登録日:2019/07/27 Sat 00:41:05
更新日:2024/04/19 Fri 10:44:08NEW!
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メガミデバイス コトブキヤ ランペイジ コトブキヤオリジナルコンテンツ プラモデル 美少女プラモ メカ娘 沼 sol アリス・ギア・アイギス 武装神姫 フレームアームズ・ガール デスクトップアーミー 浅井真紀 島田フミカネ 柳瀬敬之 黒星紅白 凪良 海老川兼武 精神的続編 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 メガミデバイス m.s.g マシニーカ megami device メガミ 女神装置 wism 朱羅 chaos & pretty bullet knights 皇巫 buster doll 鳥山とりを nidy-2d- イセ川ヤスタカ からしいち いくらうましっ!
西暦2046年
「機械少女」に「模型の武装」を施し戦わせるバトルプラホビーが始まる。
使用機体はプレーヤー自ら組み立て、完成させなければならない。
Mechanical Girls × Armament of Miniture
頭文字をとって機体は「MEGAMI」と呼ばれる。
全高約14cm。AIで稼働する。
※メガミデバイス公式サイトより抜粋
「メガミデバイス(MEGAMI DEVICE)」とは、コトブキヤが展開するオリジナルプラモデルシリーズの一つ。
当項目では専用のモデリングサポートグッズである「メガミデバイス M.S.G」についても取り扱う。
▷目次
【概要】
フレームアームズ・ガール(FAガール)によって美少女プラモというジャンルをモデラー達に知らしめたかの変態企業コトブキヤが新たに送り出した第二の沼オリジナル美少女プラモコンテンツ。略称は「メガミ」が用いられる他、漢字ではまんま「女神装置」表記。
プロデュースを担当するのはホビーメーカー「ランペイジ」の元プロデューサー鳥Pこと鳥山とりを氏*1、つまりコトブキヤ社外の人間。
同氏は2021年10月にランペイジを退社しており、自身の名を冠した「株式会社 鳥山とりを」を設立し代表に就いている。
なお「なぜ既にFAガールがあるのにわざわざ似通ったコンテンツを立ち上げて自社内で競合するようなマネを?」という疑問が沸きそうだが、これは「どれか一個でも通ればいいやと思ってFAガール、メガミデバイス、武装神姫三つの企画を出したら全部採用されてしまったから」らしい。この会社やはりアホなのでは?
実際「同じ企業が展開する美少女プラモ同士」という事で
- 全体的な価格帯・パーツ総数の傾向
- 組み立て難易度とパチ組での完成度
- タンポ印刷済のフェイスパーツの存在
- 軟質PVC製のハンドパーツ
等、共通する要素も多々ある。
この辺りはガールの説明に目を通してもらえば大体わかるだろう。向こうに書かれている事の多くはこちらにも当てはまる。そしてガンプラと比較して高額な事も
しかし実際に触ってみると、両者は設計思想において明確に別物と言えるキット群になっていることが分かるはずである。
またそもそものクオリティの高さもあってFAガール同様出だしから好調な売り上げを見せており、2020年にはFAガールと合わせて総出荷数250万個を突破。
今や立派にブキヤの主力IPの一角を担うビッグタイトルとなっている。
【特徴】
最大の特徴は、浅井真紀氏*2が考案した可動素体「マシニーカ」をベースとする共通設計のボディが存在する事*3。
(※注:あくまでベースとしているというだけでありマシニーカその物を用いているわけではない。とはいえ公式が専らマシニーカと呼称している為、当項目でもそれに則り「マシニーカ」で表記する。)
このマシニーカ製ボディ、人体の可動モノとしては異次元ともいえる凄まじい可動域を有している。
前方で腕をクロスさせたり、イナバウアーさせたり*4、果ては土下座に至るまで難なく決まるその可動は驚異の一言。
勿論キットによっては武装や胸が相応に干渉するが、それを差し引いても全キットが非常によく動くようになっている。ぶっちゃけ下手なデッサン人形より動く。
一方でその変態的な可動を実現する為プロポーションにしわ寄せが来ている側面もあり、造形美という観点では他の可動フィギュアに劣る部分も見受けられる。
特に指摘されているのは首の部分で、構造上仕方がないのだが『首長族』っぽく見えるという指摘も少なくない。なんらかのパーツや作り手の創意工夫でフォローするのがよいだろう。
この手の立体モノは概して可動と見栄えを両立しつつも後者に重きを置いた設計となっている事が多いが、メガミ(マシニーカ)はその逆のアプローチをかけていると言える。
もっとも、これについては後述の通り段階的に改善されてはいる。
またその性質上細身のボディに大量の軸が仕込まれているため可動部の設計がかなりタイト。とくにシビアな構造の首と腰は破損しないよう調整が推奨される。
全てのキットに差し替えによる素体・武装状態の変換ギミックが存在しており、それ故に素体用と武装用で常に2個買いする人も多いんだとか。
また基本的にシリーズごとにデザイナーが同じ二体のペアになっており、一部のペアは武装を片方に集約させたフルアーマーモードが搭載されている。*5さぁ多々買おうか
手足と頭部はメガミ間で自由に入れ替え可能と、ブキヤキットらしく互換性も豊富。また胸部パーツの互換性というFAガールにはない要素も備える。
加えてボディが共通構造であるという性質上、パーツ単位での互換性を有するキットも多い。
専用設計になっている物を除けば、ボディ前面と後面を別キットのパーツで構築するなんてイレギュラーな組み方も出来る。
そしてそれはある程度ランナーを流用してキットを設計できるという事でもあり、実際多くのキットは初弾のWISMから素体のランナーを流用している。
これは何も手抜きという訳ではなく、制作・維持費や固定資産税のかかる金型の総数を少なく抑えられるという経営者目線でも小さくないメリットがある。
……まあ例外もあるんだけども。アリスギアとかアリスギアとか。
但しフェイスパーツのみはシリーズ内ごとの互換性しか無く、例えばWISMのフェイスパーツをSOLの頭部パーツに使うなんてことは不可能。
組んでみるとわかるが、各メガミの特徴的な頭部を再現する関係上、FAガールのような共通フォーマットにするのは困難であることが理由だろう。
またBULLET KNIGHTS ランサーの「いくらうましっ!*6」を筆頭に、やけにハッチャけたパターンの表情もそこそこ見られる。
この辺は鳥Pが「メガミ名物表情集」と謳っている為、ある程度狙ってやっているのだろう。
付属するデカールは膨大かつ緻密な傾向にあり全て貼るには中々の時間と労力を要するので、デカール込みの完成見本まで近づけたいと思ったら腰を据えて取りかかろう。
またデカールは多くのガンプラと違い水転写式*7で、貼った後にそのままにしておくと非常に脆くはがれやすい。マークセッターとマークソフターの使用は前提として、出来れば完全に乾いた後にトップコートで保護したい。
とはいえデカールを貼らなくても見栄えは充分に良くなるよう仕上がっている他、実質的にデカールレスのキットも存在する。
プロデューサーが外部の人間という事もあってか、ブキヤキットの中でもとりわけ担当チームのフットワークが軽く……というか熱量が高く、
- 流用で済ます予定だったが結局新規パーツに起こす
- 「より良くなりそうだ」という理由で完成したはずの設計を手直しする
- 採算などの問題で立体化の予定が無かったものが紆余曲折の果てにキット化に漕ぎ着ける
- バリエーション元のキットの
おっぱい胸部パーツを組み立て可能にするために、
わざわざ1パーツのみのランナーを新規で付属させる
といったことが平然と起こったりしている。
その為開発期間が長引き情報公開から予約開始まで年単位で待たされる事も多いのだが、ユーザー達は「よくある事」として気長に待ち続ける。そして野内さんと青木さんは頭を抱える*8
珍しい事にライセンスとして二次創作活動の許可も下りており、条件を満たした数多の個人ディーラーによるガレージキットや改造パーツ、アイデカール等が出回っている。
というかランペイジの出したガレージキットに至ってはコトブキヤ直営店でも普通に販売されていた。
そのため、大規模ガレージキットのみならずBoothや個人サイト、一部の専門店でもメガミの改造パーツが販売されている。
素体については2023年8月の「BLOCK2」に関する生放送で段階ごとに名称を付けて管理していると明かされている。
▷一覧
- BLOCK1
初代マシニーカ。「WISM」「朱羅」などが該当。
BLOCK2以外の素体は全てこのBLOCK1がベースになっている。
- BLOCK1.α
朱羅蒼衣/九尾/玉藻、chaos&prettyシリーズが該当。
脛の足首付近にロール軸が追加され可動域が向上した素体。
一方でパーツ構造上脛の合わせ目がかなり目立つという難点も。素足キャラが多いのもそれに拍車をかける。
- BLOCK1.β
BULLET KNIGHTS ランサー/ランチャーが該当。
脛のロール軸が膝の真下に来るようになり、合わせ目が目立ちにくくなった。
この脛周りのロール軸については1.5・1.5L・2でも踏襲されている。
- BLOCK1.5
BULLET KNIGHTS エクスキューショナー/エクソシスト系列が該当。
BLOCK1.βをベースに、改良型ボトムパーツ(ふともも)が採用され可動域とプロポーションが更に向上している。
改良型ボトムパーツはMSGボトムスセットとして発売されており他のメガミもBLOCK1.5に近い仕様にすることができる。
- BLOCK1 Custom/A
「アリス・ギア・アイギス」コラボで使用されるカスタム素体。
BLOCK1、BLOCK1.α、BLOCK1.β、更には専用の低身長素体が入り混じるカオスなカテゴリー。
一応他の素体との互換性はない事は無いが、加工しないとミキシングできない場合がある。
- BLOCK1 Custom/B
「バーゼラルド」専用のカスタム素体カテゴリー。
BLOCK1.βがベースの低身長素体。ちなみにお腹のフレーム構造はアリスギアの低身長素体と一緒だったりする。
- BLOCK1.5L
皇巫スサノヲ/アマテラスで採用された新型素体。皇巫フレームなどとも呼ばれていた。
胴体周りが大きく変更されており、従来の可動域を保ちつつプロポーションの大幅な進化を果たしている。
バランスの問題などはあるが大抵の従来パーツは互換性があり、BLOCK1の系譜ではあるらしい。
- BLOCK2-M
「BUSTER DOLL」シリーズで初めて採用される完全新規素体。
腕以外のボディ部分はフレーム構造が採用されており、胸、腹、腿、脛をそのフレームに被せるような構造となっている。
これによって腿・脛・膝の合わせ目が無くなり、更に腹・腿・脛は後ハメが標準で可能となっている。
腕についても肩回りを中心に刷新されており、肩甲骨の部分はボールジョイント接続になったことで後ハメが容易になっただけでなく可動域も各段に向上した。
股関節基部は水平方向の回転こそ失われたが左右独立の上下スライド・前後スイング機構を搭載しており、BLOCK1.5から続く腿内部のスライド機構も合わせて総じてBLOCK1時代を凌駕する可動が実現している。
プロポーションに関してもBLOCK1より大きくパワーアップしており、他ブランドと造形面で見劣りしなくなった。
サイズについてはBLOCK1.5に準拠している(なのでBLOCK1やBLOCK1.5Lよりは小さい)。
- BLOCK2-S
2023年12月の生放送で公開された、BLOCK2ベースの低身長素体。
低身長ながらBLOCK2と同等の可動域を有するという、メガミチームのへんたいこだわりっぷりがうかがえる。
長らく開発検討中であったBLADE氏デザインの「PUNI★MOFU」シリーズより正式に投入される。
- BLOCK1R
旧世代機の逆襲……もとい、BLOCK1(正確には1.5)をベースにBLOCK2で没になった案などを盛り込んだリニューアル版BLOCK1素体。
肘の接続が挟み込みではなくなっている、BLOCK2同様に脛などの分割を無くすなど組み立てやすさを更に向上させている。
製品化が予定されているのはタンポ印刷など高コスト化の要因となっているものを廃しつつ、単なる改造素体ではなくキャラクターとしても成立しうるものを目指している様子。
【世界観・設定】
冒頭の文面で察するだろうが、その世界観は「近未来のバトルホビー物」で、各キットにもそれに準じた設定が存在する(模型としては1/1扱いだが、設定上のスケールは1/12)。
もう少し掘り下げると、
- 製作したメガミを専用の筐体や端末でスキャンし、ジオラマ上で単機または複数機のメガミを戦わせる「メガミバトル」が作中で人気を博している
- 各メガミには10項目からなる「バトルポイント」が存在し、その合計によって投入できる数が決まる
- 改造や塗装などによってバトルポイントは調節・増強する事が可能
という感じ。模型というコンテンツ自体の性質を設定にも反映させている訳である。またこの設定故、公式もユーザーの事を「メガミマスター」と呼ぶ。
とはいえこのような大まかな枠組み以外は特に決まっておらず、どのような肉付けをするかはユーザーの自由。
自分の解釈を乗せやすく遊びの幅が大きい設定というブキヤ版権プラモの特徴はしっかりと引き継いでいる。そもそも公式設定をガン無視しているユーザーも多いだろうし
ちなみにバトルメインではなく、メガミの華やかさを競うレギュレーションも存在するらしい(アマテラスレガリアの解説文等より)
ちなみにこれらの設定解説はキットの取説等には記載されておらず、公式サイトに記述があるのみ。
上記のバトルポイントの画像を製作しダウンロードできるツールもあるため、興味があるならば覗いてみると良い。
またこの公式サイトには、からしいち氏によるWeb漫画「ウルトラ寿メガミクス」も掲載されている。
【ラインナップ一覧】
基本的にシリーズ初弾の発売順に記載。バリエキットについてはシリーズごとにまとめて記述する。
下線表記の物はコトブキヤが模型店に配布しているカタログに商品情報が掲載されておらず再生産の予定が無いと思われる商品(2020年4月時点)。
なお、ガレージキット類は二次創作アイテムであるという性質上当Wikiの利用規約に反する為、キットによって多少触れる程度に留め大々的には取り扱わない。興味のある方は各自で調べてほしい。ぶっちゃけ数が多すぎて仮に扱えても全部把握しきれないしな
◆WISM
デザイナー:島田フミカネ
最初に世に出たメガミデバイス。WISMとは「Woman's Imperial Space Marines(帝国婦人宇宙海兵隊)」の略称である。
全体的な特徴は彩度の低いカラーリングと主張の少ないシンプルなデザイン及び武装。
立体美少女モノのシリーズ初弾としてはいささか硬派なビジュアルだが、これはフミカネの「最初から派手にすると後から地味なのだしても売れない」という判断によるもの。
結果としてパーツ数が少なく組みやすい上、パチ組でも優秀な色分けと、初心者に勧めやすいキットとなっている。
パッケージには二人のイラストが描かれているが何れのキットもいわゆるコンパチ仕様であり、アサルトかスカウト、あるいはスナイプかグラップルの選択式。
両方を組みたければ多々買いは必須である。
共通のオプションパーツとしてバックパックとヘルメットを備える。
武装モードのハンドパーツは手首部分が一体成型になっており、保持力に難あり。
初期の物は股関節軸のT字パーツや手首パーツがABS製で強度に不安があった。後のラインナップや再生産品ではPOM製になったほか、股関節パーツは形状にも若干の改良が加えられ破損しにくくなっている。
▷シリーズ・バリエーション一覧
・第1弾 WISM・ソルジャー アサルト/スカウト / WISM・ソルジャー アサルト/スカウト REAL TYPE
2016年12月発売。定価4800円。
プレーンな少女のアサルトと、ツリ目でキツい印象のスカウトのセット。
成型色は白、黒。髪はアサルトが茶髪のショートヘア―、スカウトが金髪のおさげ。
ソルジャーとアサルトで肌の色が微妙に異なっており、スカウトの方が僅かに薄い。
武装はハンドガン、ナイフ、スコップ(共通)。
フェイスパーツはアサルト、スカウト共に通常、笑み、叫びの3種×2。
コトブキヤショップ購入特典は青紫成型(アサルト用)と赤紫成型(スナイプ用)の髪パーツ。
REALタイプはコトブキヤショップ限定品。2017年6月発売。定価5000円。
成型色がむせるミリタリー風味溢れるダークグリーンに変更された他、髪の色が逆転している。
武装とフェイスパーツは通常版と同じ。
・第2弾 WISM・ソルジャー スナイプ/グラップル / WISM・ソルジャー スナイプ/グラップル REAL TYPE
2017年1月発売。定価4800円。
委員長めいた雰囲気のスナイプと、対照的に野性味溢れる風貌のグラップルのセット。ちなみに乳はアサルト・スカウトよりでかい
成型色はアサルト/スカウト同様白、黒。髪はスナイプが黒のロング、グラップルが白の癖っ毛+猫耳。
グラップルは肌が褐色成型である他、ハンドパーツはモデリングサポートグッズのワイルドハンドが使用されている。
一方スナイプはスカウトと比較してもかなり色白で、グラップルと並べるとコントラストが際立つ。
武装はスナイプ用のライフル。
フェイスパーツはスナイプが通常、笑み、睨みの3種、グラップルが通常、笑み、叫びの3種。
コトブキヤショップ購入特典は黄色成型(スナイプ用)と赤色成型(グラップル用)の髪パーツ。
REALタイプはコトブキヤショップ限定品。2017年6月発売。定価5000円。
アサルト/スカウトリアルタイプに準じた仕様になっており、成型色も同じ。
武装とフェイスパーツは通常スナイプ/グラップルから変更なし。
◆SOL
デザイナー:黒星紅白
メカニックデザイナー:柳瀬敬之
WISMとは打って変わってキャラクター性の強いビジュアルのメガミ達。
SOLは「Sonic Operation Lady」の略称で、その名の通り機動力に優れるという設定を有する。
因みに当初の読みは「エスオーエル」だった。
ともすれば堅い雰囲気のあったWISMから随分垢抜けたデザインとなり、メガミの人気向上に向けた導火線となった。
特に表情パターンはいずれのキットも評価が高い。
武装の合体ギミックを初搭載したシリーズで、ホーネット及びロードランナーを組み合わせる事でフルアーマーモードとなる。
片方は強制的に素体となるので、両方をフルアーマーで飾りたければやはり多々買いは必須。
▷シリーズ・バリエーション一覧
・第3弾 SOLホーネット / SOLホーネット LOW VISIBILITY
2017年6月発売。定価4800円。
武装類が上半身に集約しており、空中での機動力に優れる設定。
成型色はオレンジ、黒、紺色。髪型はお団子ヘアーで、成型色は黄色。
背面ユニットは複数の軸を介して繋がっており、動かす際の自由度は高い。
肌はスナイプと同じ色白仕様。
武装はビームサーベル、ビームガン。
フェイスパーツは通常、ジト目、笑みの3種。
コトブキヤショップ購入特典は薄紫成型の髪パーツ。
LOW VISIBILITYは2017年7月発売。コトブキヤショップ限定品。定価5000円。
低視認性の名の通り、成型色が青系統に変更されている。
ユーザー間および生みの親の浅井真紀氏からは「ほーちゃん」というニックネームで親しまれており、特に浅井氏が所持するほーちゃんは、開発中の新パーツのテスターとして重要な役割を果たしている。ほっちゃんではない
・第4弾 SOLロードランナー / SOLロードランナー LOW VISIBILITY
2017年7月発売。定価4800円。
こちらは下半身に武装が集約しており、地上での機動力に秀でているという設定。
成型色はホーネット同様オレンジ、黒、紺色。肌は褐色成型で、髪は茶髪。
全体的にエキゾチックな雰囲気を漂わせる。髪パーツの変態的な分割は必見。
武装はビームハンドガンとビームブレード。
フェイスパーツは通常、通常その2、ニヤリ顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典は黒成型の髪パーツ。
LOW VISIBILITYは2017年7月発売。コトブキヤショップ限定品。定価5000円。
やはりホーネットロービジビリティーと同じ成型色に変更されている。
ホーネットのほーちゃんに合わせて、こちらは「ろーちゃん」と呼ばれる事が多い。???「ろーちゃんです!」
・第9弾 SOLラプター
2018年11月発売。定価5800円。
成型色は青、白、黄色。髪型は三房のポニーテールで、成型色はロードランナーより薄い茶色。
キットとしてはホーネット、ロードランナーの武装に新規造形のヘルメット、各部ウイングパーツを加えた物で、フルアーマーSOL+αという趣。
メガミ単品としてはかなりボリューミーなキットとなっている。
武装の一部を組み合わせてミミズク型のサポートメカを作れるギミックがある。
一部のパーツが足りない為、ホーネット、ロードランナーの武装を完全な状態で組む事は出来ない点に注意。
またパチ組だとウイングパーツが白一色なのが寂しいか。スミイレ及びデカール貼りが推奨される。
武装はビームガン、ビームブレード、専用ビームガン。
フェイスパーツは通常顔、笑顔、泣き顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典はタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
スマホゲームアリス・ギア・アイギスとコラボしており、下記のストライクラプター共々プレイアブルキャラとして使用可能。CVは両者とも東山奈央。
・第9.1弾 SOLストライクラプター
2019年4月発売。定価6300円。
元々はアリスギアと上記のラプターがコラボする際に、アリスギアの製作元であるピラミッドが頼んでもないのにプレイアブルキャラとして作っていたゲーム内カスタムモデル。
それを見た鳥Pが「じゃあプラモ化しようぜ」と提案、ブキヤも「よっしゃ」と乗った事で立体化と相俟った。なんなんだこいつら。
ラプターの成型色を黒、赤、紺色に変更し(肌は褐色、髪はクリーム色)、更にホーネットのウイングパーツ、頭部、ビームサーベルが追加されたキット。またデカールのパターンもラプターから変更されている。
余剰パーツを利用してフルアーマーホーネットとして組む事も可能。
今までのSOLシリーズをすべて組んできたユーザーならわかるだろうが、本キットの構成パーツは全て既存のSOLからの寄せ集めであり、新規金型造形のパーツは一切ない。
上記の各企業のフットワークの軽さはこの辺が影響しているのかもしれない。何しろ新たに金型を用意する事無く再現出来るのだから。
武装、フェイスパーツはラプターと同一のものに加え、上記の通りホーネットのビームサーベルが付属。
コトブキヤショップ購入特典はタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
上述の通りこちらもアリスギアでプレイアブルキャラとして使用可能(というかこっちが先だが)。
◆朱羅
デザイナー:Nidy-2D-
メカニカルな中にも和の要素を感じさせるキット群。
SOLがメガミの人気に火をつけた導火線なら、こちらはそれを一気に爆発させた起爆剤とでもいうべきキット群である。
なんてったってデカい。すごくデカい。弓兵は特にデカい。あえて何処とは言わんが。
SOLシリーズ同様フルアーマーモードのギミックを備え、忍者と弓兵は武装を片方に集約させることでフルアーマーこと"侍"モードになる。その侍モードは忍者、弓兵どちらをベースにするかによって武装の配置が変わる。
武装モードのハンドパーツはWISM同様手首部分が一体成型になった仕様。
その色気全開のデザインからメガミ全体でも人気はトップクラスであり、ショップ限定でもない通常版に8000円近いプレミア値段が付いた時期もあるメガミの人気頭。
初回予約時に即効完売したのは勿論、ランペイジ発売のガレキに至っては予約開始から30分で売り切れるという珍事が引き起こった。
そしてバリエキットの影衣はコトブキヤ直営店限定品であるにも拘らず更にイカれた売れ方をした事で一部ユーザーの間ではある種の語り草になっている。
具体的には1次生産分が予約開始から数分で全滅*9、後に行われた2次生産分もやっぱり速攻全滅。
当初の予定を変更して生産数を大幅に増やし、第3次生産分の受付を開始したものの、それでも数日で完売。おまけに「より多くのお客様に手に取って頂く為」という理由で1人1個までという購入制限が付けられる事態にまでなった。素体用と武装用で2個買いしようとした人たち涙目
当時のメガミは所謂「テンバイヤー」に目を付けられていた状況だったこともあって、ネットオークションでは一時30000円とかいうふざけた金額で取引された事も。
元々海外のイベント限定品だった物を直営店限定へと変更したという経緯があるため販売は一回こっきりなのでは?と多くのユーザーが予想していたが*10、2020年12月にめでたく再版された。
2024年にはアニメ二期で登場した六年後の朱羅シリーズ素体をBLOCK1.5Lに変更したシリーズ群が展開予定となっている。
フェイスパーツやメカ部分には互換性がある(後者はアダプターが付属する方針)ため、メカ部分をほぼ廃したシンプルな構成で販売される予定。
つまりバリエ元キットがあればフル装備バージョンが作れるってことだ!時期はずれるがちゃんとベースキットを再販もする辺りブキヤも分かっている。
メガハウスの「デスクトップアーミー」にもコラボ枠として忍者及び弓兵が通常版、影衣、蒼衣、桜鬼で登場している。
こちら同様合体して侍モードになるほか、独自のギミックとしてサポートメカ「朱雀」が付属する。
また忍者の「桜鬼」仕様立体化はデスクトップアーミーのみ。
▷シリーズ・バリエーション一覧
・第5弾 朱羅 忍者 / 朱羅 忍者 影衣(シャドウエディション)
2017年12月発売。定価5800円。
成型色は赤、白、黒。髪型はツインテールで成型色は茶。
マフラーを装備する為、武装首パーツが若干長くなっている。
装備はクナイ・カタール・手裏剣・忍者刀。
フェイスパーツは通常顔、くっ殺照れ顔、マスク顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典は青緑成型の髪パーツ。
影衣は2018年6月発売。コトブキヤショップ限定品。定価6400円。
成型色を青と紺メインに変更し、モデリングサポートグッズ日本刀が追加されている。
・第6弾 朱羅 弓兵 / 朱羅 弓兵 影衣(シャドウエディション)
2018年1月発売。定価5800円。
成型色は忍者同様に赤、白、黒。髪型はポニーテールで、成型色は黄色。
装備はクナイ・大弓・太刀。
フェイスパーツは通常顔、笑顔、睨み顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典は薄緑成型の髪パーツ。
影衣は2018年6月発売。コトブキヤショップ限定品。定価6400円。
例によって成型色は忍者影衣と同じで、特製デザインのフライングベースRが付属する。
・第5.1弾 朱羅 忍者 蒼衣 & 第6.1弾 朱羅 弓兵 蒼衣
忍者が2018年8月発売、弓兵が2018年9月発売。定価5800円(共通)。
メイン成型色が白、水色、クリアピンクを基調とした夏仕様へと変更。
髪色が通常朱羅と逆転している他、テール部分は通常とロングの選択式になった。
素体モードでは四肢の素肌を晒しており、さながら水着のような風貌。この素肌手足は下記のChaos & Prettyの物の流用である。
武装とフェイスパーツは通常版と同じ。
コトブキヤショップ購入特典は忍者が茶色成型の髪パーツ、弓兵が黄色成型の髪パーツ。
・第6.2弾 朱羅 弓兵 桜鬼
書籍「フィギュアJAPAN 『メガミデバイス』編」付属品。
2019年3月発売。定価9000円。
いつものおまけが本体な雑誌付録キット。
成型色を桜色メインに変更、更に新規造形の胸部パーツ、頭部鉢金、リボンが付属する。
例によって武装とフェイスパーツは通常版と同じ。
コトブキヤショップ購入特典は特製デザインのクリアファイル。
・第12弾 朱羅 九尾 & 朱羅 九尾 火舞羅
2020年4月発売。定価7600円。
"M.S.Gを纏うという提案"というキャッチコピーを携えた第3の朱羅。
忍者をベースに弓兵と「ギガンティックアームズ06 ラピッドレイダー」のパーツ一部、更に新規金型パーツ類を封入している。
成型色は白、紫、クリアレッド。頭部形状は忍者と同一だが新たにポニーテールが付属し、差し替えで取り付ける事が出来る。
また胸部、腰部パーツは忍者、弓兵とも異なる新規デザイン。
武装モードは「九尾」「スカート」「マント」の3形態が存在するが、キットの特性を考えると自前の武装モードを考案するのも一興か。
そのキャッチコピー通りメガミの中でも特にM.S.Gとの連携を強く打ち出しており、そのために大量のジョイントパーツ類が付属する。
加えて後述するように武装とスラスター類が豊富に付属する為、プレイバリューは全キットでも屈指の高さ。
尚流用ランナーの都合で、忍者の素体インナー胸部分が余剰パーツとして付属する……のだが、なぜか本キットには必要ない筈の肌部分ランナーも丸ごと余剰パーツ扱いで入っている。製品仕様には含まれていない部位なので嬉しいボーナスパーツ。
武装はカタール、クナイ、忍者刀、太刀、手裏剣。
フェイスパーツは通常、キレ、泣きの3種。
またオプションパーツとして狐の面とスラスター5種類が付属する。
コトブキヤショップ購入特典はクリアイエロー成型の刀身パーツ一式。
火舞羅は2022年3月発売。定価7600円。
カラーリングを赤系統に変更し、クリアパーツの成型色をクリアグリーンに変更した限定版。表情や武装に変更はないが、パッケージが赤白のモノトーンカラーとなっている。なお、シリーズナンバリングの変更はない。
・第15弾 朱羅 玉藻ノ前
2021年7月発売。定価9000円。
"M.S.Gを纏うという提案。に更に上乗せ"がコンセプトのキット。
同じ狐モチーフながらも、忍者ベースだった九尾に対しこちらは弓兵がベース。
成型色は白、紺、ライトグリーン、クリアピンク。肌は褐色仕様。髪は薄い金髪。
九尾の武装類に加え、新規の武装と御幣状のアクセサリ、高下駄、狐耳パーツが追加。九尾から更に盛り盛りの大ボリュームなメガミに。
と言うかそもそも桜鬼と九尾のパーツがほぼ全て入っていたりする*11。正に朱羅フルパッケージなキットである。
高下駄パーツは折りたためるがそもそもの重量がすごいことになっている為自立は困難。
ベース類は有効活用しよう。
素体は蒼衣同様素肌仕様で、頭部ポニーテールも蒼衣と同じくショートとロングを選択できる。
武装類は纏い方を変える事でスカート状に出来る他、独立して組み合わせる事で二機のドローン「阿」「吽」になる。
勿論九尾同様オリジナルの武装モードを考案するのもいい。
ちなみに流用ランナーの都合胸部パーツがやたらと多い。
相変わらず封入されている余剰ランナーも利用する事で、素体、武装用に加え4種類の胸部パーツ*12が作れる。おっぱいがいっぱい
他の余剰パーツもジョイント類を筆頭に美味しいものが多い。
武装はカタール、クナイ、太刀、ブレード、大弓、ECM妨害ロッド。
フェイスパーツは微笑、マスク、笑顔の3種。
オプションパーツとして開閉2種類の扇子とスラスター5種類が付属。
コトブキヤショップ購入特典は赤茶色成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第15.3弾 朱羅 玉藻ノ前 白面金毛
2023年12月発売。定価11000円。
朱羅 玉藻ノ前のカラバリで、スキンカラーCの素肌と白をメインにした装備が印象的なメガミ。
実はこの製品、北米のセレクトショップBAITとのコラボ製品「朱羅 玉藻ノ前 BAIT Ver.」の日本国内流通バージョンだったりする。
このためコトブキヤショップ限定販売品となっている。
BAITとのコラボについてはメガミの公式設定にも組み込まれており、メガミバトルのワールドワイド化を促進させたモデルであるとのこと。
◆Chaos & Pretty
デザイナー:凪良
女児向けアパレルブランドメーカー「Chaos & Pretty」が展開する(という設定の)ファンシーなビジュアルのシリーズ。
しかしてその実態は、ファンシーとはかけ離れた様々な暴力的&近代的な兵装を操る本気狩る魔砲少女達である。女児とは一体……。
略称は「カオプリ」。
素体モードの手足が素肌となっている初めてのキット群。足はギミックの都合でスネ部分にロール軸が追加されている。
クリア成型の魔法陣エフェクトパーツや魔法少女のくせにマズルフラッシュエフェクト、ブキヤキットとしては珍しくデカールではなくシールが付属する。
また本キット以降から手首と一体成型になった武器持ち手2種類が新規で付属し、簡易ベースはメガミデバイスのロゴが追加された物になった。
細かい部分で言うと、首部分が塗装済みパーツになっており輪状のパーツが挟まっているように見える。これによっていわゆる首長族感の軽減が図られているようだ。
イロモノの極みなキャラ付けに目が奪われがちだが、キットとしては癖が無く扱いやすい部類。
武装の組換え幅が広くプレイバリューも高めと、初心者にも勧めやすい。
真っ当に可愛いだけでなく一風変わった女の子を求めるなら買って損はないだろう。チェーンクロス周りで首輪もできるし
▷シリーズ・バリエーション一覧
・第7弾 Chaos & Pretty マジカルガール
2018年6月発売。定価5500円。
近接戦に特化したメガミという設定。
その設定にたがわず武装もモーニングスター、チェーンクロス、サイズ、棍棒、釘バットと殺意バリバリのラインナップ。これらはあくまで組み換えの一つにすぎないので、発想次第で幾らでも武器を作る事が可能。
メイン成型色は白と黄色。クリアパーツ類は赤。
髪型はツインテールで、成型色は変身前の茶髪と変身後のピンク髪の二種類。
フェイスパーツは通常、ウィンク顔、メンチ切ってるようにしか見えない怒り顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典はタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第8弾 Chaos & Pretty ウィッチ
2018年7月発売。定価5500円。
こちらの設定は射撃に優れるというもの。
武装もアンチマテリアルライフル、アサルトライフル、リボルバー、グレネードランチャー、ヘッドキャノンなどどこがウィッチやねんと突っ込みたくなるような重火器類が揃う。こちらも組み換えで様々な火器を作成可能。
メイン成型色は白とピンク。クリアパーツ類は紫。
髪型はショートヘア-で、成型色は変身前の青髪と変身後の水色の二種類。
フェイスパーツは通常、流し目顔、泣き顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典はタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第7.1弾 Chaos & Pretty マジカルガール DARKNESS & 第8.1弾 Chaos & Pretty ウィッチ DARKNESS
2018年12月発売。定価5500円(共通)。
成型色がハロウィンを彷彿とさせるダークカラーに変更されている。また素体モードでは長手袋と長靴下を着用。
髪パーツはマジカルがライトグリーン、ウィッチがピンクパープル。いずれも通常と半クリア成型の二種類が付属。
クリアパーツはマジカルがオレンジ、ウィッチがグリーン。
特筆すべきは新規デカール。
通常版から更にカッ飛んだキャラ付けがされており、マジカルには「本気」「狩」「参上」やらと、ウィッチには「DEATH」「HELL & HEAVEN」「KILL THEM ALL(皆殺し)」やらと書かれたデカールが付属する。
武装とフェイスパーツは通常版と同じ。
・第17弾 Chaos & Pretty 赤ずきん
2022年5月発売。定価7920円。
Chaos & PrettyシリーズにM.S.Gを纏わせるという設計思想で作られたメガミの1つ。マジカルガールを基礎としている。
童話「赤ずきんちゃん」をモチーフとし、頭巾をかぶった少女「赤ずきん」形態と、悪役のオオカミを模した武装を身にまとう人狼形態「ワイルドモード」の2形態を使い分けて戦う近接戦闘型メガミ。なお、武装パーツはM.S.Gの「フレキシブルアーム」を流用して設計されており、広い可動範囲と組み換えの自由度を両立させている。
そのプレイアビリティの高さからSNSで組み換え遊びが流行るなど高い評価を得ている。
アリスもそうだがBLOCK1最後発モデルのメガミではあるが、胴と腰回りは1.5仕様ではない。必要なら別途M.S.Gを購入しよう。
・第18弾 Chaos & Pretty アリス
2022年7月発売。定価8360円。
赤ずきん同様に、Chaos & PrettyシリーズにM.S.Gを纏わせるという設計思想で作られたメガミの1つ。こちらはウィッチを基礎としている。
童話「不思議の国のアリス」をモチーフとし、白ウサギ型サポートメカ「クロノレプス」との連携によって戦うメガミ。クロノレプスはM.S.Gの「レイジングブースター」を基礎として作られており、分離させてアリス本体の手足・頭部に合体させられる。
オーソドックスなドレス衣装のため細々とした装飾が無いこともあり、地味に塗装もデカールも無しで色分けが完成し(強いて言うなら武器パーツのメタリック感が足りないか)、デカールも表情差分のみ付属。一方で淡い色合いのパーツが多いため墨入れが映える一面も。胸部は下乳どころかもはや丸出しの域
・第20弾 Chaos & Pretty グランマ
2023年11月発売。定価9,350円。
赤ずきんをベースにM.S.Gガトリングガンを組み合わせて再構築されたメガミ。クイーン・オブ・ハート共々リデコのリデコになる。
なんと史上初の「おばあちゃん型メガミ」である。言っても老女というよりはイケメン美女といった趣。
ウルフヘッドが3つになってケルベロスと化している、スキンカラーもAに変更されている、武装関係は赤ずきんからの流用が少ないなどの変更点も相まってぱっと見の印象は赤ずきんとはまるで異なっている。
そのためかナンバリングも17.1弾ではなく新規ナンバーが付与されている。
新規ジョイントが付属するためこちらも高い組み換え自由度を有していると言えるだろう。
ユニークな仕様として両面テープを別途用意して貼り付ける眼帯が付属する。両目分付いてるので両目隠しもできるぞ!
・第21弾 Chaos & Pretty クイーン・オブ・ハート
2023年12月発売。定価8,800円。
こちらはアリスをベースにM.S.Gエクシードバインダー2を組み合わせて再構築されたメガミ。
ウサギ型メカ(レイジングブースター)は丸ごとオミットされているが、赤いクリアパーツのエクシードバインダー2と頭部の巨大な“クイーンホーン”が印象的。
本体も細部はアレンジされているが、アリスのスカートやウサミミカチューシャも付属するので2Pカラーっぽくすることも可能。
◆BULLET KNIGHTS
デザイナー:イセ川ヤスタカ
身の丈の三倍にも迫る長大な兵装を備える、騎士をモチーフとしたメガミ。
その長さはHMMゴジュラスキャノンをも上回り、ポージング、撮影は勿論ディスプレイにも頭を悩ませる逸品である。HMMゴジュラス・ジ・オーガやアルティメットガーディアンに比べりゃ屁でもないがな。ちなみにランサーの方がランチャーより僅かに長い。
パーツ分割の妙によって(というか割り切ったモナカ割構造にする事によって)サイズ比重量は軽いがそれでもそのまま保持するには無茶の極みなので背面のサブアームに接続される。また支えるための簡易スタンドがもう一つ付属。組み替える事でショートバレル及びライドモードにもなる。
頭部のボールジョイント受け部分が他のメガミより深くなっており、引き出す事で首の可動域を広げる事が出来るようになっている。
また武装に嵌合力の小さいパーツが多いため接着剤があると便利。特にスカートアーマー基部は無いと話にならないレベル。
共通装備としてラージシールド、スカートアーマー*13、エネルギーチューブが付属。エネルギーチューブはリード線内蔵でウネウネ動く。触手ではない、断じて
何気に朱羅に並ぶ立派なものをお持ちのシリーズでもある。
立派なものには首飾りをセットできるようになっており、これによって首回りのボリューム不足が軽減されている。
▷シリーズ・バリエーション一覧
・第10弾 BULLET KNIGHTS ランチャー
2019年5月発売。定価6400円。
成型色は黒と白をメインに差し色として金が用いられる。
髪型は右メカクレで、成型色は黄色。
メイン武装はその名の通り長大なキャノン砲。
また手持ち武器としてナイフが付属する……なぜか武器ではなく食器の方のナイフだが。
フェイスパーツはキリッと顔、困り顔、ショック顔の3種。
姉妹の中では一番小さいがそれでも他のシリーズ群と比較するとかなりデカい(意味深)
コトブキヤショップ購入特典はタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第11弾 BULLET KNIGHTS ランサー
2019年6月発売。定価6400円。
成型色はランチャーと同じだが黒と白の配色が逆転している。あとデカい。
髪の成型色はピンク。
メイン武装は名称に違わず槍。
手持ち武器は食器のスプーンとフォークが付属。
フェイスパーツは流し目顔、ハート目顔、いくらうましっ!顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典はタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第10.1弾 BULLET KNIGHTS ランチャー HELL BLAZE & 第11.1弾 BULLET KNIGHTS ランサー HELL BLAZE
ランチャーが2019年12月発売、ランサーが2020年1月発売。定価6400円(共通)。
メイン成型色をレッドとブラック、差し色をクリアライトグリーンに変更。やはりレッドとブラックのパターンがランチャーとランサーで対称になっている。
肌はランチャーが褐色、ランサーが色白仕様。髪パーツはランチャーが白、ランサーがライトクリーム成型。
また全身のマーキングはデカールかシールの選択式となった。
武装とフェイスパーツは通常版と同じ。
コトブキヤショップ購入特典は共通してクリア成型の髪の毛パーツ。
◆BULLET KNIGHTS EX
デザイナー:イセ川ヤスタカ
"M.S.Gを纏うという提案、再び"のキャッチコピーを掲げるバレットナイツの一部。
当項目では説明の煩雑化を避けるため「EX」を付けて区別している*14が、カテゴリ的にはバレットナイツに含まれるし、フェイスパーツもちゃんと互換性がある。
通常バレットナイツから特徴的だった長尺武装をオミットし、代わりにM.S.Gが追加。同じくM.S.Gを盛っていた九尾及び玉藻ノ前と比較するとコンパクトに纏まっている。日本の住宅事情にも優しい
ビジュアル的には派生というより別シリーズと考えた方が近いかもしれない。
またメガミデバイスM.S.Gからボトムパーツが先立って実装された。
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・第13弾 BULLET KNIGHTS エクスキューショナー
2021年1月発売。定価6200円。
成型色は紺、黒、クリアレッド。髪の成型色は薄紫。
ランチャーをベースに細部のデザイン変更と胸の増量を施したキット。追加されたM.S.Gは「ヘヴィウェポンユニット07 スカルマサカー」と「ドレスアップパーツ サイドマント」の二つで、纏った風貌は正にEXECUTIONER(処刑人)。
髪型は更に左右・両メカクレの3種類が選択できるように。但し武装バージョンの頭部は左メカクレに出来ない。
また九尾に続き胸部分の素肌パーツがランナーごと余剰で入っている為、ランチャーの素体胸部パーツが組めたりする。
フェイスパーツは通常顔、しいたけ顔、ぐるぐる顔の3種。
オプションパーツとして手持ちのロザリオが付属。
モチーフとは裏腹に人懐っこそうな雰囲気の表情が人気で、カラーリングやヘアスタイルも相俟って某後輩ちゃんにそっくりと評判。
コトブキヤショップ購入特典はダークイエロー成型の髪の毛パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第13.1弾 BULLET KNIGHTS エクスキューショナー BRIDE
2021年12月発売。定価6200円。
スカルマサカーの代わりにM.S.G「ヘヴィウェポンユニット25 ナイトマスターソード」を装備したエクスキューショナー。
成型色が白、シルバー、クリアグリーンとBRIDE の通り明るい配色となった。サイドマントは半透明成型に。髪の成型色は黒。
フェイスパーツはうまし、叫び、笑顔の3種。
オプション類は通常版と同様。
コトブキヤショップ購入特典はライトグリーン成型の髪パーツとタンポ印刷なしのフェイスパーツ3つ。
・第14弾 BULLET KNIGHTS エクソシスト
2021年2月発売。定価6200円。
成型色は白、青、クリアイエロー。髪の成型色は薄紫。
「ヘヴィウェポンユニット06 エクシードバインダー」二つ*15をスカートのように纏ったEXORCIST(祓魔師)で、やはりというべきかベースキットはランサー。
またエクシードバインダーの柄パーツは新規パーツを装着することでナックルダスターになる。
例によって胸部分の肌パーツが(ry その為ランサーの(ry
フェイスパーツはうまし顔、高笑い顔、祈り顔の3種。
エクスキューショナーとは打って変わってドSな雰囲気を醸しており、その手の人達に人気。
オプションパーツとして手持ちの十字架が付属。尚エクスキューショナーのロザリオよりデカい。
コトブキヤショップ購入特典は黒成型の髪の毛パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第14.1弾 BULLET KNIGHTS エクソシスト WIDOW
2021年12月発売。定価6200円。
M.S.G「ヘヴィウェポンユニット04 グレイヴアームズ」を装備したエクソシスト。武装を変更したBRIDEと違いこちらは追加するスタイルに。
成型色はWIDOWを意識した黒、ガンメタリック、ゴールド、クリアブルー。髪の成型色はクリーム色。
フェイスパーツは微笑、はぁ?、涙目の3種。
オプション類は通常版と同様。
コトブキヤショップ購入特典は紫成型の髪パーツとタンポ印刷なしのフェイスパーツ3つ。
◆皇巫
デザイナー:Nidy-2D-
「朱羅の後継機」というコンセプトで製作された新シリーズ。
元々は朱羅シリーズの派生型として設計されていた経緯を持つが、開発陣の「やっぱり新規設計しよう」という意見により計画を白紙に戻し(その時点で原型まで完成していたらしい)、それから約3年掛けて完全新規造形となったシリーズ。これまでのシリーズの素体より大型化しており、全高が約20cmとなる。「スサノヲ」「アマテラス」の2機の開発が予告されており、2022年1月に「スサノヲ」の発売が決定した。
設定においてはメカ腕とメカ脚が「Accel Unleashed Vanguard (アクセル・アンリーシュド・ヴァンガード。略してAUV)フレーム」と呼ばれるフレーム構造となっており、これに各種アーマーパーツを装着し、状況に応じて戦闘形態を組み替えて戦うことが特徴。
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・第16弾 皇巫 スサノヲ
2022年1月発売。定価9000円。
デザイン的に恐らく忍者ベース。黒と紫基調のカラーリングに赤のクリアパーツを使用。
基本形態である「ヴィジランスモード」から、アーマーパーツと武装の組み換えによる「インセインモード」「ブルータルモード」という派生形態を使い分けられるメガミ。
素体はハイレグレオタードにガーターベルトといったなかなかにセクシーなものとなっており、胸部装甲もなかなかに良いものを持っている。右目がライトグリーン、左目が赤のオッドアイとなっており「覚醒顔」「ドヤ顔」と、左目を眼帯で塞いだ「封印顔」が付属する。
武装形態では胸部装甲の露出が増し、横乳・谷間、脇腹が全開状態となる。
複数パーツから構成されたメインウェポン「天叢雲剣」、後光や雷太鼓を彷彿とさせるデザインの「グラビティコントロールユニット」(反重力装置?)といった大型の武装が目立つ。
AUVフレームの採用により武装手足も明確に従来機より大型化しており、特にメインのヴィジランスモードは素体そのものも長身になっている事もあり、
ほとんどクスィーかフルクロスかといった威容を誇る。
なお大型化の副作用か重量も結構なもので、天叢雲剣などは複雑なブンドドするなら支えを使う事を推奨。
公式予約特典は特性フライングベース及びパッケージアートのイラストが描かれたPETシート。
・第16.1弾 皇巫 スサノヲ 蒼炎
2023年1月発売。定価10900円。
スサノヲのカラーリングを青と白系統に変更し、クリアブルーの炎のエフェクトパーツ、特別カラーのM.S.Gシャープハンド2をセットした豪華版。ただでさえ大型のスサノヲにエフェクトパーツを組み込んだために重量はさらに増加し、フル装備状態での展示には別売りのスタンドが必須。メガミデバイス共通の簡易スタンドが付属しているが、耐荷重とアームの長さが足りないためフル装備状態には対応しきれない。
「蒼炎」のサブネームがついているものの、相手を凍結させることが得意な氷属性のメガミという設定がある。また、ド派手な見た目通りに隠密性は皆無で、バトル初心者にはオススメできないとされている。
スサノヲと違ってオッドアイではなくオレンジがかった瞳で、右目には刀傷が走っており、アイパッチも付けていない。表情パーツは微笑み顔、ふくれっ面、驚いている顔の3つが付属している。公式予約特典はタンポ印刷無しの顔パーツ。
・第16.2弾 皇巫 スサノヲ レガリア
2023年10月発売。定価7000円。
後述の「アマテラス レガリア」に続くスサノヲの軽装備バージョン。
従って基本的な装備はアマテラスと一緒だが、彼女が肩に纏っていた神御衣(カムエ)はスサノヲでは腰に付けている。
アマテラスとの違いとしては十束剣(トツカノツルギ)というクリアグリーンの剣。光輪と合体させることでパワーアップする。アマテラスの武器とも合体できるぞ!
素体は従来のスサノヲがベースだが前髪、ツインテ、胸部、フェイスパーツは変更されている。喜怒哀楽が激しいと評判。
ちなみに髪は例によって例の如く従来の素体髪ランナーもついてくる。
総じて、スサノヲよりも(相対的に)組みやすく、かと言ってボリューム不足感はないキットとなっている。
成形色は通常のスサノヲと一緒なのでミキシングも捗るだろう(と公式サイトで解説されている)
・第16.3弾 皇巫 スサノヲ 紅蓮
2024年4月発売。定価12,900円。
スサノヲ 蒼炎のカラバリであり、こちらは赤とクリアイエローの成形色で燃え上がる炎のイメージ。
蒼炎と対を成す存在という設定ゆえに、頭部と胸の炎エフェクトは蒼炎は逆向きの新規造形となっている。
スキンカラーはDであり褐色ギャル……なのだろうか。フェイスパーツは勿論全て新規のものとなっている。
スサノヲの全部乗せということで浪漫に満ち溢れてはいるが、運用には非常に高いスキルと経験が求められるため、あっけなく撃沈するプレーヤーが続出したそうな。
お値段も現行メガミでは最高額に近い。ご利用は計画的に。
・第19弾 皇巫 アマテラス レガリア
2023年7月発売。定価7000円。
スサノヲから遅れること1年半、遂に登場した二人目の「皇巫」シリーズ。
前述の通りスサノヲがメガミデバイス全体で見ても超ボリュームなキットであることから、アマテラスは「軽装版」を先行してリリースしその後フル装備版を発売するという方針が発表されていた。
……のだが、その「軽装版」は誰が見ても「軽装版……?」と突っ込まざるを得ないボリュームであったことから、「レガリア装備」と改めてリリースされることになった。
ちなみに設定によると、ファッション性(プラモとしての華やかさ)を重視するニーズに応えて用意されたのがレガリアであるという。
価格の面からも分かる通りスサノヲに比べると装備自体は少なく、華やかではあるがこの点はコンセプト通り「軽装」と言える。実際スサノヲより組みやすく扱いやすいという声が多い。
もちろん、スサノヲ同様にBLOCK1.5Lのためプロポーションは抜群。胸部については開発陣の並々ならぬ癖が感じられると早速話題になっている。
表情は「キリっと」「ほほえみ」そして「ピコーン!」顔。
◆BUSTER DOLL
デザイナー:パセリ(キャラクターデザイン)
完全新規素体「BLOCK2」を採用した初のシリーズ。開発時名称は「X」シリーズで長らくその名称で呼ばれていた。
素体にBLOCK2を採用している以外の特徴として、「素体モード」、服飾パーツ(本シリーズでは学生服のような外面になっている)を付けた「コスモード」、アーマーパーツを付けた「ライトアーマー」、武装・アーマー全部盛りの「フルアーマー」と4つの形態を有することが挙げられる。
また、従来のメガミと違い武装は鳥山氏がコンセプトを作り、それを開発担当がブラッシュアップしていくという方式を採っている。
BUSTER DOLLシリーズについてはカスタム性を重視しており、ブロックトイ的な要素が非常に強い(殆どが単一パーツで、合わせ目消しをしなくても良いようになっているとのこと)。
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・第22弾 BUSTER DOLL ガンナー
BUSTER DOLLシリーズ、及びBLOCK2-M素体採用モデル第一弾。
2024年1月発売。
射撃型エントリーモデルとしてコンパクトな仕様にまとめられたメガミ。新たにメガミバトルに参戦しやすいようにということらしい。
素体のカラーリングは白で、短めのツーサイドアップが印象的。「コスモード」はセーラー服のような清涼感のある白と青の衣装。「ライトアーマー」以降はドロップイヤーヘッドセットが付く。
武装も比較的シンプルにまとまっており、サブマシンガン二丁とグレネードランチャー二丁。
従来のメガミ同様にタンポ印刷パーツは3つ付属するが、それに加えて口のディテールがない無塗装フェイスも3つ付属する。ただしデカールは付属しない(MSGにてデカールセットが同時発売)。
箱も今までとは違いキャラメル箱形式になっている他、元イラストが存在しない*16ので箱絵は実際のプラモの画像になっている。
2023年12月23日の生放送では中国工場における作業の様子が公開されたが、キャラメル箱形式にすることで輸送や保管のコストなどが抑えられているとのこと。
地味に説明書もホチキス無しになっており、BLOCK2素体の共通説明書とガンナーの専用パーツの説明書の2通に分けられている。
その甲斐あってか価格は5,940円(税込)と、高価格傾向にあった昨今のメガミと比較し大幅な低価格化が実現されている。
一方で首のボールジョイントが長さ違いで複数付属する(ご丁寧に「フレガ用」の首ボールジョイントも長さ違いで2種付属する)、素体脚に限るが脚にはめ込むタイプの小型の簡易スタンドが付く、手首ボールジョイントがユーザーテクニックとして知られている「周囲のランナーごと切り出してはめ込んでから切り出す」のが標準仕様となっている*17、肩関節が2セット付属する、スタンドが改良されて稼働軸が設けられるなど結構手厚かったり。
ハンドパーツがPS製(なので塗装は容易だが武器は形状次第では持たせられない)かつ3種類しか付属しない、瞳デカールが別売り、表情パーツ以外の塗装済みパーツが一切付属しない*18など低価格化の影響を感じさせる部分がありはするが、BLOCK2素体の脅威のポテンシャルを見せつけるには十分な製品となっており発売後も大きな話題になっている。
特に本来可動域を大幅に下げてしまう原因となるプラ製スカートを履きながら座ったり脚を組めたり蹴りができたりするという凄まじい可動性はメガミマスター達を唸らせた。あと安心してください、(大分きわどいけど)はいてますよ!
また、これまでのコトブキヤ製のプラに比べ柔軟性がある(バンダイのKPSに近いという声もある)ため組み立てや組み立て後の可動がしやすい、ランナーが集中配置されているのでランナーをあちこち探す手間が省けるなど、組み立てやすさについても大幅に向上している。
まさに新世代のメガミデバイス第一号に相応しい製品と言えるだろう。
初動では割と余裕があったのだが発売後の評判の高さから店舗では売り切れが相次ぐも、すぐに再生産が決定(5月発売予定)と気合の入れ方を感じさせる製品となっている。
なお胸部フレームは標準で後ハメ加工に対応しておらず、無改造で胸部を合わせ目消ししてしまうと素体→コスモードの切り替えができなくなってしまう点には注意。
またフレームの強度が必要な部分はPOMになっており、殆ど隠れる部分ではあるのだが従来の手首に加え膝裏と足首も少し露出するので色変えするときは工夫が要るかも。
・第23弾 BUSTER DOLL ナイト
BUSTER DOLLシリーズ、及びBLOCK2-M素体採用モデル第2弾。
2024年3月発売。価格はガンナーと同じ5940円。
ガンナーと対になるメガミでありこちらは軽量・近接格闘戦タイプ。ソード&シールドを備えた騎士型メガミとされている。
基本的な構造はガンナーと一緒だが、彼女はスパッツが標準装備となっている。
またコスモードはブレザー制服風となっており、犬耳ツインテのガンナーに対して彼女は猫耳?ポニテ。
手と脚(脛下以外)はガンナーで肌色だった部分がナイトでは素肌になっているので、ガンナーとニコイチして組み替えると無塗装でも露出を調整できるありがたい仕様。お腹は丸出しだけど。
武装についてはガンナー同様にレイヤードアーマーシステムで手堅くまとめられており、カスタム性に優れた作りになっている。
シールドとウィングパーツの組み換え次第では面白いビルドが可能になるだろう。
◆PUNI☆MOFU
デザイナー:BLADE
BLOCK2低身長素体「BLOCK2-S」採用メガミにして、ファンが首を長く長くして待っていたBLADE氏デザインのメガミデバイスシリーズ。
地味にコラボモデル以外では初となる「ょぅι゛ょ低身長メガミ」だったりする。
BLOCK2-Mの可動域を削ぐことなくプロポーションを調整した、鳥山氏曰く「素体デザイン&設計の浅井さん執念の作」。
PUNI☆MOFUシリーズはBUSTER DOLL同様、メガミバトルへの新規参入を促すエントリーモデルとなっている。
そのため武装はそこまで多くなく、お財布にも優しい。
カスタム性は健在であり、標準の組み替えで素体・コス・武装の3モードを楽しめる。
◆忍者 枢(かなめ)& 弓兵 絆(きずな)
デザイナー:Nidy-2D-
メガミデバイス人気の火付け役とも言える忍者と弓兵が、BLOCK2高身長素体「BLOCK2-L」を得てリニューアル。開発コンセプトに「これからメガミデバイスを楽しみたい方の他、すでにお持ちの忍者と弓兵を今風にバージョンアップさせたい方にも楽しんでいただきたい」という方針を挙げており、旧忍者・弓兵より高身長になっているが、両者の武装パーツを取り付けても破綻のないプロポーションに調整されている。
価格を抑えるため、枢・絆の武装はクナイや小型ボウガンなどの最小限なものにとどまっている。
なお、名称が決まるまでの仮タイトルは「6年後の忍者・弓兵」であった。
◆アリス・ギア・アイギス
ピラミッド製作のスマホゲームアリス・ギア・アイギスとのコラボ商品で、登場キャラクターをメガミデバイスのフォーマットで立体化したもの。ナンバリングが「A○.1」となっている物はエーススーツを纏った「アナザーアクトレス」仕様での立体化となる。
実際メガミデバイス世界でのアリスギアはロングランセールスの人気コンテンツという設定があり、世界観にきっちり組み込まれている。
ちなみにアリスギアのキャラクターはfigmaでも立体化されている。
劇中での各々のプロポーションの違いを再現する為、構造はそのままにボディの造形がキットごとに異なるものとなっている事が特徴。
正に浅井氏とコアなアリスギアプレイヤーでもある鳥Pの熱意が存分に発揮された商品群となっている。金型を流用できるから楽が出来るんじゃなかったんですかヤダー!!
また基本的にどれも立体化を前提としていない(=ランナーによるパーツ分割を想定していない)デザインの為、デカールは勿論塗装済みパーツも多めに使われており、その甲斐あってパチ組でも色分けは高水準でなされている。
他メガミと比較して変わった分割になっているパーツも多い。塗装や合わせ目消しの際には難儀するかもしれない。
ゲーム内で浮遊している背面ギア類はクリアカラー成型のアームで接続される。まあこれは仕方ないか。
共通のオプションパーツとしてマズルフラッシュエフェクト(カオプリの物と同様)、スラスターエフェクト、上部を見上げやすくした構造の首パーツ、figmaと挿げ替えるための首パーツが付属。
またどのキットもゲーム内で使用できるプレゼントコードが封入されている。
▷シリーズ・バリエーション一覧
・第A1弾 吾妻 楓
デザイナー:島田フミカネ
2018年10月発売。定価7400円。
夜露と並ぶもう一人の主人公吾妻楓がトップバッターとしてメガミデバイスに参入。
成型色は白、黒、赤。マズルフラッシュエフェクトはクリアオレンジ成型。アームはクリアブルー。
素体に若干の改修が行われており、肩と太もものサイズが延長されている。
素体モードでは明鏡止水のコスチューム姿となる。
武装としてライフル、ランチャー、両手剣が付属。
フェイスパーツは通常顔、微笑み顔、気合い顔の3種。
因みにアームが含まれるNランナーには刀身パーツもついているのだが、後のアリスギアのラインナップの多くでこのランナーが流用されている為、シリーズを集めているとやたらと刀身が増えていく事になる。
コトブキヤショップ購入特典は白成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第A1.1弾 吾妻 楓【皆伝】
デザイナー:島田フミカネ
2020年5月発売。定価7400円。
メイン成型色は紺、赤。マズルフラッシュエフェクトとアームは変更なし。
上記楓の単なるカラバリではなく(そもそもスーツデザインが異なるため当然と言えば当然である)、ボディが全面的にバージョンアップ。
可動域はそのままに劇中のモデルに近い等身やボディラインとなり、より自然なプロポーションを実現している。そもそも流用パーツは頭部、股間T字パーツ、手首部分のみで他は全て新規造形という凝り用である。
アイプリントも主にアイデカールを手掛けるメガミディーラーR66氏の手でブラッシュアップされ、劇中のイメージに近いものに。後のアリスギアのラインナップにも関わっている。
武装として通常版と同様のライフル、ランチャー、両手剣に加え、新SP「千本桜【四ノ切】」が付属。両手剣は成型色がクリアレッドに変更され*19、【四ノ切】刀身には銀メッキ加工が施されている。
フェイスパーツは通常顔、気合い顔、驚き顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典は特製デザインのフライングベースとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第A1.2弾 吾妻 楓 明鏡止水CS
デザイナー:島田フミカネ
2022年9月8日発売のコンシューマーゲーム「アリス・ギア・アイギスCS ~コンチェルト オブ シミュラトリックス~」の限定版に付属するキット。ゲームを含めた価格は25080円(税込)。第A1弾の吾妻楓の素体をリペイントしたバージョンであり、ギアユニットは付属しない。アイデカールは【皆伝】に準じたものが付属している。このキットの他、シタラのリペイント版「兼志谷 シタラ バーラタCS]も同梱されている。
・第A2弾 兼志谷 シタラ Ver.カルバチョート
デザイナー:海老川兼武
2018年10月発売。定価7400円。
「成子坂のかしましオタク」こと兼志谷シタラを軽量型試作ギア"カルバチョート"装備状態で立体化、また発売同時にゲーム内でも実装された。
なお本来のギア"ガネーシャ"仕様で立体化されなかったのは「デカすぎて保持できないしそもそも(企画段階では)採算が取れるかも怪しいから」という切実且つ身も蓋もない事情があったりする。ゴジュラスとか出してるのに?
ちなみに素体モードでは専用スーツ"バーラタ"を纏う。
メイン成型色はアイボリー、白、ガンメタ。マズルフラッシュエフェクトはゲーム内の重力属性使いという設定に合わせクリアパープル成型。アームはクリアグリーン。
マシニーカはプロポーションや各部バランスが調整された新規金型品。
低身長化を実現しているが、股関節の引き出し機構がオミットされている分、可動域は若干劣る。下記の愛花と綾香でも同様。
ちなみにこの新規素体の肌パーツ部分は、ガレージキット「アワシャ」(定価9000円)でも用いられている都合上肩部分が余剰扱いで附属するため、それを利用すればより露出が増えた状態で組む事が出来る。
軽量型装備と銘打ってはいるが、それでも他の多くのメガミを上回るシリーズ内屈指のボリュームを有する*20。
簡易ベースはFAガールゼルフィカールと同一のアームが太くなった仕様になっているがそれでも不安定。
持っているならフライングベース辺りを使用してディスプレイしたい。
武装はライフル、ランス。
フェイスパーツはノーマル顔、ドヤ顔、笑顔の3種。
またオプションパーツとして「人差しハンド」「ピースハンド」の新規ハンドパーツとゲーム内アクセサリの一つ"ネコミミテイルKSs"が付属する。
コトブキヤショップ購入特典は白色成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
かなりの高額商品ではあるものの、発表後から注目され、いざ発売したら多くの量販店で在庫が一掃されてしまうほどの人気がでた。
・第A2.1弾 兼志谷 シタラ【天機】Ver.カルバチョート
デザイナー:海老川兼武
2020年9月発売。定価8600円。
成型色は紺、赤。マズルフラッシュエフェクトとアームは変更なし。
エーススーツデザイン再現の為ボディの金型こそ新規でおこされているが(その時点で大分おかしいとか言うな)、組み上げた時の造形は通常シタラと大差ない。それでも肩幅とつま先は更なる調整が施されたこだわりの逸品であり、やはり楓同様単なるカラバリには収まらない。
武装はカルバチョートと同じライフル、ランスと、SP技"ディーバパリ"再現用の無線誘導型遠隔攻撃端末「ピジョン」。俗に言うファンネルである。
ピジョンは投擲モーション用の物が2つ、展開後の物が8つ付属し、M.S.G「プレイングベースA」(定価2000円)を別途用意すれば7つ展開した状態でディスプレイできる。公式サイトにもまさにその状態の写真が掲載されている。
フェイスパーツはノーマル(左目線)、照れ、唖然の3種。
また流用ランナーの都合でネコミミテイルKSsも余剰パーツの中に入っている。
コトブキヤショップ購入特典は特製デザインのフライングベースとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第A2.2弾 兼志谷 シタラ Ver.ガネーシャ
デザイナー:海老川兼武
2021年4月発売。定価14800円。
アリスギア最大級アイテム、立体化。どうやら前述した課題の数々はクリアできたらしい。
またカルバチョートが更新した最大ボリュームをまたシタラで更新するという訳のわからない事態にも。
因みに価格判明時(予約開始時)のメガミマスター及び隊長たちの反応は概ね「思ったより安い」で、中には「この価格設定で利益出せるの?」と浅井氏及び鳥Pを心配する声さえもあった(実際大分頑張ってこの価格に収めたらしい)。どいつもこいつも訓練されすぎである。
成型色はカルバチョートと変わらずアイボリー、白、ガンメタ、クリアパープル。
ゲーム内最大サイズのギアを余すことなく立体化しており、そのボリュームはルシファーズウイングやHMMアイアンコング プロイツェンナイツにも匹敵する超大型モデル。当然美少女プラモとしては文句なしにナンバーワンである。クリムゾンウィング&スティレット?あれは一応それぞれ単体だったのを纏めた奴だから……
加えてプラモ化するにあたってディティールやギミックの追加もなされ、さらに立体として見栄えを良くする為ゲーム内よりも部分的にアップサイジングされているという拘り。
それだけにサイズそのままなシタラ本体の脚部保持力が少々心もとない。脚部ギアの重量は見た目の割には軽いが、心配なら関節強化はしてやりたい。
珍しくホイルシールも付属しており、クリアパーツ裏に貼る事で集光性を上げる仕様。
その超重量を支えるベースの仕様も規格外。
フライングベース基部2枚および拡張ベース3枚を組み合わせた物を基盤とし、支柱も極太の物2本を組み合わせた専用設計品を用意する事で空中での保持を実現している……正直これでも耐えられているのが不思議なレベルである。尚成型色はクリアパープル。
余裕があるならさらにベースを追加して万全の状態にしてディスプレイしたいところ。
実はシタラ本体もカルバチョートそのままではなく天機同様に肩甲骨と爪先の小型化という改修が施されている。かなり地味目だが、効果は結構大きい。
フェイスパーツは通常(正面目線)、笑顔(目細め)、困り顔の3種。
武装はライフル、ランス"マホーダラ"、投降前の"インドラダヌス"。
オプションとしてハリセン2つ、シタラちゃん人形、マホーダラ保持用のプラ製ハンドパーツが付属。シタラちゃん人形は単色成型且つABS製な為塗る難易度は高め。
天機に続きネコミミテイルKSsも余剰パーツとして封入。
一方今までのシリーズにあったスラスターエフェクトは未封入。一応3ミリ穴は開いているので他キットから拝借すれば取り付ける事自体は可能。
コトブキヤショップ購入特典は特製の「インドラダヌスペーパークラフト」。
ギア部分は「A2.2弾 ギアユニット Ver.ガネーシャ」として単体でも発売。2021年4月発売。定価10800円。
ギアだけでなく上記の変更点、改良点、フェイスパーツ類も封入されており、こちらを組み込む事でカルバチョート版もガネーシャと同じ仕様に出来る。
・第A2.3弾 兼志谷 シタラ バーラタCS
デザイナー:海老川兼武
吾妻楓 明鏡止水CSとのセットで、2022年9月8日発売のコンシューマーゲーム「アリス・ギア・アイギスCS ~コンチェルト オブ シミュラトリックス~」の限定版に付属するキット。楓と同じく素体のみのリペイントバージョンであり、ギアユニットは付属しない。アイデカールは【Ver.ガネーシャ】に準じたものが付属している。
・第A2.4弾 兼志谷 シタラ【天機】 Ver.ガネーシャ
デザイナー:海老川兼武
2022年10月発売。定価14800円。
アリスギア最大級アイテム、再び。
カルバチョート【天機】と同じエーススーツのシタラに、成型色がダークブルーに変更されたガネーシャギアをセットしたキット。付属物については、シタラちゃん人形がオミットされた代わりにSP武器「ディーバパリ」が付属する。手に持たせることもできるが、ゲーム中でのオールレンジ攻撃を再現するには別売りの「プレイングベース」が必要になる。
表情パーツは通常顔、笑顔、驚き顔の3つが付属する。コトブキヤショップ購入特典は、ゴールドメッキ版ディーバパリ。
なお、ギアユニット単体での発売は見送られた。
・第A3弾 相河 愛花
デザイナー:島田フミカネ
2020年7月発売。定価7400円。
叢雲工業の中学生コンビの片割れ相河愛花がメガミデバイスに登場。
メイン成型色は白、黒、グレー、金。マズルフラッシュエフェクトはクリアオレンジ。ゲーム内の電撃属性か、位置的にはグレネードランチャーを意識したものだろうか。アームはクリアブルー。
シタラとはまた別の新規金型造形によって更なる低身長ボディと慎ましい胸を実現。
胴体や太ももにも適度に肉のついた、中学生らしいプロポーションを再現している。シタラよりもよっぽどロリコンをボディに取り入れている
誰が言ったか「人をロリコンにするプラモ」。
フェイスパーツはノーマル、笑顔、泣きの3種。殊更に泣き顔は反則的なレベルの完成度を誇る。これ目当てで買った方もいたのでは。
武装はライフルと大型ハンマー"ティンクルブーケMk3"。
オプションパーツとしてSP技"ナーサリーライム"パーツ、隊長ドローン、ティンクルブーケ保持用のABS製武器持ち手が付属。
ティンクルブーケは見た目通りに重たいので、バランスとりが大変なのはお約束。
コトブキヤショップ購入特典は白色成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第A3.1弾 相河 愛花【仁愛】
デザイナー:島田フミカネ
2021年10月発売。定価7400円。
成型色はピンク、白、黒。アームはクリアブルー。
ゲーム内実装済みの「エーススーツV」をまとって立体化。
通常愛花から全面リニューアルし、それぞれ少しずつ胴体が小さくなり足が長くなった(全体の背丈は変わってない)。前髪の造形もよりシャープに。
フェイスパーツはキリっと、微笑、照れの3種。
武装は通常版のものに加え新SP"ヴァーナルフラッフ"が付属。
隊長ドローンも成型色を改めて付属する。エフェクト類とナーサリーライムパーツは付属しない。
コトブキヤショップ購入特典は特製デザインのフライングベースとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第A4弾 一条 綾香
デザイナー:島田フミカネ
2020年8月発売。定価7400円。
自信過剰ツンデレお嬢様が相方の愛花に続き登場。
メイン成型色は赤、紫。マズルフラッシュエフェクトはクリアレッド。アームはクリアブルー。
これも矢張り完全新規の低身長ボディを採用しており、愛花と比較すると僅かに背が高く細身のプロポ-ションをとる。そして胸は慎ましい
ボトムスギアのノーブルキティMk3/Bを展開してメギドショット発射形態を再現可能。
手持ちの武装類はいずれも単色成型であり、特にノブレスオブリージュの巨大な盾はそのままだと間延びした印象を受ける。
付属のホイルシールを貼る事でフォローできるが、周囲の白いラインは塗装必須。
髪パーツのツインテールがやけにグラグラしてポロポロ取れやすいので、パテやビニールなどでクリアランスを調整してあげよう。
また色分けとパーツ分割の都合上、首部分は肌色の受けに黒の軸を差し込む構造になっている。背面から見ると肌色の中央に黒い部分が露出するという目立つ絵面になる為塗りたいところだが、ABS製かつテンションが強くかかる可動部の為難易度はかなり高い。
フェイスパーツはノーマル、笑顔、唖然の3種。
武装は片手剣のソードレイピア(+シールド)"オートクレールMk3"とデュアル"フリントクロウMk3"。
オプション類としてSP技"ノブレスオブリージュ"パーツ、お掃除ロボ、ノブレスオブリージュ保持用にABS製武器持ち手と追加の簡易スタンドが付属。
コトブキヤショップ購入特典は白色成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第A4.1弾 一条 綾香【英俊】
デザイナー:島田フミカネ
2021年11月発売。定価7400円。
成型色は赤、黒、白。アームはクリアブルー。
愛花同様エーススーツVを着用した状態で登場。
ほとんど愛花の流用であり、脛のパーツのみ長くなっている。つまり体系はほぼ変わらない。
髪パーツもやはりシャープになった。一方でノーマルのほうも余剰で入っている。
フェイスパーツはキリッと、ドヤ、びっくりの3種。
武装として片手剣+盾の"アルタキアラA"、ショットギア"フリントクロウA"、SPギア"焔剣フランベルジュ"が付属。
オプションパーツとして色違いのお掃除ロボ「SWIM:U S840」と、ノブレスオブリージュが余剰扱いで付属。エフェクト類はなし。
コトブキヤショップ購入特典は特製デザインのフライングベースとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第A5弾 金潟 すぐみ
デザイン:ピラミッド
メカニックデザイン:海老川兼武
2021年8月発売。定価9500円。
模型オタク、メガミデバイスに参入。これほどメガミで登場するにふさわしいアリスギアキャラもそうそう居ないだろう。安里「……」
パッケージは玉藻ノ前同様の大判サイズ。価格設定が近いFAガール「轟雷改(with FAガールズ) ~最終戦仕様~」も同じサイズである事を考えると、どうやらブキヤのガール系プラモは9000円がこのサイズになるラインらしい*21。
成型色は白、黒、黄色、金。マズルフラッシュエフェクトはクリアオレンジ。アームはクリアグリーン。
塗装済みパーツと優れたパーツ分割によってパチ組でも驚異的な色分けとなっている。
特に素体太もものリング状パーツの分割は芸術的ですらある。
その事で単純なサイズ以上の密度を備える。特にトップスギアは結構な重量になっている為関節強化推奨。
また首の後ろは綾香同様黒い部分が露出する仕様。
武装は片手剣、ライフル、SPスキルのエクサアームキャノン。
フェイスパーツは微笑、ドヤ顔、笑顔の3種。
オプションパーツとしてピースサインハンドパーツとウイングエフェクト(クリアイエロー成型)が付属。これによってギガヴォルテキャノン発射形態を再現できる。
コトブキヤショップ購入特典は白成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第A5.1弾 金潟 すぐみ【臥薪】
デザイン:ピラミッド
メカニックデザイン:海老川兼武
2023年4月発売。定価12000円。
金潟すぐみのアナザー版「臥薪」が立体化。トップスギアとボトムスギアおよびショットギア・クロスギアの形状はノーマルのすぐみと変わらず、カラー変更にとどまっているが、素体の服装が変わっている。腕は半袖になり、足はスカートからスパッツ状の衣装に変わっている。この変更により、ノーマルすぐみの弱点だった足の可動範囲の狭さが改善され、両足を広げたポーズが取りやすくなっている。
ちなみにランナーの都合上スカートパーツも付いてくる。
最大のトピックは、アナザーSPギア「マグヌム・オプス」が付属すること。このSPギアは「両刃剣」「二丁ビームライフル」「大型ビームライフル」の3形態を取ることが出来る大型武器であり、すぐみの背丈を超える大きさとなっている。その大きさと重量ゆえに、安定したディスプレイには別売りのフライングベースなどの使用が推奨される。
フェイスパーツは照れ顔、目閉じドヤ顔、キリッと顔の3種。
成型色はティターンズブルーダークブルー、白、黄色、金色、グレー。コトブキヤショップ購入特典は特製フライングベースとPETシート。また、付属のプレゼントコードをゲーム内で使用することにより、アナザーギア一式とアクセサリー、ギア強化アイテムのセットをゲームデータに追加できる。
・第A6弾 小芦 睦海
デザイン:ピラミッド
メカニックデザイン:フヂロウ
2022年8月発売。定価7400円。
成型色は青、ダークブルー、白。アームはクリアブルー。
彼女の立体化により、満を持してバーベナが3人揃い踏みすることになった。
バーベナの中では最も背が高く、シタラよりも若干背が高い。総じて低身長組以上通常素体未満というバランス。
(胴体のボールジョイントは低身長素体組と一緒のサイズだったりする)
ショットギア「キルシュイェーガー」は色分けされており、素組み派にも優しい作りとなっている。また、クロスギア「アストロハンマー」は打突部位にスプリングが仕込まれており、指で押すと沈み込むようになっているため、打突アクションを楽しむことができる。パーツ差し替えにより、トップスギアの攻撃形態も再現可能。表情は通常顔、微笑み顔、照れ顔の3つが付属。
後発のメガミデバイスだけあって色分けは比較的優秀だが、トップスギア(腕部)やボトムスギアの青いラインは塗装が必要なため、筆塗りで部分塗装してやるとより再現度が高くなる。
・第A6.1弾 小芦 睦海【剛毅】
デザイン:ピラミッド
メカニックデザイン:フヂロウ
2023年7月発売。定価8800円。
小芦睦海のエーススーツV版。綾香達と違い首から下の素体は完全新規になっており、例によって体格差が再現されている。
元が優秀なこともあり頭部は通常版と全く同じ。表情はいずれも新規だがこれも通常版と混ぜても違和感がない。
ギアと武器は通常版の色違いだが、SPスキル「ビーストインストール」を再現するクロー型HDMが新規パーツとして付属。爪部分が独立可動する他、爪を収納した状態も差し替えで再現できる。
ゲーム内ではどういう風に装着しているのか分かりにくいが、プラモではグリップを介して手に持つという形になっている。
◆武装神姫
長い時を経て復活したコナミの可動フィギュアブランド武装神姫とのコラボ。
コナミが企画を担当し、ブキヤがプラモでの立体化を担当するという関係である。
第一弾のエーデルワイス以降長らく音沙汰もなかったが、ついに全てのアーキタイプとも言える「天使型アーンヴァル」が現代版にリファインされ発売。
相方となる「悪魔型ストラーフ」も発売日が決定し、予約も開始された。
▷シリーズ・バリエーション一覧
・第B1弾 猟兵型エーデルワイス
デザイナー:島田フミカネ
2019年1月発売。定価6800円。
遠近双方で高い戦闘力を発揮するメガミという設定。
成型色は白、黒、差し色に緑。髪はカーキ色のツインテールで、頭部ティアラは塗装による再現。
背面のサブアームはホーネット同様複数の軸で繋がれており、フレキシブルな可動が可能。
このサブアームの基部が含まれるRランナーはジョイントやアームが豊富に付属する汎用性の高い物で、バレットナイツにも封入されている。
武装はライフル、ブレード4本。
フェイスパーツは通常顔、困り顔、気合い顔の3種。
コトブキヤショップ購入特典は半クリア成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第B2弾 天使型アーンヴァル
デザイナー:島田フミカネ
2022年11月発売。定価9900円。
昨今の「美少女×メカ」立体物の第一号とも言える存在が再設計と改修を重ね満を持して令和に再登場。
最初に試作品の写真が公開されたのが実に発売の7年前で、皇巫スサノヲの倍以上かかっている。これは元々独立した別シリーズとして出す予定で完成していたものを一からメガミデバイスフォーマットに変更したためでもあるらしい。
世界観的には約半世紀前のもののリニューアルとされ、これはオリジナルのリアル発売日の2006年ごろの事と思われる。
成形色は設定どおり白を基調とし、黒と黄色が差し色として入っている。髪はビビッドなイエロー。
武装はシンボルとも言える大型ウィングに、ニンジンエクステンドブースター、長砲身のレーザーライフル、ハンドガン二挺、ライトセイバーx2。
神姫の心臓部であるCSCパーツも付属しており、「バトルロンド」版と「バトルマスターズ」版がそれぞれ付属しているというファンサービスも。*22
ちなみに他のメガミデバイスに取り付けることも可能。
素体はあくまでメガミデバイスと同一だったエーデルワイスと違い、「当時のファンには懐かしく、新しいユーザーには新鮮なメガミ」を目指し
MMSとマシニーカのハイブリッドとも言うべき新構造となっている。
ビス止めの関節部分を再現したモールド、脛の分割構造など「神姫ならでは」の構造が再現されている一方、メガミデバイスのパーツの中でもデリケートだった
肩回りが一新されているなど、懐かしいだけではない新技術も投入されている。
特に股関節周りは神姫とメガミ両方の引き出し機構を融合させた「二重引き出し関節」とも言える構造となっており、I字バランス立ちや180度開脚すら難なく可能。
可動域では間違いなく歴代最高峰を誇るキットと言える。
ただし旧製品の構造を再現した代償と言うべきか、膝関節や股関節は若干力を加えるのが怖い太さのパーツも含まれており、破損しやすいというわけではないが
組み立てやブンドドにはできれば注意したい。
今までにないボーナスパーツとして、コナミの「武装神姫シリーズ」のフィギュアとの互換性を持たせる変換パーツが多数付属している。
これは武装だけでなく、頭部や膝下パーツなども差し替えることが可能で、このキットだけでなくシリーズそのもののコラボレーションでもある。*23
フェイスパーツも当然一新されているが、なんと当時と同じ表情を再現するアイデカールが付属している。
所有している(いた)マスターは最新フォーマットの相棒を作り上げるのも一興だろうか。
ただし余剰のフェイスパーツは入っておらず公式でもタンポなしパーツは付属しないので、元のフェイスパーツに手を加える必要がある。
エーデルワイスは規格が同じなので持っていればそちらを使うことも一応可能。(ただしスキンカラーが若干異なる)
公式およびコナミスタイル購入特典はフライングベース・ネオ用のフロントライン社デザインのPETシート。
なおパーツサイズの都合か箱が大型で、玉藻やすぐみと同サイズ。
・第B2.1弾 天使型アーンヴァル リペイントカラーバージョン
デザイナー:島田フミカネ
2023年9月発売。定価9900円。
2006年当時、いくつかの模型雑誌通販での限定版仕様が存在しており、そのうちの一つを再現したカラバリ。
対極的な黒と赤がメインとなっており、髪色は白と黄の中間のような淡い色。
ただのカラバリではなく、髪型がポニーテールに変更されている。なお元の髪パーツも付属するので同じ髪型にもできる。
瞳の色も青から赤になっており、やや無機物めいたパッケージイラストやダーク系のカラーリングも相俟って闇堕ちしたような印象を受けるが、
フェイスパーツの雰囲気はほぼ同じで、組んでみるとあまり変わらなかったりする。
設定的にもむしろやや感情の発露が強めの個体が多いとされ、機体本体もチューンやアップグレードが施された結果オリジナルよりもスペックが向上しているらしい。
なんだかこいつらみたいである。
フェイスパーツはキリッと、気合、目閉じ笑顔。
公式およびコナミスタイル購入特典はタンポ印刷無しのフェイスパーツ。
もちろん2006年verのアイデカールも付属しているので、是非使ってみよう。
◆フレームアームズ・ガール
ま さ か の 自 社 版 権 美 少 女 プ ラ モ 同 士 で の コ ラ ボ レ ー シ ョ ン 。
FAガールを別フォーマットで立体化したキット自体はハンドスケールという前例があるが、流石にこの形を想像出来たユーザーは少ないだろう。ある意味究極の内輪ネタである。
というよりこのコラボ自体、下記の「バーゼラルド Animation Ver.」を販売するために仕組まれた節がある。
なおメガミデバイス作中でもFAガール及びFAは模型として存在している設定。
相変わらず本家とスピンアウトという関係で、アニメも放映されたらしい。
またFAパーツをメガミバトルに導入しているマスターもいる様子。多分ヘキサギア使ってるやつもいる
▷シリーズ・バリエーション一覧
・第F1弾 バーゼラルド Animation Ver.
デザイナー:島田フミカネ
メカニックデザイナー:柳瀬敬之
2021年5月発売。定価6300円。
販売要望の多かったアニメ仕様のバーゼラルドが待望の立体化。
特徴的な低身長をマシニーカフォーマットで実現させる運びとなった。パッケージイラストもアニメ仕様。
メイン成型色は白、金、黄色、ダークグレー。基本的な仕様はFAガールバーゼラルドの項も参照。
接続軸の違いなどにより設計面ではバーゼラルドと異なる部分もあるが、造形は大差ない。
頭部はバーゼラルドの改良版のゼルフィカール同様後ろ髪に4房の可動軸とアンテナの可動が設けられた仕様で、フェイスパーツはFAガールと互換性がある。
一方首の受けがメガミ規格なためそのまま他メガミに差し替える事も出来る。また武装無しのバージョンも付属。
バックユニットはほぼバーゼラルドの物そのまま。「ほぼ」と書いたのはユニット基部にゼルフィカール同様可動軸が追加されているため。
可動域は概ねマシニーカ準拠だが、デザイン再現の為胸部が専用設計となっており肩甲骨の可動が存在しない。
それでも総合的な可動域は元のバーゼラルドはおろかゼルフィカールも上回り、マシニーカのポテンシャルの高さを味わえる。
他にもバーゼラルド及びゼルフィカールで塗装済みだった胸部パーツを成型色で分割、手首・肩受け部分を一体成型化と、単純にバーゼラルド/ゼルフィカールから洗練されたキットになっている。
メガミデバイスとして見ると、今までモナカ割だった膝関節基部パーツが一体成型になっている所もポイント。
フェイスパーツは正面向き笑顔、左向き通常顔、正面向き驚き顔の3種。
武装はセグメントライフル一式×2。
コトブキヤショップ購入特典は黄色成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
・第F2弾 マジカルバーゼラルド
2022年6月発売。定価7200円。
バーゼラルドの素体にM.S.G「エクスアーマーE」と「アルナイルロッド」を付属させ、魔法少女に仕立てたモデル。なお、このエクスアーマーEとアルナイルロッドはこのキット用のオリジナルカラーである。その他、胸部パーツの一部などがゼルフィカール用のパーツにブラッシュアップされている。
【メガミデバイス M.S.G】
M.S.Gの中でも、特にメガミの改装に特化させたキット群。またの名を「メガミ(M)サポート(S)グッズ(G)」。
その性質上、メガミ以外のキットに用いる事は一切想定されていない。
主に既存のキットを改修する目的で開発され、価格も1000円でおつりがくるように設定されている。
ただし汎用設計の為元キットの配色を完全再現という訳にはいかず、また造形の違いによりキットによっては組み込む際に削ったり軸のカットをしたりしないとうまくハマらないという事もある。
また専用設計となっているアリスギアシリーズには基本的に対応しておらず、組み合わせたいなら加工が必須となる。
カラーリングに関しては複数のパターンがあるため組み合わせる事である程度フォローは出来るが、基本的に中~上級者用のパーツ類。
ちなみにトップスとボトムスを組み込んだBLOCK1素体を、公式側ではBLOCK1.5素体と定義しているらしい。BLOCK2が世に出た暁には彼女ら1.5組が反逆を起こすことになるとかならないとか。
以下ラインナップ。
◆01 トップスセット
スキンカラーA 、スキンカラーB、スキンカラーC、スキンカラーD、ホワイト、ブラックの6種類。定価900円(共通)。
発売月はスキンカラーA、スキンカラーB、ホワイトが2020年12月、ブラック、スキンカラーC、スキンカラーDが2021年7月。
新規設計となったメガミの上半身一式。
従来の物と比べ全体的にダウンサイジングされており(肩のボールジョイントパーツに関しては従来の物も付属)、全て組み込むと肩幅や首の長さが小さくなる。
胸部パーツはS、Mのサイズ違い2つが付属。既存キットとの互換性も健在。
肩のボールジョイントパーツにPOM製の物が追加された事と、ポロリしやすいパーツだった肩甲骨が肩部分と一体成型となっているのは大きなプラスポイントで、ブンドドの際の安定感が圧倒的に増している。
◆02 ボトムスセット
スキンカラーA 、スキンカラーB、スキンカラーC、スキンカラーD、ホワイト、ブラックの6種類。定価900円(共通)。
発売月はホワイト、スキンカラーA、スキンカラーBが2021年2月、ブラック、スキンカラーC、スキンカラーDが2021年8月。
こちらは新規造形の腰部パーツと爪先パーツのセット。
FAガールマテリアと似通った腰部構造であり、組み込む事で腰回りの可動域と肉付きの良さがアップ。
動かし方によっては人体のシルエットが大きく崩れるが、よりダイナミックなポーズをとらせる事が出来る。
爪先は安定感よりも造形美を追求した仕様で、ブーツタイプと素足タイプの二種類が付属。
◆BUSTER DOLL アイデカールセット
BUSTER DOLL発売に合わせて展開されるアイデカールセット。第一弾は「ガンナー」用であり発売も同じく24年1月予定。
これまでFAガールやメガミといったガールキットのアイデカールはホビージャパンから出ていたが、メガミMSG名義で出るのはこれが初。
タンポ印刷は従来通り3パーツに施されはするのだが、BUSTER DOLLシリーズはメガミでは初の試みとして標準で無彩色のっぺりフェイスが3個付属するので、これを使ってガンナーの表情を増やしたりアイカラーを変えたりすることができる。
(逆に従来のメガミと違い、標準でアイデカールが付属しない)
また、のっぺりフェイス用ということで口のデカールも付いてくる。
◆03 フェイスセット(朱羅用)
ありそうで(コトブキヤ特典以外では)なかった無彩色フェイスパーツの詰め合わせ。2024年2月発売予定。
朱羅用の「既存表情の無塗装フェイス」6つ、「(口の造形がない)のっぺりフェイス」3つ、そしてBLOCK2用コアアダプタパーツ2種の詰め合わせで、スキンカラーA、C、D(各1200円)の3種類が発売される。
BLOCK2用コアアダプタパーツはBUSTER DOLLの頭部(髪)に朱羅シリーズのフェイスパーツを取り付けられるというもので、本キットのフェイスパーツは勿論のこと、お手持ちの朱羅・皇巫シリーズのフェイスパーツを付けることもできる。
ただし、スキンカラーBは対応する朱羅が無いためかラインナップされていない。
◆04 フェイスセット(Chaos & Pretty用)
こちらはカオプリシリーズ用のフェイス詰め合わせ。2024年2月発売予定。
スキンカラーはA(マジカルガール、ウィッチ、グランマ、クイーンオブハート)、B(赤ずきん)、C(アリス)となっている。
こちらもカオプリに居ないスキンカラーDはラインナップされていない。
なお朱羅用もそうだが、BUSTER DOLL以降のコアアダプタは共通化される予定になってはいるものの、これを使うことで隙間や干渉が出る可能性は0ではないとのこと。
あくまで改造のベースパーツとして楽しんでほしいそうだ。
【番外】
コトブキヤが展開する版権キャラクタープラモの内、メガミデバイスとの互換性を打ち出している物を以下に記述していく。
あくまでキャラクタープラモであり、メガミデバイスとは別カテゴリの商品である事には留意(メガミデバイス M.S.Gにも対応していない)。
◇ジェネ (ステライノセントVer.)
デザイナー:Nidy-2D-
2019年12月発売。定価6000円。
スマホゲーム「ファンタシースターオンライン2 es」の人気キャラジェネを、ゲーム前半の衣装「ステライノセント」を纏った状態でプラモ化したもの。
メガミとは頭部、四肢との互換性を有している他、デザイナーが同じ朱羅とはフェイスパーツも自由に入れ替える事が出来る。
成型色は白、黒、ライトグリーン。
パッケージからして既に色気ありまくりであり、FAガールマテリアとはまた別ベクトルでレジに持ってくのに勇気がいるかもしれない。
元のデザインを知ってる人はすぐわかるが、朱羅以上に立派なものをお持ちである。
成型色は白、黒、差し色に緑。頭部の一房だけ緑色な髪の毛は塗装済みパーツで再現。
特徴的な巨乳に至ってはパーツ8つ・色分けは3色といった『どこに力入れてんだ!?』な有様である。
お尻はまさかの別パーツ構造で、下からみると一瞬「はいてない」ように見せるという大胆さ。しかし「二重のお尻」のような構造にも見えるため、足を動かすとちょっと不自然な造形になるのは気になるところかも。
このため、某大手掲示板では塗装などで不自然さをなくすような工夫を凝らし、実践したモデラ―が多数いる。詳細は各自検索で。
元の時点で細やかな配色となっている為パチ組だと結構な部分の色分けが足りない。元々プラモ化を想定していないデザインの為ある程度は仕方ない部分もあるが。
またスカートは完全固定であり足を動かせる範囲はかなり狭く、女の子座りもできない。
一応背中のマント状のパーツは外せるが。
武装は「フォシルトリクス」。本体同様元の造形、配色が複雑すぎるために、部分塗装をしないと見栄えは少々悪い。
フェイスパーツは通常左向き、右向き笑顔、ウインクの3種。
コトブキヤショップ購入特典はピンク成型の髪パーツとタンポ印刷無しのフェイスパーツ3つ。
◇ジェネ (ステラティアーズVer.)
デザイナー:Nidy-2D-
2020年6月発売。定価6000円。
上記ジェネの派生キットであり、ゲーム後半の衣装「ステラティアーズ」を纏う。
わざわざ「ステライノセントVer.」と表記されていた事もあって、本キットの販売は多くのユーザーから予想されていた。まあコトブキヤがアレだけで終わる訳もないし。
成型色はステライノセントと変わらず白、黒、ライトグリーン。
ただでさえ色気が凄かったステライノセントVer.から、更に布面積が減って痴女感が天元突破。スカートが短くなった事で可動域も広がっている。
胸部肌パーツの分割が中々凄まじい事になっており、一見の価値あり。実は髪の造形も若干変更されている。
一方で基本的な仕様や構造自体はステライノセントからそれほど変わっておらず、メガミとの互換性も健在。あと色が足りないのも同じ
また、右胸の肌色と服の境目は複雑な曲面という事もあってか、僅かな隙間ができやすい個体が多いとの報告がある。肌だった個所が元々黒系であるステライノセントではごまかせたが、ティアーズではそうもいかなかったようだ。
武装は赤メインにカラーリングが変更された「フォシルバウアー」。
フェイスパーツは微笑み顔、哀しみ顔、あわわ顔の3種。
更にピースサインのハンドパーツが追加で付属。ステライノセントのウインク顔と合わせれば2周年記念イラストでのポーズを再現できる。
コトブキヤショップ購入特典はフォシルトリクスの成型色をホワイトと無色クリアに変更した「フォシルトリクス モデラーズカラー」。
ちなみにこのステラティアーズの衣装、キャラクターデザイン初期案の時点で着用していた物なのだが、あんまりにも痴女すぎるので「いきなりこれはどうなん?」と突っ込まれ改めてステライノセントが描き下ろされたと言われている。
真偽のほどは不明だが、少なくともデザイン的な意味ではこちらの方が先に生まれているのは確か。
当然ながら両Verとも多くの店舗でほぼ瞬殺状態である。やはり胸か、胸なのか。
【その他】
プラキットではない純然たるフィギュアとしての立体品について述べる。
立体物でないアイテムとしてはアクリルフィギュアやスマホケースなどの雑貨が存在する。
◇完成品フィギュア 2/1 朱羅 忍者
2023年1月発売。定価25000円。
忍者がまさかの業界初(?)・スケール2倍で完成品フィギュア化。
スケール拡大にあたって新規ディテールが追加されているほか、巧みなポージングによってスタンドに立てて飾ってもよし、付属のクッションに寝かせて飾ってもよしの非常に素晴らしいデザインとなっている。
また、交換パーツのダメージ顔や破れたタイツ足に交換することで、くっ殺感あふれるシチュエーションにして楽しむことも可能。ともすればR18指定を食らいそうなものだが、このフィギュアは別に裸であったり、キャストオフできるわけではない。よって特に年齢指定がないので実際健全、いいね? アッハイ
◇完成品フィギュア 2/1 朱羅 弓兵
2023年5月発売。定価28000円。
忍者に続くスケール2倍フィギュアシリーズ。忍者より大きな胸部装甲と腋を強調し、笑顔を浮かべているのが特徴。挑発的な笑顔も相まって忍者よりもR-18感が高まっているような印象を受けるものの、裸ではないのでKENZEN。忍者同様に付属のクッションに寝かせて飾ることも出来、ダメージ状態のタイツ足も付属する。
余談
- FAガールとメガミの企画が同時に通った(らしい)のは前述した通りだが、後に鳥Pがぶっちゃけたところによるとメガミの企画が採用された意図は「FAガールがコケた時の為の保険」。
そのどちらもブキヤを代表する人気コンテンツとなっている事は嬉しい誤算だろうか。
- マシニーカ素体自体はブキヤではなく浅井氏がライセンスを習得している物でメガミデバイス限定の構造という訳ではなく、グッドスマイルカンパニーの「チトセリウム」、アルファマックスの「ダークアドヴェント」と他社の商品でも採用されている。
ユーザー側の目線で言えば完全ではないにせよこれらとも互換性があるので改造時に融通が利きやすい。
- WISMから素体のランナーを流用していると言っても流石に全てのパーツが使われているわけではなく、キットごとに様々な部位の素体余剰パーツが発生する。リデコ製品なら武装パーツのランナーも流用するので当然リデコ元のみに存在するパーツが余る。
特にエーデルワイスはカラーリング再現の都合胴体可動部を構成するパーツが含まれるCランナーが2枚封入されている為、それまでのシリーズをすべて購入していれば余剰パーツだけで胴体を一つ練成できたりする。もちろんメガミM.S.Gを用いても良い。
- 実際の商品展開と時代設定は連動しており、2016年の初リリース時は30年後の設定で2046年でスタートしたが、2020年からは2050年代に突入している。
- バレットナイツランサーあたりまでは、発売直前に公式ブログにて鳥P直々のパチ組レビューが掲載されていた。いずれも非常に愛と遊び心
とネタ溢れる記事となっており、これを見て購入を決めたユーザーも多いのではないだろうか。
- 素体原型師とプロデューサーが同じ、近未来のバトルホビーという世界観設定等、コラボしたという事を抜きにしても武装神姫とは共通する要素が多く、メガミを神姫の精神的続編と捉えているユーザーは多い。
加えて第1、2弾のデザイナー、Web漫画の作者が同じであり、以降の商品にも神姫に参加していたデザイナーがちょくちょく関わっている辺り、製作者側も分かってやっていると思われる。というかウルトラ寿メガミクスの内容がまんまヒブソウs(略
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- 出来たのか…作成乙です。個人的にこれは恐るべき沼の入り口だと思うのだわ… -- 名無しさん (2019-07-27 20:45:16)
- FA:Gの項目に引き続き冒頭に荒熊のセリフが…全く同じネタがかぶるのは流石にクドいような気がするんだが、消してもいいかな?それとも気にしすぎかな? -- 名無しさん (2019-07-28 21:23:11)
- ぶっちゃけなくても問題ないとは思うよ>荒熊ネタ 後ガレキについてはコトブキヤ直営店で販売した奴については記載してもいいかなと考えてる 俺は持ってないから誰かの追記修正を頼ることになるけど -- 項目作成者 (2019-07-28 21:30:21)
- ウィッチの装備は、ネウロイ狩る方のウィッチと同じだと思えば違和感は無い…か? -- 名無しさん (2019-07-28 22:18:39)
- どうでも良いけど個人的にはこれの入門には朱羅がおすすめだぞ!女の子自体はみんなかわいいので好みで良いけど、武装の見映えやブロックトイ的なプレイバリュー考えると一番楽しいメガミだと思う。パーツ構成も素直で組みやすいし破損しやすいポイントもほぼ無いのがベネ -- 名無しさん (2019-08-05 21:55:19)
- ありゃ。「荒熊ネタ消していい?」って聞いただけで誰かが消しちゃったか。提案者としては一週間くらい様子を見ようかと思ってたのだけど…とりあえず反対も無いみたいだからこのままで。 -- 名無しさん (2019-08-07 23:46:45)
- 問題のある記述を削除するにしても、必ず相談所にて報告を行った上で、最低でも24時間様子を見てから行って下さい。 -- 名無しさん (2019-08-11 09:11:34)
- じゃあ改めて問題提起するけど、冒頭の荒熊ネタはどうしようか?個人的な感想としては、(2019-07-28 21:23:11)が言っているように同じネタが被るとくどいから別のネタに差し替えるか、それが出来ないなら削除すればいいと考えてるけども -- 名無しさん (2019-08-11 11:51:05)
- ↑2 24時間以上待つのはいいとして、コメント欄の議論だけで結論が出るなら必ずしも相談所に報告する必要はないんでないの?「編集時のルール」にある禁止事項の「コメント欄での相談や相談所での報告無しでの内容の大規模な書き換えや削除」というのは”必ず相談所に持ち込め”って要旨ではないのだから。コメントの流れが早くて議論自体ができないとか、その場で意見が分かれて収拾がつかない場合や後々になってコメント欄での結論に疑問が出たとかなら相談所行きが妥当だろうけど。あと、荒熊ネタの是非については個人的には「消す」方向に一票。理由は最初に述べた通り。他のネタ入れたければ後で入れられるわけだし。 -- 最初に消していいか聞いたユーザー (2019-08-11 20:12:38)
- いらない -- 名無しさん (2019-08-12 00:04:30)
- 問題ある「コメント」の削除は一日待つべきとは聞いてるが、問題ある「本文」も問題提起してから24時間待てなんて初めて聞いたし律儀にそんな事してる人見た事無いぞ。俺は不要派。メガミに関係無いし別にメガミの可動がガンプラを愚弄するようなコメントを載せておく必要もないと思う -- 名無しさん (2019-08-14 00:05:48)
- 改めて、↑3の言うように「コメント欄での相談や相談所での報告無しでの内容の大規模な書き換えや削除」には抵触しない、逆に「関係ない項目に関係ないネタを入れる」に抵触するネタである、そして問題提起から24時間以上経過している事から荒熊ネタ部分を削除します -- 名無しさん (2019-08-14 00:12:35)
- 特徴のフレームアームズ・ガールと似通ってしまっている記述を編集、また未発売であるエヴァンゲリオンについての記述を非表示に変更しました -- 名無しさん (2019-08-14 09:24:22)
- ……で、編集してから思ったんだが、「まだ発売どころか情報が公開されただけで素性が一切不明なキット」について記述するのはアリなんだろうか?実のところエヴァを非表示にしたのは他のブキヤキット項目で発売一週間後に追記修正されるからそれに慣例的にしたがっただけなんだ -- 名無しさん (2019-08-14 09:52:29)
- キットの存在を書くこと自体は発表(例えば公式サイトへの掲載)後一週間経ってれば問題ないと思う。内容についても公表されてる部分は書いて問題ないはず。キットを購入しないと分からない部分は発売後一週間経過を待つのが無難…ってところだと思う。 -- 名無しさん (2019-08-16 21:42:46)
- ↑意見ありがとう でもネタバレ禁止ルール見てみたら「商品は発売してから一週間後」ってあるからやっぱ書かないか簡易的な記述に留めた方がいいんじゃと思うのよね 後個人的には仕様から何から何までわかってから一気に追記する方が編集回数が減って楽というのもある -- 名無しさん (2019-08-16 22:42:57)
- 朱羅の影衣がコトブキヤオンラインショップで瞬殺だった時は何かの間違いかと思った。平日の13時からの予約受付開始だったのに。仕事や学校はどうしたの? -- 名無しさん (2019-08-17 08:09:34)
- ↑その日に休み取るとか職場が定休日だとかそうでなくても携帯からポチれたりとかしたんじゃないの -- 名無しさん (2019-08-17 09:52:00)
- 12時ジャストから開始だったよ 予約して夜勤に備えるつもりだったからログインしようと思ったら3分前くらいからページの挙動おかしくなっていてな…運良く初版を購入出来たが12時10分頃には某掲示板メガミスレで阿鼻叫喚となり果てていた。以後楓さんぐらいまで瞬殺はせずともページ重いのが続いた -- 名無しさん (2019-08-17 15:45:37)
- 今では生産ラインが強化されたのか、少なくとも新作が瞬殺される事は無くなってるけど、昔は本当に予約するのが大変だった。 -- 名無しさん (2019-08-17 22:14:22)
- 朱羅…特に無印弓兵と限定版の影衣がおかしかっただけで他は余裕もって予約できたと思ったけどな、朱羅の爆発力は本当にすごかった -- 名無しさん (2019-08-18 01:13:31)
- 肌色素体だしてくんねえかな… -- 名無しさん (2019-09-07 22:14:22)
- シタラの近接武器はビームソードではなくランスですよ。あとギアのランナーを見てみるとスイッチの位置が興味深いかも。ガネーシャ立体化の可能性が…? -- 名無しさん (2019-11-04 08:28:39)
- ↑情報ありがとう、やっぱ手元にないキットはどうしても不備が出やすいね…… ガネーシャ立体化とか正気なん?アレ確か再現しようとしたら五ケタ円いく代物じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2019-11-04 17:58:01)
- ↑狂気の企画が通るかもしれない(ガネーシャ企画中)気合い入れてたガネーシャディーラーの皆様に直撃する所業に浅井さんも鳥P罵倒しまくりで会場大爆笑 -- 名無しさん (2019-12-24 14:31:54)
- スサノオとアマテラスはいつになるかのう -- 名無しさん (2020-01-20 23:25:20)
- アリスギアばっかじゃなくて本流のメガミもやってほしいなあ(切実) -- 名無しさん (2020-01-30 00:34:50)
- ジェネの衣装、メディアへの公開やゲームでの実装はステライノセントの方が先で少し(2〜3ヶ月位)後にステラティアーズへ変更されたんだよなぁ…なお現在の衣装は至極真っ当なデザインな模様 -- 名無しさん (2020-01-30 00:38:45)
- ジェネちゃんステラティアーズバージョン出ましたね…ちなみにストーリーの最後の最後にまたステライノセント着てくれるよ、良い笑顔のチップも貰える、所でステラメモリーズとステラヘレシーは出ますかね?(ワガママ) -- 名無しさん (2020-02-21 21:26:12)
- メモリーズはフィギュアで出したし構造的に可動が絶望的だけどヘレシーはワンちゃんあるかも…? -- 名無しさん (2020-07-01 23:44:11)
- ジェネは偶に中古の未組み立て品を見るがティアーズの方がイノセントの1.25〜1.5倍位のお値段する -- 名無しさん (2021-07-11 00:18:01)
- スサノヲのとこ、まだ書いちゃダメなのかな? -- 名無しさん (2022-06-27 21:26:00)
- 気になるなら書いていいと思うよ!みんながみんなキット持ってて書けるわけじゃないだろうし、加筆してくれるとみんな助かるんじゃないかしら! -- 名無しさん (2022-06-27 22:27:12)
- と言う事で復元&加筆。赤ずきんの方は持ってないので持ってる方いたらぜひ -- 名無しさん (2022-06-28 11:09:08)
#comment
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*1 元コナミ社員で武装神姫のプロデューサーを務めた事で知られる*2 武装神姫で使用された「MMS素体」の生みの親であり、figmaにも関わった可動フィギュア制作の第一人者
*3 これらの事情もあって、メガミデバイスはコトブキヤ、浅井氏、鳥P(2021年9月まではランペイジ)の三者が版権を管理する少々特殊なコンテンツでもある
*4 厳密に言うとイナバウアーは足の技であり、荒川静香がやった上体を反らす動作は含まれないのだが
*5 主に初期の物。SOLラプター発売以降はフルアーマーモードを基準とした状態からのバリエーションキットも増えている。
*6 デザイナーのイセ川ヤスタカ氏が提示した表情案及び記載されていたコメントがそのまま採用されたもの。鳥P曰く「意味不明に面白かったから」との事。
*7 最近はガンプラにも水転写デカールを採用するケースが増えている
*8 コトブキヤ社員の野内秀彦氏と青木将利氏。メガミデバイスにおいてはそれぞれ企画と設計開発を担当している。
*9 しかも平日の昼間の出来事である
*10 2010年ごろのコトブキヤプラモの海外イベント限定販売品は直営店で手に入れる機会もあったが近年は国内販売されないこともあり、M.S.GのクリムゾンガーディアンやFAガールの紅白カラーのバーゼラルドなどは国内未販売になっておりそれらと同じ扱いになる可能性があった
*11 九尾の髪や忍者刀を構成するランナーが入っていない
*12 弓兵武装用、弓兵素体用、九尾武装用、九尾素体用
*13 デザインはそれぞれで異なる
*14 情報初公開時のパネルでBULLET KNIGHTS EXと紹介されていた
*15 但し砲身パーツは付属しない
*16 前述の通り、キャラデザのパセリ氏が武装デザインをしている訳ではないためと思われる
*17 一応「たくさん作る時」専用の方法として紹介されてはいる。また手首ジョイントのゲートが切り出しやすくなっている
*18 逆に言うとパチ組でもほぼパッケージ通りの仕上がりになる。スカートの白ラインは塗装が必要だが
*19 その都合Nランナーがクリアブルー、クリアレッドの二種類封入されている為、クリアレッドのアームとクリアブルーの刀身が余剰パーツとして手に入る
*20 パッケージ自体はストライクラプターの方が僅かに大きかったりするが
*21 フレームアームズやヘキサギアでは5000円を超えたあたりから大判パッケージになる
*22 あくまで再現するためのパーツで、CSCの上に胸部装甲がある造りというわけではない
*23 ただし厳密に擦り合わせをしたわけではなく、ユーザー側で調整する事が前提
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