地球中心主義

ページ名:地球中心主義

地球中心主義とは


「人類の母星である地球こそが銀河系において最も影響力が強く、そして地球を保有している地球圏こそ1番偉大な勢力である」という地球圏に蔓延る愛国主義である。ナショナリズムとも言える。分かりにくければ地球圏のプライドと解釈してもらっても構いません。

ゴールドラッシュ時代においては開拓された星系は全て地球の植民地であると叫んでいたが、旧帝国の出現により排除主義に近い思想に成り果ててしまった。

なお英語では「geocentrism」と書かれており、これは天動説を意味する。ただし彼らが真の天動説を信じている訳ではないため、インラグの翻訳システムによる地球中心主義が正しい解釈だと私は感じた。

 

内政への影響


歴史は美化されるものであり、地球圏の歴史も例外ではない。

地球圏は旧帝国崩壊の原因となった銀河戦争に参戦しなかった。それは地球圏が戦火から逃れるためであり、自らのスターゲートを封鎖したのは自国を守るためにとった処置である。

というのが歴史で語られていることである。

 

実際は、戦火から逃れるためにスターゲートを封鎖したのではない。地球中心主義者達は地球こそが最も偉大であると考えていたが、地球を離れた人類が旧帝国という地球圏を凌駕する技術と文明を持っていたことに恐れていた。それよりも嫉妬に近いかもしれない。

だからこそ彼らは地球に忠誠を誓わなかった旧帝国が勝手に滅びることに喜々した。高度な文明を持っていても地球の歴史を忘れ去り結局は封建制度を築いてしまったことを嘲笑した。

もちろん銀河戦争に介入することこそが、地球を銀河の中心に返り咲かせると思う人々もいた。しかし、このイデオロギーにより最後には地球圏はスターゲートを閉じる決定を下した。戦火を逃れるためというのも理由の一つではあるが、やはりこのイデオロギーが最大の理由だろう。

 

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