登録日:2013/05/28 Tue 17:31:40
更新日:2023/10/10 Tue 11:01:16NEW!
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恐竜! プラス人間!
億千年の時を越え、地球を守るために今!
史上最強のブレイブチームが誕生したァ!
聞いて驚けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
画像出典:獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ39『せいぞろい! 10だいキョウリュウパワー』より、(2013年12月1日放送)
©テレビ朝日・東映・東映AG
獣電戦隊キョウリュウジャーとは、東映制作の特撮、スーパー戦隊シリーズの第37作品目。
ニチアサキッズタイムの中のスーパーヒーロータイム内で2013年2月17日から2014年2月9日まで放送。
【概要】
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』、『爆竜戦隊アバレンジャー』に次ぐ3番目の恐竜モチーフの戦隊(ただし当て字としては“強き竜の者”)。
約10年ごとに恐竜ものになっている。
前作『特命戦隊ゴーバスターズ』がシリアスかつ挑戦的な作風だったのに対し、こちらは極めて王道な作風の戦隊だが、
『電撃戦隊チェンジマン』以来の初期メンバーに黄色がいない戦隊で、メンバーの色も赤、黒、青、緑、桃とシリーズ初の組み合わせで、更に初期メンバーで黒と緑が共存するのも『炎神戦隊ゴーオンジャー』以来、
更に歴代2人目(実質3人目)の紫や、シアン(水色)やグレー(灰色)などの今までに無い色の戦士も登場する等、新基軸も積極的に盛り込まれている。
また、前々作『海賊戦隊ゴーカイジャー』に勝るとも劣らない歴代戦隊のネタを盛り込んだお祭り要素も見所。
世界各国から集まった戦士(幽霊含む)、ダンスで戦うのは『バトルフィーバーJ』のオマージュである。
メインライターには『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』『仮面ライダーW』でお馴染みの三条陸。
三条氏は当初、バクレツキョウリュウジンまで書ききろうとしたがやがてインタビューで全シナリオを一人で書き上げると宣言、映画およびVS戦隊シリーズで見事達成。戦隊シリーズのメインライターが全話の脚本を執筆したのは、現在に至るまで本作が唯一である。三条さん無理すんな
メイン監督にはパワーレンジャーシリーズで長年に渡って活躍し続けた坂本浩一が就任。トランポリンやワイヤーを駆使した大胆なアクションや自重しない爆破シーンといった氏の作風が存分に発揮されている。
ナレーション&劇中登場アイテムの声には、アドリブ大王こと千葉繁を起用。
予告では案の定、高齢とは思えないハイテンション声を披露、視聴者の笑いをかっさらった。
ちなみに千葉氏は昔、声優大暴走と名高いCGアニメで、紫色の恐竜を演じていた。
…と思ったら紫の戦士として番組内に登場した。まいったぜ。
また、敵キャラクターのキャンデリラ役を担当した戸松遥は彼女の人間態を自身が演じたなど、出演声優の顔出し出演も多かった。
その王道かつ明瞭で勢いのあるブレイブな作風とストーリーに、三条氏らしい緻密に作り込まれた脚本と設定、そして個性豊かで魅力的なキャラクターの数々から、老若男女問わず幅広い支持を獲得しスーパー戦隊シリーズの中でも非常にファンが多く人気が根強い作品である。詳細は後述するがゲーム会社からのコラボ要請で5年後に突発的に番外エピソードが作られたり、韓国ではそのあまりの人気から続編が制作されたりと、国内だけではなく海外人気も凄まじい。
三条氏が全編を手掛けただけあって、全体的に少年漫画的な色合いが強い作風なのが本作の特徴の一つで、その為にスーパー戦隊初心者でも入りやすく、本作からスーパー戦隊シリーズに入ったという人も実際に多かった模様。
さらにその人気から様々なブレイブな記録を打ち立てており、玩具の売上に関しては総合売上144億円というとんでもない業績を記録。2000年以降の戦隊シリーズの中では売上第1位となり、歴代シリーズの中でも『超力戦隊オーレンジャー』に次いでシリーズ第2位の売上額となった。特になりきり玩具のガブリボルバーは前年比で数量3倍、売上額4倍の大ヒットだったらしく、第3四半期までの売上で前作ゴーバスターズの総合売上を越えるという結果になっている。
「47戦隊47都道府県」では福井県を担当。
作中やEDでも登場した、恐竜博物館が有名であるからと思われる。
【あらすじ】
遥かな太古―― 宇宙より飛来した暗黒種“デーボス”。
“恐竜”たちは、賢神・トリンに機械の体を与えられ “獣電竜”となって立ち向かい、デーボスの魂を凍結し海に沈めた。
そして時は流れ…
現代―― デーボスの身体の破片から部下たちが復活。 デーボス完全復活のため、人類への襲撃を開始した!
地球最大の危機を救うため、5人の勇者が集結。 恐竜の魂が宿る“獣電池”を駆使し、獣電竜とともにデーボスに立ち向かう!
(公式サイトより引用)
【登場人物】
■キョウリュウジャーサイド
獣電竜に選ばれて共に戦う戦士たちとその仲間たち。
戦隊としては1話で結成したものの、当初はキング以外は戦隊メンバーにもそれぞれの事情で正体を隠しているという歴代でも珍しいドライな戦隊だった。
しかし、キングの頑張りで一人また一人と腹を割って理解し合うことで、やがて本当の仲間になっていった。
歴史上定期的にデーボス軍は復活しており、その度にトリンがキョウリュウジャーとなれる人間を選出していたので、過去にもキョウリュウジャーは複数人存在していたのだが、「戦隊」として成立したのはダイゴたちの代が初のことである。
後述のスピリットレンジャーたちの生前を考えると、単に地理的にも時代的にも集まれる範囲にいなかったのもあるだろうが、番組後半において空蝉丸が「ガブリチェンジャーを1つ作るだけでもトリンが命を削らねばならなかった」と語っているため、恐らくドクター・ウルシェード参入までは候補者が複数いても変身アイテムを1つしか用意出来ず、戦隊など組みようがなかったのだと思われる。
本作のテーマの一つとしては「強い戦隊」というのがあり、本作の戦隊のメンバーはトリンと恐竜達が試練によって見出だしたメンバーというだけあってとにかく全体的に強い。主人公のキングがピックアップされがちだが、他のメンバーも戦闘員程度なら生身でしかも素手であしらい、並みの怪人なら真正面からの直接戦闘なら苦もなく圧倒できるような面子ばかりである。
そして、スピリットレンジャーを初めとする番外戦士達もとにかく強い。メンバーが全員揃った時の安心感は半端なく、そういった主人公チームの頼もしさと爽快感も本作の魅力である。
特に本作は最終的な戦士の数が10人と、キュウレンジャーまでは最多の戦士数だったのだが、終盤に10人揃って名乗りをやる場面は圧巻の一言である。
〇主要メンバー
- [[桐生ダイゴ/キョウリュウレッド>キョウリュウレッド/桐生ダイゴ]]
演:竜星涼
ガブティラに選ばれた『牙の勇者』。年齢20歳。
天然かつ真っ直ぐな性格で、仇名は『キング』。
海外で旅をしていたところ、デーボス軍とガブティラに遭遇した事で、これが行方不明となった父の言っていた「竜の道」だと確信し、ガブティラの試練を越えてキョウリュウレッドになった。
ちなみにキングとは自称だけでなく、彼のブレイブな行動に感服した者達から自然とそう呼ばれてきたので本人も自称するようになった。
最初は「(キングと)呼ばない!」と言っていたメンバーも、どこまでもまっすぐなダイゴの行動に心を動かされ、彼をキングと呼んでいる。
行方不明の父を捜しており、父から貰った琥珀のペンダントを大切にしている。
状況に応じて武器および獣電池を使い分ける万能型だが、基本的には拳で戦うパワーファイター。父譲りの鉄拳『岩烈パンチ』は文字通り岩をも砕き、ガブティラファング装着時には『ガブティラ岩烈パンチ』に強化される。
キメ台詞は「荒ぁれぇるぅぜぇ~!止めてみなァ!」、「俺たちは戦隊だ!」
カーニバル登場回では、お母さま方のために無駄に脱いだ。さらに女装した回もあったが全く違和感が無かった。
- イアン・ヨークランド/キョウリュウブラック
演:斉藤秀翼
パラサガンに選ばれた『弾丸の勇者』。年齢23歳。
捻くれ者でキザで女好きのナンパ野郎、と誤解を受けやすいが、あまり表に出さないだけで実際は仲間思いで少し…いや、かなり天然ボケ。
本職は考古学者で、炎神戦隊のかっこよすぎる人に似たトレジャーハンターの友人と世界を渡っていたが、その友人をデーボス軍に殺され、復讐の為にキョウリュウジャーに参加した。
ガブリボルバーやパラサショットを用いた射撃の名手。当初は狙いを定めることにあるトラウマがあったが、キングのお陰で克服する。
キメ台詞は「(チュッ)荒れるぞ!…止めてみやがれ!!」
- 有働ノブハル/キョウリュウブルー
演:金城大和
ステゴッチに選ばれた『鎧の勇者』。
メンバー内では最年長の32歳で、年配らしいおおらかな性格。
ゴーバスターズとの共演時には同じくアラサーブルーであるリュウジと意気投合していた。
愛称は『ノッさん』で(ダイゴ命名)、メンバーはおろかトリンにもこう呼ばれている。
以前は一流商社に勤めるサラリーマンだったが、義弟が事故で亡くなったことを受け、『なんでも屋まるふく』を継いで妹とその娘(ノブハルから見て姪)を養っている。家族への愛情は強くキョウリュウジャーになったのも家族を守る事と、人の役に立つというかつての友人との約束の為である。ちなみに初期設定では45歳妻子持ちの予定だった。
ダジャレが趣味なのだが、死んだ義弟以外は彼のセンスを理解できないらしく、言うたびに全員を呆れさせている。
ちなみに妹夫婦は、それぞれ特捜戦隊の黄色いエスパーとリ・イマジネーション世界で天の堂に入り総てを司る男に似ている。
戦闘時はステゴシールドで敵の攻撃を受け止めつつ『ノブハルボンバー』『ノブハル・ストーンシュート』などのプロレス技や怪力技で投げ返す。獣電池『イゲラノドン』とセットでダジャレを相手にぶつけたり、『プクプトル』で風船になったりボールになったりするぞ!
最近では決闘者に転身し、レジスタンスに身を置いているらしい。
キメ台詞は「荒れちゃうよぉ~!止めてミロのヴィーナス!」
戦隊で髭が生えた戦士は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のゲキチョッパー以来であり、初期メンバーとするのならば初だったりである。髪型を整えれば演者はイケメン。
- 立風館ソウジ/キョウリュウグリーン
演:塩野瑛久
ザクトルに選ばれた『斬撃の勇者』。
霧咲高等学校に通う高校生でメンバー最年少の16歳。古来より伝わる剣術『無双剣』を守る道場の息子。
元々は道場の一人息子として『無双剣』を継承するという使命感と、自身が編み出した昔気質な父が認めない我流の剣術の間で葛藤し、キョウリュウジャーにも半ば自身の剣術を試す為に入った。
今作のクール枠で人見知りが激しい性格だったが、メンバーとの交流で徐々に軟化。
母とのことで軋轢があった父ともやがて和解し、尊敬する父と自分の力を組み合わせた新たな剣術『斬撃無双剣』を会得した。
戦闘時もガブリカリバーやザクトルスラッシャーによる斬撃技を使い、終盤はトリンからフェザーソードと『最強剣・トリニティストレイザー』を伝授された。
校内では剣道部所属のモテモテくんだが、恋愛に関してはかなりの朴念仁。その為か結構酷いことをしたり言ったりする。ある意味ダイゴに匹敵する主人公気質のキャラである。ちなみにクリームソーダ愛好家。
あと、唯一OV「帰ってきた~」の時期(100年後)でも生存している描写があった。
ちなみに両親は過去に二回世界を救ってたりする。
また本作から3年後、ある舞台で独眼竜と化し世界の破壊者顔の小十郎を従え、ゴーブルー顔の光秀やはぐれ外道顔の信長、松ぼっくりライダー顔の武将と対峙したそうな。
キメ台詞は「荒れるよ?止めてみれば!?」
- アミィ結月/キョウリュウピンク
演:今野鮎莉
ドリケラに選ばれた『角の勇者』。年齢19歳。
アメリカからの留学生で名家のお嬢様。現在は大学に通いながら喫茶店でバイト中。
明るく陽気な性格だが、お嬢様らしからぬお転婆な暴れん坊でややがさつな面もあり、当初はキョウリュウジャーであることを執事のジェントルにばれるのを恐れていた。
とはいえ基本的には温和な為、キングと同じくギスギスした空気を治める立場に回ることも多い。何気にソウジ、ウッチー、キングとカップルフラグを立てることも…。
戦闘時は蹴り技やドリケランスでとことん攻めて攻めて攻めまくる主義だが、獣電池『スティメロ』で相手をメロメロにしちゃうこともある。
監督によっては、やたらと生足やハイキックシーン、果ては足の指でリモコンを操作するといった女子力の低さをこれでもかと映される。
だが、このようなことは縛った縄を足で解くといった非常時に役立てるのである意味すごい人だとも思うことができる。
ちなみにリモコンで出した番組表はタイトル名がパロディネタ満載だった。
キメ台詞は「荒れるわよぉ~!止めてみなさぁい!」
- 空蝉丸/キョウリュウゴールド
演:
プテラゴードンに選ばれた『雷鳴の勇者』。年齢は(数え年で)29歳。
一人称は「拙者」、語尾は「ござる」だが、本人は意外にノリが良く結構ナウい言葉も使いたがる*1。愛称は『ウッチー』。
戦国時代にある主君に仕えて武士として活躍していたが、正義感に溢れた性格からデーボス軍と戦っていた事からキョウリュウジャーに選ばれた。ドゴルドの鎧に封印され操られていたところをダイゴ達が救出。そのまま現代のキョウリュウジャーに加わった。
最初はかつて共に戦ったトリンが疑念を抱くほど、ダイゴ達の実力を認めないポーズを取っていたが、それはドゴルドに利用されていたことの自責の念と、かつてデーボス軍との戦いで死なせてしまった主君とダイゴが瓜二つだった事から来ており、厳しい態度を取った後は「言い過ぎた…」と人知れず落ち込んでいた萌キャラ。アミィにその現場を見られそのフォローもあってキョウリュウジャーと互いに打ち解ける。
実際の性格は人懐っこく、かなりのお人よしで家庭的。アミィに薦められて食べたアイスが好物。
クールな初登場の翌週に人の良さを発揮し、視聴者の腹筋を盛大にぶち壊した。
現在の格好はアミィに見繕ってもらったもの。正直結構目立つ。
現代には割と適応しているが、モンペ(モンスターペアレント)のような戦国時代にはない価値観にショックを受けることもそしてメンバー随一の女子力を発揮する時も。「アミィや弥生すら凌ぐ、キョウリュウジャーの真のヒロイン」と評されることもしばしば
長剣・ザンダーサンダーによる剣技はソウジ以上の腕前で、戦国時代にデーボス軍と戦っていた武士だけあって、格闘も射撃も基本現代人のメンバーを上回る。ゴセイナイトやデカマスターほどではないが、他のメンバーに比べて能力値は高く設定されている。
中盤以降は鉄砕の修行などもあって、他のメンバーが成長したことで能力値の差はそこまで無くなったが、それでも終盤に至るまで他のメンバーをフォローする形で活躍する事も多く、スーパー戦隊シリーズの追加戦士にありがちな所謂「弱体化」は一切せずに最後まで一貫して頼もしい追加戦士のままだった。
必殺技は空気中の静電気を刃に集めて縦一文字に斬り裂く『奥義・雷電残光』。
キメ台詞は「天怒りて、悪を斬る!」「荒れるでござる!止めてみよ!」
〇その他のメンバー
- [[賢神トリン>キョウリュウシルバー/賢神トリン]]/初代キョウリュウシルバー
CV:森川智之
キョウリュウジャーの指揮官的存在であり、見た目は青い鳥人。
本人曰く地球の化身のような存在であるらしく、1億年の長きに渡って獣電竜やキョウリュウジャーと共にデーボス軍と戦い続けてきた。指を鳴らして「ブレイブだ!」というのが口癖。キメ台詞は「とてつもなくブレイブだ!」「ブレイブ、ここに極まれり!」。
実直だが割とギャグもわかる鳥さん。アミィの読んでた漫画やDVDにハマったりするなど、結構俗っぽい一面も。
かつて恐竜を獣電竜に変えて獣電池を作り出した張本人であり、デーボス軍の出現を感知すると長い白い髭がなびくなど様々な能力を持つ。その実力はかなりのもので手から光弾を撃てる他、両刃剣・フェザーエッジによる高い剣術も持つが、かつてデーボス軍との戦いの際に受けた傷の後遺症で長時間戦えない身体になっており、力を使いすぎると背中の翼が石になってしまう。さらに過去にキョウリュウジャーの変身アイテムや獣電竜や獣電池を作り出す際に自分の命を削ったらしく、そのダメージも残っていると思われる。
その正体はかつてのデーボス軍の一員であり、百面神官カオスの実の弟。
デーボス軍の構成員は全員デーボスの体内の様々な細胞から生まれた存在であり、彼等が明確に兄弟と言われているのは、同一の細胞から生まれた双子だからである。
元々はデーボス軍として最初に地球に派遣され、地球を滅ぼそうとしていたのだが、地球に生きる恐竜たちの生命の力強さに感動し、実の肉親と戦う辛い宿命を選んだ。
後に、弥生から銀のガブリボルバー(後のギガガブリボルバー)を手渡され、『閃光の勇者』としてブラギガスと共に戦う。必殺技はフェザーソードによる三角斬り『最強剣・トリニティストレイザー』。
キョウリュウシルバーに変身して以降は、全盛期の力を取り戻してデカマスター/ドギー・クルーガーもかくやという程の圧倒的な実力で戦うようになる。メインメンバーと比較しても露骨にその実力は頭一つ抜けており、作中では直接的な戦闘で苦戦したこともほぼ無かった。
デカマスター同様に、変身している時に髭や嘴はどうなっているのかという感じだが、キョウリュウシアンを見ても分かるがキョウリュウジャーのスーツは体型等が変身すると補正される為、おそらくそれによる効果だと思われる。
ブレイブ43では鉄砕の幻術で中の人になる。その格好はなんと白い鳥人…その話の監督も狙ってた模様。
ブレイブ45でダンテツの裏切りによって遂に殉職してしまう……
が、これらは大地の闇を封印する為に地獄に向かう、ダンテツとの作戦であった。
決戦後は賢者としての使命をある人物に譲り、スピリットレンジャーと共にこの世を去っていった。
ちなみに担当声優はラッキューロの担当声優の雇い主で、かつてニンジャブラック顔で青い目の巨人に変身する青年の吹き替えを担当したことがあった。
またこれは偶然だが本作から2年後、シュリケンジャーの声の人のアニメでの主演回でゴセイレッド・2代目バルイーグルと共演している。
- ドクター・ウルシェード/初代キョウリュウバイオレット
演:千葉繁
プレズオンに選ばれた『海の勇者』。
下記のスピリットレンジャーとは違って現役。
ガブリボルバーなどのキョウリュウジャーの武器を開発・量産し、安定供給体制を確立した陰の功労者。
演じるのが前述のようにアイテム音声やナレーターを務める千葉繁(無論変身前の役者として)で、トリンが運命を感じるレベルでスピリットの音声と似た声を持っている。
デーボス軍の復活の際、プレズオンとともに宇宙へ調査に行っており、地球へ帰還後にダイゴにプレズオンを託した。
「地球の海は俺の海、宇宙の海も俺の海!」というキメ台詞もあり、何気にナレーションもしていたりすることも。
演者が演者だけにかなりうるさく、目立ちたがり屋な性格が災いし、張り切りすぎてギックリ腰に陥り、元々引退するつもりだったこともあって、弥生を後釜にして自身は引退することになる。ムチャシヤガッテ…。
だったのだが、最終決戦の際に腰痛を押してプレズオーに搭乗して参戦。世代交代したメンバーで唯一2代目と共演した。*2
結局しっかり戦ったシーンは最初だけ。戦隊ヒーローを演じた演者としては(初変身時点で)最年長であったが…。とはいえ渋いシーンでは渋くキメてくれる。チバちゃんブレイブだぜ!
16年前はサメ型のビーロボ9号機だったらしいッス。
キメ台詞は前述の「地球の海は俺の海、宇宙の海も俺の海。海の勇者!あっ、キョゥゥゥゥゥウリュゥゥゥゥゥウ…あれ?あら、あれ?ヴァァァァァァイオ(グキッ)レットォォォォォオ!」
(ちなみに名乗りの際に映った宇宙のイメージをよく見ると死兆星が輝いており、彼の運命を物語っている、かもしれない。)
〇スピリットレンジャー
現代のキョウリュウジャーよりも前に戦っていたキョウリュウジャー達。
身体が地球の力によって死後も残る魂『スピリット』と化しており、その為に変身にも変身アイテムを用いず、獣電池を天に翳し「スピリットレンジャー!ファイア!」と叫ぶだけで変身できる。同じく過去のキョウリュウジャーであるウッチーは専用の変身アイテムを持っている為、生前はそれぞれが変身アイテムを用いた変身方法だったと思われる。
ちなみに過去のキョウリュウジャーであるウッチーは、封印されていた関係で死んでいないのでスピリットレンジャーではない。
過去にデーボス軍と長きに渡り一人で戦ったキョウリュウジャーだけあって、それぞれがメインメンバーと比較しても群を抜いた戦闘力を持っている。また幽霊の戦士ではあるが、ただの幽霊ではなく地球の力によって構成されたスピリットである為、普通に触れることもできるし食べ物を食べることもできる。
ただし、一度戦うと再び戦えるようになるまでパワーを貯める必要があるので、自由に戦うことはできない。
名前は『パワーレンジャージャングルフューリー』のオリジナル戦士の逆輸入、外人が変身し、追加戦士であるが常に一緒に戦わないのは『ビーファイターカブト』の新ビーファイターのオマージュであり、最終的に10人戦隊になったのは『カブト』で実現しなかった新旧ビーファイタ―を合わせての数である。
- ラミレス/初代キョウリュウシアン
演:ロバート・ボールドウィン
アンキドンに選ばれた『鋼の勇者』。
名前が同じ野球選手とは関係がない。かつて西暦2500年から来た艦隊の一員として戦っていたとかいないとか。
ふとましい外国人で片言の日本語が特徴。
500年前にヨーロッパで戦っていたキョウリュウジャーで、エネルギー状の鉄槌『スピリットハンマー』を用いて戦う。
特撮では珍しく、変身すると体型が変わることが明確に描写された戦士。
おちゃめで陽気な性格で、準レギュラーながら強烈な印象を視聴者に与えていった。
鉄砕より先に登場したことや性格もあって少し出番が多い。
- 鉄砕/初代キョウリュウグレー
演:出合正幸
ブンパッキーに選ばれた『激突の勇者』。
1500年前の中国で活躍していたキョウリュウジャーで、初めて獣電池で変身した戦士。かつてデーボス軍によって故郷を蹂躙されており、故郷や家族を守るためにキョウリュウジャーとなった。
普段の姿はスキンヘッドにカンフー服だが、ファンキーな姿になることも多い。中国拳法と幻術を得意としており、現代のキョウリュウジャーを鍛える為に来日し、自身の幻術を駆使した試練場でメンバーを鍛えた*3。
『光と闇、白と黒を象徴する灰色の戦士』と名乗り、自他共に認める石頭で型物な性格だが、その性格は愛する者の命や故郷を背負って戦わなければならない、戦士としての責任を知っているからである。
ちなみにこの石頭は文字通りの石頭でもあり、戦闘に頭突きすることも多い。
その性格故に、弱点を自覚していないダイゴに厳しく当たったり、漫画家の子孫を軟弱だとなじる一面もあったが、その一方でヒッピー風の釣り人に変装し、ダイゴに弱さを見つけるためのヒントを与えるなど『粋』な一面もある。
必殺技はブンパッキーのイメージと共に放つ左正拳突き『鉄砕拳・激烈突破』。この技は肉弾戦を得意とするダイゴと相性が良かったらしく後にダイゴに伝授された。
サージェス財団の眩き冒険者になったり、ネクロオーバーな傭兵になったりしていた時期もあったかもしれない。
実はコスプレマニアであり、当初のスキンヘッドですらカツラ。本当の姿は未だ不明。
〇2代目たち
- 弥生ウルシェード/2代目キョウリュウバイオレット
演:飯豊まりえ
ドクター・ウルシェードの孫娘であり助手のメガネっ子。
ダイゴに想いを寄せているようで、イアンのアタックを華麗にスルーできる。
…だけならまだ良かったが、キングの写真(どうやって撮った?)を大量に所持していたり、メガネのスイッチを押すと辺り一面にキングの写真と立体映像が浮かんでくる。
弥生曰く「ダイゴが一番バランスがよく、データを取るのに適しているから」との事だが…その資料、ホントはナニに使っていたんですかねぇ…
ダイゴの友人のMeekoこと天野美琴の件で暴走しかけたので、下手すればヤンデレに入りそうである。
ブレイブ24にて現役引退したドクターの後を継ぎバイオレットに変身。以降はセミレギュラーとして変身前後ともに活躍する。ただし、あくまで科学者畑の人間なのでメインメンバーに比べると戦闘力はワンランク落ちるらしく、そのためにアームドオンはしないがガブリボルバー、ガブリカリバー、ガブルキャノン(&銃剣モード)と、基本装備を的確に使い分けながら堅実に戦うスタイルである。
プレズオー搭乗時の「ぷれずなっくるーっ!」という叫び(?)は視聴者をズッコケさせつつときめかせた。
キメ台詞は「荒れまぁ~す!止めてごらんなさい!!!」
- 福井優子/2代目キョウリュウシアン
演:木下あゆ美
ノブハルの妹で未亡人。
一時はよからぬ宇宙の悪よりも、(結果的に)娘を危険な目に巻き込んでいるキョウリュウブルーを目の仇にしてノブハルは肩身の狭い思いをしていたが、正体を知ってからは陰ながら応援するようになった。
ちなみにノブハルの方は終盤まで自身の正体は隠し通せているつもりでいた。
兄以上のとんでもない怪力の持ち主で、ラミレスをぶん投げたこともある。
その縁からキョウリュウジャーとしての素質をラミレスに見出だされたらしく、ブレイブ47ではラミレスの後を継いでキョウリュウシアンとなった。
なお戦闘時には「[[エマージェンシーよ!>デカイエロー/礼紋茉莉花]]」と叫び、どこからかサイレンが鳴り響く。
- 津古内真也/2代目キョウリュウグレー
演:出合正幸
アミィとラッキューロとトリンがよく読む人気少女漫画「らぶタッチ!」の作者(P.N:青柳ゆう)。
鉄砕の子孫であり、髪型以外は瓜二つ。鉄砕の子孫がいつ日本に渡ったかは不明だが鉄砕は知らなかった。作中では完全に日本人として暮らしていることから、いずれにせよ彼の一族が日本に渡ってきたのは相当昔らしい。
先祖とは真逆の気弱かつ素直な性格で、当初は頭の固い先祖からは「漫画などと軟弱な!」と思われていたが、根底には漫画への思いや人を笑顔にすることへの信念があり、自身の信念は一切譲らず貫徹するという本質は鉄砕と似ている。
その信念から後に鉄砕からは認められ、それどころか「見込みがあるかもしれん」と幻術道場での修行をさせられかけたが、流石にそれはその修行の厳しさをよく知るキョウリュウジャーのメンバーから止められた。
しかし、実際に鉄砕の見立て通り見込みはあったらしく、ブレイブ47で正式に鉄砕の後を継いでキョウリュウグレーとなった。
- 桐生ダンテツ/2代目キョウリュウシルバー
演:山下真司
ダイゴの父。子供の彼を残して世界を旅していた漢。
誰もが予想したあのセリフを披露し、『岩烈パンチ』でデーボモンスターを殴りつけた。
ダイゴが生まれて間もない頃、地球意志に『キング』として選ばれて大地の光を浴び、トリンとの繋がりを持つ。
その影響か息子以上に人間離れした戦闘力を持ち、戦騎であるドゴルドの攻撃を真剣白羽取りで止めて、逆にドゴルドを殴り飛ばすなど頭がおかしいレベルの戦闘力を持つ。
しかし、年明けで突如裏切りトリンを抹殺。キョウリュウシルバーになりデーボス軍に……
と、思いきや、それ等は全てトリンとの作戦であり、打ち合わせ済みだった。
以後は正式に2代目キョウリュウシルバーとなる。結果的に同作品内で戦隊変身者最年長記録を更新することに。
トリンとは異なり徒手空拳で戦い、岩烈パンチを上回る魂の鉄拳『空烈パンチ』が必殺技。生身の時点で人間離れしたダンテツが変身しただけあって、地面を陥没させるレベルの凄まじい戦闘力を持つ。
ちなみに演者はかつて「赴任した新人刑事が皆早死にする」というジンクスが掛っていた警察署に赴任しながら、
後に先輩である金田一耕助兼明智小五郎やスーパーGUTS隊長にケイゾク・ミショウ係長、棺桶の錠に『耳をすませば』版バロンをも呑み込んだ死の運命を逃れた最初の人物(妹を失ったが)。
〇キョウリュウジャーと関わりの深い人物
- 御船士郎
演:海老澤健次
かつてのイアンの親友であった、黒つながりでカッコよすぎるトレジャーハンター。
アイガロンに襲われ、命を落とした。
- 福井里香
演:綱本菜々美
優子の娘で、ノッさんの姪。
母とは違い、自分を守るために戦うキョウリュウブルーを応援している。伯父がキョウリュウブルーなことも序盤から知っていた。
ラミレスにも懐いており、「おヒゲのおじちゃん」と呼んでいる。
- 福井賢一
演:川岡大二郎
優子の夫であり、里香の父。4年前に仕事先の事故で他界。
ノッさんとも交流は深く、彼の親父ギャグで爆笑していた。
「なんでも屋まるふく」の設立者。
- 立風館源流
演:春田純一
ソウジの父であり、「無双流」の現継承者。
剣術全般に精通しており、木刀でゾーリ魔と渡り合うだけでなく書物で見ただけで雷電残光の模倣まで可能なチート親父。
学生時代は未来科学研究所に協力した東都大学の将棋部キャプテンもしくは夢野発明センターの忍者の末裔の科学者であったと思われる。
- 丹波麗子
演:萩原佐代子
ソウジの母であり、離婚した源流の妻。世界をまたに駆けるファッションデザイナー。
ソウジを「ソウちゃん」と溺愛、日本に帰国した際に彼を剣の道からモデルの道に招こうとした。
かつてはウルトラヒロインにして源流と同じ火薬戦隊メンバーの紅一点だった模様。
- 勝山りん
演:藤沢玲花
ソウジの通う霧咲高校剣道部のマネージャー。
ソウジにベタ惚れなのだがその恋愛感情をデーボモンスターに利用されたり、彼がりんだけでなく女友達にもプレゼントをあげて怒りが爆発してしまったり、特製栄養ドリンクを笑顔で「本当に不味かった。ありがとう」と言われてしまったり、とほとんど損な役回り。ただ、この特製栄養ドリンクは確かにまずそう。弁当は普通だったのに…。
ウッチー「りん殿~! 殿中…いや、校内でござる~っ!!」
- ジェントル
演:島津健太郎
アミィの執事を務める男性。
スパルタ気味であり、怒ると教育のための「ジェントルデー」を行うため、アミィからは煙たがられている。
実際は良い人で四葉財閥の執事と同じ執事拳法の達人。アミィの女子力の低さを見るとむしろ苦労人。
当初は彼がキョウリュウグレーを受け継ぐ構想もあったとか。
- 岩泉猛志ノ介
演:竜星涼
岩泉家の当主であり、ウッチーがかつて『お館様』と慕っていた主君。容姿はダイゴと瓜二つ。
キョウリュウジャーでないにもかかわらず空蝉丸と共にデーボス軍と戦うが、空蝉丸を庇って命を落とした。
幸村「ゥヲォヤカタサムァァァァァァァッ!!!!!!」
- 天野美琴(Meeko)
演:中村静香
劇場版、ブレイブ39に登場したダイゴの友人で世界を駆ける歌姫。
ダイゴのことを「ダイ君」と呼び、淡い恋心を抱いているが当の本人は全く気付いていない。
実はトバスピノを「古の歌」で封じた古の巫女の末裔で、先祖帰りでその力を受け継いでいる。その力を獰猛の戦騎・Dに狙われていたがキョウリュウジャーに救われ、トバスピノの獣電池をお守りとしてダイゴに託される。
演じるのは人気グラビアアイドル・レースクイーンの中村静香。
■デーボス軍
全銀河の災厄と謳われた暗黒種デーボスをリーダーとする悪魔の軍団。
かつて恐竜を絶滅させたが、その後にトリンと獣電竜によってデーボスは北極に封印された。
現在は百面神官カオスを初めとした部下たちが、デーボス復活のために人間から感情のエネルギーを吸い取っている。
声:大川透(蝶絶神デーボス)
星の病として恐れられる宇宙生命体。星の支配種を滅ぼす事を目的としている。
トリンや獣電竜に封印されてからは肉体も精神も氷漬けの状態で眠っており、そのためデーボスの配下達は喜び、怒り、嘆きと言った人間達の感情を取り出して吸収させる事でデーボスを蘇らせようと目論んでいる。
デーボス軍の構成員は幹部から怪人、そして末端の戦闘員まで全てこのデーボスの細胞から生まれた子供である。より正確な関係性はデーボスのクローンであり、その為にデーボス軍の者達はデーボスを創造主として崇拝している。
ブレイブ22で強制的に復活させられた際は緑色の体にワニのような巨大な口が特徴的で、その姿は怪人というよりも怪獣に近いデザインをしている。というかどことなくゆるキャラっぽくも見えたりする。このビジュアルは恐竜を滅ぼす為に恐竜の情報を取り込んだ結果の姿である。
人間の感情が足りない状態での強引な復活だった為に、精神の凍結は溶けきれていなかったので明確な自我や知性もなく、そばにいたデーボウィルスンを吸収したり戦騎達に襲いかかったりと、まさに怪獣さながらの暴走状態にあった。この時はカオスもどちらかというと兵器のように扱っていた。
ブレイブ23にてバクレツキョウリュウジンに倒されかけるが、カオスの右腕に心を移して生存。そして終盤で蝶絶神デーボスとして蝶☆サイコー!な進化を果たす。
- 百面神官カオス
声:菅生隆之
封印されたデーボスの代弁者であり、実質的な総指揮官。
部下の戦騎達とは対照的に常に冷静かつ威圧感溢れる態度で、言動も常に穏やかで丁寧である。
滅多に前線には出てこないが、戦闘力は高くトリンとも互角に渡り合う実力者。
トリンの実兄であり、彼の肩の傷はかつてトリンに斬られたもので、トリンへの復讐の為にあえて治さずにそのままにしていた。この事からも分かるがその本性はかなり陰湿で執念深い。
トリンが最初に地球に来た際は別の昆虫型生物の惑星に行っており、先にそちらにデーボスを迎え入れてその星を滅ぼしている。
- [[喜びの戦騎キャンデリラ>喜びの戦騎キャンデリラ]]
CV:戸松遥
喜びを司る戦騎にしてデーボス軍の歌姫。
とにかくポジティブかつ陽気で部下思いな性格だが、作戦失敗時も喜んでいるなどやや無責任。口癖は「キープスマイリングよ♪」
人間態にも変身可能であり、文字通りに担当声優が演じて話題となり、ちょいちょい担当声優が出てくる。桃園喜美子を名乗りノッさんとお見合いしたのを契機にラッキューロと共に改心フラグが立っており、遂にブレイブ46にてデーボス軍と決別することに。
武器は『キャハハルバード』で、必殺技は人間態のウインクを背後に浮かべながら攻撃する『喜びの舞』。
その後は「人間のために働く」と決意し、プリキュアに転身したそうな。
- [[怒りの戦騎ドゴルド>怒りの戦騎ドゴルド]]
CV:鶴岡聡
怒りを司る戦騎。
その名の通り常に怒っている粗野な性格で、怒りのままに暴れ回る危険人物。「腹立たしい!」が口癖。ダイゴ曰く「八つ当たり野郎」。
本来の人格は飄々とした狡猾な策士でもあり、鎧のような体内にはかつて空蝉丸が閉じ込められていたが、実は鎧そのものが本体であり、着た対象を乗っ取ることができる。ウッチーが解放されて以降はカンブリ魔を代わりの肉体として使っているが耐久性が低いようで、長時間の運用が出来ない模様。
弱点を補えるより強い肉体を求め、未来科学研究所のロボットやら司る感情が近いエンドルフの身体やらを乗っ取るが、結局失敗し配下にされる…と、腹立たしい状況が積み重なり、遂には考えるのをやめてしまった。
しかし、空蝉丸の言葉をきっかけに…
武器は七枝刀『喧嘩上刀』、必殺技は『奥義・雷電残光』。
- [[哀しみの戦騎アイガロン>哀しみの戦騎アイガロン]]
CV:水島裕
悲しみを司る戦騎。
「沁みるわぁ~!」が口癖で、何かにつけて嘆き哀しむ超の付くネガティブ思考。ダイゴ曰く「泣き虫野郎」。
性格に反してドゴルドに匹敵する武道派で、『トホホーク』という斧を武器に泣きながら闘う。
実はイアンの親友を殺害した張本人である。
かつては激獣拳のふとましいゾウの亜人でもあった。そして一時間前の世界で鋼鉄聖闘士としても活躍していた。
- [[楽しみの密偵ラッキューロ>楽しみの密偵ラッキューロ]]
CV:折笠愛
人間世界の偵察担当。喜怒哀楽の一人だが幹部ではなく、立場はキャンデリラ直属の部下。
その為、戦騎達のことは敬称をつけて呼んでいるが、キャンデリラとの関係は実質は殆ど友達同士。一応「楽」の感情を持つデーボモンスターも作る権限も持っているが、カオスの旦那の計らいで「喜」「怒」「哀」の感情全てを満たすモンスターが生まれてしまったことも。
『スクスクジョイロ』という如雨露に入った復元水は、デーボモンスターを巨大化する事が可能。
口癖は「ラッキュー」及び「アンラッキュー」、愛読書はアミィと同じ「月刊少女こずみっく」。
二つ名通りの快楽主義者で隙あらば楽をしたがるが、本編では毎回のように復元水をかけに行ったり、キョウリュウジャーのアジトを壊滅の一歩手前まで辿らせる等、割と成果を上げていたりする。ただし、目の前の楽しみを優先した結果作戦が失敗することも。また、当初は他のデーボス軍のメンバー同様に人間のことは見下していたが、人間世界の偵察役というお役目から主要メンバーの中でもかなり早い段階から、人間世界の文化に染まってその影響を受け始めた。
とある話では担当声優になってキャンデリラの母親役になるが、銀牙騎士の指輪になったりはしない。
- [[怨みの戦騎エンドルフ>怨みの戦騎エンドルフ]]
CV:松風雅也
ブレイブ25のラスト、デーボスとカオスの復讐心を結晶に誕生した新たな戦騎。
怨みを司り、キョウリュウジャー達のブレイブに対抗しうるほどの怨みの感情を集め、同時に他の戦騎達の集めた感情を怨みで彩る役割を持って活動する。
「頭が痛ぇ…」という口癖と共に蝋燭に似た銃剣を振りかざし、他の幹部までも巻き込むその戦い方はドゴルドはおろか、ラッキューロからも不審がられる事も。
カーニバルの力を引き出したダイゴに敗れ、満身創痍な所をドゴルドに襲われ、中に取り込まれてしまうが、年末で見事に下克上を果たす。
かつては電磁戦隊のブルーや志波家十八代頭首の親父殿だった。
また、部下も元忍者の狩人だったり元警官の忍者だったり、無駄に豪華。
デーボ・ヒョーガッキ、デーボ・ウィルスン、デーボ・ナガレボーシの三人組。
一、二話で退場するごく普通の一般怪人かと思えば、かつて恐竜を滅ぼした実績を持つデーボモンスターの中でもエリート集団だったことが判明。
そもそもこの作品、1話目で幹部怪人が倒される予定だったのだが、それではまずいと代わりに倒されることになったのがコイツらなので、元々とんでもない奴らなのは明らかだった。
得意技は「デーボスジャンプ」と「デーボス滅ボール」
■その他
〇ブレイブなダンサーたち
ブレイブ12のエンディングからは視聴者の投稿映像が表示されるようになり、可愛らしい小さなお友達が健気に踊る姿がED画面に映し出されるようになった。
…のだが、時々大きなお友達が踊る姿が放映されることもある。
更には下記のように有名な大きなお友達の踊りが採用された。
この通称「ダンスの刺客」達は数多くの小さなお友達をポカーンとさせ、元ネタがわかる数多くの大きなお友達の腹筋を崩壊させた。
ブレイブ20
ED「みんな集まれ!キョウリュウジャー」のダンス投稿のパートで、ブレイブ20に現れた、おおきなおともだち2人組(方や前年度ED担当の一人な既婚者にしてデンライナーの問題児、方や4年後の司令官の踊る紫ドラゴンズ。ちなみに2人とも、トリンの声優主催のイベントで女装経験がある。
2人は東映のラジオで仕事をやっているが、これはプライベートで投稿した物。ブレイブだ!
とても良い笑顔で踊る2人の不意打ち過ぎる登場に、踊ってるのが誰かわかる視聴者達の腹筋は崩壊したのであった。
ちなみにブレイブ20は戸松遥や千葉繁も顔出し出演しており、期せずして声優顔出し祭となっていた。
上と同じくブレイブ24でのダンス投稿のパートに現れたおおきなおともだち3人組。
新作Vシネマの宣伝も兼ねた夢のコラボレーションにより多くの視聴者が感動した。歌のラストではシノビチェンジのポーズをバッチリ決めてくれた。
ブレイブ28でのダンス投稿のパートに(ry
うあおーの現長官が、自身が経営する客?を引き連れて登場。
劇場版『ガブリンチョofミュージック』にてまさかのダンシング。
一応、『スーパーヒーロー大戦Z』でも競演。ウィザードの姿を見てデーボモンスターと勘違いするメンバー、変身解除した晴人に「いいヤツか悪いヤツかは戦って決める!」とタイマン勝負するダイゴ、なぜか金色つながりで意気投合する仁藤とツンデレ時代のウッチー、と少ない出番ながらも印象的な場面があった。
2013年10月6日(日)の放送開始に先駆け、ブレイブ31のエンディングで東京都練馬区沢芽市からチーム鎧武がダンシング。
中央位置にいる葛葉紘汰もバク宙をしっかり決めた(絋汰役の人はダンスとバク宙が得意)。
放送開始日のブレイブ32のエンディングにも登場、その時はライダーに変身するメンバーがダンスした。
- 立川レッドスターズ
ブレイブ47にてダンス投稿のパートに登場したおおきなおともだち5人組。
2度目の登場となった宍戸マサル氏をはじめ、忍者戦隊カクレンジャーのニンジャレッド/サスケを演じた小川輝晃氏、五星戦隊ダイレンジャーのリュウレンジャー/"天火星"亮を演じた和田圭市氏、超新星フラッシュマンのレッドフラッシュ/ジンを演じた垂水藤太氏、そしてスーツアクターとして多くのレッドを演じた新堀和男氏が登場(ちなみに撮影は垂水氏)
無駄に超豪華な面子でダンスの刺客たちのトリを務めた。
【装備】
獣電竜の魂が封印された電池。
ガブリボルバーに読み込ませることで様々な効果が発動、使用後はスピリットベースでの充電が必要となる。
現実世界では前年度の戦隊であえて小物収集路線を踏襲せず、36戦隊のコンプを済ませたレンジャーキーに変わる財団Bの新しい品であり、劇中には登場しないスーパー戦隊の獣電池も発売されている。
また、放送開始と同時に一新されたダイスオーでも使用できる。
オーズの頃から玩具連動が当たり前になったガンバライドとは違い、ダイスオーでの連動はこれが初めて。
- ガブリボルバー
本作の変身アイテム。
恐竜モチーフの銃で、獣電池を装填後にシリンダ―を回転。
「ガブリンチョ!○○○~!」の千葉ボイスと共に流れるサンバのリズムに乗って踊り、「ファイア!」と叫んで引き金を引き変身できる。
変身時に流れる音楽は地球の力を音楽化した「地球のメロディー」であり、変身時には地球の力と一体化するために自然に変身者の身体がリズムに乗って踊り出すというシステムである。元々はトバスピノを鎮めるために古代の巫女が祈り歌を捧げたことから考案された。
勿論銃器としても使用可能で、獣電竜の力を発動させる為にも使われる。また、キョウリュウジャーの秘密基地である「スピリットベース」への通行証としても使われている。
- ガブリチェンジャー
ゴールド専用のガントレット型変身アイテム。
獣電池を装填後、後部のトリガーを引いて離すことで変身する。
メロディはサンバでなく三味線のような和風音楽。
また、戦闘中は小型のボウガンとしても使用でき、『雷電砲乱れ撃ち』『雷電飛翔斬り』と、遠近共に活用できる武器となる。
- ガブリカリバー
共通装備の剣。
ガブリボルバーと組み合わせることで、大型銃のガブルキャノンとなる。
- ガブルキャノン
ガブリボルバーとガブリカリバーを組み合わせた大型銃。
マシンガンとしてもショットガンとしても銃剣としても使用できる。
- ミニティラ/ガブティラ・デ・カーニバル
初登場はブレイブ27(27話)。獣電池ナンバーは1+。
ちなみに、正式な名前は「ミニティラ」ではなく、「ガブティラ・オーバーチャージモード」
数多のライバルの登場に嫉妬し、「キングと合体したい…」と思っていたガブティラが弥生の開発したパワーアップ獣電池をガブリンチョする事で誕生した。
普通の人間に抱きかかえられるほどの小柄なサイズだが、戦闘能力は非常に高く、敵の追跡にも使える。
「グキリンチョクルリンチョ!」と首を180度捻られる事で、「ガブティラ・デ・カーニバル」という銃に変形。
そのままパワーアップ獣電池を使用する事で、ダイゴはキョウリュウレッド・カーニバルに変身する。
なお、ガブリボルバーで直にその電池を使用すると野生に帰ってしまうので注意。
- ザンダーサンダー
ゴールド/ウッチー専用の剣で、変身前でもこれを背中に差している。
刀身に三本の獣電池を装填でき、その本数によって技が変わる。
フル装備時、『ブレイブフィニッシュ・雷電残光』を放つと同時に『ZANDER THUNDER』と英文字が出る。
戦国時代の武士がなぜ英語を!?と思うかもしれないが、開発者はトリンなので当然ながら彼は英語は知っている*4。戦国時代の武士に南蛮語の武器を渡す彼のセンスはなんとも言えないが…
他にも「ザンダーサンダー飛翔斬り」等の技がある。
「テレビマガジン」特製DVD『でたぁ〜ッ! まなつのアームド・オンまつり!!』ではアームド・オンにより「ゴールダーザンダーサンダー」が発現し二刀流となり、「雷電残光・乱れ斬り」を発動した。
続編『獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ』ではゴールド含めた全員の装備がリデコ変更されている中、ザンダーサンダーのみそのまま続投し、音声も「ガブリンチョ!」のまま(他の装備は全て「ガブガブリンチョ!」)
- 獣電モバックル
変身後のベルトのバックル。戦闘時はここから獣電池を取り出す。
また、戦闘以外ではスマホとしても使用できる。メールも送れるよ!
よく見ると恐竜の頭を模しており、ここにもカミツキ要素がある事がわかる。
- 獣電アームズ
「アームド・オン!」の言葉と共に、ガブリボルバーのシリンダーを右腕に添わせることで発動する個人武器。
ガブティラファング、パラサショット、ステゴシールド、ザクトルスラッシャー、ドリケランスの五つがあり、それぞれファングショット、シールドランスラッシャー、そして必殺武器のケントロスパイカーという形態に合体することもできる。
- ディノチェイサー
ディノニクス型獣電竜ディノスとチェイスが獣電池ナンバー11.ディノチェイサーにカミツキ合体することで完成する高速バイク。どんな悪路も突破して最高時速300kmで駆け抜ける。最大の弱点はノッさんのオヤジギャグ。
一応、メンバー一人につき一台所持しているという設定だが、撮影と予算の事情であまり同時には映せない。とはいえ作中では結構頻繁に活用されており、30分後の仮面ライダーよりバイクによく乗っていると言われていた。
- ディノスグランダー
獣電池ナンバー12.ディノスグランダーをガブリボルバーに装填、右腕がアームド・オンの状態時に左腕にシリンダー部を添わせることで発動する重強化武装。
ワニの顎に似たガントレットであり、それを重ねてドリルのように高速回転することで頑強な岩盤・装甲を貫き壊すことができる。
そこ、超電磁スピンって言わないそれは5年後の話である。
- プレズオンロケット
上記のテレマガ特製DVDで登場したキョウリュウレッドのアームド・オンの武装。
ブースターから炎を噴射しながらロケットのように高く飛び、強力なパンチを繰り出す必殺技「プレズオン・マッハパンチ」を放つ。
宇宙が来たりしない。
- ギガガブリボルバー
弥生がトリン専用に開発した特注品。
元々はブラギガスの中にスピリットベースが戻ったことから、トリンもベースへの出入りのためにガブリボルバーが必要となり、彼用の通行証として作られた銃である。
当初は銀一色の銃であり、あくまで通行証なので変身機能も無かったが、後にトリンが自分の中のブレイブに気付きキョウリュウシルバーとなる覚悟を決めたことで、トリンの体色に似た青と赤のカラーリングへと変化する。
銃撃の威力は通常のガブリボルバーの数倍に及ぶのだが、その威力故に普通の人間では使えない。
獣電池を装填すると「ギガガブリンチョ!」の叫びと共に、ガブリボルバーと違ってエレキサウンドが鳴り響き、トリン(後にダンテツ)をキョウリュウシルバーにチェンジさせる。
【ロボット】
今作のロボは獣電巨人と呼ばれる。
詳しくは、該当項目を参照。
【余談】
2013年5月5日放送分において、番組終了後に仮面ライダーウィザードの「このあとすぐ」が流れるはずが、本作のものが流れる放送事故が起きた。ましてこの日はこどもの日である。
視聴者の反応が一様に「!?」だったのは言わずもがな、であろうか。
アイガロンとキャンデリラの担当声優が実写で共演した回では、ハリケンの野乃ナナ、ゴーバスのアンジー(ヨーコと瓜二つ)、劇場版に登場したMeeko(天野美琴)と思われるアイドル&女優のポスターが芸能事務所に貼ってあった。
一種のファンサービスで、近年は戦隊の共演もよくあるとはいえ、世界観の繋がりが感じられる。
ちなみに、3人とも2013年の東映作品に出演した者同士である(Vシネマのハリケン、白魔女学園、劇場版キョウリュウ)。
デーボ・シノビンバの声は『特捜戦隊デカレンジャー』でデカグリーンを演じた伊藤陽佑氏で、それに関するネタもあった。
特撮でもお馴染みの稲田徹氏はデーボ・キビシーデスを演じているが、ツイートによるとアドリブ満載だったりカットされたシーンがあったりするという。
本作終了から3か月後の2014年5月、東映の「TOEI HERO NEXT」企画第4弾として本作メインキャスト6人が主役で坂本浩一監督も続投した映画『俺たち賞金稼ぎ団』(脚本:酒井善史)が公開された。
一応本作と同世界で最終決戦付近の時間軸を舞台にしているが、キャストや一部ネタ以外は戦隊と関係ないコメディアクション劇となっており、
2015・2017年には映画からブラック・ブルー・ゴールドが続投し、新たな過去戦隊出演者も加えた舞台版が2作上演された。
◇特報!
お隣の国・韓国では日本のスーパー戦隊シリーズが韓国語吹替版で放送されており、
本作キョウリョウジャーも「パワーレンジャー・ダイノフォース」のタイトルで放送されていた。
しかし、本作のあまりの人気に韓国で続編を望む声が殺到し、
坂本浩一監督をはじめとする東映の日本人スタッフと韓国人キャストによる、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の正式な続編となる
「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ(現地タイトル:パワーレンジャー・ダイノフォースブレイブ)」の制作が決定した。
ダイゴたちキョウリュウジャーの戦いが終わり、時を経た未来にて新たな脅威「ネオデーボス軍」に対抗すべく、
「ガンティラ」をはじめとする新たな獣電竜に選ばれた5人の韓国の青年たちが、新たなキョウリュウジャーとして立ち向かっていく。
日本でも2017年4月からバンダイYoutube公式チャンネルにて、日本語字幕版・日本語吹き替え版が同時配信された。
吹き替えには、ブレイブキョウリュウブラック役に本家キョウリュウジャーでノッさんを演じた金城大和、
ブレイブキョウリュウゴールド役に仮面ライダーキバで登太牙を演じ声優業もこなす山本匠馬、
ブレイブキョウリュウピンク役に季刊『宇宙船』にて連載コラムを持つほどのシリーズのファンでもあるキュアピーチはんこと沖佳苗、
そして炎の魔王ホムラス役にドギー・クルーガー役でおなじみの稲田徹など、東映特撮に縁のある声優たちが担当している。
また、プレミアムバンダイでは、キョウリュウジャーブレイブに関する玩具の受注販売も行った。
2018年2月、33.5話「これぞブレイブ!たたかいのフロンティア」がネット配信された。2018年5月末までの期間限定。
これはスマホゲーム「ブレイブフロンティア」とのコラボだが、作中にはサブタイトルと放送後の提供以外スマホゲーの要素は無い、コラボとはなんぞやといった完全新作ストーリーである。
きっかけはブレイブフロンティア側のプロデューサー(兼運営会社社長)の高橋英士氏が東映に持ち込んだもので、ブレイブという共通ワードからキョウリュウジャーの人気にあやかろうとしたまさかのブレイブフロンティア側からの逆指名である。逆にキョウリュウジャー側からブレイブフロンティア側には新作の告知イベントの出演などが行われた。なおゲームにもきっちり登場した。
キョウリュウジャー好きの厄介系オタク、デーボ・ブレイブスキー(CV:杉田智和)のメタい怪演が光るコメディ寄りの作品だが、後のギガントキョウリュウジン登場やキョウリュウシルバー参戦、キャンデリラ&ラッキューロの味方入りの布石が打たれているなど、脚本も非常に練られており満足度の高いブレイブな作品となっている。
さらに、10周年を記念して2023年8月には『王様戦隊キングオージャー』に10月からキョウリュウレッドとキョウリュウジンが登場するとの情報も発表されており、ますます期待が高まるところである。
今後のブレイブな展開にも注目していきたいところである。
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36.特命戦隊ゴーバスターズ←37.獣電戦隊キョウリュウジャー→38.烈車戦隊トッキュウジャー
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*2 ただし地上にいた弥生がプレズオーに乗り込んだ時点で変身が解けていた為、バイオレット二人が同じ画面に映る事はなかった。
*3 ウッチーだけは彼の望む水準に既に達していたため待機させられていた
*4 ラミレスの時代にはヨーロッパにいた
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