aklib_operator_ブレミシャイン

ページ名:aklib_operator_ブレミシャイン

このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。

各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。

著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。

プロファイル

基礎情報

【コードネーム】ブレミシャイン

【性別】女

【騎士競技経験】半年

【出身地】カジミエーシュ

【誕生日】7月15日

【種族】クランタ

【身長】165cm

【鉱石病感染状況】

メディカルチェックの結果、非感染者に認定。

能力測定

【物理強度】標準

【戦場機動】優秀

【生理的耐性】標準

【戦術立案】標準

【戦闘技術】標準

【アーツ適性】優秀

個人履歴

マリア・ニアール。カジミエーシュから来た若い騎士であり、オペレーター・ニアールの妹である。騎士競技の経験があり、各項目の試験ではいずれも優秀な成績を収めた。その後、本人の希望により、ニアールと同じ重装オペレーターへの配属が決まった。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

 

【源石融合率】0%

鉱石病の兆候は見られない。

 

【血液中源石密度】0.13u/L

源石との接触は極めて少ない。

 

カジミエーシュの都市と農村の格差は想像を絶するものだ。農村では、感染者は当然のように暴力と排斥を受けている。だが恐ろしいことに、ほとんどの市民はそのことを知らない。いや、そもそも彼らは、そのことを全く気にしていないのだ。――ニアール

第一資料

「ニアールの妹」――これがほとんどのロドスオペレーターたちがブレミシャインに抱く第一印象である。勿論、ブレミシャインの性格は真っ直ぐで大らかな姉とは全く異なるのだが、騎士二人が作戦遂行時に見せる勇姿やプライベートでの非常に親密な姿は、いずれも血の繋がりを強く感じさせる。だが、ニアールがカジミエーシュを追放された頃、ブレミシャインはまだ幼かったためか、姉への純粋な敬愛や懐かしさよりも、ウィスラッシュに対する感情の方がより自然で深いように見受けられる。

ブレミシャインは活溌な性格で、すぐにオペレーターたちと打ち解けることができた。また親しい者には、少しだけわがままな一面も見せている。だが、公の場や深刻な話題になった際に彼女が見せる表情は、気高く、落ち着きがあり、一言一言に重みがあるようで、姉にそっくりだった。

現在は姉と共に重装オペレーターとして最前線で戦い、守るべき者たちを守護しているが、乗艦中はヴァルカンやクロージャーとの交流が多く、グラウコスやメイヤーなどの工学愛好者を訪ねることもあった。聞くところによると、ブレミシャインは過去に数回エンジニア部のオペレーターのもとへ見学に行きたいと申請してきたため、それを許可したのだが、各工房や作業場に入り浸ったまま行方が分からなくなってしまうという事態が毎度発生したという。それ以降、エンジニア部に関する申請は全て遠回しに却下されている。

「妹ができたみたいで嬉しいけどさ……。あの子の工匠技術への情熱はヤバすぎるよ。私はカジミエーシュの騎士じゃないし、何でも知ってるってわけじゃないんだよ……」――メイヤー

「あの子、作業台と結婚でもするつもり!?」――クロージャ

第二資料

ブレミシャイン――即ちマリア・ニアールは、かつてロドスに入る前は、一族復興のために競技騎士となった経験を持つ。皆は耀騎士マーガレットを示すコードネーム「ニアール」に慣れ親しんでいると思うが、カジミエーシュにおいて「ニアール」という名が意味するのは、数え切れぬ栄誉を誇る持つ由緒正しき騎士の家系である。この一世紀ほど、ニアールの血筋は数多の伝説と謳われる騎士を輩出してきた。己の力のみでリターニア貴族の野望を打ち砕いた者、突出した才能をもって辺境の要塞を守り抜き、不落の砦とした者、果ては競技騎士が浸透した現代でも、マーガレット・ニアールという伝説のチャンピオンがニアール一族の栄光を守り続けた。だが、耀騎士の誕生は、ニアール一族の分かれ道にもなった。

耀騎士が追放され、首席騎士が高齢で死去して以来、貴族としての重責を担うべきだったムリナール・ニアールはカジミエーシュの現在の「貴族」概念を唾棄し、競技騎士になることを拒んだ。そのため、ニアール家は「首席騎士の不在」という事態に直面した。騎士協会の度重なる催促もあり、当時最も幼かったマリア・ニアールはおばのゾフィアと共に、仕方なく騎士競技の道へと進むことになった。姉やおばへの憧れと、幼い頃から知っていた騎士の先輩たちの影響で、マリアはずっと「騎士」に対して理想的な姿を想像していた。勿論、マリアは純粋が行きすぎて幼稚になってしまうような人間ではない。彼女は自身の甘さをはっきり自覚しており、自分が触れたことのない闇の存在も想定はしていた。だが、カジミエーシュ騎士競技が抱える混沌は、少女の予想を遥かに超えていた。

決して長くない騎士としての生涯の中、マリアは今まで見たこともなかった光景をいくつも目の当たりにした。うら若きマリアは「騎士」という言葉の意味をそこまで深く考えてはいなかった。ただ一族のために、その責任感が駆り立てるままに、半ば成り行きで騎士になったのだから。誉れと義務、そのいずれも率先して担うことは、マリアが有する美徳である。だが、高貴な一族の中に生まれ育ったためか、自身が見、考え、成したことがどう繋がっているのかを、彼女は本当の意味で考えもしてこなかった。確かに現代社会において、崇高なる犠牲や貢献というのは、もはや字面から受け取るほどの残酷さを持ち合わせていない。たとえそうであってもマリア・ニアールが「一族に栄光を」という純粋な願いを抱き、献身的な高潔さをもって「多数派に迎合しない競技騎士」になることを選んだのは特筆すべきことである。

第三資料

カジミエーシュのような、「騎士」という伝統ある古き階級を商業化する行為は、各国から厳しい批判を招いた。だが事実に目を向けると、カジミエーシュの騎士競技の誕生と騎士階級の形骸化は、部外者が想像するような簡単なものでは全くなかった。

今から約百二十年前、カジミエーシュの移動都市がまだ今ほど発達していなかった頃――広大な領土を持つとある貴族騎士が亡くなった。その騎士には子孫がいなかったため、カジミエーシュ国民議会は彼の財産に対して競売手続きをとった。競売にかけられたのは彼が所有していた小型移動プラットフォーム上に位置する城である。このようなことはカジミエーシュではよくあるが、この競売が真に歴史に刻まれた理由は別にある。その場で最も高額な値段で競り合いを制したのが、裕福な貴族騎士の誰でもなく、持ち主の従者だったからである。ただの騎士の従者が、その場にいる全ての貴族が思いもしないような桁外れの数字を提示した。しかも、その後の国民議会の調査で、この従者が広大な土地や城を競り落とすのに用いた大金は、全て合法的な収入だったことが判明した――騎士の家の資産管理は産業を従者や従者団に託されるものであった。商業が発達し、国内だけでなく各国家間でつながりの維持を試みるようになった現代において、どちらがより富を築くことに長けているかは一目瞭然だった。その後の数十年の間に、商人と従者らによる往来はより密接なものとなった。国のために利益をあげることができるのが従者であれば、城壁の建造から移動都市の国土防衛までを担ったのも従者たちであった。カジミエーシュとウルサス、リターニアの三国間で頻発する衝突と、各大貴族間で繰り広げられた政治闘争の中で、己の地位の維持や目的達成のために莫大な財産を有する従者に依存するようになった。そして、数十年の血生臭い残酷な変化を経て、カジミエーシュは現在の状態へと至ったのだ。

もしカジミエーシュ騎士たちの第一の歴史的転換点が、神民統治を転覆し、騎士団制度と騎士階級による専制を確立したことだというなら、従者が実益面で優位に立ち、今のカジミエーシュを治める寡頭制の財閥になったことは、疑いなく第二の歴史的転換点だといえよう。こうした現在の体制に不満を持つ騎士や大貴族たちも、財閥がカジミエーシュにもたらした多大なる貢献を決して否定することはできない。地方の田舎町から、建造物が天に向かって聳え立つ都市部に至るまで、無数の人々の衣食住、そして交通までもがカジミエーシュの企業経済に頼りきりになっている。――そう、「経済こそ全て」が体現化されてしまったのである。

血に塗れ、鉄臭い社会変革の結果が今の競技騎士制度である。辺境を守っていた征戦騎士たちは「貴族」という政治的身分を失い、代わりにカジミエーシュ監査会直属の征伐兵器と化した。一方、元貴族騎士及び合法的なカジミエーシュ公民は、その出自を問わず、騎士競技への参加権が認められ、称号と貴族の資格を勝ち取る機会を得られる。古代、騎士同士が技を競い高め合った歴史に則ったこの競技は、正式にカジミエーシュの経済や政治、そして文化の環に連なり、切っても切れぬ一部となった。無論、この変革は全ての騎士が喜んで受け入れるようなものではない。カジミエーシュ内部では、水面下の闘争が未だに続いている。

「不合理ですと? 不合理と思う者が全て排除された結果、これまでの合理的な歴史が生まれたのです。そして幸いにも、私はこの理屈を受け入れることができました。貴殿ほどの者が、それをお解りになられないのですか?」――代弁者のマルキェヴィッチ、特別選手権会期中のドクターとの雑談より。

第四資料

「ブレミシャイン」というコードネームはマリアが自分で付けたものである。ウィスラッシュのように競技騎士時代の称号をコードネームにしたものでも、ニアールのように一族の名をコードネームにしたものでもない。マリアは家名の縛りを振りほどき、名誉と富を伴う騎士の道も断ち切った。その眼前に横たわるのは、広大でありながらもどこか寂しさを感じさせる未来である。マリアは自身の未熟さを痛感していた。それゆえ、自ら「ブレミシャイン」というコードネームを名乗ったのである。

マリアにはお気に入りの騎士小説がある。小説の主人公は数々の奇想天外な冒険を経験し、最終的には自らの使命をやり遂げる。そこまでの出来事が本の九十五パーセントを占めていた。しかし物語の最後には、もはや一族にも必要とされず、騎士団からも見限られ、恋にかかずらうこともなくなった中年の騎士の姿が描かれていた。騎士は出奔を決意し、遠く海に面した国に最期の居場所を見つけた。彼は幾度も打ち寄せる大波に向かっていった。やがて声が枯れ果て、その身が大洋の底に沈むまで。――その唐突な終わり方は多くの読者の批判を買い、カジミエーシュの文芸批評界隈でも激しく論争が交わされた。この小説は無価値だと非難する者もいれば、この結末こそ騎士精神の昇華であると評する者もいた。

マリアがこの本を好きだと思う理由は至極単純である。多くの者は、小説に書かれた狂気と呼べるほど純粋な自己犠牲と彼女の性格は相容れないと思うかもしれないが、このカジミエーシュ騎士競技の発足から間もない頃に書かれた小説に、彼女は一つの答えを見出していたからだ。「意味というものの意味」である。

たまたまドクターと二人でいる機会があり、カジミエーシュでの出来事を振り返って、マリアはふとドクターに笑いかけて言った。「お姉ちゃんこそが、あの大波を打ち倒して乗り越えた騎士なのね」と。この耀騎士の妹の目線から見ることで、あの終始騎士競技を嫌悪していたニアールが、何故カジミエーシュの耀騎士になることを選んだのか、何故あの時故郷に戻り、ただただ強敵を打ち破って、再度追放されることを甘んじて受けたのか、それらの理由を我々は垣間見ることができるのであろう。最も純粋な信仰は祈りである。この一連の驚異的な行動は、古き時代の仁義に厚い騎士が人知れず山奥に赴き、先祖を祭ることと何ら違いもないのだろう。

マリアは最後に姉を見守ることを選び、その優秀な職人としての才を発揮して耀騎士を支えることにした。あのMechanistでさえ、彼女が改良した騎士用の鎧を褒め称えるほどだった。彼女は妹としてマーガレットに甘え、騎士としてゾフィアの訓練を受けている。重い荷物になりかけていた過去のあれこれを抱え続けないようになり、今の彼女はただ知りたい。矛と盾を飲み込んだ白波の向こうに、彼女らカジミエーシュの騎士たちは、それでも手を取り合い、どのような風景とまみえることができるのだろうか、と。

昇進記録

ブレミシャインが関連書類のサインを書き終えて退室する際、廊下でプラチナと鉢合わせになった。ブレミシャインより数日早くロドスに入ったプラチナは、彼女を待ち伏せていたかのように廊下の壁に寄りかかっていた。

同じカジミエーシュ出身の二人の視線が交わった時、同行していた人事部オペレーターですらその微妙な空気を察した。だがプラチナはさほどブレミシャインを気にしている様子はなく、ブレミシャインもまた、はっきりとプラチナに対して「決して敵意はない」と表明した。だが、普段よく笑うブレミシャインが一度もプラチナの前で笑顔を浮かべなかったことが、そこに隔たりがあることを気づかせるには十分だった。

ロドス内部の人員構成は複雑化の一途を辿っている。我々自慢の懐の広さの表れでもあるのだが、一歩対応を間違ってしまえば内部衝突のきっかけにも成り得る。無冑盟の騎士殺しとかつて事件に巻き込まれていたマリア・ニアール、この二人が親密な仲になったらそれこそ奇妙であろう。

だが、あの一件以来、プラチナの関心はずっとドクターに向けられているようだ。ドクターやロドスから何を得たいのかは知りえないが、彼女が今の姿勢を崩さなければ、騎士との関係の修復も夢ではない……かもしれない。

 

ボイス

ボイス(デフォルト)
秘書任命

剣術とアーツにはイマイチ自信ないけど……でも機械の修理なら私に任せてちょーだい!

会話1

ゾフィアは私の遠縁のおばで、剣術の先生でもあるの。私が騎士競技で生き残ってこれたのはあの人のおかげなんだ。でもおばさんはたまに――あっ、違う、お姉さんだ!えっと、ドクター、私がよく口を滑らすなんて絶対言わないでね。あの人、ホントはすっごく気にしてるんだから!

会話2

ドクター、私は騎士よりも職人みたいな仕事が得意なの!時計を直すのも、防具を造るのだって手伝えるよ!だからドクター、ヴァルカンさんとクロージャさんの工房に連れてってくれる?お願い!

会話3

あのサルカズのお姉さん二人はなーんか近寄りがたいけど、お姉ちゃんがあれだけ信頼してるんだから、きっとすごい人たちなんだろうね。耀騎士とサルカズが感染者のために肩を並べて戦うなんて……うわーっ、もうブレイキングニュースどころじゃないよ!

昇進後会話1

私はお姉ちゃんと違って「耀騎士」のような称号は貰わなかったの。「ブレミシャイン」ってコードネームも自分で付けたし……でも、もし本当にあのまま騎士の道を歩んでたら、「瑕光騎士」なんて呼ばれるのも悪くなかったかもね。

昇進後会話2

カジミエーシュの騎士競技って、ただの莫大なマネーゲームで、それにみんな飼いならされてたんだ……ロドスに来て初めて気づいたの、カジミエーシュに広がる病巣は、騎士の伝統に背くだけに留まらないのかもって……きっと。

信頼上昇後会話1

競技騎士と比べたら、ロドスのオペレーターってみんな小説に出てくるような古い騎士って感じだねー。実は昔、私も騎士小説にハマってた時期があったんだけど、騎士、敵、冒険、財宝……そんなものはみんな騎士競技で手に入るから、ブームも廃れちゃったんだ。

信頼上昇後会話2

久しぶりにお姉ちゃんに会えたと思ったら、なんか別人みたいになってた!昔は眩しい炎って感じだったけど、今は優しい太陽みたいに、暖かくて、たくましかった。お姉ちゃんをあんな風に変えたのはロドスかな?なら、お姉ちゃんがここで見つけたものを、私も見てみたい!

信頼上昇後会話3

私は本物の騎士にはなれなかったけど、そのおかげでより広い大地を見ることができたの。今になって、少しは理解できたのかもしれないね。「騎士とは、大地全てを照らす崇高なる者である」という言葉を。ドクター、これからも私の覚悟を見届けてね。

放置

ドクター?あれ、寝ちゃった?ドクターも夢をみるのかな?

入職会話

カジミエーシュの騎士、コードネーム「ブレミシャイン」だよ。ふふ、お姉ちゃんから噂は聞いてるよ、ドクター。私のことは直接「マリア」って呼んでくれてもいいからね。

経験値上昇

ちょっと待って、ええー、こんなやり方もあるの?

昇進Ⅰ

昇進……?うん、これからもニアール家の栄光を守っていけるよう、頑張るからね!

昇進Ⅱ

ふと気付いたんだけど、私の周りはほとんど年長者ばっかりで、アドバイスをくれる普通の友達がいなかったんだよね……ドクター?この装備は自分で作ったんだ、どう思う?似合うかな?

編成

ブレミシャイン、使命に背きはしない!

隊長任命

た、隊長?私が?団体戦なんてやったことないんだけど……?

作戦準備

正面は私に任せて!

戦闘開始

家訓:「苦難と闇を畏れるべからず」!

選択時1

準備完了。

選択時2

戦に祈りを。

配置1

半歩だって引かない!

配置2

光がこの地を守り抜く!

作戦中1

光あれ!

作戦中2

私がついてる!

作戦中3

心配しないで!

作戦中4

懺悔しなさい!

高難度作戦クリア

ささやかでも……私たちの光は、最後まで輝いてたよ……!

★3で戦闘終了

全ての勝利が、私たちの往く道を照らす光になる。ドクター、お疲れ様!

★2以下戦闘終了

ま……まだ終わってないから!

作戦失敗

怪我人は私が守る、他のみんなは早く逃げて!

基地配属

これがロドスの中かぁ。構造図がどうなってるか見てみたいなぁ。

タッチ1

うわっ!お、驚かさないでよ……

信頼タッチ

シーッ!ドクター!ゾフィアおばさんに隠れて来たんだから。ふふ、今日はサボらせてよ!

タイトルコール

アークナイツ。

挨拶

あ、ごきげんよう、ドクター。

 

逆理演算

攻めの意志 / カジミエーシュ・競技会場

ブレミシャインは姉のニアールと同じく重装オペレーターに区分される。だが、元競技騎士であるゾフィアに鍛えられ、さらに騎士競技で磨かれた彼女は、他の重装オペレーターよりも攻撃的な戦術を備えていると言えるだろう。

そして、自らを犠牲に他者を照らす治療方法は、姉を彷彿とさせる。

彼女が戦場に立ち続ける限り、戦場全体を支配することも可能だろう。

 

コーデ

デフォルト(昇進0)

オペレーターの普段着。

実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。

デフォルト(昇進2)

昇進後調整された服装。

オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。

WitchFeast/II - 異月の災裔

ブレミシャインの仮装衣装。

WitchFeastライブRPG「魔城の密旨」用の仮装衣装/異月の災裔。双月を割り地上に降り立った厄災の末裔の装い。彼女と真っ向勝負になれば、勇者に勝ち目はないだろう。

ブレミシャインが悪役向きでないことは誰もがわかっているが、だからこそ面白いのだ。どのみち彼女と二人の血縁者は、ゲームを楽しめさえすれば勝ち負けにはこだわらないのだから。

 

モジュール

ORIGINAL / ブレミシャインの記章

ブレミシャインは戦線を維持すると同時に、友軍への医療支援も行う。

外勤部門の決定に基づき

外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、庇護衛士の責務を担う。

特別に本記章を授与し、

その証明とする。

 

GUA-Y / 職人団の槌音

コーヴァルには夢があった。すでに若人へと贈った、一つの夢が。

 

――マリアが幼い頃のこと。

彼女は先祖たちの肖像画を眺めながら、姉マーガレットとおばのゾフィアのそばに座って、二人が語るカジミエーシュの古い騎士伝説に耳を傾けていた。

そのさなか、マリアは顔を上げて、ふと浮かんだ疑問を口にした。

「その騎士たちの鎧って、お姉ちゃんのと同じ造り?」

笑って首を横に振るマーガレットに、マリアは続けて、「じゃあ剣は?」と問いかけた。

ゾフィアは思わずといった様子で笑い出すと、せっかくのお天気だし、コーヴァルの工房に行ってみましょうかと提案してくれた。

その日の午後、マリアたちは工房を訪れた。

そこには、普段優しく親しみやすくも、時折うるさく大騒ぎするあのコーヴァルおじさんが、真摯な姿勢で鍛冶に打ち込む姿があった。

「騎士の栄誉ってもんを冠で表現できるとしたら、その冠を造るのは職人団の仕事に違いねえさ。」

笑ってそんなことを言いながら、彼はマリアを抱き上げてくれた。

マリアは鉄のにおいが嫌ではなかった。

そして彼女は、姉やおばが武器を眺める時の喜色満面な様子を、それと同じような表情で眺める子だった。

さらには運の良いことに、彼女はその興味の矛先に天賦の才を持っており、それを自覚した彼女の心は大層弾んだ。

 

――時は巡り、マリアは成長した。

「まったく、天才ってのはマリアみたいなのを言うんだろうなあ。」

コーヴァルは口元のビールの泡を拭いつつ、言葉を続ける。

「ああ、天才と言や、覚えてるか?」

「……俺たちが、平原で孤立無援の城を守り抜いた時のこと。」

「当時職人団にいた、目立たねえ片目の鍛冶師が、たった一人でどんだけのことをやってくれたか……」

「あいつがいなけりゃ、援軍が来るまで持ちこたえるなんて夢のまた夢だったろうな!」

彼の言葉に、フォーは答える。

「無論覚えておるさ!忘れようもなかろう!」

在りし日を振り返る老騎士は表情を輝かせ、酔いも忘れた様子だった。

「とはいえ、あやつと比べずとも、マリアの才能くらい誰もが知るところじゃろうが!」

コーヴァルは咄嗟にいつも通り反論しようとしたが、そこで口ごもった。

彼は思い出したのだ――あの過去と、今は亡き友人たちを。

沈黙の意味を汲み取ったフォーは、さらに酒をあおると声を低くしてこう問いかけた。

「お主はマリアのことをどう思っとるんだ?」

「……俺、か?」

コーヴァルはハッとした様子で、しばらく呆けた顔をしてから、明るい笑顔を見せた。

「もしあの時マリアがいてくれりゃあ、城を守るどころか反撃に出ることだってできただろうよ。」

彼の返答にフォーは少し笑ったが、何も言わなかった。

追放されたマーガレットのことを思い出したのだ。

 

その当時、マリアは何日も泣き続け、姉を探しに行くと言って聞かなかった。

毎晩、彼女が眠るまでゾフィアが付き添ってくれなければ、今頃どうなっていただろう。

コーヴァルはニアール家を守れなかった己を憎み、今は亡きキリル様に顔向けできないとすら思った。

ここ数年の彼は、自ら鍛冶のハンマーを振るうこともほとんどなくなっていた。

老いぼれにはこの輝かしい都市が錆び付いていく様子を無力に眺めることしかできないのだ。

「――あの子の手を借りて……もう一度。力強く鉄を打つ、あの音を聞きたいもんだ。」

コーヴァルはそうつぶやいた。

「……なんじゃ、飲み過ぎたのか?」

「いいや。こんなふうにだなあ……」

フォーの問いにはちぐはぐな答えを返して、コーヴァルは身振り手振りで鉄を打つ動作をしてみせる。

その手には本当にハンマーが握られているかのようで――テントの外に草原が雲を舐めるように広がる様子や、木と石がぶつかる音から雄大な砦が生まれてくる様子を思わせた。

カーン――

その音は、天まで響き渡っていた。

 

GUA-X / 「首席騎士」

これはきっと夢だ。マリアはそう思った。

見知らぬ司会者が自分の礼服を整えてくれており、冷たい光が会場全体を覆っている。

夜空は遙か遠くに見え、雑多な繁栄が彼女を包み込んでいた。

振り返れば、表情の見えない征戦騎士たちが目に入る。目が痛くなるほどにまばゆい銀色の鎧を纏う彼らは、マリアへ向けて会釈をした。

数人の年長者が前に歩み出て、不明瞭な言葉を読み上げる。

続けて、大騎士長ラッセル――以前より幾分か老いたように見えるかの英雄が、儀仗兵とともに一枚の盾を両手に乗せて近づいてくるのが目に入った。

マリアはその盾に見覚えがあった。

ニアール家の家紋が刻まれ、ニアール家の旗に包まれている、見知った盾だ。

彼女はこの式典が意味することを察して、心がざわつくのを感じた。

叔父は首席騎士になることを拒み、姉は今の騎士制度自体を認めていない。

では、自分はどうするべきなのだろうか?あるいは……どうしたいのだろうか?

マリアは慌ててあたりを見回した。

姉はこの場にいない。叔母もいない。

そして、ムリナール叔父さんも、フォーゲルヴァイデおじさんも、コーヴァル師匠も、マーティンおじさんもいなかった。

逃げ出したいと思っても、理性が彼女をその場に縛り付けていた。

あまりにも重要なこの場面では、たとえそれが本意でなくとも、たじろぐことは許されなかった。

緊張と不安に、マリアの意識はしばし過去を巡った。

熱気のこもった工房で、彼女は真新しい剣を姉のマーガレットに手渡していた。

フォーゲルヴァイデおじさんとコーヴァル師匠はいつものように口げんかをしていて、ゾフィア叔母さんは優しく額に溜まった汗を拭い、乱れた髪を整えてくれた。

ムリナール叔父さんはそう遠くない木の下に佇み、静かにその光景すべてを見守っていた。

さらに、道の向かい側には、幼年期の記憶の中に消えていった父と母、そして希望の片隅にだけ槍の影を残していった祖父が……

「今日より、あなたがニアール家の首席騎士です。」

マリアは盾を受け取ったが、両腕にかかる孤独の重みが彼女を心細くさせた。

まだ、今見た過去の幻想から抜け出せていないように感じて、彼女は設計図を眺めたり、炉を操ったりしているような気分になった。

道楽のためだけの甲冑も、罪なき者を殺める槍も作りたくはない。

彼女が作りたいものは、「理想」だった。

「理想」は愛する人々を守り、英雄の力となり、己の支えとなり、迷いや孤独に対する不安を晴らしてくれる。

鉄と鉄がぶつかり合う音が絶えず耳元で鳴り響き、それが歓声や栄光を覆い隠していった。

 

「マリア。」

聞き慣れた声が彼女を優しく呼ぶ。

顔を上げれば、騒がしかったはずの競技場には誰一人いなかった。

 

ブレミシャインの潜在能力強化に用いられる。

一冊の騎士の小説。滑稽な伝説、伝説的な滑稽さ。

 

指名券採用

彼女が見当たらない時は、エンジニア部のオペレーターに聞こう。

カジミエーシュの騎士・ブレミシャイン。栄光まであと一歩。

 

紹介文

省略

 

登場ストーリー

メイン
    イベント
    その他

    シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

    コメント

    返信元返信をやめる

    ※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

    最新を表示する

    NG表示方式

    NGID一覧