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更新日:2024/03/15 Fri 14:57:56NEW!
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金田一少年の事件簿 金田一少年シリーズエピソード項目 犯人たちの事件簿 冬 エロ 地獄の断頭台 デスタムーア 遺跡 金田一恒例の「子供の為の殺人」 島根県 出雲 出雲市 密室殺人 村 クローズドサークル 陸の孤島 神器 勾玉 宝玉 カラス 露天風呂 オカルト 金田一恒例のクズ被害者 人間失格の男達 女の敵 パンチラ スカートめくり 裁くべき被害者 救うべき加害者 魔神遺跡殺人事件 魔陣村 第二の異人館村 未ドラマ化 家政婦は見た 凶鳥の命 ダイイング・メッセージ 銅矛 銅鐸 銅鏡 滝 魔神具 モニュメント 女の執念 だいたい美雪のせい←ただし冒頭に限る 不運すぎた犠牲者
汚れし輩の汚れし手から――「魔神具」を守るべし――!!
『魔神遺跡殺人事件』は、『金田一少年の事件簿』での事件の1つであり、かつて金田一少年が解決した事件のうちの一件。
単行本第25巻、26巻に収録。全12話。
テレビアニメでは第56話~第59話として1998年7月27日~8月17日にかけて放送された。
登場する怪人は「凶鳥ノ命」。
国守 | 村西 | さつき | 今日子 | 江戸川 |
鳥辺野 | 明日香 | 寛一 | 大和 | 蘇我 |
FILEシリーズでは唯一ドラマ化されていない事件である。
以下、ネタバレにご注意下さい。
【事件の始まり】
ひょんな事から一は、先輩の宗像さつきから遺跡発掘のアルバイトを持ち掛けられる。
丁度金に困ってた一は、アッサリと了解。美雪と佐木2号も、もれなく付いて来る。
アルバイトの場所は宗像さつきの生まれ故郷、島根県魔陣村。そこは凶鳥の命と魔神具の伝説が、今もなお残っている曰く付きの村だった……。
この村には、鏡の館、矛の館、宝玉の館の三つしか建物が無い。過去には銅鐸の館もあったが、原因不明の火事で無くなってしまったのだという……。かつては全ての館が宗像家のものだったが、今は鏡の館以外はよそに渡り、他人が住んでいるのだという。
そんな不穏な空気の中、事件は幕を開けた……。
【事件の概要】
一らは元々二泊三日の予定だったが、その途中で事件が起きる。大和猛が居ないのである。
そして一同は、大和の死体を目撃する。その現場は鏡岩によって閉ざされている場所だった。……密室殺人だ。
現場に散らばっていた宝玉のレプリカを凶器と断定したが、そもそもそのレプリカは七鏡の館に置いてあった物。
いざ帰って調べたら、銅鐸を除いたレプリカ(宝玉、七剣、銅鏡)が持ち去られていた。
一行は村の唯一の出入り口であるトンネルへ向かうも、トンネルが崩れてしまう。
この時点では一行は無事だったが、トンネルが崩れた衝撃で落下してきた山寺の釣り鐘が、
港屋寛一の命を呆気なく奪った。彼の頭と両腕を残して……。
デスタムーアここに極まれり。
この事件の後、銅鐸のレプリカも盗まれる。
そして、犯人は蘇我の殺害に及ぶ。この際、蘇我は犯人の顔を目撃。ダイイングメッセージを残す。
このダイイングメッセージの意味する物を一が考えているところに、宗像今日子が姿を現す。
一に娘への手紙を託した後、部屋に戻った彼女が悲鳴をあげる。一らは何事かと思い部屋の中へ。
そこには凶鳥の命(マガドリノミコト)の格好をした何者かが、今日子を抱えていた。その何者かは窓を破って逃げていく。
一らは後を追うも取り逃がし、滝壺で七剣のレプリカと今日子が顔に纏っていたベールを見つけるのがやっとだった。
こうして事件中の殺人の殆どは終了。週一で来る郵便宅配の人がトンネルの崩落に気付き、ニュースになった。その為、事件関係者は無事に村を出られると安堵。
しかしそれは、関係者を取り逃がさないでいられるタイムリミット。
焦る一だが、ちょっとした偶然から糸口を掴み……。
【事件関係者達】
- 宗像さつき
CV:水谷優子
不動高校3年生、チア部所属。17歳。
一に遺跡発掘のアルバイトを持ち掛ける。
村の風習にとらわれた、どこか陰のある美少女。
金田一少年屈指のエロキャラ。彼女にお世話になった人も多いだろう。
一に明確に恋心を持っており、事件中、彼に全裸で迫った挙句、一の目の前で自殺未遂までした。
当然それを止めようとする一。しかしお約束というべきか、そこに運悪く美雪が現れ、さつきを押し倒したのだと勘違いされた一は嘗て無い程にボコボコにされてしまった。ちょっと酷過ぎる。
佐木が何故かカメラに撮っていた為誤解は解けたが、撮ってる暇があったら止めろよ…
因みに佐木がカメラに撮ったテープは一が没収した。
嘗て仲の良かった遠縁の親戚の子が行方不明になってしまっていたのも彼女が掟を守らなければならないと思い詰めてしまった理由の一つ。
事件後は身を引いた。パンツの色はフリフリホワイトと水色の花柄。
お色気ムンムンで一に迫るが、「宗像家の女は18歳までに初めて契った男を当主として迎える」という村の風習に従っての行動な為、おそらく処女。
上記設定と初登場時にも明記されていた事から17歳なのは確定だが、後に判明した5月生まれな事と高校3年生である事、事件が起こったのが2月な事を踏まえると通常は18歳になっている筈なので矛盾が生じる。
- 大和猛
CV:成田剣
ヤマトタケルノミコトとは無関係。「宝玉の館」の住人。29歳。
嘗ては蘇我と同じ、宗像教授の助手だった。
凶鳥の命の格好をしてさつきを驚かせたが、曇ったメガネが証拠となり特定される。
第1の被害者。凶鳥の座でカラスの死体と共に見つかり、近くに宝玉のレプリカが散らばって置かれていた。
- 蘇我豊広
CV:大場真人
「矛の館」の住人。31歳。
かつては大和と同じ、宗像教授の助手だった。
大和と一緒に魔神具を掘り起こす執念があった。
金田一に頭蓋骨を渡して脅かしている。これ程度なら、緊張を和らげる為の笑い話なのだろうが。
犯人が爆破したトンネルからの脱出の際、いかに慌てていたとはいえ、自分が真っ先に逃げる為に邪魔な位置にいた美雪を突き飛ばして転倒させた行為は流石に戴けない。一がいなければ、美雪でなくても突き飛ばされた人が逃げ遅れていた可能性すらあった。
第3の被害者。鏡のレプリカで撲殺されるが、破り取った日めくりカレンダーを握りしめ、ダイイングメッセージとして残した。
ちなみに彼の声優は、某海賊アニメでナレーションと村西の声優が声を担当している主人公の海賊を追いかける"軍人"の声を兼任している。
- 村西弥生
CV:田中真弓
「七鏡の館」の家政婦。38歳。
20年以上も家政婦を務めており、館の家事全般の殆どを一手に引き受けている。年齢の割にはおばさんぽい。
アニメ版の中の人は魔神が仲間のおもしろカッコイイ少年だったりする。
- 九十九イヨ
長年、宗像家の家政婦を勤める家政婦頭の老婆。70歳。
先述の弥生よりも遥かに長く勤めている。
見た目とは裏腹に、結構優しい。若い頃は美人だったのかもしれない。
吸血桜殺人事件までは女性容疑者としては最高齢だった。
- 江戸川謙次
CV:速水奨
「矛の館」主人。佐木も知っていた有名な推理小説家。38歳。名前の由来は乱歩だろうか。
メガネとアゴヒゲが特徴的なダンディなおじさんだが、言葉はややきつめ。猟銃を所持しており、ハンティングの時は普段よりもワイルドになる。
なぜ出雲の狭い山奥に居を構えているのかは不明。特に人間嫌いという様子もなく発掘作業にも協力しているので、彼なりに魔神村の考古学に関心があるのだろうか。
傲慢で自分勝手な所があり、一によるトリック実演の際、自分が真っ先に呼吸する為に人を突き飛ばして空気穴に顔を入れるが、おかげで犯人が使った鳥を獲るワイヤーの仕掛けを首に引っかけられる羽目になった、マヌケな男でもある。推理力もイマイチ。
アニメ版ではその様なシーンはなくなり、金田一の問いに対して空気穴に顔を入れる事で答えるが、その際にワイヤーを首に引っ掛けられてしまうのは変わらず。
普段の一人称が「俺」、一への呼び方を「小僧」と呼んでいたが、アニメ版File2では一を「金田一君」と言っていた。
- 港屋明日香
CV:TARAKO
港屋寛一の妻。美人その2。39歳。
初日の夕食作りを手伝った。
年の差婚*1だが夫婦仲は良好だった模様。夫が死亡した直後にはショックで失神してしまう。
意外にも村西より1つ年上。
ちなみに、中の人はちびまる子ちゃんのまる子で、さつきの中の人は姉のさき子だったりする。
- 港屋寛一
CV:井原啓介
「宝玉の館」主人。65歳。
元々は宗像志郎の発掘関係の協力者であった。
外見が良い訳でもなく*2、作中では呪いに怯えるヘタレなシーンばかりが目立ってしまう。
フォローするなら、常識外の殺人事件が起こると言う恐怖と異常な状況に陥った為の姿なので、平時ではとても性格の良い人だったのかもしれない。
第2の被害者で、トンネルが爆破された際にトンネルの上にあった無人の古寺の釣鐘が直接落ちてきて、とんでもなく不運なことに落下場所がギリギリ鐘のフチでスッパリと首と両腕が落とされて死亡。
確率が低いことと残酷すぎるためか、アニメ版では普通に下敷きになった。
- 国守秋比古
CV:八木光生(ファイル4のみ藤城裕士)
東城大学教授。55歳。
静かな物腰の人物で宗像教授とは旧知の仲。
- 鳥辺野章
CV:成田剣(「権ノ条勉」名義)
国守教授の助手。19歳。
女性らしい顔立ちの男性。さつきの事が好きな様で、彼女に迫っている場面がある。セリフは終盤まで無く、そもそもセリフ自体少ない。
こう見えても男性らしい腕っ節の強さはある様で、捕獲器で捕まえた鳥に突かれた際に一瞬見せた鋭い目つきと共に
絞め殺してしまうという恐ろしい一面も垣間見せたりしている。
- 宗像今日子
CV:日野由利加
宗像本家の末裔。
常に黒いベールを被っている。娘のさつき曰く、滅多に姿を見せないらしい……。事実、事件が起こっても部屋に閉じこもってばかりだった。
が、一を含め誰一人、彼女を怪しむ者はいなかった。ある種、一番アリバイの無い人間だったのに。
一と美雪にさつきへの手紙を渡した後、凶鳥の命にさらわれ、第4の犠牲者になる…?
【レギュラー陣】
毎度お馴染み主人公。
冒頭で起こした事故で損壊した車の修理代を稼ぐ為、今回の遺跡発掘のアルバイトをする事になるが……。車を損壊させた事故はドラマのロケで使用した送風機を一が悪戯に使用し、それを止めるため美雪が間違えて固定用のスイッチを切ってしまった為に明智のベンツに直撃、破損してしまった。その為美雪にも十分責任がある筈だが何故か一1人の責任になっている。
上でも述べているが、村の掟の為に契を結ぼうとするさつきに裸で迫られ、更に自殺しようとした彼女を止めようともみ合いに。
その際、最悪なことに美雪が入って来てしまい(しかももみ合いの結果マウント取って彼女が自殺しようと握っていた短刀をもぎ取った瞬間)、激怒した彼女にボッコボコにされてしまった。
途中、犯人によって爆破されたトンネルから脱出する際、蘇我に突き飛ばされて転倒した美雪を助け起こし、なんとか揃って脱出。シーンは数ページで済んでいるが、状況的には結構ヤバかった感じも。
毎度お馴染みヒロイン。
一と同じく遺跡発掘のアルバイトとして参加する。一の悪戯を止める為とはいえ、よく分からない送風機のスイッチを押し、それが原因で明智のベンツは破損したのだからその事に対し責任を感じるべきである。(ギャグシーンでもあるのであまりとやかく言うもんじゃないだろうが)一に近づく玲香やさつきに嫉妬するシーンがあり、一と露天風呂で混浴したさつきに「私も(幼稚園の頃)はじめちゃんとお風呂に入りました」と対抗意識を持ったかの如く叫んだ。
トンネルからの脱出の際、蘇我に突き飛ばされて転倒するが、一のおかげで助け起こされてなんとか2人揃って脱出、事なきを得る。
一が自殺を図る全裸のさつきともみ合うシーンを目撃してしまい、今までにない程の嫉妬の炎を燃やして彼をボコボコにするが、佐木が撮影していたビデオのおかげで誤解が解け、一に謝罪した。
お馴染み佐木2号。
今回はアルバイト兼一の助手として同行する。全裸で自殺しようとするさつきを一が止めるシーンを撮影しており、このおかげで美雪の誤解を解く事が出来たが、一にボコボコにされ、テープを没収された。
アニメでは登場しない。
お馴染みのアイドル。
冒頭でのドラマ撮影のロケで、不動高校を訪れていた。不動高校がロケ地に選ばれたのはたまたまではなく……。
事件現場には行かないため、本筋には一切絡まない。
お馴染みキザ野郎。
冒頭で一が起こした事故の被害者(笑)。理由は不明だが、不動高校の近辺に車検したてのベンツで来ていた所、例の事故に巻き込まれた。事故は一1人の責任じゃないのだから美雪にも修理代を請求すべきであるが、彼の性格上一だけのせいにした可能性がある。
お馴染みフリーライター。
エピローグに登場。ラストで今回の事件を記事にしようと一の所を訪れるが、一に取材拒否されてしまう。
アニメのみの登場。ある意味、佐木2号の代役。
【その他】
- 久里先輩
- 白石君
- 成瀬先輩
さつきがかつて付き合っていたという不動高校の生徒。名前のみ登場。
久里は野球部のエース、白石はサッカー部のゴールキーパー、成瀬はバスケ部の人気No.1とのことで、
それぞれ当時のマガジンで連載されていた漫画作品のキャラが元ネタ(久里→「Dreams」、白石→「シュート!」、成瀬→「Harlem Beat」)。
【魔神具とは】
先述の国守曰く「凶鳥の命」に捧げられた、呪われた祭礼道具。
「宝玉」「七剣」「銅鏡」「銅鐸」の四つから成り、『これを全て揃えた者に莫大な富と名誉をもたらす』という魔法の道具として、古来から崇められてきた。
若き日の紀伊国屋文左衛門も、古物商から偶然これを手に入れていたらしい。
しかし元々呪いの神に捧げられたものであるためか、『欲に走れば呪いが降りかかる』とも言われており、紀伊国屋文左衛門が晩年不遇であったのも、この魔神具の呪いであったらしい。
その後はバラバラになって持ち主を転々としていたが、明治になって偶然、宗像吉衛門が全てを揃え、
落ちぶれた小地主に過ぎなかった彼はたちまちのうちに栄え、財を築いて帝国議会の議員にまでのし上がったという。
が、その後ある時、吉衛門の長女・長男・妻が立て続けに事故と病で亡くなってしまい、「呪われた三つの死」と一族を大層震え上がらせることになる。
その怒りを鎮めるために吉衛門を含めた一族は、因習を築き上げて現代まで守らせているのである。
【凶鳥の命とは】
表向きは磨神村の守り神として、そこに住む関係者たちにあがめられ、恐れられている存在。
しかし、その実は数多くの呪われた伝承を持つ、祟り神に近い存在である。
かつて宗像吉衛門の夢枕に立ち、四つ目の「銅鐸の呪い」から逃れたければ「三つの戒め」を守る様に、と告げたという。
そのうち二つは『魔神具は出雲の魔陣村に埋めて怪しい者から遠ざけること』『魔陣村に魔神具になぞらえた四つの館を建てて、一族で代々我を崇めること』となっており、
残りのもう一つの戒めは、後にさつきの口から明らかになる…。
【以下、事件の真相… 更なるネタバレに注意。】
その時、私の中に激しい怒りに羽根を振るわせた凶鳥様が舞い降りたのよ——!!
汚れた輩に死の翼をもたらす「凶鳥様」が!!
- 村西弥生
この事件の犯人「凶鳥ノ命」。
実は宗像さつきの実母。病に冒され余命半年の命で、度々血を吐いていた。
今から20年前に宗像家に家政婦としてやってきて、その2年後宗像志郎と関係を持ち、彼の子供を身籠る。
それが原因で宗像今日子とトラブルになり、揉み合いの末、彼女を意図せず殺してしまう。
警察に行こうと考えた弥生だったが、お腹の子供はどうなるのかという志郎が説得。
それから彼女は、家政婦・村西弥生と宗像家夫人・宗像今日子の二重生活を送る事になる。
狭くて人口も少ない村でイヨあたりによくバレなかったものだが、きっと志郎がフォローしていたのだろう*3。
ところが、その志郎も落盤事故で死亡。後に大和と蘇我が志郎に黙って無茶な発掘作業をしていたことが原因であると分かり、しかも彼らは反省するどころか……。
彼女は怒りに震え、凶鳥命のお告げと称し、今回の事件を引き起こした。
そして……過去を話した後、さつきが実の娘だと告白して彼女を驚かせる。
大和殺害のためにプロパンガスを凶鳥の座に持って行ったが(蘇我が夕食の時だけしかここに来ないため)、
寒い季節に温かい料理がなかったこと*4、
ガスを使わずにできる献立を決めるのは彼女しかできないことから一に見抜かれる。
また初日の夜に明日香が手伝おうとしたものの盛り付けだけ頼んだのもガスが使えないのを隠そうとしたものと思われる。
一がカップラーメンを食べるために(アニメ版では紅茶を用意しようと)お湯を沸かそうとした時にはガスが使えなかったが、
彼女が裏で再度プロパンガスのボンベをつないでいて、イヨ(アニメ版ではさつき)が再度火をつけようとしたところでなんとかつなぎ終わったところだった。
港屋夫妻、蘇我が村から逃げようとしたときにダイナマイトを使って、外に出られるトンネルを封鎖。
その際、爆発の衝撃で鐘が寛一に落ちて圧死させてしまう(これについては一も予想外だと言っていた)。もし圧死したのが寛一でなく元々殺そうとしていた蘇我だったらどうしていたかが気になる。加えて、無関係の人間が閉じ込められるだけでなく、負傷させたり最悪の場合殺しかねない危うい事なのにも関わらず。
蘇我殺害後、今日子に成り済ました彼女は一と美雪にさつきへの手紙を渡す様に言い、凶鳥の命に扮装し、
今日子に似せた人形を抱えて滝壺へ向かい、今日子としての偶像を消した。
…しかし、いくら抱きかかえていたのが人形でトリックを成立させるためとはいえ、2階の窓から窓ガラスごとぶち破って脱出するという、特撮もビックリな危険行動をしている。現実でそんなことをしようものなら、ガラスで体中をズタズタに切って死んでしまう可能性すらあるのだが*5…あらかじめ、ぶち破りやすいように窓やガラスに細工でもしておいたのだろうか?
一もあまりにも頭の切れの良さに感心していたが、彼女自身は「凶鳥の命の言いつけ」だと言う。
凶鳥の命の怒りを鎮めるために、最後の生贄として自らの命を捧げようとするが(一が説得前に、矛で「あと一人誰かが死ななければならない」と言っているが、最初から自分自身を生贄にするつもりだったようである)、
最終的には、矛を自らの喉に刺そうとした際雷が落ち、魔神具と事件関連の記憶を失う。
意識を取り戻したものの、すでに病魔に侵されており余命半年の状態で都内の総合病院に入院。
記憶がないままさつきと笑顔で話し、娘を恋バナでいじったりもしており、その様子から影や悲壮感は全く感じられない。
いつきが事件の存在を察知して関係者に取材をかけたりもしているが、犯人について関係者は全員口をつぐみ、弥生も逮捕も事情聴取もされず入院生活をしていた。
記憶喪失だから責任能力がないということにはならないのだが、20年も酷薄な境遇を生きてきたことや娘の立場なども考えると情状酌量の余地はあること、仮に逮捕して裁判をしようとしても判決前に寿命が尽きてしまう可能性が高いことなどから、寿命が尽きるまでの半年の間は見逃し、寿命を迎えたら起訴できなくなるという形で決着させたものと思われる。
本来なら母娘であることを打ち明けた直後に犯罪者として裁かれる立場の弥生を救ったのは、皮肉にも病魔であった。
原作ではさつき、鳥辺野に世話されるが、アニメ版では一、美雪、二三が再度訪れる10日前に病死したとさつきから知らされる。
さつきも短いながら幸せだったと語っていた。
余談だが、18歳の彼女はかなり可愛い。
謎解きの際、一の推理に対して一切反論しなかった。2022年時点で一の推理に反論しなかった犯人は村西弥生と和泉さくらの2人だけである。
- 大和猛
- 蘇我豊広
放っておいたら犯罪を犯したかもしれない人たち。
勝手に無茶な発掘作業を行い、宗像志郎の事故死の原因を作った張本人達でもある。
これだけなら過失による事故だが、「18歳までに初体験を済ませ、その相手を夫に迎えること」という宗像家の女に伝わる掟を利用し、さつきをレイプして宗像家を乗っ取ろうとまで企んでいた。
主導していたのは蘇我で、事故についても自身の発掘作業を隠そうとし、乗っ取り計画を企んでいたのも蘇我であった。
大和は事故についても多少は罪悪感があるようであり、さつきのレイプに賛成したと言う描写も取り敢えずはなかった。
最も、結局事件を打ち明けることはなく、また放置しておけばそのまま蘇我に従ってしまっていただろう。その為逆に言えば蘇我さえ殺せば大和の性格から何もしなかった可能性が高く、殺されてしまったのは不憫な面がある。
しかしアニメ版では、原作ではあった事故による志郎の死に対する反省も罪悪感も無く、宗像家を乗っ取ろうとする企み(アニメではレイプに関しては流石に描写されなかったが)にも賛同していたようになり、蘇我とあまり変わらない様な性格に改悪された。
蘇我は鏡のレプリカで殴られた後、死に際にダイイングメッセージで2月27日、28日の分を破り取ったが、その先のページが犯人特定に至った。
その先のページについては犯人が持ち去ったのだが、手の中のカレンダーは死後硬直で犯人にも抜けなかったのだった。死後硬直は死後直ぐに体がガチガチになる様なものではないので、現実にはやや無理がある。
大和は室内でプロパンガスを充満させられ、驚いて空気口から首を出し、空気を吸おうとしたところを、鳥を獲るワイヤーの道具で絞殺された。
カラスの死骸は、恐怖演出もさることながらその悪臭で残留したプロパンガスを誤魔化す為でもあった。
- 宗像今日子(本物)
見た目は美人であり、弥生が最初に志郎と今日子を見た時は美男美女カップルだと思われていた。
だが、本性は気位が高く異常なまでに独占欲が強い性格であり、魔神具の所有権をチラつかせる事で志郎を煽り、結婚に踏み切らせている。
その後、志郎を精神的に責め苛み、志郎を逆らえないようにして、志郎の心を自分の思い通りにしようとしていた。
また、19年前に九十九は、今日子が魔神具のありかを示す鏡の1枚を割っている現場を目撃しており、「いいのよ、これで…」と薄ら笑みを浮かべながら言っていた。
真実は不明であるが、魔神具の場所にはとっくに気づいていた可能性があり、志郎に場所を教えず、場所の手掛かりとなる鏡を割ってまで隠していた可能性もある。
他にも志郎が研究で使っていた大事な資料を「もう要らない物かと思った」と宣いながらわざと燃やす…等の陰湿な行為を平然とやっていた。
今日子の行動で志郎はすっかり参ってしまい、結果的に志郎と弥生が深く愛し合う切っ掛けとなってしまった。
その後、鏡を割った数週間後に前述の通り弥生と口論になり、揉み合う内に弥生に階段から突き落とされ死亡してしまう。
最初は自首しようとしていた弥生だったが、お腹の子供のこともあり、志郎の発案で弥生は一人二役として今日子を演じることになり、遺体は滝壺から落とされてしまった。
不倫が許せないのは分かるが、元はと言えば、上記の自身の陰湿な行為が原因である上、殺意丸出しにして弥生に襲い掛かって返り討ちにあったという経緯である以上、同情は薄れてしまう。
ただ、今日子の性格や人物像はあくまでも弥生談であり、今日子の本心が分からない為、独占欲が強かっただけの哀れな人物と捉える事も出来なくはない。
アニメ版では今日子が鏡を割る現場を目撃したのは明日香であり、鏡を割ったのも志郎と結婚して直ぐとなっている。
その際、「いいのよ、これで…」と言っているが、顔は無表情であり、どことなく寂しそうな声で呟いていた。
また、弥生談ではあるが、今日子が研究の妨害をするのも、魔神具を発掘されると志郎が離れてしまうことを恐れて妨害していたことになっている。
そのため、本当に恋愛結婚だったかもしれないが、仮に志郎のことを愛していたとしたら、情緒不安定でヤンデレの気がある様にも見られる。
だが、夫との繋がりを魔神具のみにしてしまったのは、自身の所業のせいともいえる。
明日香は年齢が近いこともあってか本物の今日子と仲が良かった様であり、弥生の告白で20年前に死んだ事を知ってショックを受けていた。明日香は、「(本物の)今日子さんのことを志郎さんは愛していなかった」「(志郎さんのほうが)魔神具を欲したための結婚だった」と弥生談とは真逆の認識で二人を見ている*6。
なお、滝壺に落とされた本物の今日子の遺体が引き上げられたかどうかは不明だが、20年以上は経過しているので白骨化している可能性が高い。
余談であるが、アニメ版の今日子の声優は飛騨からくり屋敷殺人事件に登場した巽綾子と偶然にも同じである。
- 宗像志郎
CV:速水奨
「七鏡の館」主人。考古学の研究をしていた。
妻・今日子の重圧に耐え切れず、当時18歳だった弥生と不倫関係になる(その2年後に弥生は妊娠)。
今日子の死後は弥生の犯した罪を共に背負い、秘密を共有していた。
然し、今日子の死は『今日子が襲い掛かって来たのを弥生が放してもらおうと突き放したら、今日子が階段から落ちてしまった』という経緯。つまりは事故、もしくは正当防衛である*7。
殺意があった訳でもないし、正直に全てを打ち明けていれば、例え罪になっても*8軽い処罰だったのではなかろうか。とは言え、弥生との不倫や妊娠と言った要素を勘案すると殺人事件に見られてしまう可能性も高く、隠蔽に走ったのも仕方ない面もある。
彼が無理に死を隠そうとした結果、事態が最悪の方向に進んでしまった為、ある意味では悲劇の元凶になってしまったとも言える。
それでも、全ては弥生と子供の為であり、弥生にとっては辛い二重生活をなんとか乗り切る原動力となった、優しい夫だった模様。
だが、大和と蘇我の過失によって土砂崩れに飲み込まれて死亡する。
- 港屋寛一
彼の死は全くの偶然による物であるということは、最終推理を待たずして結論が出ていた。
無人の古寺の釣鐘を特定の場所を狙って落とすなどと言うことはどう考えても不可能であること、当初盗まれていなかった銅鐸が後になって盗まれ、犯人が辻褄合わせをしようとした可能性が高いことがその理由である。
少なくとも彼自身が殺される要素はまるで無かった。
彼の死に様は、世が世ならシリアスな笑いとして語り継がれたに違いない…。
理不尽な死と遺した妻の悲しみを考えれば金田一史上指折りの不運な被害者であり、歴代の被害者の中でもかなり特異な死に方をした人物と言えるだろう。スピンオフではそのシーンで弥生が「何か死んだ……」とモノローグを発する程
うがった見方をすれば、弥生の怒りとは直接関係ない、凶鳥の命の呪いにあてられたととれなくもない。しかし、彼は別に『凶鳥の命』を穢したわけでも馬鹿にしていたわけでもない(むしろ恐れ敬っていた)ので、そっちの考えでもどのみち可哀想である。
まあ、弥生が爆破しなければ死にもしなかっただろうし、こんな形で呪われたところで、閉じ込められている人々にとってはどうしようもないのであるが…。
- 凶鳥の命
(ある意味)この事件の黒幕。
磨陣村で祀られている呪いの神。外見は梟に近い。
村西弥生の言葉を信じるなら、トンネルの爆破や密室トリックを考案したのはこいつらしい。意外と現代的な神様である。
単行本の目次イラストでは子供時代のさつきと(男の娘時代の)鳥辺野と一緒におにぎりをはぐはぐしているとても可愛い姿を拝める。
因みに、前述の落雷の際、一は閃光の中で何処かへと飛び去る鳥の様な物を目にしている。
神がトリックを授けたというトンデモ話が、もしかしたら程度でも完全否定されないのは大方このシーンの影響がある。
スピンオフでは物語開始1ページ目から弥生が「奴らを殺すトリックを…思いついてしまった…」と言い出し、色々となかった事にされてしまった
- 魔神具の在処
七鏡の館。
邸内の扉をすべて開け放って玄関に立つと、壁の鏡が反射しあってある一点を示すように設計されており、その先にある「閻魔地蔵」の中に、魔神具は隠されていた。
今日子が鏡を割ってほくそ笑んでいたのもこれが理由である。
弥生がこれに気付いたのは、作中で大和が親切のつもりで替えの鏡を持ってきた上に、ガス漏れで家中の扉という扉が開かれ、一点を示す状況が出来てしまった為だった。
然し、仮にも「七鏡の館」と呼ばれるほどの館のシンボルであるのにおよそ19年もの間、替えの鏡を準備しなかったのだろうか?鏡も買えないほどの貧乏だというのならともかく、むしろ裕福な方であると思われるのでなおさらヘンである。
しかも、この館にヒントがあると言われていた*9し、鏡の反射角度は小学生レベルの知識であるし、実際に扉を開け放ったりしなくとも館の図面で明らかになる仕掛けである。
見落とすことくらいはあるかもしれないが、何人もの学者が10年以上研究して鏡の配置のトリックに気付いていないというのは、さすがに不自然にも思える。
もしかしたらこれも凶鳥の命の力だったのだろうか。
【事件自体とは関係無い真相】
- 鳥辺野章
実は「銅鐸の館」で行方不明になった子供で、さつきとは遠縁の親戚で幼なじみ(ただし、さつきは弥生の子供なので血の繋がりは一切ない)。
女性しか生まれない筈の宗像家に何故か生まれた男だった為、誕生時から女の子として育てられていた。
単行本目次イラストでは幼少時代のパンチラ(※注 男です)が拝める。
そのまま成長していたら、家族はどう誤魔化す気だったのだろうかが気になる。
行方不明になった後はずっと施設で育ったそうだが、名前からさつきに素性がばれたりはしていないので恐らくは誰かに引き取られて養子になったものと思われる。(「アキラ」は女性名としても使われる場合もある)
何故無事だったのに今まで一度も帰ってこなかったのかは、自分が女の子として育てられた事情は把握していたので、さつき同様子供心に掟を守らなかったせいだと思い詰めたのと、施設側が「男の子を女として育てる」ことに児童虐待を疑ったというのもあるのかもしれない。
因みに、さつきの事は片時も忘れた事がないと豪語する。
事件後、さつきに自分の正体を打ち明ける予定。さつきに迫った際に、彼女は狼狽えつつも赤面していたので脈は有りそう。
さつきは今回辛い事が多かったので、彼には頑張って彼女を幸せにしてもらいたいものである。
こう見えて歳相応にムッツリスケベ。さつきのパンツの色を読者に教えてくれたのは彼(スカートを捲ったのは弥生)。
【謎解きについて】
今回はダイイングメッセージによる犯人当ては難しくない、というかとっかかりさえ掴めれば犯人の名前そのままなのでかなり簡単。しかし密室トリックが結構厄介。
伏線の張られ方がさり気ないため、注意して読んでよく考えないと難しい。
しかし、あの献立表を「決定的な物証」というのはかなり無理があるのでは……
【余談】
本作はFILEシリーズ最終回「速水玲香誘拐殺人事件」の一つ前のエピソード。
しかしながら、作品の描かれ方や構成を見ると、むしろ本エピソードの方がファイルシリーズの大きな区切りになっている。
- 剣持警部を除く準レギュラーが総出演。
- 本エピソードを最後に長編のみの構成が終わり、次週で「金田一少年」初の短編エピソードが登場。
- 本エピソードを最後に容疑者リスト廃止。
【アニメ版】
◇原作との違い
- 事件後の後日談として語られている。
- 序盤の撮影シーンはカット。その為、玲香と明智は登場しない。
- 佐木2号は登場しない。代わりに途中の様々なタイミングで二三が登場。
- 村から脱出しようとトンネルに入ったのが港屋夫妻と蘇我の3人。そのため、明日香は目の前で夫の死の瞬間を目撃する。
- 瓶を温めて蓋を開けるシーンで原作では鳥辺野が村西に教えていたが、アニメでは村西が美雪に教えている。
- 一が凶鳥の座の侵入方法を説明する際、国守と江戸川もその場で聞いている。
- 流石にテレビ版で全裸になる訳にもいかなかったのか、例の宗像先輩のシーンは白装束を脱がず、そのまま一に迫っている。そのため、鉢合わせた美雪は一を睨みつけるのみだった。
- 港屋寛一は転がり落ちてきた釣り鐘に潰され死亡する。そのため腕と首は切断されておらず、普通に下敷きになる形になっている。
- 九十九イヨが登場せず、重要な場面ではさつき等他の人物が代わりのポジションに収まっている(長年家政婦として働いていた人間にその家の奥さんが死んだ事を19年間も隠し通してくのは流石に無理があった為の処置だと思われる)。
- 村西弥生が最終的に病死したことが語られる(二三はさつきから聞かされるまでは弥生は落雷の事故により死亡したと思い込んでいた)。
- ただでさえセリフが少なめの鳥辺野章が完全無口キャラ化しており、喋ったのは一の推理を聞いている時のみ。おまけに生い立ち等もカット。なお、金田一で2役演じている声優は、必然的に出番が少なくなる被害者役のほうが別名義になるパターンが多いが、大和と鳥辺野を演じた成田氏の場合は台詞が少ない鳥辺野のほうが別名義という珍しいパターンである。
- 事件後のラストは一達が新しく生まれ変わった魔陣村に訪れるシーンに変更。
凶鳥命ノオ告ゲ。追記・修正セヨ。
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▷ コメント欄
- 長くなったのでリセットしました -- 名無しさん (2014-09-03 20:06:28)
- 港屋さんは巻き添えで可哀想だが奥さんも目の前で旦那が死んで気の毒だと思う。 -- 名無しさん (2014-09-03 21:37:21)
- 何気に2月でないと成立しない証拠やダイイングメッセージがあるから、夏場でのドラマ化は無理なのかな?その部分だけ削るかアニメみたいに後日談という事にすればできなくはないけど。 -- 名無しさん (2014-09-04 22:46:18)
- 俺がはじめだったら絶対宗像センパイとヤる -- 名無しさん (2014-09-05 17:50:56)
- CASEシリーズでドラマ化されていない唯一の事件 -- 名無しさん (2014-09-09 03:32:21)
- 人生初の金田一がこれだから結構思い入れがあるな。ドラマで見て見たいけど↑にもあるように季節的に無理そうだね -- 名無しさん (2014-09-09 22:01:34)
- 一番の屑は教授。彼が誠実なら離婚した上で弥生と結ばれるべきだし -- 名無しさん (2014-09-16 20:48:10)
- ↑先代の宗像家に資金援助してもらったとか、離婚したくてもできないぐらい雁字搦めにされてたんじゃない? 説明不足の感は否めないけど。 -- 名無しさん (2014-09-19 00:51:04)
- 国守先生の声優だけど、ファイル⑤のみ声優が違うけど八木さんの都合で交代したのかな? -- 名無しさん (2014-09-20 17:29:38)
- ドラマ化できないのは合わせ鏡の構造が原因かも -- 名無しさん (2014-09-24 20:59:33)
- 蘇我はトンネルで危うく美雪を死なせかけたよな。港屋さんの死でそれどころじゃなくなったけど一は少しキレてもよかった気もする。 -- 名無しさん (2014-09-26 09:26:52)
- 宗像家の怪死事件って実際は魔神具目当ての人間が起こした事件じゃないかな。それを受けて3つの掟も、魔神具目当ての強盗の被害を防ぐためヘンピな田舎に移った、当主が隠し子を作ってトラブルが起きないよう女に家督を継がせることにした(表向きは女しか生まれないという体をとっており、男が生まれたらコッソリ外に里子に出していた)、娘も早いうちに初体験の相手と結婚させ男性トラブルを防いだ、と決めたのかも -- 名無しさん (2014-09-28 06:15:18)
- ゲームの館でもそうだが何故娘を守る母親が犯人で余命いくばくも無いのだろうか? -- 名無しさん (2014-10-01 21:37:18)
- 殺人の理由が何となく同情できる 自分たちのせいで愛する人が死んだのに反省することなくしかも娘をレイプしようとしたらしいから母親としては殺したくなるほどぶち切れるわな(まあ誰もあの2人を許さんと思う) それと最後の辺りで弥生さんの記憶を消したあの雷に浮かんだシルエットは凶鳥の命が彼女を助けたのだろうか? 自分としてはそうとしか思えない -- 名無しさん (2014-10-17 02:55:36)
- ⬆︎凶鳥様なりのお礼なのかな -- 名無しさん (2014-11-29 12:53:59)
- 田中さんがしっとりした大人の女性を演じたことが驚きだった(おい!) -- 名無しさん (2014-11-29 12:55:39)
- 中年女性の若いときの回想があると声優の演技が無理あったりするけど、田中さんの弥生はオバさんも若いときも自然だった。 -- 名無しさん (2015-02-14 22:42:50)
- アニメは回想だったけど、夏ドラでやるなら魔陣村は標高が高いだかの理由で夏でも気温があがらず、犯人の名前は村西葉月(旧暦8月)とかになるんかね?日テレさん5期やってくんないかなぁ。 -- 名無しさん (2015-04-05 11:11:51)
- ↑夏だったら料理が暑いのに熱いのしか用意できないというのはかなり無理があるはず。ガスを使ったトリックだから。 -- 名無しさん (2015-04-06 22:17:25)
- ↑魔陣村は夏なのに気温があがらない設定にするんじゃないのかって言ってるんだぞ?夏でも雪が降ったドラマの雪影村みたいに。 -- 名無しさん (2015-04-07 22:08:50)
- 志郎さん、10年以上暮らしてたんだから合わせ鏡の秘密に流石に気づいても良かったんじゃね? 家の造りにヒントがあることはわかっていたみたいだし。 -- 名無しさん (2015-04-08 13:32:35)
- 何気に一に一切弁解しなかった犯人だよな。 -- 名無しさん (2015-04-08 16:19:57)
- ↑怪盗紳士の殺人の犯人もな -- 名無しさん (2015-05-01 13:31:15)
- 凶鳥さんってFILEシリーズだぞ? -- 名無しさん (2015-05-23 15:20:53)
- ↑3アニメ版オペラ座館や鬼火島の犯人も弁解してないね。 -- 名無しさん (2015-06-30 08:38:20)
- 凶鳥の命(弥生にトリックなどを吹き込んだという存在)は結局何者だったんだろうか? 本当にそんな超常的な存在がいたのか、それとも彼女の怒りが生んだもう一人の彼女的な存在(うまく言えないけど。「魔が差した」の魔?)だったのか…… -- 名無しさん (2015-08-12 20:00:47)
- 金田一界のかわいそうな男性被害者 1位巽征丸 2位港屋寛一 3位尾ノ上貴裕 4位佐木竜太 5位火村康平 -- 名無しさん (2015-08-21 16:58:18)
- どうしても理解出来ないのだが・・・何で今日子さんがクズ女みたいに言われるん? -- 名無しさん (2015-08-21 21:07:54)
- ↑×3 魔人探偵脳噛ネウロでいうヒステリアみたいな感じでしょうか。 -- 名無しさん (2015-10-24 18:53:04)
- 港屋寛一さんの死因って、圧死でいいの? ギロチンかってぐらいに、釣り鐘にチョンパされてたけど・・・・・・。 -- 名無しさん (2015-10-27 14:47:24)
- 性格悪かろうが今日子さん普通に可哀想な被害者なんだよなあ。不倫され、先に浮気相手に子供作られ、死体遺棄され、財産乗っ取られて。作中での描写が寝取った弥生さん視点しかないってのも不憫。 -- 名無しさん (2015-11-15 14:30:33)
- さつきの誕生日と作中の季節の矛盾、確かにそうだ。ついでにいえば高3の2月に部活入ってるのもおかしいよな -- 名無しさん (2015-11-29 17:04:29)
- ↑2 死体遺棄・隠ぺいと成り済まし自体は許されんけど、浮気されたこと自体は100%こいつの自業自得だろ。家にいてまでこんなんネチネチ精神的にいたぶられてたら、男であれ女であれ、他の男女に逃げたいと思っても仕方ないわ。はっきりいって、同情の余地の微塵も湧かないクソビッチ。 -- 名無しさん (2015-12-17 16:57:31)
- ↑2 高遠と明智さんとも年齢差と学年が矛盾(高遠は明智より5歳下なのに学年が4つ違う) しているけど、早生まれだったらつじつまが合うのに対しさつきは5月生まれと明言されているからな -- 名無しさん (2016-01-05 18:13:14)
- ↑4 さつきと違って、自分のせいで人を不幸にしている自覚がなさそうだもの。鏡を割ったのが凶鳥の逆鱗に触れて早逝したと思いたい -- 名無しさん (2016-01-06 23:54:00)
- 銅鐸の館焼失事件(十年前)は冒頭から語られていたのに、皆無といっていいほど本事件とは接点がなかったな。蘇我たちが放火して焼け跡から発掘を画策したとか考えていたんだが、駆け落ちした「後継ぎの(鳥辺野の?)お姉さん」らしき人物もその後掘り下げられるなんてことは特になかった -- 名無しさん (2016-01-07 01:05:25)
- 今日子は多少独占欲が強いだけでしょ。魔神具が発見されたら用済み扱いされるかもしれないから発掘の邪魔をしただけで、宗像旦那が「そんなことはない」ってちゃんと説明すればよかったすれ違いみたいなもんだ。それに浮気されてガキまでできたらそらキレるわ。ヤンデレでも性格ブスでもねえよ下手くそ追記人。めんどくせーから俺はやらんけどちゃんと修正しとけ。 -- 名無しさん (2016-02-22 22:58:58)
- 寒い季節に温かい料理がなかったことってそんなに変か? -- 名無しさん (2016-03-12 16:29:48)
- 穿った見方だけど凶鳥の命からすれば志郎と弥生は宗像本家の血を跡絶えさせた罪人になる。2人がほぼ同時期に亡くなるのは凶鳥の命が「天罰」を跡取り娘のさつきが18歳になるまで待っていたのではないだろうか。そして弥生を使って宗像家に害をなす蘇我・大和を始末。そして宗像家の血を引く鳥辺野とさつきを結ばせ、お家は安泰。全部神様の掌で転がされてたのかもしれないな -- 名無しさん (2016-03-17 10:48:58)
- ↑確かに、今日子が死んだ時点で宗像家は血筋の無い名ばかりの存在になってるから、そこに宗像家の血筋を戻すには鳥辺野を連れて来るしかないよね。 -- 名無しさん (2016-03-24 22:16:54)
- ↑ただ凶鳥の命は弥生の記憶喪失や魔神具破壊など、呪いや崇拝から断ち切ってくれてもいるわけなんだよね。もしかしたら凶鳥の命も神としての力が衰えだしていて、最後の最後にお家を守りつつ、宗像家を解放してくれたのかな、と。 -- 名無しさん (2016-04-04 02:20:18)
- ヤンデレの独占よく強いだのなんだの、いずれにせよ劇中でハッキリ書かれてなく公式側からの説明もない以上、どうとも断定できねえだろ。さもそれが道理みたいなこと言うなよ。これ以外の記事にも言えるけど、文中にも推論や個人的解釈に過ぎない記述が多すぎ -- 名無しさん (2016-04-25 09:36:32)
- 何気にアニメ版はちびまる子とルフィの人が共演した豪華声優陣回。 -- 名無しさん (2016-05-08 17:44:16)
- 夫人を殺した件は状況が怪しすぎて正当防衛になるかどうか怪しい -- 名無しさん (2016-08-06 18:24:43)
- 冒頭の明智さんの車って風を起こしたのは一だけど、送風機の固定ボタンを解除したのって美雪ちゃんだよな…? -- 名無しさん (2016-08-06 21:47:07)
- ↑×2 作中の通り警察が認めてくれたなら正当防衛か最悪執行猶予だろうけど、「不倫してたから本妻を殺そうとしたんじゃないか・・・?」と警察が睨む可能性は高いだろうね。気が弱そうな弥生が警察の追及に負けてうんと言ったら最後、「妻から夫を寝取った上殺した鬼女」が出来上がる可能性はありそう。 -- 名無しさん (2016-08-18 11:57:32)
- ↑2それも一じゃないの?そうだとしたら、解除した美雪にも明智の車の修理代を出す責任が出て来るわけで、そういう様子が全く無いことの説明がつかない。 -- 名無しさん (2017-06-27 13:05:35)
- ↑11今日子の独占欲の強さは「多少」なんてレベルじゃないと思うけど。浮気についても、それ自体が悪いのは確かだけど、そもそもの原因を作ったのは今日子。 -- 名無しさん (2017-06-27 13:08:22)
- 美雪を突き飛ばした蘇我は、仮に被害者になってなかったとしても、人間としてクズ。普通なら、真っ先に女性を逃がすだろうに。 -- 名無しさん (2017-06-27 13:09:42)
- 教授はいい人とは程遠いよ 遺跡研究目的で結婚なんて財産目的で結婚とかわらん -- 名無しさん (2017-08-07 08:16:52)
- まぁ、誰が悪いとかそういうのは全部置いといて、一つだけ間違いない真実は港屋さん可哀想 -- 名無しさん (2017-11-05 14:58:50)
- 一番疑問なのが港屋さんの死だわ -- 名無しさん (2017-12-13 12:22:49)
- なんで港屋さんチョンパなん?普通に潰される描写で良かったんちゃう?そこがずっと気になって本編集中できなかったわ -- 名無しさん (2017-12-13 12:24:24)
- おそらく犯人達の事件簿に一番登場させるのがキツイ事件(オチのインタビューでの弥生の扱い的な意味で) -- 名無しさん (2017-12-13 20:15:00)
- 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2017-12-14 19:59:10)
- 犯人の事件簿はこの話も欠番かな? -- 名無しさん (2017-12-14 20:07:08)
- ↑1,3 大丈夫、命様視点でやれば無問題ww -- 名無しさん (2017-12-17 11:06:05)
- 佐木がいなかったら一と美雪の関係はどうなっていたんだろうか…。 -- 名無しさん (2017-12-23 00:32:21)
- ↑つアニメ版 -- 名無しさん (2017-12-23 01:05:55)
- ↑3 命様視点で事件回想はできんからやはりダメだろうw -- 名無しさん (2018-01-08 19:34:08)
- ↑事件回想は弥生でやって、インタビューは命さまでやればいい。インタビュアー「やっぱりあなたが黒幕だったんですね」とか言われそう -- 名無しさん (2018-02-15 18:36:58)
- 犯人総選挙、中間発表でこの犯人が4位だったのが以外だった。 -- 名無しさん (2018-02-24 09:27:10)
- 全裸の皐月に迫られた一をボコった美雪酷いとは言うけど、あの状況で冷静に納得してくれたアニメ版の方が正直違和感バリバリだわ -- 名無しさん (2018-03-30 17:50:19)
- ↑アニメ版は全裸じゃないからまだ冷静になってくれたんだろう。↑2、本発表でも4位だった。やはりみんなどんな風に書かれるかが気になるのだろうか? -- 名無しさん (2018-03-30 17:57:35)
- 送風機については、はじめちゃんが故意に悪戯に使った訳ではない。浮かれ気分で腰掛けたのがたまたまスイッチの上だったという偶然で、直後に本人が「ラッキー」と口走っていることからも、送風機の起動は不可抗力によるもの。一方美雪の方は、送風機もろとも転落したはじめちゃんが怪我を負う事態となっているので、物損事故ばかりか人身事故の責任もあるはず……にも拘らず「し~らないっと」の一言で済まされているのは、金田一の世界なら死亡フラグに匹敵するほどの無責任ぶり -- 名無しさん (2018-04-09 00:02:53)
- ↑うんだから、送風機の固定スイッチを切ったのって、本当に美雪だったっけ?そこをハッキリさせたい。 -- 名無しさん (2018-06-18 21:56:32)
- さつきさんの声優さんってもう亡くなってるんだよね。ってかさつきさんの声優ってまる子のお姉ちゃんとエクセレン少尉の人だよね。んで、明日香さんの声優はまる子の人で明智さんの声優はキョウスケ中尉の人 -- 名無しさん (2018-06-20 20:51:22)
- さつきさんの声優さんってもう亡くなってるんだよね。ってかさつきさんの声優ってまる子のお姉ちゃんとエクセレン少尉の人だよね。んで、明日香さんの声優はまる子の人で明智さんの声優はキョウスケ中尉の人 -- 名無しさん (2018-06-22 06:15:03)
- 金田一少年のおばさん犯人って皆余命少ないよね。声優も日曜朝8時半から10時の間に放送されていたアニメに出演してた人だし(しかも3人中2人は同じ番組で同じ漫画雑誌)。おまけにアニメでは全員病死するし -- 名無しさん (2018-06-25 17:59:48)
- 初期に書かれた記事なのか、他の金田一EP記事とノリが異なるね。上で批判されてる主観記述もだけど、事件概要の入る構成とか。 -- 名無しさん (2018-07-02 02:30:14)
- 「犯人たちの事件簿」についてだけど、某所で「雷撃たれてる間にササッとインタビュー済ませれば良い」と提案されていて笑った -- 名無しさん (2018-07-02 02:31:45)
- 全く関係ない不幸な事故でなのに被害者の中で誰よりもエグく死ぬ人とか、オカルトじみた要素だったり無印の中でもかなり好きな話 -- 名無しさん (2018-07-04 12:40:04)
- ↑2 それだったらマカドリ様にインタビューすればいいよ、村西さんが言ったことを文字通り解釈して、犯行パートは村西さんとマカドリ様のコントにすればいい -- 名無しさん (2018-07-04 17:48:26)
- 港屋さんの死については……。もし命様が実在するなら、神様もたまにはちょんぼをするか、それとも実は描かれてないだけで、命様の怒りにふれることを、過去に何かしたのか、のどちらかかな。 -- 名無しさん (2018-07-04 18:12:30)
- 三億円事件の犯人のバックアップを受けたのにカラス一匹のせいで敗北した蝋人形館の犯人 vs 神様の加護の元でカラスをフル活用して実質勝ち逃げを果たした魔神遺跡の犯人 -- 名無しさん (2018-07-09 07:44:33)
- 「なんか死んだ…」と「点と点がつながっちゃった…」で久しぶりにクッソ笑ったわ -- 名無しさん (2018-07-19 20:07:17)
- ↑11送風機の固定スイッチを切ったのは本当に美雪だよ(断言) -- 名無しさん (2018-07-19 23:49:22)
- もう少し補足すると、はじめちゃんの落ち度は不用意に機材に座ったことだけで、悪戯に使うとか車にぶつけるとかの意図は全くない。美雪と明智がその場にいたはじめちゃんを犯人だと早とちりしただけ -- 名無しさん (2018-07-20 00:12:44)
- ↑5 神がいたとしてもその近くで起きた偶然まで神のせいにされても神も困るだろう -- 名無しさん (2018-07-21 18:22:28)
- 金田一の長編には最低でも三人死なせろっていうノルマがあるとどっかの雑誌のインタビューにあった。でもメイン事件被害者とは限らず、雪影村冒頭で自殺した少女や怪奇サーカスの犯人の母親の事故死も含むようなので、弥生さんの病死を含めれば港屋さんは死なずに済んだと思うが… -- 名無しさん (2018-07-25 07:41:29)
- 港屋さんの何が不幸かって彼の死が犯人にとってすら迷惑千万なアクシデントだった点だな -- 名無しさん (2018-07-25 19:13:16)
- だいぶ上「犯人たちの事件簿」だと本当に「魔が差したの魔」という感じの解釈のようだね>凶鳥様 -- 名無しさん (2018-07-25 23:09:50)
- ↑12だいたいそんな感じだったから思わず吹いてしまったw -- 名無しさん (2018-08-04 10:47:28)
- >雷撃たれてる間にササッとインタビュー済ませれば良い どころか時を止めるとかwww -- 名無しさん (2018-08-11 12:16:32)
- 物理学の知識やはじめみたいなひらめき力がなくても玄関入ったら少なくとも鏡三枚が並ぶのが見えるんだから気付きそうなものなのに。 -- 名無しさん (2018-11-10 09:19:28)
- 「釣鐘で首チョンバ」は紛れもなく市川崑版「獄門島」(1977)の影響。 -- 昼太郎 (2018-12-01 00:38:24)
- 港屋さんの死に様はすごい印象的。読んでてリアルにビクッてなった記憶がある。 -- 名無しさん (2018-12-01 01:05:20)
- ↑10 いや違うよ。美幸は自分が間違って送風機の固定スイッチを切ったことが原因であーなったのを理解しつつ「しーらない」と白を切ってる。結局、美雪が黙ってたから、なりゆきで金田一の責任になっただけ。 -- 名無しさん (2019-09-18 14:00:43)
- なんか蘇我と大和が無理矢理悪者にされた印象 -- 名無しさん (2019-09-23 20:18:40)
- いや、男2人が自分の娘をレイプする構想を普通に話し合ってる場面に出くわしたら、まともな母親なら「ヤバすぎる、この2人何とかしないと」ってなるのは当然でしょ。直接殺しにかかるかはともかくとして -- 名無しさん (2020-01-15 21:54:20)
- ↑3言葉足らずで申し訳ない。美雪は「いたずらしたこと」、明智は「車にぶつけたこと」それぞれ別件ではじめちゃんを犯人扱いしているという意味なのだ。いわば別々の2件を1件に仕立て上げて美雪が罪を逃れた訳だ -- 名無しさん (2020-03-28 18:04:29)
- トンネル爆破は不可解な点が取り沙汰されているようだが、もし今日子も一緒に逃げようということになったら、犯人はどうするつもりだったのか(「宗像今日子が姿を晦ました。犯人だ!」と疑いを向けさせて、そもそも存在しないことを覚られないようにするのが一番であろう) -- 名無しさん (2020-03-28 18:36:36)
- 港屋さんのアクシデントが無ければ、蘇我殺害には鑑じゃなくて銅鐸を使う予定だったのかな。どう考えても鑑より銅鐸の方が鈍器として強そうだし -- 名無しさん (2020-05-16 14:13:57)
- これと天草財宝はロケやセット作成が大変そうだからドラマ化見送りになったんじゃないかと思う -- 名無しさん (2020-06-13 16:23:12)
- ↑↑港屋のアクシデントは鏡を盗んだ後だからそれはない。仮に銅鐸を使うつもりだったのを変更したという設定にするなら、そのきっかけはガス騒ぎで隠し場所を見つけた時かな。 -- 名無しさん (2020-06-15 19:28:19)
- 元々余命幾許もないのと自分も生贄にするつもりだった為か犯人と名指しされてから本人は一切弁明しなかった。代わりに反論はさつきと江戸川が担当した -- 名無しさん (2020-07-30 03:33:12)
- 大和猛の死体が発見される直前に見た凶鳥の命も怪奇現象の一つだな(プロパンの臭いの問題があるから死体発見は遅ければ遅いほどいいし犯人が扮装するメリットがない) -- 名無しさん (2020-12-05 00:50:19)
- 明日香曰く暗号目的で妻を愛してなかったって言ってたしこれが事実だとしたら暗号目的の結婚+不倫+殺人隠蔽と今回の被害者以上のクズ野郎になるし今日子の妨害もそれに気づいたからってなりそう -- 名無しさん (2021-03-27 13:19:39)
- 志郎が弥生の自首を止めたのはお腹の子の為というのもあるだろうけど一番は愛する弥生と離れたくなかっただけというのが本音かもしれん -- 名無しさん (2021-04-10 09:14:28)
- ドラマ化するなら最近エスワンからデビューしたはやのうたってセクシー女優を宗像先輩役に起用してほしい -- 名無しさん (2021-04-17 14:20:14)
- 今日子が死んだのってやっぱ祟りっぽいよなぁ。まあ夫を束縛するために暗号のヒントである鏡を割ったり魔神具を利用したり凶鳥様の怒りに触れる要素は多いし -- 名無しさん (2021-05-12 23:05:56)
- 多分港屋の死が無かったら、その後は今日子として死んだ後に弥生として死んで締めるつもりだったのかな。残りの魔神具をどう使って見立て殺人に使うか分からないけど -- 名無しさん (2021-10-13 21:31:26)
- 宗像教授ってなんか回想だと良い人っぽい雰囲気で押し切ってるけど「研究目当て立花家に婿入り→勤め先の十代のお手伝いを孕ます→不慮の事故とは言え奥さんをしなせてしまう→奥さんの遺体を滝つぼにぶん投げて隠ぺい工作→不倫相手を奥さんの身代わりにさせることで何事もなかったかのように立花家に居座る」のお家乗っ取りムーブがえげつなさ過ぎる。今日子が自業自得か否か関係なく倫理観がぶっとんでる -- 名無しさん (2021-11-10 16:09:55)
- ↑倫理観の欠けた身勝手な人間が出てくるの自体はフィクションだからいいんだけど、可哀想な善人かのように描かれるばかりで作中であのおっさんの過去の行いを非難するキャラがあんまいないのはモヤったね。犯人の話を聞いて誰か一人くらいは「宗像教授はそんな最低なことを…」とかキッチリ言ってくれたらまだ良かったんだけど。 -- 名無しさん (2021-11-10 18:24:41)
- ↑宗像教授はアレだし村西さんも(故意でなかったとはいえ)自分が仕組んだ爆発での事故が原因で爺さんが死んだのに、真相解明時ですら遺族たる奥さんに詫びる言葉1つ無いのはアカンわ。殺された二人が最悪な人間なのは間違いないけど、あんたらの性根も大概やぞ案件。 -- 名無しさん (2021-11-14 01:35:28)
- ↑自分が過去に受けた痛みのアピールは盛大かつ長ったらしい割に他人の痛みには無頓着な犯人はこの漫画ではそこまで珍しくもない -- 名無しさん (2021-12-22 12:11:10)
- マガポケでの犯人たちの事件簿で所々に道枝君はもちろんなにわ男子のネタが追加&変更されている。仕事が早い。 -- 名無しさん (2022-04-30 08:44:49)
- 女しか産まれない宗方家に鳥辺野が産まれたんなら、結局呪いなんてものはなかったんじゃないかな -- 名無しさん (2022-05-18 14:53:42)
- 祟り神というよりは土着の精霊みたいなイメージだよね。メジャーなところだとトトロとか。呪いを起こしたのも単に故郷に帰りたかっただけで、帰れれば単なる「不思議な隣人」くらいだったのかも。 -- 名無しさん (2022-05-18 15:28:19)
- 登場人物に名前の由来があるのも珍しい。 -- 名無しさん (2022-06-28 22:43:38)
- 他の事件のページと比べると、この事件のページが読みづらい。加筆した人の感想とか意見が入りすぎなのか? -- 名無しさん (2022-06-29 03:27:11)
- 犯人もかなり意外だったけど、散々文句たれて悪態ついてたヒゲメガネのおっさんが生存したのが驚きだった -- 名無しさん (2023-01-11 22:40:24)
- ガス屋目線だと、こんな辺鄙な村にガスを一本しか取り付けないのはあり得ないんだよなぁ。 -- 名無しさん (2023-01-28 23:05:46)
- アニメ見たら鳥辺野が一回も喋ってなかった。 -- 名無しさん (2023-03-03 23:53:12)
- 全く犯人の予測ができなかった。みんな犯人ぽくない -- 名無しさん (2023-05-08 21:11:14)
- ドラマ化されないのはロケやったりセット作ったりが大変そうだからかね -- 名無しさん (2023-06-05 21:20:20)
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*2 最も昔はイケメンだったのかもしれない
*3 今日子が居るときには常に弥生がいない。弥生がいるときは常に今日子がいない…ということになってしまうため、長年の家政婦頭であるイヨが気付かない可能性はかなり低い。隠し続けるにはフォローがないと確実に無理だろう。
*4 江戸川が文句を言っていた。その時のメニューはローストビーフの冷製、ジャーマンポテトサラダ、パン、イワシのマリネ
*5 皆様もよく知っている通り、ドラマや映画などで窓ガラスをぶち破る際は「極めて割れやすく、破片が細かくなって刺さったり大きな切り傷を作らないように」特注されたガラスを用いて撮影するのが普通である。
*6 明日香も志郎の知的な雰囲気に惹かれていたので、あまり悪くは言いたくないはずである。余程今日子が普段は猫を被っていたか、志郎がたまたま今日子のことを愚痴っていたのを聴いてしまったのか…。
*7 「学園七不思議殺人事件」で過去に死亡してしまった青山ちひろと、ほぼ同じ経緯である。
*8 おそらくは過失致死罪
*9 先述の宗像志郎も「言い伝えではこの館のどこかに、魔神具のありかを示す暗号がある」と明日香に漏らしていた。ただ、この館自体にあるとは思っていなかったらしく、「凶鳥の座」という遺跡のどこかに埋まっていると考えていたことが、国守の発言から伺える。考えすぎて、「まさか」の思考から抜けられなかったのかも知れない。
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