旧帝国の軍事力

ページ名:旧帝国の軍事力

一応作中最強


旧帝国は作中では最強であることは間違いないだろう。国家としての規模も最大級かつ技術水準も高い。特に自動化技術はチート級である。

とけい座の戦いではもう一つの国家である地球圏とその支援を受けたボンド ファミリーを打ち破っている。その戦いでは32万隻もの艦船を投入したりなど規模も申し分ない。

 

旧帝国の醜態:「銀河戦争」


旧帝国さん弱過ぎないか...

 

上の内容は飾りであり、このページで話したい内容はこの銀河戦争である。大文字でデカデカと書いているように銀河戦争で旧帝国は醜態しか晒していない。

現在判明している銀河戦争の戦役は10回起きている。しかしこれらの戦役で旧帝国は3勝7敗である。しかもこの内の1つは旧帝国陣営時代のアントニオス財団単独の勝利である。そのため旧帝国が関与した戦役での勝利数は2勝である。あまりにも酷すぎる。

自動化艦隊を運用でき、なおかつマザーシップ及び要塞艦などの超大型艦船を保有しているにも関わらずこの有様はあり得ない。

+第二次世界大戦のフランスと同じ有様-第二次世界大戦のフランスと同じ有様

1930年代最強の陸軍国家と謳われていたフランスが第二次世界大戦においてドイツに惨敗を喫したのと同じ状況である。

ドイツとの国境線にフランスは当時最強であるマジノ線を建設した。ドイツはこの最強要塞であるマジノ線を初めは列車砲を用いて突破しようとしたが、直接戦闘を避けアルデンヌの森を突破しベルギーを経由しての電撃戦でパリを陥落したことは有名な話である。

しかし、フランスとイギリスは初めからドイツはマジノ線で直接戦闘を避けベルギーを経由して進軍してくることはある程度予知していた。

けれども、あまりにも...あまりにもフランスがポンコツすぎてすぐに撤退するわ航空機を飛ばさずに後方にズルズル下げていくわで結局惨敗した。(フランスもベルギーも楽観的思考し過ぎなんだよ。)

このように軍事力自体は強力でも負けることはある。


 

 

旧帝国が銀河戦争で醜態を晒したのは一体何が原因なのか...

下記は全て私の考察です。

 

スターゲートの破壊による艦隊の分断


間違いなく銀河戦争における旧帝国の敗北の原因はこれであるだろう。旧帝国は一ヶ所に軍事力を集結していたとは考えにくい。特に旧帝国領土の統治方法として各地に公国が存在するため、軍事力が分断しているのは当然である。有事が起きた場合、軍事力が分断しているため弱点となったのかもしれない。とけい座の戦いのように侵攻側なら先に軍事力を集結できるが、銀河戦争は逆に旧帝国が侵攻される側である。

そして星系間を移動する方法はスターゲートしか存在しないため、そのスターゲートを破壊すればその星系に存在する艦隊は再編成や援軍を送るために遠回りを強いられるか、あるいは完全に孤立してしまう。これは反乱軍にとって局地的な有利状況を作り出し、強大な旧帝国艦隊を各個撃破できることに繋がるだろう。つまりスターゲート破壊は遅滞戦術としても分断戦術としてもめちゃくちゃ優秀であると言えるだろう。

しかもパナマ スターゲートなどのハブ スターゲートを破壊すれば一気に多くの星系をラグランジュ・ノードから切り離せる。

これらスターゲートの破壊を繰り返せば旧帝国の兵站や戦線を混乱に陥ることができる。いくら強大な軍事力を保持していたとしても指揮系統を混乱させれば戦線は意図も容易く崩壊する。誤った情報や命令、兵站の崩壊と各地艦隊の士気の低下、そして敵に無防備を晒してしまう。状態以上で言うところのスタン状態みたいな感じである。

以上より少なくともスターゲート破壊が旧帝国の敗北に導いたのは間違いないだろう。

 

銀河戦争における艦船の特異点での敗北


銀河戦争は艦船設計の特異点と言ってもいいだろう。アントニオス財団及びサンダーボルトの台頭、そしてそれ以降にハイレッディン クランなど軍用艦船を設計できる勢力が頭角を現した。

やはりこれら勢力の艦船と旧帝国の艦船を比較すると、前者のアントニオス財団らの方が優れていると言わざるを得ない。

自動化艦隊に重きを置いていた旧帝国は弱小勢力なら数の暴力で制圧できるだろうが、イーストマン-スーパーノヴァシッピング連合軍やアントニオス財団、スターリベルタドーレスの前身など大規模勢力には数を重視していると思われる自動化艦隊では太刀打ちできないだろう。アントニオス財団やスーパーノヴァシッピングの新型艦船にあの旧帝国の艦船では全く歯が立たない。

なので人力で艦船を動かすとなったときに旧帝国製ではなくサンダーボルト製のスターオブサンダーボルトを使っていた程である。

 

単に反乱軍が強すぎる説


セント・トライアンフの戦いでイーストマン-スーパーノヴァシッピング連合軍がセント・トライアンフ・シティーを陥落させたことについて、旧帝国は大部分の艦隊を失ってはいたが、それでもチュー・シロークランの最精鋭部隊であるセント エロースガードと全面衝突して打倒しているのは評価せざるを得ない。そもそも彼らはアントニオス財団とは違い元から強力な艦隊を保有しており、その潜在能力は計り知れない。

また、旧帝国に最初に反乱したのは3つの公国である。3公国はすぐにやられてしまうが元が旧帝国の構成勢力であるため、この時点で旧帝国の軍事力は削られてしまっている。

他にもスターリベルタドーレスの前身など反乱軍とは言えども強力な勢力がいたのは確実である。

そもそも反乱軍自体その規模感が不明である。しかし旧帝国内部から反乱軍が出ているのは確かであり、それによって要塞艦などの強力な艦船が反乱軍の手に渡っている可能性も否定できない。

 

そもそも旧帝国は戦争が下手な説


とけい座の戦いでは旧帝国は侵攻側と、防衛側より損害を出しやすいのは理解できるが損傷率65%って何?一体どんな戦い方をしたらそんな損害出るの?

ここから推測できるのは旧帝国は艦船の質と数によるゴリ押しが基本戦術なのではないかと思った。うん...

銀河戦争において旧帝国の強みが無くなったから惨敗したのかな...

 

旧帝国は大艦巨砲主義な軍事思想を持っていた可能性は高いだろう。とけい座の戦いを参考にすると、旧帝国が苦戦した理由は大型艦を投入し過ぎたことである。そのため敵が用いた小惑星帯かた小型艦による攻撃に対応が遅れ被害を被ったという話である。

とけい座の戦いで最も損害を受けた超主力艦の艦種は航空母艦であり、どんな運用をしていたかまでは分からないが不自然である。敵側が航空母艦を集中的に狙ったのかも知れないが、旧帝国側の戦略・戦術の欠如もあるだろう。現時点では旧帝国の艦載機はかなり脆弱であり、少なくとも航空母艦を軽視していたと言わざるを得ない。

 

 

第二次エイグラム戦役の謎


旧帝国残党軍が強すぎる...

 

旧帝国は崩壊したが、残党軍はエイグラム星系に集結した。(下巻が出ていないので5%ぐらいは間違えている可能性アリ)

しかし旧帝国残党軍はドーン協定連合軍(仲裁委員会+ジュピターインダストリー+パンケア ディベロップメント+サンダーボルトの地球圏連合軍、アントニオス財団、ノマシッピング、ハイレッディン クラン、アレス兵団、ゲルマニクス兵団、etc)と対等に渡り合った。

いや旧帝国残党軍が強すぎる...銀河戦争何していた?という程である。スターゲート破壊によってここまで旧帝国の軍事力を分断できたのかは不明であるが、少なくともこれにより銀河戦争での旧帝国の醜態はスターゲート破壊が原因だろう。

 

しかし銀河戦争と違い地球圏という旧帝国のライバルが参戦したにも関わらず互角に渡り合えるのが意味不明である。とけい座の戦いと違い地球圏は新たにサンダーボルトが台頭し、かつジュピターインダストリーは新型艦船を多く設計・製造している。かつての地球圏よりも更に強力になっているはずなのに、何故残党軍はマトモに戦えるのか?我々はこの謎を解決するべくアマゾンの奥地へと向かった。

[1つ目:旧帝国の航空母艦]

これを記述している当時は存在が示唆されているだけであるが、公式小説ではアントニオス財団が認識できなかったことにより旧帝国の新型艦船と思われる。しかも公式小説ではフィジカルで戦ってくるゴリラ艦船のマーシャルクルックスよりも強いと思われる。これは現4種の航空母艦よりも強力なはずである。恐らくこの艦船は「旧帝国最後の栄光と遺産」と呼ばれているに違いない。この称号が何かの手違いでよく分からない巡洋艦に付いてしまっていることが残念で仕方がない。

[2つ目:自動化技術]

自動化技術によって艦船を大量運用できることはエイグラム星系から伺える。これにより人的資源の問題は解決できるだろう。

 

これ以上は情報が少なくて、何とも言えない。

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