金田一少年の事件簿

ページ名:金田一少年の事件簿

登録日:2014/02/23(日) 20:23:56
更新日:2024/05/06 Sun 01:06:32NEW!
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日本テレビ 読売テレビ パチンコ化 漫画 推理漫画 アニメ 金田一少年 金田一少年の事件簿 東映アニメーション 天樹征丸 さとうふみや 週刊少年マガジン 講談社 ミステリー 97年春アニメ 14年春アニメ 15年秋アニメ 常識人が少ない 90年代テレビアニメ 閲覧数100万回以上の項目 外道の巣窟 金成陽三郎 地名・施設名は大体不吉 長野は危険地帯 外道だらけ



この事件 俺が必ず解決してみせる!

名探偵と言われたジッチャンの名にかけて!!


原作:金成陽三郎(途中降板)→天樹征丸
作画:さとうふみや
本記事では、主に原作漫画とアニメ版の全般について記述する。



概要

週刊少年マガジンに1992年から2000年までの間レギュラー連載され、2004年からは同誌で年に1~2作のペースで不定期集中連載し、
2012年から20周年記念シリーズの通年連載を経て、2013年から2017年まで『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』と改題して連載されていた作品である。
その後は他誌(詳細は後述)にて『金田一37歳の事件簿』が連載されている。


名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校生・金田一一が、幼馴染の七瀬美雪や理解者の剣持警部、良きライバルの明智警視といった個性的な面々と共に遭遇する難事件を、祖父譲りの抜群の推理力で次々と解決していくという物語。


「探偵、もしくはそれに準ずる者が事件を解決する」という漫画はそれ以前にも存在していたが、「探偵ポジションである主人公=読者という図式を掲示し、読者自身に謎解きを楽しんでもらう」という、読者参加型推理イベントがエピソード毎に開催されたこともあって好評を呼び、本格的なミステリー漫画として大ヒットを記録、多くのフォロワー的作品が生まれる一因となった。
本作は専門的な話が出る場合は序盤などで必ずヒントとして紹介される場合が多く、読者が推理に参加しやすい構成になっている。


作品全体を通したテーマとしては「強者と弱者」「国家と個人」が挙げられる。
登場人物達は己の社会的に弱い立場に苦悩しつつも、社会を支配する者達に対抗するため死に物狂いで戦い、様々なドラマを紡ぎ出していく。


90年代後半の「第二次マガジン黄金時代」(ジャンプ暗黒時代とも言う*1の人気作の一つであった。
メディアミックスも幅広く行われており、テレビドラマ、テレビアニメ、映画、小説、ドラマCD、ゲーム、パチンコにもなった。


シリーズ

作品初期は連続殺人事件を題材とした長編のみが展開されていたが、連載途中からは長編を軸にしつつ、短編を織り交ぜたストーリーが描かれるようになり、傷害や誘拐、犯罪の絡まぬパズルのような内容の事件も扱われるようになった。
主要人物の掘り下げよりも謎解きをメインに据えているため長期連載の割にはレギュラーとして登場する人物の追加は少なく、途中からレギュラー入りした人物は美雪や明智とは異なるベクトルの助手役やライバルなど、いずれも作劇上の必要に応じて追加された部分が強い。


速水玲香誘拐殺人事件」が終了したところで、それまでの19本の長編が"FILEシリーズ"としてまとめられた。
それと同時に、中編や大長編を扱う"Caseシリーズ"が開始され、以後もそれまでと同様に短編を織り交ぜる形での連載が進められた。
この短編の中では明智警視を主人公とするスピンオフシリーズ『明智少年の華麗なる事件簿』『明智警視の優雅なる事件簿』も描かれた。


そして、2000年末から、最後の"Case"シリーズ及び第I期最終回にあたる「金田一少年の決死行」が描かれ、8年間に渡る連載が終了した。(第I期完結)


その後は上述の通り、2004年からの不定期集中連載(長編に限ると年に一回。)を経て連載を再開している。


そして2012年より連載20周年として"20周年記念シリーズ"が始まり、1年間に渡る連載が行われた後に『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』とタイトルを微改変して2013年末から本格的に連載を再開。
作者の取材等による休載期間を挟みつつ長編を基本に時折短編を交えながら作品が作られ、更に本作では"Case"シリーズ以来久しぶりに明智が主役の短編も作られた。
そして掲載25周年目となる2017年に掲載された「金田一二三誘拐殺人事件」をもって"R"の連載が終了した。



それと同時に「金田一少年」から20年後を描いた「金田一37歳の事件簿」が青年誌「イブニング」にて2018年1月より連載開始。(いわば『おそ松くん』から『おそ松さん』への移行の様なものである。)
マガジン本誌からイブニングに移籍した理由は天樹征丸氏曰く規制コードの影響とのことらしく、少年誌では殺人事件の描写が難しくなってきたためとのこと。
ただしこれまでの「金田一少年シリーズ」が終わると言うわけではなく、天樹氏曰く「『少年』もまた『マガジン』に帰って来ますので、その時は応援よろしく!」との事であり、「金田一"少年"」の活躍はこれから先も続く。
そして、シリーズが30周年を迎える事を記念し、アニバーサリーイヤー記念企画として「金田一少年の事件簿30th」が2022年1月から連載が行われた。その都合で「37歳」は一時期連載を中断している。
ただし『少年』にも関わらず、『マガジン』ではなく『イブニング』での連載である。
2023年2月、イブニング最終号で「30th」が連載終了し、4月より漫画アプリ「コミックDAYS」にて「37歳」の連載を再開。
休載前未登場だった美雪が即登場したことで話題になった。


一方、ノベルスでは講談社青い鳥文庫(小中学生向けレーベル)から「金田一くんの冒険」というタイトルで、金田一の小学6年生時代を描いたシリーズが2018年1月から刊行されている。


またスマートフォン向けの無料漫画雑誌アプリ『マンガボックス』にてスピンオフ作品、『高遠少年の事件簿』『金田一少年の1泊2日小旅行』が連載、後に単行本が発売された。
本編の一部はマンガボックスで読める。


その他、『明智警部の事件簿』『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』といった金田一とは別視点の人物からのスピンオフ作品が掲載され、後に両者ともに単行本化された。



単行本や文庫本等は以下の通りに発売されている。
FILE、Caseシリーズや短編集、小説版など絶版になってるものもあるので、それらは古書店で買ったり文庫版を買う等して入手できる。
なお、2020年に単行本のシリーズ累計発行部数を1億部を突破している。


FILEシリーズ全27巻
Caseシリーズ全10巻
短編集全6巻
明智短編集全2巻
第Ⅱ期新シリーズ全14巻
20周年記念シリーズ全5巻
R(リターンズ)全14巻
30thシリーズ全4巻

金田一37歳の事件簿13巻(続刊中)
高遠少年の事件簿全1巻
金田一少年の1泊2日小旅行(作画:あわ箱)全3巻
明智警部の事件簿(作画:佐藤友生)全5巻
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(作画:船津紳平)全11巻
小説版全9巻
青い鳥文庫版(金田一君の冒険シリーズ)2巻(続刊中)
文庫版(小説含む)49巻(続刊中)
極厚愛蔵版全14巻
きんにゃいち少年の事件簿(作画:佐藤友生)全1巻

特徴

シナリオ

ストーリーの特徴としては、絶海の孤島や山奥の小さな集落などの隔絶された地域に閉じ込められた状態で事件が起きるというシチュエーション(推理小説においてクローズドサークルと呼ばれる)がメインになっている事が多い。
鍵などの小道具を移動させたりアリバイを誤魔化すためのトリックでは独特の構造をした土地や建物など、舞台が予め殺人事件に適した状態にセッティングされており、現実では全くと言っていいほど真似しにくいトリックも非常に多い。
なお、2010年代以降の事件は以前扱った事件の設定のオマージュである事も増えてきている。
地名や施設名は「秘宝島」の別名を持つ「悲報島」や、「獄門塾」と言う不名誉なあだ名を持つ「極問塾」のように、同音異字の名称を持つケースも多い。


話によっては主要レギュラーの友人や知人が登場する事も多いが、彼らが犯人や被害者になる場合もあり、高校生などの未成年者が犯人や被害者になった例もある。
傾向としては、高校生、大学生、医療関係者、芸能関係者、報道関係者、その他エリートキャラが被害者になりがちだが、その多くが裏では何らかの形で別の事件に関与している為、いわゆる殺されて当然のような骨の髄まで腐りきったクズ畜生が多いのが特徴である*2
また、再登場した人物が犯人や被害者になる事もたまにある。


初期は事件の真相究明後に犯人が自殺するケースが多かったが、後述に書いてあるアニメ版の開始&原作者が天樹征丸に交代して以降はそうした例は基本的に無くなっている。
ただし、その一方で金田一側が(別の事件に関与していながら)追い詰めることできなかった容疑者が、不慮の事故などの形で死亡してエンディングを迎えるパターンもある。


ゲストキャラの苗字に関しては、初期の頃は現実的で普遍的なものが多かった*3が、近年は某漫画の登場人物のようによくある苗字の字を当て字的に置き換えただけというキャラが多くなっており*4、この点に関しては現実にいるかもしれない同姓の人への配慮と思われる。
なお、「金田一くんの冒険」シリーズに関しては、殺人事件などの警察沙汰は発生しない為、初期の作品と同じく現実的で普遍的な苗字が多い。


下の名前が平仮名や片仮名の人物の登場率、以前登場した苗字または名前の再登場率も高く*5、一部の漢字がよく使用される事も多い*6
なお、苗字に魚へんがつくゲストキャラや名前に「鬼」がつくゲストキャラは被害者になる事が多い。


また長編の事件の真犯人は、ごく一部の例外を除いて怪人と称され事件の内容に即した二つ名が与えられており、真犯人自身が怪人の扮装で素顔と正体を隠して姿を現すシーンも多い。
他にも、犯人が全身真っ黒のシルエットで現れ、人知れず犯行に至るというシーンもある。(『名探偵コナン』で特に有名になったいわゆる「黒い人」。この作品が演出のルーツである)
更に、真犯人のみならず、事件関係者にも仮面等で素顔を隠したり、言動がどこか常人離れしていたりといった、あまりにも怪しすぎる人物が一定の頻度で登場する*7


推理ものにしては珍しく、幽霊や祟り、呪い等が存在しているかのような描写がたまにあり、その殆どが推理や科学知識では解明されず未解決の謎として残されている。
さすがに心霊現象をトリックに使うような展開はないが、心霊現象自体は否定しておらず、事件の最後に幽霊の存在が発覚するというホラーなオチは稀にある。
いずれも事件とは無関係の謎ではあったので放置されたままであるが、『亡霊学校殺人事件』の場合は犯人の供述と現場の状況が食い違っていた為、事件解決後も一はこの謎を解こうと珍しく文献を読みあさっていた(結局解けなかったが)。


なお、90年代の週刊少年マガジンは多くの作品で、主に印象的・意味深なコマで「!?」という記号の表示が多用されていた。
当時連載していた『金田一少年の事件簿』もその一つで、「!?」が表示されてるコマには、何かしらのヒントや重要な伏線が描かれてる事が多いのが特徴。
謎解きに熱心だった読者はこの記号があるコマを隅々まで調べただろう。


『金田一少年』では基本的に「復讐」が殺人の大きな動機であり、未成年者の犯罪も多く描かれていたが、『金田一37歳』では青年誌で連載されている関係もあって、性関連を動機とした事件が多く描かれるようになり、露骨ないやらしい場面が描かれる事もある。


また、原作者が執筆しているためか、この手の漫画作品としては珍しく小説作品も正史として扱われており、小説初出のキャラがその事件を話題にしつつ再登場、という事もある。


日本の地方市町村、海外

東京もそこそこあるが、日本各地や海外がたびたび登場する。長野県がやたらと多いが、その反面、四国は(現時点では)一度も登場していない。近畿地方も長らく舞台となっていなかったが、『37歳』で初めて京都市を訪れている。また、地方に行っても、方言を喋る人が出てこないこともある。
意外な気がするが、ジッチャンの舞台に頻発していた岡山県や瀬戸内海は出てきたことがない。
北海道 - 背氷村函館死骨ヶ原湿原露西亜館
青森県 - 六角村タロット山荘津野スキー場仁久井村鬼戸村
秋田県 - 雪影村舞蘭村
埼玉県 - 蓮田市綾瀬
東京都 - 不動山市、夜桜亭高幡不動足立区綾瀬ミクサライブ東京
神奈川県 - 横浜市、箱根黒稜ホテル綾瀬市
千葉県 - サニーサイドランド遊園地なぎさ荘不知火島
山梨県 - 河口湖犬研究所跡
静岡県 - 歌島
長野県 - 悲恋湖、軽井沢、バルト城ホテル「仏蘭西館」コテージ「ラビット」ロッジ「シルバーウッド」邪宗館葡萄の館
石川県 - 蝶屋敷金沢市
岐阜県 - くちなし村鳥首村氷壁岳(雪稜山荘)
京都府 - 京都市
和歌山県 - 八咫烏村
島根県 - 磨陣村出雲市
山口県 - 聖恋島
熊本県 - 天草市
宮崎県 - 悲報島
沖縄県 - 墓場島紺碧島
海外 - 上海


アニメ版

1996年末に『オペラ座館・新たなる殺人』が東映動画(現・東映アニメーション)制作で劇場公開され、
翌1997年から2000年までの間日本テレビ系列(制作は読売テレビ)でテレビアニメが放送された。
放送枠は月曜の19時からで、当時19時半から放送していた『コナン』と合わせミステリーアワーとも呼ばれていたが、『コナン』のSP放送や改編期特番の影響で話数はやや控えめ。


設定の変更やアレンジが比較的多かったドラマ版とは対照的に、アニメ版はほぼ原作通りに作られている。
ただし無印時代の初期は3話構成が基本だった為か、尺の都合でシーンのカットや登場人物の削減・変更が行われることもあった。『金田一少年の殺人』から4話構成が主流となり、『天草財宝伝説殺人事件』からは5話構成のエピソードも作られるようになる*8
またゴールデンタイムでの放送ということもあり、お子様や保護者の目に触れることを想定してか、血飛沫や残虐な殺害シーンといった過激な描写が多かったドラマ版とは異なり、表現が比較的マイルドにされている。
例として「目を潰す」「心臓を抉り取る」といった余りにもグロテスクな表現や、「鉄の処女で殺害」といったショッキングな殺害方法はカットされたり差し替えられており、さらに首無し死体やバラバラ死体が描写される際も、直接的な描写が極力避けられている*9
スタッフ曰く、アニメ放送中には世間で様々な凶悪事件が発生していたため、制作側としては表現の変更に苦慮していたとのこと。
パンチラやセクハラなどのお色気関係のシーンについてもカットされることが多いが、ストーリー上必要な場面は演出の変更やカメラワークなどで表現をマイルドにしている。
また、明言はされていないが、教師と生徒の恋愛を出すのもNGだったらしく、該当箇所を別物にした一作を除いてアニメ化されていない。


その他、ゲストキャラの性格や設定の変更、ストーリーに極力関わってこない描写はカットまたは原作と異なる描写に変更される事があり、名前が何故か変更されたキャラもいる。
また、原作の一部のエピソードには美雪が登場しない(またはほとんど登場しない)エピソードもあるが、該当する長編エピソードがアニメ化された時には美雪も何らかの形で登場している*10
完全オリジナルエピソードに関しては制作数が非常に少なく、長編2本、短編1本となっている。


2007年には2話限りのTVSPが放送された。スペシャル枠とは言え、単発テレビアニメ化と言うのはかなり珍しい。
更に2012年から13年にかけて新作OADが20周年記念シリーズの単行本とセットという形で発売された。


2014年には14年ぶりのTVシリーズが放送され、今回も『名探偵コナン』の前の時間帯(土曜17:30~)となり、13年ぶりにミステリーアワーが復活する事となった。
タイトルは『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』。
2期アニメによくあるタイトルの微改変だが、原作の連載が一度終了したこともあり、アニメのブランクが非常に長いため「帰って来たぜ」感を的確に表現したタイトルと言えるだろう。
ちなみに漫画『金田一少年の事件簿R』のアニメ化ではなく、アニメ『金田一少年の事件簿』の続編に原作と同じRのタイトルを付けたと言ったほうが正しい。
(2014年のリターンズ1期でアニメ化された事件は新シリーズ・20周年記念シリーズからの出典。佐木竜太も前作から継続して生存している)
主要キャストはほぼ全員続投*11
中の人達もまたあの役が出来ると聞いて嬉しかったとか。普通よりも長く関わっていた作品だけに思い入れがあるようだ。
2014年に開始したシリーズは4月から9月末までの2クールで終了し、2015年10月からRの2期として再開し、2016年3月に終了した。
2期では懐かしの原作1期未アニメ化作品に加え、ついに原作『R』の事件や久々のアニメオリジナルエピソード、更にはスピンオフタイトル『明智警部の事件簿』も放送された。


アニメ化原作には漫画本編の他ノベルス版・CDブック作品2作も含まれており、完全オリジナル作品は全シリーズ通して3作(ストーリー改変作も含めると5作)とかなり少な目。
但しエピソードの順番が変更されている為、原作あり作品でも一部設定・キャラやストーリーラインにアニメ独自のものが存在している。


1つの話に声優が2役演じる場合があり、もう1人のほうを本来の名前とは別の名前*12でクレジットに載せる事がある。
なお、ある人物の変装の場合、初見勢のメタ推理を阻止するため正体はわかるまでは別の名前でクレジットされるか、変装時は別の声優が当てられる。


なお、OPEDはアニメ1期の頃からアニソンらしさに拘らないポップス系の曲が採用されており、OPアニメーションもミステリアスな雰囲気を強調しているものが多い。


●放映リスト

無印1997年4月7日~2000年9月11日全148話
連続テレビスペシャル2007年11月12日・2007年11月19日 全2話
R(第1期)2014年4月5日~2014年9月27日全25話
R(第2期)2015年10月3日~2016年3月26日全23話

ドラマ版

金田一少年の事件簿(テレビドラマ)を参照。


登場人物

主要レギュラー


準レギュラー


主要キャラ以外の警察官


『37歳』からのレギュラー

  • 葉山まりん
  • 幸村真之助

『冒険』のレギュラー

  • 日比野宙
  • 鮎川笑美
  • 北条香苗

エピソード一覧







長編

  • 八咫烏村殺人事件
  • 鬼戸・墓獅子伝説殺人事件

短編

  • 怪盗紳士の挨拶



スピンオフ作品


CDブック


エクストラCD

  • ミセス金田一の事件簿
  • 明智警視の華麗なる休日

コラボ作品


ゲーム


パチンコ(CR)版

  • 長崎十字架島事件


余談

人気作品なため、他の作品等でパロディネタというのも多数存在する。その中で特徴的なのはこの2つ。


  • 岡田一少年の事件簿

フジテレビのバラエティ番組『めちゃ2イケてるッ!』(レギュラーの一人がアニメ版ED経験者の鈴木紗理奈)で行われた企画。
金田一ならぬ岡村隆史演じる「岡田一」が主役で、ギャグなもののキャンプ場事件幽霊客船事件とレギュラー陣がサスペンスに巻き込まれる。


  • 明ッ智ファイル

アニメ版明智警視役の森川智之が主催のイベント『森川智之と檜山修之のおまえらのためだろ!』で複数回行われたコント。
森川演じる「明ッ智警視」が主役で、スケールこそ舞台ものなのでこじんまりとしているが、ゲスト声優が本当に金田一少年にゲスト出演した人や他で探偵役を演じた事がある人等でキャストの知名度が豪華。





注:本作の事件、CDブック、ゲームなどの単独項目は新規項目申請ページへの申請なしに乱立が続けられています。
  申請して即座にではなく、1日程度空けてから項目を立てるようにしてください。
  単独記事が必要な重要な項目であるか熟慮した上で新規項目申請を行ってください。
  無申請での項目作成及び、重複していた場合は 削除もやむ無しという事態にもなりますのでご了承ください。



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  • 反対意見がなかったのでコメント欄をリセットしました -- 名無しさん (2022-07-03 07:31:29)
  • 初めてここ読んでみたけど、「殺されて当然のような骨の髄まで腐りきったクズ畜生」とか中々口汚いボキャブラリーねぇ😅別に言われる対象になってる連中を庇うわけではないが。 -- 名無しさん (2022-07-03 09:47:35)
  • ↑「公衆便所の黄ばみより不快なカス」的なこと書かれてた時もあるし、いかに痛快に罵る言葉を書けるかで皆が楽しめてる部分もあるみたいだからそう悪いことではない。 -- 名無しさん (2022-07-03 09:58:39)
  • クズキャラである被害者が芸能や医療などでのエリートが多いのは何か理由があるのかな? -- 名無しさん (2022-07-03 18:10:18)
  • ↑ただ単に「クズ行為でのし上がった」ってのが分かりやすいだけじゃない。 -- 名無しさん (2022-07-04 08:41:01)
  • ↑3それはそれは中々愉快なご趣味で -- 名無しさん (2022-07-06 12:08:48)
  • 途中から恨まれて当然の行為したクズ被害者、そのターゲット以外は殺さないような同情的犯人の連発だった感がある。メガヒット作になった故の品行方正意識があったのかね。的場や遠野みたいなボロクソ言われて当然だけど、存在感は抜群の身勝手犯人も定期登場させて欲しかった -- 名無しさん (2022-07-09 00:34:53)
  • ↑初っ端から恨まれて当然の行為したクズ被害者が大半だと思うが。 それに関係ないやつまで殺すとか殺す理由に納得出来ない系も天草財宝とか露西亜人形とか定期的にやってないか? -- 名無しさん (2022-07-11 11:14:20)
  • 復讐に関係ない人間が混ざる頻度は明らかに減ったな。そんなキャラが可哀相って感想も多かったんだろう -- 名無しさん (2022-07-11 11:40:23)
  • ↑2横からで悪いんだが、初期は割と保身やら金目当てやらもそこそこあったけど(一番多めなのは確かに復讐だったが)、吸血鬼伝説以降は9割5分そういう連中への復讐話じゃね?↑4この作品の読者層は10代の学生がトップなんだろうからそこは仕方ないかと。 -- 名無しさん (2022-07-11 12:12:17)
  • ↑ 復讐メインにはなっていったけど、たまにそうでないの混ぜるくらいでそれはそれで良かったんじゃない?って思うけどなぁ。 あと、作者も気にしてたのか37歳は逆にクズ犯人中心になってるね。 -- 名無しさん (2022-07-11 15:51:45)
  • ↑あの殺人20面相とかいう畜生すこ。今後も引っ張るほどの魅力がある悪役とまでは思わないけど -- 名無しさん (2022-07-11 16:50:06)
  • ↑何やかんや高遠は初登場時~決死行までは(幾つかツッコミ所はあるけど)悪役として宿敵として魅力的なキャラだったけど、二十面相は「ふーんまた出るんだ。こいつ引っ張って何か面白いことあんの?」ぐらいな感じ -- 名無しさん (2022-07-12 22:31:12)
  • ↑ ↑2 まぁ、クズ犯人だと再登場してもそうなっちゃうよね。遠野は再登場したけど実質別人で犯人でもないし。 -- 名無しさん (2022-07-13 09:02:01)
  • ↑横レスで悪いんだけど、個人的には別にクズでも例えばハンターハンターでいうゲンスルーとかみたいな魅力のあるクズなら悪役として好きだけど、二十面相はウジウジ女々しいクズだから再登場して欲しいほどの魅力を感じないだけ -- 名無しさん (2022-07-13 09:13:09)
  • ↑高遠少年編の霧島とか死ぬほど身勝手なクレイジーサイコホモなのに下手な可哀想系犯人より敵キャラとして輝いてたもんな。そもそも初期の高遠が悪役として光ってたのも動機云々より「観客をあっと言わせたいんですよ。マジシャンとしてね」という気質が大きかったし。 -- 名無しさん (2022-07-13 09:39:22)
  • ↑、↑4魔術列車の高遠の「だってつまらないでしょ?ただ殺すだけじゃ」ってコマは今見返してもゾクッとするような迫力あるもんな。決死行で綺麗に決着付いた後も延々と対決を引き伸ばされてるのが実に惜しい…BLEACHの捕縛後の藍染みたいなポジションにしても面白かったかもしれない。 -- 名無しさん (2022-07-13 18:04:45)
  • ↑8いやぁ27歳でも大した支障の無さそうな話をわざわざ37歳でやるくらいだからアラフォーの人らが読者のメイン層かと思ってたわ。↑3ジョジョの吉良吉影なんかもクッソ魅力のある下衆だったなぁ。二十面相もあいつみたいな変態さがあればワンチャン悪役として楽しめた説(どうせ青年誌だし)。 -- 名無しさん (2022-07-20 07:51:41)
  • ↑金田一の年齢についてはよく言われてる「堂本にまたやってもらう為そっちの年齢に合わせた」ってだけだと思う -- 名無しさん (2022-07-20 08:35:44)
  • ↑2吉良並の変態っていったら、例えば女を殺してそいつに成り済ますのが好きな異常性癖持ちにするとか?↑よく言われてるというか、堂本剛に演じてもらおうと思ったと作者が公式Twitterで明言したってのはちょっとググれば出てくる -- 名無しさん (2022-07-20 08:54:44)
  • 本文中に「洒落た秀逸な台詞回しや美麗な作画も人気の秘訣として挙げられる。」とかあるけど、そんなセンスのある洒落た台詞回しがこの漫画にあったっけ? -- 名無しさん (2022-08-01 09:51:26)
  • 異人館村の兜や墓場島の岩野だったり、殺せなかったターゲットをどんなトリックで殺そうとしてたか集を見てみたいなぁー -- 名無しさん (2022-08-14 13:11:12)
  • 二十面相と、八咫烏は新しく作られなさそうですね。 -- 名無し (2022-08-14 23:58:50)
  • ↑欲しいなら自分で作っていいんだよ? -- 名無しさん (2022-08-16 08:45:48)
  • ↑4この作品は好きだけど「美麗な作画」っていうのもちょっと褒めすぎだと思う(特に吸血鬼伝説以降の画に関しては) -- 名無しさん (2022-08-16 18:35:31)
  • ヒューバグの拷問ソムリエがもしいたら、犯人の半分くらいが依頼しにきそう。まあそうなったら金田一君の出番が大幅に減るんだが。 -- 名無しさん (2022-09-09 20:20:21)
  • ↑このwikiのあちこちで、このキャラにヒューマンバグのソムリエがいたら~って書き込みするのは流行ってるの?一時期このキャラにデスノートがあったら~みたいな書き込みがこのwikiのあちこちであったのを思い出す。 -- 名無しさん (2022-09-15 08:59:19)
  • 八咫烏読み終わった。結構面白かったけど、エピローグが随分あっさりだったなあ。37歳でよく見られた、事件後の登場人物たちとの後日談みたいなのが好きだったのに -- 名無しさん (2022-11-06 14:30:49)
  • 日本の地方市町村、海外の項目に山口県-聖恋島(モデルは「回天の島」こと山口県周南市の大津島)を追加しました -- 名無しさん (2022-12-19 12:05:51)
  • 金田一30周年終わったらまた37歳連載するのかな? -- 名無しさん (2023-02-21 10:45:27)
  • ↑コミックDAYSで復活決定 美雪も出るらしい -- 名無しさん (2023-02-28 00:31:50)
  • 剣持警部の殺人の刑法第39条版を見てみたい。 -- 名無しさん (2023-07-08 17:19:13)
  • 八咫烏に携帯を渡したのが変装した高遠だと思ったのは自分だけじゃないはず -- 名無しさん (2023-07-24 22:14:03)
  • 八咫烏と墓獅子と二十面相の記事作成正直待っているやで -- カネダイチイチ (2023-07-27 00:58:21)
  • ↑エピソード項目に規制入るからそこら辺のページ作るのもう無理じゃないかなぁ -- 名無しさん (2023-08-01 10:19:57)
  • 「敵も味方もクズばかり」という意味不明なタグを消してもらえたのはありがたい。この作品は主人公達側レギュラー陣は聖人ばかりだからね。 -- 名無しさん (2023-08-01 17:52:22)
  • 37歳は一の虐待物語に成り果ててると思う。小学生からバカにされる、高遠との因縁は断ち切れず、警察から嫌疑をかけられる、上司からも疫病神の烙印を押され、殺人二十面相という新たな敵が現れたのだし。 -- 名無しさん (2023-08-03 21:13:58)
  • ↑ 最初の3つは37歳になる前から同じようなもんだと思うが…。小説の邪宗館とかもだけど、元から金田一を精神的にぶん殴る要素は多いぞ -- 名無しさん (2023-09-06 08:59:12)
  • ↑横からだけど、主人公に邪宗館事件みたいな試練が待ってるのと「こんな大人になってるのはあまり見たくなかったなぁ…」みたいなのはまた別物だと思う。個人的にはキンダニよりも玲香やら高遠やらが、37歳編であんな風になってるのを見て何とも言えない気分になったレギュラーキャラかな -- 名無しさん (2023-09-06 10:01:13)
  • 高遠が金田一に子供っぽい対抗心で一方的に構ってちゃんするのは少年編では20代の若者だったからライバルキャラとしてまだ幾らか許容出来てたとこあるんだよね。それにあの頃は曲がりなりにも100%自分の脳みそから出した知恵で金田一をギャフンと言わせようとしてたし。玲香も「元旦那さん」ではなく「息子さんのお父さん」なんて微妙な言い回しを金田一にされてる辺り、離婚や死別ではなく未婚シンママっぽいのがちょっとなぁ。 -- 名無しさん (2023-09-06 17:54:36)
  • 明智警部の事件簿のエピソード項目はまだ残ってるのか。削除申請ってどこに書き込めばいいの? -- 名無しさん (2023-09-09 11:58:15)

#comment

*1 この時期の週刊少年マガジンは、週刊少年ジャンプを売上で上回っていた。
*2 本作に登場する未成年者の被害者が多いのは、某事件の登場人物が「日本で犯罪するのは、やっぱ20歳前ってか?」と言っており、少年法で守られている為かその多くが罪の意識を持っていないという点もある。
*3 スタッフによると、日本各地の地図から採っていたとのこと。
*4 例として、山田→耶麻田(やまだ)、松本→真津本(まつもと)など。
*5 平仮名や片仮名の名前も同様であり、例として平仮名の「もえぎ」と「いずみ」、片仮名の「レオナ」は2人登場しており、「つむぎ」に至っては2回連続で登場している。
*6 黒、鬼、霧、桐などが使われやすい。
*7 この手の見た目が怪しい人物は当初ミスリードとして導入されたが、いつの間にか怪しさが加速して行き、怪しすぎて犯人に見えないパターンがお約束となりつつある。それを逆手に取り、本当に犯人だったというパターンも登場した。
*8 なお、4話以上の構成でも一部の回では登場人物の削減・変更はあった。
*9 ちなみに、同じ推理アニメである『コナン』の場合はトリックに大きく関わる場合がほとんどで変更しづらい点もある為、そちらではアニメでもほぼ原作通りとなっているが、切断された部分は隠している。
*10 ドラマ版も同様。
*11 ただし、村上草太の中の人は現在の仕事の関係から、別の人に変更された。また、岡崎浩司郎も準レギュラー化したのが連載復活後だったためか、改めて別の声優がキャスティングされている。
*12 主に被害者役のほうが別の名前になるが、例外もある。

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