アントニオス財団【インラグ】

ページ名:アントニオス財団

 

画像

基本情報

アントニオス財団
所属 ドーン協定

 

アントニオス財団とは


ゲーム内3大勢力の内の1つである企業。探索者(プレイヤー)はアントニオス財団の巨大都市であるアントンタスを拠点に様々な星系へ向かうことになる。また、強力でデザインが良い設計図が多くプレイヤー間でも非常に人気がある企業でもある。が、実際はプレイヤーに過酷な労働環境や労働時間を強いているブラック企業である他、スターゲートに宇宙都市をぶっ込んだりとかなりヤバい。

元は旧帝国の大企業であり、現在はドーン協定において銀河系の開拓に大いに貢献している。名前のとおり金融業を主な事業としている。元は商船の護衛のために護衛艦隊を保持していただけだったが、旧帝国からの独立を目論み軍拡を推し進め指数関数的に軍事技術が発展していった。そして旧帝国に脅威と思わせる程度になり、最終的にガーデンプラネット戦役で旧帝国艦隊を打ち破った。これがまさに「青は藍より出でて藍より青し」であろう。

4492年にコンスタンティヌス建設グループとアントニオス フィナンシャル グループが協定を結び、再編合併してアントニオス財団が設立した。これは旧帝国の内戦時である。設立以前の前身企業から旧帝国に忠誠を誓っていたものの最後には旧帝国に反旗を掲げ、その後ガーデンプラネット戦役では旧帝国の大艦隊を退けることに成功し、旧帝国の解体に影響を与えた。なんというか旧帝国の狂犬である...

アントニオス財団は旧帝国に対してかなりの影響力を保有していた。前身の一つであるコンスタンティヌス建設グループは旧帝国に公国(旧帝国の構成勢力)昇格を打診される程であった。しかし旧帝国への忠誠心からこれを退け、本部を旧帝国の首府であるスタークラウン星系に置いた。当時の共和国制の旧帝国には絶対的な忠誠を誓っていたものの、君主制に移行してからその忠誠心は消え失せてしまった。

アントニオス財団は元々小型財団であったが、提携や合併を通じて、多くの中小機関や企業を統合し、科学技術・金融・艦船といった分野への投資で多くの成果を挙げた。また、金融と輸送サービスを中心に発展し、傘下の商業活動のセキュリティと保安を外部サービスで利用していた。しかし、財団の事業が拡大するにつれて膨大なセキュリティニーズが発生し、それまでのシステムが継続できなくなった。なので、財団造船部門の取締役会の主導の下、自身の造船工業を土台に大規模かつ壮観な直属艦体を発足させ、財団事業の後ろ盾になり、さまざまな研究においてニーズを提供してきた。

 

組織図


[CEO]

初代:不明

2代目:不明

3代目:バリ クルックス(Bali Crux)/別名:マーシャル クルックス(Marshal Crux)

4代目:レーン カー(Lane Carr)

5代目:アンドレイ フランチェスコ グスタフ(Andre Francesco Gustav)

 

[傘下企業]

 

[部門]

 

アントンタス


アントンタスについて詳しく知りたい方はこちらのページへ

↑黄色い文をクリックしてね

・概要:

パイオニア星系にそびえ立つ、アントニオス財団の本部である。

「アントニオス大転移」計画により旧本部の柱を旧帝国スターゲートにぶち込んでパイオニア星系にやって来た。その旧本部の柱とパイオニア星系に置かれていた旧帝国のガーデンプラネット宇宙港を基にアントンタスが建設された。その後、およそ60年間の献身的な努力を経て、銀河系屈指の巨大都市となった。しかし一部とは言え宇宙都市をスターゲートにぶち込むのは正気の沙汰ではない...

銀河系屈指の巨大都市であり、ノマシッピンググループの「ベロボーグ」・地球圏の「エンドレス ドーン」と合わせて「ABD」と呼ばれている。

ビジネスと金融の分野において大きな影響力を持ち、星系のラグランジュシステムの開発と保守を支えているため、「銀河の金融センター」として知られている。

この巨大都市はプレイヤーも見ることが出来るほか、組織はアントンタスにある物件を買うことで組織の本部にすることもできる。ただし、家賃を払わなければ追い出されてしまう。

 

パイオニア星系(旧ガーデン星系)


ドーン協定締結前まではガーデン星系と呼ばれていた。ドーン協定において、ガーデンプラネット ゲートがパイオニア ゲートに選出されたことから、ガーデン星系はパイオニア星系へ、ガーデンプラネット ゲートはパイオニア ゲートに名称を変更した。

ガーデンプラネット


パイオニア星系第4惑星であるガーデンプラネットは巨大な地球型惑星であり、「アントニオスの花園」とも呼ばれている。

現在開発中の惑星であり、その開発は軌道エレベーターによって支えられている。

まだ、大気改造段階であり、藻類植物に覆われている。

北極あたりから四分の一ぐらい恐らく凍っている。アントニオスが失敗したか、氷河期が訪れているのか原因は分からないが取り合えず寒そう...

貴重な大気圏が存在する居住可能な惑星である。居住するために基地を建設する必要がない惑星であり、これはインラグ世界でも数少ない。

3つの衛星「ガラノデル」・「アスタルト」・「ネロ」がある。

 

パイオニア ゲート


ガーデンプラネット ゲートと呼ばれていたが、パイオニア ゲートに選出されたことで名称を変更した。

「花園の十字路」と呼ばれている、パイオニア星系から他の星域を繋ぐ重要施設。

アントンタス交易センターの他にローランド=カリリオンの研究センターやアンドリューズ軍事センターなど、不祥事が起きてもすぐに対応できそうな配備になっている。

日々色々な星域をプレイヤーに開拓させるために送り込んでいる。

 

成り立ち


アントニオス財団は大企業であり様々な企業を吸収してきたが、その中でも主要な企業はアントニオス フィナンシャル グループ&アントニオスプレシジョンとコンスタンティヌス建設グループである。

まずコンスタンティヌス建設グループの始まりは旧帝国の設立以前であり、最初の恒星間移住にまで遡り、チュー・シロー クランの力を借りて作られた企業である。宇宙建設基準の策定やスターゲートの建設などで活躍していた企業でもある。 旧帝国設立時、コンスタンティヌス建設グループは急速に拡大して行くこととなり、多くの宇宙都市の建設に貢献し、宇宙建設に関する豊富な経験を積んだ。 事業拡大に伴い、コンスタンティヌス建設グループは建設技術の知識を活かし、造船業や貿易輸送業へと事業を拡大していった。輸送ルートを守るためにグループは独自の護衛艦隊を編成し、すべての船舶を自社で建造した。グループの成長に伴い、護衛艦隊はより強力になり、独自で完全に独立した軍事生産ラインを持ったことで旧帝国の警戒心を強めるようになってしまった。時が経つにつれ、コンスタンティヌス建設グループは旧帝国から距離を置き、他の星系へと事業を拡大していった。

アントニオス フィナンシャル グループとアントニオスプレシジョンは精密製造と金融に長けていた。輸送部門には進出していたが、旧帝国が定めた艦船保有についての条約によって戦力は小規模かつ脆弱だったため、しばしば海賊の攻撃を受け、工業部門への進出を急務としていた。また、コンスタンティヌス建設グループとは違い旧帝国設立後に旧帝国へと移転した。これは下記の思想にも影響する。

両者話し合いの末に合併することとなり、アントニオス財団が設立された。ただコンスタンティヌス建設グループは栄光と拡大を重視し地球との歴史を断ち切るべきという「ニューボーン」と呼ばれる思想の持ち主である一方、アントニオス フィナンシャル グループは果てしない宇宙とラグランジュ・ネットワークの謎を前に人々は畏敬の念を抱き続け地球における自らの起源を決して忘れてはならないという「リターナー」と呼ばれる思想を持っていたために度々議会で衝突していた。

 

ベッセル星系攻防戦


その一方でアントニオス財団は前身企業から旧帝国に忠誠を誓っていたものの君主制に移行した旧帝国に不信感を抱いていた。

アントニオス財団の反乱の種を生んだのはベッセル星系攻防戦である。旧帝国傘下のトリトン クランは旧帝国への貢献からベッセル星系を与えられたものの、そこで反乱軍に襲撃されてしまった。ベッセル星系は旧帝国縁側の領土だったが、そのような地方星系は表向きでは旧帝国領に組み込まれながらも加盟に不満を抱いていた勢力が多かった。そこでトリトン クランは旧帝国にベッセル星系にいる反乱軍の鎮圧を頼むも、うやむやな返答をしその仕事が独自の護衛艦隊を持っているアントニオス財団へと来た。ニューボーンは旧帝国との関係を断ち反乱すべきと、リターナーは地球圏に移転すべきと主張したが、当時のCEO(バリ・クルックス)はこれら意見を退けベッセル星系に艦隊を送ると決断した。これには非難轟々を浴びた。アントニオス財団の艦隊が敗北すればもちろん勝利しても甚大な損害が出ることは明らかだった。またこの反乱軍には後ろ盾が居ることが周知でありそこらの艦隊よりも強力であった。なのでこれを討伐するには旧帝国の軍事条約に違反しなければならないことは決まりきっていた。しかもアントニオス財団の軍事力は乏しく、輸送艦隊や保有している星系の護衛・警備艦隊しか保有していなかった。旧帝国の軍事条約のせいである。

旧帝国は軍事条約を定めており傘下企業は巡洋艦までなら独自で設計しても良いことになっていた。もちろん超主力艦(巡洋戦艦や航空母艦)の設計・造船は禁止されていた。が、卑劣なアントニオス財団がこんなしょうもない条約を守るはずがなく、以前に議会に秘密裏に超主力艦を設計・造船する案が提出された。旧帝国を裏切れるほどの軍事力を持っていなかったので、案の定非難を受け承認されなかった。が、時すでに遅し。この案が提出された時点でCEOの命令によりコンスタンティヌス級はもう造船途中まで進んでいた。めちゃくちゃな軍拡により実はアントニオス財団は莫大な軍事力を得ることに成功し、旧帝国からベッセル星系の反乱軍討伐の命令が下された時には、マーシャルクルックス級が完成するところまで進んでいたのである。つまり旧帝国の目を掻い潜り超主力艦の設計・造船に成功していた。アントニオス財団の軍事力が乏しい?何を言ってるんですか?

ローランド=カリリオンの奮闘もあり数多の軍艦を生産することに成功した。アントニオス財団のベッセル星系での役目は旧帝国とトリトン クランの増援まで持ち堪えることだったが、この軍事力の詳細を知られないためにCEOは反乱軍を速攻で制圧することにした。アントニオス財団の艦隊は反乱軍を瞬殺、宇宙の塵にしてしまい、援軍が到着すると同時に素通りしてスターゲートから帰還していった。

当然のことながら旧帝国に呼び出されてしまったアントニオス財団だが、これらの艦隊の多くは貿易相手の艦隊と言ったり、空母は超大型の輸送艦などシラを切った。アントニオス財団はアントンタスを本部とする前は旧帝国の中枢であるスタークラウン星系の第4惑星、バクリー惑星の第三ラグランジュ・ノードに位置していた。アントニオス財団は旧帝国の公国になる提案を退け旧帝国に忠誠を誓うためにスタークラウン星系に本部を置いてたことは事実であり、またアントニオス財団はコンスタンティヌス級の設計図の開示を承諾し旧帝国を黙らせることに成功した。

 

アントニオス大転移


バリ クルックスは秘密裏に銀河戦争の戦火から逃れるためにアントニオス財団を平和な星系へ転移することを企てた。これがレーン カーに受け継がれ、そして彼が実行した。ベッセル星系攻防戦以降旧帝国と一緒に反乱軍と戦ってきたアントニオス財団は、旧帝国との作戦で旧帝国が保有していた膨大なラグランジュネットワークを見ることが可能だった。

バリ クルックスは旧帝国の主要な星系でありなおかつ戦火が及んでいない星系に気が付いた。それがガーデン星系、今のパイオニア星系である。ここはガーデンプラネットが存在し銀河系でも名が知れ渡っており、旧帝国は大規模な宇宙港を建設していた。

ベッセル星系攻防戦以降、アントニオス財団の軍事行動は旧帝国に大いに貢献した。特にとけい座の戦い(地球圏との戦争とは別である)においては、アントニオス財団の艦隊は最も熾烈な戦闘に参加し、多大な損失を被った。それは貿易ルートに必要な護衛部隊さえ編成することができなかった。それでも反乱軍の果敢な侵攻により旧帝国はアントニオス財団に支援を要請し続けた。ある作戦において要請を受けたアントニオス財団だが、アントニオスの艦隊はほとんどが民間船であり、武装の搭載と、各地に散らばっている艦隊を集合させるのに時間がかかると返答した。

あれ...なんかデジャヴ...

無数の星系に散らばっていたアントニオスの艦隊がすべて同じ目標に向かい進軍し、それはやがて大艦隊と変貌していった。

 

アントニオス財団旧本部にて

旧帝国使者「どうして艦隊は移動しないのですか? 現在の計画によると、艦隊の結集は予定より遅れているようですが。」

レーン カー「結集は完了しました。」

旧帝国使者「何?」

レーン カー「ええ、家に帰って少し休んだら、バーに行ったり、シャワーを浴びたり、映画を見たり、家族と過ごしたり、何でも好きなことをしてください。」

旧帝国使者「ちょっと待ってください。レーンCEO、どういうことですか?艦隊は何処に結集したんですか?」

レーン カー「艦隊は来ませんよ。」

旧帝国使者「!?」

直後、アントニオス財団の旧本部は大地震に見舞われた。いや、ここは宇宙である。地震なんか起こるはずが無い...

慌てふためく旧帝国の使者と評議会。アントニオス財団は旧帝国に反逆したのかと問いただす。それにレーン カーは反逆ではなくアントニオス財団存続のためと答える。

肝心の旧本部はレーン カーと使者、評議会を乗せたままバクリー惑星からどんどん離れて行く。その行き先は旧帝国スターゲートである。レーン カーは評議会の意向に従わず「アントニオス大転移」を強行採決したのである。

するとドアからはレーン カー直属の電磁ライフルを装備した兵士が侵入し評議会を取り囲んだ。これはもはや強行採決ではなく制圧である。

やはりアントニオス財団は何もかもがぶっ飛んでいる。

「さようなら、起源の地。私たちは未来のガーデンを探しに行く。」

 

ガーデンプラネット戦役


晴れて旧帝国から独立したアントニオス財団は、急ピッチで旧本部の柱とガーデン星系にある旧帝国の大規模な宇宙港を接続しアントンタスを建設した。

 

(↓メモのため一時的に残してます)

スター クラウン星系を破棄してガーデン星系を掌握したことが、旧帝国に対するアントニオス財団の裏切りと見なされた。その後、ガーデン星系に旧帝国遠征軍が派遣されガーデン戦役が勃発した。多大な損害を出すもガーデン星系を守り切ったアントニオス財団の勝利で終わり、旧帝国遠征軍は敗れた。

その後、アントニオス財団はガーデン星系のスターゲートを約60年間閉じ、他の勢力が許可なく侵入することを拒んだ。

 

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コメント

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管理者
ID:MmY4OGZiN

すみません。ゲーム内文章と公式小説を読み返していたら一部勘違いが判明しました。公国と初代CEOの件です。

返信
2025-09-30 16:16:58

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