが多い。
雑誌全体の傾向として、単行本化しない作品、しても最後まで収録しない作品が多い場合などはキリがないので割愛。


単に機会に恵まれなかった作品はネット配信で閲覧・視聴可能になることもある。



■未収録作品の例

【漫画】

原作設定と矛盾が生ずるという理由の為、コナンが子供の姿のまま台湾へ行くという話が未収録となっている*2


増刊32話「告発の鉄十字」
別冊ゴルゴ13には収録されたが単行本や文庫本には未収録。ネオナチを題材としているが理由は不明。


  • 笑ゥせぇるすまん

「めざめすぎた男」(小学館「ビッグコミック」1989年12月10日号掲載)
原作第1期『黒ィせぇるすまん』と第3期『帰ッテキタせぇるすまん』(実業之日本社「漫画サンデー」連載)、
第2期『笑ゥせぇるすまん』(中央公論社「中央公論」連載)の両方とも出版社が違うため未収録。
但し「OB夫婦-夫のケース-」としてアニメ化はされており、2011年に小学館から発売されたコンビニ漫画編集本『My First BIG SPECIAL 笑ゥせぇるすまん[BAR魔の巣]』に初収録されている。
またせぇるすまんシリーズでは第4期『踊ルせぇるすまん』のみ単行本化がされていないが、理由は不明。


  • HAPPY★LESSON ママ先生は最高!

メディアミックス作品『HAPPY★LESSON』のコミカライズ。2巻まで発売されたが15-20話は未単行本化。
休載告知があったが事実上の打ち切りで単行本化にはやや話数が足りないためか。


  • STARTING GATE!-ウマ娘プリティーダービー-の一部エピソード。
  • ウマ娘 プリティーダービー-ハルウララがんばる!-
  • うまよん

いずれもサイコミで連載されていたウマ娘 プリティーダービーの初期のコミカライズ作品。
しかし『STARTING GATE!』は単行本が4巻目で刊行打ち切り、残りの2つは未単行本化と関連作が3つも単行本未収録のままというとんでもない状態になってしまっていた。
『STARTING GATE!』に関しては2021年7月に電子書籍限定で最終巻発売が決定したが、何故か一部の番外編が未収録。その後、単行本は小学館から刊行されることとなった。
『うまよん』はアニメ版のBlu-ray BOXに特典として冊子が付属する事が決定したため、単体での単行本化は現在のところ絶望視されている。
しかしそれでも閲覧手段があるだけマシな部類であり、『ハルウララがんばる!』は現在のウマ娘と設定が大きく食い違う部分があるためか存在に言及すらされていない*3


漫☆画太郎最後の週刊少年ジャンプ連載作の内、この回のみ単行本未収録。
詳細は不明だが、恐らく要介護の老人を侮辱しかねない内容だった為と推測される。


グリフィスが繭の中にいた時の体験。
物語の核心に迫りすぎたため収録されなかったとされる。


当時未解決だった松本サリン事件を元にした話で、ラストでリーダーのキバヤシが「300人委員会による化学兵器テロが起きる」と発言するシーンがあるが、
掲載2ヶ月後に地下鉄サリン事件という形で、松本事件の犯人たちによる化学テロが本当に発生してしまったためお蔵入りとなり、単行本にも収録されていない*4
作者の石垣ゆうきもキバヤシ達のモデルになった編集部メンバーの方々も、MMRは一応フィクションとしてやっておられたのだが、まさかその後の展開を言い当ててしまうとは思っていなかったようだ。


  • 心理捜査官 草薙葵『Profile:3』

週刊少年ジャンプH8年46号~48号掲載のエピソードが単行本未収録となり、単行本の話数からも飛ばされている。
扱われた題材は「幼児を含む一家惨殺」「容疑者として浮上する小学生の少年」。
現状、封印理由は明らかではない。“神戸連続児童殺傷事件”との関連を噂する声もあるが、
連載時期(1996年10月)→収録が取り消された単行本発売時期(1997年4月)→事件の発覚時期(1997年5月)、という時系列から事件とは全く関係ないのは明らかである。


主人公がゲイの家に宅配便を届けようとしたところ、監禁されて襲われそうになるというエピソード。
単行本には収録されているものの、LGBT観の変化に伴ってか文庫版には収録されなかった。
なお作者は後にこの件を連載作品の中でネタにしている。


末期のエピソード数点が単行本に収録されていない。
連載終盤はほぼサインペンの殴り書きで書かれており、作者の意向で収録を見送ったとの事である。
後年ではいくつかの媒体で再掲載されている。


  • みずほちゃんNONSTOP!

『月刊電撃コミックガオ!』で連載されていた山口りなの4コマ漫画。
最終的に51話まで連載されたのだが、23話までを収録した1巻のみしか発売されていない。


原作が連載し始めた頃は「大人の視点」から見たしんのすけが主役であるため、登場人物もネタも今現在のものより毒のある作風だった。
その為ネタも性的、ブラックなものが多く、単行本に収録されてないエピソードはだいたいその頃にアクションに掲載されたものが主である。
匙加減が上手くいかずアクが残り過ぎてネタ自体がアウトだったり、幼稚園児の行動、言動として受け取るには違和感のある回がお蔵入りする。
回を重ねる毎に作者もコツを覚え、アニメ化によるファミリー路線への変更もあって作風もマイルドになりお蔵入りする回は減っていった。
なお、単行本未収録の第62回はアニメ化している。タイトルは『アクション仮面を見るゾ』。


  • シンデレラガールズ劇場拡大版、シンデレラガールズ劇場 第24話

モバゲーのソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』にて展開されている(いた)漫画作品。


拡大版は何故か更新がパタッと止まってしまい、2014年11月を最後に新作公開も再公開もされていない。
シンデレラガールズ劇場の単行本にも収録されておらず、封印作品として差し支えないであろう。
一部のプレイヤーから「絵柄が酷似した成人向け同人誌が販売されていた・見かけた」とする情報が出ており、
作者が運営サイドに無許可でエロ同人を出したのでは?それが原因では?と言われることがある。
しかし実際には全年齢向け作品のみ販売されており、同人誌の是非はともかく成人向けというのは信憑性が薄い。


劇場24話は連載されているモバゲーでは「諸般の事情」により非公開となっている(それに伴い以降のエピソード話数が繰り上がっている)。
このエピソードは当時開催されていたガチャで追加された新規カード「イヴ・サンタクロース」が元ネタであり、
昆布を体に巻いただけのイヴが登場するというかなりお色気の強いエピソード。
「内容があまりにもエロすぎた」・「昆布(ryが漁業権侵害にあたるため」の二説が存在するが、こちらも詳細不明。
ただし、単行本では多少分かりにくい場所*5とはいえ収録がなされており、
1306話でそれをネタにした作品が出た*6ため、永久封印という最悪の事態は免れている。


  • ラジヲマン

原子力で戦うヒーロー、ラジヲマンの活躍をコミカルかつブラックに描いたあさりよしとおのギャグ漫画。
1992年から1994年にかけて掲載され、単行本が2010年に発売予定であったが、延期を繰り返す中で東日本大震災が発生、
内容が内容なだけに無期限延期となったまま発売されていない。


リクルート事件や佐川急便事件の関係者(元首相を含む)をモデルにした人物の描写について問題があったらしく、
掲載号のヤングマガジンが回収され、単行本未収録となった。
理由については推測でしかなく不明確で、抗議によるものかどうかも明かされていない。


  • 噫 日本共産党50年伝

原作・内田栄一、作画・旭丘光志により、「プレイボーイ」で連載された作品。
日本共産党の暗部を描いたり、天皇のベッドシーンらしいもの(黒ベタ処理されている)を描いた事が問題になったらしく、
当初は50話の予定が20話に削減され、更にその最終話も雑誌未掲載で事実上打ち切りとなった。
後に自費出版で『資料反合法出版物 噫』として全話収録されたものが少部数で刊行されている。


  • ドッジファイター一撃!

こしたてつひろが月刊コロコロコミックで連載した作品。ドッジボールを使った格闘モノ。
作中の描写では匂わせ程度で留まっているが、作者の代表作である『炎の闘球児 ドッジ弾平』の未来を描いた話であると公言されている。
僅か全3話で連載が終了したからなのか不明だが、現在まで単行本化などは一切行われておらず、『ドッジ弾平』関連の書籍でも収録されていない。
しかし、連載終了後のコロコロ関連の一部公式書籍では作品の存在に言及されているため、完全に黒歴史や封印作品として扱われている訳でもない模様。
後に『ドッジ弾平』の続編として本作と同様に未来の話を描いた『炎の闘球女 ドッジ弾子』が連載されているが、現時点では両作品の関係性についての説明が無いことから作品自体の立場が不明慮となっている。


  • クロスハンター

コミックボンボン誌上で企画され、開発された読者参加型RPG『クロスハンター』のコミカライズ作品。
原作となるゲームそのものも、クオリティーの低さやほぼ無意味なバージョン商法等の理由で評判が悪かったが、
漫画は漫画で、当該シーンと原作を見比べると一発で分かるレベルのトレースや、どう見ても超サイヤ人な『怒れ人』というオリジナル設定といった、
バレバレの盗作を『ドラゴンボール』等から行っていたことが問題視されたか、単行本化はされていない。


ひぐらしだのゲッターだのイロモノ枠にわけのわからないものを取り込む『近代麻雀』が生み出した問題作。
タイトルからしてパロディものなのだが、そのパロディが古今東西ありとあらゆる作品に及んだためどうやら単行本化が不可能な模様。
ヒトラー…というかスーパーアーリア人*7ですら「ギャグマンガとして掲載されたんだからしょうがない」と大和田だからで諦めた近代麻雀読者ですら「毎回パロディ元が変わるのを一々エピソード全部つかってやってるんじゃ、竹書房が止めるのもしょうがない」「残念だが当然の判断だろう」と言い出すレベルだったので、読者が封印する判断を受け入れている珍しい作品でもある。
連載終了からしばらく後キンマWebにて毎週一話ずつ無料公開するという体裁を取っていたが、クレームがついたのか全話削除されてしまった。
スプリガン」の原作者みたいにパロディを認める人も居たにはいたが…。


  • 珍入社員金太郎

こちらも漫☆画太郎の作品で、タイトルから分かるように『サラリーマン金太郎』のパロディ。
ヤングジャンプにて4話まで連載されたが、次回予告がされていたにも係わらず突如打ち切りとなった。
漫☆画太郎の作品が打ち切りになるのはいつものことなのだが、これは上記の『走れババアの巻』と同様に単行本にも収録されていない。
公式からの発表が一切ないため、理由は不明。
その内容に『サラリーマン金太郎』の作者が激怒したため、という噂がある。


  • 機械惑星ガラクタニア

姥捨山と化した末期のコミックボンボンでは数少ない新人作家による新作…なのだが、
「未開惑星で遭難した地球人の女の子が現地人に家族として育てられる」「父親役は悲しい過去を背負った宇宙最強の戦闘マシーン」と、
どこからどう見ても『宇宙家族カールビンソン』そのまんまの内容。
連載自体は打ち切られることもなく円満に終了したのだが、他の連載が軒並み単行本化されるなか、これだけは単行本化が見送られた。


  • THE OUT OF ORDERS

ファイナルファンタジー11のコミカライズで、創刊当初のヤングガンガンの目玉の1つだった。
しかし第3話で休載に入り、その後正式に連載中止が発表され、単行本化もされていない。*8
後の拡張ディスク『アルタナの神兵』のヒロイン、リリゼットの設定には本作の設定を再構成したような部分があり、一旦なかったことにした上で再利用されたようである。


テイルズオブシリーズ専門誌『テイルズ オブ マガジン』『ビバ☆テイルズ オブ マガジン』において全8作もの漫画化が行われたゲーム作品だが、全て単行本化されたのは本編を描いた同名作品および外伝『虚空の仮面』のみ。
『ギャグ劇場 ているずV』『明星たちの軌跡』は1巻しか刊行されず、『パロディマンガ ちょこっとV』『もういっちょV』『断罪者の系譜』は単行本化自体行われていない。
『フレン 聖なる白銀の騎士』に至っては3回連載しただけで早々に連載休止となっている。
他のシリーズ作品を題材にした連載作品もギャグ・パロディ作品は単行本化されていないのでまだいいとしても、本編・外伝漫画は基本的に単行本化されており*9
シリーズでもかなり人気の高い『ヴェスペリア』がこのような扱いを受けている理由は謎。


  • ながい窖

手塚治虫の読み切り。窖は「あな」と読む。
手塚が絶賛暗黒期の1970年(詳細は鉄腕アトムの項を参照)に描かれた在日・帰化朝鮮人をテーマとした社会派作品で、
「出自を隠して社会的に成功した男性の転落劇」というストーリーゆえ当然差別が絡み、そこに戦時下のトラウマ、出自隠しをする主人公の朝鮮嫌悪、
逃れがたい同胞の縁、北朝鮮からの密入国者*10の悲劇、親子の断絶……と御多分に漏れず暗く救いがない。
72年の短編集「空気の底」(下)に収録されたきりで、新装版や全集には未収録。
表立った抗議やトラブル、関係者のコメントが確認されておらず、政治的な事情なのか生前の手塚の意向なのか、はたまた原稿の紛失などによるのかは判然としない。


  • 鏡の国の針栖川

叶恭弘の週刊少年ジャンプ連載作品。お色気要素と下ネタを自重して純粋ラブコメを目指したが人気低迷の憂き目に合い、連載は長続きしなかった。
最終話の後にパラレル展開としてお色気要素と下ネタを全力でぶっ込んだ作者自らがバカバカしいと評するエピソードを掲載し、勢いがある展開で連載を終えた。
このパラレル展開のエピソードはあまりにも毛色が違うという理由により、単行本に収録しないことを予め宣言した上での掲載となった。


  • きらめき☆プロジェクト

2005年から2006年にかけて発売された同名OVAの漫画版。
『コミックキラリティー』Vol.1に第1話として掲載されたが、次号では何の説明もなく掲載されず(作者はオリジナルの読切作品で参加自体はしている)、Vol.2を最後に雑誌自体が消滅
移籍連載は行われず、消化不良な作品となった。作者の公式サイトでは読切扱いされている。
版権ものということもあってか、前述のオリジナル読切が収録された短編集にも収録されなかった。
『キラリティー』という雑誌自体、Vol.2で雑誌のサイズが変更・巻末でVol.3の予告をしていたのに結局出ずと相当迷走しており、
本作も何らかの急な事情により連載が中止された可能性もあるが、詳細は不明である。



【小説・ライトノベル・読み物】

月刊ニュータイプにて連載された、ガンダムシリーズの原作者である富野由悠季による小説作品。ガンダムシリーズ及び宇宙世紀シリーズの世界観を舞台にしている。
著者がガンダムシリーズの著作権を手放した状態で連載が開始されたことによって最終的にトラブルに発展するなど版権が複雑になってしまい、小説は全て絶版。
シリーズ原作者の作品という条件を持ちながらも例外的に宇宙世紀シリーズの公式年表には組み込まれていないという異例の扱いを受けており、いわゆるオールガンダム作品への収録も皆無。
カードに出来そうなら文字通り片っ端から参戦させていた『GUNDAM WAR』『トライエイジ』ですら、本作由来のキャラは一切収録されていない。
小説をベースにしたラジオドラマも展開されたのだが、こちらも権利が複雑な状態で絶版している。
富野も本作の複雑な事情や連載時の精神状況から復刊や再注目の可能性には消極的な姿勢を見せており、復刊などの要求も拒んだと言われている。
「映像化を前提としていないので…」との判断を変えて映画化を受諾した『閃光のハサウェイ』、あくまで単純に「精神病であったから」だけが理由の『Vガンダム』と違って権利問題が生じているのは大きいのだろう。


2019年に連載開始された宇宙世紀の漫画『機動戦士ガンダムF90 FastestFormula』では本作の設定が反映されているが、結局現時点でのシリーズにおける立ち位置は明言の無いままとなっている。


  • 空想法律読本2 初版第1章・第15章

空想科学読本』の姉妹編ともいえる盛田栄一の著作。
第2巻の新装版発売時に第1章と第15章が何のアナウンスもなしに削除され、後書きなどでも全く言及されていない(穴埋めの代原もなし)。
取り扱っていた題材は、第1章が『仮面ライダークウガ』警視庁利益供与問題、第15章が『罪に濡れたふたり』恋愛妨害事件、といずれも原作の根幹に纏わるテーマであり、
読者からは「流石に版権元から苦情が寄せられたのでは?」という憶測もあるが、公式からの声明は無い。
第15章については事実上近親相姦に対して擁護的な視点で書かれており*11、その点が色々と引っかかったのかもしれない。
新装版が出た経緯が、学校向けのFAX配信サービス「空想法律図書館通信」でシリーズが復活したのがきっかけということもあり、特に子供の読者を意識した配慮がされたとも考えられる。


  • 空想科学少女リカ『恐怖の胃拡張少女』

こちらも『空想科学読本』系列から派生した小説作品。
新書版第3話におけるエピソードの「恐怖の胃拡張少女」が、およそ8年後刊行された文庫版では未収録となってしまった。
公式から未収録に至った理由は言及されていないが、やはり「胃拡張」のワードが不味かったのだろうか。


  • フォー・ザ・バレル

『月刊ニュータイプ』誌で2000年ごろに連載されていた、小説版ガンダムの再構成企画。
当時新人だったコヤマシゲト・大久保淳二の二名が手掛けた当時としては前衛的なビジュアル*12が特徴。
しかし連載は打ち切りのような形で尻すぼみに終了し、一切の単行本化がなされず、さらに本家ガンダムとの微妙な距離感から現在では完全に忘れ去られた企画である。*13
事実上の原作者である大塚ギチが2019年に亡くなったことから再開もほぼ絶望的。
同時期に富野監督自身がガンダムの総括を行った『∀ガンダム』があったことも埋もれた原因か。


  • ARIEL『イドの中の怪物』

ミニスカ宇宙海賊』等で知られる笹本祐一の朝日ソノラマ文庫作品で、題にもなった女性型巨大有人ロボットを有する人々と彼らが対する宇宙から来た侵略会社を軸に繰り広げられるドタバタSFもの。
開始初期は小説雑誌『獅子王』で連載されていたのだが(その後雑誌廃刊→書下ろしへ)、その中でも1988年6月号に掲載された一編が未収録に。
一応完結後の解説本『ARIEL読本』に再録されたが、文庫2冊分を合本したソノラマノベルス版には文庫版4巻の番外編「戦え秘密戦隊エリアル3」共々未収録となった。
単行本版の通し話数のナンバリングでは本作と「戦え秘密戦隊エリアル3」にあたる15・16話が欠番となっているため(14話から17話に一気に飛ぶ)、「無かったこと」にはなっていないらしいが…。



【アニメ】

同じNHKの番組「ビットワールド」の登場人物・ゾースがあはれ!名作くんにゲスト出演する回だが、見逃し配信やDVDに未収録。*14
恐らくゾース側の権利問題(アニメ絵とはいえ実在の人間ベースなので、肖像権もしくは事務所的な問題)か。あるいは、この回はビットワールド本編とリンクした内容でアニメだけ配信しても内容が分かりづらいためとも考えられる。


  • ヤッターマン限定版 今夜限りのドロンボーVSドロンボー! 生瀬 ケンコバ 深キョンにあのヒーローも登場SPだコロン

平成版のヤッターマンで唯一欠番となり、DVDへの収録や再放送もされなかった。
ジャック・バウアーネタが原因と思われがちだが、実写版の登場人物がゲスト出演していることもあり、タイトルからしても冒頭に記した「2次利用を行わない」契約前提で制作された可能性が高い。
平成版は不定期に様々なジャンルの芸能人が本人役*15でゲスト出演している回があり、それらの登場回はもれなくDVDに収録されている。


271話母、センスがへんっ、272話ユズヒコのユウウツ
ともに2005年4月23日放送分。CSのテレ朝チャンネルでは放送されているが通常の話ではこれのみソフト未収録。
272話の内容は風呂上がりにタオルを巻いただけで室内で過ごすみかんに対してユズヒコがドギマギする話。
2人が喧嘩しているところに全裸で母も登場するといった性的描写が理由か。


VHSは発売されたがDVDは長らく発売されなかった。いずれも長期作品のためコストパフォーマンスの問題だろうか。
後に初回限定版で発売されたがセレクション形式だったり一部エピソードが未収録だったりする。


  • ミラクルジャイアンツ童夢くん

石ノ森章太郎の漫画を原作とした野球アニメ。
洪水による浸水でマスターテープが水没したため、全話の映像ソフト化や再放送が物理的に不可能になってしまったとされる。
ちなみに石ノ森による漫画版は単行本・電子書籍化されているのだが、困った事に石ノ森版はアニメ版の途中からに当たる内容となっていたりする。*16


  • ちびまる子ちゃん 第8話「花輪君子供歌合戦に出場する」、第77話「まる子 百恵ちゃんのコンサートへ行く」

いずれも「権利上の都合」により2020年発売のブルーレイへの収録が見送られてしまった。
両エピソード共にまる子がアイドル歌手である山口百恵の楽曲を歌う場面が存在している都合であり、
特に第77話については実際の引退コンサートのビデオをキネコ(フィルム化)して作中映像に差し込んでいるためリマスターに技術的な困難が生じてしまった事と、
当のコンサートの映像だけを流用してガヤの音声だけはアニメ側で収録している(要はある意味改竄していると言える)事が大きな問題になっていると、
当該エピソードの監督を務めた佐藤竜雄が自身のSNSにて言及している。


  • 超GALS!寿蘭

全52話中26話までソフト化。アニマックスでは全話放送。


  • アソボット戦記五九

全52話中20話でDVD発売が打ち切り。


129-193話がDVD化されていない。VHSでは発売された。


VHSは全話収録、CSでも放送しているがDVDはセレクション形式。現在は2期の「R」含めて配信等で容易に視聴可能。


  • 一休さん

VHS、DVDともにセレクション形式。こちらも現在は配信等で全話視聴が容易になったが2014年に中国で製作された新作劇場版『聡明的一休之反斗公主』のみ吹き替え版が製作されておらず日本では視聴が困難。


  • オバケのQ太郎(テレビ朝日版)

VHS化はされたがDVDは未発売。但しCS再放送はされている。前2作がソフト化も再放送も一切無しの状態を考えるとまだマシな状況か。


  • アニメーション紀行 マルコポーロの冒険

冒険家マルコ・ポーロの辿った旅路をを実写フィルムを交え描いたTVアニメ。1979年4月より放送休止を挟み全43話、NHK総合で放送された。製作はマッドハウス


劇中の主題歌を作曲含め歌手の小椋佳が担当したこと、主人公のマルコの容姿が宇宙戦艦ヤマトの古代進(同じく富山敬が担当していた)にクリソツなのが話題に。旅の先々でマルコ一行と様々な人物、ゲストキャラが織り成す重厚なストーリーはそれなりに人気が出て、ムック本やドラマ音声を収録したレコードも販売された。
ただ当時の宿命で高価なVTR用テープを、様々な制作部署間で本放送直後より使い廻しをしたため、第1話と最終話しかマスターが残っていなかった…


…のだがNHKがそうした杜撰な管理で消失した自局映像の発掘に取り組む中で、2020年末にグループ会社(ヨコシネ)でイタリア貸出分含めた原盤フィルム(吹き替え用で映像と効果音のみ。キャラの音声は無い)全話分を見つけ、2021年に視聴者から募った本放送録画済ビデオテープが遂に全エピソード分揃った。


そしてNHK側はこれらの素材を使い復元出来る旨を広報。その予告通り2023年3月に一部回の復元映像が公開され、同年4月から番組公開ライブラリーで1話・4話・7話の公開がスタートしている。但し全話復元出来たかは今の所不明。


  • ハーバーライト物語(ストーリー)~ファッションララより~

かつて存在した文房具メーカー・セイカがアニメ制作会社・ぴえろと提携して製作したキャラクター文具「魔法のデザイナーファッションララ」を基にして、製作されたOVA。
ビデオ・レーザーディスクが発売されたが、その後セイカがファッションララの企画を無期限休止し、更にはセイカが解散してサンスター文具に統合され、
ファッションララの版権が引き継がれたか不明の状態となっているため、ソフト化・再放送が不可能な状態にある。


下記は欠番と明記され映像ソフトの収録と再放送が見送られている。
第1期第26話「危険な遠足の段/山賊兄弟の段」は山賊が盗品を隠すために廃寺の墓地を利用したことと乱太郎達が盗品を見つけるために墓石を動かす場面(要はお墓を荒らすこと)ときり丸がどさくさに紛れ盗品をネコババ未遂(普通に犯罪)をした場面があるため。原作該当回は現在も問題なく単行本に収録。
第1期第28話Aパート「ただのドケチじゃないの段」、第2期第9話「こりない花房牧之介の段」は人身売買を取り扱うため。特に前者は借金のカタに都で働かされる少女を助ける話で人身売買が根幹に関わる。
第1期第28話Bパート「学園長のわら人形の段」、第17期第51話「保健室の昼寝の段」。前者は乱きりしんが作った学園長を模した呪いのわら人形が本人と連動してしまう。人形が手裏剣打ちの的にする、プロレス技をかける、炎に炙られる等で痛めつけられると本人にもその痛みが伝わるという内容。後者は学園長が昼寝をするためにわざわざ保健室を利用しようとするので、あの手この手で阻止したり追い出したりする内容。どちらもあまりにも敬老精神に反するため。
第2期第26話「謎の経典の段」~第28話「山田先生怒るの段」では経典を掘り起こす描写(あまりにも罰当たりな行為)とどもりを馬鹿にする描写があるため。原作該当回は現在も問題なく単行本に収録。
第2期第51話「ヒゲ剃りが下手な男の段」~第53話「苦手と戦えの段」は2年生の1年生に対する嫌がらせがいじめを彷彿とさせることと早食い描写があるため。原作該当回は現在も問題なく単行本に収録。
第17期第32話「カラクリ忍器の段」擬人化ネタが原作の世界観とズレているため。
第17期第72話「剣一筋の段」第80話「カメ子と王子様の段」は恋愛描写が強すぎるため。
第17期第74話「伊賀と甲賀は嫌いの段」第87話「天竺ガエルを取り戻せの段」不明だが原作の世界観とズレているためか。


第1期第28話は上映会や視聴覚教材としてフィルム上映されることがあり、第28話Aパートの「ただのドケチじゃないの段」に至っては第1期第37話の総集編回でそのほとんどを見ることができる。


また第1期第3話Aパート「消えたしんベヱの段」第2期第20話「おとめ心の段」は映像ソフトには収録されているが、
第1期第3話は兵が刀や槍で殺される場面が劇画風に描かれていたり兵の死体が多数描かれている場面が存在し再放送されないことがある。
第2期第20話は本放送で戦国時代に存在しない寛永通宝(江戸時代の通貨)を出してしまい、原作者から「戦国時代に存在するものだと誤解してしまう紛らわしいものを出してはいけない」という要請に基づき、再放送やDVDでは500円玉(明らかに戦国の世に存在しないとわかるもの)に修正された。これは原作者がうっかりさつまいもを描いてしまい読者に指摘され、以降時代考証を念入りに行うようになったためである。


その他第3期~第15期はセレクションDVDでキャラの初登場回やメイン回など一部の回がソフト化されているのみで、
それ以外の回は再放送やソフト化、配信を待つしか正当な視聴手段はない。しかし再放送の頻度や枠が少なく通常放送枠では5年前付近のシリーズを再放送することが多くそれ以前のシリーズが再放送されることはほぼない。ソフト化も第25期のBOX以降音沙汰無し。配信も第16期や第17期と限定されている現状である。
第1期、第2期のDVDBOXも現在絶版であるが、一部レンタル店で取り扱っている場合もある。


ちなみに再放送や円盤収録では主題歌の差し替えやカットが行われることが多い。
NHKで第2期〜第15期を10分枠で再放送する場合、OPとED両方とも再放送した時に本放送をしていたシリーズのものに差し替えが行われた。
第1期のスーパーモンキーズ(安室奈美恵とMAXの源流グループ)が担当したED「ダンシングジャンク」がキッズステーションの再放送やDVDBOXでは著作権などの理由でカット。特典映像としての収録もない。ただし2006年のNHKBS2の再放送では歌詞テロップを一部修正して放送されている。主題歌アルバムも発売元の違いからオリジナル版の収録は一度もなくカバー版が収録されている。
光GENJISUPER5版の勇気100%はキッズステーションの第2期~第4期再放送では著作権の関係でYa−Ya−Yah版に差し替えられたが、ディズニーXDでの第4期~第9期再放送ではそのまま放送されている(ただしシリーズ毎にYa−Ya−Yah版との交互の放送)。EDも月曜にその週の分のスタッフやキャストをまとめてクレジットし、火曜〜金曜はイラストを紹介する方式でいたため、当時のものをそのまま流しにくい事情(新規テロップ作成コストの関係)と著作権の関係、30分で3話分を放送するため尺の都合でカット。


以上の事情により長寿を誇り認知度も高く一定層に人気があるにも関わらず全話を視聴することは困難な作品である。


ベネッセコーポレーション(旧:福武書店)の幼児向け通信教育教材『こどもちゃれんじ』を原作とするテレビアニメ。
原作といっても元が教材であり漫画ではないためキャラクターを引用したのみでストーリーは全てオリジナルである。
しまじろう主役のアニメは『はっけんたいけんだいすき!しまじろう』『しまじろう ヘソカ』『しまじろうのわお!』と続いているが、
『しましまとらのしまじろう』は『はっけん~』以降のシリーズとは設定や一部キャラクターが異なっており、
『はっけん~』以降と違い話数の継承もされておらず独立したシリーズと言える。
ベネッセ本社が岡山にある縁からか岡山のテレビせとうちが製作し、テレビ東京系列中心に全国ネットするという「東名阪以外の局が制作して全国ネット放送」という珍しいアニメ*17


1993年に放送が始まり、95年の福武書店からベネッセコーポレーションに社名変更を経て*182008年に終了するまで726話も続くほどの人気作品になった。
作品人気、そして原作の「しまじろう」人気の強さもあってか放送はTV東京系列以外の地方局でも幅広く行われ、「岡山発では唯一の全国ネット民放番組」とも言われることも。
初期を中心に幼児向けにしては難しいネタも多く、小学生や大人にもファンがいた。著名人だと西川貴教がオールナイトニッポンで何度も触れていたとか。


番組放送初期に24話までVHS化され、2003年頃にセレクションがVHSで6話ほど発売された以外は一切ソフト化されていない。
24話でVHSの発売が止まった理由は、発売元が倒産したことによるものとされている。
Amazonプライムなどで配信されてはいるものの、2002年4月~2007年3月の421話~621話*19計197話までなので、
依然としてそれ以前の500話近くが公式な視聴手段がない。
初期のしまじろうの性格は現在とかなり異なり、いたずら好きな性格だった。
また初期の頃には現在では倫理上問題になりそうな回*20など幼児向け教材原作にしてはかなりカオスな回があった。
番組が進むにつれて教育的な内容になっていったものの、そのような事情があってか公式な方法ではこの時代の回は見ることができない。
最後の1年分の回も配信やソフト化はされていない。


そのほか、90年代に『こどもちゃれんじキャラバン』というイベント用の映画が3本製作されている*21
これらは2002年にレンタル限定でVHS化されたが、以降DVD化や配信がされることはなく、
2013年公開の『映画 しまじろうとフフのだいぼうけん ~すくえ!七色の花~』が「しまじろう初の映画化」とされた結果、これら三部作は完全に無かったものと扱われた
なお作品そのもののみならず、初期の主題歌やキャラソンなども放送初期に発売されたカセットテープやCDにしか収録されておらず、メジャーな作品の割に全体を知ることが困難な作品である。


1992年に公開された劇場版の2作目、さくらももこが好きな歌が旧日本軍の戦意高揚歌だったことを題材にまる子と絵描きのお姉さんの交流をメインに添えて
登場キャラたちが好きな音楽の独自PVをアニメ描くという作品。当時としては6万枚という膨大な数のセル画が使用されており一部背景はさくらが担当している。
楽曲の多くが原曲のまま使用しているため著作権の問題かVHS・LDが発売されて以降はソフト化されたことがない。
「権利上の都合」でと明言された話とは異なりDVD以降のソフト化・動画配信が見送られているだけで、ケーブルテレビなどの有料放送では時折配信されている。
…が、2023年に遂にNetflix限定で配信が開始された。


バンダイのキーチェーンゲーム『たまごっち』には1996年~1999年までの第1シリーズと、2004年から現在まで続く第2シリーズがあり、
名前こそ同じだが相互の関連性はほとんどなく、実質的に別作品となっている。
そのうち第1シリーズは1997年に『TVで発見!!たまごっち』としてテレビアニメ化され、フジテレビ系列の一部で放送された。
1話約10分程で台詞はなく、擬音のみである。全27話。


また、1997年7月12日に『'97夏東映アニメフェア』の4作品中の1作品として『たまごっちホントのはなし』が公開されている。10分の短編作品。
これも一部のキャラを除き台詞はない。テレビアニメ化・映画化ともにたまごっち初の試みであった。


その後、『ビデオで発見!!たまごっち』として映画とテレビアニメのうち第1話〜第9話がVHS化された。
しかし、テレビアニメの第10話~第27話はその後もソフト化されることはなく、また再放送も一度も行われなかったとされている。
しかも本放送時には速報テロップが入ってしまったとされており、海外での放送もされなかったため
海外版の映像や音声で該当部分を埋め合わせるということすらできないというまさに八方塞がりの状態となっている。
その後、たまごっちは第2シリーズで再映画化、再アニメ化された。
しかし、この時の放送局はフジテレビではなくテレビ東京に変わり、制作会社も変わった。
そのためかたまごっちの正史では旧映画版と旧アニメ版が語られることは一切なく、公式から完全に存在を抹消されている。
放送局の変更や制作会社の違いによる権利の都合上、再放送やソフト化、配信などは絶望的とみられる。


  • アニメンタリー決断 第26話「川上監督の決断」

太平洋戦争を題材に様々な「決断」を描いてきた戦記アニメ。
最終回だけは読売ジャイアンツの川上哲治監督を題材にしたインタビュー番組で、肖像権等の事情か一度も映像ソフト化されていない。


  • ぱすてるメモリーズ 第2話「ご注文は?と言われても……」

アプリゲームのアニメ化作品だが、全12話のうち第2話が製作委員会の判断で配信停止&映像ソフト未収録となっている。
理由については、内容の一部が『ご注文はうさぎですか?』アニメ版第1話そのまま……どころか
同エピソードの背景画像をそのままトレースしたと思われる箇所が散見されている事が指摘されており、欠番となったのも止む無しと言ったところだろう。
この一件が影響したのか、映像ソフトはDVDの発売が中止されBlu-rayBoxだけの発売になり、併せて第1話も(配信分共々)修正されている。


山根あおおにの漫画作品のうちの一つ『名たんていカゲマン』を原作としたアニメ作品。
VHSでは全話ソフト化されたが、DVDでは途中までしかソフト化されていない。


  • ポコニャン!

CSでは全話放送されたが、VHSは一部話数のみしか収録されておらず、DVDは「藤子・F・不二雄 TVアニメ アーカイブス」に一部話数が収録されているのみとなっている。


  • 流星のロックマン、流星のロックマン トライブ

流星のロックマンシリーズのアニメ化作品。ロックマンエグゼ(アニメ)の後継作。
国内ではソフト化されず、何故かイギリスでのみ無印1~25話が収録されたDVDが発売された。
理由は不明だが、『トライブ』終盤の駆け足気味な展開からして、原作ゲームや『エグゼBEAST+』の状況から売り上げが見込みづらいと判断された可能性が高い。
動画配信サービスでは全話が配信されている。


話数が多すぎるためか大半の回がソフト化されていない。1990年代〜2005年に至っては殆どが未ソフト化。2020年頃からはCS放送にて、これまで視聴困難だった回も積極的に再放送されるようになったが、それでも未だ再放送されていない回も多い。
現在放送中の水田版(わさドラ)は9割以上の話がソフト化されており、一部のエピソードは配信も徐々に解禁されている。


101話、102話がDVD化されていない。
VHSでの発売はされている。


第1シリーズから第5シリーズまでVHSが発売されたが、DVDはセレクション形式でのリリースしかなされておらず、ネット配信も第7シリーズの一部しかなされていない。


  • ゾイド -ZOIDS-

2023年5月1日よりYouTube「タカラトミー公式ホビーチャンネル」で初のネット配信が開始されたが、初代エンディングテーマの「Song for...」が劇伴曲に差し替えられ、歌詞テロップとクレジットにぼかしがかけられており、完全な形でのネット配信ができなくなっている。
また主題歌「Wild Flowers」の原盤の権利保有者が不明となっているため、「著作権法第67条の2項第1項の規定に基づく申請を行い同項の適用を受けている」との後付けの断り書きがなされており、小学館集英社プロダクションとタカラトミーが原盤権利保有者を募っている。
ただしこれらはネット配信のみでの処置であり、地上波やCSでの再放送ではオリジナル通りの放送がなされている。


それぞれ2002年、2004年にMBS系列で放送開始されたガンダムシリーズのアニメ作品。
オリジナル版の画角4:3のスタンダードサイズから、放送10周年を記念して2012年、2013年に画角16:9のHDリマスター化された。
かつてDVD化・配信されていたのはオリジナル版だったが、HDリマスター版のBlu-ray BOXを皮切りに、配信もHDリマスター版へと切り替わり、オリジナル版は配信そのものがなくなった。
HDリマスター版は作画そのものが新規に描き直されたシーンも含まれ、更に『DESTINY』の最終2話はDVD最終巻映像特典として収録された「FINAL PLUS」を基に編集し直した「完全版最終回」となっている。
2023年現在、オリジナル版はDVDのみ流通している。


  • 花の詩女 ゴティックメード

重戦機エルガイム』のメインメカデザイン、『ファイブスター物語』の原作者で有名な永野護が連載をほったらかして原作・脚本どころか監督まで務めたアニメ映画。
公開当時は永野によるFSSとは異なるオリジナルメカによる映画…と思われていたがファイブスターに登場した人物や単語が散見されたことからファンの間では
スピンオフではないかと疑われたが、その後かつて制作された映画版に不満のあった原作者によるファイブスター物語の前日談にあたる作品と判明した。
作画や音響に力を入れており公開された2012年頃では珍しい12K解像度で制作され総容量1.5TBにも及んだという。
…がソフト化する場合に一番拘った作画・音響の劣化は避けられず、永野がそれを嫌ったことによりソフト化は見送り、リバイバル公開でしか視聴することが出来ない。
裏をかえせば「スクリーンで見てほしい」という後述の黒部の太陽と同じ理由という珍しい例の一つでもある。
人気の高さから再上映自体は割と頻繁に行われており、2022年には10周年を記念して全国規模での上映会が開催されるなど、この手の作品としては割と視聴は容易な方。
なお、永野が「古臭いメカなんて飽きた」という理由で本作の制作とFSS連載再開にあたって凄まじい設定改変を行い、ファンが騒然としたのは有名な話。



【特撮】

フィルムの有無以外に制作会社の消滅や広告会社との著作権の都合……とかなり複雑な事情が背景にある。
ただしあくまで「著作権がめんどくさい」だけのためゆえか、特撮関係の書籍では普通にスチール写真が掲載されている他、
手塚治虫による漫画版はちゃんと刊行されており、文庫版*22も出版されている。


キングコングの逆襲』のキングコングの着ぐるみをそのまま流用した怪獣ゴリラが登場する回。
2008年に発売された傑作選DVDには収録されたのだが、『隔週刊 ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX』の特典映像や2019年に発売された全話収録DVDでは収録が見送られている。
2017年に『キングコング 髑髏島の巨神』でキングコングが再始動したことにより、名前を変えているとはいえ見た目がキングコングそのものの怪獣を出すことが問題になったと考えられる。


『バッテンロボ丸』~『じゃあまん探偵団魔隣組』までは2008年に発売された石ノ森章太郎生誕70周年記念DVDに一話ずつ収録、『魔隣組』のみ玩具連動用のVHSとして1巻のみ発売されたのみで全話ソフト化は未だに実現していない。
東映特撮ファンクラブやアマプラのマイヒーローチャンネルでは問題なく配信されているので、売上が見込めないと判断されているのかもしれない。または、放送時期が80年代に固まっているだけに、東映の看板特撮作品と同様のケースに巻き込まれて以降、放置されてそのままになっている可能性もある。


メタルヒーローシリーズのうち、末期に当たる作品群とその後番組。
いずれもVHSで全話ソフト化されているのだが、DVD以降のディスクメディアに収録されたのはVシネマと付属の1エピソード程度なので、全話ディスクメディア化は未だに実現していない。
上述の東映不思議コメディ同様に東映特撮ファンクラブやアマプラのヒーローチャンネルといったネット媒体では問題なく配信されているので、やはり売上が見込めないと判断していると思われる。



【テレビドラマ】

  • ザ・ガ-ドマン
  • 特捜最前線
  • ただいま絶好調!

CSや動画配信サービスでは全話放送されたが、DVDはセレクション形式でのリリースしかなされていない。


  • 七人の刑事

1961年に始まり8年間・2シーズンに渡り放送され、その後1978年~1979年に新シリーズが展開された日本の刑事ドラマの古典的作品。
1961年版は偶々フィルム撮影されていた「乾いた大地」(1963年放送。100回記念放送)と寺田農がゲスト出演した「ふたりだけの銀座」(1967年放送)の二本しか現存していないとされており、「ふたりだけの銀座」のみ横浜市の放送ライブラリーで視聴可能だが未ソフト化。
1978年版は全話現存しておりCS再放送された事があるが、やっぱりソフト化は行われていない。
ソフト化されない理由は不明だが、1978年版当時TBSアナウンサーだった久米宏が実名登場する回やゲスト出演した沢田研二の曲が題とBGMとして使用される回(原作:栗本薫)、ビートルズの曲がそのまま使用される回(こっちもゲストは沢田研二)があり、あるいはそれら肖像権・版権問題が影響しているのかも知れない。


かつてはビデオテープが非常に高価だったため、新作を撮る際には前作のテープを上書きして使い回すのが基本であり、
その影響でその頃の作品の多くは一部欠損、もしくはほぼ散逸してしまっており、見ることが出来なくなっている。
大河ドラマに関しては、1963年の第1作『花の生涯』から1969年『天と地と』、1971年『春の坂道』から1975年の『元禄太平記』、
1977年『花神』の多くの回が一部欠損、またはほぼ散逸してしまっている。
唯一、1970年の『樅の木は残った』だけは後述の捜索運動の結果、ほぼ全話を録画したテープが発見されたが、第29話のみ録画ミスで欠損している。
また、2001年の『北条時宗』は総集編のDVDはリリースされているものの、通常放送回は映像ソフト化されておらず、配信も総集編のみとなっている。
朝ドラは1961年の第1作『娘と私』から1978年後半の『わたしは海』までの多くの回が一部欠損、またはほぼ散逸している。
その期間で全話現存するのは1976年前半『雲のじゅうたん』、1977年前半『いちばん星』、1977年後半『風見鶏』のみである。
これらの作品は発売されている総集編のDVDやNHKアーカイブスで視聴可能。
NHKは散逸した回のビデオテープ捜索を行っており、以前はNHKが所有していなかったものでも視聴者から寄贈を受け全話分のDVDが発売されたこともある。


  • 刑事貴族

警視庁代官警察署を舞台にした刑事ドラマで、水谷豊主演の『刑事貴族2』『~3』(DVD化)の前日譚でもある三部作第1弾。
諸般の事情により、途中でメインの刑事が舘ひろしから郷ひろみに変更されており、そのせいかは不明だがCS再放送はされてもソフト化はされていない。


  • 噂の刑事トミーとマツ

警視庁富士見署を舞台にした刑事ドラマで、国産刑事ドラマにおけるバディものの元祖。
DVDはなぜか1話から22話までしか発売されていない。CS放送では全話放送されていることから、単にDVDの売れ行きが悪かったのかもしれない。


  • 家なき子

90年代に放送され人気を博した安達祐実主演のドラマ。
1期・2期・劇場版ともにVHS化はされたがDVD化はされず、現在では1期のみオンデマンド配信されている。


該当項目を参照。
第一期の金田一のエピソードの中で数少ないアニメ化や『犯人たちの事件簿』エピソード化が行われていないものの1つであり、事情が事情なだけに難しいと言われている。


ただし、本作には他にも金田一のアニメにおけるNG要素が全て含まれており*23
『犯人たちの~』の方も当初は犯人のキャラ性からエピソード化が困難とされていた事件が他にもあった事が公言されている他、
犯人の人気投票には『異人館村~』の犯人も参加していたため、実際にリンク先の事情がどこまで影響しているかは不明である。


  • 警視庁捜査一課9係 第4シリーズ 第3話『殺意のロザリオ』

地上波での再放送やDVDに収録されていない。テレビ朝日の公式サイトでは完全に存在が抹消されている。
一方、制作元の東映のサイトには紹介がある。
内容は殺人事件の犯人が、別の人間に成りすまし潜伏するという物である。
封印理由は公表されていないが、上記の犯人の潜伏先が「教会」だったため、その関係者から抗議があったのでは?との推測がある。


DVDが発売されたのだが、全50巻で51〜54話は収録されていない。BSなどで再放送は頻繁にされているが、なにぶん54作もあるので……。
なおDVDはDVDでOP曲がなんの告知もなく本編のものから差し替えられていてファンをがっかりさせた。


当該項目を参照。
ちなみにこれと同じ「日本テレビ土曜9時ドラマ*24」の作品は21世紀に入ってから1990年代の作品の再視聴が困難になり、
ジャニーズ系出演作品は『金田一少年の事件簿』『ぼくらの勇気未満都市』以外皆VHS化止まり。
その他VHS化された作品も1990年代初期の一般向けドラマ含めてDVD化まで行っていないので、同時期の作品全体が(見る機会が希少と言う意味で)半ば封印されているのかも知れない。


  • 太陽にほえろ! 第19話「ライフルが叫ぶとき」、第27話「殺し屋の詩」、第37話「男のつぐない」、第68話「一万人の容疑者」、第106話「着陸地点なし!」、第127話「非情な斗い」

理由は諸説あるが、再放送やソフト化の際には外されているエピソード。
また、第524話「ラガーのラブレター」が出演しているBOOWYの肖像権や、第571話「スペシャル 誘拐」がエド・マクベインの原作を使用しているため権利問題でソフトに収録されていない。


  • ツヨシしっかりしなさい

主演の森且行がジャニーズ事務所を退所し、最初からいなかったかのような扱いにされているため、ソフト化や再放送がなされていない。


  • 彼女たちの時代

1999年にフジテレビ系列にて放送された深津絵里主演のドラマ。
挿入歌にBackstreet Boysのアルバム「Millennium」の楽曲を使用しているため、VHSの販売はなされたが以降のソフト化はなされていない。


  • 古畑任三郎vsSMAP

1999年1月3日にフジテレビで放送された、古畑任三郎シリーズのスペシャルドラマ。
2014年に発売された完全版Blu-rayには収録されていたが、2022年にデアゴスティーニから発売された古畑任三郎DVDコレクションには『都合により』収録されていないとの一文が記載された。
元メンバーの木村拓哉が犯人の回と、彼が登場する総集編『消えた古畑任三郎』には影響が出ていないため、他のメンバー達との権利関係と思われる。


  • 遺留捜査 第1シーズン第10話「遺留品、紛失!!」

ゲスト出演した橋爪遼が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたため、再放送の際はスキップされている。


劇場版以外はソフト化されていない。主演の藤田まことの妻の借金や、ジャニーズ事務所所属俳優の出演の多さが原因とされている。なおBS朝日や東映チャンネルでは現在も再放送されている。


  • 笑ゥせぇるすまん

伊東四朗主演のドラマ。
俳優や利権関係でトラブルが起きたという話は聞かないのだが、何故かソフト化も配信も行われておらず、視聴はほぼ不可能。



【バラエティ・ドキュメンタリー等】

  • てなもんや三度笠

1962年から68年にかけて放送されたコメディ時代劇。
「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!」や、「非ッ常にキビシ〜ッ!!」「許して…チョーダイ!!」などの決め台詞が人気を博した。
当時はビデオテープが高価だったのと番組の保存という概念がなかったために朝日放送には映像が残っておらず、演出スタッフの一人が個人的に録画していた数十本しか残っていない。
ソフト化はその演出スタッフの録画テープを元に行っている。


NHKで放送された連続人形劇のうちの一作。
NHK連続人形劇クロニクルの第7巻としてセレクション方式でのソフト化がされた程度であり、全話ソフト化は未だに実現していない。
主題歌を担当した他、劇中で猫キャラとなって登場した事もあるシブがき隊との権利関係が原因なのではないかと思われる。


有野課長がファミコンソフト『ドラえもん』に挑戦する回が、DVD、並びに単行本2巻に収録されておらず、再放送も行われていない。
恐らくドラえもんの著作権絡みだと思われる。



【映画】

  • スクラップストーリー ある愛の物語

1984年に公開された作品。
主演女優が当時14歳であったが、ヌードモデルをしている場面や性行為をしている場面があり、現在では児童ポルノ作品とみなされてしまうため、再上映もソフト化も不可能。



【音楽】

  • BIG-O!

THEビッグオー』1期のオープニングテーマ。
曲がQUEENの楽曲『FLASH』(邦題:フラッシュ・ゴードンのテーマ)に似過ぎている(+OPの映像があからさまに『ウルトラセブン』のパロ)ためか自粛。
再放送などでは別の曲に変更されている。スーパーロボット大戦シリーズでも初出演の『D』を除いて使用されていない。
なおここまで似たのは、元から「FLASHのオマージュ」という発注があり、作曲者の永井ルイがそれに全力で応えたためと言われている。


後に本曲は、THEビッグオーが海外放送されたことで元ネタの作曲者ブライアン・メイの耳に入り、ブライアン側からのコンタクトで正式に"共作"とされることになった*25
このため権利的にはクリアになったと言えるが、きっちり管理されるということでもあり、今後のこの曲の扱いはブライアンの意向次第ということになる。


  • 一発屋ブルース

替え歌おじさん嘉門達夫(現:嘉門タツオ)が初のアルバム「お調子者で行こう」に収録する予定だった曲。
様々なジャンルの一発屋を揶揄する歌詞だったのだがさすがにまずかったらしく、アルバムへの収録は見送られ幻の作品に。
代わりにライブで演奏された『お前らには負けへんで』が収録された。
…曲名に他意はない、と思いたい。


嘉門タツオには他にも非映像化ライブ限定の「替え唄ボツメドレー」が存在する。
替え唄メドレーは公開前に著作者に「替え唄やりたいんですけどいいですか?」と全曲許可を取得しているのだが、その対応は「OKです」「駄目です」の他「記録として残ってしまうのは駄目です」という
特殊な許可が出る場合がある。
これに該当した場合はTVやCDという形では発表できないのだが、ライブでは演奏可能ということでボツネタとして歌われるというもの。
ボツなのに歌われるというのはあくまでも「CD作品としてはボツ」という意味である。


  • 飯場の恋の物語

雑誌『ビックリハウス』の100号を記念して発売されたカセットテープ『逆噴射症候群の巻』に収録された曲だが、発売当日に回収され2ヶ月後に内容を入れ替え再販。
具体的な理由は発表されていないものの、タイトルと曲調が『銀座の恋の物語』に似ている事や、建築現場で働く同性愛者を揶揄したような歌詞が問題視されているのではないかと言われている。
因みにこの曲を歌っているのはデスラー総統伊武雅刀。当時は『スネークマン・ショー』等キワモノの芸で売っていた。



【ゲーム】

  • アイレム作品

2011年に発売予定だった絶体絶命都市4を(恐らく東北地方太平洋沖地震の影響で)発売中止したのを皮切りに、
ゲームアーカイブスやバーチャルコンソールでダウンロード販売していた自社作品のほとんどを販売中止に。
公式HPでのパチゲー以外のゲームの詳細ページ(とエイプリルフールページ)を削除した。
詳しい理由は不明だが、以後はパチンコ関連ゲー専門メーカーと化しており、パチプロ風雲録シリーズも好評を博したかつてのものを作った主要スタッフが退社しているため別ゲーになっている。
一方、アイレムの元スタッフは新会社グランゼーラとして独立し、以降はそちらがアイレム作品の版権を取得して展開・配信を行っている。


  • データイーストコレクション

セガサターンでの発売が予定されていたオムニバスソフト。
同社の『カルノフ』『チェルノブ』『トリオ・ザ・パンチ』、そして『ザ・グレイトラグタイムショー』の四作品をAC版そのままに収録するはずだったが、なし崩し的に発売中止になってしまった。
一説によれば、チェルノブの設定が設定なだけに、被爆者保護団体からの抗議が来るのを恐れた為ではないかとも言われている。
作品それぞれの移植は、『カルノフ』はファミコン版があり、『チェルノブ』はメガドライブにアレンジ移植された際には原発関連の設定は削除されている。
『トリオ・ザ・パンチ』はPS2の「オレたちゲーセン族」シリーズのうちの一作として発売された……が、ソースコード盗用などもあってそちらはそちらで非常に黒く、
完全な移植は2022年のPS4/Switch配信向けでのアーケードアーカイブスを待たねばならなかった。
『ザ・グレイトラグタイムショー』は長らく移植されず幻の作品になっていたが、「レトロビットジェネレーション3」に収録された。


  • 銀河任侠伝

ジャレコが1987年に発売したアーケードゲームで任侠の主人公が敵に攫われた婚約者を取り戻すアクションゲームだが、一部ステージはSTGになっている。
ゲームはゲージ制だが被弾時の無敵時間がないため、下手な弾幕地帯で被弾してしまうとあっという間にゲームオーバーになってしまう。
しかしこのゲーム最大の特徴は数えきれないほどの著作権侵害をしていること。


DAIMA・GOZIL・HANA・ZAKUなどの名前の雑魚敵が出現するが、そのグラは大魔神ゴジラ巨人の星ザクⅡそのまんま。
そもそも敵は何かしら元ネタがある物ばかり、背景にもデス・スターやマチコ先生なども紛れているうえにあるステージ曲は巨人の星のOPを丸パクリしている。
エンドロールに申し訳程度に著作権元への謝罪があるが、その会社も日テレ・TBS・フジテレビ・東宝・サンライズなど12社も名前が挙がっている。
このため移植・配信されたことは当然ながら皆無。2014年に本作のグラを盗用したアプリゲームが海外で配信されたが僅か1カ月ほどで削除された。
だがよりにもよってファミ通Appが本作を好意的にとらえる記事を作成してしまい炎上、ファミ通が制作サイドに問い合わせるも削除されたことで謝罪文を掲載する事態になった。



■一時期は未収録だった作品

【アニメ】

  • 白鯨伝説

VHS、LDが全26話中8話分までで発売打ち切り。後に全話収録のDVDBOXが発売。


VHSでは全100話発売されたがDVDの発売は途中で打ち切られ、1-39話、49話しかソフト化されていない。そのことに対する皮肉なのか、79話では「DVD版のアニカビを見る」というシーンが差し込まれている。


Wiiの動画配信サービス「Wiiの間」で特別編を含めて全話視聴できたが、サービス自体が既に提供終了となっており、このサービス終了後は前述の49話と星のカービィ 20周年スペシャルコレクションに収録されている60話72話を除いた40話以降は2022年冬発売予定のDVD・Blu-ray化まで待つ事になった。



【特撮】

東映が誇る看板特撮作品群。
これらの作品は現在こそDVD以降のディスクメディアやネット配信を用いて容易に見る事が出来るのだが、
70年代から90年代初頭にかけてのかつての方針では作品人気に応じてなのか、「VHSで無事に全話ソフト化された」のは良いとして、「全話ソフト化されず、HERO CLUB名義のVHSを経由した傑作選形式でしかVHSになっていない」「レーザーディスクは発売された」「そもそもVHSになっていない」といった様に、作品毎の扱いに対してかなりムラがある様子であった。
しかし、スーパー戦隊は鳥人戦隊ジェットマンが、メタルヒーローシリーズは特捜エクシードラフトがそれぞれ全話VHSになった点が転機になったのか、以降の作品群も全話VHS化。これにより最新作が放送された後は全話ソフト化する方針に改められて現在に至る。



【テレビドラマ】

金のかけ方が毎週放送のドラマってレベルじゃないアクション刑事ドラマ。
CSや動画配信サービスでは全話放送されたが、DVDは長年セレクション形式でのリリースだった。
2014年発売のブルーレイでようやく全話収録を達成。


  • Gメン'75
  • 愛しの刑事
  • ゴリラ 警視庁捜査第8班
  • 代表取締役刑事

CSや動画配信サービスでは全話放送されたものの、DVDはセレクション形式でのリリースしかなされていなかったが、Gメン'75はDVDマガジンの形式で、後者の石原プロ作品3作はDVD-BOXでそれぞれ全話収録された。





追記・修正は、未収録作品に思いを馳せながらお願いします。


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*1 ストーリーや演出方法など
*2 ただし、学習まんがシリーズでは海外に行っているエピソードもあり、話によっては灰原も海外に行っている。
*3 一応期間限定でサイコミに再掲された事があるため、完全な黒歴史というわけでもないようだが。
*4 単行本5巻に収録されている読み切り漫画『怨声「もっと苦しめ…」』はこの穴埋めとされる
*5 具体的に言うと単行本第1巻カバーの折り返し。
*6 別のキャラクター「西島櫂」が水着の表現として「昆布みたいな水着(アイドルも絶対着ないようなと言う前置きがあった)」と口にした所聞いていたイヴが頭痛を訴える内容
*7 『ムダヅモなき改革』。見た目は完全に超サイヤ人のあの演出
*8 「原作・作画ともに韓国人であるため、日本の漫画連載のスタイルが合わなかった」とも言われているが真相は不明。
*9 『テイルズ オブ ハーツ』のみ、本編・外伝ともに単行本化されていない。外伝の方はページ数が1巻分もないので仕方ないが。
*10 但し掲載当時は北朝鮮での独裁体制が表側になっておらず目立った困窮や日本との対立も無かったため入国者に亡命の意志は無く、純粋に「ある目的のため未旅券で不法入国した旅人」扱いだった。
*11 「兄妹同士の結婚は許されないが、エッチするだけなら特に法に触れることはなく、むしろ母親らが2人を阻もうとして明確な違法行為をしている」という趣旨。だからこそ新装版発売の少し前に改正された東京都青少年育成条例でも、表現規制の対象を「刑罰法規に触れる性交 又は 婚姻を禁止されている近親者間における性交」という風に書き分けているわけで、これだけで「賛美している」と捉えるのは暴論であるが。
*12 「サラサラストレートのララァ」「極限までキャラクター性を削ぎ落し辛うじて人型に見えなくもない機械のマニシングスキン(MS)」等
*13 同じく未単行本化かつ独自路線を突っ走った企画『タイラント・ソード』がディジェSE-Rという形で痕跡を残せたのとは対照的。
*14 当時の公式Twitterで「YouTubeには載らないからオンエアを絶対に見逃すな」と告知されているので、未収録になることは
*15 みのもんた、叶姉妹、エド・はるみ、小林幸子など
*16 本作の漫画版はアニメ版の一年前の1988年から学研の学年誌『学習』の1~6年で複数作家により縦断・並行連載されており、石ノ森版はアニメ開始と合わせ途中からの連載となったため。なおその補完として現行版では石川森彦版の序盤をダイジェスト掲載することで1988年・アニメ版序盤の展開をフォローしている。
*17 本作以外でも「ゲッターロボ號」「無責任艦長タイラー」などがテレビせとうち製作でテレ東系列放送されている
*18 ただしスポンサー表記は「こどもちゃれんじ」に一貫していた
*19 ただし30分スペシャルの498話、503話、506話を除く
*20 例:第70話『めいわくな大発明』(トミーがメエメエ博士に怪しい薬を飲まされて女の子にされる)、第129話『救急車にのりたい』(しまじろう、とりっぴいが赤いペンキを怪我と嘘をつき救急車に乗る)他
*21 『しまじろうの大冒険 昆虫の国のおともだち』、『しまじろうと海賊船』、『しまじろうとふしぎがもりのひみつ』
*22 黒いカバーの秋田文庫版と手塚治虫文庫全集版。
*23 「死体の損壊」と「教師と生徒の恋愛」。いずれも殆どの描写がボカされたり改変されたりする等の措置が取られており、これらが原因でアニメ化が困難と言われている事件も存在する。
*24 ちなみに、前述の家なき子もこの枠。
*25 JASRACには作詞作曲:ブライアン・メイ、訳詞:永井ルイとクレジットされている

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